
都内とは思えぬ超オンボロラブホテルがある。
増築に増築を重ねて迷路のようになった温泉宿のような造りで、中は複雑怪奇。廊下は何度も曲がり、階段も3〜4カ所あって、どこがどうつながっているかさっぱりわからない。各部屋が番号ではなく、タカ、ツル、カメなどと名づけられているのも特徴だ。
このホテルの目玉ルームは「サニー」。
風呂の窓を開けると、目の前に1メートル四方ほどの謎のデッドスペース(増築ゆえに生じたのか?)があり、さらにその奥には、「タカ」と「カメ」の浴室の窓が。つまり浴室から浴室が覗けるのである。
ならば「タカ」や「カメ」に入室しても、「サニー」の風呂を覗けそうなものだが、それでも入るなら断然サニーだ。イラストを見てほしい。「カメ」の奥の壁は全面が鏡張りになっている。つまり「サニー」側から見たときに、ベッドが鏡に写って丸見えなのだ。他の部屋にはないこの鏡によって、サニー側から見た光景はより興奮できるのだ。
場所柄、若いカップルが訪れることはまずなく、見えるのはホテトル嬢らしき熟女の裸ばかりとはいえ、それはそれで勃起ものだ。
また、これはよろしくないことなのだが、「カメ」の風呂の窓は昔ながらの木製枠でカギもろくにかからないので、デッドスペースに入り込めば外から開けることも可能だ。ちなみに、どういうわけかデッドスペースには大量のシケモクが落ちている。誰かがここに長時間待機して各風呂を覗いていたのだろうか?いかにも不審である。
全裸の男女が、フェラチオだけで行為を済ませたのだ(次の客も見ようと思ったが途中で力ーテンを閉められた)。
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