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みんなに注目されて楽しそうだなあ
ストリーキングー。全裸で公共の場を駆け回る行為で、74年、突如アメリ力で発生し、その後世界中で愛好家が生まれた。念のため説明すると、そもそもストリーキング(streak-ng)とは、疾走するという意味で、決して「ストリートの王様」ではない。
…ともあれ、オレがその奇妙なパフォーマンスを初めて目の当たりにしたのは、いまから6年前、自宅で「プロ野球珍プレイ&好プレイ』なる番組を観ていたときだ。
ビーヒャラピーヒャラとふざけたBGMに乗り、フリチン男が踊りながら登場。
球場内をしばーりく周回し、最後は警備員に取り押さえられるといっVTRだった。
衝撃的だった。気持ちよさげにナインへ愛想を振りまく男の笑顔。警備員に引きずられつつも、なおガッツポーズを止めない至福の様。
〈おおスゲー。みんなに注目されて楽しそうだなあ。いいないいな〉
何を感心しとんじゃとツッコミが飛んで来そうだが、何しろこちとら、3度のメシより目立つことやイタズラが好きな学生である。当然の流れで自分もチャレンジしたくなった。
イタズラ仲間2人に相談したところ、あっさり大賛同を受け、翌月の学園祭で実行に移すコトに。学園祭当日。
オレたちは、午前中から体育館の倉庫にこもり、ジッと息を潜めていた。間もなく始まる軽音部のロックライブに乱入、ステージを木っ端微塵にブチ壊そうというのである。いやー、ワクワクするなあ。
数分後、ス力した野郎どもの演奏に合わせ、女生徒が黄色い声を上げ始めたそのとき、《波の谷間に命の花が》美声をボリューム最大で鳴らし、オレたちは生まれたままの姿で。フイブイと場内へ躍り出た。
「ョイショーーョイッショーー」
ボーカルは唄うことを忘れ、女どもは手で顔を覆い、他の男子は腹を抱えて笑い転がる。
もはや大パニックだ。最後は、数人の教師にとっ捕まり、大目玉を食らったが、オレたちは大満足だった。

下半身を真っ黒に塗れば競輪選手
いつもなら、一度やったイタズラは2度と繰り返さない。常に新しいネタを考え実行する。それがオレのモットーだ。しかし、学園祭の一件は、オレの中の何かを確実に目覚めさせたらしい。
とてつもない解放感といおうか、やった者にしかわからぬアドレナリンの虜になったといおうか。とにかく、ストリーキングにすっかりハマったオレは、以後、いろんな場所へ出向き、愚行を繰り返すようになった。さすがに地元は避けたが、離れた街の公園で、商店街で、女子校で、ひたすら服を脱ぎまくる。ときには例のバ力2人も同行させ、そこかしこで通行人の絶叫を巻き起こした。中でも秀逸だったのは、編み出した「競輪ストリーキング」だろう。
コレ、スッポンポンになった下半身に黒のペンキをぺタ一ぺタ塗り、競輪選手のタイツーのように装うので、一見、むき出しとは気づかれない。が、そのまま外をフラフラ練り歩けば、時間差で悲鳴が聞こえてくるという、実に憎らしい仕掛けだ。

ある日、競輪仕様のままでコンビニに入ってみた。何食わぬ顔でレジに向かい、女性店員にガムをーつ差し出す。
「いりっしゃいま・…」固まったまま、オレの下半身を凝視する店員。イイネー
「あら?何見てんの、早くガムください」
「…す、すいませんーひゃ、100円になります」
その怯えたような表情、たまりませんな。

ストリーキング熱は、大学生となっても冷めることはなかった。どころか、ネットで同志を数人見つ
け実際に彼らとつるむようになっていた。

バ力の境地である。そんなある夏の暑い日のこと
仲間のー人、小田原がこんな計画を持ちかけてきた。
「浅沼クン。そろそろオレらも最終ステージに上がっちゃわない?」
「どういうことだよ」
「佐冶に乗り込むんだよ」
「な、何い?」
ガンコで有名なラーメン屋に乗り込む
「面白そうだけど、ヤバくないかっあのオヤジ、血管から血吹き出しながら追いかけてくるぞ殺されるって」
「大丈夫だよ。車の工ンジンかけっぱなしにして店に入れば逃げられるよ」
「ほう車を。そうか、オマ工頭いいなー」
翌日、午後ー時。小田原の他にもうー人メソバーを加え、佐冶(仮名)と人気のラーメン店へ。駐車場に着き、車内で裸になった後は、工ンジンかけっばなしのまま、素早く店内に侵入した。

ガラガラガラ。「へい、らつしゃいー」
忙しいのか、こちらを振り向くことなく、威勢のいい声を飛ばす。従業員は他におらず、ただ客席が凍り付いたように静まりかえっている。
「しょうゆトンコツ3つね」
「あいよ。ちょっと待っててな。いま混んでっから」
主のごつい背中を見ているうち、だんだん恐ろしくなってきた。もういいべ?帰ろうぜ。
「お、おう。十分だな」
小田原が弱々しい顔をこちらに向けたそのときだった。
「な、な、な、な、何さらしとんじゃーい、キサンらっ」
恐る恐る声の方へ目をやると、オヤジがいまにも噛みつきそうな顔で震えている。
やべっ、逃げるぞっーバネのようにイスから飛び上がり、店の外へ。死に物狂いで走ると、すぐに駐車場が見えてきた。
主はまだ店を出たばかり。よっしゃ、これで逃げられ……なかった。もしもーし、車がどこにも見当たらないんですけど。あのおもしもーし…。
★結局、オレたちは、湯切りのザルでめった打ちの刑にあい、警察に突き出された。後でわかったことだが、車は佐治にいたわずかの間に誰かが盗んだらしい。不幸中の幸いだったのは、警察に逮捕されなかったころだろう。署で3時間ほどこってり絞られたものの、始末書だけで済んだのは奇跡といっていい(20才だった)。あれから2年、オレはまだストリーキングを超える遊びを見つけてはいない。
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