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生活保護の世帯受給率が、東京23区で最も高い町、足立区。
 
そんな全国きってのナマポタウンは、月初の支給日に、突如、街に活気が訪れるらしい。 
1カ月に1度待ちに待った金が入ってくるのだから、給料日も同然。その気持ちはわからないでもない。
 
でも元を辿れば、我らが血税から生まれた金を、彼らナマポ受給者たちがどう使っているのか、気になるところだ。ちっとは計画的に利用してもらいたいけど…。 
盛り上がりを見せる1日、足立区の町を巡って、一緒に体験してみることにした。
「俺も今日ばかりはワンカップをグビっと」
 
7月5日、月曜日の朝8時。小雨が降りしきる足立区、竹ノ塚駅にやってきた。
足立区の生活保護は毎月3日らしいが、今月は休日の関係で、少し遅れて5日の月曜日が支給日とのこと。 
ひとまず、生活保護の申請や支給を受ける福祉事務所の前までやってきた。さぞ活気があることだろう。そう思って、中を覗いてみたが、案外人通りが少ない。あれ?
 
もしかして支給日間違えちゃった? 
建物から出てきた、60才くらい初老のオッサンに声を掛けてみる。
大量のビニール袋と、破けたジャンパーを見る限り、受給者っぽい出で立ちだけど。
「すみません。今日って生活保護の支給日なんですかね?」
「ん?まあ、どうしたの?」
「いえ、あまり人がいないんだなあと思いまして」
「そりゃ福祉事務所で受け取るのは、最初だけだから…」
 
聞けば、やはり彼も生活保護の受給者だそうな。
「でも、直接手渡しで受け取るのは開始から2カ月だけで、あとは銀行振込だよ」
なるほど、それで人が少なかったわけか。 
話しているうちに、こちらの素性を怪しまれそうになったので、企画の意図を告げてみた。 
何かいい情報もってないですかね。
「あー、そういうことね。それなら駅前の銀行に行ってみなよ。支給を待ってる列ができてるから」 
おっ、それは耳より情報。
「たしかに今日はこの辺の店はかき入れ時だろうね。俺も今日ばかりは鬼殺しじゃなくて、ワンカップをグビっ飲むよ! じゃあな!」
そう言い残して、自転車に乗って、どこかへ消えてしまった。 
よし、銀行に行ってみるとしよう。

銀行の前には、たしかにオッサンの言っていた通り数名の列ができていた。
開店前の銀行なんだから混雑するのは当たり前じゃん、と思われそうだが、客層が全然ちがう。
見るからにみすぼらしい恰好の老人たち、寝巻同然のボロいスウェットの若者、独り言をブツブツつぶやくオッサンなど、明らかに濃いメンツである。 
開店までの時間、暇そうにしてる人に声をかけてみよう。
相手は歯の抜けたオッサンだ。
「いや~、やっぱり、支給日は混みますよね~」
「ああ、そうだな。兄ちゃんも福祉?」
福祉とは、ナマポ受給者の意味だ。とりあえず話を合わせておこう。
「ええ、そうなんですよ。せっかくの支給日ですけど、お父さんのご予定は?」
「そうだな、待ちに待ったよな。でも、とりあえず借りてるのを返さないといけないんだ…」 
借りてる? ナマポなのに人から金借りてんのかよ…。
「どれくらいつまんでるんですか?」
「え~、ビシバシ聞いてくるな~。まあでも30くらいよ、30」
なかなかまとまった額である。
「でもサラ金って全然元金が減らねえんだよな。利子ばっかついちゃってよ~」 
ふーんサラ金ねぇ…って、ナマポ受給者でも、サラ金で借りられるの?
「おう、本当はダメなんだけどな。ちょっとしたコツがあるのよ」
サラ金で借りるときは身元照合されるが、ブラックリストに入ってない限り、ナマポ受給者でも問題なく借りられるんだとか。
「職業を個人事業主って嘘ついておけば大丈夫。でも、銀行口座に振り込むと履歴で役所にバレるから、福祉がもらえなくなるだろ。無人契約機から現金を直接抜かないとダメね」 
ほうほう、なんともグレーなお話ですな。
「今日、支給されるうち、いくらくらい返済に充てるんです?」
「3万くらいかな、それ以上は生活できなくなっちゃうから」
約11万円の支給額のうち、1/3が借金の返済って、どんな生活だよ。
「ちなみに、最初はなにで借金を作ったんですか?」 
眉をひそめるオッサン。
「怪我で仕事をやめちゃってさ、労災と失業保険も切れて、4年前から、福祉の世話になってんだよ」 
ふむふむ、中々シリアスな感じかも。
「なんとか仕事につこうにも、雇ってくれるところが見つからなくてなあ…」
たしかに高齢になって一から就職先を見つけるのも大変だよな。
「で、毎日ヒマだろ? それでコレよ」 
右手でハンドルを回すジェスチャーをするオッサン。結局パチンコかよ!
「ありゃ、ダメだな。勝てない」 
雑談をしてるうち銀行が開店。オッサン
は急いで金を下ろしたと思ったら、慌ててサラ金へと返済に走っていった。 
早く完済できるといいですね。
「でも貯玉なら絶対バレないんだよ」 

パチ屋があるけど、朝一から支給されたばかりのナマポで遊ぶ受給者もいるのかな。 
というわけで、やってきた。閑散とする駅前に比べて、店内はギュウギュウに並んでいる。 
前に並ぶ20代前半くらいのお兄さんに声をかけた。
「混んでますね」
「ん? ああ、月初めはだいたいこんなもんだよ」
ん? やっぱり、ナマポの支給日は混むってことなのか?
「そうそう、あと偶数月の15日ね。年金の支給日も混む。店員も普段より増員してるって話もあるし」
ふーん、なるほど。てか、この人もナマポ受給者さんなのだろうか。
「お兄さんもそうなんですか?」
「いや、違うけど。俺は普通に働いてる」
当たり前だけど、並んでる全員が受給者ってわけじゃないよな。
「俺の感覚的には、普段はナマポ客が3割くらい、今日とかは逆に7割以上いると思う。普段の5倍くらいの並びだよ」 
はえ~、やっぱ支給日は混むんだな。 
聞けば彼の友人関係にもナマポ受給者のパチンカーは多数いるらしい。顔なじみも多いようだ。
「タンス貯金とか、いい物買うとケースワーカーに知られちゃうじゃん? でも貯玉なら絶対バレないんだよ」 
貯玉とは、大当たりで出た玉をパチ屋のカードに預けておくシステムのこと。
「口座はカツカツで、貯金数千円なのに、パチ屋の会員カードには、コイン3万枚くらい入ってる人とかいるからね。マジで」 
3万枚って! 60万円相当じゃん!
「それをいろんな店でやって、貯玉だけで数百万相当もってる人とかいるよ。すげえよな」
そんだけ金あるなら、ナマポなしでも生活できるのに。つーか、国はそんなん放っておいて、いいのかよ…。
「その辺が競馬とかより、パチンコが人気な理由なんだと思う」
なるほど、このお兄さんの話、やけに説得力あるな。もしや、本当はこの人も受給者なんじゃねえの?
「え? 俺?」 
少し間が空いて彼が口を開いた。
「まあ、その辺は…な?」 
なんか事情があるみたいだ。詳しく聞きたい。
「うーん、そうだなあ…」
俺の全身をジロジロと眺めている。
「まあ、あんたは大丈夫か。実は支給日辺りはケースワーカーが見回りしてたりするのよ。それで警戒というか…ね」
つまり、俺が見回り役じゃないかと、疑ってたわけだ。 
いわく彼自身も足立区在住ではあるが、福祉事務所の管轄が別の場所から遠征しに来てたらしい。
もしや貯玉の話って、お兄さんの実体験なんじゃ…?その後、すぐに開店時間となり、勢いよく客たちが入店していった。このうち何人がナマポ受給者なんだろう…。本当に活気に溢れてるな。

さっきのお兄さんから別れ際に、「ナマポもらってる人に話聞きたいなら、パチンコに行くといいよ」とのアドバイスをもらった。 
低貸パチンコに力を入れているとのこと。 
その影響で長時間暇を潰したいナマポ受給者が続々とやってくるのだとか。 
さっそく移動してみると、4円パチンコはガラガラなのに、案の定0・5円のコーナーは激混みだ。 
1人の店員によれば、やはり毎月支給の初日は、降ろした金を持ってやってくる人が多いらしい。店からすればカモネギってわけだな。 
まあひとまず、俺も一緒に遊んでみよう。
70くらいのバアさんの横に座って、千円札を投入。0・5円パチンコなので、玉貸しボタンを押すと、200 円で400 玉もジャラジャラーっと出てきた。 
さっそく玉を弾いていたのだが、隣の席のバアさんの様子が騒がしい。いや、騒がしすぎるのだ。 
別に熱いリーチでもないのに、一心不乱に台のボタンをバコン、バコン、バッコン! 
と力任せに叩いている。
「いけっ、いけっ、いけーっ!」 
低い声で唸る老婆。 
ここまで感情をむき出しにする高齢者を、俺は人生で初めて見た。 
ふと周囲を見回してみると、どうやらバアさんの熱量は、この店では珍しくないようで、どの老人も変動のたび、思いっきりボタンをボコボコ殴っている。 
これが一生を掛けた大博打ってならわかるけど0・5円パチだぞ。 
日本の高齢者たちの現実を目の当たりにして、嫌な気分になってしまう。 
老人たちの異常な熱気にあてられては、打つ元気もなくなる。ちょっと外に出よう。
気分転換に外で休憩していると、同じく店から出て電話するオッサンに遭遇した。
「今日は絶対勝てるので大丈夫ですって。最悪アテもありますから!」 
と、なにやら平身低頭、大声で電話口に向かって話している。 
面白そうだ。ちょっと聞き耳をたててやろう。
「ええ、ええ、心配ないですよ。今日で全部は使いきりませんって」 
なにやら懐事情についてのようだ。ふむ、相手は何者なんだろう。
「10万あれば天井いくんで、はい…はい。あと3万くらいお願いできませんか?」
どうやら金の無心をしている様子。大声でするような内容じゃないだろ。
 
時刻は正午。昼間から営業している居酒屋を探してみると、近辺に一軒だけ見つけることができた。さっそく移動だ。 
やってきたのは、綾瀬駅近くの立ち飲み屋だ。 
平日の昼間だってのに、狭い店内にはすでに10名のオッサンたちが酒を飲んでいる。これもナマポ支給効果なのだろうか。
「いらっしゃーい。カウンターにどうぞ~」
 
言われるがまま入店。今どき珍しくタバ
コの煙がモクモクの店内では、誰一人マスクはしていない。
 
メニューを見ていたら、いきなり隣で飲んでる人が話掛けてきた。
「おっ、若い人が来るのはめずらしいねえ。乾杯!」
「ああ、はい。どうも」
50才くらいだろうか。常連さんだろう。
平日の12 時だってのに昼間からベロベロに酔っぱらってるのは気になるけど。 
雑談をしながら、この辺の生活保護事情を聞いていく。
「この辺って生活保護受けてる人が多いって聞きましたけど、本当なんですか?」
「どうなんだろうなあ。あそこのテーブルの常連さんはそうだったはずだけど?」
 
指さす先には、円卓を囲んで生ビールを飲む高齢男性2人組の姿が。すでに酩酊している様子だ。
そこに40才前後のオバチャン店員さんが割って入ってきた。
「朝から2杯だけで粘ってるんだよね。まあ、毎日来てくれるからいいお客さんなんだけど…」
苦笑いで続ける。
「うちは生活保護のお客さん、すっごい多いよ~。支給日までツケで飲ませて~なんて言う人もいるし。ふざけてるよね~」と笑いながら語っている。
「じゃあ、今日も混雑するんですかね?」
「いっぱい来ると思う。かき入れ時だから来てもらわないと困るしね~」 
その会話を聞いて、あっけに取られた50オッサンが店員に聞く。
「え?何人かは知ってるけど、生保受けてる奴そんなにいるの?」
「そうよ~。ヤマさんとか、ケンさんとか、シゲちゃんとか、あのグループはみんなそうだったと思う。他にもいっぱい」
「え?マジで? 全く知らなかったんだけど…」
 
そりゃ飲み屋でナマポ受けてるかどうかの話題になることは珍しいもんな。知らなくても無理はない。しかし、オッサンが不思議そうな顔をしている。
「ちょ、ちょっと待って、でもあの人ら、普通に仕事の話してた気がするんだけど」
「ああ、そりゃ働いてるからよ。申請してないだけで」
 
スルっと脱法行為が公表された。大丈夫か?
「偉い人はお国の世話になんないんだよ!」
「あっ、言ってるそばから来たわよ。シゲちゃん久しぶり~」
 60代半ばくらいのオッサンである。この人がナマポのシゲちゃんね。 
席につくやタバコに火をつけるシゲちゃん。日に焼けた普通のジイさんである。
「今ちょうどシゲちゃんの話題になったのよ。今日支給日だったでしょ?」
「ん?そうそう。だからホッカホカ! 今日は飲むよ~」
優しそうな人だし、思い切ってグイグイ聞いてみよう。
「ちなみに、どれくらい、振り込まれたんですか?」
「えーと、家賃と別で9万円ちょっとかな。光熱費がかかるから1日2千円くらいしか自由にならないのよ~」 
けっこうシビアな家計事情なんだな。そこにオバチャン店員がツッコミを入れる。
「そう言って毎月最初の方で、うちで何千円も使っちゃって、今日だって1週間ぐらいぶりでしょ?」
「そうだったっけか~?」 
運ばれた焼酎をグビグビ~っと飲んでいる。うまそうに飲むな~。
「うん、お代わり! 今日まではず~っと我慢してたからがっつり飲みたいじゃんね」 
店に来られなかった間は、自宅で安い焼酎を薄めて、アルコールを摂取していたらしい。それならハメを外したくなるか。
「今月こそは、ちゃんと毎日節制して、飲みすぎないようにするつもりだよ」
その言葉とは裏腹に、グラスが空になった。いきなり駆けつけ3杯かよ!
「でも、今日だけは思い切り飲んで、後は我慢するの。偉いでしょ?」
そう言い終えたところで、これまで会話に入って来なかった外野から鋭い嫌味が飛んできた。
「偉い人はお国のお世話になんないんだよ!」 
居酒屋の中が一瞬、無音になった。

時刻は夕方15時過ぎ。綾瀬には不釣り合いなハイブランドを身にまとった人が店にやってきた。
「ふぃ~、いつものちょうだい」
と、そのタイミングで先ほどの店員さんが俺に声をかけてくれた。
「そういえば、生活保護について聞きたいのよね? 今来た人『先生』って呼ばれてて色々教えてくれるわよ。シゲちゃんもお世話になってたし」 
ほうほう、そりゃ面白そうだ。話が聞こえたのか、こちらに顔を向ける先生さん。
浅黒くて見るからに怪しい。裏がありそうだ。
「ん? どうしたの」
「なんか、この人が生活保護について聞きたいって!」
「ああ、そう、まだ若いのに受けたいの?」 
話が変な方向に転がりそうだ。
「いえ、そういうわけじゃなくてですね。今日は支給日なので、お客さんも多いのかって話を…」
「そうそう。今日支給日だよね。俺はそれで回収してきたんだよ。忙しかった~」
回収?ってなにを?
「いや、福祉でちょっとした手伝いをして、いくらか手数料をもらう約束をしてるのよ」
 
ううむ、なんか話が胡散臭い方向に進んでるんだけど…。
「要するに、受給の手伝いをして、インセンティブをもらうっていうかね。いろいろ教えてあげるのよ」
 
つまりはピンハネってことですか。
「今はコロナで通りやすいから、申請するなら絶好のタイミングだよ。お兄さんももらっておけば?」 
それ、いわゆる貧困ビジネスってやつか?
「国からもらえる物はもらっておかないとね。どう興味ない? 家族がいても貯金があっても大丈夫。絶対に受からせてあげるよ」 
そろそろ、お暇させていただきます! 
ナマポ支給日の足立区は、パンチのある人たちで溢れておりました。
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