
料金はビデオ鑑賞のみで1時間1500円。
「抜きっ娘」なるオプションをつけてもトータルで3千円だ。
もちろん「抜きっ娘」とはアダルトグッズではなく、生身の女性である。
無愛想な受付のおっさんに3千円を払うと「ビデオ5本選んで」とぶっきら棒に返ってきた。
ん.ここでしばし熟考。果たして、ヌキありのビデオボックスで、エロビデオはどれほどの意味を持つのだろうか。
女の子のサービスが充実しているなら、ビデオはあくまでおまけにすぎない。
しかしこの店の場合「抜きっ娘」は、単にオナニーの手伝いをするだけだとすれば、ビデオは慎重に吟味せねばなるまい。
我ながら超論理的な思考をコンマ3秒ほどで果たし、好みの口リ系女優モノ3本、ナンパモノ2本をチョイス。
受付を済ま せ、指定の部屋へと入る。 狭い。
テレビとビデオデッキを除けば、椅子がスベースの大半をとっている。
が、しかし、この椅子、皮張り(もちろん人工皮)のうえ、社長とまではいかないまでも部長級のフカフカ感。肘掛けもついており、これなら十分睡眠可能だ。
さて、この部屋にいられる時間は60分、女のコが付くのは10分だけだ。ただし「抜きっ娘」がやってくるのは店員いわく「30分過ぎぐらい」という暖昧なもの。
そのため、いつカーテンが開かれるのか気になり、どうにもエロビテオに集中できない。
「抜きっ娘」が来た段階で、すでに臨戦態勢に入っているのが一番なのはわかるが、なかなかズボ ンを降ろす勇気が出ない。
そのまま、なんとなくビデオを見る。
画面が、セーラー服姿のままバックから突かれているシーンになった。
にわかに勃起を始める我が息子。ヌキたい。ヌキたいぞ。 抜きっ娘ーー早く来てくれいー。
結局、早送りでー本目のビデオを消化し、2本目のしょーも ないインタビューを見ている最中に、女のコはやって来た。
「失礼しまーす」って、君、タイミング悪すぎやねん。
歳は20代前半か。あか抜けないフジテレビアナというか、とにかく素人っぽいルックスである。
「ズボン下ろしてください」
口調は努めて事務的。おしぼりでコレでもかというぐらいキレイにあそこを拭かれ、口ーションを垂らされる。
「じゃ、はじめまーす」
私は抜きっ娘。あなたのオナニーを手伝うだけの女…そう言わんばかりのこの流れ。会話もへったくれもありゃしない。しかし、実際に女のコが目の前で愚息をしごいている状況で、 ビデオに集中できるわけもなく、 視線は常に抜きっ娘に釘付け。 彼女はというと、時折こちらを恥ずかしそうにチラチラと見るだけで、極力シゴキに集中しているようだ。
手コキのテクはさほどでもなかったが、もともとプチSなオレは、恥ずかしそうなアヤパンの顔を見てるだけで充分。ローションまみれのあそこか奏でるぐちょっぐちょという聴覚的な刺激も手伝い、たまらずティッシュにぶちまけた。
黙々と後始末をした後、彼女一言。
「まだ時間もありますので…では失礼します」
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