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わたしはどちらかと言えば地味で奥手なタイプで、大学3年生になった今も処女を守っている。オナニーぐらいはしたこともあるし、男の人とお付き合いしたこともあったけど、セックスには踏み込めないのだ。
 
そんなわたしだけど、ちょっぴり変わった性癖を持っている。
今年の春、大学の友達に誘われて、渋谷の路地裏にあるシーシャ(水タバコ)の店に行った。タバコを吸わない私でも楽しめるし、お洒落な雰囲気なので以前から興味のあった場所だ。
 
狭い店内は、外国人や遊び慣れた感じの男女が向かい合って座る、わたしには少し気まずい空間だった。戸惑っていると、目の前にいたエキゾチックな顔立ちのイケメン男性と目が合った。その彼がニコリと笑って水タバコを差し出してきた。
「ワタシ、チョット日本語話セマス。シリアから来マシタ」
 シリア? 確か、内戦が続いてる中東の国だっけ。
 
彼の名前はアフマド。シリアでは裕福な家の生まれらしく、日本の大学に留学中らしい。アフマドは25才で歳も近く、日本の文化にも興味津々で、話も盛り上がった。
 
日本ではさっぱりモテないわたしに、どうして彼みたいないい男が声をかけてきてくれたのか謎だったけど、後から知った話では、向こうでは日本人女性は愛想がよく優しいと人気が高いんだそうだ。
その場で連絡先を交換し、片言の日本語でメールのやり取りをかわし、シーシャ屋でのデートを続けるうちに、自然な流れでお付き合いすることになった。
 
何度かのデートを経て、水タバコを吸いに行くという口実でついに彼の部屋に遊びにいくことになった。部屋は質素なアパートで、大学生の一人暮らしのような間取りの部屋だった。見た目は決してだらしなくない彼だったが、家の中はぐちゃぐちゃ。イスラムでは、家事は女性がするものと決まっているらしい。
 
シングルベッドに座ってお酒を飲みながら彼と話していると、なんだかいい気分になってきた。
「マユミ、可愛イイヨ。コッチに来テ」
酔いもまわったところで、彼が肩に手を回して密着してきた。やっぱり今日、しちゃうのかな。正直、覚悟はしていたけど、不安はある。だって初めてだし。
 
ついに服を脱がされた。
「アフマド、私、初めてなの…」
「セックス?」
 こくりとうなずく。彼はいっそう愛おしそうにキスをしてきた。
 しかし、下着を脱がされ触られた場所は、アナルだった。
「え……?」
「ムスリム(イスラム教信者)は、結婚する前にセックスできない。ダカラ、後ろでヤル」
「え?」
当たり前のように、ぺぺっと私のアナルに唾を吐きかけるアフマド。ちょっと待って。唾付けただけで、そんな大きいのをお尻に入れるの?
「アイラブユー、マユミ」
 痛い! 痛い痛い! お尻に激痛が走り、自分でもビックリするぐらいの大声が出た。彼が動く度に涙があふれ出す。こうして私はお尻の処女を失った。
熱心なイスラム教信者は、男女共に婚前セックスが禁じられているため、結婚前にお付き合いする関係になった男女は、みんなアナルでセックスをするんだそうだ。
 あれほどの痛みを我慢するなんて、イスラム教の女の子はスゴイと思う。
 アフマドとの関係は順調に進み、二度目の肉体関係もやはりアナルだった。相変わらずの痛さに
泣きそうになりながらも、頑張って彼のために耐えた。
 三度目も生理なのにアナルセックス。彼は性欲が強く、生理だろうが体調が悪かろうが、会うたびに求めてくるのだった。
 四度目ぐらいから、やっと慣れてきて、少し気持ちよさがわかるようになってきた。彼に求められるのは嬉しいし、自分もそれに応えようとしていたからかもしれない。
 五度目のアナルセックスで、私はついに絶頂に近い感覚を得た。大学の授業中でも、彼のモノがお尻に欲しいと思うまでに。
 最初はあんなに痛かったアナルセックスが、慣れるとこんなに快感が得られるだなんて。人間ってスゴイな。もし前の穴だったら、もっとすごいのかも。でも前の処女は誰が奪ってくれるんだろう。
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