
いわゆる出会い系サイトの中には、援助交際専門のものがある。
たとえば俺のよく利用する大手 サイト「M」の割り切り専用掲示板にも、援助を希望する女のメッセージ はあきれるほどアップされている。
ホテル代別、2・5でお願いし たいにゃー
3<らい出して<れたら、とってもうれしいデス☆
ゴム付&泊まりナシで、3はどうですか
相場は3万前後。安くて2万、高めでもサンゴー(3・5万)ってとこか。 あまり安く設定するのは損だし、高すぎると買い手がつかない。そんな市場原理が働いた結果が3万前後という相場を生んだのだろう。
実際、 このぐらいの額なら普通のサラリーマンに出せないこともないし。
ところが、ご<ごくたまに目を疑うほどの数字を見かけることがある。
今日、ホ別1でサポしてくれる 優しい紳士の方いませんか
お金持ちの人、誰か5でアタシのコト助けてくれないかなあ。い っばいサービスするよん
これまで俺はこういう書きこみを無視していた。5万なんて払えないし、1万は安かろう悪かろうのイメージがあって手を出しずらいのだ。
しかし今回は、あえて買った
いったい破格値を提示する女ってどんなヤツなのか。単に相場を知らないだけなのか、それとも自の価値だと認識してのことか
1万の女ミエ
普通は直電を教えてもなかなかかかってこないもんだが、ミエは問髪入れずにかけてきた。
しかも番号を通知して。
「もしもし、ミエですけどお」
ぼやーっとした声だが確かに若そうな感じだ。
「ああ、ありがとね。でさ、お金の件なんだけど、1ってことでいい?」
「うーん、いいよ」
1万でセックスする女。うう、 なんか怖い。マジで怖い。 ー時間後、五反田駅前。目の前にヌボーッと現れたミエは、マッチ売りの少女のようにみすぽらしい21才だ
おかっぱの黒い顔。ぼった一重まぶたの顔は化粧っ気がなく、いかにも血色が悪そうだ。が1万の現実なのか。
「とりあえず、時間ない 早く終わらせたいんだけど」
会った瞬間これだもん
ホテルへ歩き出した瞬間、着メロが鳴った。
「あ、ハイ。…ハイ。えっとお、 ー時間くらい待ってもらえますか。
…あ、わかりました。後で電話ください」
何コレ?こいつ援助のハシゴするのか。薄利多売ってやつか?
思ったとおり、ミエとのセックスは実に寒々しいものだった。フェラはおざなりで、基本的にはマグ口。しかも肌はザラつき、冷たい人形を抱いているかのような感触だ。 結局、俺はイクこともできず、ベッドに倒れ込んだ。やっばー万つったらこんなもんか・・
服を着ながら聞いてみる。
「いつもこんなことしてるの」
「お金がなくなったときだけね」
「そういうときはー万でもいいわけ?」
「本当はイチゴーは欲しいけどね。だいたいみんなそれくらいはくれるもん。 あの、お金いいですか?」
万札ー枚を受け取ったミエは、シャワーも浴びずに次の客の元へと急ぐのだった
5万円の女
アタシが有名になっても黙っててね
ー万女のレベルが低かった事実は、 逆を言えば、高額な女は美人だという証拠ではないか。そこで次に目をつけたのはコレ。
21才の現役モデルです。いま新宿にいるんだけど、ホ別ゴム付 5でどうかしら東京レイ力
現役のモデルがエンコーするとも思えないが、5万も要求するあたり相当な自信ありと見た。ルックス、セ ックス、5万なりのものを見せてもらおうじゃないの。 アボ場所のメッカ、歌舞伎町で待っていると、遠くから背の高い女がツカツカ歩いてきた。黒いコートにフーツの、ギャル風ファッション。 顔は酒井若菜をもっとキリッとさせたような美人顔だ。
「メールくれた人・・」
案の定、レイカだったアリですよコレは。今までこんなハイレベルのエンコー女、見たことないですマジで。すぐさま裏手のラブホヘチェックイン。レイ力の裸体はバストこそゃゃ小ぶりとはいえ、それは見事だった。抜けるような白さで、ウエストはキュッとシマってるし、足もスラリと長い
質の高さはエッチも
ディープキスから乳首左
優しくサオを包み込んだかと思えば、大量の唾液を潤滑油にしながら徐々に激しくストロークしていく。 さらには俺のリクエストであるアナル舐めもラクショーでOK。
「男の人のアナルってなんかカワイイー。 ヒクヒクしてるよお」
こんなセリフを甘い声で言われてみなって。チンチンがヘソまで反っちゃうよ。
しかもキッチリ2発ヤラせてくれるんだから、大満足です。
「も…もうイッちゃう、イってもいいのお?ねえ、お願いっ」
レイカの上ずった声を聞きながら、 俺はほとんどインターバルを置かず続けざまに発射した。
「ねえ、モデルってのはホントなの」
コトが終わって、ソレとなく聞いてみる。なんでも彼女、栃木からたびたび東京へ遊びに来てはこうして援交をやってるらしいのだが、モデルの方は事務所に所属していはいるものの、あまり仕事はないらしい。なーんだ。 ひょっとしてどっかの芸能プロにでも所属してるのかなと思ったよ。
「もしアタシが有名になっても、黙っててね。約束よー」
そう言いながら、レイカは差し出した5万円にキスをした。
女たちは巨大な援交マーケットの需要と供給の中で自分の商品価値を把握している、というのが俺の正直な感想だ。やはり額の高低にはそれなりの理由 があるのだ。 しかし・・
レイカと会った直後、俺 は掲示板でこんな書き込み を見つけた。
大5でお願いします。出会った男性の9割以上がほめてくださいます
スタイル&テクには絶対の自信ァリ、一緒にステキな時問を過ごしましょ・東京都アヤカ 28才
こいつも当たりか…と思いきや、や ってきたのは朝丘雪路に似たケバケバ熟女。派手な柄のストッキングに、SMの女王様のようなレザーのコートがいかにもプ口っぽい。
「あのう、急用が出来たんで今日は…すんません」
蚊の泣きそうな声で断るオレ。モノすごい形相でにらみながら立ち去る女。援交市場といっブラックマーケツトの闇は果てしなく深い。
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