









置屋はプノンペンのトゥルーコックとスワイパーに集中
おかげで体はずぶぬれ、ふくらはぎもアザだらけである。そんなこんなで7時間、ようやくシェムリアップに辿り着き、さあ遊ぶぞ、とマーケット付近の置屋に出かけたものの15、16人ほどいた女のコのレベルは低く、料金も案外高い(確か2時間のプレイで3千円ほど取られた)。
力ンボジア唯一の海に面した場所にあるシアヌークヒルという街
何でも、最近ではビーチリゾートをめさしてホテルや力ジノの建設も進んでいるらしいが、昏迷と邪悪が渦巻くカンボジアとビーチリゾートのイメージか結びつかないのか、海外からの客はほとんどなく閑古鳥なのだとか
ま、そりゃそうだわな。カンボジアでリゾートライフを楽しもうって旅行者がいるワケねーだろ。しかし、そういった旅行者が来ないリソート地こそが楽園だったりする可能性は高い。疲れ果てたココ口を癒すにも、ちょうどいい場所かもしれん。
青い海原を一望できるホテルが1泊たったの8ドル
あちこちにハングル文字が書かれた韓国製中古バスに揺られて約4時間、シアヌークビルの街に到着ここから、さらにバスやタクシーで数分行ったあたりに外国人が泊まるホテルやビーチがあるらしい。さてどーするかこんな場末のリゾートを訪れる観光客なんぞいるワケないから、当然力イドブックもないどう動くべかなあ。
眉間にタテジワを寄せてると、ハイタクのニーチャンが寄ってきた。
「うへへ、お客さんホテル探してんのっ」
「おー海の近くで小奇麗なホテル行ってくれや、金ならあるぞー」
「ガッテンです、旦那さんー」
かなり頭のユルそうな運ちゃんに見えたが、話してみれば英語はペラペラビーチ沿いのリゾートホテルに案内してくれるという。10分余り走り、バイクは寂れた集落の中へと入ってゆく。しだいに磯の香りが漂ってきた
「ピーチ、ビーチー」運転手か指をさす確かに目の前に海があった。けどリゾートつーか、こりゃ寂れた漁村の風景だろ。ホテルらしき建物は1軒もなく、木造のボ口い民宿みたいなゲストハウスか数軒あるのみだ。
「もーちょっとマトモな宿はないのかよ」
「大丈夫「旦那さん、まかせといてー」
あくまで強気な運ちゃんに連れられ集落のはずれへと、この界隈では比較的大きな鉄筋コンリートの真新しい建物が現れた。南欧風リソートホテルってな感じで、うん、これなら期待できそうださっそく客室を見せてもらったところ、バスタブ付きの立派なツインルーム大きな窓からは湾の青い海原を一望のもとに見渡せ、これでー泊、たったの8ドルっつーんだから迷う理由がない。
外人旅行者なら殺人と強盗以外は見て見ぬふり
とりあえず部屋に何物を置き、周辺を散歩してみることにした。人がいないなあ。ニワトリや牛がうろつく「メインストリート」も、延々と続く砂浜にも、ほとんど人気はない。ー日に1人来るか来ないかの客を待って、ジュース売りのおねーちゃんがほやーんと海を見つめてるけど、寂しい風情やのう秋の外房海岸かよ
しかも、よーく海を見ればあちこちに油も浮いてて、パッと見ほどキレイではないんね。もっとも、ビーチのすぐ横にはカンボジア唯一の貿易港があって、巨大なタンカーやら貨物船が、行き来しているんだからムリもないんだろうけど
うーん、やはりつい昨日まで国民か寄ってたかって殺し合いしてたような国で、快適なリゾートライフなんざ望む方か間違ってるんだろか。
「やー、こんにちはー」
ん?声の方を振り向けば白人旅行者であるははあ、オマエら、マリファナをヤリに来やかったな。ほらほら、たちまち煙か漂ってきたよ。
海を眺めなからの一服は気分がよいな。ブノンペンの暗いホテルの一室でやるのとは段違いの感動だぜ。けど、警察は大丈夫なんかい
「ここの浜辺の宿を経営してるのが警察のお偉方だからね外国人宿泊客のやることは、強盗や殺人以外なら見て見ぬふりしろってお達しがあったらしいよ」
白人旅行者どもが言うことには、昨日も夜中に浜辺でマリファナ吸いながらパーティ開いてバ力騒ぎする輩がいたけど、何のお替めもなかったらしい
どころか、最近ここに長期滞在する白人かキノコの栽培にまで成功したって。マジすかうーん、フツーの観光客が楽しめるリゾートとしては未成熟っつーか、このまま流産しちゃいそうな感じだけど、ゴアとかパンガン島のようなヒッピーの聖地になる素質は十分だぞ。
カジノは鉄火場。中国人の客が熱くなりまくり
「旦那さーん、観光でも行きませんか」
へらへらのヌケた顔でホテルに戻ると、俺を乗せてきたバイタクの運転手に、また声をかけられた。料金は1日チャーターしてたったの5ドル。これで行きたいとこへどこでも連れてってくれるらしい。
「カジノ行きましょーよ、旦那さんー」
「力ジノ?ここにそんなもんあるのかいな」
「何言ってるんスか最近次々と4軒も建てられたんですよさーさ、行きやしょうぜ」
運ちゃんによれば、力ジノの客はほとんど地元の小金持ちで、俺たちのようなビンボな旅行者が遊ぶにゃもってこいの場所らしい。よつしゃーそこ行ってくれいーボ口勝ちしちゃるぞーってな感じで出かけたんでありやすが。
「おい、これがホントに力ジノか!?」
郊外の山の中にポツンと建つそのチンケな平屋は、まんま日本の田舎によくある国道沿いのパチンコ屋じゃん入口前にボツンとボロボ口の事務机かあり、ガートマンの制服を着た貧相な顔のオヤジがー人座ってて、それでセキュリティーチェックしてるつもりかあ?
苦笑しながら館内へ入ると、ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどのテーブルが5つ。その周辺にスロットマシーンが置かれ、さらに奥の方にはうチール製のテーブルを並べただけの味も素っ気もないレストランか併設されていた客のほとんどは中国系だ。といっても10人にも満たない。ディラーを含め従業員の方がよっぽと多い。
ルーレットのテーブルで、興奮した客か何やらディラーの胸ぐらを掴みながら、激しく抗議している
声が上がった。脱みつけてスゴんでるオヤジ、目がめちゃ恐いじゃん。あんたら、ただの素人じゃないでしょ。人殺しても平気でしょ。ひゃー、もうコワイコワイ帰ろうっと。
「あれ、旦那さん早かったですね」
「他にないの?」
「ここのカジノはイマイチです。ときどき拳銃撃つヤツもいるから危ねっすー」
「え」
遊び半分の観光客が遊びにくるほかのリゾートにあるようなユルい力ジノじゃなくて、ここのはホントのバクチ場。客も相当気合入ってるだけに、負けがこむと、危ない雰囲気になってくるらしい
「あの山の上にもう1軒、カジノがありますけど、行ってみるですか
「いやもういいや力ジノは」「じゃあ、オンナどーです?」
外見は郊外のパチンコ屋だが、中では大変なことになっている
リゾートでも女が買えるのかー
「いっばいありますよ力ラオケ屋にディスコに、もーどこでもとくに外国人のアナタたちなら大モテね」
美しい自然があり、バクチ場があり女がありそして当然、みんなカンボジア価格で安いいやー案外、このシアヌークビルこそ、俺が探していた楽園なのかもしんないぞ
「よーし、じゃあ、女、買いに行こーっぜ」
「がってんでさあ、旦那ー」
置屋へ行けばマージンが貰えるのだろーっ運ちゃんは勇んでバイクの向きを転換、フルスロツトルで置屋をめざした。
市内中心部を抜けて幹線道路へところどころ一KARAOKlの看板を掲けた大型力ラオケ店が点在している。
「あそこにも女います。でも、高いし、女もダメなのばっかりねー」
運ちゃんとしては、これから自分の案内する店こそが安くて女の質が良いコトを強調したいのだろうが、連れて行かれたのは、やはりKARAOK屋
実に粗末なブレハブ造りの建物である。「いらっしゃーい」中に入ると、野村沙知代みたいな顔したママさんが登場
広間にアラスチック製のイスか並べられたかと思うと、ゾロゾ口奥の方から数人の女のコが出てきたランジェリー姿、パジャマ、ボティコンスーツ。風体はバラバラだが、みんなめちゃ若い
「こっちの娘は18才、向こうは19才ね。どちらも最近入何した新商品よああ、あちらは18才。ちょっと使い古してるけと、サービスはいいのよ」
っておい18才でもうベテランの扱いかよーしかし、並んでる女のコたちの顔を見てみれば、平均年齢は18才ってとこかなあ。やっば18だと年増か力ンボジアの置屋って恐いわ、ホントに「ショートだと8、お持ち帰りで30ね」
「いや、買う気はねっす」
「ええー・こんなに若いコ揃えてる店は、他にないよ」
俺の返答にママさんは意外な顔をするけど、若過ぎるんだってば俺はどちらかつーと熟女好みなの。いゃ、熟女といっても好みの年齢は20代前半あたりなんだけどさま、とりあえずここはパスさせてもらいまっさ。
「ここダメっすかーなんで?可愛いコいっばいいたでしょー」
店を出てきた俺に運ちゃんが必死な形相で言い寄ってきた。力ンボジアの置屋はショートで平均2-3ヤツの懐にはショートで5ドル、お持ち帰りで1ドルくらいのマージンか入るだろうから、そりゃ食い下がりたくもなるわな
「若すぎるんだよ俺には20代くらいで、それに英語も話せる娘のほうがいいね」
「それなら、いい場所があるですよ。ディスコ行くです、そこには外国人が好きな娘たちがいっはいいるですー夜になったら私、ホテルへ迎え行くでいいでけすか」
運ちゃんの勢いに押され、勝手に夜の予定をキメられてしまった。特に予定もないから、いいんだけどね一
真っ暗闇のディスコ、一座った途端ーホテル行きましょう
ホテル内に併設されたレストランは海辺に面したテラスにあり、いかにもリゾートな雰囲気だカンボジア唯一の貿易港に停泊する外国船の灯を眺めながらのタ食エビとかカニとか鮮魚がいっばいの海鮮料理が安くて美味い。
しかし、周りのテーブルは長期滞在の白人カップルばっかり、一方でとっても居心地悪い場所だったりもするクソ面白くないので、さっさとタ食を終えレストランの外へ。「旦那さん、こっちこっち」
ホテルの門の外から、運ちゃんが叫んでるよ
「ディスコ行くですよ、いまなら若いねーちゃんかいっばいですよー」
「おいー・周りの白人カッフルか見てるじゃねーか、恥ずかしいから大声出すなよー」「行きましょ、早くー」
わかったわかった。そんなに興奮するなって。ディスコはバイタクで数分、バスターミナルなどがある街中のメインストリート沿いにあった。小さな看板だけの地味な外観。教えられなければ、誰もここがディスコだなんて思わないだろう。
おそるおそる開けると、あらら、懐かしい70年代の口ックメドレーか流れてるスピーカーはけっこうヘタッてるぞ。申し訳程度にスペースをとったタンスフロアを中心にテーブル席かそれを囲むよう配置されている先客が何人かいるけど、館内が暗すぎて人種まではわからないそれをいいことに、後ろの席で、カッブルかゴソゴソと乳繰りあっているぞ。いや、これが本物のカップルなのか、それとも、ディスコ専属のサービス・ガールなのかは不明だ。
東南アジアの辺境地域ではディスコとかカラォケ店が、ピンサロや置屋と同義語だったりするからなあ。
「ねーねー、ここって女のコも付けてくれるの?女のコはい<らっ」
ボーイに聞いても、首を傾げるだけ。どうやら、彼の知ってる英語は「ビール」「ウィスキと「コーラ」の3つだけらしい。暗がりの中、数人の女かウロウ口しながら、こちらの様子をうかがっているあれは間違いなく、客を物色する娼婦の動きだ。と、思ったら
「こんばんわ、あなたはマレーシア人・シンカボール人?」
英語が話せるー人の娼婦が近ついてきたこの暗がりでよくわかるもんだなあ夜目か効くのかな。
「隣に座っていい?」「う、うん」
しまった。相手の顔もまだよく見てないのにOKしちまったせ。口ンクヘアーで細身なのはわかるけど、いったい「ねえ、アナタのホテル行きましょ」って、まだ座ったばっかりだろちょっと早すぎるんじゃねーかっ
「ねーねー、一晩20ドルでいいかりさあ」
「うーん、15ドルなら」
「うん、それでOK。ホテル行きましょ」
あちゃー、簡単にディスカウントに応じられちまったぜこうなったら、もう断れないな。彼女と腕を組んで表に出る。ディスコに入って、わずか15分しかたってない
「おーーいい娘見つけたですね。じゃあ帰りましょう」
バイタクの運ちゃんが俺を見つけて寄ってきた。しかし、いい娘かとうか街灯もないような場所じゃ、まだ判別つかんよ。にしても、この運転手も、よくこの暗いなかで俺を見つけられるもんだなあ
カンポジアの夜を楽しむにゃ、俺ももうちょっと夜目を鍛えにゃならんね
キミの娘もデビューさせたら親子ドンブリだね
女のコを真ん中に挟むようにして、バイクに3人乗り。彼女のお尻に股間をクリグリついでに悪戯して胸をぎゆーぎゆー。
女のほうも「きゃー、エッチい」ってな感じで、俺の股間を握り返してくる。けっこーノリがよい娘じゃん。ホテルに到着客室に入り、電気をつける
さあ明るい照明の下でしかと顔を見せてくれ。うーんミニス力や若つくりしたカッコに編されたかもしれん目元からして20代後半ってとこかなまあ、それでも学生みたいなガキよりは、こっちのほうがいい。英語もできるし
「電気消してちょうだい」「あ、うん」俺は明るいほーが好きなんだけとなあ、ま、しゃーないかまずはブラジャーを外すと、あれっ巨乳なのはいいけど、もう完全にタレてるやんー
細身な外見に編されたけど、下半身の肉もユルユルこりゃ、推定年齢はさらに上方修正せにゃな、りんね挿入の具合はああ、やっばりユルユルこりゃ出産経験アリだわ、たぶん
「ねえ、子供は何人いるの?」「ん、3人よー番上は18才で、その下が15」
終わった後、単刀直入に聞いてみれば、悪びれずにも答える。確信した30才はイッてるっす。マトモな年齢の娼婦はおらんのか。
「ー番上は男のコっ」「うっん、女のコよ」
彼女の娘は、置屋で見た口リ娼婦たちと同じ年齢なんだなあ。
娘もデビューさせれば、こりゃ親子ドンブリいけるね、うへっ。おおっと、いけねえ鬼畜な妄想しちまったぜ俺も、力ンポジアに馴染んできたのかなあ。
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