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続いてモテない俺が中国人のお見合いパーティではモテた理由

調子に乗ってあっちこっちのお見合いパーティに参加してみたが、結果はかんばしくない。どこのパーティにもイケメン君が2、3人来てて、なかなか勝てないのだ。そんななか、先日こんなイベントを見つけた。
『在日中国人女性とのお見合いパーティ』
彼女ら、日本人男性との交際を希望してるそうだ。ここなら勝てるかも。日本の女は顔重視のバカばかりだけど、中国の子ならオレの魅力に気づくんじゃない?当日、新宿の会場には男性参加者が6人集まっていた。メンツは四、五十絡みのおっちゃんばかりだ。すでに勝ちは決まった。
肝心の女性は、別室にでも待機してるのか、一人も姿が見えない。大陸出身の人は時間にルーズなようだ。
開始時刻にスタッフが現れた。
「すみません。女性の到着が遅れてるようです。待ってもらっている間に、書いてもら
いたいものがあります」
そう言ってスタッフが寄こしてきた紙には、こう記されていた。
『誓約書/縁合って成婚となった場合、成婚料52万円をお支払いすることを約束します』
何だこれ。そんなもん約束できるかよ。てか、どうせ結婚なんてする気ないしどうでもいいけど。
「署名した方から提出してください」
おっさんたちはサインしてるみたいだけど、オレはご免だぜ。開始時刻より遅れること20分、ようやく女性陣5人が揃った。めっちゃ美人はいないが、目立ったブスもいない。若いのが3人、歳くってそうなのが2人という顔ぶれだ。
パーティは、女の席を男が順番に回っていくスタイルだった。
「出身は中国のどちらですか?」
「大連です」
「どうして日本人と付き合い
たいの?」
「日本の男性、優しいから」
日本語が通じるかどうか少々不安だったが特に問題はなく、一人ずつと会話していく。
「どんな仕事をしてるんですか?」
「在日中国人向けの行政書士です。セントウさんは?」「雑誌を作ってます」
「ステキステキ。いい仕事ですね」
しゃべった感じ、日本人のパーティよりもウケはいい気がする。全員と話し終え、オレは狙いを決めた。中国語の先生だというヨウちゃんだ。同い年ということで会話が弾み、フリートークではメアド交換もできた。手応え有りだ。しかしこのパーティには告白タイムがなく、カップル成立はないまま終了した。後は個人的に連絡を取り合ってくれってことらしい。5日後、ヨウちゃんから突然メールが届いた。
「今日ヒマですか。ゴハン食べませんか?」
ふふっ。いきなりデートの誘いなんて、ステキ過ぎ。こういうモテっぷりを期待してたんだよ、オレは。夜、待ち合わせ場所に向かうと、ヨウちゃんは先にやって来ていた。居酒屋に移動してカンペーイ(乾杯)!彼女はカルーアミルクを飲みながら、自分がいかに日本好きかをとくとくと語った。学生時代に日本の大学へ留学し、帰国後は北京で働いていたが、日本への憧れが消えず、一昨年、再び来日したそうだ。
 「だけど、日本の男性と出会うチャンスなかなかなくて」
 「でもいいじゃん。今回こう
やって僕と出会えたんだし」会話が弾み、酒も進む。まさに必勝パターンの雰囲気だ。居酒屋を出て、オレは彼女の手をつないだ。彼女もぎゅっと握りかえしてくる。もらった!まもなくラブホが見えてきた。が、いざホテルの入り口で彼女が立ち止まる。
 「どうしたの?」
 「…一応確認なんだけど、誓約書は出しました?」
ん? 何だ? あの紙切れのことか?
 「出してないけど」
 「え、出してないの!」
信じられないというような目でこちらを見るや、彼女はくるりと回れ右をして、無言
で立ち去っていくではないか。何だこの展開は!狐につままれたような心境で帰宅後、何となく誓約書を確認してみた。
︿性的な関係を持ったときは婚姻したとみなし、成婚料を支払ってもらいます﹀
もしサインして、ヨウちゃんと一発やってたら52万円…。危ねーー!てことは、あの愛想の良さはもしかして…。

1、金持ちのふりしてキャバ嬢を口説いたらセックスできた
ジェルで髪を七三にまとめ上げる。ヒゲのそり残しを再度チェック。眉も少し整えておくとしよう。
身だしなみが整ったところでクリーニングしたばかりのワイシャツに袖を通す。ネクタイはいない。
腕時計はロレックスだ。50万円もする高級品を知人から借りてきた。スーツの内ポケットには、万札を50枚ほど入れたサイフを用意しておく。エセ金持ちの完成だ。
これでモテないわけがない。金持ちこそモテる、もはや世界中の常識だ。ターゲットは銭ゲバの代名詞、キャバ嬢がいいだろう。本物の金持ちを日々目の当たりにしているであろう、六本木や赤坂のキャバクラは避け、中央線のとある快速が止まる駅周辺へ向かった。
庶民の町なのでキャバ嬢も庶民に違いなく、セレブへの憧れも強いはずだ。太鼓持ち役の友人A君と一緒に、安そうな店へ入る。席につくと、すぐに女のコが2人やってきた。
Aがぶっきらぼうに言う。
「あれ、ここの店、VIPルームないの?」
「すみません、ないんですよ」
「ふーん。普段キャバはVIPで飲むから、あればと思ったんだけど」
 一発目のカマシが入った。その調子で頼んまっせ。
 すぐに質問が飛んできた。
「オニーさんたちは、何やってる人ですか?」
 Aが答える。
「IT関係。オレは大したもんじゃないんだけど、そっちの仙頭社長の会社はデカイよ」
 こういうことは本人ではなく、周りの口を利用するのが正解だ。打ち合わせ通りの猿芝居に、すかさずオレが苦笑いする。「おい、余計なこと言うなって」
「だって事実でしょ。アベノミク
スでどれだけ儲かってんすか」
「まあ、そんなヤラしいこと言うなって」
 彼女らの熱い視線を感じる。尻がかゆくなるな。
 Aが続ける。
「仙頭さん、また投資とか考えてんの?」
「そうね、不動産とか」
「まーた儲かっちゃうんだ」
「このタイミングを使わない手ないだろ」
 デタラメなビジネストークをひとしきりしたあたりで、隣のコの表情が固いことに気づいた。
「ごめんごめん。仕事の話ばかりしちゃって」
「大丈夫ですよ。私、株やってるんで経済の話好きだし」
「そうなんだ…」大丈夫かな。オレ、株のことなんてからっきし知らないんだけど。
この話題、引っ張るのやめなきゃ。
 彼女が尋ねてきた。
「最近の住宅ローンってどう思います?」
「いいと思うよ…」
「どういう意味でですか」
「それは金利がさ…」
 言葉につまった。高いか安いかどっちだろ。知らねーし。金利の意味もよくわかってねーし。
「あの、ホントに投資考えてるんですか?」
 ヤベっ。ボロ出ちゃったかも。
こいつはターゲットから外そう。
 株オンナが奥に引っ込み、入れ替わりに、髪をバッチリ作ったいかにもしたたかそうなキャバ嬢がやってきた。
 突然、オレの携帯が鳴った。着信画面には、先ほどトイレに立ったAの名前が。『もしもし、仙頭。この電話、自
分の会社のスタッフからかかってきたという設定でどうよ』
 つまり女に会話をわざと聞かせろってことか。賢いじゃん。
「その報告か。さっさと段取りしろって言っただろ」
『その2人目はイケるんじゃねーの。金好きそうだし』
「そうね。すぐに6千万用意してくれ。あとで役員にはオレが説明するから」
『そろそろ延長入るし。さっさとアフター取り付けろよ』
「わかってる。市場にも注目されてるトライアルだしな。そうそう、夏にヒカリエにオフィス移す件、求人のほうも進めといてくれ』 電話を切ると、彼女がこちらを見つめていた。
「ヒカリエにオフィスって? 何の仕事してるんですか?」
 ほほう、聞き耳たてるなんて悪い子だな。
「業種はIT。一応、社長やってんだけど」
「社長さんなんですか! スゴイですね! 受付嬢とかで私も雇ってもらおっかな」
 脈アリ!
 とりあえずドリンクを注文してやり、ふかしまくり攻撃に出た。六本木ミッドタウンに住んでるだの、社員200人を抱えてるだの。言いたい放題だ。
 彼女は完全に信じているらしい。こちらの肩をベタベタ触り、甘ったるい声を出してくる
「社長、雇ってくださいよー」よしよし。前向きに考えてあげよう。でもタダで採用ってわけにはいかないことくらいわかってるだろうね。
「じゃあ、アフターしよっか。採用の話もしたいし」
「よろしくお願いします!」
 ほい来た。まさに期待通りの展開だ。
 彼女が仕事を上がるまで時間があるので、いったん店を出て近くの飲み屋で待つことにした。
 …2時間が経った。そろそろ仕事終わりだと思うけど、メールが来ねーな…。こっちからせっつくのもカッコ悪いが、そんなことも言ってられんし。メール送信だ。
〝おつかれー。そろそろ店終わったかね?
 いくら待っても返事がない。もういっちょいっとくか。
〝採用の話なんだけど、急がないと給料減らしちゃうよ。今なら80万ちょい出すけど.
 これでも返事がない。どういうことだ。あの株オンナにしょうもないこと聞いたのか?
翌日。リベンジの舞台は、快速の止まらないマイナー駅にした。セレブキャラをよりいっそう際立たせるためだ。
 再びAと一緒に、場末感たっぷりのキャバへ。
「どうも、いらっしゃいませー」
 まずオレについたのは、ちょっと歳くってそうなコだ。さっそくAが掴みトークをやり始めた。
「オレは大したもんじゃないんだけど、そっちの仙頭社長の会社はデカイよ」
「おいおい、こんなとこでヘンなこと言うなって」
「だってロレックスだって10本くらい持ってるし」「大げさ言うなよ。数十万の時計くらいで」
 2日目のせいか、掛け合いトークは実にスムーズだ。
 年増嬢が訊ねてきた。
「社員は何人いるんですか?」
「200人くらいかな」
「そんなにスタッフ抱えてるんですか! メンタル強いですね!」
 メンタル? いや、そういう話じゃないんだけど。金を持ってるって意味なんだけど。
「まあ、3人で起業した会社なんだけどさ、いつの間にかデカくなっちゃって」
 彼女が真剣な表情になった。
「ちょっと相談なんですけど」
「何なに?」
「私、キャバの他にマッサージの仕事をやってて。いつか、自分のお店を持ちたいと思ってるんですけど…」
 出資してほしいってか。いくら?300? 500?
「立ち上げるお金がないって話かな? なんなら一回、企画書見せてよ。場合によっちゃ、オレが出してやるから」
 かっこよろしいなぁ。カモーン、食らいついてこい。
 ところが、彼女は暗い表情のままだ。
「私、自分はヤレると思ってるんだけど、一方でやり切れる自信もないというか」
「まあ、ビジネスは厳しいからね」
「メンタル弱いんですよ私。強くなる方法ってないですかね?」
「方法ねえ…。経験を積んでいけばそれなりについていくし、まずは踏み出してみれば」
「社長さんは何か意識してることあるんですか?」
 ねーよ。社長じゃねーし。意識って何よ。
「まあ、本とかかな?」
「どんな本ですか?」
「自己啓発系のやつかな。だからキミも読んでみなよ。それよりさ…」
 さっさと話題を変えようとしたのに、彼女はまだ食いついてくる。
「本で心に残ってる言葉とかあります?」「まあこれってのはないけど、『いつやるか。今でしょ』なんてのは
いいと思うよ」
「はぁ…そうですよね。他にないですか?」
 なんなんだよ、この子は。付き合ってらんねーよ。
 さらに翌日。
 快速が止まる止まらないは、もはやどうでもいい。もっと貧困エリアに向かうべきだ。
 というわけで生活保護受給者の多いとされる某所へ。言っちゃ悪いが、なかなかガラの悪い土地柄だ。
 Aはもう付き合ってくれなかったので、店へは一人で乗り込むことに。飲み屋街にキャッチが立っていた。
「キャバいかがですか?」
「いくらなの」
「1時間3千円です」
 安いな。ここにしよう。店に入った瞬間、体が固まった。内装の類が全くない、単なる倉庫テーブルを並べただけなのだ。凄いレベルの店に来てしまった。
 おっと、駆け足ぎみで女がやってきたぞ。金の臭いを嗅ぎつけたか。
「こんばんはー」
 と名刺を出してきた。そいつを財布に入れながら、ゆっくりと中の札束を見せつける。おいおい、めっちゃ見てるぞ。
「うわー、すごい。どちらの方なんですか?」
「オレは六本木。仕事はITで、一応、社長やってんだけど」
「今日はなんでこっちに来てるんですか?」
 言われてみれば確かにおかしい。六本木の社長が、なぜこんな郊外の3千円キャバに入ってきたのか。
「ちょっと用事があって飲んでたんだけど、帰りにキャッチに捕まっちゃって。滅多に来ないから遊んでいこうかなってさ」
 女は納得した様子だ。ふぅ。
「キミさ、けっこういい女だよね」
「ほんとですか?」
「うん。ロレックス欲しい?」
「いいの?」
「いいよ」
 腕時計を外しながら、
「あっ、これ、ジミーにもらったやつだった。ごめん、別のあげるよ」
「ジミー?」
「あ、アメリカ人の社長でさ。ニューヨークで誕生日むかえたときにもらったんだ」
「そうなんですか。今度お願いし
ますよー」
 その後、ドリンクを4杯ほどオゴってやり、誘ってみた。
「よかったら今日、アフター行かない?」
「今日ですか? 今日は家に帰らなくちゃいけなくて…。でも、明日以降なら、ぜんぜん大丈夫なんで。誘ってください」まあ、いいだろう。じゃあ今日は帰るわ。お会計よろしく。釣りはいらない…って言いたいけど、一応もらっとくわ。 次の日、メールを送る。
〝昨日はお疲れ。今晩、軽くワインでも飲みにいく?.
 返事はすぐに来た。
〝すみません。至急お金が必要で貸してもらえませんか。50万振り込んでもらえると助かるんですけど
ナメとんのか!
2、ちょいモテ男になる技術・偽のロレックスにオープンカーでリッチな男を装って初対面のキャバ嬢を即ハメ
3、ゼニパワーの威力・金持ちを装って女をナンパしたらどれくらいモテるか実験
4、お金持ちや有名人を装うSNS写真作戦でモテる
運転席の写真で「もう家を出ちゃった」ことをアピールすると
ラプルーム、エンジェルチャットなどの2ショットチャットをよくやつている。特に深夜はサイト自体が盛り上がっており、オレみたいに即マン狙いでやってる連中も多い。だが2ショットチャットてのは、ライバルが多い上に簡単にアポれるものではない。そこでオレは、女に考えるヒマを与えないという作戦をとっている。実際のやリとりはこうだ。会話が始まったら、とにかく相手が車で行ける範囲に住んでいるかどうかを確認する。そのまま下ネタをはさみつつ会話をつづけ、ラインに移行。ここまでは実にスムーズに行くはずだ。ここからがポイント。
「00、マジで可愛いな。会ってギュっってしたくなっちやったよ」と送るのだが、たいていの子は「え一、ダメだよ一」と拒否を示す。さらに、『マジで、一瞬ギュってするだけだから会えない?』そのときに写真を添付する。その写真こそが最大のキモ。ジャージにダウンジャケットを着て、車に乗ってる構図のものを送るのだ。つまりこっちはもう出ちやってるので、待っててくれよ、と伝えるわけだ。写真はあらかじめ用意しておけば良い。
続けて、『もうテンションあがりすぎてパジャマのままで出てきちやったよw近くのフアミレスとかでちよっとだけお茶しよう』と送信。「会わないと申し訳ないな」と考える女子がたまーにいるので、5人に1人ぐらいは会えて、そのままヤレる感じ。
5、大抵の女の子は、金持ちを装えば、簡単に肉便器にすることができちゃいます。でも、あからさまだとウソっぽくなってしまうので、なるべく自然な感じで、お金持ちを装いたい。まず用意するのは、お金持ちの愛犬家ブログです。そのブログで使われている写真から、なるべく豪華な調度品や、高級車などが写ったものを探し出して、携帯にストックしておきます。
で、出会い系なんかで知り合った女の子に、「犬飼ってるんだよね」とペットの話を振っておいて、この写真を送りつけます。大抵の子が「これ自宅なの? すごくない?」となる。
「まあね。家がずっと医者だったから」
 こんな感じで、面倒くさそうに答えて、
「この子のママになってくれる女の子探してるんだよね」とか、
「家にいる時間が短いから、この子の面倒見てくれる人いないかな?」
と犬の話に戻って、暗に結婚相手を探してる雰囲気をだしていくと、さっきまでとは明らかに相手
のテンションが変わっていく。女の子の方から会いたいとアプローチしてきたり、私、愛人探してるんです、とストレートにお願いしてきたりする。そういう子は簡単に会えるし、普通の居酒屋でご飯を食べただけで、ほいほいホテルについてきますよ。
6、姑息な手段なんですけど、僕は有名なりすましで女を食ってます。有名人って言っても、テレピに出てくる芸能人みたいなのじゃないですよ。そんなのすぐバレますし。なリすますのはツイッターの有名人です。例はここでは上げにくいんですが、ちよつと面白いこと言ってるくらいのツイッター有名人ってのがいるんです。調ぺればすぐわかるでしよう。まず、新しくアカウソトを作って、そのアカウントを鍵ア力(認された人しか見られないアカウント)にする。
プロフィールは「00のプライペート垢です」気になった人とだけ交流しますみたいな感じで。それから本物にメッセージを送ってる女で、頭の弱そうなのを選んでフォ口ー。フォ口ーが帰ってきたらすぐにメッセージでやリとリです。きっと、食い付きにびっくりすると思いますよ。こっちは顔も出してないのに、ものすごい舞い上がって向こうから会おう会おう言ってくるんですから。飛行機に乗って北海道から来た子もいましたね。そんなんだから食うのも簡単。有名人に抱かれたい女って多いんですね。
中国人の超金持ちのふりしてキャバ嬢を口説いてみた

中国人観光客が日本の繁華街で家電やブランド品を大量購入する「爆買い」が話題だ。
ひと頃まではどちらかというとセコイ印象が強い人種だったのに、最近は完全に金持ちイメージで、デパートでも量販店でも中国人さまさまだ。店員に「シェイシェイ」とか手もみされたりして。ってことは待てよ。この状況ってオレも利用できないだろうか。そうだ、中国人観光客のフリをすれば…。デパートの店員にちやほやされても仕方ない。目指すはキャバクラしかないだろう。夜。新宿へ。1時間4千円の大衆キャバに入った。「ミドリです」付いた女は、高橋真麻似のかわいらしいコだ。
「ニーハオ、私、ワンね」
こんな感じかな、中国人の挨拶って。
「中国から買い物に来たよ」
「そうなんですか」
 彼女がマジマジと顔をのぞきこんでくる。
「日本人っぽいですよね」
「…それはまあ、アジア人だから一緒よ」
「日本語も上手だし」
「…仕事でよく来るから上手になったよ」
「ふーん」
 ちょっと違和感は持たれてるようだが、とにかく金持ちアピールしましょう。
「今日は銀座行って来たよ。爆買いって言われてるね」
「そうなんですか」
「エルメス、ヴィトン、いろいろ回ったね。100万円くらい使ったよ」
「さすが中国の方ですね」
 いい反応じゃないか。何気に彼女の膝にポンポンと手を置いてみた。
「中国の男は、美人と出会ったらプレゼント送る」
「ステキですね」
「私、ミドリに何かあげたくなってきた」
「はははっ」
「今日お店何時に終わる? ゴハン食べようよ」
「えっ、まあ、いいですけど」
 食いつきが早すぎる。金持ちパワーってのはすごいですな。
 先にキャバクラを出て待っていると、約束したコンビニ前にミドリがやってきた。
「じゃあ、あなた何食べたいか?」
「焼き肉がいい!」
 彼女の希望で向かったのは、高級焼き肉屋だった。メニューを見ると頭がくらくらするような金額だ。
「…中国人、高い肉はあまり食べない」適当なことを言って注文は少な目にし、再び金持ちトークで攻める。
「明日も銀座に行くよ」
「そうなんですか」
「妻がまだ100万くらい買いたい言ってる」
「家族と来てるんですか?」
「そうよ。家族でパークハイアットのスイートに泊まってる」
 いやー、口からデマガセがどんどん出ますな。
 頃合を見計らってジャブを打ってみる。
「でもミドリはかわいい、今夜連れて帰りたいくらいだよ」
「はははっ」
「家族がいるからパークハイアットはダメだけど、どっか連れていきたい」
「マジで?」
 ちょっと間が空いた。すると彼女が両手をぱっと開いた。
「これくらい、お小遣いもらえたらいいよ」
 …10万ってか!?
さすがはキャバ嬢、一筋縄では持ち帰らせてくれんな。
「…それは中国では売春になるからダメ」
「そうなの?」
「でも愛人なら大丈夫。今日一晩寝てみて、体の相性を見てから契約結ぶ。私、日本にまだだいぶいるから、1ヵ月100万でどう?」
「…それはちょっと信じられないなぁ」
彼女は煮え切らないような表情でニヤニヤ笑っている。心が揺らいでるとは思うけど。
 まもなく肉がなくなり、スタッフがお茶を運んできた。
「まあいいです。とりあえずここは出ましょう」
 そう言って、お茶に手を伸ばした瞬間、思わず叫んでしまった。
「熱ぅ!」
 湯飲みがめっちゃ熱いじゃねーか。…あれ? 彼女がこちらをじーっと見てるぞ。「ほんとは日本人なんでしょ?」
「えっ!?」
「今、熱ぅって言ったし」
 疑われてる? 表情があきらかにおかしいんだけど…。会計を済ませて店を出ると、彼女がぺこりと頭を下げる。
「じゃあ、今日はごちそうさまでした」
 そのままくるりと回れ右して歩き出す。マジかよ? こんなに頑張って中国人アピールしたのに…。もしかしてお茶のハプニングがなければまた違った展開になってた?

宝クジのが当たった男を演じたらキャバ嬢にモテてやれるんじゃないか?

宝クジの一等賞金3億円が当たった男を演じたら、キャバ嬢たちは簡単に股を開いてくれるんじゃないか?そんな単純な思い付きから、実際にキャバクラに行って試してみたところ、わずか半年の間に5人のキャバ嬢を食うことができた。私の話を聞いて欲しい。まずはネットで見つけた、3億円の札束を机に並べた写真を携帯に仕込んで、近所の適当なキャバクラへ。

「こんばんは〜。ユイです」
「ユイちゃんね。どうもー」
付いてくれた23才のキャバ嬢としばらく世間話を交わし、場が温まったころで、宝クジの話を振ってみた。
「実はさ、最近すげーいいことがあってさ」
「え〜どうしたんですか?」
「絶対内緒だよ。見てよこれ」
携帯に入れた札束写真を見せると、女の顔色がみるみる変わっていくのがわかった。
「えっ!?え!?何これ?どうしたの?」
「実は宝クジ当たっちゃったんだよね」
「えーウソ!!マジですか!いくら当たったんですか?」
「3億だよ」
「すご〜い!宝クジ当たった人なんて初めて会いましたよ!」
食い付きは予想以上だった。
「3億か〜。何に使うんですか?」
「とりあえず借金返してマンションと車は買うつもりだけど、やっぱさ、愛人を持ちたいんだよね」「あ〜愛人か〜」
「男の夢じゃん? 誰かいい子いないかな?」
「えーだったら私がなりたいですよ」
「え? ホントに?」
 話はトントン拍子に進み、結局、毎月20万で週最低1回デートをするという契約で愛人関係になる約束を交わし、あっさりメアドと電話番号を交換できてしまった。
 ところがその翌日。メールでホテルに行こうと誘ってみたところ、『先にお金を頂けないとホテルはムリですよ〜』との返事が。そりゃそうだよな。というわけで、作戦を少し修正することにした。すでに当選金を手に入れた設定にすると、女に先払いを要求されてしまう。ならば『クジの当選は確定したけど、お金はまだ受け取っていない』という状態ならうまくゴマかせるんじゃないか。
 さっそくネットで画像を探したところ、新聞の宝クジ当選番号発表欄と、番号が一つ違いのハズレクジを撮った写真を見つけた。これならどうにか騙せそうだ。さっそく別の店へ行き、22才のキャバ嬢、ミナに宝クジの話を耳打ちする。
「あのさ、実はすげーいいことがあってさ」
「え〜どうしたんですか?」
「見てよこれ」
携帯に入れた札束の写真を見せると、女の顔色がみるみる変わっていく。
「えっ!?え!?何これ? 当たったの?」
「実は宝クジ当たっちゃったんだよね。3億」
「えーウソ!!マジですか!」
「声大きいって」
どうやら番号違いには気づいてないようだ。
「結構手続きが面倒でさ、お金はまだ手元にないんだけどね。いきなり大金を手にすると悪い奴が寄ってきたりするって聞くじゃん? 怖いんだよね」
「確かに3億ですもんね。でも凄いですね。お金どうするんですか?」
「とりあえず親にいくらか渡してマンションと車は買うつもりだけど、やっぱさ、愛人を持ちたいんだよね。誰かやってくれそうな子いない?」
「愛人かー。なら私なりたいかも」
「ウソ、マジで?」「えーマジですよー」
「じゃお願いしようかな。とりあえず明日とか、1回試してみる?」
「え?」「ほら身体の相性とかもあるしさ」「あー確かにそうですよね」
同じように毎月20万の条件を提示して連絡先を交換し、店をあとにした。その後、何度かのメールのやり取りを経て、3日後にはホテルで22才のカラダをたっぷりと堪能したのだった。
最初に言ったように、この調子で5人をゲットした。女の子によっては『まだ手続きが面倒でお金は受け取ってない』といい続ければ2回まではヤラせてくれる子もいる。さすがに3度目になると『そろそろお金が欲しいんだけど』とゴネ出すので注意が必要だ。

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