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ひと昔前は、悪質なフーゾク店などそこら中にあったものだが、ぼったくり防止条例の施行後は、ほとんど耳にしなくなった。
歌舞伎町や池袋あたりではキャッチ主導のサギまがい行為がいまだに続いているとはいえ、悪質店そのものはほぼ絶滅状態と見て間違いはないだろう。
しかし、時代の流れに逆らうかのような、トンでもないフーゾク店が堂々と存在する。

「今まで利用してきた風俗でダントツの最下位です」
「ただただ唖然」
「ここ使ったら絶対にあかんで」
「胸クソが悪くなるお店です」
「風俗史上最悪」
「こんな店が存在すること自体驚きです」
風俗サイトに寄せられたこれだけの悪評を見れば、誰だって知りたくなる。いったい、この店のどこがどう悪質だというのか。
それほどえげつない営業スタイルなのであれば、なぜ摘発もされずに存続していられるのか。
これらの疑問に、同店の現役送迎ドライバーとして働く男性が答えてくれた。

傷害の罪で刑務所に入れられ、その2年半後に釈放となったオレは、酒浸りの毎日を送っていた。
シャバに戻ってすぐ、また以前のようにシャブの売人を始めたのだが、自分にシャブを打ちたくなる誘惑に負けぬよう酒に逃げているうちに、いつの間にか、アル中同然になっていたのだ。
このままではいずれ、取り返しのつかないことに。そこでオレは、これまでの環境をガラッと変える決意をした。
いったん売人稼業は休止し、デリヘルの送迎ドライバーをやろうと。これなら、夜の飲酒も強制的に止められる。
さっそくスマホで求人をチェックした。
さすがはフーゾク店のひしめく大阪。送迎ドライバーの募集は腐るほど見つかり、そのうちのひとつに応募した。その店『X』︵仮名︶を選んだ理由は特にない。給与の条件はどの店も似たり寄ったりだったので、たまたまそこに目が止まっただけだ。

数日後、面接を受けるため、市内にあるXの事務所へ。対応してくれたのは、30代の優しそうな男だ。店長ではなく、ただのスタッフだという。
彼によると、ドライバーの仕事はかなり流動的なものらしい。フーゾク嬢を客に届けて、プレイが終わればまたピックアップするだけでなく、複数の嬢を乗せて順々に客のもとへ回ったり、別のドライバーが客に届けた嬢を拾いにいったりと、状況に応じてやるべきことが変わるんだとか。
「ま、ドライバーさんには、その都度こちらから指示を出しますんで、それに従ってもらえれば特に問題はないです」
ふむふむ、なるほど。
「あと、ドライバーさんにはお金の徴収もやってもらいます」
 
嬢が客のところに行く前に、ドライバーが先にプレイ代を受け取るシステムらしい。
オレも同じような店で遊んだことがある。きっと防犯上の意味合いがあるんだろう。まあ、どうっちゅうことはないな。
一方、オレからは2点ほど要望を出した。
「夜の時間帯が希望です。それと、なるべく出勤日を多くしてもらえると助かるんですけど」
もちろん、念頭にあったのは酒の問題だ。この要望が叶わなければ、飲酒は遠ざけられない。
彼はにこやかに口を開けた。
「うちの店は24時間営業なんですけど、夜シフトのドライバーさんが全然足りてないんですわ。なんやったら毎日でも出勤してもらいたいくらいで」
 
彼の説明によると夜シフトは夕方6時から朝の9時までの15時間勤務で、時給は1200円、くわえてガソリン代も1キロ走るごとに20円支給されるらしい。
「夜シフトならガンガン走ることになるんで、毎回ガソリン代は2000円以上になりますわ」
てことは、1回の出勤でガソリン代を含めて2万円、仮に週6ペースでこなせば月50万の収入だ。へえ、意外と稼げるもんやな。
「いつぐらいから働けます?」
「明日からでも大丈夫です」
「ほな、そうしてもらえます?」
「大丈夫ですよ」
こうしてオレは送迎ドライバーとして採用された。

日、夕方5時半に自家用車で事務所へ。
昨日、面接で話したスタッフに軽く挨拶すると、彼がのほほんと言う。
「さっそくやけど、この子を送ってもらえます?」
彼が呼び寄せたのは、推定50才、ひどく態度の悪いデブおばはんだ。オレの会釈を無視し、あらぬ方向を見ている。こんなブス、店のHPにおったっけ?

1時間弱でつき、指定のラブホにおばはんを下ろした。すでに別のドライバーが客から料金をもらっているので、そのまま待機していたところ、事務所からLINEが。
別のラブホに行き、客からプレイ代を集金せよとの指示だ。でも、その客にあてがう女はどないすんねん。すぐに別のドライバーが届けるんやろか?
心配になって事務所にLINEで問い合わせると、「とにかく行け」との返事が。おまけにおかしな指令も書かれていた。
 
客にはXとは名乗らず、『A』という別の店名を使えというのだ。
で、料金を回収したあとは、客が予約したコースのプレイ時間を大幅に短縮せよと。そのための会話
例が書かれたマニュアルも貼り付けられているが、いったい、なんのこっちゃ?
ラブホに到着し、客の待つ部屋のインターホンを鳴らす。出てきたのは、40代の会社員風だ。
「Aから来ました」
では、マニュアルどおり進めていこう。
「まずは、代金の8千円を頂けますか?」
 客からカネを受け取り、話を続ける。
「ではコース確認をしますね。通常コース30分8千円でお間違えないでしょうか?」 
このセリフもむろん、マニュアルに書かれていたものだ。
「は? 30 分? いやいやこっちは50分で予約してねんけど」
「ですが、こちらは30分と伺っておりまして」
「そんなはずないて」
「おそらくお客様の勘違いかと」
 チっと舌打ちが聞こえた。
「なんかサイトに書いてあった料金と違うし、キャンセルするわ。さっきのカネ返して」
「返金はできないんですよ」
「は、なんで?」
「店のルールなんです」
 えーと、こういうときは次に何て言うんやっけ? あ、そや。
「キャンセルの場合は、いただいた代金をキャンセル料として頂くのが決まりでして。30分でも遊んだ方が得やと思いますけど」
 苦り切った声が聞こえた。
「ほな、払うわ」
「ありがとうございます。そろそろ女の子が着きますので、もうしばらくお待ちください」
「は? 女の子一緒に来てへんのかいな? おいおい、たいがい怪しいけど大丈夫なん?」
 オッサンの疑り深い声を背中に浴びながらホテルを出る。無事に任務は完了したが、あんなことしてよかったんかな?
「実在はしてるで。この店にはいてないけど」

車に戻ると、事務所からLINEが入っていた。
「マンションに代金を回収しにいってください」
その後もラブホでプレイの終了した別の嬢を拾ったり、また代金を回収したりと仕事が続く。ふう、思ったより忙しいな。
夜9時。ようやく休憩が取れ、缶コーヒーを飲んでいたら、またもや事務所のLINEが。
「アキナさん︵先ほどのデブおばはん︶をマンションでピックアップしてから、●●というラブホの201号室に届けてください」
店の送迎車が複数台稼働しているのは知っていたので、デブおばはんが別の場所にいることには別に驚かなかった。オレがビックリしたのは、●●の201号室があの疑い深いオッサンの部屋で、カネを回収してからすでに3時間以上経っていることに気づいたからだ。
 
30分後、デブおばはんをオッサンの待つホテルにデリバリーした。彼女が戻ってきたのは、それからしばらくのことだ。
「えらい怒ってはったわ、あのオッサン。私の顔見るなり『おまえなんか呼んだ覚えはない!』やって。悔しかったんやろうな、最後は涙目やったで」
ガハハと笑うアキナに尋ねた。
「あの人、アキナさん指名しはったんとちゃうんですか?」
「まさか、私なんか指名するかいな。あのオッサン、HPに載ってる若くてキレイな女が来る思てたんや」
たしかに、こんな口の悪いブスババアと遊ぶ気にはなれへんよな。ん、待てよ。てことは…。
「HPの写真の子って実在してるんですか?」
「実在はしてるで。この店にはいてないけど。早い話、他の店から写真パクってるねん」
「え、ほんまですか? H Pの子、全部?」
「うん。そやしフリーで入ろうが、誰を写真指名しようが、客は実際に出勤してる女の子としか遊ばれへんねん。今日やったら私やな」
 ひどい。
「ところであんた、どの店の求人見てドライバーになったん?」
「もちろんXですけど」
「Xな、9店舗もあんねやんか」
知っている。オレが所属する店の他にも、主要なエリアにはたいていXの店舗が置かれているのだ。
「他にもな、系列店がようさんあんねん。」
「ああ、だからか。オレ、今日ずっとAの関係者を名乗れって言われてるんですけど、系列店のヘルプやったんすね」
 おばはんがプッと笑う。
「そんなんちゃうよ。店舗も系列店も全部ダミーやねん。存在せえへんの。どの店に電話かけてもあの事務所にしかつながらへんねん」
つくづく、えげつない。

だからといって、Xを辞めようなどとは微塵も考えなかった。根っからの悪党であるオレにはむしろ居心地がよく、仕事そのものも楽しいというのが本音だ。
そんなわけでドライバーとしての月日はまたたく間に流れていき、半年も経ったころには、Xの悪質さの全容がはっきりと見えてきた。
まずは客寄せのための仕掛けがあちこちに張り巡らされている各店のHPについて。
 
50分8千円、交通費無料、全オプション無料ど、これでもかと安さをアピールしているわけだが、それに釣られて電話すれば店の思うツボだ。スタッフから聞いた話によると、客との会話はこういう流れで進めるらしい。
「そちらで遊びたいんですけど」
「どちらの風俗サイトをご覧になりました? そのサイト名と店名を教えてください」
「Aです。お店はC店です」
おわかりだろうか。風俗サイトに関するアンケートにかこつけて、客がどの店に電話しているのか判断しているのだ︵店によって料金設定が微妙に違うため︶。
「ご指名はありますか?」
「アリスちゃんでVIPコース70分お願いします」
「ちなみにホテルは、どちらをお考えですか?」
「︵ラブホ街︶のどっかですね」
「そうしましたらVIPコース70分1万4千円とアリスさんの指名料2千円、その他、出張費が2千円かかりますが大丈夫ですか?」
「え、交通費って無料じゃないんですか…?」
「交通費は無料ですが、当店では出張費として一律2千円頂戴しております」
 
文字で読めばツッコミたくなる理屈だが、実際の流れる会話では、渋々、2千円の支払いを承諾してしまうケースが多いらしい。
もちろん、本当に頭に来た客はそこで食い下がり、最終的には電話を叩き切ってしまうのだが。
いずれにせよ、客はこの時点で存在しない嬢の指名料と出張費、合わせて4千円の出費を余儀なくされる。客がラブホに入れば、そこからはオレたちドライバーの領域だ。詳しくレクチャーしよう。
プレイ代を徴収する際、客にコース時間を短くさせようとする目的は、2つある。ひとつは、嬢の回転率を上げるためだ。
 
夜シフトでは、だいたい嬢の出勤数は20人ほどで、10人のドライバーが彼女たちを送迎している。決して少ない人数ではないが、関西全域から客が電話をかけてくる以上、客を待たせてしまう事態ははどうしても避けられない。客が23時に予約を入れても、嬢の到着が朝方4時になるケースなどザラなのだ。
だからこそ、ドライバーは客が逃げないよう、プレイ代の回収を真っ先に行うのだが、嬢の回転率があがれば、客の待ち時間は軽減し、結果的にドライバーもゆとりを持って仕事ができるわけだ。
 
コース時間を短縮させるもうひとつの狙いは、店側が嬢に支払うギャラを安く抑えることだ。
仮に客が60分1万円のコースで予約を入れ、ドライバーが例のように「30分1万円のコースですよね?」とだまくらかした場合、店は伝票に30分コースと記入。つまり、嬢には30分コースの取り分しか支払われない。
もちろん、客がコース時間の短縮に応じないときもあるが、その場合はこちらが折れたふりをして引き下がり、店にそのことを連絡。報告を受けた店側は嬢にこんなLINEを送る。
「次のお客さんは30分コースです」
結果、客が怒ろうが何をしようが、嬢は30分で部屋を出てくる。
どのみち、客は時間短縮のワナから逃げられないのだ。
料金の釣り上げ作戦もある。
いったい、どんな内容か。実際にあった客とのやり取りを再現してみよう。
「Xから来ました。コース代1万円を頂戴します」
客と対面したらまずカネを徴収。ここまでは今までと同じだ。
「では、コースの確認をしますね。60分オナニー鑑賞コースでお間違いないでしょうか?」
そもそもこの客は、60分1万のヘルスコースで予約しているから当然、こんな反応に。
「は? そんなん頼んでへんし」
「オナニー鑑賞コースは女の子がお客様のオナニーを見るだけなんですよ。なので女の子は着衣のまま、お触りもNGです。大丈夫ですか?」
「だから頼んでへんって。店にちゃんと確認して」
「60分1万円のゴールドコースで予約されてますよね? ゴールドコースはオナニー鑑賞のことなんですよ」
「なんかおたくの店、信用でけへんし、もう返金して」
「できないんですよ。キャンセルの場合はプレイ代をキャンセル料として頂きますので。でも、あと5千円プラスしてもらえれば通常のヘルスコースに変更できますよ」
「…わかった、払うわ」
なにもできないまま1万を捨てるよりは5千円払ってスッキリしたい。そんな心理が働くわけだ。
ちなみに、追加で請求する金額は毎回デマカセだが、ぼったくり条例に引っかからないよう、常識の範囲内に抑えるのが鉄則だ。
「目ぇ見開いたまま固まってしもてさ」
店に予約の電話を入れてカモられ、ドライバーにダマされ、長時間の待ちぼうけを食らわされた客に最後のトドメを刺す真打ち、それが嬢たちだ。
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