石けんの匂いをさせオナニーも止めた妻は風俗で働いてるのか?

俺は某へルス店のオーナーだ。
現在の年収は1千200万。毎日豪遊できるほどの額ではないが、子持ちにはとても見えぬキレイな妻と、愛らしい一人息子に囲まれ、それなりに幸せな生活を送っているーハズだった。
そう、あの日、妻のメールを盗み見るまでは。
本題へ進む前に、俺たち夫婦のちょっと特殊な関係について、少しお話したい。
妻と初めて知り合ったのは、今から7年前、当時俺が働いていた風俗店だった。
妻はその店のナンバー2で、いつのまにかこっそり付き合うようになったのだが、半年後に妊娠が発覚。それを機に、籍を入れたのだ。
夫が風俗店オーナーで、妻が元風俗嬢。
こう聞けば、読者の方々は顔をしかめるかもしれない。
体を売っていた女が、おとなしく家庭の妻に治まっていられるのかと。
確かに、巷の風俗嬢の中には結婚してなお、夫公認で仕事を続けるケースは珍しくない。
マネージャー役の夫と組み、荒稼ぎするフリーの売春婦がいる、なんて話も聞いたことがある。
が、俺の場合は違う。いくら元風俗嬢だとはいえ、結婚した以上、妻が客を取ることなどあり得ない。許せない。世間一般の亭主と同じように、そんなことは断じてあってはならないと考えている。だから、妊娠が発覚して以降、妻はスッパリと仕事から足を洗い、俺がヘルス店のオーナーになり、子供が学校に入ってからもずっと専業主婦のままだった。
むろん、俺だって毎月80万を生活費として家に入れ、休みの日は極力、子供と遊ぶよう心がけている。もっとも、妻とはもうかれこれ3年以上セックスレスで、さらに店の女のコとー年以上不倫関係にあるのだが、夫の役割は最低限、果たしているといえよう。
どうだろう。風俗経営者とはいえ、俺の家庭に対する感覚がフツーだということを、わかっていただけただろうか
昨年春のことだ。突然、妻が地元の缶詰工場でパートを始めることになった。
言うまでもなく、経済的には、妻が働く必要性はまったくない。俺1人の稼ぎで十分だ。
が、彼女は言うのである。家の中に寵もりっきりの生活は疲れた。
息子も学生になったことだし、そろそろ外の世界と交わりたい。
せめて日中だけでいいから働きたいと。俺は即座に承諾した。
妻の言い分ももっともだし、これまでどおり家事もやってくれるならいいだろう。
そして2週間。どうも様子がおかしいことに気づいた。
キッカケは、バイブだ。
セックスレスになって以降、性欲の強い妻は、しばしばオナニーに耽るようになっていた。
で、俺が帰宅すると、ベッドの上に使用済みのバイブが無造作に転がっているなんてことが珍しくなく「子供が見つけたらどーすんだ」とよく叱りつけていたのだが、それがどういっワケか、パートを始めてからというもの、パッタリなくなったのだ。
フロに入った形跡もないのにやたら石けん臭い、下着が急に派手になった、給料の明細を見せたがーりないなどなど枚挙にいとまない。
そして、ある日、俺は妻のケータイからこんなメールを見つけてしまう。
〈ケイコちゃん、今日はとっても楽しかったよ。俺一発でファンになっちゃった。また指名するからよろしくねー〉
ケイコって誰だっ指名っこれってまさか。
「お前、風俗で働いてんだろっ正直に言えよ」
「はっバ力言わないでよ、誰かが間違えて送ったに決まってんじゃん」
メール以外に、いままで怪しいと感じた点をすべてぶちまけたのだが、妻は頑として認めようとはしない。ノラリクラリとかわし、挙げ句には、勝手にケータイを覗いた俺をなじる有様だ。そうか、わかった。んじゃ決定的な証拠を突きつけてやるから見とけー
作戦はすでに頭にある。
レンタルした車にじっと身を潜め、家から出てきた妻の軽自動車を尾行するのだ。追跡を続ける。
果たして妻が向かった先は、隣町の繁華街にある、一軒のヘルス店だった。
マジかよ。30分後、信じられぬ気持ちのまま店内に入った俺は、店員かり提示された数枚の写真から妻を見つけさらに落ち込んだ。プロフにケイコと書かれてある。5才もサバ読みしやがって。
「どういうことなんだよ、これは。なんでなんだ」
指名した妻と、プレイルームに入った瞬間、今までどうにか堪えていた感情が一気に吹き出した。「ゴメンなさい…。どうしてもセックスしたくって」
「へっ」
あまりに意外なセリフに目が点になった。セックス?
「セックスしたくてセックスしたくて頭がおかしくなりそうだったのお」
涙声で絶叫しつつ、妻はいう。セックスレスになってからというもの、日々、性欲が高まりどうしようもなかった。浮気も考えたが、しかしそれでは俺に申し訳ない。
なら風俗店で働けばいいんじゃないか。仕事としてなら浮気にならないんじゃないかと。
「でも、ヘルスだとセックスできないじゃん」
「店には内緒でお客さんと本番してたの」
★現在、妻は俺の店で、風俗嬢として働いている。
よそで勝手なことをされるなら、せめて目の届くところに置いておこうと考えたのだ。毎日、何度も客と本番し、妻は実に幸せそうだ。離婚の決心は、まだついていない。
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