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こ最近、韓国ブームの影響で、「パイパン」ならぬ「パイチン」が流行っているらしい。
男がチン毛からケツ周りまでをツルツルにするんだそうだ。
そこで人気を集めているのが、ブラジリアンワックスを売りにした脱毛サロンだ。ほとんどの店では女性スタッフが脱毛してくれるというが、そうなると当然、こんな疑問も浮かび上がる。
…もし施術の途中で勃起したら、どんな目を向けられるんだろ?
裸とはいえ、絶対に勃起してはいけない
この場面。チンコがブリッジしようもんなら、女性スタッフにドン引きされるに決まっている。
軽蔑の眼差しか、それとも何事もなかったかのようにスルーされるのか。
やばい、なんか想像しただけでも恥ずかしくなってきた!
さっそくパイチンにしに行こうっと!化粧品コーナーにいるようなお姉さんばかり
俺が目を付けたのは、都内を中心に展開している、メンズ専門の脱毛サロンだ。もちろん風俗店ではない、完全な健全店だ。
ホームページをチェックしたところ、各店舗に在籍するスタッフは3人。ただの脱毛サロンにも関わらず、事細かにプロフィールまで載せられている。
顔写真はもちろんのこと、趣味や将来の夢まで、まるで風俗サイトを眺めているような気分だ。
さすがはメンズ専門を売りにしているだけあり、皆美形揃い。デパートの化粧品コーナーにいるような、美人なお姉さんばかりだ。
今日出勤している中で一番良さげな子は…、キリっとした目つきが特徴のミサキさんか。
タレントのホラン千秋に似て気が強そうだし、こんな人に勃起チンポを見られたら、恥ずかしくて頭がおかしくなりそうだ。
さっそく予約の電話を入れよう。
「すみません、今日ミサキさんで入りたいんですけど」 女の人の声が返ってきた。
「はい、大丈夫ですよ。ちなみに当店のご利用は何回目でしょうか?」
何回目? そんなの初めてに決まってるじゃん。
「そうなりますと、初回の指名はお受けしておりません」
え、マジか。じゃあなんでスタッフのプロフィールなんて載せてんだ。でもまぁ、みんな美人さんばかりだし、フリーで入っても外れる心配はないだろう。 てなことで、60分8千円のVIO︵下半身脱毛︶コースを選択。
さて、どのお姉さんに勃起チンポを見られるのか、ドキドキしてきたぞ~。予約の30分前に、店の最寄り駅へ。
駅前のパチ屋のトイレに入り、上着のポケットから取り出したのは、確実にフル勃起させるためのバイアグラだ。ケミカルな色をした錠剤を、一粒口の中へ。
…よし、これでもう後戻りはできない。やべ、なんか一気に緊張してきた。
タバコを吸って時間を潰した後、店の入ったレンガ造りの雑居ビルへ。店のドアの横についたインターホンを押す。「はーい!」
…おお、ちょうどさっき予約しようとしていたお姉さんだ。マスクで顔は見えないけど、パッチリ二重にキリっとした眉毛が特徴の、ホラン千秋似の美人さんだ。
「予約した神田です」
「お待ちしておりました。本日施術を担当させてもらう者です~」
おお、マジかラッキー。じゃあホランに勃起チンポを見られるってわけね。ひえ~、ドキドキしてきた~。
スリッパに履き替えて店内に入る。フーゾク店にありがちな安い芳香剤ではなく、アロマミストの上品な香りが漂っている。
「まずはチェックシートの方の記入をお願いしますね~」
部屋の奥に、ゴージャスなソファが。腰を下ろしてチラチラと店内を見渡すも、人影はない。どうやらこの空間には、俺とホランの2人しかいないっぽいな。
体の具合やアレルギーの有無など、テキトーにチェックを付け終えたところで、ようやく施術ルームに案内された。
部屋は個室タイプで、ちょうどレンタルルームくらいの広さだろうか。診察台のようなベッドだけが置かれた、簡素な造りとなっている。
「それではズボンとパンツを脱いで、下半身にはタオルをおかけになってお待ちください~」
言われたとおりに、ベッドに仰向けに横たわる。ドキドキしながら天井のシャンデリアを眺めていたところ、ビニール手袋をはめたホランが部屋に入ってきた。
「はい、それでは脱毛を始めさせていただきますね~」
ああ、緊張の瞬間だ。まだ勃起してないとはいえ、会ってから10分も経ってない女性にチンチンを見られるなんて、フーゾク以外だと初めてだ。
ホランがためらいもなくふぁさっとタオルを取る。現れたのは、ボーボーに毛が生えたフニャチンだ。顔色一つ変えないホラン。
「あの、僕って毛は濃い方ですかね?」
「いえいえ、ぜんぜん薄いですよ。これな
らそこまで痛みはないと思います」 軽いジャブを打ってみても、この冷静な返答。あなたのチンポなんて1ミリも気にしてないですよ、とでも言わんばかりの態度だ。
さすがは毎日何人ものチンポを見てるだけはある。淡々と施術はスタートした。
「Ⅴライン︵ビキニライン︶から剃っていきますね~」
そう言いながら、ペンキのハケのようなものに青色のジェルを染み込ませていく。
「あの、その青いやつがブラジリアンワックスですか?」
「はい。これを塗って剥はがしてを繰り返して、除毛していく感じですね~」
なるほど、けっこう手間のかかる作業みたいですな。
「ちょっとだけ熱いので、ガマンしてくださいね~」
「はーい」
天井を向いてスタンバイしていたところで、突如ミョーな感覚がやってきた。
うわ! オチンチン触ってくれてる!
ジェルを塗るときに邪魔になるんだろう、指でフニャチンをつまんでいるのだ。
そのままチンポを横に倒しながら、丁寧にハケを滑らせていく。
「どうですか~、熱すぎないですか?」
ああ、ほんのり温かくてグッドです!
しかもホランの手がオチンチンに触れているから、なんとも心地いい。手袋ごしだけど。
30秒ほど経ち、だんだんとジェルが乾いてきた。「それでは取りますね~」
固まったジェルを一気に手で剥はがしていく。その瞬間「ベリッ」という音が部屋中に響き渡った。
︵うわ、めっちゃ痛い!︶
まるでガムテープで毛を引きはがしたかのような痛みが下半身に駆け巡る。ただ、その反動で体をクネらせたところ、チンポのカリがホランの手に擦れて気持ちいい。
こうして何度か塗って剥がしてを繰り返して、痛みと快感を交互に感じていると、オチンチンも4割勃ちまで元気になってきた。
︵バイアグラが効いてきたかな…︶
ゆっくりとマイチンポに視線を落とす。ホランの手の中でふっくら膨らんでいる。
「あ、ちょっと…」
淡々と作業を進めていた彼女の手がピタリと止まった。チンポはヘソに向かって、レインボーブリッジのように伸びていく。
くぅ~、恥ずかしい!
恐るおそるホランの顔を覗いてみたところ、明らかにチンポから目を背けている。ただ、その間も、勃起チンポがジェルに触れないように、離さず握っている。
「……」
お互い無言のまま、時間だけが過ぎていく。その間、30秒ほどだろうか、まったくチンポの勢いは衰える気配はない。ちょっと話しかけてみよう。
「あの、なんかホントにすみません…」
「いえいえ、お気になさらず。お客様の中には何人かいらっしゃるので大丈夫ですよ」
そうは言っても、明らかに目が泳いでいる。ホラン側も気まずくならないように配慮してか、この会話をきっかけにやたらと話しかけてくるように。
「お休みの日は何してらっしゃるんですか?」
「えっと、ラーメン屋巡りとかですかね」
「私も家系ラーメンとか食べに行きますよ」
「ああ、あれ美味いですよね」
チンポがガン立ちのまま歯切れの悪いラリーが続いていく。まったくメシの話をする状況ではない。
﹁うーん、まぁ、珍しいとは思いますが⋮﹂
やはりバイアグラの効果は凄まじい。メキメキと音がしそうなほど元気になっていく。
ただ、固まったジェルを引きはがされるときの痛みはあいかわらずだ。体を捻じるたびに、カリがホランの手の中で擦れていく。
ああ、気持ちいい…。勃起チンポを見てみると、もう薄っすらとガマン汁が溢れて
いるではないか。
それを見て見ぬフリをして、ひたすら除毛を続けていくホランちゃん。もういっそ手コキでもしてくれないかな~。
恥ずかしさよりもヌキたい欲が勝ってきたところで、チン毛の処理は完了した。
「続けてIラインの処理もしていきますね~」
「あ、お願いします」
「それでは、足をガバっと開いてもらってもいいですか?」
言われたとおりの体勢へ。勃起チンポの根本をつまんで、金玉の毛の除去が始まった。
これ、先ほどまでとは打って変わり、勃起チンポだけでなく、ケツの穴まで見せないといけない。恥ずかしさは段違いだ。
さらに最初に勃起してからもう15分は経っているのに、一向にチンポが収まる気配はない。再び俺とホランの間に、気まずい空気が流れだした。
「…あの、なんかホントにすみません」
「いえいえ、お気になさらず」
「こんなに元気になってしまう人、いるもんですか?」
「うーん、まぁ、珍しいとは思いますが…」
うわー、完全に引いてるじゃん。
そりゃ少し勃起するならわかるけど、さっきからずっとバキバキだもんな。
ベッドにチンコがこすれて射精しそう!
金玉の毛もツルツルになったところで、最後はOラインと呼ばれる、ケツ毛の処理に移った。
「それではうつ伏せに寝てもらってもいいですか?」
「わかりました」
股を開きながら寝そべり、腹とベッドの間にチンポをインだ。
「じゃあ塗っていきますね~」
アナル周りの温かいジェルが乾いたところで、ベリベリと剥がしていく。異変に気付いたのは、痛みで体をのけ反らせたときだった。
うわ、なんかめっちゃ気持ちいい! ベッドにチンコがこすれて射精しそう!
「あの、肛門付近は弱いので、けっこう体を動かしちゃうかもしれないんですけど大丈夫ですか?」
「はい、構いませんが…」
よし、じゃあ存分に腰をクネらせてもらいましょう!
ジェルを剥がすときの痛みに合わせて、大げさに体を上下させていく。
ああ、いいよいいよ~。これまでのサービスで溜まった精子が飛び出しそうだ!
「どうですか? 痛みは大丈夫そうですか?」
「ええ、全然大丈夫です~~」
塗って剥がすたびに何度もベッドにピストンを続けていたところ、もう限界も近くなってきた。
ああ、もう少しでイキそうッ!! よし、出すぞ出すぞ~~~~!!
「はい、以上で終了です」
うわ、出しそこねた!
★施術後、急いで駅前のパチ屋のトイレに駆け込み、しこたまシゴきまくった。
脱毛サロン、恥ずかしいけどハマりそうです!
毛が生え揃ったら、また来よっと。
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