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勃起しても隠すな
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これまで、お見合いパーティを舞台にさまざまな戦術でセックスを実現してきた俺だが、今回は自らの最大の武器とも言えるある「モノ」を繰り出してみることにした。
 実はオレ、巨根なのである。現にテレクラのエンコー女からもしばしば「ちんこがデカい」という感想をもらうことがある。中学以来、長さを計ったことはないが、勃起時でざっとパルメザンチーズ容器くらいの大きさはあると思う。ちなみに、いまパルメザンチーズの長さを測ったらその長さは約15センチだった。
 女性のなかには、デカいちんこでアンアン言いたい願望があると聞いたことがある。
現に、そういう外人と日本人女優とのAVとか出てるし。ならば話は早い。今回は我が武器をついに解禁し、デカチンに反応した女性をさくっと仕留めてしまいたいと思う。
新宿の平日開催のパーティに足を運んだ。いつものように、プロフィールカードには必要最低限のこと以外は書かないでおこう。ほかの項目に紛れて「巨根」の文字が目立たなくなることを防ぐためだ。
「趣味・特技」の文字を二重線で消し、「自慢」と書きこみ、そのスペースに大きく「巨根」と書き込んだ。これで気づかない女性はまずいないだろう。
 巨根ぶりを実感してもらおうと、パルメザンチーズも用意してある。女性側も容易
に想像できてその場で興奮もしてくれるナイスな戦略だ。まずは1分間の回転寿司タイム。軽い自己紹介ならぬ巨根紹介を済ませてしまおう。
会社受付をしている25才の女性
だ。どう見ても結婚相手を探して足を運んでるっぽいが、巨根の一言で婚活どころじゃなくなるだろうな。
(●……自分  ○……女の子)
●どうも、よろしくおねがいします(カードを差し出す)
○よろしくおねがいしまーす! …って、ちょっとヘンなのがいま見えちゃったんで
すけど(カードの「巨根」を指差す)
●いや、別にヘンな形じゃないですよ。
○いやいや、そういう意味じゃないですから! ていうかこれ冗談ですよね?
●いえ、ホントです。だいたいこれくらいあるんですよ。(チーズ取り出す)これなら大きいって言えますよね?
○え? なんで持ってきてるんですか?
●いや、わかるようにですよね。
○すみません、ちょっと意味がわからないですね。
予想外にドライな反応だ。見慣れちゃってるのかな?続いては、同い年の関西弁でノリがいい黒髪ちゃんだ。巨根にもノリのいい反応を示してくれるかも。
○ていうか、これ(巨根の項目)ホンマですかあ?(笑いながら)
●やっぱり、大きいか小さいかでいったら大きいほうがよくないですかね?
○はあ? なに言うてるんですかあ! はははっは!
●一般論ですよ。「大は小を兼ねる」って聞いたことありません?
○いやいや意味わからへんから! ていうかあなたチャラいチャラい!(シッシッ)
●でも、お姉さん大きいのきらいじゃないでしょ?
○あっはは! 何言うてんのこの人! ほんまチャラいわ〜!
 さすが関西人。シッシッと言いつつもノリはいい。マークしておこう。

同い年のOLさんだ。カードを渡したところ、すぐに趣味を聞かれた。カード見てないのかも。
●ああ、趣味とかあんまりないんで、自分のアピールポイント書いてみたんですけど
(プロフィールカードの巨根の箇所を指差す)
○あの、これなんですか?
●あ、意味わかんないですか? おちんちんが大きいっていう意味です。
○あはは! ちょっと、パーティにヘンな人紛れ込んでるんですけどー!
●ちょっと待ってくださいよ!
○そういうのって、ここに書くことじゃなくないですかあ?
●実際、褒められたことあるんだからおかしくないんですって。
○いやいやちょっとついてけないですよ!お姉さーん! この人でーす!(スタッフに向かって笑いながら)
●ちょ、ちょっと待ってください! わかりました、口で言ってもダメですよね? そしたらちゃんと実物見てもらったほうが早いと思うんですよ。
○なになに?
●ほら、これくらいです(チーズ見せる)
○はあ? バカじゃないの?
 呆れて笑っている。そして、あまりの呆れっぷりに思わず敬語が取れてしまったようだ。相手は巨乳ちゃんだ。パッと見、この会場でいちばんおっぱい大きいかも。

●お姉さん、ちょっと姿勢よく胸張ってもらっていいですか?
○はい(姿勢をよくする)
●ああ、やっぱり! ひとついいですか?
○はい。
●お姉さん、付き合ってきた彼氏に巨乳だねって言われてませんでした?
○ああ、言われます、言われました!
●やっぱり! じゃあボクと似たもの同士ですね。
○え? なんでですか?
●お姉さん、おっぱい大きいじゃないですか。ボクはこっちが大きいんで似たもの同士ですね(自分の股間を指差す)
○え?(固まってしまった)
●いや、大きい同士で仲間じゃないですか。
○え? え?
その後、ずっと固まってしまった。この人、ちょっと真面目すぎるみたいだ。ぜったい気が合うのに。さきほどは巨乳ちゃんだったが、今度は貧乳ちゃんだ。こっちのほうが互いを埋め合えるからいい関係が築けそうかも。
●ちょっと胸張ってみてくださいよ。
○はい(姿勢を正す)
●あーやっぱりいいかんじですねえ。
○え、なにがですか?
●でこぼこコンビなんですよね、ぼくたち。
○え?
●お姉さんっておっぱいあんまり大きくないじゃないですか。
○はあ。
●ボクは巨根なんでちょうど凹凸が合うっていうか。なんか気が合いませんか?

○いや、それはほかの人を探したほうがいいと思いますよ。
表情が一気に固くなってしまった。ダメだ、今日はあまりムラムラした日ではなかったらしい。巨乳も貧乳もどちらも極端はよくないみたい。
スラっとしたスタイルの32才の細身女性。医療関係で仕事をしているらしい。真面目そうだけど、こういう人こそ淫乱だったりするからあなどれない。早く潜在的な淫乱マインドを呼び起こさないと。
●なんだか、真面目そうって言われません?
○ああ、言われます言われます!
●ですよねー! ぼくも真面目そうってよく言われるんですよ。
○いやいや、こんなこと書く人が真面目なわけないじゃないですか!(「巨根」を指差す)
●いえ、大真面目ですよ。ほんとですって。このチーズくらいあるんです。
○いやあ…。
●だって、こういうところでウソついてもしょうがないじゃないですか!
○いやいや、そういう話じゃなくないですか?
以降、ギスギスした雰囲気が続いた。不機嫌になってしまったようだ。デカいのがイヤな人もいるのか。聞けば営業ウーマンをしているらしい。毎日ストレスが溜まっているはずの彼女みたいな人は、肉棒に甘えたい気持ちが人一倍だろう。
●仕事帰りですよね、おつかれさまです。
○ありがとうございます。
●いやー、なんだかお姉さんは彼氏とかに甘えそうですよね。
○そうですねえ、甘えるタイプですかね。甘えるタイプですか?(プロフィールカードを読んでない)
●うーん、僕はどっちかっていうと攻めるタイプですかね。
○はい?
●あ、そこのプロフィールカードに書いてあるんですけど。
○……。(女性、巨根の文字を発見)
●そういうもんだから、どうしてもいままで付き合ってきたコはみんな攻めるかんじになっちゃってたんですよ。
○え? こんなところで下ネタですか?
下ネタ自体への反応がすこぶる悪い。きっと、今日は疲れているのだろう。
20才、黒髪の真面目系だ。歌手のイルカに似ている。プロフィールカードを見た瞬間、あきらかに目がギョッと丸くなった。
○すみません、なんですかこれ(巨根の箇所をじっと見つめている)
●ああ、それくらいしか取り柄がなくて。
○…ふふっ。
●あの…。
○…こういう人は初めてですね。
●ああ、でも今日は僕以外にもいるんじゃないですかね、こういう(巨根の)タイプの人。
○いや、いないと思いますよ。でも…。
●はい。
○…おもしろい! こういうのおもしろいですね!
●ほんとですか? なんかさっきけっこうショックなこと言われてヘコんでたんですよ!
○いや、おもしろいですって! あはははは!
これ以降、イルカさんは「おもしろいおもしろい」と巨根を評してくれた。実寸大のパルメザンチーズに触りながらの喜びようといったら。フリータイムの時間にあらためて見せることにしよう。

回転寿司タイムを終えて、フリートークタイムに突入だ。ノリのよかった関西弁ちゃんと、「おもしろい、おもしろい」と楽しそうに話を聞いていたイルカさんにアプローチしようか。まずは関西弁ちゃんにアプローチ…と思ったが、トーク開始早々「すみません、会社の同僚と来てるんでこのあとはちょっと無理なんですよ」と、今夜のデートは不可能なことがあきらかに。ノリはよかったのだが、これでは仕方がない。続いて、イルカさんにアタックだ。
「さっきの続きなんですけど」「はい」「あの話、覚えてますよね?」
「さっき巨根って言ってた人ですよね?」「おー! そうですそうです!」「覚えてますよ〜!」
「さっきの話ですけど、平常時じゃなくて、だいたいマックスでこれ(パルメザンチーズ)くらいの大きさなんですよ」「冗談ですよね」「いや、ほんとですって!」
「えー! ほんとだったんですねー!」
めちゃくちゃ笑ってくれてるぞ。そうだ、もっとチンコを想像してもらうべく触ってもらおうか。
「ちょっと持ってみてくださいよ」「太くないですか?」
「ああ、太さはこれよりちょっと落ちるんですけど、でも長さはマックスだとこのくらいですよ」
「へぇ〜!」イルカさんは、関心しきった様子で興味深く耳を傾けてくれた。デカチンがここまで興味をひくだなんて。
「ここだけじゃ話し終わらないし、このあとご飯でも食べながらゆっくり話しましょうか」
「そうですね! お腹減りましたし」
なんてスムーズな流れなのだろう! 本当にチンコの話をしているのかと疑いたくなるくらいに綺麗に会話は進み、当然のごとく俺たちはカップルになった。
パーティ会場から、繁華街へと向かう。さきほどの反応からして巨根を拝みたくてウズウズしていると思うのだが、まずは腹ごしらえだ。そういえば、パーティ中はほとんど巨根トークしかしていないので彼女のことはなにもわかっていない。
「仕事は、保育士さんでしたっけ」
「そうそう、毎日子供と遊んでるよ」「けっこうやんちゃなコとかいるんじゃないですか?」
「いるいるー! 平気でおっぱいもんでくるコとかいるもん!」
「やっぱり怒るんですか?」「ううん、かわいいコはそのまま揉ませちゃうの」
「え、それは…」「ちょっとそれで気持ちよくなったりしちゃうの、うふふふ!」
 このイルカさん、地味な顔に似合わず性には開放的みたいだぞ。巨根を使うタイミングは思ったより早く訪れるかもしれない。店に入り、まずはワインで乾杯だ。
「いやあ、こんなに盛り上がれるなんて、ほんとに巨根でよかったですよ」
「でもさあ、いままでの彼女にみんな言われてきたんでしょー?」「なにをですか」
「え、入んないとか痛いって!」「ああ、まあ言われたことはありますね」
「あーやっぱり! アハハハ!」
イルカさんがぽんっとこちらの肩を叩く。かるく和んだあと、話題はイルカさんのこれまでの男性経験の話になった。
「最初は年上が多かったかな。リードされるのが好きだから」
「じゃあ責められるのが好きなんですか」
「そうだね、うん、そうだ。あ、そうだ!私、完全にそうだわ!」
 彼女はなにかに初めて気づいたように何度もうなずいた。
「じゃあ気が合いますね! 僕はやっぱりこういうチンチンしてるんで、どうしても攻める側になっちゃうので」「あ、そうだよね!」なんだか、妙に納得してくれたぞ。
「いまどれくらいエッチしてないんでしたっけ」
「今年の4月くらいだったかな? 彼氏と別れたの」
「じゃあ、もう3カ月は離れてるんですね」「うん」
さきほどから少しずつ互いの距離を縮めているが、イルカさんは特にいやがる素振りは見せない。酔っ払っているからなのか、それとも…。「お酒けっこう飲めるんですね」
「だって今日楽しいんだもーん! あー明日仕事いきたくないなあ!」
「ぼくも楽しいんでもうちょっと飲みましょうか」
 と、ここで酒がなくなったようなので、追加の注文を入れようと店員に声をかける。左手をあげて店員のほうに顔を向けたところで股間に違和感が生じた。あれ? なんだか、股間にあたたかみを感じるような…。驚いた。カウンターの下を見ると、なんと彼女が服の上から股間をサワサワしているではないか! おいおい、マジかよ!「えっ…?」
イルカさんのほうを見ると、少し微笑んでいる。こちらが事態を理解できないような表情を見せると、小悪魔のような笑みをこぼし、サワサワしていた股間をさらにムギュムギュと握り始めた。
「…っ!」
「ふふふふ…!」
互いに3秒ほど無言で見つめ合う。時は来た。さきほどからの巨根トークとほろ酔いによって、彼女はもう完全に我慢ができなくなったらしい。この股間ムギュムギュはさすがにそう考えるしかないでしょ! ていうかこの人、すでに濡れてるんじゃないか?新しいドリンクが運ばれてきたが、俺たちは一口も口をつけずにすぐさま店を出ることにした。
…早く見せて。
デカチンポ見せて…手をつなぎながら、無言でラブホ街のほうへ向かう。最寄りのホテルはここから歩いて3分ほどだ。入室する部屋を選ぶために、つないでいた手を一瞬離す。そのすぐ後。イルカさんの左手のひらが再度俺の股間を覆った。これまでにない手応えを感じる。そして、その感覚は間違っていなかった。エレベータに入ると、彼女はすぐにこちらに唇を重ねてきたのだ。そう、彼女からである!「うんうんっ!」時折ビチャビチャと下品な音を立てて舌を絡ませてくるイルカさん。なんとこの間も、彼女は俺の股間から手を離さないのだ。まさか、ここまでデカチン好きだったとは、完全に予想外だ。部屋に入ると、彼女はすぐに腰に手を回し、再度キスを求めてきた。そのまま布団に倒れるように寝転んで唾液を絡ませると彼女のチンコを握る握力はさきほどよりさらに強くなった。
 イルカさんが唇を離し、真正面からこちらを見つめる。
「…あのね」「はい」「…ずっと濡れてたの」「ずっと?」
「ずっと。さっき居酒屋でトイレ入ったときからパンツ濡れてるの気づいてたの」
 みなさん聞きましたか? 彼女はいま、なんというセリフを吐いてくれたのでしょう!それを検証すべく、彼女のスカートのなかに手を伸ばし、太もも周辺を軽くなぞってみることにした。…ふむ、すごい汗をかいている。
 はたしてこれは汗なのか、それとも…。指が股間に近づくにつれ、その熱と湿り気
が増していることが指先から伝わってくる。やや雑にパンツに指をいれると、ドロドロになった愛液が陰毛に絡みついているのがわかる。すごい!すごすぎるよ我がデカチン!こんなに興奮してたならもっと早くホテル入りすればよかったよ!
すぐに服を脱がせ、こちらもセックスの準備を着々と整える。
「…ねえ」ワイシャツを脱いでいると、仰向けになってベッドに寝ているイルカさんが話しかけてきた。「…早く見せて」え? いまなんて?「デカチンポ見せて…」「え? なになに?」「デカチンポ見せて…」
それは、決して聞き間違えではなかった。AVでしか聞いたことのないセリフが、たしかにいま彼女の口から発せられたのだ。要求通りに、屹立した「デカチンポ」を仰向けになった彼女の前につきだす。「…デカチンポなめたい!」
すぐに肉棒にむしゃぶりついた彼女は、しばらく後、ガマンできなくなったかのように、上からまたがってきた。「うわぁあん! こんなの、はじめて!」
3ヶ月ぶりにするデカチンポでのセックスが最高に気持ちよかったらしいイルカさんは、その晩2度絶頂を迎えた。朝起きると彼女は俺の隣で寝ている。いつの間にか次の日の仕事を休んでいたのだ。「昨日の夜にもう連絡しといたからだいじょうぶ!」
そんなにデカチンポを楽しむ気でいたなんて、この人婚活パーティに何しに来てたんだ?

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