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2012051.jpg2012052.jpg2012053.jpg2012054.jpgモテキ到来!なんて調子に乗っている俺だったが、風呂から出て一服している時に嫁さんから言われた。

「あんた、こないだの父母会の忘年会、男ひとりでモテモテで、浮かれまくってたんとちゃうの?」

「いや、別にそんなことなかったで……」
「ふ〜ん、なんか、ニヤケまくってたみたいやんか? 席替え何回もしてもらって。特に斉藤さんの横に座った時はうれしかったんとちゃうの? ペラペラ楽しそうに話してたみたいやし。斉藤さん、若くて可愛いからなぁ」なんやねん。その場にいたかのように俺の様子を把握してるやないか! こりゃ絶対にスパイがいる。誰なんや? 俺の様子を観察して嫁はんに報告してるヤツは!
「誰がそんなことゆうてたん?」
「そんなん、言われへんわ。でも、気ぃつけや。ちょっとした素振りだけで、あることないこと噂にされるから」
ヤバいヤバい。斉藤さんに掘りごたつの中で〝足スリスリ攻撃〞をされて欲情したものの、自制して本当に良かった。
こうやって嫌味を言われ、釘を刺されたくらいで済んだのは幸いだ。
実はあの飲み会の後、斉藤さんとばったり出くわしたことがあった。あのまま泳がされていたら、もっとヤバかったかもしれない。やっぱり近場はやめとこう。でも、斉藤さん、可愛かったし、興奮したなぁ。アプローチできないと思うと、いっそうヤリたくなってしまう。……いかん、いかん!今は新ターゲットの白石さんに集中しようやないか!
仕事で関わっているプロダクションの若き女性社長、白石杏子さん。若くてきれいで、仕事ができる最高の女性だ。彼女自身に女としての魅力があるのはもちろんのことだが、俺を「ヤリたい!」という気持ちに駆り立てるのは、彼女が慕っている恋敵Hの存在だ。
仕事で付き合いがあるとはいえ、あのいけすかないHに白石さんがヤラれるのだけは絶対に許せない。なんとしても奴より先に白石さんを落とさなければ!幸い白石さんと接触する機会は多い。週に1〜2回はうちの会社に来てもらって打ち合わせだ。本当はこんな頻度で来てもらわなくてもいいのだが、俺が会いたいので、できるだけ足を運んでもらっている。打ち合わせも可能な限り2人でできるように調整する。公私混同だが許してもらおう。俺にとっては最優先事項だ。ただ、彼女にとって魅力に感じてもらうためには、仕事のパートナーとしても〝できる〞男に映らなければならない。Hがヤリ手なだけになおさらだ。
俺は、彼女と進めていくプロジェクトについては、念入りな準備、練りに練った資料の作成、決めたことの誠実な遂行と、かつてない真面目な姿勢で取り組むことにした。しんどいし、邪魔くさいけど仕方がない。彼女に魅力的だと感じてもらうためだ。仕事だって頑張るよ。
完全に本末転倒ではある。が、うれしいことに彼女からこんなコメントをもらった。「河内さん、娘みたいな歳の私が言うと失礼かもしれませんが、いつもすごくきちんと仕事されてますよね。ありがたいですし、スゴイです!」
よっしゃ! 辛いけど頑張っただけのことはあった。
「そうかなぁ、まぁ、最低限、これくらいはきっちりしておかないとね」
「ほんと助かります! 実は、あんまりキチンとされずに私のような下請けにまる投げされるところが多いんですよね。Hさんなんて、いい加減なんですよ〜。いつも『まかすわ、やっといて』って」
そうなんや、ケシカラン奴やなぁ。
「でも、ちゃんと優しくフォローしていただけるんで助かります。わざとそういう任せ方して、私を鍛えてくれてるのかもしれないですよね」
クッソー! Hの奴、うまいことやりやがって! 俺なんて、せっかく頑張ってるのにアホみたいや。それにしても白石さん、Hに対してはだいぶ心酔してるようだ。ビジネスマンとしてなのか、それとも男としてなのかはわからない。いずれにせよ、俺がだいぶ遅れをとっていることは間違いない。積極的にドンドン攻めていかないと!
次回の打ち合せは夕方からにセッティングした。アポイントメントを取る際にに「今度打ち合わせ終わったら、晩ごはんでもどう?」と誘ってみると、白石さんも「いいですね!」と快諾してくれた。
よしっ! これを機に彼女との距離を一気に縮めるぞ。なんとかHと肩を並べるところまで持っていかないと…。
当日、打ち合せを早めに切り上げて、
「後は飯でも食いながら話しよか」と6時すぎには食事に出ることにした。2軒目、3軒目といける時間を確保しておいた方がいいと考えたからだ。
帰る準備で電源からノートPCのアダプタを取り外そうとテーブル下にしゃがんだら、白石さんのタイトスカートの奥が目に飛び込んできた。白いパンティ、パンストの縦のラインがはっきりと見える。ひゃー、たまらん! 可能なら写メしてこの光景を保存したい! でも、それは無理なので、脳内にしっかり焼きつけておこう。白石さんのパンチラのおかげで、俺のモチベーションはいっそう上昇した。よーし、今日は頑張るぞ!
1軒目のレストランでは、ほとんど今の仕事や独立の経緯についての話に終始した。おいしそうに料理をパクパク食べながら、目をキラキラさせて話す白石さん。見た目が綺麗なだけでなく、中身も実に魅力的な女性である。話を聞いてると、どんどん引き込まれそうになる。ただ、どうやら、独立の際にはかなりHがサポートしたようだ。
「同業の先輩として、色々相談に乗っていただいたんです。右も左もわからなくて不安な時にほんとに助かりました。Hさん、偉そうぶらずにいい人ですよね」
そうかなぁ、結構えらそうで、カッコつけな嫌な男なんやけどなぁ。女には態度が変わるんだろう。いずれにせよ、彼女の中でHの存在はかなり大きな位置を占めていることは認めざるをえない事実だ。
2軒目行く? と誘うと、「いきましょう!」と即決の彼女、お酒もだいぶ飲める口らしい。よーし、アルコールの力も借りて、攻めに出るぞ!
2軒目のバーでは、プライベートの話で盛り上がった。特に音楽の趣味が共通していたことが大きい。マニアックな話で盛り上がり、雰囲気もグッとフランクになった。
「河内さんにめっちゃ、シンパシーを感じます!」
難しい言葉で言われたけど、要はだいぶ仲良くなれたってことね。いいぞ、いいぞ。この調子!
「一緒にバンドやれたらいいよね」
「うん、やりましょう。絶対ですよ!」
なんか、Hなんて目じゃない気がしてきた。
「あー、お酒がおいしい! もっと、もっと飲みたいなぁ」
よし、よし。今日は早く始めたので、まだ9時半だ。3軒目いこか〜! なんか、初回で落とせる気がしてきたぞ!
「あ、でも帰って明日までの資料を整理しないといけないので、もう帰ります」
 腕時計を見るや真顔に戻った白石さん。
「ありがとうございました」と笑顔で帰ってしまった。うーん、あのテンションで突っ走れると思ったのになぁ。
翌週末、打ち合わせの後、再度白石さんを食事に誘った。「いいですね!」とすんなりOKの返事。俺と行くことを楽しいと感じてくれているのか、ただ気さくなだけなのかはわからないが、ありがたい。明日は休みだし、仕事を理由に早く切り上げられることはないだろう。今日はトコトンいくぞー。
楽しく時間が過ぎていくなかで、こちらとしても気になっていることを何点か確認することができた。彼氏はいるのか?

↓3年前に別れてからずっといない。好きな人はいるのか?
↓惚れっぽい性格だが、今はいない。好きな男のタイプは?
↓年上がいい。自分が甘えられる人。
そうか、それはよかった。じゃ、気になるHについてやけど、ぶっちゃけどうなん?
「Hさんは好きですよ。大先輩としてすごく尊敬しています。ときどきごちそうしていただいたり、公私ともにお世話になっている大切な人ですね」
うーん、ようわからん。男としてはどうなんや?
「あはは、そんなん、全然考えたことないですって。Hさんも私のこと女と見てませんからね」
Hに限り、そんなことはないはずだが、2人に男女の関係がないようで一安心だ。Hのことをべた褒めの白石さんだが、酒が入るにつれてだんだんHに対するトーンが変わってきた。
「Hさん、優しくていい方なんですけど、私のこと、ちょっと自分の会社の社員みたいに思われてるところあるんですよね。お世話にはなってるんですけど、そこはしっかり区別したいんです。むずかしいですよねぇ……」
なるほど、そういうことがあるのか。本音ではいろいろ不満もあるんやね。でも、俺にとってはチャンス! 今日もドンドン飲んで、仲良くなりましょう!
「ゴメンなさい、明日の朝早くって。今日はこれで失礼します」

食事の誘いには気楽につき合うものの、これからという時にさっさと帰ってしまう白石さん。なかなか一気に攻めるのは難しいなぁ。しかし、よくよく考えてみると、Hの不満にしても、俺を気持ちよくさせるために敢えて言っているような気がしなくはない。自分を気に入っている2人のオッサンを天秤にかけながら、仕事をサポートさせて、食事も奢らせる……。もしかしたら、白石さんはとんでもなくしたたかな女なのかもしれない。
白石杏子さんの夢を見た。俺と彼女が会社の会議室で二人っきりで打ち合せをしている。仕事の話をしている途中、ふと見ると白石さんのブラウスがスケスケで、黒いブラジャーが透けて見えていることに気づいた。いや、透けているというよりほとんどマル見えに近い状態やないか!
『白石さん、エロすぎるわ。こんなん俺を誘ってるとしか考えられへんやん』
そう思いながら凝視する。白石さんのオッパイ、想像以上に大きくて、白くてプリンと見事な形をしている。
『こりゃ、豊胸してるのかもしれんな』失礼なことを考えていると、いつのまにか白石さんが部下のK子に入れ替わっていた。他にも5人ほどの同僚がいる。
「今、私の胸見てたでしょ? セクハラやんか」「見てへんて!」
「もう、河内さん、女のコの胸ばっかり見てんと仕事してくださいよ」
「だから、見てへんゆうたやんか!」
同僚と口論している途中で目が覚めた。なんとも残念な展開だったが、白石さんの白い胸と黒いブラジャーが目に焼きついている。もうちょっと続きを見てみたかったなぁ。それにしても、こんな夢を見るなんて、よっぽど彼女のことが気になっているのか、それとも溜まっているだけなのか?時刻は朝の5時。とりあえず、白石さんをオカズにヌイておこう。夢の途中からは勝手に妄想させてもらう。会議室で、服を着たまま机に手をつかせ、ミニスカートをまくり上げてバックで挿入。最後はスケスケのブラウスの上からオッパイにぶっかけさせていただいた。ふぅ、杏子さん、最高やで……。
 その日、出社するとK子が「おはようございます!」と元気に挨拶してくれた。彼女に罪はないのだが、なんだかムカつく。くそっ、邪魔しやがって。まぁ、いいや。来週月曜日にリアルな白石さんが打ち合わせにやってくるのだ。あんな夢を見たことだし、ちょっとドキドキするなぁ。
打ち合わせ当日、俺は密かに白石さんの服装を楽しみにしていた。スケスケは無理としても、少し胸の開いたブラウスでも着てくれていればうれしい。しかし、現れた彼女は黒のタートルにグレーのパンツスーツという地味目な服装だった。まぁ、しゃあないか。仕事は仕事としてちゃんとしないとマズいので、まずは真面目に打ち合せをしよう。気が散らないように、あまり彼女を見ないようにる。しかし、白石さん、見た目が可愛いだけではなく、すごくいい香りがする。甘くてやさしい香りだ。あかん、気になってくる。
「ゴメンなさい。上着失礼してもいいですか?」
暖房がきき過ぎているのか、俺の体温が高いからなのか、白石さんが上着を脱いだ。思わずタートルのセーター越しの胸に目がいってしまう。やっぱり、夢よりは少し小さいか?あぁ、集中でけん!もう仕事は適当でいいや。キリのいいところで打ち合せは終えて、雑談雑談。オセロの中島の話など、世間話をしていると、白石さんが「手相にS線、M線ってあるの知ってます?」と切り出した。
「いいや?」「前、テレビでやってたんですけどね。私、ドS線があるんですよ!」
ほらほら、これです、とうれしそうに手のひらを見せる白石さん。
「河内さんのも見せてくださいよ」と、今度は俺の左手を両手で触り、手相を見はじめた。君はキャバ嬢か?「あっ、河内さん、S線もM線も両方ありますよ。すごいですね」
いや、SでもMでも手相なんてどうでもいい。それより、俺の手を触っている彼女の手の感触のいいこと! すべすべして柔らかく、まさにシルキー。こんな手で握ってもらったらどんなに気持ちいいだろう……。俺が少し妄想を始めたところで「ちょっとお手洗い、お借りしますね」と白石さんは会議室を出ていった。迷わず、イスの背にかかった白石さんの上着に近づき、鼻をつけクンクンと匂いを嗅いでみる。あぁ、たまらん! いい匂いや。
『アカン、俺は何をやってるんや!?』
ふと我に返り、少し情けなくなった。白石さんとヤリたいという想いがあれば、彼女をネタに妄想したり、匂いや肌の感触に興奮するのは当然だ。
しかし、今の俺は情けなさ過ぎじゃないか。
うまくは言えないが、彼女とヤリたいだけのただのキモいオヤジ。こんな状態で彼女を口説き落とせるとは思えない。あかん。何があかんのかはわからないが、このままじゃアカンぞ!まもなくトイレから戻った白石さんに俺は元気なく言った。
「今日はもう打ち合せ終わろか」
突如現れた新ターゲットはまさかの外人女性!
 彼女との相性の問題なのか、それとも自分が情けないだけなのか、白石さんとはまったくヤレるイメージが湧かない。どん詰まりで落ち込んでいる俺だったが、ある日突然、本当に突然にヤルノートの新しいターゲットが現れた。シチュエーションや女性との関係性が付加価値となって「ヤリたい!」と感じ、ターゲットになる女性が多い中で、一目でヤルノートのターゲットになったのは、取引先のアイドル新入社員だった多田さん以来、二人目だ。
年齢や容姿については全くといっていいほどこだわりがなく、好みのタイプは?と聞かれるのが一番困る。そんな俺でも、外国人に対しては今までほとんど興味が湧かなかった。金髪だからって、俺にとっては全然プラスの要素でもなんでもない。彼女に出会ったのは、とあるダイニングバー。彼女はそこのスタッフだった。特に外国人スタッフがいることを売りにしている店ではなく、他の店員はすべて日本人である。
「いらっしゃいませ。まずはお飲物、何になさいますか?」
いきなり少したどたどしい日本語でオーダーを聞かれ、思わず顔を見てしまった。か、可愛い!!
トリンドル玲奈をもっと外人っぽくした感じと言ったらいいだろうか?とにかくたまらなく可愛い。そして、体つきも外国人の割に小柄で、しかもエロい!いや理屈ではない。理屈抜きで見た目だけで本当にヤリたいと感じられる女だ。ヤリたい。絶対にヤリたい!ヤルノート、国籍を超えることはできるのだろうか?
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