日本の市区町村には必ず「消防団」という組織が設置されている。
団員はすべて本業を別に持つ一般人で、管轄エリアで火事が発生すれば、本職の消防署員とともに消火活動にあたる。消防団員としての立場は、非常勤特別職の地方公務員だ。
さて、それを踏まえたうえで聞いてみたい。みなさんは〝地元の消防団〟に対して、どのようなイメージを抱くだろうか。
ボランティアとして地域の安全を守ってくれる頼もしい集団? 

もちろん、そういう一面もあるだろう。だが、多くの人、とりわけ地方在住の人が持つ印象は、もっとネガティブになりがちだ。
「税金で宴会や飲み会ばかりやっているロクでもない連中だよ」
 
都市部ではあまり馴染みのない消防団も、比較的人口の少ないローカル地域ではより身近な存在であり、それだけに彼らが口にする消防団の評判には一定の真実味があるように思われる。
しかし、なぜ消防団は税金で飲んだくれることができるのか、そもそもどういう人種が団員になっているのか、そのあたりのことを論理的に解説できる人はさほど多くない。
そんなことが可能なのは当事者だけである。
 
松井浩二さん(仮名)は、北陸地方の某消防団に所属する、キャリア10年のベテラン
団員だ。彼に消防団の内実を洗いざらい語っていただこう。

まずは、俺が消防団に入った経緯から話を始めたい。
いまから10年前、俺が33のとき、親父がガンで亡くなった。闘病中は、見ていられないほどの苦しみようだったから、息を引き取ったときは、悲しみよりも先に「やっとラクになれてよかったな」という気持ちになったものだ。
親父の四十九日が過ぎたころ、堀田俊介(仮名)と名乗る、初老の男が自宅を訪ねてきた。地元消防団で分団長をしているという。
家の中へ招くと、彼はさっそく用件を切り出した。
「親父さんのあとをついで、うちの消防団に入ってくれないか」

生前、親父は消防団に所属していた。消防団が慢性的な人手不足で、常に新団員を求めていることも耳にしたことがある。だが。
「いやあ、お引き受けするのはちょっと難しいですねえ」
「どうして?」
「消防団に入ると、いろいろと忙しくなるって聞いてますし、僕も仕事が大変なので」
 普段、俺はとび職として働いており、仕事終わりはいつも疲労困憊だ。そのうえ消防団を掛け持ちするとなると、とても体がもちそうにない。
 分団長は粘った。
「分団の行事は全員参加が基本だけど、顔を出せるときに出してくれたらそれでいいから。それに…」
 いったん間をためてから、彼は続けた。
「タダ酒もしょっちゅう飲めるぞ。親父さんに似て好きだろ、酒は」
 そう言われて思い出した。
消防団の会合に出かけるたび、千鳥足になって帰ってきた親父の姿が。だから、いつもうれしそうに出かけていたのか。
「なあ、親父さんの穴を埋めると思って引き受けてくれよ」
 ふーむ、タダ酒がしょっちゅうってか…。それに、地域の安全を考えたら、誰かがやらなきゃダメだもんな。
「本当に顔を出せるときだけでいいんですか?」
 分団長の目が輝いた。「おう、いいよいいよ! 入団してくれるか?」
「はい、よろしくお願いします」
 こうして俺は●●市消防団に入団することになる。この時点でそこがどれほどデタラメな組織かという自覚は、もちろん、わかっちゃいなかった。

 話を進める前に、ここで消防団の基本事項をざっと整理しておく。
 消防団は各自治体にひとつ以上あるのが基本で、そこを本部としていくつかの分団に枝分かれしている。
 ■■市の消防団は15分団あるとか、▲▲町の消防団には5分団しかないといったように、分団の数は消防団の規模を示すおおよその目安になるが、あくまで目安に過ぎない。というのも、ひとつの分団の定員数は消防団によってバラバラで、統一されていないからだ。
 そして団員には階級がある。トップの団長から順に、副団長、分団長、副分団長、部長、班長、そして最後に平団員が続くわけだ。
 消防団の活動として筆頭に挙げられるのは、いうまでもなく消火活動である。
 火事が起きると、まず地元の消防署から管轄の分団長にメールで連絡が。分団長から知らせを受けた団員はそれぞれ詰所に急行し、ポンプ車で出動。駆けつけた消防吏員(=消防署員)とともに消火
にあたるわけだ。

団員が出動するのは火事のときだけではない。地震や洪水が起きれば救助活動もするし、花火大会や祭りの際に警護に出向くなど、活動は多岐にわたる。さらに消防団としての行事もある。ポンプ車に乗って町内の消火栓を点検したり夜警したりする月2回の定期巡回の他に、
1月 消防出初式訓練
3月 春の防火パレード
7月 消防操法 県大会
9月 防災総合訓練
12月 年末特別警戒
 などイベントが目白押し。
 
なかでもハードなのが消防操法大会に向けてのトレーニングだ。
消防操法とは、消火活動の基本的な動作やポンプ車の操縦法のことで、その技術の正確さやタイムを競う県大会が毎年開催されているのだ(全国大会は2年に一度)。
このため、出場する団員は大会の2カ月ほど前から準備を始める。各自、本業の仕事が終わったら、公園のようなところに集まり、週3日くらいのペースで練習を繰り返すのだ。少しは消防団の忙しさ
がわかっていただけただろうか。

カネをかき集めるのに必死
入団後は、堀田分団長の言ったように、酒を飲む機会がちょいちょい巡ってきた。月2回の夜警(当番制)が終わるたびに、分団の詰所で数名が集まり、飲み会が始まるからだ。

缶ビールに缶チューハイ。ときには日本酒や焼酎の一升瓶まで出てくる。酒好きな連中が多いため、午前様になることも珍しくなく、帰宅するころにはいつもへべれけに。会合のあとに、スナックに立ち寄ることもたびたびあった。
 その際の飲み代は消防団が負担してくれていたが、決してタダ酒という意味ではない。
厳密にいえば、団員たちの自腹なのだ。どういうことか。
 入団するまで知らなかったのだが、消防団員は毎年、自治体から報酬が支払われる。
 支給額は自治体によって異なり、俺の地元では平の団員で年間2万●千円(消防団の特定を避けるため、細かい数字は伏せ字)。階級が上がれば報酬額は増え、さらに消火活動などを行えば、出動手当の名目でそのつど●千円が支払われる。
 だが、実際のところ、報酬や出動手当が団員の手に渡ることはない。入団の際、全員がこんな委任状を役所に提出させられるからだ。
『私は堀田俊介氏(分団長)を代理人と定め、私にかかる消防団員報酬および出動手当の受領にかかる一切の権限を委任いたします』
 うちの分団の階級別の人数は、平団員約25人、班長2人、部長1人、副分団長1人、分団長1人で、報酬の総額はおおよそ90万になる。
 つまり毎年、これだけのカネが分団長の管理下でプールされることになり、団員の飲み代もここから捻出する。だから自腹なのだ。
 ちなみに分団の収入源はこれだけではない。自治体から各分団に支払われる分団運営交付金(金額は不明)、そして各家庭から半ば強制的に徴収する年一律3千円の寄付金だ。分団の管轄にはおよそ150世帯ほどあるので、これだけでざっと45万だ。
 団員の報酬を分団が一括管理したり、住民から寄付を徴収したりするのは、消防庁が禁じているようだが、うちと同じようなことをやっている消防団は全国にゴマンとあるらしい。どこの消防団もカネをかき集めるのに必死なのだ。

「消防団とお坊さんの宴会に出ると、イヤな気分になるの」
 では、なぜ団員の報酬や寄付金などをプールしてまで、消防団はカネを必要とするのか。
 もちろん、一部は、訓練時の弁当や備品の購入代など活動経費に充てるが、最大の目的は酒代だ。とくに年に一度の慰安旅行は消防団にとっての裏のメインイベントで、ここに大金をドーンと使う。
 本業で忙しいなか、どうにか時間を見つけて参加するのが消防団の仕事。そのせいで溜まりに溜まった1年分のストレスを、慰安旅行で発散してやろうとの意識はみな非常に強い。
 慰安旅行の内容は、温泉旅館にピンクコンパニオンを呼び、盛大に遊びまくるというもので、このときばかりはハメのはずし方がハンパない。
 それを実感したのは、初めて慰安旅行に参加したときだ。
 その日の参加者は10名ほどだった。欠席者が意外と多いのは、慰安旅行の中身がエロ旅行だと家族にバレているため、例年、泣く泣く参加を見送る人間が一定数いるからに他ならない。
 ちなみに俺も妻子持ちだが、もともと夫婦仲は冷え切っているのでノープロブレムだ。
 貸し切りの観光バスで旅館に乗り込み、風呂でさっぱりしたところで、いよいよコンパニオンを交えての宴会が始まった。
 最初は静かな立ち上がり。しかし酒が進むほどに場は乱れはじめ、ついにお待ちかねのムードに。
 先輩団員がコンパニオンとディープキスをしている。それを横目に、俺も隣りのコンパニオンの胸をモミモミした。
「こら、体は触っちゃダメ」
「別にいいじゃ〜ん」
「じゃあ少しだけならいいよ。特別だからね」
 くう、楽しい!
 ここまでは愉快な宴会だったのだが、数人の団員が暴走を始めたことで雰囲気がガラリと変わる。
 嫌がるコンパニオンを押さえつけ、無理やりパンツを脱がすと、ビール瓶の先っぽをマンコにねじ込んだのだ。ねじ込まれた方は、声をあげて泣きじゃくっている。おかげで場は、すっかりシラケてしまった。
 俺の隣りにいたコンパニオンが冷淡につぶやく。
「あーあ、やっぱりね」
「やっぱりって?」
「消防団とお坊さんの宴会に出ると、たいていイヤな気分になるの。いつもむちゃくちゃなことするから。あーあ、休めばよかった」
「冷えるからつい飲んじゃったよ」
 酒を飲むことと温泉でコンパニオン遊びするのが生きがいの、どうしようもないバカ集団。俺の地元には消防団をそう揶揄する人間が少なくない。
 外から見ればまったくその通りだが、実は内側に入ると、消防団のもっとタチの悪い面がいろいろと見えてくる。
 そのひとつが飲酒運転だ。前述したように、俺たちの分団では、夜警のあとに飲み会を開くことがしょっちゅうなのだが、その際、クルマで帰る連中が後をたたないのだ。
「自宅なんてすぐそこだし平気平気」などと悪びれる様子もなく。
 彼らを咎める資格は俺にはない。消防団のユルすぎる雰囲気に流され、俺自身も何度か飲酒運転した経験があるからだ。
 しかし、そんな俺でも初めて〝あの場面〟に遭遇したときは、さすがに呆れ果てた。たしか団員になって4、5年目のころだ。
 年末の特別警戒の出動を控えていたその夜、詰所にいた先輩を見てイヤな予感がした。彼はこれからポンプ車を運転する予定なのだが、顔が妙に赤らんでるのだ。まさかまさか…。
「あの先輩、もしかして飲んでます?」
 あっけらかんとした声が返ってきた。
「あ、わかる? めちゃめちゃ冷えるからつい飲んじゃったよ」
 本人はいつものように軽く考えているのだろうが、同じ飲酒運転でも、乗り物がポンプ車だった場合と普通の自家用車とでは、世間の注目度がまるで違う。万が一バレたとき新聞沙汰は確実だ。そんなこともわからぬとは、もはや末期症状である。
「さすがにやばいですって。運転、僕が代わりますよ」
「いいよいいよ」
「マジでやばいですって」
「俺、運転したいんだよ。絶対に大丈夫だから」
 先輩は制止を振り切り、運転席に乗り込んでしまった。幸い、そのときは事故が起きなかったものの、年末のパトロールで飲酒運転をやらかす者はいまだにいる。いずれ必ず大問題になるだろう。

みなさんは首をかしげるかもしれない。これほど飲酒運転が社会問題となっている昨今、なにゆえ軽々しくルールを破るのか。消防団とは、いったいどういう連中がやっているのだと。
 シンプルに答えよう。消防団に入ってる人間は俺を含めてバカばかりだ。
 そもそも俺の地元はチョー田舎で、こんなところに成人後も住み続けてる人間は、まともな高校に行ってない確率がソートー高い。進学校に行くような連中は、そのまま都市部の大学や企業に入り、戻ってこないからだ。 たとえまともな人間が地元にいたとしても、そういうやつは消防団の悪評を聞いているので、絶対に入団してこない。となると残りはダメ人間のみだ。
 事実、俺の分団には元不良、前科者、元遊び人などあらゆるタイプのクズが揃っている。かくいう俺も、かつては暴走族で鳴らしたクチだし、部長にいたっては現役のテキヤ組織幹部だ。ヤクザ同然の人間が地方公務員をしてるなんて笑い話にもならない。
 むろん、中にはマジメな人間もいる。上司の命令で強制的に入団させられた市役所職員などだが、そういう連中はあくまで少数だ。やはり全体的な印象でいえば、バカの巣窟というのが妥当だろう。
 こんな連中が寄り集まれば、ある意味、トラブルは付き物だ。訓練や定期巡回への参加強制、飲み会の席での酒の強要、殴り合いのケンカなど枚挙にいとまがない。
 何より問題なのは、いびつな上下関係だ。
 たとえば、件のテキヤ部長は自分の同級生である平団員を召使いのように扱っている。その平団員は学生時代、テキヤ部長のパシリだったらしく、消防団で再会したのを機に、もとの主従関係が復活したようなのだ。
 テキヤ部長が消防団の会合に出る際、あるいは定期巡回に出動するとき、彼がクルマで送迎させられているのを見ると本当に気の毒になる。おまけに消防団と何も関係のない、息子の用事にも運転手としてコキ使われているのだから、もはやイジメと言うしかない。
 イジメといえば、俺自身もいろんなはずかしめを受けてきた。先輩団員と行ったスナックで無理やり裸踊りをさせられたり、ケツの穴にマドラー(酒を混ぜるときに使うステンレス製の細い棒)を突っ込まれたり。
 先輩たちは子供のころから知っている有名な不良で、どうしても逆らうことができないのだ。
 消防団というところは、古い人間関係を蘇らせる装置なのかもしれない。

抜けるのは死ぬほど難しい
 平気で飲酒運転するわ、人間関係がウザいわとなれば、当然、まともな人間は考える。こんなバカな集団にいられるかと。
 しかし、消防団は入るのがチョー簡単なかわりに、抜けるのは死ぬほど難しい組織だ。
 理由は2つ。欠員が出ると、在団メンバーの活動負担が増え、しかも消防団としての実入り(プール金)も減ってしまうからだ。
 何度も言うように、すべての団員は本業を抱えながら、消防団活動に従事している。
つまり、すでにめちゃめちゃ忙しいのに、定期巡回の当番などを増やされたり、スナックに行く回数や慰安旅行のグレードを下げられてはタマらないのだ。
 だから、退団を希望する者には分団長みずから説得に乗り出す。ストレートに留意を願ったり、代わりの新人をつれてくるよう求めるのだ。それでもダメなら幽霊団員になるよう頼み込むまで。
 幽霊とは早い話、消防団員としての活動をいっさい免除する代わりに、籍だけ分団に残しておいて、分団に支給される報酬額を減らさずに済む手口だ。
 この説得でほとんどの人間は納得するが、まれにこれさえも拒否する者がいる。
 消防団員の任期は2年なので、幽霊団員として分団に残る場合はそのつど、本人に委任状を書いてもらう必要があるからだ。おそらく、不正の片棒を担ぐようで、拒否感を覚えるのだろう。
 もはやこうなれば奥の奥の手しか残ってない。嫌がらせである。
 相手が「辞めません」と言うまで、何度もしつこく電話をかけたり、自宅に押しかけるのだ。
 俺も一度だけ、嫌がらせ部隊に投入されたことがある。
相棒はテキヤ部長だ。
 この時の退団希望者は電話にはいっさい出ず、LINEも完全スルー、さらには自宅に押しかけても居留守を使う猛者だったため、俺たちは強硬手段に出た。
 ビー! ビー! ビー!
 ビー! ビー!
 彼の自宅前にクルマを停め、クラクションを鳴らし続けるのだ。いくら田舎とはいえ、かなりの近所迷惑。たまらず家の中から飛び出してきた。
「やめてくださいよ。近所迷惑ですから」
 テキヤ部長が野太い声を出した。
「じゃあ消防団辞めるの、考え直してよ。幽霊団員でもいいしさ」
「どちらもお断りします」
「あっそ。じゃ明日もまた来るけどいい?」
「そんな〜」
 同じことを3回繰り返し、ようやく彼は幽霊団員になることを承諾してくれた。やってることはまんま借金の取り立てだが、この10年で完全な形で退団できた団員は、俺が知る限り、ひとりもいない。
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