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0086_20200324222209014_2020073016554879c.jpg0087_2020032422220856e_2020073016554941d.jpg※次の記事は2006年当時の記事です。当時のものとして読み物としてお読みください0106_20200327133735cd1.jpg0107_20200327133736a31.jpg0108_2020032713373763c.jpg0109_202003271337397ef.jpg0110_20200327133740656.jpg0111_20200327133742d81.jpg
単なるサウナ風呂とみなすと摘発の可能性は皆無といっていいだろう。つまり、結論は摘発の心配な
く安全確実に本番フーゾクを営むにはソープしかない、となるのだが、実は17年前の「新風営法」により、ソ—プランドの新規開店はとっくに禁止されている。当時の政府が摘発を嫌い、自然消滅を狙ったのである。もっとも、規制がなくともソープ開業にかかる莫大な費用を考えれば、現実味のない話ではあるが……現行法に抵触せず個人が本番フーゾク、管理売春の類を経営することは不可能なのだろうか。売防法第2 条は、売春を次のように定義する。
「対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交すること」
要は「金」で「不特定多数」と「SEX」しなければ売春とはならないワケだ。そこで、下のプランを考えてみた。
ラブホテルの一室で客と女を会わせ、最初は会話のみで終了。 2 回目からセックスを許し、女が履いていた下着を3万円で買い取らせるやり方。つまり、条文の「不特定」という定義を避け、金のやり取りを商行為にすり替えたわけだ。検察から「下着に3万は高すぎる」と突っ込まれるかもしれないが、少し高級な品を選べば問題はなかろう。「セックスフレンドから譲り受けただけなのに、なにか
問題があるんですか!」悪びれずに言い放てば、「個人の価値判断に委ねられる範囲」といった見解に落ち着くはずだ。かなり目端の利いた手口だ。見た目は普通の出会い系サイトを作る。コーナーは「話し相手」「飲み仲間」「アダルト」の3つでいい。前者2つの使用料は無料。「アダルト」のみ次のように掲げる。
1回の使用につき、3万円をお支払いください。ただし、女性からのメールが1通もない時は、全額を返金いたします
高額な料金で売春を匂わせた後で、詐欺サイトと勘ぐられる可能性をつぶしたわけだ。次に、サクラ用のバイトを探す。
『男性会員にメールを1通出すごとに、100円を支払います』
いたって平凡な価格設定がポイント。女が応募してきたら、詳しいシステムを説く。
「実際に男性と会ってくれれば、ポイントを差し上げます。貯まれば高額商品と交換できますよ」
高級文具や下着など、商品はなんでもいい。続けて畳みかける。
「その意味はアナタが判断してください」
要は売春の意図を伝えているのだが、中には察知しない女もいるはず。ここは時間をかけて、暗黙の了解が取れる者だけを選び抜くしかない。ちなみにこのセリフ、客から「使用料が高すぎませんか?」との質問が来た際にも、使用可能だ。最後に、サクラと客の両方に言い含める。
「くれぐれも金銭のやり取りは無きようにお願いいたします。わかりますよね?」
これで仕込みは終了。客が本番をしようとも、2人の関係はあくまで自由恋愛だ。
売春の料金も「サイト使用料」の名目に変わっているし、女にバックする金は「高額商品」にすぎない。後で「ソレを2万円で売ってくれない?」と持ちかけても、単に個人間の商売である。メール代として、金100円を領収しましたと但し書きを貰っておけば、警察がやってきても正当な商行為で済むだろう。
援助交際・売春はセックス=挿入は関係なく性器肛門又は乳首を触らせても買春とされる
買春の取り締まりは各警察署の生活安全課少年係が受け持ち、担当者は4〜5人、多くても、人ほど。ただし、風俗店関係の取り締まりや許可申請などの業務が山ほどあるため、率先して援交を摘発するような状況ではない。たとえばホテル街の張り込み捜査は、市民から「ホテル街で売春してる女の子がいる」という通報でもあれば巡回強化されるだろうが、通常は所轄交番が不審者に職務質問を行う程度。制服姿でウロウロしていればさすがに声はかけられるだろうが、いまどきそんな無用心な少女はいない。
エンコー捜査の基本は、補導した少女から、イモヅル式に男にたどりついて逮捕というパターンだ。
ちなみに現行法では援交少女はあくまで「買春の被害者」であって罰則規定はなく、捕まるのは男だけ。罰則を設ければ「金はもらっていない」と少女が偽証することで、買春男を立件しづらくなるからだ。補導経験のある賜才の少女の話を聞いてみよう。
「夜にゲーセンにいたら女の補導されて、ダッシュで逃げたんだけど人が多くて捕まったんですよ。で、聞かれたのが年齢でしよ。それで家出中かどうか。私の場合は捕まったゲーセンと家が凄い離れてるから、一発で家出だろって」
その後、家出中の食事代や宿泊費・宿泊場所等について根掘り葉掘り聞かれ、最終的に援交で稼いだ金で生活していることを彼女はゲロったという。
「ほとんど誘導尋問だし、いきなり近くの警察で携帯没収されて、メールの履歴とかで援交っぽいやりとりとか全部「こいつ誰、こいつ誰』って聞かれて。女の警官から調書書かされて、6時間ぐらいかかったかな。どこで何日ぐらいに会って幾らで何したかまで全部言わされたよ」
この方法からも補導された少女を買った全員が捕まるわけではないことがわかる。対象となるのは、携帯に番号が残っていたり、援交相手フォルダなどと分類されている男のみ。フリーメールの履歴だけならば追いかけはしないし、利用サイトへの問い合わせ(アクセスログの確認)もない。いわばわかりやすい男だけを捕らえようというわけだ。出会い系サイトへの買春目的の書き込みを、男女双方から規制すべく「出会い系サイト規正法」が施行された。が、本法による検挙件数は1年間でほとんど効果は上がっていない。サイトの書き込みチェックはロボットタイプのキーワードサーチャー(明らかに援交・犯罪に関わるキーワードをピックアップするシステム)で自動的に行われているものの、導入しているのは大手サイトのみ。他は女が書き込まぬようにと、サイト運営者に注意を促す程度だ。しかも現実に、エンコー少女が大手の出会い系サイトを使う例はごく稀。メインは無数に存在する「プリマ系掲示板」で、物販や実技(本番を伴わない性交渉)、撮影会等から、本番の援交に持ち込むスタイルがスタンダードに成りつつある。
たとえサイトで明らかに援交の証拠となるような書き込みを見つけたとしても、ログから裏を取って1人捕まえるのに3〜4カ月を要するため、一所轄警察で年に4人しか捕まらない計算だ。つまるところ、ホテル街の張り込みや、サイトの書き込みからの捜査は例外的な方法に過ぎず、基本的には補導少女からの情報に頼らざるを得ない状況なのである。情報収集のため、補導済の少女や検挙済の買春男たちに捜査協力させることもある。恒常的に売買している当人たちほど、新しいネタを持っている者はいない。1回補導した少女を、時間を置いてまた任意で呼び出し、利用サイト、エンコー友達の利用サイト、待ち合わせ場所、良く使うホテルなど、現在の状況を聞き出す。つまり、補導して注意を与えておきながらもあえて更正させることはなく、援助交際を黙認する形で最新の情報を入手する形だ。男性の場合はさすがに「泳がせる」わけにはいかないが、年齢層の低い少女の書き込みが多いサイトや、他に買ったことのある少女の連絡先を聞き出し、その彼女から事情聴取(任意の情報提出として補導まではしない)して、別の「客」を逮捕することもある。ここまで来ると、援交少女自身を使った囮捜査もありそうなものだ。とある福祉施設で働く女性職員は、在籍する少女たちから聞いた話として証言する。
「捜査、昔はよくあったって聞きましたよね。限りなくグレーだとは思うんですが、今でもやる気のある警官だったらやるかもしれない。自発的に援交相手とアポイント取ったんだけど、やっぱり嫌なんで待ち合わせの途中で警官を呼んだってことにして男を逮捕するそうです」
これも援交捜査の内情ではある。少女の証言から男を逮捕するまでの流れを見てみよう。補導した少女の携帯メモリーに、男の番号やメアドが残っており、少女自身が援助交際をしたと証言した。さて、ここから警察はどう動くか。まずは各通信会社の協力を仰ぎ、電話解析によって少女との通信(メール、電話共)記録を洗う。通信会社には文言までは残っていないが、通信の時間記録があり、買春日時の前後に少女と頻繁にやりとりがあれば証言と符号することになる。同様に、番号から氏名と住所を割り出し、さらに自治体に保存されたデータ(住民課、税務署など)から家族構成や勤務先、銀行口座まで、個人情報をすべて洗い出す。少女と定期的に交渉を持つ、いわば愛人関係にある場合、口座の振込み歴が証拠となることもあるのだ。その後、チームを組んで尾行や張り込みなどの行動確認が行われる。いつ家を出て、職場の昼休みは何時までで、帰宅時間はいつか。休日の行動は。この段階で顔写真を撮影し、少女に「面通し」させることもあるが、たとえ本人が「この人です」と証言しようと、他人の空似の可能性もあるので決定的な証拠とはならない。重要ではあるがあくまで参考情報だ。任意同行を求めるのは、昼休みや帰宅途中、あるいは一人暮らしならば早朝の自宅など、犯罪の性質上本人以外に関知されぬことに留意して行われる。ターゲットが公務員や裁判官、あるいは会社内で地位の高い人間の場合は、特に慎重を要する。アカの他人が当人の携帯を使って買春した可能性もあり、あらぬ噂によって失うものが多い人間には、それなりに気を造うことになっているのだ。また、行動確認中にターゲットが別の未成年と思しき少女とラブホテルに入った場合も、さすがに部屋に突入して現行犯逮捕とはならず、「しかるべき時間が経過した後に」ホテルから出てくれば、性行為があったものと判断し、同行を求める。取り調べはほぼ毎日行われた。
質問事項は、
少女と知り合った手段
ホテルの所在地
どんな部屋か
セックスは何回したか
避妊したか
フェラはしたか
金銭の受けわたし
などなど。当日の行動の一部始終と言っていい。刑事は特に厳しいわけではなく、説教じみた様子こそあれ、基本的にはフレンドリーな雰囲気。すべての質問に答えたからだろう。
取り調べを受けながら23日間フルに拘留された彼は、略式命令にて50万円の罰金を言い渡され無放。ちなみに警察から、家族や会社(自営の店舗) に連絡は行っていないようで、周囲にエンコーの事実を知られた様子もなかったそうだ。ただもちろん、これは彼が自営業者だったからである。一般会社員ならば無断欠勤によるぺナルティや悪評は避けられないし、運悪くマスコミ報道でもされれば、人生は間違いなく暗転する。実際にセックス=挿入をしたかどうかが争点となりそうな気もするが、立件そのものとはまったく関係がない。
買春法は、18才未満に対する性交もしくは性交類似行為が処罰の対象。類似行為とは性器等、つまり性器•肛門又は乳首を触ったり、自分の性器等を触らせることをいう。たとえ少女の衣服を脱がさずに自分の性器だけを触らせただけでも、買春とされるのである。
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