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時価5千万の絵画を積み込み、一路、京都へ車を走らせた。
山科刑務所で知り合った清水の出所を出迎えるためだ。
ある日「私は金庫破りが専門なんですよ」と話しかけてきた清水は、全国を荒らしまくった挙げ句、悪運尽きて6年の刑を務めていると宣った

窃盗で6年なら、前科を星の数ほど持つ大ベテランか、億以上の金を窃取したかのどちらかだ。恐る恐る尋ねると、前科。
いままで稼いだトータルは億は下らず、今回も1億の金庫破りをして捕まったと胸を張る。
1億はおろか、1度の仕事で5千万円さえつかんだことのないオレなど、この老人に比べればヒヨッコも同然だ。
「そんな情けないことをいいなさんな。針金でチョチョンのチョンと金庫を開ければ金などすぐできるやろうが、ハッハッハ」
豪快に笑う清水翁。オレとてバールで金庫をこじ開けた経験はある・翁もバール派ですか、
それともガスで焼き切るとか?
「わしは正統派やから、そんなコソ泥のような手口は使わんよ。真っ正面から鍵穴に挑むんじゃ」
南京錠から始め、鍵という鍵を実際に解体し、構造から何から独学で頭に叩き込んだというから驚きだ。ぜひ、技術を教えてもらいたいものだ。

「そうやな。わしも歳やし、もう一仕事したら引退しようと思ってたんや。出所したら一緒に5億も儲けようやないか。もちろん半分あげるさかいに」
あのときの約束を胸に、満期出所の釈放時間、午前8時に表門で待ってると、黒いコートを着た清水翁が年代物のトランクを下げ出てきた。
6年の問にコートは虫に食われ穴だらけだ。
どう見てもホームレスもどき。とても凄腕の大泥棒には思えない。
その夜は、久しぶりに女の肌に触れたいという翁に従い、雄琴のソープ街へ繰り出した。放免祝いに金を出そうとするオレを制して、2人分の金を支払う翁。やはり大物は器がでかい。
1時間延長してさっぱりした後は、6年の垢を落とそうと和歌山の白浜温泉へ
1泊の予定が、「まあ慌てなさんな。わしがちよちよいのチョイで稼ぐさかい」と、芸者を呼んでのドンチャン騒ぎで3泊となった4日目の朝、廊下のトイレに出て部屋に戻ると清水翁の姿がない。
いや、姿どころかコートもトランクも消えている。
フロントまで走ると「勘定は連れが払うことになってると出発なさいましたが」の返事ゃ、やられたー
ってことは、金庫破りも30億も真っ赤なウソか
表に飛び出し必死で探すと、視線の端に黒いコートが飛び込んだまさに清水がタクシーに乗り込む直前である。
自作のクロロホルムでホームレスが気絶
「いったいこれは、どういうわけやー」
詰め寄るオレに、清水は地面にはいつくばった。
何でも、泥棒には違いないがヤツの目的は金ではなく女の穴つまり《ピンク泥棒》強かん魔だといっ!しかもクロロホルムを使うあくどい手口で

それにしても疑問は残る。クロロホルムといえば劇薬で、購入するには身分証を提示した上、住所氏名、使用目的などを申請しなくてはならない。ブッはその場でもらえず、後日、電話で本人確認し、受け取り日が指定されるという手続きを踏むのが通常だ。果たして犯罪目的の清水に、売ってくれる薬局などあるだる
「いや、自分で製造するんじゃ」
なに?この期に及んでまたウソつくのかよ◎
悪態をつくオレに、本当だ・昔、ムショで知り合った男に教えてもらったのだと引かない。
呆れたものの、もし本当ならそれこそ億の金も夢じゃない。
クロロホルムで家人を眠らせれば、金庫だろうがダンスだろうが音を気にせずこじ開けられる。なんなら映画女優の家に忍び込み、体を自由にするこ半信半疑のまま、清水のことばどおり作ってみた。製造法はいたって簡単で、瀬戸物のカヶラと、石灰300、薬用アルコールと水500CCをフラスコで沸騰、出た蒸気を冷却するだけだ(瀬戸物は、沸騰した液体が爆発しないよう泡を吸収する役目らしい)
ポタ、ポタつと容器に溜まっていく液体は、まさしくクロロホルムの刺激臭がする
が、効果のほどはわからない。薬局で噴霧器を買い、野良犬で実験だ。鼻先に向かってシュッシ
清水は、犬は嘆覚が敏感だから脳がマヒする前に逃げたんだと、ウソか本当かわからない理屈をこれる。
うん、どうしたものか。と、目に付いたのが高速道路の橋架下に建つダンボールハウスだ。
中を覗けば、印前後のおっさんが軒をかいて寝込んでいる。格好の実験台だ。紙袋から噴霧器を出し、おっさんの顔にシュシュシュッ!
3メートルほど離れ様子を伺い、5分後に声をかけてみる
が、返事どころか軒も聞こえず、ポカンと頭を殴っても動かない。よし、これで将来はバラ色だ。

クロロホルムという強い武器を手に、車を東に走らせた。盗んだ名画を東京で売りさばくためだ。ただしその前に、もう一軒、どうしても侵入したい家があった。日本画の大星、小倉画伯のお宅だ。
塀の中で愛読していた「月刊美術」に、小倉画伯の可愛い顔がたびたび紹介されていた
女性でありながら精進に努め、第一線で活躍する画伯を自分の目で見てみたかった。

国道から逸れ冬枯れの丘陵地帯を進んでいくと、看板をくり抜いたトンネルが見えた・雑誌で見たとおりだ。
暗い道を抜けると、別天地が広がっていた。
2千坪はあろうかという広大な敷地に、潅木がバランスよく植えられ、4世代が住む住宅群が建っている。左側の2階建ての母屋が画伯の住まいなのはチェック済みだ。
日暮れを待って敷地に踏み込む・真ん中の家で老若男女、人ほどが団らんのひとときを
過ごしているのが見えたが、画伯の顔はない。
母屋か。
目をこらせば、明かりが消えた母屋の玄関前ではキバをむいた秋田犬が門番をしてる。
足を忍ばせ裏口へ。と、星明かりに野菜畑や山羊小屋がシルエットで浮かび上がり、なんとも幻想的だ。つい仕事中であることを忘れそうである。錘中からは物音ひとつしない。まだ宵の口だ。
在宅ならテレビの音声ぐらい聞こえてもよさそうなのに、画伯はやはり真ん中の家か?
2階の窓に小石を4,5個ぶつけ、反応がないのを確かめると、清水を見張りに浴室の窓ガラスを破り侵入した。
《宵空き巣(夕方から夜にかけての食事時間を狙って無人の部屋に入る)》
の手口だ。
小倉画伯は高齢ゆえ、誰かと同居しているのではないかと玄関を覗くと、3人ほどの靴がある・台所や2階の寝室などを物色、持ち物から考えるに、息子夫婦だろう。
それにしても貴金属はおろか、一銭のお金もないのはどうしたことか。不思議に思いあちこち見て回るうち、やたら山羊が鳴き出した。
清水が退屈紛れに石でも投げてるに違いない。
あのバカめ!
と、突然、甲高い女性の怒鳴り声が。もしや…。
慌てて窓から覗けば、やはり清水だ。
「汚らわしい!花子はおばあちゃんが飲むお乳を搾るために飼ってるんです。そんなことしたら飲めないじゃないの」
オレは一瞬で事情を把握した。清水は見張りもせずに山羊とオマンコをしていたのだ。尻に乗ってきた清水にビックリしたのか、気持ちよかったのかは知らないが、山羊の声を不審に思った女性(恐らく孫)が様子を見に来て、清水を見つけたのだろう。
確かにメス山羊の生殖器は動物の中で一番人間のものに似てると言うが、帥過ぎてやることか?
「あなたは何の用があってここにいるのですか。
…答えられないってことは泥棒ですね。あなた、泥棒よ!来てちょうだい
気丈に叫ぶ女性を尻目に、2階から駆け下りトンネルに向かい走りに走った。山道を駆け下りるオレの前に、ターポエンジンでも背負ったかのような清水がいた。
車までたどり着き、アクセル全開。気付けば追っ手もなく、サイレンの音も聞こえない。どうやら小倉邸の住人は110番通報はしなかったらしい。
ホッとしながら踏切を越えた途端、バックミラーで白い光が弾けた。
「和歌山ナンバーの車、道路の左に寄って停まりなさい!」
拡声器の声が鼓膜を直撃する。くそっ。待ち伏せしてたのだ。停まれば最後、刑務所暮らしは免れない
頭の中で血液が沸騰し、アクセルを床まで踏み込んだ
「停まれ」
サイレンと拡声器の声が追いかけてくる。捕まるわけにはいかない。
逃げ切るか事故って死ぬか2つにひとつだ。頭をよぎる塀の中のシーンがさらにスピードをアップさせる。
ガジャガジャーン。ついに鎌倉美術館近くでハンドルを取られ、潅木の茂みに突っ込んだ。幸い車はまだ動く。再び道路に出た途端、清水が「止めてくれ」と泣き出した。
「じゃかましい!おまえのためにこんなことになったんや。死ぬときは一緒じゃ!」
「すまん許してくれ」
と、前方からやってくるタクシーに気が付いた。
すれ違えるほど道幅は広くない。おまけにスピードメーターは138キロ。このままじゃ正面衝突で即死確実だ.
急ブレーキを踏みタクシーの脇をすり抜けようとしたが、狭すぎた
ズシンと重い衝撃を感じると同時に、割れたフロントガラスが顔めがけて降り注いだ。なんとか外に飛び出したオレは、しつちやかめっちゃか走り小田原でレンタカーを借りると関西へ
が、大阪西成に潜伏中に逮捕と相成った。
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