
男に生まれながら女性として生きる、ニューハーフと呼ばれる人たちがいる。
皆さんが思い描く彼女たちのイメージは、髪を伸ばして化粧をし、シリコンやホルモン注射で胸を膨らませた薄気味の悪い連中というのが大半だろう。
普通の感覚をお持ちの男性ならば、興味を持てない世界かもしれない。
だが、思い返してほしい。
普段から好きな女を相手になだめすかして、やっとのことでベッドに持ち込んでも、やる気のない素振りを見せられ、頼まれたからくわえます、といったおざなりフェラを受ける。
そんな寂しい経験をしたことがあるのではないか。
一体、自分の快楽のためだけに純粋にプレイを楽しんでいる男性が、世の中にどれだけいるだろう。断言しよう。
この世の中で最もエロいセックスの相手は、ニューハーフだ。
彼女たちは誰よりも性に貧欲で、テクニックのレベルも高い。
人によっては、本物の女性より魅力的な要素をいくつも兼ね備えていると言ってもいい。
これまで40人以上のニューハーフたちと出会い、セックスし、話に耳を傾けてきたオレが、彼女らの魅力を紹介しよう。
タオルを剥ぎ取ると勃起したペニスが
4年前のある日曜の朝。仕事の打ち合わせのため、山の手線に揺られ池袋へ向かっていた。
車内は休日の朝だけに客の数もまばら。
ふと横を見ると、ミニス力から生足を覗かせた、20代後半のギャル風が化粧を直していた。
人前で化粧を直す女は嫌いだ。
遮るように新聞を読みはじめた直後、女がオレの隣に席を移し、新聞を覗きこんできた。
読みたい記事でもあるのかと思い、女の方に新聞を傾けてあげたが、何か様子がおかしい。次の瞬間、女はオレの腕にオッパイをグイグイ押し付けてきた。
あんた、ナ二してんのっ女は動揺するオレを無視し、澄ました表情でズボンの隙間から手を入れてくる。なんだこの女。
ひょっとして、ドッキリかっ
実は2カ月ほど前、仲のいい友人たちが本格的なドッキリ企画を企て、偽のヤクザ事務所に呼び出されたことがあった。
最初はこの痴女もアイツらのイタズラだと思ったが、辺りを見てもそれらしき気配はない。
女は、お年寄りや子供たちのいる車内で、オレのペニスをしこき続ける。
ヤべえ、気持ちいい~
電車が目白駅を出るころには完全に勃起していた。
そろそろ目的の池袋に到着だ。
「もう降りるよ」
手を払い退けて立ち上がると、女は「ワタシモ、オリル」とつたない日本語を口にした。
そして、オレの横を歩きながら「ヤロウ、ヤロウ」と服の袖を引っ張ってくるのだ。
池袋の立ちんぼ外国人か何かか。
顔はなかなかのレベルだし、人前でチンコをしこくほどのタマだ。ホテルで2人っきりになったらどれだけすこいことになるだろう。
瞬時にエ口い妄想が頭を駆け巡ったが、待ち合わせ時間はすでに過ぎている。今は無理だ。
「オレ、お金持ってないよ。これから仕事だし。また今度ね」
「ソレジャ、デンワバンゴウ、オシエテョ」
言われるまま番号を伝え、その場で女と別れた。
翌日、さっそく女から電話があり、池袋で会うことになった。お金はいらないらしい。
「セックススルデショっホテルイコウョ」
ろくな会話もなしにホテルに直行。
途中、彼女が口にしたのは、自分が中国とスペインのハーフだということだけだ(実際はフィリピン人だった)。
互いにシャワーを浴び終え、ベッドに移動したが、なぜか女はタオルを取ろうとしない。
不思議に思いつつも、そのまま抱き合うと、女はハンパじゃない攻め技を繰り出してきた。
まるでAVのフルコース。体中を丹念に舐められ、同時に指で乳首やアナルなどを絶妙な力加減で攻め立てる。
フェラテクもかなりのもので、何よりペニスを証めることが好きでたまらない、といった様子で興奮しまくっている。
こいつ、めちゃくちゃエロい。オレも前戯してやろう。
いい加減、タオルを取ろうとすると、またもや体を引いて嫌がっている。
「何してんの、取りなよ」
強引に剥ぎ取ると、目の前にギンギンに勃起したペニスが現われた。
なんだ、そんなオチか。
お互いに3発ずつ射精
普通ならどん引きするシーンなのかもしれない。
が、オレは違った。ヤッタ女の数が300人強。
末森健氏ではないが『喰える女、拒まず』を地でいき、スワップや露出など変態プレイも大歓迎。
加えて、元来、ハプニンク好きの性格である。
むしろオレは、この意外な展開を楽しんですらいた。
いかにもべタな笑い話ではないか。
改めて女の体をじつくり観察してみれば、顔は普通の女と変わらないし、ホルモン注射のおかげで胸も大きく、ウエストもくびれている。
なのに、下腹部にはギンギンに勃起したペニス。
このギャップは何だ。女のチンポか。フェラしたらどんな感じなんだろう。
あり得ない現実を目の当たりにして、自分の体が熱くなっていくのがわかった。
オレ、普通に興奮してるぞ。
彼女もこちらが嫌がるそぶりをみせなかったので安心したらしく、体を預けてくれた。恐る恐る彼女のペニスを姪えてみた。
表面が柔らかく芯が堅い独特の感触。思ったよりも複雑な形をしていて、上手な証め方がわからない。わからないなりに相手の乳首を触りながらフェラを続けていると、突然、口の中に精子がビュビュッと放出された。
うわー、口内発射されたよ。
ビックリ。でも、不思議と嫌悪感はない。
さて、いよいよ挿入である、当然ながら彼女の穴はアナルだけ。
風呂場のシャンプーをコンドームの上から塗り、正常位で入れる。入り口付近は強烈に締まった。が、奥はそれほどでもない。オマンコの方が気持ちいい。
が、彼女は「アオン、アオンー」と大きな端ぎ声を上げながら、自分のペニスをしこいている。
目の前で揺れるオッパイと、ギンギンのペニス。
こんな、わけのわからない興奮は初めてだ。
射精した後も、長時間にわたって攻められ、結局互いに3発ずつ発射した。
フェラ、口内発射、アナル(挿入のみ)、どれもこれもが初体験。ホテルを出るころには、腰がガクガクになっていた。
彼女とはその後何度か会った。終われば食事もせずに別れる。
その、快楽だけを求める関係に、オレはすっかりハマっていた。
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