
珍しい場所でセックスをした。
3年にー度しか味わえない貴重な体験を報告しよう。
俺のセフレのー人は、とある参議院議員の私設秘書をしている。
すげーインテリのような響きだが、公設秘書と違い、私設秘書なんてのはただの電話番バイトのようなもの。彼女自身、政治には一切関心なく、ただラクチンだからという理由で働いているらしい。「ねえ、ヒマだから遊びにおいでよー」
その彼女から電話があったのは、週末に参院選を控えた6月のことだ。
議員先生以下、公設秘書たちが全員総出で地元候補者の応援に帰ったため、議員室でー人退屈しているという。
「誰もいないし、エッチもできるよー」
ほう、そう来るか。国会議員といやあ国民の代表者。その主がいないスキに部屋でコトを致すってのはちょっと面白そうだ。いざタクシーを飛ばし、永田町へ。ところがさっそく議員会館前の通用門で守衛に止められた。
「こ用件はっ」
「えー、ちょっと秘書さんに用事が」
「はっ、そうですか」
用事の内容も聞かれず、あっさり突破できた。
「着いたよ」
電話をかけると、セフレは通行証のようなものを持って会館の下へ下りてきた。おかげで、入り口付近にあった空港のような探知ゲートも横目でスルー。無防備だなー。
会館は古い病院のような素っ気ないつくりで、議員室もかなり狭かった。手前の秘書スペースと奥の先生の部屋、あわせても畳にして15枚分くらいか。
本棚には地元の地誌など、あまりに質素だ。
「誰も来ないし、ヤっちゃう?」
来客用ソファで女が体をあずけてくる。おいおい、さっそくかよ。誰か入って来ないだろうな。
「大丈夫。衆議院は内側からカギかけなきゃいけないけど、参議院はオートロックだから」
ふーん、ようわからんが、力ギに関しては参議院の優越なんだな。
「じゃあ、そこに立って尻向けてみ」
「やだー見られちゃうよ」
「いいからいいから」
デ力い窓から庶民の姿を見下ろしつつファックーつっても、どうってことないっちゃないわけだけど・・。彼女日く、普段からヒマなときも多いが、まず絶対に誰も帰ってこない保証があるのは選挙のときだけなのだと。
つまりあそこでセックスできるのは3年先。でも次は先生本人の改選なので、彼女も駆り出されるのかな。
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