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住販としては小規模で、社員数は100人あまり。
私の配属先は、営業部のモデルハウス担当だ。

スタッフ2人で口ーテーションを組み一棟を担当、同時に注文住宅の相談にも乗る、言わば会社の出張オフィスのようなセクションである。
ゼネコン時代も営業部にいたが、手がけていたのは、もっぱら土木事業と商業ビル関連。住宅販売は、未知の世界に等しい。
客との対応の進め方は?契約の取り方はっ右も左もわからぬ私に、セールスの『いろは』を教えてくれたのは、同じモデルルーム担当で3才年上の先輩、田中である。

気さくで親切な彼の存在は、新米の私には実に心強かった。入社してー力月ほどたったある平日の昼下がり、田中と供にー人の女性客を接客した。
先々週の日曜に、旦那と一緒に注文住宅の相談に来た主婦である。自身もアパレルショップ勤務だと聞いていた。

「昨日の夜、旦那が二世帯住宅を作りたいって言い出して」

何でも、昨年暮れ、旭川に住む義父が体を壊したそうで、夫は以前より親を呼び寄せ、同居する考えを持っていたらしい。
「妻としては、いろいろ考えなきゃいけないし」
嫁姑の確執は避けて通れぬ問題。悩んで当然だ。
「すごく気が重くなって、夜遅かったけど、田中さんに電話したら、繋がらなくて」
「あっ、ごめんなさい」
「まあ、それはいいんですけど。だから、もう会って聞いてもらうしかないと思って。実際、二世帯だと、どうなるかも伺いたいし」
このときの空気をどう表現したらいいだろう。販売員と客という関係にしては妙に。帰り道、それとなく聞いてみた。

「あの奥さんと、かなり親しいんですねっ」
「…俺はね、家の営業ほど、相手の内側に入り込むセールスマンもいないと思うんだよ」
暖昧な言い回しながら、何となく意味はわかった。住宅セールスは、住む家族の性格から、預金残高や借金額まで把握しておく必要あり。自ずと相手のプライベートに踏み込まざるをえないというワケか。
「ある意味、医者に近いんじゃないっ医者の前では、みんなマナ板の鯉。素直に話するし、簡単に裸にもなるでしょ」
(やっぱ、ヤッてるんですかっ)喉の先まで出かけて止めた。
「まあ、奥さんをおろそかにしちゃあ、面白くないょ。一般的に女の方が自宅にいる時間が長いわけで、その分、家に対してのこだわりも強かったりするから」

入社して5カ月、三棟目のモデルハウスに移動した。すでに田中の手を借りずとも、大半の業務がこなせるようになっていた。
昨年3月半ばのその日、私は1人、モデルハウスで暇を潰していた。朝からまだ誰ー人として客が来ない。時間はすでに午後2時。何とも言えない眠気に襲われ、ソファに腰を下ろしたそのとき、ガチャリとドアの開く音がした。
「すみませーん」
玄関先に、ともさかりえ似の美人が立っていた。年齢は30前後か。
「どうぞ、いらっしゃいませー」
半年もキャリアを積めば、接客は慣れたもの。まずは自由に内覧してもらい、質問が出れば答える。
「このソファって備え付け?」
「はい、チラシに出てましたとおり、こちらは家具付き住宅でございます。カーテンもシャンデリアも、このまま使っていただけます」
「坪、おいくらでしったっけ?」
彼女はかなり積極的だった。こうした客には、リビングルームで質問票を書いてもらう。接客中の表札を出し、じつくり話を聞くのが田中から教わった対応だ。
香我美京子、28才。
現在、某デパートの化粧品売り場に勤務中。
一昨年に結婚した夫は、45才の公務員で、年収700万。悪くない。何でも夫とは休みが合わず、加えて住宅購入にさほど熱心ではないため、今日は1人で見学に来たといつ。
「旦那は、ガンダムとかスターウォーズのフィギュアの部屋と、力ブト虫とクワガタ虫を繁殖させる部屋があれば、満足なんですよ」
話好きなのか、相当ヒマなのか、彼女は問わず語りに、夫との出会いの経緯や共通の趣味から、デート、ケン力、家庭内の役割分担などを口にした。そして、話題は夫婦の夜の生活にも。
「だから、もう全然なくて」
「少し歳の離れたお友達みたいなご夫婦なんでしょうねえ。私のとこもかりご無沙汰です」
「そんなもんですよねえ」の時点で、下心がまったく無かと言えばウソだ。室に美人妻と2人。ともすれば、妄想が頭をよぎる。
が、大事な様にいったい何ができよう。下動きをしたら、それこそ首が飛しまう。
念を懸命に打ち消し、再び中を見て回る
寝室、和キッチン、そしてバスルーム。意地悪な答を返すと、途端にの瞳が潤んだ。空気が一変したわかった。
「…ちょっと」
はい
彼女の手が私間に伸びている。
誘ってる、誘ってる。性と欲望が葛藤した。仮にもモデルルームでセックスなんて・・
言うまでもなく、心臓の鼓動を感じながら勝ったのは欲望だ。
背中に手を回すと彼女が私のズボンを下げにかかる。
そのままトランクスも脱がし、ペニスを口に。
無言のまま、愛おしそうに力リや玉に舌を。異常なまでの興奮に、頭がどうにかなりそうだ。手を付かせて、後ろから挿入した。場所が場所だけにアエギ声が響きわたる。
私は背広の上着を彼女に被せ、ひたすら腰を振り続けた。
このことは誰にも話さなかった。
もし会社にバレたら、始末書では済まない。
ただ、一方で妙に楽観している自分もいた。口にこそ出さないが、先輩の田中も同じことをしているに違いない。そして、その行為は明るみになっていない。
相手の女性とて。決して漏らせない出来事なのだから―私の中で、仕事に対する考えが大きく変わろうとしていた。

二匹目のドジョウは、その3週間後に見つかった。
美容師の小林早苗、30才。太田裕美似の人妻である。
最初はピンと来なかった。各部屋を案内している間も、まるで積極的な様子は窺えない。
でも、そろそろ自分たちの家を持ちたいとは口にする。
それはどんなイメージの家なのか。支払い能力はあるのか。
さりげなく聞いても、明確な答は返ってこない。こ~つした客には、田中から受け売りのプレッシャー作戦だ。

「真剣に家を持ちたいとお考えであれば、医者に相談事を話すように家庭のことを教えてくださいませんか。安心して全てを話していただかないと、家は建ちませんよ」
諭すように言うと、彼女はようやく重い口を開き始めた。預金額400万。夫はマンションを希望してるが、自分は庭付きの新築が欲しい。
夫は中学教師で、野球部の顧問。普段は部活のことで頭がいっぱいで、ろくろく会話もしていない。少し心を開かせたところで押す。
「よろしければ、来週あたり、自宅を見せて下さい。家を作るにあたって、今のお住まいの何が不自由に感じているかを知っておきたいんで」
口実ではない。実際に行われる確認事項の1つだ。
「あっ、はい」
「そのときに、良かったら食事でもご一緒しませんか。私でよければ、旦那さんのグチ、いくらでも聞きますよ」
軽いフリに、彼女はニコリと笑った。脈あり、と読んだ。

翌週の昼下がり。早苗の自宅を確認した後、近所のビスト口に誘った。
もちろん、事前にネットで調べていた店だ。
「フレンチなんて、久しぶりに入りましたよ」

鯵のポアレを口に運びながら、早苗が言った。
「ていうか、外で食べるの自体久しぶりかも」
「僕も、妻以外の女性と2人で食事するなんて、いつ以来かなあ」
「やだ、もう30ですよ、私」
「いやあ、小林さんなら20代前半でもイケるんじゃないんですか。こんな人が奥さんなら、毎日食事に連れていくのに」
煽って煽って煽り倒した。言わば、まな板の鯉だ。
難しいことはない。ひたすら褒めまくればいいのだ。上機嫌にさせたところで店を出て、車に乗る寸前、思い切って言ってみた。
「お腹も張って眠たいし、小林さんとこで休んでいっちゃいましょうかっ」
「えっ」
早苗は驚いて絶句した。が、ハッキリと否定しない。可能性はまだ五分五分。期待通りの賓の目が出ることを祈り、車を走らせた。自宅に向かう道中、ことば少なかった彼女の様子からして、すでに本人も期待していたのかもしれない。
家の玄関を入ったところで二屑に手をやると、私の胸にしおらしく体を預けてきた。そのまま口を開かせ、舌を吸い、耳を指でまさぐった。もはや立ってられない様子の早苗を寝室に誘い、荒々じく服を脱がした。
E力ップは優にあろう見事な乳と生えそろう陰毛。私は無言のまま、その熟れた体に襲いかかった。
家の話する前に赤ワイン飲まない?
この後、専業主婦とも関係を持ち、これで都合3人。
まったくもって美味しいが、肝心の契約には至らなかった。
業者の男と寝たことによる罪悪感なのだろうか。
私としては、客との密な関係が売上げにもプラスするものとの考えもあったのだが

疑問を感じつつも、4軒目の夏のモデルハウスで3人と寝た。
ー人目は、田中亜由美。モデルハウスの近所の美容室で働いている27才である。2年前に離婚し、現在は実家に子供を預けるバツイチ。
何でも、勤務先の店主と愛人関係にあるそうで、子供を呼び寄せ、3人で住むための家を建てたいとのことだ。いかにも隙のアリそうな女だった。肌の荒れ具合からして、相当ストレスが堪っていることも手に取るようにわかった。
「ご近所なんですから、お茶飲みがてら、また寄ってくださいよ。火、水、金はー人なんで」
最初は型どおりに部屋を案内し、別れ際に軽く粉をかけたら、本当に翌週、やって来た。口八丁手八丁でその気にさせ、キッチンで立ちバック。造作もなかった。その4カ月後、彼女の美容室併用住宅が建った。関係を持った女性では初めての契約である。
2人目の渡辺亜希子27はやけに『家に対する意識』の強い主婦だった。こんな相手も、田中の受け売りが役に立つ。

「東南は、家相上、大吉。北東は鬼」
「へー。すごい。占い詳しいんですね。もしかして手相とかも観れます?」
感心しきりの彼女の手を取り、適当な講釈をたれる。真剣な眼差しで聞く亜希子。すっかりマインドコントロールした後、3回目の打ち合わせでモノにした。
3人目の牧山恵美は、客ではなかった。タウン誌の広告担当で、モデルハウスの撮影が来訪の目的だった。言わば、こちらが『お客さん』である。
「私も家を建てたくなりますね」
広告主に対するオベッ力だろうと思いきや、素性を聞いて触手が動いた。36才でシングル。貯金がー千万近くで、オートバイが趣味らしい。
自由奔放なキャリアウーマンってところか。幸い、私もバイク好きである。だったら、週末一緒にツーリングでもどう?誘うとほいほい付いて来た。帰り道、半信半疑で誘った。
「休んで行こうか?」
「…そうね」
恵美が、驚くほどすんなり受け入れた理由は、ラブホで2回戦を終えた後にわかった。ベッドで煙草を吹かしながら言うのだ。
「家の費用、まけてよ」
4カ月後、恵美のデザインハウスは、寝物語の約束通り、少し安い費用で着工した。夏が終わっても快進撃は止まらない。
9月にー人。明けて新年最初の客、松田清佳も落とした。元レベッ力のノッコに似た27才。その若さでスナックを経営していた。
一見で来た彼女もまた、注文住宅を考えていた。2時間あまり詳しい話を聞いた。口ぶりからして本気らしい。
「いつ頃、来られますか?」
「月末の火曜か水曜には」
「あっ、いいですよ」
清佳が何の日程を確認したのか、すぐにわかった。彼女の旦那は、長距離トラック運転手。
今月一杯、夫が本州便から帰って来ないことまで聞いた。まさか?週明けの火曜日。清佳の自宅を訪ねると、中からピンク色のトレーナーの上下を来た彼女が現れた。部屋に上がり、持参した資料を広げる。
と、清佳がおもむろに立ち上がった。
「家の話する前にとりあえず、赤ワイン飲まない?」
幸先のいいスタートを切った今年、私は何人と関係を持てるのか。
今日も昼下がりの女性客が待ち遠しくて仕方ない。
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