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美は才能である。
オレたちスカウトマンは日々、「才能」あるオナゴを発掘すべく、街中を駆け巡っている。言わずもがな、美女はカネのなる木だ。
対し、ブーチャンは、店に上げても一銭も入ってこないばかりか、不快な思いを被ることもしばしば・これ即ち、「悪」に他ならない。
ところが、スカウト業界には、悪玉だけを掻き集め、日く付きの風俗業者に送り込む変わりダネが存在する。

沈め屋、竹下(仮名)・この5年間で沈めたブサイクは、なんと、都合900人以上・年収は2千万にものぼる。
「裏モノ的には人身売買なんて珍しくもないんだろうけど、ブサイク専門ってのはオレだけだと思うぜ」
どんなタマでも金にする自信はあると、竹下は言う。同じスカウトマンでも、オレにそんな技術はない。この差はいったい何だ?

昨年夏。埼玉の花火大会で1人のオナゴを拾ったオレは「どうしても風俗で働きたい」という熱意に負け、彼女を渋谷のスカウト事務所まで連れてきていた。
ルックスはお世辞にもよろしくない。前歯がなく、細っこい舌をペロペロ出す様は、《国道沿いでトラックに蝶かれたトカゲ》
という表現がぴったりだ。
しかし、スカウト仲間と彼女を輪かんしてしまった手前、じゃけんにも扱えない・何かいい手は・・・・
途方に暮れていたオレに救いの手を差し伸べたのは、先輩スカウトだった。
「竹下に相談すればいいんじゃないの?」
「誰すか、ソレ」
「ブス専門の沈め屋だよ」
「は-?」
沈め屋というネーミングは聞いたことがあるがミフサイク専門ってどういうことだ。
「ソイッはどうにも食えないブス、ブタ、ババアばかりを扱ってんの。かなり足下は見られるけど、まずサバいてくれるぜ」
「紹介してください!」
この際、カネになるかどうかはどうでもいい。コイッを厄介払いできるだけでも御の字だ。さっそく、井之頭さんの協力を得て、竹下の事務所にトカゲを「直搬」。
呼び鈴を鳴らすと、中からアロハシャツの色白男が現れた。シンナー中毒のようなトケた前歯かりスースー吹く隙間風。心なし目つきは鋭く、スカウトマン特有の「精子が濃そうな雰囲気」はどこにも無い
「どうもどうも。お待ちしておりましたよ。さあ、奥へ」
小さなリピングで、濁ったお茶が差し出された。殺風景な白い壁の所々に、ラッセンの絵。トカゲは相変わらず「きゃはは」と騒いでいる。
「なかなかのタマじゃないですかフふふふ」
「だ、大丈夫ですかねえ?」
「そうだな。1週間ほと時間をくださいよ」
「…は、はあ」
言われるがまま、トカゲをリリースしー週間。オレの銀行口座には15万円のスカウトバックが振り込まれていた。ブスにはブスなりの居場所を見つけてやる

それから数日後、再び竹下の「豚小屋」を訪れた。」
顔を繋いでおいて損はない。
「この前の女、どこに沈めたんですか?」
「ん?まあ、どうでもいいじゃない。それよかコレ、ちょっと見てみ」
タバコをふかしながら、竹下がー冊のアルバムを取り出す。
「体重90キロ、美重子」
「玉枝、51才」
「指名手配中、A子」
竹下の毛深い掌が、藁半紙の宣材プロフィールを一枚一枚弾いていく。
「牛に踏まれたカエル」
「アゴ勇似のカマキリ」
「塩を振りかけたナメクジ」
見たこともない《異性物》ばかりだ。
「だから言ったでしよ。どんなタマでもカネにしてみせるって」
「でも、こんなブサイク、どんな店が雇うんですか?」
「う〜ん。そりやあ色々だけど…。あのさ、オレの紹介した女が働いてる店に遊びに行ってみねえか」
「へ?」
「心配すんなって・竹下の紹介でって言や、プレイ代が半額になるからさ、百間は一見にしかずだ」
強引に事務所を追い出されたオレは、そのまま山手線で五反田へ・有楽街から裏路地を5分ほど歩き、怪しげなマンションの一室に辿りついた。
《性感マッサージ「G」》
店員にプレイ代の5千円を渡し、部屋で待つこと5分。
「毛ダルマ」が現れた。あまりの巨体で、ドアに挟まってやがる・にしても、この納豆のような臭い。胃の中のモノが逆流しそうだ。それでも、どうにか精子を振り絞り、女に話を聞いてみると、
「もともとは普通の店に勤めてたんだけどね、あんまり稼げないから、竹下君に紹介してもらったの。ここデブ専へルス。好きな人多いのよ」
なるほど・確かにどんなデブでも、マニア向けの店なら使い道はある。適材適所にオンナを送り込むあたり、竹下、なかなかの男である。

竹下が「沈め屋」になるきっかけ。それまで勤めていた会社からリストラに遭い、渋谷のスカウトマンに転職したことだった。
「あのころのハチ公は、まだまだスカウト連中も少なくて、ヤリやすい環境だったな。お嬢さん、芸能人になりませんか?」
って言えば、のこのこ付いてくるバカも多くって・気が付いたらAV女優になってた、なんてのもザラ・どうだる。月収は200万ほどあったのかな」
ところが、5年後、不幸が見舞う。路上で因縁を付けてきたヤクザをブン殴ったところ、たまたまその男がケツ持ちの親分だったのだ。
「青ざめたよね。翌日から渋谷追放令が出ちゃってさ、『渋谷で見かけたら1千万円』って賞金首だよ。カネを持つと怖いモノがなくなるってよく言うけど、オレも天狗になってたんだろな」
とはいえ、何年もスカウト1本で鳴らしてきた男が、たやすく足を洗えるわけもない。
渋谷がダメなら新宿と、翌日からスカウト通りに立っていた。
「でも、スカウト業界って意外に狭くてさ・すぐに河岸を移したってウワサが渋谷のヤクザに広まって、また現場に立てなくなっちゃった。で、どうしようかつて考えたとき、出てきたのが今の商売だったってわけ」
上玉は高く売れ、下玉はカネにならない
今も昔も、この徒だけは変わらない。
では、もしもブーチャンと「事故」(たまたま引っ掛けてしまうこと)を起こした場合、どうするか

大半のケースでは「街に捨てる」(ヤルだけヤッてリリースする)しかないのだがでもオレは、みんなが捨てたブーチャンを掻き集めて、商売にしようと考えたわけ。
デブ専にババア専、世の中にはブスを欲しがってるところがいくらでもあるんだから
ブス専門ヘルス、デブ専門ヘルス、ババア専門ビンサ口…。このころ彼が関拓したキワモノ店舗は10数軒にものぼるという。
「このテの店ってのは、もともとスカウトマンを雇っていないのよ。雑誌や風俗情報誌の募集記事だけで、ギリギリ豆(クリトリス。女の意)を補給しててさ。お互い願ったり叶ったりだったんだよな」
ただし、スカウトバックは普通の半分程度で、例えばヘルスなら1人の女の子に対し2万5千円が相場。この中からスカウトマンにも報酬を支払うと、純粋な実入りは1万円にしかならない。
「たかが1万?バカなこと言うなって・数百人のスカウト抱え込んで、月に100人紹介すれば、100万だろ。それに1万ってのはあくまで一例で、実際はもっと高い契約だってあるんだし」

竹下の狙いは当たった。さっそく、スカウトの人脈を活かし、《客》を募ったところ、瞬く間に集まった。同時に、「ブサイク処理の竹下」の名前が東京中に轟き出す
「商売を始めて半年後には月収が100万になってたな。ま、言ってみりゃ、町内会の廃品回収みたいな感覚だよ0【お礼にトイレツトペーバーをどうぞ」つてな」

全国に500の「沈め場」を開拓問題もあった。いくらブス専とはいえ、そこはフーゾク。あまりにレベルが低い女は使いものにならない。
「特に40代以上のババアになると、どこもなかなか雇ってくれないんだよ・かといって、簡単に見捨
てるわけにもいかんし。どうにかならないかって思ってたんだ」
そんな折り、知り合いのスカウトを介し、1人の人物と出会った・長野の上山田温泉でストリップ小屋やピンク料亭を営む女将である。
「浅草のロック座の前で待ってたら、ロールスロイスの後部座席から三十路の蛇みたいな女が降りてきてさ、取り巻きの若衆が左右にサッて。咽嵯にオレ、頭下げちゃったもん」
そして、そのまま長野のストリップ小屋に直行・楽屋には、踊り子たちの真紅のランジエリーが干してあった。
「で、女将が言うのよ◎30才でも40才でも何でもいいから、踊り子を紹介してくれない?単価は1年契約100万でどうかしら?って。100万だよ100万。いやあ、驚いたよね」
向こうは温泉不人気に相まって、深刻な人手不足。ー年という長期スパンで働ける人材を確保したいという。
「手付金10万も受け取っちゃったら、紹介しねえワケにはいかねえだろ(笑)旦那を交通事故で亡くした女、実の子供が人を殺しちゃった女、借金で首が回らなくなったババア。そんなのを何十人も流してやったよ」
竹下にとって運が良かったのは、この女将の紹介で六本木の「ヤサ」(女の売買が専門のヤクザ事務所)に出入りできるようになったことだ。
「乱交パーティ」のサクラから「ハプニンクバー」の仕込み、「自衛隊バブ」「援助交際クラブ」まで。わずかー年足らずで、全国に500もの「沈め場」を開拓した。
「だから、何度も言ってるだろ?オレがカネにできない女なんていないって。どんなブサイクだって、サバく先さえ知ってりゃ、どうにかなるもんなのよ。やっぱり資源は有効に使わないとな(笑

竹下に誘われるまま、オレたちはキャバクラ「G」に移動した。ハウスボトルの焼酎を煽りつつたわいのない会話をかわす。いいかげん時間が気になり始めたとき、佐伯と名乗るホストが店に駆け込んできた。
「竹下さん、助けてくださいーどうしてもサバいてほしい女がいるんスよ」
どうやら、彼の客の風俗嬢が、200万も売り掛け(ホストクラブへのツケ)を作った挙げ句、「返せない」と開き直っているらしい。
「佐伯ちゃん、タマはどの程度なの?」
「下の下じゃないてすカしカモ…都内の風俗店は、ほとんど顔が割れちゃって厳しいんスよ」
「急ぎの仕事?」
「はい。オレも店から追い込みをかけられちまって・・」
なんとかー力月以内で完済させる方向でお願いできませんか
ーカ月で200万となれば、沈める先は温泉業者しかあるまい。スカウトバックと彼女の稼ぎを合わせれば、どうにかクリアできる数字だ。もっとも、相手が「バックレ常習犯」では、信用のある店には斡旋はしづらい。ましてや温泉業者は竹下の生命線。さて、どうする?
「沖縄に沈めちゃうか」
「沖縄、ですか」
「ちょんの間だよ」
沖縄随一の売春地帯である
観光客はもちろん、米軍基地の黒人兵たちの「性欲処理場」とも言われている悪名高き場所だ。
ただし、真栄原に島の女はおらず、なんらかの理由で「内地」から身売りされたオナゴたちばかり
4畳半の「タコ部屋」に住み込みで働き、年中無休で「お客」に身体を委ねねばならないのだ。
「もちろん、本人には本当のこと言うんじゃねえぞ。何も知らせずに羽田空港に連れていって、その場で航空券を渡しちまうんだ」
「。。。。」
「心配すんなって。女には『沖縄に行って、旅行がてら稼いできなよ」とでも言やいいんだよ。ダダで沖縄行けるって、きゃつきや騒ぎ出すから」
「女を飛行機に乗せた後はどうするんスか?」
「到着時間と到着便、メス豚の外見さえ教えてくれりや、オレが沖縄の業者に連絡を取っておくから・あとは向こうがうまくやってくれるよ」
報酬は1年契約で、センチ(1千万円)だ。このうち間に入るヤサが500万、ホストに200万、竹下には300万のカネが転がり込んでくるという。
ちなみに、身売りされたオナゴはタダ働き・1年間フル稼働させると、軽く2500万円は稼ぎ出すそうだ。それにしても、なぜ沖縄なのだろう。
横浜・黄金町、大阪・飛田新地、松島新地・・ちよんの間は全国に腐るほどあるはずだ。
「バカだねえ・ブタが逃げないために決まってるじゃない。ほら、沖縄は電車もねえし、カネを持ってないんだから・飛行機や船を利用できないだろ。監禁してバコバコ働かせるには、好都合な場所ってコ卜よ」
岩石のような黒人の身体が覆い被さってくる恐怖感は体験した者しかわからない。ワキガ臭いイチモッが口の中に入ると、それこそ鳴咽するとヤツはいう。
「それが1日に10〜20だからね。1週間もしないうちに、みんな逃げ出そうって考えるんだ。けど、逃げられない。で、1カ月も立つと、そんな気力も体力もなくなる。ただのダッチワイフですよ。天井眺めて、ときどき奇声を発しながら…もう気が狂ってるんだろうね」
この前売った「トカゲ」のことが無性に心配になってきた。行き先は聞かなかったが、まさか・・・。
「そう言や、100キロの怪物が半年ほどで潰れちゃったことがあったな。業者からカネを払い戻せって言われるかと思ったら、元はとれてるから大丈夫。また頼みますわって。大笑いだよ」
「そのコはいま何をしてるんですかね」
「知らねえよ、あんなブタ人形」
うれしそうにオレの顔を見上げる竹下。覚醒剤でもやっているような血走った目つきだ。
「いや、ホント言うとな、沈め屋なんて大した商売じゃないのよ。中にはもっと悪いことしてるヤツだっているんだから」
「といつと?」
「オレの知り合いに、香港マフィアと結託して臓器売買やってる男がいてよ。ヤツは言ったよ。これは人殺しじゃない。生きる形が違うだけでしょメス豚の臓器は他人の身体で生きていますから。なるほどなぁ、って感心しちまったよ」
…これ以上の長居は禁物だ。
オレはキャバクラ代の2万円を叩き付けると、タクシーに乗り込んだ。
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