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あいかわらず会社はリモートワークが続いていて、上司がイライラしているせいで、画面越しに怒られることが多くなった。そしてイヤホンを外せば、今度はオグがつまらないことで怒ってくる。
つまり、オンラインもオフラインも怒られるのがオレの毎日だ。

コロナで家にいるせいで、2人の性格がいかに合わないかが明らかになってきた。
たとえばオレは、部屋が汚れているとこう言う。
「ほこりがたまってるで」
しかしオグはそれにキレる。言い分はこうだ。
「そんな遠回しに言わないで、掃除してくれと言ってよ!」
唖然としてしまう。これ、遠回しだろうか?
とにかく一事が万事これだ。

「気ーゆるんでるんちゃう?」    
「マスクしろとはっきり言って」
「水びたしやで」    
「拭けってこと?」
これらの「遠回し」は、オグの父親と同じクセだから虫唾が走るとまで言われた。
まったく理解できない。五を聞いて十を悟るのが大人だろう。どうして十まで懇切丁寧に説明しなきゃならんのだ。男と女の脳の仕組みが違うのか?
そこで、ついつい出てしまうセリフがこれだ。

「性格が合わんすぎるからやっぱり離婚やな」
もうこの言葉を口にするのも慣れてしまったのだが、オグはいつもしゅんとするので効果的なのだ。「そういうのは言わないでほしい…」
そしてしばらくすると、また突発的にキレる。
「毎日チェックされてるみたいでイヤ! もっと伸び伸び生活したい!」
こっちにすれば、毎日キレられてるみたいでイヤ! ってことになるのだが。完全な別居とはならなくとも一緒に住んでいるから、ここまでこじれてしまうのだ。なんとか、テイよく別居という形にできないものか?

 そこで一計を思いついた。今後はもうずっとリモートワークだからという理由で、まずは奥多摩あたりの、家賃の安いド田舎に引っ越してしまうのだ。そして浮いた金で、オレだけが都心でボロアパートを借りる。なにかと理由をつけて、めったに家には帰らない。そういう策だ。
悪くない。完全な別居とはならなくとも、自分だけのアパートがあるというのはとても魅力的だ。
さっそく学生時代に住んでいた家賃2万円強のオンボロアパートを訪れ、部屋が空いてないか調べることに。

もしかしてアパート自体が取り壊されたかもと危惧していたが、幸い、昔のまま現存していた。共同玄関にカギがかかっていないのも当時のままだ。
薄暗い階段を上り、廊下から、各部屋の様子をうかがってみる。人が住んでそうなのは一部屋だけだ。どこの不動産屋を通せば借りられるのか尋ねるため、ドアをノックした。トントン。
「きーーひっひ!」
中から奇声が聞こえる。さらにノック。奇声が止んだ。
「すみません。ここに引っ越したいと思ってるんですが」
親との確執がきっかけで、オグは大阪という街そのものが嫌いになっているのだ。
「そやなー、じゃあ大阪はやめて、奥多摩とかどう?」
 ふふ、この二択なら大阪は選べないだろう。
「奥多摩ってどんなとこ?」
「自然がいっぱいでええとこやで」
その自然いっぱいの中で、週の大半をひとりで過ごしてもらうことになる計画は、まだ黙ったままだ。

「じゃあ週末、どんなとこか見に行かせて」
さすがの大阪嫌いだ。すんなり話が前に進み、週末レンタカーで奥多摩へ。
 そして当日。奥多摩。ほとんど山しかない景色を見て、助手席のオグが沈黙している。
「どうしたん? 東北の実家もこんなとこやったやん」
「またそうやってバカにする!」
「だってホンマのことやん」
「もういい、帰ります!」
 帰るって、こんなとこからどうやって…。
「駅で下ろして」
一度こじれると、もう耳を貸さないのがオグの特徴だ。しかたなく奥多摩駅で下ろし、別居計画はいったん頓挫した。
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