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コロプラと呼ばれる携帯ゲームがある。GPS機能を使ったスタンプラリーのようなものだ。指定のチェックポイントでハンコを押すかわりに携帯のボタンをプッシュ。すると、GPSが作動し、そこにプレイヤーがやって来たことが認識される。チェックポイントは各都道府県の市や区の数だけあり、東京だったら、今日は世田谷区、次は杉並区と、クリア箇所を次々と増やしていくワケだ。ユーザーは5万人超。しかもその多くは30代の主婦だ。携帯ゲームといっても実際は自分の足を使わなければならないのに。ヒマな人妻は思いのほか多いようだ。
では手法を教えよう。まずはご近所検索で近場のユーザー探しだ。そこから女性をピックアップしていくのだが、ここでひとつ問題が。不便なことにコロプラのマイページにはプロフ的なものが一切なく、年齢はおろか、性別さえもわからないのだ。面倒でもひとつひとつ個人掲示板の書き込み内容を見て、判断するしかない。先ほど書いたように、コロプラのメインユーザーは主婦。女であれば人妻の可能性はソートー高い。複数のターゲットを選定したら、同時並行でアタック開始。最初は掲示板へのコメントだ。
【ご近所コロニーをたどってきました。フィールド(マイページのこと)のデザイン、素敵ですね】
反応があれば、さらに数日コメント付けを繰り返してから『私信モード』に切り替える。掲示板への書き込みを第三者に見られなくする機能のことで、メールと同じ役割を果たすのだ。以後、シコシコと私信のやり取りを続けていてもある程度仲良くなれるが、手っ取り早く距離を縮めるには、もうひと工夫ほしい。各チェックポイントで入手できる仮想アイテム『お土産』のプレゼントである。
【先週は北海道に出張でした。お土産を買ってきたので(ゲットしたという意味)あげま〜す】
お土産はエリアによって獲得できる種類が違う。遠い地域のものほど有り難みが増すのは言うまでもない。アイテムを活用するのは詰めの段階でも同じだ。コロプラには、チェックポイントでゲットできるアイテムとは別に、スポンサー店(民芸品屋など全国90カ所以上)で平均5千円以上の買い物を
するともらえる特製カードがある。コロプラユーザーには当然、魅力的な品だ。
【○○さんってコロカ(カード)持ってる?】
【ううん。欲しいけど高いし】
【こんどスポンサー店に行こうと思うんだけど一緒にいきません? ○○さんの分、僕がプレゼントしますよ】ほら、アポの名目ができた。
ナンパ出来るゲームアプリコロプラ

コロプラという携帯ゲームがある。グリーやモバゲーほどは有名じゃないので、ご存じない方も多いかもしれない。でも、みなさん、話を聞けば興味を持つと思う。ずばりこのゲーム、ナンパに使いやすいのだ。作戦を披露しよう。

ゲーム自体はどうってことない。ひとことで言えば スタンプラリー だ。指定のチェックポイントでハンコを押すかわりに、携帯をピコピコやる。とGPSで位置が確認され、そのポイントに本人が来たことが証明される。チェックポイントは全国各地にあり、都内だけでも数十以上。「新宿区」「三鷹市」「東京タワー付近」など、あちこちを回って遊ぶという流れだが——。
ヒマ潰しにちょくちょくやってるうちに、少しずつ興味がわいてきた。ゲーム上の他のプレイヤーにメッセージを送れるからだ。いいナンパになるかも!
〈こんにちわ。よかったら一緒にチェックポイント回りませんか?〉
しかし、返事は一つもなかった。顔の見えない相手にいきなり誘われ、ホイホイ乗ってくるほど女たちはバカではなかった。
ある週末、オレはヒマを持て余して、浅草にあるコロプラの「スポンサー店」にふらっと出かけてみた。ゲームに協賛している土産物屋で買い物をすると、コロプラの特殊アイテムがもらえるのだ。この手の店は全国に50ヵ所ほどあるのだが、足を運ぶのは初めてだった。店内にあった訪問者用ノートをしげしげ眺めていたところ、後ろから女の声がした。

「かわいいー」
「コロちゃんマーク付いてるぅ〜!」
振り返ると、女の子2人組が、コロプラのオリジナル煎餅を物色していた。もしかして!?何気に声をかけてみる。
「コロプラやってるんですか?」
「あ、そうですよー」
オレもコロプラ仲間だと言うと、2人はニコっと会釈する。
「もう、けっこう回ってるんですか」
「いやぼくは、まだ初心者で」
会話は普通に進んだ。同じゲームをやってる人間同士が、たまたま鉢合わせしただけなのに。
「これからどこか回るんですか?」
「どうしようか考え中なんです」
「よかったら一緒に回りませんか」
「…うーん」
「行こうよ」

「いや、ちょっと…」
残念ながら彼女たちは誘いに乗ってこなかったが、光明は見えた。彼女たちと別れたあと、オレは店の前で張り込んだ。また誰かくるはずだ。店員曰く、週末はコロプラ客が多いとのこと。その言葉通り、ターゲットは次々とやって来た。男は少なく、女2人組などが圧倒的に多い。そして声をかければみな、知らない土地で仲間でも見つけたように、反応がいい。連れ出しまではなかなか進まなかったが、手応えはアリだ。トライアンドエラーを繰り返すこと1時間ほど。40絡みのおばちゃんが、一人でふらっと店に入ってきた。まさかあの人も…。ナンパ相手としては、ギリギリ許容範囲か。
「コロプラの人ですよね?」
「あ、そうだけど」
彼女、ヒマなのかやけに慣れ慣れしい。
「おにーさんは、コロちゃん煎餅買った?」「買ってないです」
「私いっぱい買ったから一個あげようか」
そのうちに、自分から携帯画面を見せ、これから下町を一人で回るんだと言う。まるで一緒に行こうとでも言いたげに。
 「じゃあ、ボクも一緒に行っていいですか」
 「いいよいいよー」
おばちゃんは、回るコースを入念に調べてきていた。オレが感心して話を聞くと、うれしそうにコロプラのうんちくを喋るわ喋るわ。こんなオバチャンも携帯ゲームにはまってるなんて、どういう心境なのだろう。とりあえず、旦那と子供はいるらしいけど、家庭とかはどんな感じなのかな…。
2時間ほど回ったところで、オレは切り出した。
「そろそろ、どっかでメシでも食いませんか?」
「うーん、もうちょっとだけ」
くそっ。まだ回りたりないのか。本当にハマってるんだな。こうなりゃトコトンつきあってやる。それから3時間。おばちゃんは結局、下町どころか埼玉までオレを引っ張り回した。ようやく切り上げて居酒屋に入ったのは、日もとっぷり暮れてからだ。おばちゃんは、ビールを注ぎながら舌をぺろっと出した。
「今日は何か付き合わせたみたいでごめんね」
「いいですよ。こっからはボクに付き合ってもらいますから」
その日、何とオレは、おばちゃんをホテルに連れ込んだ。年末の成功が単なるラッキ
ーか否か。近々、オレはまた、コロプラナンパに出かけるつもりだ。

コロプラナンパ成功談2

コロプラと呼ばれる携帯ゲームがある。GPS機能を使ったスタンプラリーのようなものだ。 
指定のチェックポイントでハンコを押すかわりに携帯のボタンをプッシュ。すると、GPSが作動し、そこにプレイヤーがやって来たことが認識される。チェックポイントは各都道府県の市や区の数だけあり、東京だったら、今日は世田谷区、次は杉並区と、クリア箇所を次々と増やしていくワケだ。
ユーザーは5万人超。しかもその多くは30代の主婦だ。携帯ゲームといっても実際は自分の足を使わなければならないのに。ヒマな人妻は思いのほか多いようだ。 
では手法を教えよう。
まずはご近所検索で近場のユーザー探しだ。そこから女性をピックアップしていくのだが、ここでひとつ問題が。不便なことにコロプラのマイページにはプロフ的なものが一
切なく、年齢はおろか、性別さえもわからないのだ。面倒でもひとつひとつ個人掲示板の書き込み内容を見て、判断するしかない。先ほど書いたように、コロプラのメインユーザーは主婦。女であれば人妻の可能性はソートー高い。 
複数のターゲットを選定したら、同時並行でアタック開始。最初は掲示板へのコメントだ。
【ご近所コロニーをたどってきました。フィールド(マイページのこと)のデザイン、素敵ですね】
反応があれば、さらに数日コメント付けを繰り返してから『私信モード』に切り替える。掲示板への書き込みを第三者に見られなくする機能のことで、メールと同じ役割を果たすのだ。 
以後、シコシコと私信のやり取りを続けていてもある程度仲良くなれるが、手っ取り早く距離を縮めるには、もうひと工夫ほしい。各チェックポイントで入手できる仮想アイテム『お土産』のプレゼントである。
【先週は北海道に出張でした。お土産を買ってきたので(ゲットしたという意味)あげま〜す】
お土産はエリアによって獲得できる種類が違う。遠い地域のものほど有り難みが増すのは言うまでもない。アイテムを活用するのは詰めの段階でも同じだ。  コロプラには、チェックポイントでゲットできるアイテムとは別に、スポンサー店(民芸品屋など全国90カ所以上)で平均5千円以上の買い物をするともらえる特製カードがある。コロプラユーザーには当然、魅力的な品だ。
【○○さんってコロカ(カード)持ってる?】
【ううん。欲しいけど高いし】
【こんどスポンサー店に行こうと思うんだけど一緒にいきません?○○さんの分、僕がプレゼントしますよ】
ほら、アポの名目ができた。

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