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全国の、特に繁華街には、その町の有名人とも言うべきある種の人間が存在する。
皆さんも一度は見かけたことがあるだろう、意味不明な奇声を発する人たちを。
「%$&#?!」
声の主は少年だったりオバちゃんだったり。いつも同じような内容を叫ぶ者もいれば、聞くたびに新しい台詞が増えている場合もある。唯一共通するのは、その誰もが例外なく、周囲から〈変人〉扱いされている点だ。
冷笑、侮蔑、憐澗、無関心。通行人の態度は誰もが同じようなものだ。
近づくんじゃない、目を見ちゃいけない、あの人はクルッテイルのだから。
しかし知りたくはないだろうか。何があの人たちを叫ばせているのか、なぜあの人たちはああなってしまったのかを。

新宿歌舞伎町の区役所前に、毎夜、1人の名物オバちゃんが立つ。
推定年齢40代後半。150センチほどの小さな身長に、三つ編みの頭。背中にリュックを背負い、道行く人に大声で注意を促すその姿を、歌舞伎町で知らぬ者はいない。
「歩きタバコやめてくださ-い、迷惑防止条例にあたります」
「歩きメールやめなさい!スヶベメールばっかりして。このスヶベ!」
一帯にはすさまじい大声が響き渡り、注意された人物やその他の通行人は「なんだ、このオバはん?」と蔑んだ目で通り過ぎる。毎晩おなじみの光景だ。
彼女の注意内容そのものは極めて正しい。歩きタバコや歩きメール、他にも無灯火自転車や二人乗りにも果敢に突進し、徹底的に罵倒する姿は爽快でもあるし、相手がヤクザだろうとチンピラだろうと怯まない精神は、あっばれの一言に尽きる。

しかし、やはりその行動は奇異としか言いようがない。なりふり構わぬ大声。
「スケベったらしいんだよ!」
と、ときおり発する下品な罵倒。
注意のみならず、メガネをかけた若者が現れるや「あんた、オリエンタルラジオの藤森に似てる.藤森l藤森!」と付いていく様など、とても常人ではない。
いつぞや編集部のオガタなど「コージー富田!」と追いかけられたことがあるそうだ。
トラブルが起きないのは、皆が彼女を「オカシイ人」と一発で見抜き、まともに相手にしないからだろう。
だからこそ注意を耳に入れる者などいないし、逆に指をさしてその姿を笑う若者は後を絶たない。
別名、歌舞伎町の風紀委員長。誰もが知っているが、誰も素性を知らない彼女のことを徹底的に追いかけてみよう。

まずは1日のスケジュールを知るため、数メートル後ろをぴったり付
区役所前の活動は夕方4時から深夜0時までいて回ることにした。
彼女が歌舞伎町に現れるのは、毎日夕方の4時ごろ。まず昼食を食べた後、区役所に向かい、中で働く店員に話しかける。
「今日はハロウィンでしよ。かぼちゃだよ、かぼちゃ。大戸屋のかぼちゃのコロッケおいしいんだよ」
毎日のことで慣れっこなのか、ややあきれ顔ながらもニコやかな応対だ。ちなみに、会話時の声も普通人の2倍は大きい。

区役所のウォシュレット付きトイレでゆっくり用を済ませば、いよいよ《本業》の風紀点検活動に入る。
区役所前の交差点は、ホストクラブやクラブ系の飲み屋に隣接し、またカラオケや居酒屋などの客も激しく往来する。委員長はその通行人をつぶさに観察し、風紀を乱す者に果敢に向かっていく。

注意内容は以下4点だ。
・歩きタバコ
・歩きメール
・無灯火自転車
・二人乗り

容赦はしない。ターゲットの真横に張り付き、大声で注意しながら、区の発行する路上喫煙禁止ビラを手渡し、歩きメールへの注意を無視されれば背後から罵る。
「スケベメールばっかりしてこのスケベー.ドスケベーキンタマばっかり使って!」
相手が女性の場合は、キンタマがオマンコに変わる。
これが延々6時間。途中、ドコモショップに「auに負けただろ、ザマーミロー」と怒鳴りつけたり、犬や子に「かわいいねえ」と近づいたりすることもあるが、横を歩きタバコが通れば、カツと目を見開いて叫ぶ。
「そこのタバコー迷惑防止条例にあたります」

深夜0時。大戸屋で夕食を食べた後、終電に。車内でも歩きメールへの注意は止まらない。
数分後に新宿区内の某駅で下車し、徒歩でアパートへ。ほとんど人通りがないせいか、ずっと無口なままだ。
あたり構わず大声を発するのではなく、場所をわきまえていることがわかる。

近所の評判は、予想どおり芳しいものではなかった。商店主や、奥さんたちなどによる目撃情報は以下のとおりだ。
・昨年の秋に、区役所の紹介で引っ越してきた。1人暮らし。
・コンビニの新聞を立ち読みして怒られている。
・しょっちゅう電話でどこかに苦情を言っている。
・喫煙禁止ビラを電柱に貼りまくる。
・新宿区議会で「あの人は役所が扉ってビラを撒かせているのか?」と質問が飛んだこともある(近くを通った議員の話)。

《オカシイ人》と認識されていることは確かなようで、誰もが「あまり関わらないほうがいい」と口を揃える。人種のるつぼ歌郷伎町ならまだしも、閑静な住宅街だけに反応は一概に悪意に満ちている。
ただ、これら周辺情報ばかり集めても、彼女の行動の真意はわからない。判明したのは、「少なくとも新宿区某所に引越してきた1年前の時点で、すでに奇怪な行動を取っていた」ことだけである。
一人暮らしなので、身内への接触は不可能。残るは本人のみだが、果たして彼女の口から真っ当な言葉が返ってくるだろうか?

後日、区役所前で活動の真っ最中に声をかけてみた。
「ちょっとお茶でも飲みませんか」
彼女は振り向く。
「いいの?」
意外にも、喫茶店にあっさりと付いてきてくれた。何だ、話の通じる人なのか?
「こんな高いコーヒーいいの?高いのよココ、本当にいいの?ビックリするくらい」
店員の目などお柵いなしに軽い悪態をついた彼女は、質問に答える形で数奇な人生を語りだした。

彼女の名前はA美。現在39才(あくまで自称)の未婚。兄弟はいない。
生まれは東京だが、幼いころ家族で宮崎県に引っ越す。当時から地声は大きかったという。小学時代はバドミントンクラブに所属したというから、奇行は見られなかったのだろう。
中学卒業後、地元宮崎で働き、(何の仕事か語らなかったがおそらくフ-ゾク)120万円の貯金ができたところで、新たな職を探すために上京した。6年前のことである。
東京での最初の仕事は、ピンサロだった。店泊できる店を探した末の選択だ。ピンサロでは花びら
2回転の2回転目を受け持つも、2カ月でクビに。理由は、
「店長が東北の人だったもんだから」
彼女はときどきこうした的外れなことを言い出すため真相はわからない。オカシな言行が始まったせいと推理するのは早合点か。
その後、職が見つかることはなく、新宿プリンスホテルに連泊して貯金を食いつぶした。わざわざツインルームを取り「友達が遊びに来れるように」配慮したそうだが、話を聞く限り、友達がいた形跡はない。
いよいよ金が尽きたころ、彼女はスカウトの職に就く。道行く女性に声をかけて働く店を紹介する、あのスカウトだ。とても信じがたい話だが、当時の目撃談は他で聞いている。
まだマトモだったのか、それとも単なる真似事だったのか。まもなく路上生活者になったことからも、後者だった線が強い。
ある日、新宿の道端で寝ていると、
1人の男が声をかけてきた。

「私もさみしいというのがあったから、付いていった」
さみしいなんて言葉が出てくるとは驚きである。ともかくその自称24才の男に彼女は振り回されることになる。金を作ってくるよう命ぜられたのだ。
本来なら思いつく商売は売春しかない。しかし彼女は、新宿の街角で
「腹が減ったから金を貸してくれ」
と老若男女に声をかけ、小遣いを無心することにした。多いときは1回で5千円ももらえたという。
「でもその男は私には500円しか渡さない。悪い男だったから」
すでにマトモな女性の行動ではないが、現在の姿とはまだ陥たりがある。当時は生きるのに必死で、町の風紀を気にする余裕はなかったのか

ある日、男が行方不明になり、彼女は『腹痛で仕事ができない』ことを理由に、新宿区の生活保護を受けながら1人暮らしをすることにした。
現在も住む、家賃5万7千円のアパ-トだ。余裕はないが食うには困らない。
風紀活動が始まるのはこの時期である。
「何でそんなこと始めたんですか?」
問いかけに、彼女は返す。
「子供が危ないでしょう、歩きタバコは」
答になっていないのだが、何度質問しても同じ返答の繰り返しである。
「じゃあ、なんで子供を守るんですか?」
「新宿は子供も来るんだから。高島屋で買い物もするし」
「ええ、来ますね」
「だから自転車も危ないの。3人乗りしてるのもいるから」
どうにも要領を得ない。なぜタバコとメールなのか。なぜ渋谷や池袋じゃなく新宿なのか。さっぱりである。
しかし『なぜ』の部分は暖味でも、ポリシーだけはしっかりと語る。
「人の多いところでやらないと意味がないの。毎日同じところでやらないと。私がいなくなるとまた歩きタバコするでしよ。私は怒ってるんじゃなくて大声で喝を入れてんの」
これだけ聞くと、あえて狂人を減じているだけのように錯覚してしまいそうだ。一度でも現場を見れば誤解だとすぐに気づくのだが。
強いて彼女の言行を医学的にカテゴライズすれば『統合失調症」の一種になるのだろうが、本人が精神科の世話になっていない以上、そんな指摘は大きなお世話である。ただの変わった人で十分だ。
以下、推論である。
彼女が区役所前で活動するのは、区から生活保護を受けている恩返しのためではないだろうか。時期的にも、風紀改善活動と生活保誰の受給は一致している。
また、子供を守る理由については、後日、アパート近所の住民に興味深い話を聞いた。引越しまもなくのころ、A美さんが「2才の子供を施設に預けている」と言ったそうなのだ
美談にまとまりそうなので、推理はここまでにしておこう
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