男たちの楽園、ピンサロ。
たかが数千円を支払うだけで、好みの女にチンコをしゃぶってもらえるのだから、ついつい通ってしまう方も多いだろう。
ここで登場する男性も、ピンサロ好きを自称する人物だ。
ただ、彼はそこらのピンサロ好きとはわけが違う。なんせピンサロに通うためだけに、単身上京してきたのだ。
上京から10年経った今も、必ず週に3回はピンサロに足を運んでいるこの男。一体何がそこまで彼を奮い立たせるのか。
これまでの人生を振り返ってもらおう。
﹁女の子とは何か﹂を色々教えてくれた
今からおよそ10年前、25才。愛知県の会社員だった僕は、メイドカフェにドハマりしてました。
かわいい制服に、アニメのような声。中高大と非モテ街道まっしぐらで、俗に言うオタクだった僕は、その魅力にすぐに取り憑かれたのです。
中でもお気に入りだったのは、あずにゃんという女の子。こんな冴えない僕にもグイグイ話しかけてくれるし、ボディタッチもやたらと多い。すぐにガチ恋してしまったのです。
この子のためなら、なんでもしてあげよう。当時の僕は必死でした。
彼女が欲しいものは何でも買いましたし、出勤日以外に外で会って、イタリアンやフレンチをご馳走したこともあります。
ただ、僕も一端の男ですから、そうなると求めてしまうのは、あずにゃんの体です。
毎回デートの終わりには、泊まりたいと言うのですが、「明日は予定があって早いから~」と毎回断られていました。
余裕のある男でいるためにも、強引に迫ったりはしませんが、1年ほど経ったある日、他のメイドさんからとんでもない事実を知らされました。
「あの子のこと好きなんでしょ? でもダンナさんも子供もいるよ~」
あずにゃんと結婚するために、そろそろプロポーズも考えていた僕にとって、それはあまりにショッキングな内容でした。ああ、僕って女の子を見る目がないんだ…。
ここでようやく、何かの魔法が解けたように、現実を知ったのです。
あまりのショックに落ち込んでいたところ、会社の先輩に連れていかれたのが、名古屋の栄にある箱ヘルです。
フーゾクなんて生まれて初めてでしたし、そりゃ緊張しました。ですが、現れた嬢は、こんなフーゾク童貞の僕を優しく包み込んでくれたのです。
何よりも嬉しかったのは、プレイが終わった後、恋愛相談に乗ってくれたことでした。フーゾクの女の子は体の関係だけでなく、素で話してくれますから、「女の子とは何か」ということを色々教えてくれたのです。
もう一生ピンサロでいいじゃん!
こうして週に2回は箱ヘルに通うようになり、多い月には10万近くも溶かすように。
1年ほど経ったある日、会社の先輩とフーゾク談義に花を咲かせていると、僕の使っている金額に呆れてこう言いました。
「お前さ、金使いすぎだよ…」
「はぁ」
「もっと安いフーゾクあるから、教えてやるよ」
こうして連れていかれたのが、僕の人生に多大な影響を与えることになる、「ピンサロ」だったのです。僕が初めて行ったのは、名古屋イチ有名と言われる、「AVハーツ」なるピンサロでした。
わけもわからず店内に入ってみたところ、まず驚いたのが料金の安さです。
壁に貼ってある料金表には、3980円と6980円の2コース。
こんなプレイ料金で、本当にヌイてくれるのかな? なんて思いながらも、安い方を選びました。
ヘルスのような個室に案内されると、待っていたのはそこそこキレイな女の子。年は20代後半といったところでしょうか、ひらひらのキャミソールを着ていてエロいです。
シャワーで軽くチンコを洗い流してもらい(シャワーがあった)、ベッドに腰掛ける。すぐに女の子は僕の体にまたがってきて、濃厚なベロチュータイムが始まりました。
ああ、舌がレロレロと絡みついてきて気持ちイイ…。
唾液を十分に味わったところで、体勢が変わり、チンポをパックンチョされ、ジュボジュボとツバだくのフェラを受けます。
おお、やばい、気持ちよすぎるよ…。
「あ、もうイキそう!」
あまりの快感に、すぐに射精してしまいました。
「いっぱい出たね~」
残ったプレイ時間は、女の子とおしゃべりして、30分のコースは終了。店を出たとき、思わず笑みがこぼれました。オッパイやマンコを触りながら射精できるし、おまけに女の子もたくさん話してくれる。それでこの安さなら、もう一生ピンサロでいいじゃん!
うわぁ…これが本場のピンサロかぁ…
この経験で味を占めた僕は、週に3回のペースでピンサロに通うように。
日ごとにオキニの嬢をローテーションして、代わる代わるしゃぶってもらう。こんなピンサロ漬けの生活を送っているうちに、とある考えが頭をよぎりました。
東京のピンサロってどうなんだろう?
僕が住んでいる名古屋といえば、日本一ブサイクが多い、悪評高い地域です。おまけにピンサロも数件しかありませんから、若干飽きてきたんですね。
こうなると、もうチンコよりも先に体が動いていました。休みの前日に夜行バスに乗り込んで、いざ東京へ。
友達が上野に住んでいたので、そこから僕のピンサロ巡りはスタートしました。
「うーん、どこの店に行こうかな~…」
右も左もわからないので、とりあえずスマホで検索してみたところ、上野では「マジックバナナ」なる店が人気らしい。
意を決して入店してみたところ、呆気に取られました。
敷居の低いフラットタイプの座席から、他の男たちがエロイことをしているのが丸見え。僕がこれまで行っていた店は、個室タイプのピンサロでしたから、こんな光景を見るのは初めてだったのです。
うわぁ…これが本場のピンサロかぁ…。
なんだか感動しました。この空間に、ある種の一体感のようなものを覚えましたから。
もちろんフリーで入った女の子も、名古屋で会った嬢とはレベルが違いました。
「こんにちは~、今日はよろしくね~」
華奢なスタイルに、まるで芸能人かと見間違えるようなルックス。そんな美人さんが、僕のチンコを一生懸命しゃぶってくれるのです。
「ああ、めっちゃ気持ちいいよ~」
キレイなお顔を拝んでいると、腹の奥底から怒涛の射精感がやってきました。
ドピュドピュドピュ~~~。
いや~、なんだこの快感! こんな美人さんに5千円でフェラしてもらえるなんて、東京サイコーすぎるよ!そこから休日になる度に、夜行バスで都内のピンサロに足を運ぶようになりました。
とりあえず店のオープンと同時にヌイてもらい、ブラブラとヒマをつぶした後に、もう一度ヌイてもらう。まぁ、ここまで頻繁に遠征していたのには、とある理由がありまして…。
実は僕、オキニのピンサロ嬢に恋をしてしまったのです。
ルックスやプレイが良かったことももちろんですが、彼女はフーゾク嬢とは思えないほど、素朴でイイ子でした。
今日お仕事であった話や、休みの日の過ごし方など、踏み込んだプライベートの話までしてくれるので、すぐに好きになってしまったのです。
ところが通いはじめて3カ月が経とうとした日、彼女は言いました。
「来月でこのお店辞めちゃうんだ~」
え、ウソでしょ?! せっかくこんなイイ子に出会えたのに!
当時は、東日本大震災が起こった翌年。東北に住む両親のために、地元に帰らないといけないんだそう。もちろん僕は、最後の思い出を作るべく、毎週のように会いに行きました。一度の遠征で2回指名して、チンコをしゃぶってもらうのです。

こうして迎えた最後の出勤日。彼女が渡してきたのは、ピンク色のパンティでした。
「はい、これ今までの感謝の証だよ~」
「え、本当にいいの?」
オプション用のパンティではなく、プライベートで履いていたと言います。
彼女とのお別れは寂しかったのですが、クロッチの汚れを見て楽しんだり、クンカクンカと嗅いでみたり、僕の一番の宝物になりました。
ただ、その後も僕のピンサロ遠征は留まることを知りません。もっと色んなお店に行って、もっと色んな女の子にしゃぶってもらいたい!
そして自然と、こんな思いが沸々と湧き上がりました。
会社をやめて東京に住めば、いつでもピンサロに通い放題じゃね?
かくして、ピンサロへの情熱が僕の上京を決意させたのです。最初に住む場所に選んだのは、上野の4万円のボロアパートです。
上京後はすぐに近所のラーメン屋で働きだしましたが、月収はおよそ15万円。ここからピンサロ代を捻出しないといけないので、節約のためにも家計簿をつけ始めました。
ここで僕が考えたのが、Pという単位です。
Pはピンサロのプレイ代のことで、1P=5千円。僕は月収の半分15Pをピンサロ代に回すことにしました。月に15回はヌケるのです。
東東京を中心に、亀有なんかの下町から、大塚や錦糸町まで、毎週のように都内のピンサロを巡っていきました。ところが、どの店も初めて行った上野のお店のような感動はありません。普通にいい店もあるのですが、ルックスもプレイもテクニックも、どれを取ってもインパクトに欠けるのです。
そんなある日、ネットで目に入ったのが、新宿の「キララ」という店です。
<とにかくルックスが最強>
<フリーで入ってもハズレがいない>
田舎者の僕にとっては、歌舞伎町なんて怖いイメージしかありませんが、やけに評判がイイので行ってみることに。
スマホ片手に繁華街を歩いて、恐るおそる店内へ。フリーで指名して待っていたところ、現れたのはAKB 前田敦子に似た、金髪の美少女でした。
「このお店初めて? 今日はよろしくね~」
…おお、めちゃくちゃカワイイ。芸能人に間違えられてもおかしくないし、フリーでこのルックスってマジかよ!
当然、この日から新宿に通い詰めるように。何度か店を訪れるうちに、前田敦子ちゃんではない別の子に恋してしまいました。
嬢の名前はミク。
大学生らしく、留学するために働いているんだとか。
彼女は学校のこと、いま悩んでいること、将来の夢など、僕になんでも打ち明けてくれました。
ただ、出会ったときには、もう店を卒業する2カ月前。もっと早くに会っていれば…。
そうだ、できるだけ彼女との思い出を形に残そう。
ピンサロはプレイ終わりに、毎回メッセージカードをプレゼントされるので、あれをコレクションすることに決めたのです。
週3のミクの出勤に合わせて、有休を使ったり、早めに店を上がったりして、何度も会いに行きました。アルバムにメッセージカードが増えていく度に、なんだか彼女との青春の1ページが刻まれていくようです。
迎えた最終日。思い切って連絡先を書いた紙を渡してみたところ、思わぬ返答が。
「ありがとう! 後で絶対に連絡するね~」
よっしゃー! これまでコツコツ通って本当によかった~。
あれから7年、まだ一度も連絡は来ていません。
今でもこの名刺コレクションを見るたびに、彼女のことを思い出します。
新宿のピンサロに入り浸ること半年。やはり女の子のルックスだけでは物足りなくなり、サービスの質を求めるようになってきました。
そんな時にネットで見かけたのが、新宿からほど近い、荻窪の「ナックファイブ」という店です。
ネットのカキコミによれば、ルックスだけでなく、テクニックも素晴らしいとのこと。試しに行ってみたところ、地下1階の店へと続く階段には、10人ほどの行列が。
うわ、さすが繁盛してるな~。こんなラーメン屋のような行列を見たのは初めてかも。
歩行者の視線を感じながら待っていたところ、「お待ちのお客様どうぞ~!」と元気のいいボーイの声が。
とりあえずフリーで指名して、フラットタイプのシート席へ。すぐに嬢はやってきました。
「こんにちは~、よろしくお願いしま~す!」
外見は少しギャルっぽい感じで、若いころの若槻千夏に似てカワイイ。テキトーに挨拶を済ませると、いきなり対面座位の姿勢で僕に乗っかり、ギュ~っとハグをしてきます。
うわぁ、これはヤバイ…。めちゃくちゃイイニオイするよ…。
抱きしめ合ったまま、お次は濃厚なベロチューが。体を密着させながら舌を交えていると、下半身もバキバキに勃起してきました。
「もう元気になってるよ~?」
嬉しそうな嬢は、すぐに真っ白なブラウスを脱ぎ捨てて、僕のズボンとパンツを下ろします。
「じゃあ、いただきま~す」
勃起したチンコをパックンチョ。ツバだくのフェラの始まりです。
ああ、めっちゃ気持ちイイ…。カリを的確に攻めてくるだけでなく、ポンプのように強弱をつけてくる。こんなに上手にフェラする子は初めてかも…。
「ヤバイ、そろそろイッちゃいそう!」
フィニッシュに向けてストロークが早く。射精する瞬間は、思わず声を上げてしまいました。
「あああ! もうダメ! イクイクッ!」
…ふぅ、死ぬほど気持ちよかった~。ここまで骨抜きにされたのは初めてかも。
おまけにプレイ時間ギリギリまで終了のアナウンスがなかったし、こりゃイイ店だな~。この日から、ルックスを楽しみたい時は新宿へ。テクニックを楽しみたい時は荻窪へ。気分に合わせて店に行くようになりました。
ただこのころ、ひとつだけ気になることが…。
嬢の中に、「昔は立川で働いていた」と話す子がやけに多かったのです。
ネットで調べてみたところ、
<立川のピンサロはシロートが多い>
とのカキコミが。どうやらピンサロ初心者の女の子が多いらしいんです。
真相を解明すべく、立川で一番有名な店、「気分上々」に行ってみることに。
いつもどおりにフリーの指名を終えて、座席で待っていたところ、女性の控えめな声がしました。
「あの、今日はよろしくお願いします」
振り返ってみると、そこにはフーゾク嬢とは思えない、ナチュラルメイクの女の子が。これまで遊んできた子とは、明らかに雰囲気が違います。
「このお仕事はどのくらいやってるの?」
「あ、はい。実はまだ1カ月ほどでして…」
ほお、やはりネットのカキコミどおり、バリバリの新人じゃん。さっそくお手並み拝見といきますか~。軽めのキスから、だんだんと舌を口の中へ。たっぷりと唾液を交換した後は、お待ちかねのジュボジュボタイムです。
…うーん、あんまり気持ちよくないな。
吸引力は弱いし、スピードも遅い。これまで通っていた店に比べると、テクニックはイマイチです。
ただ、一生懸命フェラしている姿を見ていると、妙なコーフンを覚えました。まるでフツーの女の子にしゃぶられている気分といいますか、フーゾクでは味わったことのない快感が下半身を駆け巡ったのです。試しに同じ店で他の子と遊んでみても、やはりピンサロで働くのは初めての嬢ばかり。
なんでも立川なら優しいお客さんが多そうだし、あまり目立たなそうだから、ピンサロで働き始めたんだそう。
ふーむ、じゃあスレてない子と遊ぶには、立川は狙い目の場所ってわけか。ここから僕は、立川のピンサロの中でも、新人の子に狙いを定めて遊ぶようになりました。
そうなると外せないのが、メルマガの登録です。入店してから3カ月以内の新人は、ホームページに「NEW」や「新人」との記載がありますが、体験入店レベルのシロートちゃんと遊ぶには、メルマガの配信を頼りにするしかないのです。
彼女たちは1週間そこらで辞めてしまう可能性も大いにあるため、メルマガで体験入店の情報が来たら、すぐに向かわなければなりません。
となると僕の住んでいる上野からでは1時間ほどかかってしまい、なかなか急行することが難しい…。
そこで悩んだ末、立川に移り住むことに決めました。もちろんラーメン屋も辞めて、立川で事務職として働くことに。転職先を選んだ決め手は、立地の良さに他なりません。会社から徒歩5分圏内に、ピンサロが3件もあるのです。
こうして立川での生活がスタートしたわけですが、やはり近くに住んでいるぶん、体験入店の子と遊べる確率はグンと上がりました。
新人ちゃんのぎこちないフェラにも、「こうした方が気持ちイイんだよ~」なんて指南して、我が娘のように育てていくことに喜びを感じるようになりました。
ところが、ひとつだけ悩みも。
やはり立川という土地柄、バイト感覚で働いているからか、どうしても平日の昼しかシフトに入らない子が多いのです。
その日も、朝から会社でパソコンをいじっていたところ、スマホに一件のメールが。
<本日初入店! 業界未経験の清楚な大学生! 皆さんぜひお試しあれ!>
く~、行きたい! でも夕方まで仕事だし、なかなか厳しいよな…。
ん? でも待てよ…。昼休憩の1時間があるじゃないか。
同僚がメシを食いに出かける中、恐るおそる向かう先はピンサロです。こんなことがバレたらクビになりそうですが、やはりピンサロ愛には逆らえません。
現れたのは、20才ピチピチの大学生ちゃんでした。挨拶もほどほどに、ぎこちないフェラを受けながら、お口の中にたっぷりと精子を注いであげます。
急いで会社に戻ってからは、何食わぬ顔でパソコンに向かいます。まさか新入りが昼休みにヌイてるなんて思いもよらないことでしょう。
以降も、昼休みピンサロにはよく行っています。そのせいで昼ご飯を食べられないのが悩みですが。
★ 現在35才。相変わらずピンサロには週3で通っております。つまり月に12~14Pぐらい使ってる計算ですね。 僕の住んでいる立川では、去年オープンした「ブリリアント」が大盛況。たくさん
通うためにも、夜勤のバイトを始めました。 交通警備やコンビニなど、平日は丸一日寝ないで働く日もあるので、やはり体力的にシンドイ。 それでもこの生活を変えるつもりはありません。この世にピンサロがある限り。
- 関連記事
カテゴリ
タグ