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ネット上には「乱交サークル」をうたう団体が星の数ほどあるが、その大半は風俗まがいの業者だ。やってくるのは全員、カネで雇われた仕込みの女。のみならず、他のフーゾクじゃ指名も取れないようなブスやババアばかりと相場は決まってる。こんなとこに行っても、楽しかろうハズがない。金と時間と精子を浪費するだけだ。しかし中にはあるのだ。純粋なシロート男女のみが集まる、〝本物〞の乱交サークルが。見た目が悪い男は面接でアウト

まずは潜入先の選定だ。数ある乱交サークルからシロート系を見つけだすポイントは以下3つ。これらに一つでも該当しない場合は、まず業者系と考えていい。
★「3時間2万円」といったような時間制を設けていないこと
★入会の際、身分証の提示が必要
★昼間に営業していないこと
次々と業者系を消去していったところ、ようやく本ボシに辿り着いた。HPによれば都内にある老舗のグループセックス同好会で、メンバーには関東の人間はもちろん、遠く地方からやってくる者もいるらしい。よほど楽しいとこなんだろう。期待しちゃう!HPから参加を申し込んだ翌日、午後7時。おれは都内の某ターミナル駅からほど近いコンビニへ向かった。ここからサークルの主催者(以降、マスター)へ連絡を入れ、待ち合わせる予定になっているのだ。
「もしもし。参加希望のアキラです。いまコンビニに着きました」時間ピッタリに電話すると、ノリのいい男の声が返ってきた。「はいはい。すぐにそちらへ参りますね〜」
まもなく、目の前に黒いジャケット姿の中年男性が現われた。茶髪に淡いサングラスという組合わせが、いかにもこの人物のキャラを表しているようにみえる。場所柄、コンビニ前は人の出入りがかなり激しいのだが、マスターはそっちのけで話しはじめた。

「さっそくですが、写真付きの身分証を拝見できますか? あと名刺もお願いします」事前に用意しておいたニセの会社員名刺を渡す。「名刺が必要だなんて、ずいぶん念入りですね」
「ウチは身元のしっかりした男性しか入れないの。こういうサークルは女性が安心して楽しめないと成り立たないからさ」矢継ぎ早にマスターが続ける。
「あと、見た目が極端に悪い男性も入会を断ってるよ。その場でソク『すいません、ご縁がなかったようで』とか言っちゃうし」幸い、おれの場合は特に問題がなかったらしく、続いてマスターはサークルの説明に入った。乱交パーティの開催は、日曜と月曜をのぞく毎日。今日は土曜なのでオールナイトで行うという(平日は終電まで)。かかる料金は入会金が5千円、サロン代(後述)が5千円、乱交パーティの参加費が1万5千円(2回目以降は1万円)、しめて2万5千円の計算だ。これで朝までヤりまくれるのだから一発単価に直せば安いもの。おまけに酒も飲み放題で、食い物もじゃんじゃん出てくるみたいだし、けっこう良心的じゃん。8割の女がイイ線いってる!
「じゃ、会場に移動しましょう」マスターと向かった先は、コンビニから目と鼻の距離にある高層マンションの一室だった。入口で入会手続きを終えてから中へと進むと何やら賑やかな声が。1LDKの部屋に並べられたソファや床で、すでにメンバーらしき男女が十数人、談笑しながら座っている。顔ぶれを見て心が踊った。5人いる女性のうち4名までが、かなりイイ線いってるのだ。街ですれ違ったら思わず目で追ってしまうかも。残りの1人も顔は40点ながら、揉みがいのありそうな巨乳が高ポイントである。年齢はいずれも20代後半から30ちょいといったところか。とにかく、期待を上回るラインナップであることに間違いない。が、よろこぶのは早いらしい。不意にマスターが言う。「この部屋はサロンといって、グループセックスの会場とは別なの。参加者はまずここで互いにコミュニケーションを取ってもらうんだけど、その結果、女性からNGの出た男性はそのコと遊べないから。あらかじめ了承しておいてね」
つまり、女性が一方的にセックス相手を選別できるってことだ。ん、となると、全員からNGを叩きつけられた場合は…。「うん、残念だけどパーティには参加できないよ」
きっつー。マジすか?本日集まったメンバーは常連らしき男女が10人、2回目参加の女性が1人、初参加はおれ、小太りのオタク風、地味なサラリーマン風の男3人である。小太りオタクよ、お前さんハジかれるんじゃないのか?それから2時間弱、自己紹介やエロ合コンばりの脱衣ゲームで盛り上がってサロンタイムは終了した。同時にメモ帳を持ったマスターが女性陣に呼びかける。
「そろそろ会場に移動するから、1回目でお相手したい男性を教えて。レナちゃんはどう?」「私は●さんと▲さんで」

このサークルでは、基本、男2人女1人の3P体制でセックスが行われるようで、つまり女は2人の男を選ぶことになる。女性たちから次々と希望男性の名前があがっていく。頼む、誰かおれを指名してくれ。祈るような気持ちでそのときを待っていると、やがて部屋の隅っこから甲高い声が上がった。「×さんとアキラさんにします」声の主は、目元の涼やかなクールビューティ系のカナちゃん(仮名)だ。おっしゃ! 参加権もらった!案の定というか、オタク君は誰からも名前を呼ばれなかった。「ちょっとちょっと。彼の相手をしてくれる人いないの?」
マスターの呼びかけに、一斉に目を伏せる女性陣。かくして痛恨のオールNGが確定し、オタク君に無情の退場宣告が。
「そういうことだから、ゴメンね。今日来てない女性メンバーからOKがもらえるかもしんないし、また別の日に遊びに来てよ」
苦笑いを浮かべたオタク君は、重い体を引きずるように去っていった。さらば、同志。
乱交会場は、サロンの建物から徒歩数分のところにあった。やはりここもマンションの一室で、かなり広めのワンルームがパーテーションでリビングとプレイルームに分けられている。男性陣は入口で健康ランドの浴衣のようなものに着替え、順番にシャワーへ。さっぱりしたところで、おれを指名してくれたカナちゃんの隣に座る。「どうも、今日はヨロシクです」挨拶すると、カナちゃんはニコリと微笑んだ。「こちらこそ。アキラさん、初めてだから緊張するでしょ?」「うん、まあ、多少は。カナちゃんは平気なの?」「うん、てか楽しいよ〜」
昼間、企業で事務職の仕事をしているという彼女は、メンバー歴2年のベテランだ。29才独身。彼女がサークルに入ったキッカケは性生活への不満だ。当時の彼氏がセックスにあまりにも淡泊で、性欲の強い彼女は悶々とした日々を過ごしていたという。

「そしたらたまたま、ネットでこのサークルを見つけて」「でも、いきなり乱交サークルに入るって度胸あるね」「女のコは最初にカウンセリングを受けるから」何でもこのサークル、新規女性に対しては、マスターやスタッフ(常連の男性メンバー)が個別で面談したり、ラブホで3Pの手ほどきをしたりと、乱交へ至るまでにいくつかクッションを挟んでいるらしい。それくらいのケアをしなければ、新規女性の獲得は難しいってことだ。ちなみに、デブやババアの類は、カウンセリングの時点で入会を断られるとの話である。どうりで、ハズレの女が見当たらないわけだ。残されたおれは隣でシコシコまもなく、カナちゃんとの3Pパートナー、A氏(40代)がシャワーから戻ってきた。それを確認した仕切り役のスタッフがこちらに近寄ってくる。「じゃ、カナちゃんたち、プレイルームへどうぞ」
プレイルームにはシングルサイズのベッドが5つ、並列に配置されており、我々は真ん中に陣取った。両隣のベッドではすでに裸になった男女がおっぱじめる寸前といった状況である。3Pは、常連のA氏がリードする形で始まった。彼は四つんばいにしたカナちゃんの顔をおれの股間にあてがい、自分は後方からクンニの体勢に。そして、ジュバジュバジュバ、ベロベロベロ。ひわいな音が響き、「ふぅ〜〜〜」と艶めかしいため息を吐くカナちゃん。エロい。実にエロい。が、彼女の口にすっぽりと収まったおれのチンコが、一向に元気にならない。初心者のおれを気遣ってのことなんだろうが、やたらとA氏が話しかけてくるので、プレイに集中できないのだ。「どう、カナちゃんのフェラは。気持ちいい?」「はい、気持ちいいです」「時計回りでポジションをチェンジしてこうか」「あ、はい」「どう、チンチンの方は? 準備OK?」「いや、まだです」「あ、そう。じゃ、僕から入れちゃうよ」「どうぞ」
手慣れた様子でコンドームを取り付けるA氏。そのまま正常位で挿入だ。彼が激しく腰を振るたび、目を閉じたカナちゃんの顔が悩ましく歪む。
「ああああ、それいい。超いい。ヤバイ。あああん」「これいいの? こう?」「うん、ああ。ヤバイ。もっとして。もっと!」

もはや完全に2人の世界である。取り残されたおれは、汁男優のごとく傍らでシコシコするしかない。ここまで来て、何やってんだか。結局、チンコは最後まで勃起せず、1回戦はA氏のみが射精するにとどまった。しょげるおれの肩にカナちゃんが手をのせる。「最初は誰でもこんなもんだって。次の女のコのときは、元気になるといいね」
森尾由美のあとは真木よう子とすべての組が1回戦を終え、30分ほどインターバルを置いてから、2回戦がスタートした。例によって、女性陣からパートナーの指名があり、おれは森尾由美似の美人妻、ナミちゃん(仮名)、そして大学生風のB君とチームを組むことに。大本命のナミちゃんに選ばれてテンションが上がったのか、今度はのっけからギンギンだ。テンポよくB君とポジションを変えながら、彼女のしなやかな肉体を愛撫していく。2人の男が繰り出す手マンやクンニで、アソコはずぶ濡れである。
「アキラさん、お先にどうぞ」「あ、どうも」
促されるままバックで挿入。ナミちゃんは学生のチンコをフェラしながら、あられもない声を出した。「あ、あ、あ。うう。いいっ、気持ちいいよ〜」
イキそうになったところでいったんB君と交代し、彼女の口に自分のチンコを持っていった。とろけるようなフェラを堪能しながら他のベッドの様子を観察してみる。3組の男女が身悶えし、絶叫する様はリアルAVだ。どえらいところに来てしまったもんだ。先に果てたB君に続いて無事射精を終えたおれは、クタクタになってリビングへ戻った。時刻は深夜12時過ぎ。気がつくと、メンバーの数が男女とも減っている。終電前に帰ったようだ。一方、残った連中はタフだった。その場のノリで3P編成を組んだ者たちが、ぞろぞろとプレイルームに消えていく。もはや指名制度はうやむやになったらしい。にしても底なしの性欲だな。男はもちろん、女たちも。やがて、スタッフお手製のやきそばを食っていたおれにもお誘いがあった。相手は真木よう子にそっくりのOL風レナちゃん(仮名)だ。「あたし、アキラさんとはまだだったよね。どう?」どうって。断る理由ありませんから!
シロート系乱交サークル、期待を上回る楽しさだった。不特定多数のシロート女と遊ぶには、ハプニングバーという手もあるが、肝心の「ハプニング」が不発することは大いにあり得る。確実性、コストパフォーマンスを考えるなら絶対に乱交サークルだ。ただし、新規女性との遭遇率は低そうなので、サークルをいくつか掛け持ちした方がよさそうです。

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