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女に貢がせて生活・ヒモ男という生き方

ヒモになって今年で30年になる。
これまで数知れぬ女たちに、金を貢がせてきた。

我ながら天晴れな人生と言っていいだろう。世の中にカネを稼ぐ手段は数あれど、「ヒモ」ほど魅力的な商売はない。

女の稼ぎで寝ながら暮らす。男なら誰しも、一度はそんな人生を夢見たことがあるに違いない。ただ、もしもあなたが本気でヒモを志しているとすれば、オレは「辞めなさい」と言いたい。

女のオトし方から貢がせ方まで、才能のない人間では、逆に女にカモられるのがオチだ。

しかし、それでも、あなたがどうしてもなりたければ、オレが大阪で主催している、ヒモの学校に来ればいい。オレが一からヒモ道を説きノウハウを教えてやる。

授業料は必要ない。どころか、こちらから給料まで払おう。あなたは体一つでオレの元にやって来ればいい。そんな話、とても信じられない。
ヒモが一銭にもならないことをやってどうする?

みなさんはそう思うだろう。
しかし、コトを起こすには何かに付け理由がある。オレがヒモの学校を開いたのも、自分なりのこだわりと決意が存在するのだ。


オレは関西某所の山村に生まれた、らしい。

ロクに働きもしない父親、その父の顔色ばかりうかがう母、兄弟は兄と妹の2人で、兄の方は急性肺炎で若くして茶毘に付したという。
自分の生い立ちを推測でしか語れないのは他でもない、オレが捨て子だったからだ。
村長に世話された里親には、絶え間なくイジメられた。

小学、中学時代は、小遣いはもちろん、着る服もろくろく与えられず、新聞や牛乳配達でシノぐ毎日。いつかこの家を出ていこう、頭の中はいつもそのことでいっぱいだった。
積もりに積もった思いを実行に移したのは、18才のときだ。

近くて遠かった憧れの街、ミナミ。ここに行けば、少なくとも今よりマシな生活が待っているはずだった。
「未成年はねえ」と門前払いを食らうこと十数件、ようやく50代の女性が営む小さな金魚屋に拾われた。日給は500円と思いっきり足下を見られたが、住み込みで働かせてもらえるのだから文句は言えない。

オレは毎日、「金魚〜、え〜金魚」と街を練り歩いた。
そんなある日のことだ。
「なんやワレ。××子はおらんのかいな」
店先に、30代と思しき水商売風の男が現れた。風体がいかにも怪しい。
「あ、社長でしたら、中の方にいてはりますけど」
どぎまぎしながら応対していると、奥から「ごめんな」と女主人が出てきた。
「この子な、ちょっと前に入ったばっかやねん」
「ふ-ん。ところで金は?」
「っん。これだけやけど」
「少ないのう。まあええわ。ほんだらまたな」
1日の売り上げを手にホクホク顔で帰って行く男。彼女の恋人か何かだろうか。
2人の関係が見えてきたのは、
それから1カ月ほどたったころだ。
男が毎日のように売り上げの「回収」に現れ、ときには釣り銭までもむしり取っていく。彼女が男に貢いでいるのは明らかだった。
最初は、心底バカな女だと思った。

なぜ命の次に大事な「金」をドブに捨てるのか。

今日のメシ代にも汲々したオレには考えられないことだった。
が、その光景を何度も目にするうち、オレの心に徐々に変化が起きる。
あの男がやってることをオレにもできないだろうか。

女に貢がせ金を得る。見方を変えれば、こんなオイシイ話はない。
幸い、オレには甘いマスクがある。トークの押しの強さも他人に負けちゃいない。

その気になれば、手ごろなカモを見付けられるのではなかろうか。

キレイごとを言ってる場合じゃないのだ。金のためなら、多少汚いことでもやってやる。

結婚するなら店の名義を代えてくれ
3カ月後、狙いを定めた近所の喫茶店のママ(バッイチ)と関係を持った。

男ひでりが長かったのだろう。

「若い子はえ-わ」とむしゃぶりついてくる。

自然、逢瀬は5日に1度が3日、2日となり、仕舞いには毎日、仕事が終わっては彼女の元を訪れるようになった。

そして、「ねえ、あの店辞めて、ウチんとこ来いひん。アンダー人ぐらい食べさせてやるさかい」
ついに来た!内心小躍りしたい気分だったが、ここは冷静を装った。
「でも、ママさんに悪いわ」
「ナニ言ってんの。私が好きで言うてんねんで」
「ほんまにええの?」
「当たり前やん」
こうしてオレはまんまと彼女のマンションに転がり込む。

が、これで安心するほどオレも単純じゃない・相手の信用を買うには、「誠実さ」をアピールするのがいちばん。オレはイヤな顔一つせずせっせと皿洗いなどを手伝った。
事は思いどおりに運んだ。

「愛してるよ」と耳元で職くだけで、5万10万の小遣いがボンと出てくる。

もはやママは、オレ無しでは生きられない体になっていた。だから彼女に、ベッドの上で
「ねえ、結婚せえへん」と咳かれたときも驚きはなかった。

というより、まさに予想どおりの展開。

オレは少し悩むフリをして見せた後、その申し出を受け入れた。
「俊ちゃん、うれしい!」
「ただ一つ条件があんねん。この店、オレの名義に変えてくれへん」
「・・なんで?」
「だってこんなに歳が離れてるやろ。そんぐらいしてくれんと、いつ捨てられるかって、怖いもん」
「。。」
書き替えられた権利書を片手に、オレが店を出ていったのそれから3カ月後のことだ。


ダダ働きするかわりに店の子を口説かせてください
店の権利書を1千万円で売り(保証人を立てずに売れる物件だった)、1人暮らしを始めた。念願のトランザムも買った。何をするにも他人の顔色を伺っていた昨日までがウソのようだ。
生まれて初めて手に入れた自由を謳歌しながら考えた。

これから、オレはヒモとして生きていこう。最初の仕事でこれだけの成功を収めたのだ。

自分にはヒモとしての才覚があるに違いない。

自信を持て。きっと今より、スゴイ暮らしが待っている。
オレはすぐに実行に移した。今度の狙いはクラブのホステス。店のボーイとして働き、女の子をカモろうという算段だ。
「店員募集」の張り紙を見て応募してきたオレに、そのキタのクラブの社長は言った。
「仕事が夕方6時から夜中の1時までで、給料は1日3千円。それでかまへんか」
「いえ、金はいりまへん」
「え」
「ハッキリ言います。ワシはヒモです。ダダ働きするかわりに、店の子を口説かせてください。心配には及びません。女にはこれまで以上に仕事を頑張らせます。もちろん絶対に店も辞めさせません。どうかボクのことを信用してください」
読者のみなさんは、何をバカなことを言ってるんだと思われるだろう。

が、オレの決意は固まっていた。ヒモで生きることに誇りを感じ、堂々と暮らすのだ。恥じることはない。
「どないです。雇っていただけまへんやろか」
「アホちやうか」
「…ダメでつか」
「ハハハ、オマエみたいな変わっ
た男、初めてやわ」
「すいません、ムチャ言いまして」
「よつしや。その心意気に免じて雇ったるわ。ただし、女がグズリ出したらクビやで」
こうしてどうにか店に潜り込んだオレ。ものの1年で3人の女をゲット、都合1千万の金を引っ張った。
それから、オレは関西一円のクラブを渡り歩き、50人近くの女から約1億円を貢がせてしまう。
正直、卜ラぶった経験は一度もない。店にはきちんとスジを通し、女にも誠意を持って尽くしたのだ。恨まれる覚えはない。
しかし、一方で十数年もヒモ暮らしを続けていると、飽きがくるのもまた事実。

30才を過ぎるころから、オレは真剣に事業を興すことを考え始めた。
その計画が実現する。貯めた金を元手に、ミナミでデークラをオープン、オレは青年実業家としての道を歩き出す。
といっても、ヒモで生きてきたオレのこと。

やり方はノーマルじゃない。まずは総勢10名の女を片っ端からモノにし、こう大見得を切った。
「ええか、耳の穴かっぽじって聞けよ。オマエらみんなワシの女や。だからこそ、いつパクられるかもしれんこんな商売やって、オマエらを喰わしてやっとんのや。それなのに、ワシから給料取ろうとはナニゴトや。オマエら金は全部ワシに渡せ。それがいやなら今すぐここから出てけ!」
「::」
女はことばを失いポーゼンとなった。が、出ていく者は1人もいない。どころか、みなその日から無給でせっせと働き始めるではないか。
そんなアホな、と突っ込みたい皆さんの気持ちはよくわかる。

しかし、これがスジ金入りのヒモの恐ろしいところ。いわば、宗教における教祖と信者のような関係を成り立たせてしまったのだ。
3年後、オレは関西一円にデークラ店舗を牛耳る一大チェーンのオーナーにのし上がっていた、持ちビルが3棟、資産総額は10億円。まるで絵に描いたようなサクセスストーリーだ。
しかし、不幸は突然やって来る。激務に激務を重ねたある晩、接待先のキャバクラで、血を吐きブッ倒れてしまった。
「大丈夫ですか」
気がつけば、目の前に白衣を着た男の姿があった。

医者の言うことには、1週間も生死の境をさまよったらしい。
「どうです、ご気分は」
「ええ、少し頭が痛いかな」
「ところで、ご親族はいらっしゃいますか?」
「…いえ、あの、それが何か」
「そうですか…。あのう、大変申し上げにくいんですが…。癌です。持ってあと1年と考えてください」

「〃」
絶句するしかなかった。ガン…。ウソやウソやウソや。頼むからウソって言ってくれ!
それから1カ月。どうにか運命を受け入れる決心をしたら途端に、死後が気になり出した。
オレが死んだら財産はどうなんねやろ。

いや、考えるまでもない。あの里親が持っていきよるんや。許さへん。それだけは絶対に許さへんぞ。
思うが早いか、オレは点滴の針を引き抜き、店、ビル、マンションなど、あらゆる財産を売却。手
にした10億円を、競馬、競輪、競艇と、半年かけてきれいさっぱり使い果たす。

半年で10億・捨てる気になりやあっという間だ。かくして無一文になったオレは、安住の地を求め、西成へ足を向ける。思い残すことは何もない。この街で静かに天に召されようと考えた。

しかし、それから1年が過ぎても、一向にその気配がない。

とっくに覚悟はできていたが、まったく健康そのものなのだ。
もしかして誤診?そうや。きっとそうや。うっひょ-、助かったで〜!と喜んだのも束の間、冷静に考えりや、35才でホームレスに成り下がっているのだ。こんなミジメな境遇でどう生きていけばいいというのだ。いっそ本当にガンの方が良かった…。
「何やっとんねん」
すっかり抜け殻のようになっていたある日、1人の老婆が声をかけてきた。
「…もう死にたいねん」
「ウホホホ。ナニ、アホなこと言うてんねん」
「あんな、オレ、こう見えても昔は金持ちやったんやで」
「アンチャン、ここにおんのはみんーな昔のええ話する人たちばっかや。社長やったとか何億持ってたとかな。過去の栄光に浸っててもな-んもええことあらへんで」
「さよか」
「どうせなんも食べてへんねやろ。ほら、これお食べ」
バーサンが、おにぎりを一つ差し出した。そういや、昨日から何も食べていない。

「おおきに」とオレはありがたく受け取った。

おにぎりを口に運ぶと、なぜか涙が出てきた。

こんなウマイもん食うたの何カ月ぶりや。おおきに、ほんまおおきに。オレはバーサンに両手を合わせ、ひたすらその好意に感謝した。
翌日からオレは立ち直った。

雨の日も風の日もツルハシを振るい、200万を貯蓄。

それを元手に、再び1軒のデークラを開業すると、たちまち月100万のアガリを得る身分となった。

神はオレを見捨ててなかったのだ。
常連客の一面橋が「折り入って相談に乗ってもらいたいことがありますねん」とオレの事務所を訪れたのは、開業して半年が過ぎたある日のことだ。
「どないしはりましたん」
「いや、川尻さんにどうしてもお願いしたいことがありまして」
「なんですの?」
「実はワシんとこに明になる息子がおんねやけど、モノも言わんわ、一日中部屋でゴロゴロしとるわ、オカんにも暴力振るうわで、これがどうにもならしませんのや。どやる、川尻さんとこで性根叩き直してやってくれまへんやろか」
「ハハハ、やめとくんなはれ」
思いも寄らぬ申し出に、思わず苦笑が漏れる。アホくさ。なんでそんなヤシの面倒みたらなアカンねん。
…けど、ちょっと待て。オマエかてあのバアチャンに助けてもろた違うんかい。それが人は助けられんとは何ごとや。エエ気になったらアカンど!
「それ本気でいうてはりますの?」
「ああ本気や。川尻さんは1本スジが通ってるお人や。あんたんトコに預けたら間違いない思うわ」
「そうでつか・そこまで言わはるんやったら、そのコ、面倒見させてもらいまひよ」
「ホンマ」
「ただ一つだけ条件あります。正直な話、ワシはヒモです。ヒモが教えてやれること言うたら、ヒモのことしかありません。高橋さん、息子さんがヒモになってもええですね」
「:。」
「どないですの」
「・・かまわん」
「給料も払いまへんよ」

「かまん。かまへんから」
「わかりました。ほなら、明日にでも息子さんココに連れてきてください」
翌日、事務所に身長190センチはあろうかという色白の大男が現れた。挨拶はおろか、返事もない。なるほど。こりや重症や。
「返事は!」
「…はい一」
「よつしや。しゃべれんねやないか。ええか。今日からオマエはウチの従業員や。辞めたくなったら辞めてもええから、とりあえずここにおれ」
「ボク、何をすればいいんです」
「何もせんでええ」
「は?」
「何もせんでええからその椅子に座っとれ」
「どうしてです?」

「それがオマエの生きざまなんやろ。せやからしたいようにさせたるんやないか」
「はあ…」
1週間が過ぎた。泰一はまだ座らせたままだ。
「あの-」
「なんや」
「何か手伝いますわ」
「いらんいらん、座わっとったらええがな」
それからさらに1週間、耐えられなくなったか、泰一が自主的に事務所の掃除を始めた。

「何やっとんじゃ、ボケ!」
「。。。」
「オマエは黙って座っとけばいいんじや!」
「何かやらせてくださいよ」
「アカン。自分の生き様を真っ当せい」

「勘弁してください。ボクが悪かったです」
1カ月後、ヤツがワンワン泣きながら詫びを入れてきた。
「ホンマすんません。心入れ替えます」
「どうや。毎日ブラブラするシンドさがわかったか」
「はい!」
「ところでオマエ、女は好きか」
「はい?」
「女とオメコして、金稼ぐようになりたいか」
「はい!」
「よつしや、ほんだら、オマエをヒモにしたる。キビシイ世界やけど、ついてこれるな」
「がんばりますI」
相手をジロジロ見ない、質問攻めにしない最初に泰一に学ばせることにしたのは「女の扱い方」である。新人の面接を教材に与え、相手をその気にさせられれば合格だ。
オレは泰一に次の3点を注意点として挙げた。
相手をジロジロ見ないこと
質問攻めにしないこと
容姿に関わらず丁重に扱うこと
1点目は、女に「イヤらしい男」と思われるからというのがその理由だ。ヒモたるもの、相手には必ず、「好印象」を持たれねばならない。
トークをかます上で、2点目も重要だ。質問ばかりすると、職質のような圧迫感を受ける。
3点目は言わ癖すもがな。女をモノと見れないようではヒモ失格である。
喫茶店に送り出して1時間、果たしてヤシは満面の笑みで戻ってきた。
「どやった?」
「入店させました!」
「そうか。で、どんな感じの女やった」
「ようしゃべらん、大人し目のコですわ」
「歳は?」
「本人は20って言ってましたけど…、実際は25過ぎだと思います」
「彼氏はおるんか?」
「いないみたいです」
「オマエ、それ自分で聞いたんちやうやろな」
「いえ、彼女から言いよったんですわ」
「ホンマか」
「ええ」
自ら「彼氏がいない」と口にする女は、大抵相手に興味″持ってる証拠。ならば、さっそく実地訓練といこう。
「オマエ、ソイツのヒモになれ」
「そんなこと言われましても簡単にはイカン思いますけど」
「オレがぜんぶお膳立てしたる。ただ、女が店を辞めたり汚いカッコしだしたら承知せえへんぞ。気持ちよう働かせて、オマンマを食う。これがヒモの務めや。わかったか」

ムショ送りになる罪とすぐ釈放される罪
翌日、女と泰一を居酒屋に呼び、1時間ほど世間話で盛り上がった後、唐突に切り出した。
「実はな、コイッ、ヒモのタマゴやねん」
「え」
「キミ、ヤツに興味あんねやろ。だったら1人前になれるよう貢いだってくれへんか」
「。。。」
風俗嬢の中には、貢ぐことを生き甲斐のように感じる者が少なくない。下手に小細工するより、ズバッと核心を突く方が効果的だ。
「どうなん、自分?」
「…急にそんなこと言われても」
「泰一のこと好きなんやろ。わかってるで」
「。。。」
「ワシはな、コイツを男にせなアカンねん。もしもその気がないなら、あきらめてくれ」
「…わかりました。ハッキリ言ってもろてうれしいです。知らずにダマされるよりよっぽど気持ちいいです」
まもなく彼女は給料の大半をヤシにつぎ込むようになる。休みもロクに取らずへ服装もどことなくアカ抜けてきた。泰一の初仕事としては出来過ぎだ。
3カ月後、オレはヤシに第2の指令を下す。
「オマエにこの店ゆずったるから、やってみいひんか」
「え」
「もうすぐここにガサが入るらしいねん」
「あ、いや、ちょっと待ってください。おっしゃってることがようわかりません」
「よう聞けや」
「はい」
「世の中には2種類の罪がある。パクられてムショ送りになる罪と、すぐ釈放される罪や。デークラやヒモは後者やろ。オレはな、そういう罪は犯してもええと思うんや。
どうにもならん人間でも金を稼げるよう、神さんが作ってくれた最後のチャンスと思うねや。確かに、オマエはパクられることになるけど、それまでの間に何千万かはできるやろ。ほんだら、その金で何か商売でも始めたらええんちゃうか」
オレは泰一に「罪の概念」と「金のありがたみ」を教えてやりたかった。
「どうする?」
「…せやかて、先生、女のコおらんようになってまいますよ」
「オレのことなら心配せんでもええ。女なんぞなんぼでもおるし」
「・・・・」
「いやか?」
「やります。やらせてください」
3カ月後、泰一に譲った店にガサが入った。風のたよりに、ヤツが一大へルスチェーンのオーナーに収まったと聞いたのは、それから何年も過ぎてからの話だ。
現在、オレは出張へルス、ソープ、デート喫茶など、全10店舗構える風俗チェーンのオーナーとして錬腕をふるっている。
一方で、泰一の一件以来、ヒモの育成に新たな生き甲斐を見い出した。

一度地獄を味わったぶん、金より何より、「ヒモ道」を説きたいと考えるようになったのだ。門下生はむろん、我が社の従業員である。

総勢20名からの社員は全員ヒモ志願で、会社そのものが、一つの学校という格好だ。
生徒となるには入学試験(早い話が、会社の面接)を受け、合格しなければならない。
問題の一例を示そう。
ヒモというのは、女から金を巻き上げる商売です。決して何かを買い与えてはいけません。

ですが、たった一つだけ、与えねばならないものがあります。それは何だと思いますか
この問いに「車」といった見当ハズレの答を返したら即刻アウト。

正解は「夢」もしくはそれに類することばだ。

商品に愛情を持てない人間は大成しない。
試験にパスしたからといって、生徒と認めるわけじゃない。

無休で働き(万が一、遅刻、早退、欠勤した場合は即クビ)、「忍耐力」を培ったとオレが認めて、晴れて我が校の一員になれる。給料を支払い、週2日の休みを与えるのもここからだ。
生徒となった者たちには、泰一同様、徹底的にヒモ道を叩き込む。さすがにマンツーマンとはいかないが、オレが店を訪れた際の魂説法が授業がわりだ。
この学校の最大の特徴は、店の女を自由に口説ける(オレの指示は仰がねばならないが)こと。
「商品に手を付けるのは御法度」
など古びたしきたりは一切ない。
実際、ウチで働く300名ほどの女の子のうち、10分の1近くが誰かを養っている。生徒も生きた教材を手に大喜びだ。
☆ここまで読んで、何を好き放題言ってるんだと思われた方も多いに違いない。ヒモ暮らし、デークラ、ヒモの学校。確かにすべてオレのワガママでやってきたことだ。
しかし、人間、好きなように生きるのがいちばんだ。例えどんな災難が降りかかろうと、最終的に自分でケツを拭えばいいのである。
オレは死ぬまでこの生き方を貫き通す覚悟だ。


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