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編集部でぼんやり考えていると、机の上の裏モノジャパンにふと目がとまった。
そうだ、うちのテレクラ連載には、毎号必ずと言っていいほど変わった女性陣が登場する。悪く言えばズレた方々だが、よく言えば面白いネーサンたちが。
 
パートナーは男じゃなくてもいい。テレクラ女って、相方候補にならないかな?
昼過ぎ、池袋のテレクラに向かった。めぼしい女がいたら、ひとまずメシにでも誘いましょう。
個室に入り、電話がつながった女たちの面白度合いを探っていく。
しかし、6人としゃべってもピンとくる相手はなかなか現れなかった。
そもそも、腰を据えてしゃべることがあまりできない。女たちの大半は、挨拶早々にエンコーを持ち掛けてきて、こちらが乗ってこなそうだとわかると、さっさと電話を切ってしまうのだ。テレクラってのは売春スポットだから、仕方ないっちゃ仕方ないのだが。
 
そして7人目。
「こんにちは」
「あ、どうも」
「ぼくは41才なんですが、おねーさんは?」
「31くらいです」
くらいか。だいぶサバを読んでそうだが、今回、年齢は特に気にしてない。相方はおばさんでもオッケーだ。
「おねーさんは、今日はどうされてたんです?」
「お墓参りです」
 
どんな流れでテレクラやってんだよ。
「今はどちらにいるんですか?」
「青山ですよ」
「なかなかシャレたところにおられますね?」
「私、青山とか六本木とか、港区エリアが好きなんですよ。だからお墓参りの帰りに散歩がてらやって来て」
「ふーん」
「ま、港区女子ってやつになるのかな」
 
よくわからんが、何アピールだろう。いい女だと思わせてさっさと買わせようという魂胆かな?
「おねーさん、何か面白そうな方ですね。面白い体験、いっぱいされてるでしょ?」
「いえいえ」
「最近、一番の面白体験は?」
さぁどうだろう。おしゃべりに付き合ってくれるかな?
「うーん、そうですね、先週の話なんですが」
おっ、しゃべりだしたぞ。
「先週、道を歩いてたら、向かいからヘンなオヤジがやって来て、私の肩にぶつかったんです。だけど謝らずにそのまま歩いて行くんです。ムカつくじゃないですか」
「そうですね」
「だから追いかけて行ったんです。そしたらオヤジに逆切れされて。結局、大騒ぎになって警察がやって来て」
「なるほど」
「そのときのオヤジの怒り方が面白かったんですよ。こんな感じで」
彼女がいきなりドスの効いた声を出した。
「何だゴラァ!」
びっくりした。
「何だゴラァ! 肩が当たったぁ? 当たった証拠なんてどこにあんだ、ゴラァ!」
「すごいっすね。というか本当に、ゴラァなんて言ってたんですか?」
「そこ! そこが私もオカシくって」
この人、面白いんじゃないの。モノマネっぷり、オヤジを追いかけていくという度胸なんかもポイントが高いと思う。
「いやー、おねーさんの話、もっと聞かせてもらいたくなりますわ」
「はははっ」
「もしよかったら、ご飯でも食べません?」
「いいですよ」
応じてくれたぞ。おそらく売春婦だろうし、金の話を切り出されるかもしれないと思ったが、もしかしたらエンコー系じゃないのかもね。1時間後に新宿で会う約束をし、互いの服装を教え合う。
さて、相方候補とご対面だ。
1時間後、新宿の待ち合わせ場所に立っていたのは、幸薄そうな痩せた熟女だった。服装が電話で聞いた格好と一致する。
「ヨシダさんですか?」
「あ、はい」
名前は仙頭って言います。
「私は、ヨシダです」
「好きな芸人とかいます?」
 「んー、特には」
 こういう方か。港区女子なんてよー言うわ。女芸人の牧野ステテコをオッサンっぽくしたような雰囲気だ。見た感じ、年齢も40は超えているだろう。ある意味、テレクラ女のセオリー通りである。
 
ただ、オレの目的は、お遊びでではなく、相方探しだ。笑いの観点で見れば、味わい深いこの不細工は、むしろ当たりと言っていいと思う。
「じゃあ、そのへんのお店に入りましょう」
 目に留まった飲み屋へ入る。
「ヨシダさん、お酒は?」
「普通に好きですよ」
 
それは好都合だ。オレも酒は好きだし、もしコンビを組むことになった場合、酒飲み同士なら何かと意思疎通が取りやすそうだしね。
では、他にはどんなことが好きなのかしら? とりあえず、お笑いには興味があってほしいところだ。
注文した酒と料理が運ばれてきた。聞けば彼女は普段、事務の仕事をしているらしい。自己紹介っぽい会話がひと段落したところで、本題に入る。
「ヨシダさんは、お笑い番組とかって見ます?」
「テレビですか? テレビはあんま見ないかな」
そっか…、でも考えてみれば、オレも、最近はあんまりテレビを見なくなってきてるよな。
「ぼくも一緒。最近はネットばかりで」
「ユーチューブとか面白いですもんね」
「そうそう。だからぼく、ネットでお笑いの動画をよく見たりはするんですよ。ヨシダさん、誰か好きな芸人とかいます?」
「んー、特には」
 反応薄っ。お笑いに興味がないのかよ。
 ならば、話の方向を変えてみる。
「でもヨシダさん、人を笑わせるのは好きそうっすよね?」
「えっ、何でですか?」
「オッサンのモノマネ上手かったし。面白体験ネタ、他にもいろいろ持ってそうだし」
 彼女が目じりをすっと下げた。この表情、まんざらでもなさそうじゃん?
 「持ってますよね、他にもネタ?」
 彼女が記憶をたどるように視線を宙に泳がせ、そしてニヤニヤ笑った。
「そうですねぇ。セントウさんが今日いたテレクラあるでしょ?」
 なんか語ってくれだしたぞ。聞かせてもらいましょう。
「私、あのテレクラの中がどうなってるのか気になって。一回、お店に行ってみたことあるんですよ」
「テレクラって、店に女の人も入れるんですか?」
「入れるかもなーっと思って行ってみたんです。そしたら、受付のスタッフが、私の顔をじーっと見て」
「ほー」
「女装の方はちょっと、って言ったんですよ。女だっつーの!」
彼女が「もうやだー」と叫びながらイスの横に倒れ込み、新喜劇の芸人がコケるようなリアクションを取った。
ヨシダさん、期待以上のキャラだ。おしゃべり好きだし、ステテコ似だし、面白自虐ネタまで持ってる。ゼッタイ芸人向きだと思う。
決めた! オレ、この人を相方にしたいわ。

どんなふうに誘えばいいだろう。いきなり「相方になってくれませんか?」
ではあまりにも突飛。ヨシダさんもピンとこないと思う。
そこで、まずは話のキッカケを作ることにした。
「ヨシダさん、今されてる事務のお仕事って、やりがいはどうっすか?」
「ないですねー」
想定どおりの返事である。最初にどんな仕事をしているかを聞いたときの印象から、そんな気がしたのだ。しめしめ、ここから人生を語り合う流れに持っていき、彼女の気持ちをくすぐっていこう。
と思いきや、彼女が続けてこんなことを言った。
「だから今、転職するために宅建の資格を取ろうとしてて」
「…そうなんですか?」

カバンからテキストを取り出し、見せてくれる。ぎっしり書き込みがされている。
「試験が10月なんで、今、猛勉強中なんですよ」
…おいおい、そんな状況は聞いてなかったぞ。
「…さしあたって明確な目標があるわけですか」
「まぁはい。セントウさんは何か目標ってあります?」
逆に聞かれてしまった。もちろんもう言うしかない。
「実はぼく、漫才のM─1グランプリってあるじゃないですか。あれの優勝を目指してます」
ヨシダさんがオレを真っすぐ見た。
「セントウさんは、芸人さんなんですか?」
「いや、芸人にこれからなろうとしてるところで。今は絶賛、漫才の相方を探し中で」
いったん言葉を区切り、グラスの酒をぐびっとあおった。もうこのまま誘ってみよう。
「そこで、ヨシダさんに相談があって」
「何ですか?」
「ぼくの漫才の相方になってくれませんか?」
「いいですよ」
えええぇぇぇっ!?
即答ってどういうことだよ?
「ちょっと待って。マジで言ってるんですか?」
「はい。面白そうだし」
信じられない。こんな展開ってあるんだ!
「ありがとう。めっちゃうれしいっす」
「あ、でも、10月までは、宅建の勉強に集中したいんですけど、いいですか?」
「それはもちろん…」
仕方ない。資格の勉強中と聞いたうえでオレが頼み込んだわけだから。
「じゃあすみません。10月までは」
「いえいえ。こちらこそ、よろしくお願いします」
グラスを差し出すと、彼女もグラスを手に持った。コンビ結成の乾杯だ。
変則的なスタートになるが、頑張るぞ!
「芸名どうする? 私は、ミポリンにする」
そんなわけで、その後は、特にコンビ活動についての具体的な話はせず、しばし普通に酒を飲む。
お会計をしたのは、夜8時だ。
「とりあえず、ここの勘定は、ぼくが払っときますよ」
「ありがとう」
「でも今後は割り勘でいきましょうね」
立場は対等なんだし、このへんはキッチリしときたい。何かの拍子でギクシャクするのも嫌だし。
店を出て、駅へ向かって並んで歩き出す。ヨシダさんが、ジャレつくようにオレのほうへ肩をトンとぶつけてきた。
「どうしたんですか?」
「せっかくだし、もうちょっとお話しようよ。お互いの芸名をどうするかとか」 
そりゃそうだ。芸名がないとな。コンビ名もまだ決めてないし。
とりあえず、そのへんに座ってしゃべることに。街路樹のへりに腰をかけると、ヨシダさんがなぜか腕を絡めてきた。
「…マジでどうしたんですか?」
「こうしちゃダメ?」
どういう気なんだろう。間にかしゃべり方も妙に甘ったるくなっているし。もしかして、酔っぱらうとベタつきたくなるクチか?
「…いや、別に構わないですけど、相方だし」
ヨシダさんがさらに密着してくる。
「芸名どうする?」
「……」
「私は、ミポリンにする」
えぇぇ!?この顔で?
「名前、ミホって言うの?」
「ううん、ナオミ」
わけがわからん。でもこの感覚こそ漫才には必要なのだと思い込もう。
「セントウさんはどうするの?」
「ちょっと待って。まずいったん離れて」
ぐいっと離れ、そして少し強めに言った。
「オレは、自分の芸名はあとで考える」
「コンビ名は?」
「うーん」
「コンビ名は、ゼットがいい」
次から次へと何だよ。
「…ちなみに何でゼットがいいの?」
「私の好きなアーティスト。イギリスの。その名前がゼットなんで」
まんまってのはどうなんだよ。
「まんまはないわ」
「絶対ゼットがいいんだけど」 
ゼットかー。売れるかなー。
「うん、ゼットがいい」
ヨシダさんがすーっとしなだれかかってきた。
「…ねえ、もっと落ち着ける場所に行こうよ」
どうするよオレ。もちろんヤリたくないが、コンビ結成初日くらいは仲良く過ごしたいわけで。ま、恋人や夫婦の漫才師もいるんだから、男女の関係になっといてもいいか。
「継続か解散か、この場でどっちか決めろ!」
ヨシダさん改めミポリンの手を引き、歌舞伎町へ向かう。部屋は安いところにさせてもらおう。さすがにここで割り勘とは言いにくいしね。財布にも3千円くらいしか入ってないし。
2800円のレンタルルームへ。2人きりになると、ミポリンから抱きついてきた。
お笑いの観点で眺めていたステテコ顔が、単なるテレクラブスに見えてきた。これはけっこうシンドイぞ。しかしそんなオレの気分をよそに、ミポリンの手がこちらの股間へ。そうこうしているうち、フェラが始まった。
 積極的だ。くわえつつ指を尻のほうに這わせたりしているが、これらのテクニックはテレクラ仕込みなのかも。にしても器用だ。何かどんどん脱がされていくし。
「…上手っすね。めっちゃ気持ちいいですわ」
「じゃあ、そろそろ入れる?」
彼女がスカートをたくし上げ、パンツをさっと脱ぎ、上にまたがってきた。
「ミポリンは、裸にならないの?」
「私は恥ずかしいんで」
そんなわけで、オレは全裸、ミポリンは服を着たまま合体し、30分ほどで営みは終了した。彼女の表情もどこか満足気だ。何にせよ、コンビ結成初日を平和に過ごせて良かった良かった。
一息つき、服を着ようとしたところ、ミポリンが言った。
「シャワーを浴びてきなよ」
確かにそうだな。スゲーあちこち舐められたし。
「ミポリンは?」
「私はいいよ。上も脱いでないし。早く入ってきたら」
促されるままにシャワーへ。さっぱりして戻ってくると、室内の雰囲気に違和感を覚えた。
ミポリンはなぜか顔を伏せたまま、こちらを見ない。
床に脱ぎっぱなしにしたズボンと、ベッドの脇に置いたカバンが気になった。直感的に思ったことが、口をついて出た。
「オレのカバン触った? ズボンのほうも?」
「知らなーい」
毒づくような言い方だ。明らかにおかしい。もしかして…。
こいつ、オレの財布をあさったのか?
うすら寒い想像が頭をよぎったときだった。彼女のドスの効いた声が飛んできた。
「交通費ほしいんだけど!」
 何!?どういこと? 
「早く、交通費! やったんだからさぁ」
「……」
「テレクラって普通、交通費払うもんでしょ!」
 ワリキリ代をよこせってか?  
次の瞬間、オレのカバンとズボンを漁り、財布に金が入っていないことに悔しがる彼女の様子が頭に浮かんだ。
そういうことか。面白おかしく体験談を語ったのも、コンビを組んだのも、しなだれかかってきたのも、積極的にセックスをしたのも、すべては財布から金を抜くためだった。しかし目論みが外れたため、威嚇して金を取ろうとしている。そうなのでは!
「ねぇ、お願いだから交通費ちょうだいよ!」
「お前すごいな! 何が交通費だよ、財布あさったんだろ?」
彼女がこちらを一瞥し、さっと部屋を出ていく。逃げったってことはクロだな。とりあえず、まだ話は終わってないぞ。
追いかけていき、レンタルルームを出たところで呼び止めた。
「ちょっと待て! はっきりさせよう」
「もういいって」
「いや、はっきりさせたい。M─ 1の件をどうするか。コンビ継続かコンビ解散か、今この場でどっちか決めろ!」
彼女はふっと鼻で笑い、吐き捨てるように言った。
「コンビ解散で」 
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