テレクラのカテゴリ記事一覧

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カテゴリ:テレクラ

  • 2020/11/20テレクラ

    気が付けば当連載も77回目を迎えた。これだけ長く続けていれば関東近辺のテレクラはとっくに制覇し、どの街に行っても2度目、3度目となるのが当たり前となっている。今回やってきた川越も3度目だ。テレクラまでの道順はすっかり頭に入っており、駅を出ると体が勝手に動く。まるでサラリーマンが自分の職場へ向かうかのように。便利といえば便利だが、どうしようもなく気分が滅入るのはなぜだろう。ぼったくりヘルスで聞く口上の...

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  • 2020/11/12テレクラ

    時刻は夕方4時。向かったのは池袋西口のテレクラだ。昨年の経験から、コールの鳴りの良さ、そしてアポの成功率を考えるに、ここ以外にはないと考えたからだ。池袋駅前の花壇には電飾が施されており、色とりどりにライトアップされている。その前を、両手に百貨店の紙袋を持った通行人たちが、家に帰って暖をとろうと足早に行き交っている。今日は家族で豪勢なものを食べるんだろうな、うらやましいったらありゃしない。幸せ度数マ...

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  • 2020/10/24テレクラ

    「こんにちは〜」「こんちは!」元気な感じで、声が若い。こりゃ楽しみだぞ。「お兄さんは、何才ですか?」「えーと、23ですよ。お姉さんは?」「27だよ〜」なんと! これが本当なら相当な当たりなんじゃないの! ぜひともワリキリをお願いしたい。「お兄さんはどんな人を探してるの?」「え〜と、これから会える人を探してます」「わたしもそうなの! ワリキリでも大丈夫かな?」「はい。もちろんです」「じゃあ、悪いんだけど...

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  • 2020/09/02テレクラ

    ショートカットが似合う女の子が好きだ。理屈ぬきで好きだ。というわけで、今回はショートカットの美人店員さんを見つけるたびに片っ端からラブレターを配ってみた。 藍ちゃん⇒こんばんは。○○の店員の藍です。先日はお手紙ありがとうございました。お礼さえ言えてなかったので、お返事しようと思ってたのですが、遅くなってしまいごめんなさい。お手紙に驚きましたが、わたしで良ければよろしくお願いします(^-^) ちなみに25才で...

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  • 2020/07/19テレクラ

    栃木県・足利市にやって来た。自分の意思で来ておきながらこう言うのも何だが、実は足利のテレクラは、俺にとって鬼門だったりする。1日中粘った挙げ句、一度もアポが成立しなかったなんてことが過去に何度かあったのだ(なので当然、未掲載)。そんなこともあって、しばらく敬遠していた土地に、今回なにゆえ足を伸ばす気になったのか。ロマンを感じるからだ。まだ一度もアポが取れてないとはつまり、足利女のレベルは未知数なわ...

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  • 2020/07/09テレクラ

    猛暑が続いたかと思うと台風が来襲。そしてまた猛暑という日々で夏バテ気味なのか、どうにもテレクラ格付けという誰も得しない取材のために外出する気が起きない。「明日こそ行かねば」と思いながら10日以上経過してしまった。ようやく重い腰を上げることになったのは担当編集から「締切近いけど、テレクラ行ったのか?」と電話があったからだ。イヤイヤながら向かうは、首都圏の店舗の中では最近行ってなかった千葉県千葉市のテレ...

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  • 2020/07/06テレクラ

    大阪編まともに話せる女性とつながったのは夜の20時を過ぎたころだった。すでにテレビでは紅白が始まっている。「こんばんは、今日はこれから会える人探してて…」イントネーションから判断するに関西弁ではないようだ。「大丈夫です、会ったらどんなとこ行きたいですか?」「あの、私ワリキリなんだけど…」「だいじょうぶですよ。お姉さん、大阪の人じゃなさそうですね。近くにいるんですか?」「そう、生まれは東京でこっちに引っ...

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  • 2020/06/18テレクラ

    栃木県の宇都宮にやって来た。宇都宮といえば、やはり餃子ということで、現地について早々とある有名店へ。普通この後にセックスが控えている場合は、エチケットとして餃子など避けるべきところだが、こと相手がテレクラ女なら気にする必要はない。むしろ日ごろの恨みを込めて、ニンニク臭い息やツバをお見舞いし、嫌がらせしてやってもいいくらいだ。というわけでたらふく餃子を食った。スタミナも補充したことだし、いざ戦場へ赴...

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  • 2020/06/15テレクラ

    テレクラはブスばっかり?いえ美人と会えて即エッチ経験事の発端は昨秋の鉄人社新入社員採用面接にまでさかのぼる。この日の選考方法は集団面接で、学生複数人に対して編集部全員が向かい合う構図だ。編集長からのありきたりな質問にオレはありきたりな答えを適当に返していた。そんな事態が急変したのは面接が後半に差しかかったころだ。編集長が不意にこんな質問を投げかけてきた。「じゃあみなさんに次の質問。自分が持ってる何...

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  • 2020/06/11テレクラ

    【概略・全文は上記記事をお読みください】喜ぶべきか悲しむべきか。大型のチェーン店は雑誌広告、ティッシュ配りなどで大量宣伝することにより、知名度が上がり、コールも安定化する。しかし、外食産業を例にとるまでもなくサービスが均一化されると、どこへ行っても同じマニュアル、同じ味で飽きてしまう。ハンバーガーは飽きた。たまにはラーメンを食べたいと思うときだってあるのだ。そういう意味で、独立系の駅弁テレクラには...

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貧乏くささ爆発・稀にみる汚ボディ熟女との援助交際体験談

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気が付けば当連載も77回目を迎えた。これだけ長く続けていれば関東近辺のテレクラはとっくに制覇し、どの街に行っても2度目、3度目となるのが当たり前となっている。今回やってきた川越も3度目だ。テレクラまでの道順はすっかり頭に入っており、駅を出ると体が勝手に動く。まるでサラリーマンが自分の職場へ向かうかのように。便利といえば便利だが、どうしようもなく気分が滅入るのはなぜだろう。
ぼったくりヘルスで聞く口上のような 
入室から10分、さっそくコールが鳴った。
「もしもし? いま川越駅の近くにいるんだけど、ワリキリで会える人を探してるの。今から大丈夫?」「ええ、大丈夫ですよ。おいくつですか?」「29です」
落ち着いた声なのでオバハンかと思いきや、意外と若い。サバ読みを考慮してもマックス34、35ってところだろう。
「体型ってどんな感じですか?」「んー普通体型かな。身長は168センチあります」
「いいですね。似てる芸能人とかいたら教えてください」「はあ〜」
 大きなため息が聞こえた。
「あの、そういう質問して本当に似てる人来たことあります?ムダじゃないですか?」
「…でもまあ、なんとなく雰囲気が似てるってことはあるし、一つの参考にはなりますよ」
「あ、そう。じゃ似てる人はいません」
こういうツンケンした女は苦手だ。要求額によってはパスしよう。
「ところでいくら希望です?」
「イチからイチゴーですね」
なに、最低イチでいいってこと? 安っ。
「じゃあ、イチでお願いしていいですか」
「別にいいですよ。ただ、それだとサービスとかほとんどない感じで短時間で帰りますけど、いいですか?」
胸のあたりがゾワゾワする。まるでぼったくりヘルスで聞くような口上だ。何だこの女?別の意味で興味が出てきたぞ。
「わかりました。じゃあイチニーでどうですか?」
「その方がいいと思います」
「じゃあ、とりあえず駅前で待ち合わせましょうか」
「駅前ってすごく広いんだけど、どこのことです? そもそも西口なの? 東口なの?」
 ずいぶんな攻撃口調だな。
「えっと、駅前にローソンあるじゃないですか。その前でお願いします」
「だから何口? 駅周辺にローソンは複数あるんですけど」
「どっちだったかな。たぶん西口です」
「うん、わかった。じゃあそっちの服装を教えて」
「ニット帽にジーパンです」
「あのさ、こういうときってまず上着から言いません?」
「紺色の厚手の長袖シャツです」
「で、ニット帽とジーパンの色は?」「オレンジと紺ですよ」「はい、了解」
大丈夫なんだろうか。好奇心に駆られたとはいえ、こんな気難しい女とアポってしまって。
「詐欺みたいなこと言わないで」
駅西口のローソン前に足を運んだ。周囲を見渡しても、小太りの地味なオバハン以外に人影はない。まだ相手は到着してないようだ。ふとそのオバハンと目が合ったとき、嫌な予感が。こちらを見据えながら、まっすぐ近づいてきたのだ。え? ええ!?
「こんにちは。和田さん?」「あ、はい…」
たしか自称29才だったはずだが、目の前にいる女は明らかに50を超えている。なんなら60手前といっても不思議じゃない老けぶりだ。テレクラに年齢のサバ読みは付きものとはいえ、これほどのゴマかしは歴代最高だろう。ヒドイのは年齢だけではない。柴田理恵そっくりのブス顔。小太り体型。着ているシャツも毛玉だらけで貧乏臭く、口を開けば黄ばみがかかった乱くい歯が見える。ネガティブ要素がこれほど満載の女も珍しい。ゲンナリだ。
「あの、やっぱり1万に変更できません? 短時間でもいいので」
こんな女にイチニーなどもったいない。500円でも釣りがくるレベルだ。
「は? 何言ってんの? イチニーで約束したんだからイチニーでしょ。ちょっと失礼じゃない? わざわざ来てあげたのに」
平気で20才以上もサバを読むだけあって図々しさは筋金入りらしい。
「はあ、そうですか。じゃイチニーでいいです」
「当たり前でしょ。詐欺みたいなこと言わないで」
オマエは存在自体が詐欺だろ!女がスッと腕を組んできた。
「ほら、そろそろ行こ」
服の下から酸味の強い体臭が漂ってくる。もはや前途が多難なのは間違いないが、もうこの際、観念するしかないようだ。 ホテルにチェックインし、部屋に入ると、さっそく女が右手を差し出してきた。「じゃあ、先にお金ちょうだい」「あ、はい」
1万2千円を手にし、わかりやすく顔をほころばせる女。意地汚い性格がにじみ出ている。
「ところで、そのお金は何に使うんです?」
笑顔が消え、シラケた視線が飛んできた。
「別に。貯金かな」「普段はどんな仕事を?」「事務職だよ」
こんな不潔そうな売春婦が会社員をしているとは到底、信じられないが、勤続10年だと本人は言い張る。ちなみに結婚はしておらず、現在は川越近くのアパートで独り暮らしをしているそうな。
「てことは実家は埼玉県じゃないんですか?」「出身は山梨だよ」
「へえ、いいところですよね」「はあ? あんなとこ全然よくないし」
「地元が嫌いなんですか?」「嫌いだね。最悪だよ」
もとからツンケンしていた表情がさらに険しくなった。なんだか面白そうだ。もっと掘り下げて聞いてみよう。「なんかイヤな思い出でも?」「まず親がサイテーだったね」「というと?」
「子供のころから家の手伝いばっかりさせるんだよ。田んぼとか畑の仕事とかさ」
実家は貧しい農家で、5人兄弟の長女でもあったため、幼いころから家事に追われる生活だったという。
「あと薪割りに野良仕事でしょ。プラス弟たちの世話もやらなくちゃだから、友だちと遊ぶヒマなんてないのよ」
まるで昭和中期の山村の出来事でも聞いているようだ。この女、29才の設定を忘れたのか? やっぱ60に届いてるんじゃね?興に乗ってきたのか、女の口は止まらない。
「それにジーチャンが酒癖の悪い人でさ、これ見てよ」
ズボンの裾をまくり上げる。すね毛の生い茂った部分にヤケドのような傷跡があった。
「ヤケドですか?」「そう、酔っ払ったジーチャンに火箸を押し付けられたのよ」
「ひどいですね。ちなみに火箸って囲炉裏とかにあるやつですか」
「その火箸は掘りごたつで使ってて、炭を持つときなんかに必要なのよ。知らないの?」知るわけねーだろ!
「とにかくそんな家だったから、学校行ってもバカにされるし敵ばっかりだったよ」
ズボンに手を突っ込み、ケツをボリボリと掻いてから女が続ける。
「どうせアンタなんかぬくぬくと育ってきたんだろ? 何の苦労もなく平々凡々と暮らしてきたんだろ? テレクラでオンナまで買って遊んでるんだからイイご身分だよね」
想像した以上に心の闇が深いようだ。ただ、ひとつ言わせてもらおう。俺はアンタを買ってしまったことを激しく後悔していると。
こいつ、オマンコしたいだけだろ!
先にシャワーを終え、ひとりベッドに入ってテレビをつけた。画面には「科捜研の女」の再放送が流れている。そこへ服を脱ぎながら女が近づいてきた。「ああ、これ知ってる。沢口靖子のやつでしょ」「はい」「ドラマってほんとバカバカしいよね〜。こんな美男美女が警察のお偉いさんとかさ、あり得ないって。警察ってブスとブ男しかいないじゃん。こんなの観て楽しいの? おめでたいね〜」
ひとしきり嫌味を吐いてから女が裸になった。雨に濡れたノラ犬のようなニオイが鼻をつく。気分が悪くなるよりもショックの方が大きかった。こんなケモノじみた臭気を人間が発するなんて。この人、普段からどんな生活をしているんだろう。肌も汚い。ところどころに湿疹の跡のようなものがり、体毛がやけに濃いのだ。おまけにワキ毛もボウボウだし。仮にもワリキリでカネを稼ごうとする女が、こんな汚ボディでいいのだろうか。
全裸になっても、なお女はシャワーには向かわず、「科捜研の女」にくぎ付けになっている。
「ははは、なんだよその安っぽいセリフ! 『君が心配でならないんだ』だって。こいつ、単にオマンコしたいだけだろ!」
そう言いながら鼻くそをほじりだす女。それも軽くほじる程度ではなく、奥にこびりついた鼻くそをゴリゴリと描き出すラディカルな動きだ。女は指先についた鼻くそを一度目視し、それからティッシュでぬぐった。呆気にとられてその様を眺めていると、目が合った。
「あ、ヤバい…」「え、どうしたんです?」「鼻血が出たかも。鼻の奥がドロっとしてきた」
顔を上向きにして、女は風呂場へと消えて行った。
「イチニーのくせに図々しくない?」
シャワーを終えると、女がベッドにもぐりこんできた。が、しっかりと洗わなかったのか何なのか、その体にはまだケモノ臭がほんのりと残っており、とてもじゃないがエロモードになれない。そして、さらなる追い打ちが。彼女が髪をかき上げたとき、トンでもないものが目に映ったのだ。
耳の周辺に濃黄色の垢のようなものがたっぷりとこびり付いてるではないか。何じゃこりゃ! おえ〜!タマらず言った。
「あれ、なんか湯船に浸かりたくなってきたな〜。今からフロに入りません?」
「はあ? いまシャワーしたばっかりじゃん」
「でも寒くないすか? 体ポカポカにしましょうよ」
 途端に不機嫌な表情が浮かぶ。
「アンタさあ、そういうの先に言ってよ。二度手間じゃん」
「すいません。でも風呂でイチャイチャしたくなったんです」
「ねえ、イチニーしか払ってないくせにちょっと図々しくない?」
「そこを何とか…」
「じゃあ3千円追加してよ。ただでさえ風呂が嫌いなんだから」「いや、それは…」
奥ゆかしい自分の性格が恨めしい。はっきりと「オマエが汚らしいからフロできれいにしたいんだよ!」と言えればどれだけラクなことか。結局、フロは断念した。こんなフザけた女に追加でカネを払うなんてあまりにもシャクだ。機嫌を損ねたまま、仏頂面の女が聞いてくる。
「じゃあ、どうする? 私が攻めればいいの? それともアンタが攻めたい?」
「攻めてもらっていいですか」
迷わず答えると、女は鼻で笑って言った。
「ふっ、そう言うと思った。女に奉仕させたいって顔してるもん」
いやいや、オマエに触れたくないだけだから!女は緊張で小さく縮こまったチンコを雑にしごき始め、それからフェラを始めた。生暖かい舌が亀頭にまとわりつく。悪くない感触だが、股間に目をやると黄色い乱くい歯の間から真っ赤な舌が飛び出す様がありありと見えて実に気色悪い。エロモードはたちまち消沈した。
「勃ちが悪いね。おっぱい触ってもいいんだよ」
自分の体がさも真っ当な女のソレと思っている口ぶりが滑稽だ。そんな乳輪に毛の生えまくった乳など触って興奮できるものか。一向に勃起しないチンコに業を煮やし、女が無理やり挿入を試みてきた。しかし彼女の股間からは、ケモノ臭とはまた違う、イカの塩辛のような悪臭が漂ってくる。ああ、いったい俺は1日でどれだけの苦役を味わえば許されるのだろう。
当然、挿入は不成功に終わった。度重なる仕打ちに耐えてきた我がチンコは、瀕死の状態でうずくまっている。憐れなり。
「なんか勃たないようだし、もうやめておきます」
 女はしばらく俺の顔をジーっと見つめ、ボソッと口を開いた。
「いまいくつだっけ?」「38ですけど」
「まだ若いのに情けないね〜。女が股を開いてるのに勃起しないとか、ムダ使いもいいとこじゃん。もうこういう遊び止めたら? ははは!」
不幸な生い立ちがあったにせよ、彼女は幸せな人なのかも。自分をここまで客観視できないってのはある意味、無敵なのだから。
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加齢臭とくさまんのマン臭の交じったSEXも嫌いでなくなってきた

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今日は家族で豪勢なものを食べるんだろうな、うらやましいったらありゃしない。
幸せ度数マックスの彼らを横目に、雑居ビル群に足を進める。目指すは、駅前とはなにかが違う電飾がビカビカ光っているお馴染みのテレクラだ。
自動ドアを開けて入店。40才くらいのメガネ店員が大声で出迎えてくれた。
「いらっしゃいませ! コースはいかがいたしましょう!」
とりあえず最長のコースで行くか。
「じゃあ、3時間コースでお願いします」
「現在、お席がリクライニングのタイプしかございません。ご了承ください」
思っていたよりも繁盛しているようだ。にしても大晦日にテレクラに来てる男はどんだけヒマなんだ? 家に居づらい事情でもあんのか? 人のことを言えた義理はないのだが。
階段を上がり部屋に入る。とりあえずリクライニングに座りテレビをつけるが、あらためてここで年を越すことに嫌気がさしてきた。あー、もう帰りたい。
プルルルル。入店から20分ほどで初めてのコールが鳴った。よし、ここからが本番だ! 勢いに任せて受話器を取る。
「もしもし、私、エミっていいます。お兄さんはどんな人を探してる感じですか?」
声が若い! もしかしてアタリかもしれないぞ。
「えっと、会える人を探してるんですけど」
「うっそ! 私もなんです。奇遇ですね。よかったら会ってくれませんか?」
慣れているようで不自然なほど話が早い。とりあえずプロフィールを聞いておかねば。
「プロフを教えてくれませんか?」
「えっとぉ、26才で身長は160センチくらい。かなり細めだよ〜」
マジかよ。これが本当の話なら大当たりだぞ。
「お兄さんの名前と年齢を教えてください!」「ノムラです。24ですよ!」
「若いですね! 同世代の人はうれしいです。会いましょう」
「はい。ぜひお願いします」
「じゃあ、10分後に池袋の西口に来てください。ピンクのコートを着てますから」
テンションが高くて声も若い。エンコー慣れしてそうなのが難点だが、それを差し引いても十分アタリの可能性大だ。受話器を置いてから気が付いたのだが、そういえば金の話をしてないな。向こうも一切そんな素振りもなかったし、もしかしてエンコーじゃなくてタダマンできちゃったりするのかも。「実はね、今月すご〜くピンチなの」
集合場所の西口駅前は、俺と同じように、待ち合わせの男女でごった返していた。これからカウントダウンイベントにでも行くのだろう。みな一様に笑顔でウキウキしている。中にはベロベロの酔っ払いまでいて、楽しげだ。一方の俺はテレクラ女と待ち合わせ。たぶん、この中で一番冴えない男だな。予定の時間から数分が過ぎて、ピンクコートの小柄な女が駆け寄ってきた。
「エミさんですよね?」「はい! ノムラさんですよね」 
うーむ、さすがに26才はウソだろうな。肌のガサガサ具合から30代半ばってとこだろう。でもスタイルは悪くないぞ。テレクラならアタリの範疇か。
「じゃあ、ホテルに行きましょうか」
二人でホテル街の方向に歩き始めた。色々と質問してみよう。
「よく、テレクラを利用するんですか?」
「さっきが初めてだよ〜。最近、彼氏と別れちゃって寂しくてねっ!」
 ウソくさい話だなあ。なにが、
「寂しくてねっ!」だ。だからって大晦日に電話する必要もないだろうに。
「だから、今日はお兄さんみたいな人に会えてすっごく幸せなの」
形だけのラブラブカップルを演じなからホテルに到着。しかし、突然、女が険しそうな表情で口を開いた。
「ごめんなさい、さっきノムラさんに言い忘れたことがあったんだけど…」
は? いきなりなんだ?
「実はね、今月すご〜くピンチなの。だから、ちょ〜っと、助けてくれたらなって」
そんなことだろうと思ってはいたが、しらじらしいことこの上ない。やっぱりただのエンコー女だったか。「ああ、別にいいですよ」
「よかったー、1万5千円くらいでも大丈夫?」
なんで提示する金額が、ちょうどテレクラの相場と同じなんだよ。しかもホテルに入るやいきなり先払いを要求してくる始末だ。部屋のテレビでは大晦日特番でジャニーズがババ抜きをやっていた。それを見た女が急に語り始める。
「あー、嵐が出てる!」
「ジャニーズが好きなんですか?」
「嵐の櫻井君が元カレに似てるんだよね」
さっきからその元カレアピールは何なのだ。
「その、元カレと一緒に年を越せなくて残念ですね」
「そーなの! 一緒に旅行にいって年を越す約束までしてたのに、捨てられちゃったのよ」
あー、はいはい。どうせ作り話でしょ。ちゃっちゃとやることを済ませちまおう。
「あっそ、じゃあ早く終わらせてね」
服を脱がせて気づいたが、貧乳で少しお腹が出ている体形だ。デブよりは幾分マシだが、そそる身体じゃない。適当にシャワーを浴びて、さっそくベッドで固い貧乳をモミモミ。数回続けたところで女から「アッ」という吐息が漏れた。感度は良好のようだ。お次は乳首をコリコリと優しくつま
む。「あ、気持ちいい〜」
目を閉じてアエグ姿がエロい。よしよし、盛り上がってきたぞ。
「じゃあ、俺のも舐めてくれる?」
ネットリしたフェラを受けて、あっという間にチンコはビンビンになった。よし、そろそろ挿入だ。枕元のコンドームの封を開ける。
「ノムラさん、ゴムいらないんじゃない?」
急に女が言い始めた。え? ナマでやろうってことか?
「追加で5千円くれたら、ゴムなしでもいいかなって思うの。だって一緒に気持ちよくなりたいでしょ?」
普通なら男が言うセリフのような気がするのだが、金にがめついテレクラ嬢は自分から営業をかけてくるんだな。にしても、どんな病気をうつされるかもわからないのに、ナマ挿入なんかできるわけない。「いやあ、それはちょっとね〜」
言葉を濁してコンドームをチンコに装着する。すると、女の態度が急変した。
「あっそ、じゃあ早く終わらせてね」さっきまでのイチャイチャムードと打って変わり女の顔が能面のように無表情になった。
コ、コワイ。戸惑いのあまり、固まっていたら、さらに女が語気を荒げた。
「だから、早くしろよ!」
えー、5千円払わなかっただけで、こんなに性格が変わっちゃうのかよ。
驚きと恐怖でギンギンから半勃ちに変わったチンコを正常位でなんとか挿入。なんども腰を振るのだが、女は目を閉じてマグロになっている。このままじゃイケそうにないので、体位を変えよう。
「騎乗位にしてくれない?」「チッ」
え? なに今の音? もしか
「は? なに舌打ちしてんの?」
思わず文句を言ったのだが、シカトされてしまった。あー、ムカつく! なんで金払ってんのに舌打ちされなくちゃいけねえんだよ!それならこっちも強気に出てやる。
「はやく騎乗位してくんない?このままじゃ終わらないんだけど」
不服そうな顔をしながら、女が俺の上にまたがり腰を動かす。かなりムカつくがチンコは正直で、数分でフィニッシュとなった。射精の疲れでベッドに寝転んでいたら、女はシャワーも浴びずにそそくさと着替えを始めた。カバンを持って外に出ようとする女が、去り際に大声で言う。
「チッ、クソが!」
バンッと力いっぱいドアを閉めるオマケ付きだ。
二人で年越しソバでも食べよう!
一人寂しくホテルを出たのは18時過ぎ。すでに辺りは暗くなっていた。いつもはキャッチで溢れかえる池袋西口も、この日は休業中の店が多く、寂しい雰囲気だ。テレクラに戻る途中、手をつないだカップルが目の前を歩いていた。これから仲良く家に帰るのか、どこかに初詣に行くのか。幸せそうで羨ましいったらありゃしない。
個室に戻ると、毎年恒例のガキの使い、「笑ってはいけない」が放送していた。テレクラにいる現実から目を背けて、芸人がケツをしばかれるのを見て大笑いしていたら、コールが。一気に現実に引き戻される。
「もしもし、初めまして」
やけに声の低い女だな。
「お兄さんはどんな人を探してるんですか?」
「これから会える人を探してますね」
「こんな日に会える人なんかいるわけないじゃん!アタマ大丈夫?」
急に切られてしまった。冷やかしの電話を受けるぐらいだったら、ゆっくりガキ使を見てよう。ところがヒマな女もいるようで、10分おきに電話が鳴り、そのどれもが冷やかしだった。長野に温泉旅行に来てるだの、大晦日にテレクラにいる男はモテないだの、罵詈雑言を受けて気分が滅入っていく。
心が折れかけていた21時ごろ、ようやく話が通じそうな相手から電話がきた。
「もしもし、お兄さんいくつ?」
「24ですけど」「私、27才でマイコっていうの。お兄さんは?」「ノムラです」
またもや自称20代だ。期待が高まる。
「ワリキリ希望なんだけど大丈夫かなあ?」
27なら全然OKだ。むしろこっちからお願いしたい。
「はい! ぜひお願いします」「いくらくらいくれる感じ?」「イチゴーでどうですか?」
「おっけいだよ〜」
間の抜けたしゃべり方が気になるが、若い女なら問題ない。北口近くの喫煙所で待ち合わせていると、グレーのコートを来た女が駆け寄ってきた。「おまた〜」
どこか疲れてそうな雰囲気のお姉さんだ。ちょっとギャルっぽいが、顔も美形だし、アタリじゃないの!
「お腹減ったから、コンビニでゴハンを買ってもいいかな?」
ちょうどいい、二人で年越しソバでも食べよう! 近くのセブンイレブンに入店だ。
「一緒に年越しソバ食べようよ」
「えー、私ソバよりも、コッチがいい」
手に持っているのはチラシ寿司だ。ソバより高級な物を食べたいらしい。
乳頭が半分に割れている
ホテルに入り団欒モードに突入。二人でガキ使を見ながら、チラシ寿司とソバを食す。これこそ日本の正月だな。ちょっと違う気もするけど。プロレスラーの蝶野正洋が方正にビンタをしているのを見ながら二人で大笑い。まるで仲良しカップルみたいだ。さてそろそろと、お互い服を脱ぎ始める。女の身体に何やら斑点のようなものがある。
なんだこりゃ? もしかして性病とか?心配になったので、よく目を凝らすと、なんと大量の根性焼きの跡が。全部で30個以上ある。思わず聞いてしまった。
「これ、どうしたの?」
「あー、うん。まあいいじゃん」
いやあ、事情を聴いてからじゃないと、さすがにプレイに集中できないぞ。ヤバイ男がバックにいたりしたらコワイし。
「いや、教えてもらわないと、お金払えないかも」
「うーん、じゃあ長くなるけどいい」
聞けば、ヒモの彼氏にやられたという。数年前に風俗で働いていて、その時の客だったのだが、付き合い始めてから束縛がひどく、口答えすればタバコを押し付けられていたらしい。数カ月で傷が目立つようになってしまい、風俗での仕事が続けれなくなり、テレクラや出会い喫茶で客をとっているんだと。
「じゃあ、彼氏は売春してることを知ってるの?」
「もちろん、今日も行って来いって言われたしね」
稼いだ金は彼氏のスロット代に消えるのだとか。ヤンキー漫画に出てくるような典型的なクズ男だな。
「顔にはやられないから、まだ大丈夫だね」
なにが大丈夫なのかさっぱり意味不明だ。身体の傷を見せたくないようで、布団の中でプレイするように言ってきた。こちらとしても根性焼きの跡があっては興奮できないので、ありがたい。いざ、ベッドに移動し胸を揉んでいたら、手に不思議な感触がある。胸を見てみてまたも驚いた。乳頭が半分に割れているのだ。ここにもタバコを押し付けられたのだろう。先端がかさぶたのようにヒビ割れて二つに分かれている。見てるだけで痛々しい。身体を見てしまっては、興奮もできないので、目をつむって正常位で挿入。ミチミチと奥の方まで突っ込む。チンコに圧を感じるほどの締まりで、かなり
気持ちがいい。身体を密着させて腰を振っていたら、喘ぎ声が聞こえてきた。
「あ、うん、太い!」
ピンストンのスピードを上げて奥を突きまくる。ああ、気持ちいい。腰を振ること数分。下半身から快感が押し寄せてきて、アッという間に射精に至った。うむ、マンコの具合は最高だ。二人、ベッドの上でまどろみながら、彼女がリモコンを手にした。
「あっ、チャンネル変えていいかな」「別にいいよ」
紅白歌合戦にチャンネルを合わせたらちょうど米津玄師が歌っている。たしか今年流行した歌手なんだっけ。
「あたし、この曲好きなんだよね」
レモンという曲を口ずさんでいる。苦しみがどうたら、悲しみがどうとかいう、なんかメンヘラっぽい歌詞だ。彼氏に根性焼きされて、テレクラに行くよう命令される彼女には、共感しやすいのかもしれない。紅白を見ながらうっとりしている彼女を残して部屋を出た。
少年時代の思い出がよみがえってきた
ホテルを出たのは夜の11時過ぎ。もうすぐ年越しなので街の雰囲気も浮足立っている。商店街には「迎春」と書かれた、ノボリが掲げられており、新年ムードが満点だ。駅前で酔っぱらった若い男二
人組がスキップしている。楽しそうだな。一方、俺はテレクラに戻り一緒に年を越してくれる女からのコールをギリギリまで待つ。
23 時55分。もうすぐ年越しというところで、コンコンと部屋がノックされた。テレクラは0時を過ぎるとコールを受け付けなくなり、従業員が電話機を回収しに来るのだ。
「電話機をおあずかりします!」
大晦日に夜通し仕事をするという、俺と変わらない境遇なのに、元気ハツラツな従業員には頭が下がる。お互いに、「良いお年を」と声を掛け合ってから眠りについた。
翌朝、6時に部屋をノックされ、電話機を渡された。昨日と同じ店員だったので、ハニカミながら新年のあいさつをする。
「あけましておめでとうございます」
なんだか戦友のような意識が芽生えてきた。よし、俺も頑張ろう。と、意気込んでみたものの、元旦の朝からテレクラに電話する変わり者はおらず、鳴りが悪い。仕方なくテレビをつけて時間をつぶす。画面では昨年の M1チャンピオンの霜降り明星が漫才を披露している。
やっぱり、正月はお笑いにかぎるなあ。ゲラゲラと大声で笑っていたら、少年時代の思い出がよみがえってきた。そういえば学生のころ、今は亡き祖父に元旦の寄席に連れていってもらったことがある。たしか浅草で落語を見たような気がするのだが、大しておもしろくなくてダダをこねてしまい、見かねた祖父にオモチャを買ってもらい機嫌をよくしたことを覚えている。ああ、懐かしいなあ。
20年近くの時が経ち、現在は一人寂しくテレクラで初笑い。悲しくて泣けてくる。今度、久しぶりに墓参りにでも行こう。
「工場では結構モテるんですけど」
数件の冷やかし電話にあしらわれ、時刻はすでに午前10時。もう誰でもいいから早くワリキリ女からの電話がほしい。いい加減この狭い個室から開放されたい。そんな願いが通じたのか、ようやっと電話が鳴った。意を決して受話器を取る。
「もしもし、おはようございます」
「あっ、どうもこんにちは。私、ヨシコっていいます。よかったらこれからお会いしませんか?」
早口でか細いオバチャンの声だ。会ってくれるのはありがたいぞ。「はい、ぜひお願いします。今
どのあたりにいますか?」
「あ、はい。いま、池袋の西口にいます。白いコートを着てセガの前に立ってます。少しお小遣いもいただけるとありがたいです」
すぐに行くことを告げて電話を切った。よし、今度こそ新年初アポだ。セガ前に、白いコートに膝を
出して若作りしているオバチャンが立っていた。顔は若い頃の玉置浩二にソックリだ。
「あ、あけましておめでとうございます」
丁寧に腰を90度に曲げて挨拶してくれた。人も良さそうだし、一緒に初詣でも行けたらいいんだけどな。予定を聞いてみよう。
「今日は一日お忙しいですか?」
「いえ、そんなことはないですが、なにか?」
「もし、よかったらこれから初詣に行きたいなと思って」
「ええ!、本当に? いいですねえ。行きたいです〜」
ということで、歩いて10分ほどの場所にある神社に行くことになった。テレクラ女と初詣ってのも、なかなかオツなもんだ。健やかな青空の下、神社に向けて出発だ。
「ヨシコさんは、実家に帰ったりはしないんですか?」
「少し遠いので、何年かに1度しか帰れないんです」
小吉に落ち込むヨシコさんだった
「ご出身はどちらなんですか?」
「あ、石川県です。せっかく北陸新幹線ができたのに使ったことがないんですよ〜」
珍しく一般的な会話で盛り上がる。常識的な人でよかった。
「じゃあ、お仕事は何をなさってるんですか?」
「和菓子のライン工場で働いています」
「へー、大変そうですね」
「季節によってちがいますね。お盆のお供え物の時期が一番忙しいですね」
なるほどね。にしても、仕事があるのになんでテレクラなんかやってるんだろう。
「やっぱり、お給料が低いので、こうしてお小遣いをいただかないとやっていけないんです」
そうこうしているうちに神社に到着。参拝は長蛇の列で30分以上待つとのことなので、二人でおみくじを引くだけで神社を後にした。俺の結果は小吉。大したことは書かれておらず、ショボイ一年になりそうだ。
「ヨシコさんはどうですか?」
「ダメね〜。私も小吉ですぅ」
相当ショックを受けている様子だ。何か気になることでもあるのだろうか。
「はあ、今年一年はダメみたいです。恋愛運が特に悪いです」
ふーん、って恋愛運を一番気にするんかい。
「失礼ですが、ヨシコさん、ご結婚は?」
「いやあ、一度失敗してまして、募集中ですね」
なんでも、10年前に旦那と離婚して、息子を一人で育てあげ、手が離れたので新しい恋をしたいんだと。
「工場では結構モテるんですけど、あんまりいい男がいないんです。だから今年は期待してるんだけどね…」
彼女の職場の恋バナを聞きながら、目当てのホテルに到着。お小遣いの1万を渡して、一緒にお風呂に入ることになった。会ったときから気になっていたが、彼女は加齢臭がヒドイ。同じ部屋に入って空気が充満すると、余計にしんどい。これじゃセックスなんてできたもんじゃない。身体を入念にボディソープで洗わなくては。
「いやん、恥ずかしいから見ないでください!」
ベッドに移動してプレイ開始だ。重力に負けてたるみ切った胸を触る。ブヨブヨのスライムみたいだ。つづいて、中央にある真っ黒のシワシワレーズン乳首を指でコリコリ刺激する。
「ん、ん、ん」乳首がピンと立ってきた。
「はあはあはあ」興奮して息を漏らす彼女だが、それがまあクサイ。口から仏壇のニオイが漂ってくる。「ああ、もっと強くしてえ」
グググと、力いっぱいに乳首をつねり上げる。
「ああ、そうそうそう!」
マンコに手を伸ばしたら、すでにグショグショのトロトロになっていた。
「もう、入れてぇ〜。チンチン入れて〜」
まずは正常位で挿入。うっ身体の加齢臭に気を取られて気が付かなかったが、マンコの臭さもなかなかのもんだ。さりげなく手マンした指のニオイを嗅いだら、猛烈な腐乱タイプの香りが漂ってくる。
「あああ、気持ちいいわ〜」女の興奮とは裏腹に俺のテンションはだだ下がりだ。マンコが臭すぎる。ヤバい。このままじゃ中折れする。そう思い騎乗位に変更。なんとか一安心だと腰をうごかしていて気が付いた。女の腋に暗い影が揺らめいている。そこには5センチほどの腋毛が生い茂っていた。
「腋毛、剃ってないんですか?」
「いやん、恥ずかしいから見ないでください!」
必死に隠そうとする女の腋を広げる。どうだ! 恥ずかしいだろ。
「ああ、もうやめて〜。恥ずかしいわ〜」
この調子で腰をふり続けて、騎乗位で射精して終了となった。ホテルの外は快晴で、澄んだ青空がどこまでも高く続いていた。なんともすがすがしい気分だ。今年もいい一年が送れそうな気がする……わけないか。
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ネカフェ難民でホス狂いのメンヘラ貧困女性とのエッチ体験談・かなりの名器も

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「こんにちは〜」「こんちは!」
元気な感じで、声が若い。こりゃ楽しみだぞ。
「お兄さんは、何才ですか?」
「えーと、23ですよ。お姉さんは?」「27だよ〜」
なんと! これが本当なら相当な当たりなんじゃないの! ぜひともワリキリをお願いしたい。
「お兄さんはどんな人を探してるの?」
「え〜と、これから会える人を探してます」
「わたしもそうなの! ワリキリでも大丈夫かな?」
「はい。もちろんです」「じゃあ、悪いんだけどイチゴーでもいいかな?」
「はい。大丈夫ですよ」
「あたし、北口のマンガ喫茶にいるんで、近くに来たら電話ください!」
大晦日の夕方にマンガ喫茶にいるというだけでイヤな予感がする。マトモな女がそんな場所にいるだろうか? いや、そもそもテレクラに電話をかけてくる時点で、マトモな女のわけがないのだが。
テレクラを出ると、街は先ほどよりもさらに騒がしくなっていた。時刻は夕方6時。大晦日なので昼から飲んでいる人も多いのだろう。酔っ払いが「もう一軒いこー」と楽しそうだ。
またしても、その連中をヨソに、薄暗い北口へ。明るい場所を避けてコソコソ這いまわるゴキブリのような動きだ。待ち合わせの漫喫の前から電話をかけた。
「もしもし、テレクラで話した男ですけど、近くまで来ましたよ」
「はぁい。じゃあ向かいますね」
待つこと5分。モッズコートを着た、マスク姿の金髪ショート女がやってきた。
「お待たせしました〜」
肌ツヤを見る限り、本当に27才なのだろう。ウルトラマンに出てきたブースカという怪獣に似ているが、総合的に悪くはないかな。
「それじゃ、行きましょうか。この前はホテルが混んでて大変だったんですよねー」
といって先導してくれるブースカ。エンコー慣れしているのだろう、安ホテルの場所も熟知しているようだ。部屋に入るやいなや、ブースカはテレビ脇にある電源にスマホをつないで充電し、いそいそ
と服を脱ぎだした。ムードもなにもあったもんじゃないが、エンコーだから当然か。
「ごめんね。先にお金もらえるかな?」
約束のイチゴーを受け取り、笑顔になって言った。
「やっぱり、先にお金をもらわないと落ち着かないんだよね。終わったあとにグダグダいってくる男もいるから、警戒しちゃうんだよねー」
牽制しているのだろう。言葉に若干のトゲがある。
「でも、お兄さんは優しそうでよかった! じゃあ、お湯ためてくるね!」
と言って小走りで風呂場に駆けていった。5分ほどで湯船がたまったので、二人でシャワーを浴びる。ここで初めて彼女がマスクをとった。ありゃ、スッピンじゃないか。
「あれ? 化粧してないの?」
「うん、そうなのー。ほら、ずっと漫喫にいたからさー」
「ずっとってどれくらい?」「えっと3日くらいかな」
ネットカフェ難民じゃん。年の瀬に漫喫に引きこもってるなんて、俺なら発狂する自信がある。もしかして風呂にも入ってないんじゃ…。
「お風呂にもそれくらい入ってないの?」「うん…」
なんと、漫喫のシャワー代100円がもったいなくて入っていなかったらしく、前に入浴したのもエンコーのときに連れられたこのホテルだったらしい。だからこの前は混んでるとか言っていたのか。
「でも、ちゃんと全身洗うから気にしないでください!」
いや、そりゃそうだよ! 特にマンコは入念に洗ってもらわなくちゃ。大晦日に性病を移されたらたまったもんじゃない。彼女のポチャ体形を隅々まで洗って、いざベッドへ。軽くキスしてから大き目の乳輪に吸い付く。
「あっ」小さな喘ぎ声があがった。感度は良好のようだ。そのまま、左右の乳首を舐め回していると、頬を赤らめたブースカが大声で言う。「お願いー。クンニしてー」
やめてくれよ。なんで3日も風呂に入らない女のマンコを舐めなくちゃいけないんだよ。
「ねえ、お願いー、お願いー」
なんだよ、こいつ。エンコー嬢の分際で、クンニを求める権利なんてあるのか。でも形だけでも舐めてやるか。足を広げて、口を近づける。ふんわりと魚介類のオイニーがしてきた。うげっ、やっぱりクサマンじゃん。猛烈に後悔しながら、クリを適当にペロペロする。鼻息を止めて口で呼吸し、おざなりクンニを数十秒。もう限界だ。
「はい、もういいでしょ?」
「うん、気持ちよかったー。今までで一番かもー」
よく言うわ。このクサマンにエンコーでクンニする男なんて他にいるのかよ。「じゃあ、代わりにフェラしてあげるね! あたし風俗経験もあるから得意なんだよねー」
彼女がカバンからのど飴を取り出し、口に含んでからチンコをペロペロと舐め始めた。
「スースーするのがいいでしょ? 唾液も出るから一石二鳥なんだよね」
たしかに、のど飴のメンソールでチンコが刺激されて、中々気持ちがいいぞ。ジュッポジュッポとフェラされること約5分。ギンギンになってきたので、挿入タイムだ。
コンドームを装着して準備万端。正常位でチンコを押し付ける。
「入れるね」「う、うん。早くちょうだい。ん、ん、ん、あっスゴイ。おっきいよー」
目を細めながら苦悶の表情を浮かべるブースカ。ガンガンに腰を振って、つぎは対面座位へ。
そこでプ〜ンと魚介の香りがしてきた。急激にチンコの元気がなくなっていく。ああもうダメだ。
「あれ、どうしたの?」
さすがに、「お前のマンコが臭くて萎えたんだよ!」とは言えない。もう、終わりでいいや。2人でタバコを吸いながらまったりしていたら、突然ブースカが言った。
「あっ! そういえば、もうガキ使始まってるんじゃない?」
テレビをつけると黒人の恰好をしたハマちゃんがケツをしばかれていた。
「あははー、ウケるねー。あたしこれ大好きなんだよね」年に一度の特番だけでなく、毎週のレギュラー放送も欠かさず見るほどのガキ使ファンらしい。
「去年、プロデューサーが代わってからは、イマイチなんだよねー」
知るかそんなこと。さて、これからどうしよう。一緒に、今年最後の晩餐にでも行くとするか。
「これから、どうするの? 暇だったらメシでもいかない?」
「うーん、これから新宿行かないといけないんだよね」
「へー、友達と年越しとか?」
「いや、ホストと遊ぶんだよ。この前『ぎゃるる』ってアプリで知り合ってさー。お店来てくれって言われたんだよね」
ネカフェ難民でホス狂いって、こいつヤバ過ぎだろ。俺の渡したイチゴーはホストの飲み代に消えるわけか。最悪な金の流れだな。
「じゃあ俺、そろそろ行くわ」
「私はガキ使見てから出るねー。今日はありがとー」
 キャハハと笑う彼女を残して部屋を出た。
時刻は夜の10時半。駅前は酔っ払いの若者が騒いで年越しムード一色だ。去年の大晦日はアイツらと同じうように居酒屋で友達とワイワイ酒を飲んでいたのに、どうして今年はこんなことをしてるんだろう。吉野家の牛丼を買ってテレクラに戻ると、テレビでは紅白歌合戦で福山雅治が歌っていた。
今ごろ、神奈川の実家では両親が同じ番組を見ながら、二人仲良く年越しソバを食べていることだろう。そして息子は一人でテレクラの個室で牛丼。はあ、なんという虚しさだ。
トゥルルル。 コールが鳴った。
「こんにちはー」「キミ何才なの?」
挨拶もなしで、突然聞いてきた。失礼なやつだ。声がしゃがれていて、年齢も想像できない。「はい、23です」「今日は一人?」「はい。そうですけど」
「さっきさ、若いサラリーマンにガチャ切りされて超ムカついてんだよね」
そうですか。てか、なんでそんなマイナスポイントをわざわざ言うんだろう。ガチャ切りされたってことはあんたに魅力がないってことだろうに。しかしそれでもアポを取らねばならない。
「おねえさん、これから、会えますか」「いいよ、いくらくらい?」
「じゃあイチゴーとかで」
「うん。北口のバグースっていう漫喫の前に来て。絶対に金は忘れないでね」
また、漫喫ですか。エンコー嬢たちの間では大晦日を漫喫で過ごすのが定番なのか?指定された場所で待っていると、約束の時間から10分ほど遅れて、白いコートの女がやってきた。
マスクをしているので顔の全容は見えないが、カラコンをしていて明るい茶髪の20代前半だ。そこそこカワイく見えるぞ。
「んじゃ、こっちがホテル街なんで」
この女もエンコー慣れしているようで、ホテル街に先導してくれた。
「おねえさん、何才なんですか」「23」
「え、じゃあ一緒だね」
「そうだね。さっきちょっとビックリしたよ」
「実家に帰ったりしないんだ?」
「マジで金欠なんだわ。実家に帰ってもしかたないしさ。だったら金でも稼ごうと思って。テレクラは出会い系とかより手っ取り早いから、楽なんだよ」
たしかにこの女、ちまちまメールをやり取りするのは苦手そうだ。部屋に入るや、彼女は金を要求してきた。約束のイチゴーを渡す。女が一枚ずつ丁寧に数える。
「はい。確かにイチゴーだね。じゃ、はじめよっか」
キスをしてコートを脱がせた。スタイルはそんなによくないけど、若いことは確かだ。服の中に手を入れて、ブラの上から小さめの胸を揉みしだく。乳首のあたりをさわると、彼女が小さく「んっ」と声を漏らした。さっきまでぶっきらぼうだったのに、急に乙女の雰囲気だ。そのギャップにめちゃめちゃ興奮する。キスをしたまま、パンツの中に手を入れてベッドに押し倒す。ゴムを装着して、正常位でいざ挿入だ。しかし、入り口からなかなか奥に進まない。こりゃ相当なキツマンだぞ。
ぐぐぐぐと力をいれて、マンコの中へめり込ませ、ベロチューしがら、ガンガン腰を打ちつける。内側の圧が強くて、メチャクチャ気持ちいい! チンコをギュっと締め付けて離してくれないのだ。こりゃ、かなりの名器だぞ。あまりの膣圧に、ものの数分で射精してしまった。
二人で寝ころびながらタバコを吸う。テレビをつけたら、時刻は0時20分だ。セックスをしながら年を越していたらしい。それに気づいた彼女が笑いながら言った。
「あけましておめでとー。結構気持ちよかったわ」「ああ、ありがとう」
カウントダウンの瞬間、膣の中にチンコが入っていたのは初めての経験だ。なんとなく感慨深いものがある。これからテレクラに戻るのも味気ないので、朝までこの女とまったりしてようかな。
「そういや、名前聞いてなかったね。何ちゃんって言うの?」
「あー、じゃあアヤカで」「アヤカちゃん、新年の抱負は?」
「うーん、恥ずかしいから、あんまり言えないんだけど、風俗店を経営しようと思ってるんだよね」
「へー、すごいじゃん!」「そのために金を稼がなくちゃいけなくてさ、結構大変なんだよね」
普段はキャバクラで金を稼いで、空いた時間にワリキリをしているとのこと。声がしゃがれてるのは酒焼けのせいか。
「簿記を持ってる人がいるから、その人に経理を任せて、友達の風俗嬢を雇おうと思ってるんだよね」「かなり具体的じゃん」
「うん。本当は今年の4月に始めたかったんだけど、ワリキリのときにお金を盗まれちゃってさ、大変なんだよね」「盗まれた?」
「うん。2週間くらい前に、カバンに入れておいた50万を盗まれちゃってさ」
すげえ大金じゃん。それで、めちゃくちゃ金欠だって言っていたのか。てか、金の管理はしっかりし
なくちゃダメでしょ。そんなんで経営できんのかよ。
「銀行に預けておけばいいんじゃないの?」
「お札が増えるの見てると、気持ちが楽になるっていうかさ。頑張ってるなって思えるんだよね」
エンコー嬢の考えることはよくわからんな。
このあと彼女は用があるらしく、まったりタイムはあっさり終了し、二人でホテルを出て池袋の駅へ。もう街は閑散としている。「あのさ、ちょっと実家に電話してもいいかな?」
アヤカが言う。もうすぐ妹が受験なので、応援してあげたいんだとさ。ワリキリ帰りに実家
電話するとは、心根は優しい人なのかもしれない。
「もしもし〜。いま何しようと?明けましておめでとー。うんうん、受験がんばるんよ。」流ちょうな福岡弁が聞こえてきた。正月に実家に帰ってこない娘を、家族たちも心配してることだろう。
「それじゃ俺、行くとこあるから」「うん、それじゃここで」
彼女はタクシーで新宿にいって、もう一発エンコーするらしい。
「風俗経営頑張ってねー」
「うん、君が来たら割引してあげるよ。それじゃ」テレクラに戻ったのは深夜の1時すぎ。もうコールは受け付けておらず、朝まではビデボの個室と同じ状態だ。テレビをつけても、やっているのはお笑いと歌番組だけだ。ボーっと眺めていたが、二度のワリキリで疲労が溜まっていたのか、すぐに眠りについた。元旦の朝7時。コールの音で目が覚めた。一年の計は元旦にありだ。ここからもうひと頑張りしよう。奮起して受話器をとる。
「もしもし〜」
「あ、どうもっす。アケミっていいます。これから会えますか?」
口調がギャルなのだが、声がババアだな。
「お姉さんは何才ですか?」
「えー、24っす! ヤバイっすよね。あたし、巣鴨にいるんだけど、池袋ならすぐに行けるっすよ」
 昨日からやけにコールが若い。これはツイているのか。
「それじゃ、池袋についたら、俺の携帯に連絡してください。番号を教えとくんで」
「オッケーっす。んじゃ、よろしくっす」
イチゴーで会う約束を取り付け、30分ほどで携帯に連絡が。
「いま、着いたっす」
西口のマックの前に到着したらしい。すぐにテレクラから出た。雲一つない元旦の青空が広がっている。親子連れがスーツケースを持って駅に向かっているのは、遅めの帰省だろうか。マックの前に白いコートにタイトなジーンズを着た女性が立っていた。たぶん彼女だな。
「こんにちはー。アケミさんですか?」
「どうもっす。あけおめっす」
とても24才には見えない。確実に30代後半だろう。足が細くてスタイルはいいが、化粧が完全にババアのそれだ。若い服装と合ってない。ホテルに向かいがてら雑談をかわす。
「アケミさんは正月なにするんですか?」
「うーん、特になんもしないっす。でも、さっき初詣に行ってきたっす」「へー、どこの神社?」
「明治神宮っすね。メチャ混みっすよ」
昨日の夜10時から並んで、家に帰ったのが今朝の4時だったんだとか。そこから7時にテレクラに電話をかけるって…。ヒマなのか忙しいのかよくわからんな。
ホテルに到着。約束のイチゴーを渡してプレイに突入だ。服を脱がせて、おっぱいをモミモミ。手におさまるちょうどいいサイズだ。ウエストもキュッ締まっている。ふふ、いい具合に興奮してきたぞ。「あー、ヤバイっすね、いいっすねー」
また出た。もう「〜っす」はやめてくれないかな。その言葉を聞くと、どうにも気分が乗らない。
とっとと射精しちまおうと、挿入するのだが、正常位だと厚化粧のババア顔が目に入って興奮できない。すぐに体位をバックに変更だ。細いウエストをつかんでペシペシと腰を打ち付ける。よし、これなら射精できそうだ。
「あー、ヤバイっす、ヤバイっすよ」
あんた、どこの体育会だよ!
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おじさんの若くて可愛い子ナンパ成功体験談・理由は元カレが年下で頼りなかったから

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ショートカットが似合う女の子が好きだ。理屈ぬきで好きだ。というわけで、今回はショートカットの美人店員さんを見つけるたびに片っ端からラブレターを配ってみた。


藍ちゃん⇒こんばんは。○○の店員の藍です。先日はお手紙ありがとうございました。お礼さえ言えてなかったので、お返事しようと思ってたのですが、遅くなってしまいごめんなさい。お手紙に驚きましたが、わたしで良ければよろしくお願いします(^-^) ちなみに25才で、本を読むのはわたしも好きです。


自分⇒藍ちゃん、この前は驚かせてしまってすみません。メールありがとうございます。お手紙お渡しした甲斐がありました。お話してみたいので、よかったらご飯でも食べに行きましょう。よろしくお願いします!


藍ちゃん⇒こんばんは。お返事遅くなってごめんなさい。連休お仕事お疲れ様でした。休日もお仕事多いのでしょうか?わたしも連休は出勤でした(>_<)最近冷え込むようになりましたね。みのやさんも体調にはお気を付け下さい。


食事のお誘いはさらりと流されてしまった。もう少し様子を見て仕切り直そう。


自分⇒藍ちゃんこんばんは。仕事忙しいですか? こちらは連休も仕事になってしまいました。本格的に寒くなってきてるので風邪など引かないようにー


藍ちゃん⇒お疲れ様です。映像業界のお仕事はやっぱり忙しいそうですね。代休貰えないと身体もたないですよね。こちらもちょうどいまが1番忙しい時期です(^_^;)基本は平日休みなんですが、今の時期かなり変則的なシフトになっております。お休みは月の後半過ぎないとちょっと難しいかもしれないです。


自分⇒お疲れさまです。お仕事は相変わらず忙しいですか? あまり無理して体調崩さないようにしてくださいね。時間空いたら美味しいものでも食べにいきましょう。それではまた☆


藍ちゃん⇒こんばんわ。連絡遅くなってゴメンなさい。実は風邪を引いて寝込んでました…。もう治ってきたので大丈夫ですけど。ご飯でしたら大丈夫ですよ、ぜひ。ただ、わたしがお休みの日でも構わないですか?仕事の日ですと何時に退勤できるかはっきりしませんので…。


自分⇒風邪、大変でしたね。まだ治ってないなら無理しないでいいですよ。もちろん深谷さんの予定に合わせます。お休みがいつか教えてもらえれば調整できると思うので。シフトがわかったらお知らせ下さい。よろしくお願いしまーす


藍ちゃん⇒こちらに合わせていただいてありがとうございます。今の時点で30日、31日でしたらあいています。それまでには風邪も治ってるとおもいます♪


メールは丁寧だし、手紙を渡したときも大人しめな雰囲気だった彼女、身持ちが堅そうだがさてどうなるか。
「どうも。みのやです」
「ああ、どうも…」
待ち合わせ場所に現れた彼女は、言葉少なめにはにかんだ笑顔を返してくれた。胸はそんなに大きくないけど、私服姿が可愛い。
「もうちゃんと風邪治った? 大丈夫?」
「うーん、ちょっとだけ喉が痛いんですけどね。でも大丈夫ですよ」
「近くに水炊きの店があるんだけどどうかな?」
「ああ、いいですねー、わたし鶏肉好きなんで」
ということで、2人でお店へ移動する。
「下の名前は藍ちゃんだよね」
「はい」
「お酒飲めるんだっけ?」
「あんまり飲めないんですよ。今日は風邪のお薬も飲んでるんで…」
病み上がりに酒をガンガン飲ませるわけにもいかないか。結局、彼女がウーロン茶、俺はビールで乾杯。
「仕事忙しかったみたいだし、風邪も引いて大変だったでしょ」
「はい、ここ数日はホントに大変でしたね〜」
完治してないのにデートに付き合ってくれたってことは、前向きに考えてよさそうだ。
「でもよく返事くれたよね。お店で手紙もらったこととかあるの?」
「ないですよ! ウチは結構お客さん多いんですけど、手紙を頂いたのは初めてです」
「ところで、藍ちゃんって今は彼氏とかはどうなの?」
「えー…ヘヘ、突然ですね。一昨年別れたので、もう2年近くいないです」
「なんで別れたの?」
「わたしの方がそこまで好きじゃなかったんですよ。3カ月目くらいで気付いてしまって…」
「気付いた?」
「うーん、基本的なマナーというか…違うな。あえて言うなら、わたしの方がいっぱいご飯食べるんですよね」
「ん? どういうこと?」
「いや、何て言うか、わたしよりも体が細いし年下だし、なんか頼りないっていうか」
年下は頼りない。だからオッサンの俺にも返事をくれたのか。こういうラッキーは手紙を配りまくらないと起きないものだ。しばらくして彼女がすまなさそうに言った。
「すみません、ちょっと寒気がしてきちゃった」
「あらら、風邪悪化したらマズいね」
まだ時間は9時を過ぎたばかりだけど、さすがに今夜どうこうはできそうにない。
「藍ちゃん、来週の休みは何してるの?」
「まだ何も予定入ってないですよ」
「じゃランチでもしない?」
「わかりました。じゃ、それまでに風邪治しておきますね。何だかすみません」
本日はここまで。紳士的にお見送りして終了した。翌週の午後2時、元気になった藍ちゃんが、待ち合わせ場所に現れた。ジャケットを着て前回会ったときより少し大人っぽい雰囲気だ。タイツが色っぽいぞ。
「藍ちゃんどうもー。もう風邪は治った?」
「はい、もう元気ですよ。この前はすみませんでした」
2回目のデートだけに、彼女もかなりリラックスしてるみたいだ。今日こそはキメたい。少し繁華街をブラブラしながら、彼女も行ったことがあるというメキシコ料理屋に入った。
「俺はビールにしよっかな。お酒、何にする?」
「あー、お酒はやめときます」
キッパリ断られた。ランチを食べながら好きな本やら映画やらの話を振られ、なかなか色っぽい話をするタイミングがつかめない。強引に行ってみるか。
「そう言えばさ、前の彼と別れて2年近く経つって言ってたけど、そのあと恋人未満みたいな相手もいなかったの?」
「ああ…、いたにはいたんですけど、1、2回会っただけで、その後音信不通みたいな感じばっかりですね」
「じゃ、エッチもしてないの?」
「ええ〜?そんなこと聞くんですか?」
「あ、エッチが苦手とか?」
「ええ〜、別に普通ですよ。ここで話すのやめましょうよ…」
「ごめんごめん、なんか気になっちゃってさ」
普通、っていうのはどういう意味だろう。でもこれ以上しつこくすると本気で嫌われそうなので、この辺にしておこう。メキシコ料理屋を出て、散歩することにした。途中で本やDVDを扱う雑貨屋が目に留まった。
「ちょっと見たいものがあるから、そこ寄ってみてもいい?」
「あー、いいですね。私も見たいです」大量の雑貨がひしめく店内でウインドウショッピングを楽しむ。映画のDVDでも買えば、それを一緒に観ることを口実に部屋に連れ込めるかも。
「あ、このDVD、欲しかったんだよね。知ってる?」
「あ〜、この監督さん知ってますよ。こんなの出てたんですね」
よしよし、うまく食らいついてくれたぞ。彼女がいくつかの雑貨と文庫本、俺が映画のDVDを買い、外に出た。
「この映画楽しみなんだよね。ねえ、今から俺んちで一緒に観ない?」
「え〜、それはちょっと…」
「ん? なんか問題ある?」
「だって、まだ会ったばかりだし、お友達の関係なのに男性の部屋に行くのは…」
「映画観るだけなら問題ないでしょ?」
「ハハハ…そうですけど…」「大丈夫。絶対に何もしないから」
「じゃ…、わかりました」
よしよし。途中のコンビニでお菓子と飲み物を買い込み、部屋に到着した。時間は午後5時。まだまだ時間はあるぞ。
少し緊張気味の藍ちゃんに飲み物を出し、隣りに座ろうとしたところで彼女が口を開いた。「あの、本当に何もしませんよね?」「ん?」
「こういう流れでなんとなく変な感じになると、あとでギクシャクするっていうか…そういうのイヤなので」
「大丈夫だよ。何もしないって言ったじゃん」
「ですよね。なんかすみません」
ここまでハッキリと釘を刺されるとは。過去に嫌な思いでもしたんだろうか。なんとなく気まずい雰囲気になったので、彼女から少し離れた場所に座ってDVDを再生する。タイツにくるまれた彼女の脚を盗み見しつつ、悶々としながら映画を観るが、内容がまったく頭に入ってこない。一方の彼女は、コチラのことなどまったく気にしてない様子で、真剣な表情で映画に集中している。いま襲いかかったらマジ切れされそうだな。
結局、この近いようで遠い彼女との微妙な距離が縮まることはなく、肩に手を置くことすらできないまま映画は終了した。
「なかなか面白かったね」
「やっぱり映像がすごいですね。観れて良かった」
互いに映画の感想を言い合ったところで、彼女が立ち上がり
「そろそろ帰りますね」と言い放った。
「今日はご馳走さまでした」

続いては若くて可愛い素人の女のコとハメ撮りできた体験談

『仙台のテレクラがこのご時世に鳴りまくっている。しかも若くて可愛い素人の女のコが多い』

 ネットでこんな書き込みを見かけたのは、いまから半年ほど前のことだ。たまたま見つけたその情報を頼りに、今回は仙台を選んでみた。毎回化け物を相手にしているオレだが、実はまだテレクラに一縷の望みをかけたいとも思っているのだ。仙台市内に唯一存在するテレクラは、繁華街からずっと離れた仙台港近くのバイパス沿いにあった。低予算で建てられた小さなレンタルビデオショップのような外観で、かつてはこうした郊外型のテレクラが全国各地にあったのだろうと思うと感慨深い。入室後、壁の落書きが目に入った。電話の来ない最低の店だとかなんとか書いてある。が、すぐにコールは鳴った。鳴りがよいというウワサを信じてよかった。
「もしもし」
「あの〜、エッチ付きサービスで会いたいんですけどー」
噂の後半部分は間違っていた。声からしておばちゃんだ。それにしてもエッチ付きサービスとは初めて聞く言葉だ。仙台では一般的な言い回しなのか。要するにワリキリってことだと思われるが。
「はい、大丈夫ですよ」
「え、ホントに? そんなに即答しちゃっていいの?」
「はい、お会いできれば」
「でも、私おばちゃんよ?」
「いえ、年上の方でも大丈夫ですよ」
「でもさあ、会ってから断られてもねえ…」
 今まで何度か断られたことがあるのだろう。彼女なりに転ばぬ先の杖を身につけているのだ。「でしたら、簡単にどんな方なのか、おっしゃっていただいてもいいですかね」
「そしたらね、身長、年齢、体型でしょ? あとはなに言えばいいですか?」
「うーん、じゃあとりあえずそれを教えてください」
「身長は148センチ、年は36才で体重は50キロ、胸は…Fカップね」
何度も言ってきたであろう台詞を、彼女はスラスラと披露した。最後の「Fカップ」には明らかに自信の色が伺える。
「あ、でもちょっと太ってるから」
「わかりました。ちなみに…容姿はどんなかんじですか?」
「似ている芸能人って言われたことないのよ。でもね、目がパッチリしてる方ですねって言われたことはあるわよ」
 そんなの、何も言ってないに等しいよ。ニホンザルだって目がぱっちりしてるんだから。
「わかりました、でしたらそちらまで伺いますかね」
「うん、●●駅のバス停の前で待ち合わせしよっか」
どうやら彼女(小野さん)の自宅の最寄り駅らしい。ワリキリ額はホテル代別で1万3千円。東京の相場より少し安い。 
 ●●駅は遠かった。ダイヤの少ない在来線を何度か乗り換え、ようやく到着したのは電話を切ってから1時間半後のことだ。バス乗り場を見渡す。それらしき女性は…いた。立っているのは彼女だけ、間違いないだろう。
「すみません、遅れちゃって」
「あら、若いこと!」
 黒いぶかぶかの皮ジャケットを羽織った女性がゆっくり会釈してきた。見た目は…ピンクの電話の太ってる方、竹内都子(ミヤコ)に似ている。
「タクシーでホテルに行こうと思うんだけど、いい?」
「はい、このへん詳しくないんでおまかせします」
 2人してタクシーに乗り、郊外の住宅街を走る。
「ごめんね。こんなとこまで来てもらって。車で迎えに行ければよかったんだけど」
「いえいえ」
「家にクルマ1台しかないのよ。旦那が出張で使っちゃってるから」
なるほど、旦那が遠く離れてる間に小遣い稼ぎってやつか。エッチ付きサービスで。タクシー内で沈黙するのもバツが悪いので、家庭環境のようなものを聞いてみた。
「専業主婦さんなんですか」
「そうそう、息子も大きくなってきてね」
「息子さん、おいくつなんですか」
「中学2年生。来年受験なのよ〜」
 ミヤコさんは、息子が抱える思春期特有の心のゆらぎについて語り始めた。
「まずね、今年に入ってから部屋に鍵をかけたいとか言いだしてね」
「はい」
「私が風呂上がりに茶の間に来ると、自分の部屋に逃げちゃうのよ」
「それは裸ですか」
「タオル巻いてるわよ」
「うーん、でもそれは息子さんにとっては微妙でしょうね」
「それからベッドの下にエッチな本があるでしょ?」
「はい」
「たぶんね、エッチなサイトも見てたりするのよ」
「それくらいはすると思いますよ」
「それでオナニーしてさ」
「してるかもですね」
「性に目覚めてるのよ、きっと。イヤよね〜」
 エッチ付きサービスでバイトする母親よりも、息子さんのほうがよっぽどマトモな感覚の持ち主に思えるのだが。ホテルに入ると、ミヤコさんは慣れた動きでテレビをつけた。家でも彼女は、いつもテレビばかり見ているらしい。ローカルニュースでは、翌日にひかえた楽天の優勝パレードについての報道が流れている。
「やっぱり楽天ファンなんですか?」
「うん、一応、応援してたけど、私こっち来たのつい3年前くらいだからね」
「それまではどこにいたんですか?」
「うち、旦那の転勤が多くて北海道から岡山まで10回くらい引っ越してるのよ」
「その場所ごとでテレクラかけてたんですか」
「ううん。テレクラはこっちきてから初めて。旦那が教えてくれたのよ」
 ある時、ミヤコさんと旦那さんが2人で車に乗っているとき、たまたまテレクラの前を通過した。そこでミヤコさんの旦那が看板を見てぽつりと漏らしたそうだ。
「仙台ってまだテレクラあるんだな〜って。それで私がテレクラって何? って、旦那から仕組みを一通り聞いてね」
 旦那さんはテレクラが出会いの場として機能していたかつての栄華を語り、現在はワリキリ目的のおばさんしかかけてこないという旨を簡単に彼女に伝えたそうだ。よく知ってらっしゃる方だ。
「その話を聞いててね、これだ!って思ったのよ」
「それは、旦那さんも不覚でしたね」
「テレクラにかければ私みたいなおばちゃんでもお金がもらえるじゃんって思ってすぐかけたのよ。旦那がいないときに」
「どうでした?」
「それでかけてみてね、今のとこ5人くらい会ったかな?」
素直すぎる奥さんを持つと、旦那さんも大変なんだな。風呂をあがり、ベッドに横になったオレのバスタオルを取り、ミヤコさんがチンコに手をかけた。と、ここで動きが止まった。
「…ちんちんってさ」
 チンコを左手で握りながらミヤコさんがつぶやく。
「エッチになったときとで違うから、なんとも言えないのよね」
「はぁ」
「おじいちゃんでもそうなのよ」
「おじいちゃん?」
「むかし介護士してたのよ。だからおじいちゃんのちんちんはもう何百本も見てきたから。おじいちゃんでさ、しっこのときはピンポン玉くらいなのに、勃起するとフランクフルトくらいになる人がいてさ。ちんちんが大きいかどうかなんてわかんないもんねって思ったもんよ、仕事中」
 なぜこのタイミングでつぶやかねばならないのかわからぬ長い独り言を吐き出し、ミヤコさんはフェラに突入した。
「ああ、大ひぃ、あっ、アン」
「……」
「大ひぃね、ああっ、あっ!」
しゃぶりながらこれほど喘ぐ人も珍しい。こっちはどこも触ってないのに。突然、チンコから口が離れた。
「旦那がさ、結婚してからもずっとフェラチオにうるさくてね」
「はい」
「もうね、毎晩毎晩やらされてたのよ」
「それは鍛えられますね」
「舐めるときってさ、喘ぎ声出したほうがいいんでしょ」
 そっか、旦那の教えを守ってただけなのか。
「あと、ほらお尻の穴のとこに指入れるといいんでしょ?」
 中指の先がケツの穴に触れる。
「いや、それはちょっと。別に普通で大丈夫です」
 考えてみれば不思議な話だ。テレクラの存在を教えたのも旦那、フェラのテクを仕込んだのも旦那、そのおかげで彼女がワリキリ女として生きているなんて。夫婦とは何かということをあらためて考えさせられる。いざ挿入に移ったが、ユルマンのせいで勃起が維持できない。さらにワザとらしい喘ぎ声がよけいに萎えさせる。
「ああんっ! ああんっ! ああんっ! イッていいよ! イッていいよ!」
 イクどころか勃起すらしてないんですけど。旦那さんならそろそろ発射するかもしれませんけど。今回は射精はムリだな。あきらめてチンコを引き抜くと、あれだけ喘いでいたミヤコさんがベッドからすくっと立ち上がり、無表情で口を開いた。
「お金、まだだったわね」
「あ、すみません」
手渡した1万3千円を大事そうに財布にしまうミヤコさん。口元がニンマリしている。
「このお金は、貯金するんですか」
「ううん、1万円は母親に渡さなきゃ」
 ミヤコさんは、思い出したように家族の話を再開した。
「母親の弟夫婦がうちの母親にお金貸してって言ってさ」
「貸したんですか」
「最初貸したのよ。1000万円くらい」
「けっこうな額ですね」
「でもそれ、飲み代とかに使っちゃったみたいで」
そのとんでもない親類に1000万円を奪い取られた母親が、それを補填するため、娘であるミヤコさんにカネをせびってくるのだという。
「テレクラするたび1万円渡してるからこれで6万円になるかな。もうイヤんなるよね」
残り994万とするならコンスタントに週2でワリキリしても後10年はかかる計算になる。オレとしては頑張ってくださいと言うしかない。それまで客が付きつづけるかどうかは、はなはだ疑問だけれど。
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ドラッグセックス・ロレツが怪しいシンナーやってそうな女性とのエッチ体験談

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栃木県・足利市にやって来た。自分の意思で来ておきながらこう言うのも何だが、実は足利のテレクラは、俺にとって鬼門だったりする。1日中粘った挙げ句、一度もアポが成立しなかったなんてことが過去に何度かあったのだ(なので当然、未掲載)。
そんなこともあって、しばらく敬遠していた土地に、今回なにゆえ足を伸ばす気になったのか。ロマンを感じるからだ。まだ一度もアポが取れてないとはつまり、足利女のレベルは未知数なわけで、ならばお宝が埋もれている可能性も当然、否定できない。はたして、今日は当たりを引けるのだろうか。 
│たぶん引けないよ│
声高に叫ぶ心の声をあえて無視し、店に踏み入った。
「おめー、エッチしてえだんべ?」
席について早々、1本目のコールが鳴った。この店は早取り制だ。すばやく受話器に手を伸ばす。
「はい、もしもし」「…おめー、何才?」
なんだ、この失礼な女は。いきなり人を「おめー」呼ばわりするとは。
「えーと、37ですけど」「若えな。エッチしてーのか?」「はい?」
「…だから、エッチしてーのかって聞いてんだんべが! 耳わりーのか?」
キツイ訛りもそうだが、話し方にも違和感を覚えた。どうも微妙にロレツが回ってないのだ。酔ってんのか?
「エッチしたいですね。よかったらお相手してくれませんか」
「おめー、超スケベだがね」「そりゃスケベですよ」
「つーかよ、昼間っからテレクラとか、おめー相当ヒマだんべ?」
話が一向に進まないタイプはイタ電女の特徴だ。ここらでガチャ切りさせていただこう。
それから5分もしないうちにまたコールが。急いで受話器を取り上げる。
「はい、もしもし」「……」
おかしいな、返事がないぞ。「あれ、もしもーし! 聞こえてます?」
「…おめーさっきの野郎だんべぇ? ったくよぉ、なにガチャ切りしちゃってんの」
 げ、またコイツか!
「人が話してる最中に電話切るとかマナーがねえがね!」
こいつにマナー云々を言われるとは片腹痛い。
「いや、てかこれ、イタズラ電話でしょ?」
「はあ〜? バッカ、イタズラじゃねえし。てか、おめーエッチしてえんだんべ? よ、スケベ!」
もういい。時間のムダだ。「はいはい、切りますね」数分後、またコールが鳴った。どうせあの酔っ払い女だろう。そう思って無視していたのだが、コールが鳴りやむ気配はない。てことは俺以外に客がいないのか?仕方なく電話に出た。
「もしもし?」「…おめーよぉ」はあ…。
「だから勝手に電話を切るなっつってんだんべ? いい加減にしろ、マジはっとばされっぞ」「はっとばす? どういう意味ですか?」
「ああ? はっとばすは、はっとばすだんべが! バカか!?」
「すいませんけど切りますね」
以後、酔っ払い女からのコールはパタリと止み、別の女2人とアポが取れたのだが、両者ともスッポカシだったため、結局、テレクラへ舞い戻るハメに。
気がつけば時刻は午後7時。やばい。かれこれ7時間以上、釣果を出せないでいる。
「ワリキリですか?」「当ったり前だんべ!」
缶ジュースを買って個室へ戻った直後、久しぶりのコールが。
「はい、もしもし?」「…おめー、何才?」
でた。アイツだ。ロレツが怪しいからすぐわかる。
「またイタ電ですか? しつこく頑張るんですね」
「…おー、おめーか。そっちこそまだテレクラにいんのか」
「全然アポれないんですよ。足利はダメですね」
ポロっと本音を漏らすと、酔っ払い女が意外なセリフを口にした。
「じゃアタシと会っちゃえばいいんでね?」
「またまた。会う気ないでしょ」
「バーカ。こっちはやりてー気分なんたがね」「え、そうなんですか?」
「だよ! なのにおめーが何度もガチャ切りすっから、頭きて寝てたんだ、バカ」
だんだんコイツでもいいような気がしてきた。ここらで決断しないと、結果ゼロのまま東京へ帰ることにもなりかねない。
「スッポカシとかしませんよね」「はっ、しねーわ!」
「いまおいくつですか」
TelephoneClubRating committee
この直後、なぜか様子がおかしくなる「34」
お、意外と若いんだな。
「ちなみにワリキリですか?」「当ったり前だんべ! ホテル代別でイチゴ̶な」
ふーむ、セックスしたいと言いながらカネも欲しがるあたり、リアリティがあるかも。ワリキリ女特有のガメツさというか。「じゃお願いします。ぜひ会いましょう」
「○○市によぉ、△△ってスーパーがあっから迎えに来て」
スマホで調べたところ、目的地はクルマで十数分ほどの距離で結構近い。万が一、スッポカシに遭ってもダメージは少なそうだ。これ、どこで嗅いだんだっけ?
レンタカーを飛ばして約束のスーパーへ。クルマの中から辺りをキョロキョロした先にひとりの女が目にとまった。スーパーの入口付近でボーっと突っ立ち、なにやら下品なジャージを着ている。いかにも田舎ヤンキーといった佇まいだ。車を降りて声をかけてみた。
「あの、さきほど電話で話した人ですか」「おっせーよ」
ニコッと笑顔を浮かべると同時に、ヒザ蹴りをケツに食らわせてきた。イタッ。口調も荒いが、素行もかなりヤンチャだ。「あ、すいません。結構待ちました?」
「うん。てかおめー、思ったより男前だがね」「ありがとうございます」
誉められたからお返しするわけではないが、女のルックスも想像していたよりははるかにいい。やや厚化粧ではあるものの、目のクリっとした顔といい、スラッとしたスタイルといい、なかなかソソるものがある。「じゃ移動しましょうか。クルマ、向こうに停めたんで」「はいよ」
彼女が答えた拍子に、口からうっすらと妙なニオイが漂ってきた。口臭の類ではない。何かもっと化学的な、それでいて俺も知っているニオイだ。でもこれ、どこで嗅いだんだっけ?
首をかしげる俺の隣で、女はフワフワした足取りで歩いている。
「酔っぱらってるんですか?」何気なく尋ねると、彼女はまた笑顔を浮かべて俺のケツに強めのヒザ蹴りを繰り出してきた。「うっせーな。ワリィのかよ〜」
どうやらこの人の場合、この手の軽い暴力はコミュニケーションの一部になっているらしい。実に面倒だ。クルマに乗り込み、女の道案内でホテルを目指すことに。が、走り始めてすぐ、彼女に異変が起きた。シートに座った姿勢で上半身が前方につんのめり、そのまま動かなくなったのだ。まるで急に意識を失ったかのように。え、ちょっと、どうしたんだ?「あの、大丈夫?」
ゆっくりと、女の顔がこちらに向く。
「いや〜〜〜シートに座っらら急にぐらんぐらん回り出しちゃっれ」
ロレツが怪しいのはもともとだが、今はさらに悪化している。
「お酒が回ったってことですか?」「うん、そうそう…。すぐ治るから放っろいれ」
そう言って、口から一筋のヨダレを垂らす彼女。何なの? まさか死んだりしないよな? もう、めっちゃ怖いんですけど。シンナーが原因ならすべて腑に落ちる女が使い物にならないため、結局、自力でホテルにたどり着いた。かなり古くさい建物だが、まあ、良しとしよう。クルマを降りた彼女はまだ少しフラフラしているものの、状態はだいぶ復活したようだ。機嫌よさげにエレベータに乗り込
み、あとから来る俺を待っててくれている。とりあえずひと安心だ。
部屋に入った。ドアを閉め、ふと彼女を見ると険しい顔でこちらを睨んでいる。なんだ?
「チューすっか」「え?」
パシッと鋭い平手打ちが頭に飛んできた。イテッ。
「チューだがねチュー。2回も言わすなバカ」
あやうく吹き出しそうになった。こんなドヤンキー丸出しのキャラのくせに、テレクラのワリキリ女のくせに、チューしたいってか。かわいいとこあるじゃん。むろん応じた。細身の体を抱き寄せ、熱烈なキスをかます。ところが、舌を絡み合わせた瞬間、違和感が。待ち合わせのときにかいだあの異臭が、今度は猛烈な勢いで口から漂ってきたのだ。
そして思い出した。このニオイ、ガキのころプラモを作ってたときに嗅いだボンドにそっくりなのだ。てことはまさかまさか…。
「あの、ちょっと聞きたいんだけど、もしかしてシンナーとかやってない?」
先ほどからちょくちょくおかしなことが起きていたのも、すべてシンナーが原因と考えれば腑に落ちる。女はピタっとキスを止め、敵意むき出しの視線を向けた。
「おい、いま失礼なこと言ったな。シンナーだ? アタシがアンパンなんかやるわけねえだんべが!」「アンパン?」「バカ、アンパンも知らねえのか。シンナーのことだがね、はっとばすぞ!」
否定すべき場面でシンナーの隠語をサラッと使うのはかえって逆効果だと思うのだが、そんな自覚などないのだろう。一発、俺の太ももに重いローキックを浴びせてから、彼女がスマホを取り出した。
「アンパンやってるとか言うならデコスケ呼ぶか? あ?」
「え、デコスケ?」髪をくしゃくしゃにかき乱して女がいらだつ。
「んも〜、おめーってやつはホンットに何も知らねえな! デコスケってのはポリのこった!」
もし本当に彼女がシンナー中毒だとしても、俺に実害が及ばない限りは、正直どうでもいいことだ。ただ、予想外の出来事だったのでちょっと驚いたに過ぎない。そんなような話をシンナーさんに伝え、機嫌を直すようお願いしたところ、彼女は少しずつ冷静さを取り戻し、やがて笑顔でこう言った。「んじゃシャワーして、やっことやるべえや」
やれやれ、まったく疲れる人だ。俺までラリってしまいそうだ
ふたりで汗を流しながらふと思い出した。そういや、シンナーさんのプライベート、全然聞いてなかったな。
「いま何かお仕事ってされてるんでしたっけ」
「うん、コンビニ。でも、かったりぃーんだコレが」
「自宅では家族と一緒に?」「ちげーよ、ひとり暮らし。16才のときから」
もともと彼女は、母ひとり娘ひとりの母子家庭で育ったのだが、母親が中3のときに亡くなると、高校には進まず、地元の工場に就職、それを機にアパート暮らしを始めたんだそうな。
「その工場で知り合ったのが悪いヤツばっかでよぉ。みんなしょっちゅう、アタシのアパートに入り浸ってったっけ」「へえ、悪いってのはどういう?」
「そりゃアンパンやったり、族やってたり、もうムチャクチャだったわ」
こういう話を聞けば、ますます疑惑は深まる一方だが、面倒なのでシンナーの件は、もう触れないでおこう。「彼氏とかは?」「おめーは失礼ぶっこきまくりだな。男がいたらテレクラなんかすっかよ!」 ガツ。重いヒザ蹴りが、太ももの側面に突き刺さった。が、そんな攻撃的行動から一転、シンナーさんの手が俺の股間へ。チンコをムニュムニュと優しく揉みこんでいる。
「アタシ、今日はムラムラしてっから、コレ(チンコのこと)には頑張ってもらわないと」
「はあ」「気持ちよ〜くしてくんな。期待してるがね」
だんだんこっちも気持ちが高ぶってきた。よっしゃ、ハメまくってやるぞ!シャワーを出てまっすぐベッドへ。彼女をゆっくり押し倒し、まずは形のいい乳房から愛撫を…。と、そこでストップが。
「最初はチューからだんべえ」「…あ、はい」
正直、シンナー臭のするキスなどごめんこうむりたいが、ウマい断り方が思いつかない以上、応じるしかない。恐る恐る唇を近づけると、待ってましたと言わんばかりに、勢いよく彼女が吸い付いてきた。その途端、ムアッと鼻に広がる有機溶剤の不快なニオイ。しかしそれもまだ序の口で、ディープキスに移行後は、そのニオイを口から直接、吸い込むハメに。何だか俺までラリってしまいそうだ。
キスを終わらせるべく、途中、何度か顔をそむけてみるも、そのたびに彼女の両手にグイッと引き寄せられては逃げようがない。よりにもよって、なぜアンタがこんなにもキス好きなんだ!異様に長いディープキスとは対照的に、肝心のセックスはあっけないほどノーマルだった。
普通のフェラに普通の挿入。欲求不満を口にしていたわりに、ほとんど喘ぎ声を出さないマグロ的な態度だった。とにかく、シンナーキスの代償としては、お粗末過ぎるとしか言いようがない。結論。足利のテレクラはやはり俺にとって鬼門のようです。
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ニューハーフかオカマにしか見えない性別不明の女性とのエッチは顔の見えないバックで射精!

175_20200709113149a08.jpg176_202007091131501cb.jpg177_20200709113152bd5.jpg178_20200709113153a93.jpg179_20200709113155345.jpg180_202007091131567d6.jpg181_20200709113158939.jpg182_202007091131599fe.jpg猛暑が続いたかと思うと台風が来襲。そしてまた猛暑という日々で夏バテ気味なのか、どうにもテレクラ格付けという誰も得しない取材のために外出する気が起きない。「明日こそ行かねば」と思いながら10日以上経過してしまった。ようやく重い腰を上げることになったのは担当編集から「締切近いけど、テレクラ行ったのか?」と電話があったからだ。イヤイヤながら向かうは、首都圏の店舗の中では最近行ってなかった千葉県千葉市のテレクラだ。千葉駅周辺には一昔前まで2店舗存在︵現在は1店舗のみ︶したテレクラだが両店舗ともまるでいい記憶がない。しかし「頑張るしかないんだ!」と自身を奮い立たせて家を出た。「おっぱいは大きいって褒められる」
久しぶりに来た千葉のテレクラだが、電話の鳴りはかなり悪くなっていた。1時間半ほど1コールもなく待ちぼうけ。ただ時間だけが過ぎていった。テレビではミヤネ屋でボクシング協会の会長がガナリ声をあげている。注目のワイドショースターなだけについつい見てしまう。そんなタイミングで電話が鳴った。
「こんにちは。今日はお休み?」低めの落ち着いた声だ。おそらく40代だろう。
「どうも、こんにちは。今日は休みですね。お姉さんは?」
「こっちは仕事が終わったんでちょっと遊べたらなって」
時間はまだ午後2時。なんの仕事だろう。
「コンビニよ。朝番のほうが向いてるの。だから毎朝5時から働いてる」
「そうなんですか。お疲れ様です」「あ、ワリキリだけど大丈夫?」
希望額は1万2千円とのこと。はい、もちろん大丈夫ですよ。
「あ、あと、フロントの人に聞いたけど、私のほうがちょっと年上だけどいい?」
「はい、大丈夫ですよ。ちなみにおいくつですか?」「40才」
「それならほぼ同世代じゃないですか。全然問題ないですよ」
「ならよかった。ちょっと最近旦那と︵セックス︶レス気味だからストレスたまってたの」
そう言うわりにキッチリ金はもらって当然というあたり、彼女らテレクラ女子はおかしいと思わないんだろうか。「あ、ご結婚されてるんですね」
「そう。でも子供は産んでないから、体型は崩れてはないと思う。痩せても太ってもない普通体型かな。おっぱいは大きいって褒められる」「そうですか。それは楽しみにしておきます」
全く期待持てないが、そう言うよりない。「ちなみにお兄さんはアソコ大きめ?」
「いやー、どっちかっていうと少し小さめな普通サイズだと思いますけど」「そっかー。まぁ了解」
なんとも微妙な反応ではあったが、待ち合わせの約束はできた。
「黄色のカーディガンに黒のスカート履いてるから。じゃあ10分後に」
そもそも女性なのかすらわからない
待ち合わせ場所である千葉駅そばのドトールコーヒー前に行くと、遠目に一人の女性が。聞いたとおり黄色のカーディガンと黒のスカートだ。少々野暮ったいおばちゃん風の髪型のせいか50才近くに感じる。しかし、目が合う距離に近づいてそれどころではないヤバさを感じた。そもそも女性なのかすらわからないのだ。というのも見るからに昭和のオカマ顔。
「ニューハーフ」という響きが似合わない、オカマちゃん面だ。どっちかというと、がんばって女装したキツネ目のおやじさんという感じ。ドン引いていると、向こうから声がかかった。
「さっき電話で話した人?」「え、あ、はぁ」
声は低めながら女性の声ではある。もしや声帯でも手術したんだろうか。カツラとかかぶっているんじゃなかろうかと、もみあげや襟足のあたりをチェックするも、どうも地毛っぽい。
「今日はそれほど暑くなくてよかったね」「ええ、そうですね」
話半分に顔面をマジマジと見る。目はつり目で、化粧は厚ぼったく口元を見るとうっすらヒゲが生えている。これはキツい。しかし、オカマちゃんと絶対的な確証があるわけでもないので質問するのはさすがに失礼すぎるか。
「じゃあ、行きましょう。向こうのホテルでいい?」「お、おまかせします」
「オッケー。っていうか、見た目も結構若いのね」「そうですね。たまに言われます」
口ぶりから「テレクラでは男も女も歳をサバ読みするのが当たり前なのに、あんたサバ読んでないのね。珍しい」という実感が伝わってくる。おそらく彼女も実年齢は40 代半ば~後半だろう。しかし気になるのが彼女の態度だ。「実はオカマなの。説明してなくてごめんなさい」という様子は微塵もなく、振る舞いは完全に女で堂々としている。やっぱり本物の女なのだろうか。どうせホテルに入ればどちらなのかはっきりするんだろうが、気になってしょうがないぞ。
「お兄さん、大金を手にするよ」
キツネオヤジさんの案内で、安ホテルの個室に入った。数軒ホテルの前をスルーして、界隈でトップクラスに安いであろうホテルを当たり前のように選ぶあたり、ベテランっぽさを感じる。
「お兄さん、さっきから思ってたんだけど、霊感とか強いほうでしょ。見てたらわかるんだよね」
こちとら、生まれてこのかた一回も霊を見たことないのはもちろん心霊現象らしいものもろくに感じたこともない。幽霊も全く信じてない派なので「何言ってんの?」と言いそうになるのを必死にこらえた。「いやー、そんなに霊感とか強くはないと思うんですけど」
「じゃあ、あんまり気づいてないタイプかな。でも変な霊体験とかは絶対してるはずだよ」
「例えば、どこからともなく声が聞こえるとかですか?」
「そういうのも。やっぱあるんでしょ」「まぁ多少は」
否定するとめんどくさそうなのでテキトーに合わせておいた。「だと思った。目とか見たらわかるもん。﹃あー、こいつ私と同じだ﹄って。ぶっちゃけ、私とか超霊感強いし、いろんな物が見えちゃうんだよね。予知とかもしちゃうし」「そろそろシャワーしよっか」
言いながら服を脱ぎ始めた彼女の背中を、俺は緊張しながら眺めていた。果たして相手はオカマなのか女なのか。あっという間に全裸になった彼女を見て驚いた。中年なりにポチャッと肉付きはいいけれども、たわわな乳は全く垂れていない。形もいいしFカップ程度はありそうだ。腰のクビレはないが、肌ツヤもよくて尻もムッチリして悪くない。
もちろん股間に目をやれば濃いめの陰毛が茂ってはいるが、チンコなどついてない。いや、まだ安心するには早い。全身整形の可能性も大いにある。
「大きなおっぱいですねー。ちょっと揉ませてもらっていいですか」「えー、気が早いわねぇ」
風呂場で乳に手を伸ばすと彼女もまんざらでもない様子でニヤつき、逆にペニスにボディソープをつけて洗い始めた。触った感触はというと、生理食塩水パックなど入っていない紛れもない本物のおっぱいの感触。股間にも手を伸ばしてみたが、濡れ濡れになった本物のビラビラだった。この乳、この濡れ、こいつは完全に女だ。オカマ顔のおばちゃんではあるが、間違いなく女だ。そもそも、仮に性転換レベルの整形をしていたとしたら顔も少しはいじってるはずだし。ホッとしたら不思議なものでペニスがムクムク膨らんできた。「あら、もう元気になっちゃってー」
「いやぁ、おっぱいの触り心地がいいからですかね」
「そう~? 旦那は全然触ってくれないから、ホント久しぶり」
6才年下だという旦那さんは淡白らしく、頻繁に求めても2、3月に一回程度しか応じてくれないそうだ。「旦那さん、浮気してるっていう気配ないんですか?」
「ないない。全然そういうタイプじゃなくて、まるでモテない童貞くんみたい感じ。前の旦那がヤリチンの浮気性だったから今のおとなしい真面目な男を選んだわけ。でも淡白すぎるのも困りものね」
「そ、そうなんですか。前の旦那さんからの反動ですか」
「うん。前の旦那はトラウマになるくらい浮気がひどかったんだから。守護霊的なもののお告げっていうか嫌な予感がして、携帯覗いたら5人くらい彼女いるみたいだったし」
それってただの女の勘だろうし、むしろ5人まで増える前、もしくはそいつと結婚する前に気づけよって話では。
「よくチンコにティッシュのかけらをつけた状態で帰ってきてたし、それを問い詰めたら暴力振るわれるようになっちゃったし。あんな男クソだわクソ!いまごろ絶対呪われて死んでるわ」
彼女、自分が初対面の男とラブホテルに来ているという事実をきれいさっぱり忘れちゃっているんでしょうか。「フェラは気が吸い取られて運気が落ちるから」
いざベッドで横になると、やはりキツネオヤジさんは積極的だった。
「お兄さん、クンニとか好き?」「あんまり好きではないですけど」
本来クンニ好きの俺だが、当連載で会う女相手にはあんまりしたくないのが正直なところだ。
「えー、できたらしてほしいな。ね、少しでいいから。ね!」「まぁ少しでいいならやりますけど」
答えを待つ前から股間を広げてM字開脚だ。あんたには恥じらいがないのか。あんまり気がすすまないものの、ストレートに頼まれると断りにくい。身体だけを見れば悪くないのでクンニしてやるかと
自分を納得させて股間に顔をうずめるとナンプラーのような癖の強い悪臭が立ち上ってきた。歴代の超絶クサマンと比べるとまだマシなレベルだが、クンニするとなるとなかなかキツいぞ。
「もっとチューチューとクリトリスに吸い付いてみて。お願い」「うー」
「うん、気持ちいい! もっと激しく吸って!」
極力鼻から空気を吸わないように舐めるが、しっかり臭い。なにやら口の中に固形物も感じられる。唾液とともに吐き出すが、次から次とゴルゴンゾーラチーズのようななにかが溢れ出してくる。拷問か!「イクー! イクー!」ほどなくして絶頂を迎えてくれたので、過酷なミッションをやり遂げた感いっぱいで、大の字で倒れた。
「じゃあ、お返しにフェラしてください」
「私、フェラはあんまりできないの。気が吸い取られて運気が落ちるから」「えっ?」
何言ってんだ? そんなもんお前のさじ加減だろうが。こっちは地獄の奉仕を終えたばかりなのに!
「先っちょとか舐めるのは全然大丈夫だから」
「少しは竿の方も舐めてくださいよ。俺もがんばったんですから」
「いや、そういう問題じゃなくて、身体には霊気・運気の流れってものがあってね」
また何やら怪しい話だ。セックス時にそういう話は萎えるんですけど。
「じゃあ、先っちょ舐めでいいです」
「そうね。私の言う流れのとおりセックスしたほうが絶対いい運気を持って帰れるから」「はぁ」
「先っちょ舐めて大きくなったら、バックで入れようね」
おめーは教祖様かよ! セックスのプレイ内容に運気なんか関係あるか!バック好きのワガママ性欲おばちゃんが!顔を見ないバックでの挿入は意外に気持ちよく、あっという間に射精してしまった俺だった。果たして、キツネオヤジさんに言われるがまま臭マンクンニ&バック挿入をこなした俺に、大金を得る機会は訪れるんでしょうかね。
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出会いアプリ全盛期でもテレクラが熱い!?大阪と東京でどんな女性が来るか会ってみた

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大阪編
まともに話せる女性とつながったのは夜の20時を過ぎたころだった。すでにテレビでは紅白が始まっている。「こんばんは、今日はこれから会える人探してて…」
イントネーションから判断するに関西弁ではないようだ。
「大丈夫です、会ったらどんなとこ行きたいですか?」「あの、私ワリキリなんだけど…」「だいじょうぶですよ。お姉さん、大阪の人じゃなさそうですね。近くにいるんですか?」
「そう、生まれは東京でこっちに引っ越してきたんです。いま地下街からかけてるんですけど…来れます?」
「大丈夫ですよ。ちなみに、今日って大晦日ですけど、このあと本当にホテル行っても大丈夫なんですか」「うん。ほら、私ひとり暮らしだからそういうの全然関係ないのよ。今日も仕事だったし」
曰く、彼女は8年前に大阪にやってきて以来、特に年末年始の時期はスケジュールが暇だという。
「いまなんばウォークからかけてるからすぐ会えますよ」
彼女、33才ミユキさんはホテル代別1万5千円でワリキリ希望だという。ここから歩いてすぐのラウンドワン入口前で待ち合わせとなった。
「体型は黒髪でちょっとぽっちゃりかな。立ってるの私しかいないからすぐにわかると思う」
急いでテレクラを出る。街を行き交う人の数は先ほどの半分以下になっていた。そりゃそうだ、だって今日は大晦日だもの。階段をおりてなんばウォークに入ったところ、すぐにそれらしき人物を確認することができた。「ミユキさんですか」「ああ、こんばんはー!」
正面を向いた彼女は、言われた通り肩まで伸びた黒髪が特徴的な中年おばさんだった。33才より少しだけ上に見えるかな。肝心の容姿だが、これは女性というよりも男性のような顔をしている。
黙って歩き出し、人通りの多い「おもろナーレ」というアーケードへと入った。この先にあるなんばグランド花月裏手にホテルがあるという。
「今日が仕事納めだったんですね」「うん。コールセンターの仕事だから今日も仕事があるのよ。そうそう、スズキさんあなたモテるでしょ?」そう言いながらも、戸塚校長はこちらを一切見ない。
「いえ、そんなことないですけど」「……」返事がない。
「ミユキさんは彼氏は?」「2年くらいいないかな」
5年ほど続いた彼氏と別れてから2年が経過、その間プライベートで男女の関係になったことがある人はいないようだ。そんな人がよくテレクラでエンコーなんてできるもんだこと。
「じゃあ、年越しはひとりですか?」
「そうなるわね」「年越しそばとか食べるんですか」
「ううん、私そばアレルギーなの。だからランチに年越しスパゲティ食べたかな」そうこうしながらホテルに入った。こじんまりとしていて、空室が目立つ。
校長はベッドに腰をおろすとテレビをつけた。適当にチャンネルをザッピングし、興味がなくなったようにリモコンを置く。一瞬、ボクシングの試合が画面に映った。
「スズキさん、ボクシング好き?」「普通ですかね」「そうなの? ボクシングおもしろいのに」
聞けば、校長はこの試合を録画しているらしい。「見ないの? 好きじゃないの?なんで?」
「いやあ…」「殴り合うのがダメなの? かっこいいのにぃ〜! いつも私録画してるのよ」
暖房で部屋があたたまったところで、校長がセーターを脱いだ。パッと見でわかるほどの巨乳と言ってよい部類だ。「巨乳ってよく言われます?」「うん、よく言われるの〜」
「それは、こういうところ(テレクラ)でですか」「うん、そんなにないけどね〜」
「あんまり(ワリキリ)しないんですか?」「うん、ちょうど一年ぶりなの」
ワリキリが一年ぶり? ということは前回もこの時期か?「いつも年末にテレクラにかけるんですか」「そうそう、お金がなくなってくるから」
戸塚校長の職場は、昔から12月だけ給料日が遅いらしく、そのため金欠に陥るのだという。テレクラでのワリキリはこうした状況を打開する解決策として、もう何年も続けているというのだ。まさに彼女こそ、年越しテレクラじゃないと会うことができないワリキリ女だ。希少ではあるが、それが貴重であるかと言えばそれは別の話だ。「本当に年末だけ電話かけてるんですか?」
「そうなの、だからこういうことするのは慣れてないの」シャワーを浴び終わってタオル一枚になった校長がベッドに腰をおろした。ベッド上部のスイッチをピ、ピ、ピと手馴れたように3回押し、一気に照明を落とす。ちょっと、その慣れ方、年一回のエンコーって絶対ウソでしょ!
「じゃあ横になってくれたら攻めてくね〜」
校長がテレビのリモコンをとって再度テレビをつけると、May・Jが『Let it go』を熱唱していた。今年を代表する曲。そうだ、いまは紅白歌合戦の時間なんだよな。ホテルで全裸になり「ありのまま」の姿でおばさんに乳首を舐められるうちに、急に今年一年のことが思い出された。ああ、今年もこうしてたくさんの見知らぬ女に乳首を舐められてきたもんだ。こんなぬくもりも愛もないセックスで締めくくろうとしている。適度に勃起したことを確認した校長は、事務的に「ゴムつけて」と言い、黙って上に乗っかってきた。しばらく腰を動かすと、いつものあの臭いが漂ってきた。嗅ぐマン臭はこれが最後になるのだろう。「ああ、きもち〜い! いい!いい〜!」
ズシズシと肉が擦れる感触はあるが、心がそこにないからか、まったく快感を覚えない。校長がこちらの不審さに気づく。
「あれ? どうしたの?」「なんか、もう大丈夫です」
儲けモノ! といった表情になった校長はあっさりシャワーへと向かった。一緒に浴びながら、会話を再開する。「あそこのテレクラにかけるようになったきっかけって何だったんですか」
「もともとはライブチャットやっててね、そのときに知り合って会った男の人に教えてもらったの」
やはりエンコーのキャリアは長いようで、大阪に越してきてからの割り切りも手馴れたものらしい。
「ていうか大晦日でもあんまり関係ないんですね」「うん、あとは寝るだけかな」
「明日はお正月ですけど、どこかいかないんですか」「会社の人と住吉大社いくかな?今日はぐっすりしま〜す!」ちょっと飯でも一緒にどうかと思ったんだけどな。最後に来年の抱負を聞いてみた。
「来年の目標ってありますか」「やっぱり彼氏よね、彼氏がずっといないからつくらないと!」
テレビで氷川きよしが流れるなか、コートを着た俺と校長はホテルをあとにした。テレクラに戻るため千日前へ。時刻はすでに23時前。辺りには若者の集団しかいなくなり、俺のように1人でとぼとぼと歩いている者はほとんどいない。年越しナイトパックの料金を支払い、再度コールを待つ。このままだとテレクラのなかで年を越すことになる。せめて誰かとアポって年を越したいものだが…。
23時45分。いよいよ、この部屋で年を越してしまいそうだ。と、そこでコールが鳴った。
「もしもし、今年の紅白ももう少しで終わりやねえ〜」コテコテの関西弁のおばちゃんだ。
「お兄ちゃん。今日大晦日やろ?なんでこんなとこおるん?」「ひとり暮らしなので」
「そっか。おばちゃんもそうや。一緒やね、妹しか結婚してへんから。こっちはだいぶ前に離婚して一人で住んでるから年越しそば食べる気にならんわ」
このおばさん、和歌山からかけているという。年齢はかなりいってそうだけど。
「お姉さんはおいくつなんですか」
「いま? もう今年で60になりました。お兄ちゃん若いみたいやけど平気?」「大丈夫ですよ」
「わたし、ゆうみ言うから『ゆうちゃん』って呼んでやあ〜」「ゆうちゃんですね。お会いすることってできませんかね」「え〜! こんなおばちゃんやのにいいの? ぜったい後悔するで! なんもしてへんし生活保護でずっと暮らしてる田舎のおばちゃんやで?」
「大丈夫ですよ。そちらまで伺いますので初詣にいきませんか」
「え〜! 9月に足怪我したからほんまに迎えに来てくれたら行くわ」
「そうですか、では迎えに伺いますよ」「…あら! あら!」どうした?
「年越したやん! ほら! いま! はっぴーにゅーいやー!」
時刻は0時をまわっていた。年越しの瞬間に興奮するゆうちゃん60才。まだまだ感性が若いのか。
「あ、それでほんまに来てくれんの? うれしい! 番号言うで! 090の…」
車じゃないので、さすがにこの時間から和歌山へは向かえない。明日(というか今日)、元旦の朝9時に電話をかけてからお迎えにあがる約束をして、電話を切った。なかなか強そうな敵を引いてしまったようだところが、朝9時ゆうちゃんに電話をかけると予想もしない言葉が返ってきた。
「ごめんな、今日、妹家族がウチに来ることになってん、ちょっと会えへんわ。でも今度必ずデートしましょ?」「わかりました」ドタキャンをくらった形だが仕方がない。そのままテレクラ店内でコールを待つことに。相変わらず無言電話とガチャ切りが止まらず、室内でそのまま3時間ほどが経過した。時刻は正午をまわり、年が明けたというのに部屋を出ていないものだからまったくその実感がない。つけっぱなしにしていたテレビの天気予報によると、今日の午後から大阪は雪が降るらしい。
13時すぎ、ようやくコールが鳴った。「もしもし〜」
やった、無言電話じゃない!久々の会話できる相手だ。
「あの〜梅田からかけてるんやけど」「はい」声から察するに40代くらいのおばちゃんと思われる。
「今日梅田ってこれます? 来れんかったらもういいから」
「大丈夫ですよ、なんならすぐ行けます。お会いできる方探してたので」
「ほんま? じゃあこっち来て!おばちゃんワリキリやけど大丈夫?」
「大丈夫です。おいくらですか」「もう年越しそばも食べたし、正月なったし今日は買い物に来たんよ。そういうんもあって1万円だけくださいな」いまの前置きは、説明の必要があったのだろうか。「1万円大丈夫ですよ」「そしたらね、ウソだけはつかんといてね」
「はい。ウソっていうと?」「ウソの番号教えるとか、待ち合わせ時間のウソ教えるとか、そういうのはヤメてね」「大丈夫ですよ」「ほんまにウソつくとスリとかあうからね?」新年早々、念押しがしつこいなあ。「お兄ちゃん、スリってね、一億人に1人あうねん」
「はい」「それでね、東日本と西日本で1年でどっちも1人ずつ被害遭うねんけど」
おっと、これはなかなか強そうな敵を引いてしまったようだぞ。もう根拠も試算もめちゃめちゃだ。
「それがね、ウソなんかつくとやっぱりスリとかあってまうからね」
話が長くなりそうだ。ここでいったん遮ろうか。
「大丈夫です、梅田にいけばいいんですよね」
待ち合わせ場所は地下鉄御堂筋線梅田駅を降りた改札前。着いたら教えられた番号に電話をかければよいらしい。この人、「予言おばちゃん」だ!元日の千日前は人通りが増えていた。すぐに御堂筋線に乗り、梅田を目指す。
東京編

テレクラ『R』池袋西口店の記事によれば、20代ギャルからのコールがじゃんじゃんり響く異常事態が起きているというではないか。
灯台下暗しとはまさにこのこと。俺が地方のあちこちで泣きながらバケモノ退治をしてる間に、まさかホームタウンの東京に、そんなパラダイスが出現していたとは。
というわけで今回は池袋へ赴く。ワクワクしながらも、心のどこかで「結局、桂小枝みたいなオバチャンが現れるんだろ?」
と思ってしまうのは、今まで散散テレクラで痛い目にあってきたせいだが、果たしてどうなることやら。
「いまいくつ?」
「23です」
 店に入った途端、コールが連続した。1人目は自称27才のエンコー希望者、2人目も自称24才のエンコー希望者といった具合で、のっけから池袋パワーを見せつけられた形だ。ただ、クスリでもやっているのか、2人ともロレツの回らない怪しい話し方だったためやむなく放流。でもこの調子ならマジで大当たりを引けるかも。
そんなことを考えているうち、またもコールが。
「あ、もしもし。こんにちは〜」
 やや鼻にかかった高い声に若さを感じる。
「こんにちは。今日はどういう人を探してるの?」
「これからワリキリで会える人がいたらなって」
「こっちもそうだよ」
「ふふふ、ですよね〜」
「いまいくつ?」
「23です」
 やっぱりこの子も20代か。池袋、マジですげぇーな。
「見た目はどんな感じだろ。似てる芸能人とかいる?」
「ん〜平子理沙とかローラに似てるって言われたことはあります」
 え、ウソだろ!?それが本当なら超絶美人じゃん!
「あ、でも期待しないでください。実際はデブですから」
「そうなの? ちなみに身長と体重は?」
「えー、言うんですか? 162の54です。ヤバいでしょ?」
その数字が正しいとすると、決してデブではない。やや肉付きがいい程度だ。
経験から言って控え目なキャラにハズレはない。最悪、顔がブスでも気分よく遊べるからだ。よし、このコにするか。
「遊ぶとしたら条件はどれくらいかな?」
「イチゴーでも大丈夫ですか?」
「いいよ。じゃあ会おうか」
「よろしくお願いします。私、アズサって言います」
 待ち合わせ場所は駅西口近くの金券ショップ前となった。目印となる服装は、縦じまのミニスカワンピースとのことだ。

金券ショップ前に足を運ぶと、雑居ビルの陰に隠れるように立っている女を発見した。うつむいてスマホをいじってるのではっきり顔は確認できないが、ムチムチとした体つきからしてアレに間違いないだろう。近寄って声をかける。
「あの、どうも」
女はスマホから目を離してこちらを見るも、またすぐに視線を戻してしまった。完全に無視された形だ。ん、この子じゃないのか?
「あの、アズサちゃんだよね?」
「…あ、ムシゾーさん?」
「そうだけど」
「ごめんなさい。ナンパかと思ってシカトしちゃった」感動がこみ上げた。長らくこの連載を担当してきたが、〝ナンパされ慣れ〞してるレベルの女とアポれるなんて初めてのことだ。晴れやかな気分で、あらためてアズサを見てみる。印象としては柳原可奈子を細くして、さらにセクシー要素を足した感じか。
むろん平子理沙やローラにははるか1万光年は及ばないが、それでも歴代のテレクラモンスターたちと比較すればダントツの容姿だ。なにより、瑞々しくて張りのある素肌がまぶしい。足取りも軽やかにホテル街へ。その道すがら、ふと考えた。せっかくイイ女と遭遇できたのに、このままあっさりラブホに入っていいものか。できれば先にデート的な時間が作れたら、その後のセックスはもっと興奮できるんだけど…。
 視線の先に、カラオケがあった。思わず彼女に声をかける。
「あのさ、ちょっとカラオケしてかない?」
「え、何それ? カラオケに行ってからエッチするってこと?」
 困惑した表情を露骨に浮かべる彼女。
「やっぱダメ?」
「ダメじゃないけど、カラオケ行ったら最低1時間はかかりますよね? だったら、あとこれくらいは欲しいかも」
 彼女がパーにした手のひらを見せた。5千円追加しろってことらしい。ちょっと興ざめだ。やはり若くて可愛いといっても、このあたりはしっかりワリキリ嬢なんだな。まあ、もちろん払うけどさ。
「エッチするのが恥ずかしくなるよね」
 先ほどはあれほど渋ってたくせに、カラオケ個室に入るとアズサは上機嫌になった。
「私、実はカラオケめっちゃ好きなんですよ」
 慣れた手つきでリモコンを操作し、さっそくマイクを握りしめる。スピーカーから流れてきたのは聞いたこともない曲だ。
「誰の曲?」
 歌い終わったところで尋ねると、まったく知らないバンド名が出てきた(名前は忘れた)。ビジュアル系では有名な連中らしい。
「ギャなんですよね、私」
「え? ギャ?」
「あ、ごめんなさい。バンギャって意味です」
 そんな短い言葉、わざわざ略す必要あんのか?
「そういえばプライベートなこと何にも聞いてなかったよね。仕事は何してるの?」
「CDショップの店員です。給料安いし、地方のライブの追っかけもあるから、いっつも金欠なんですよね〜」
「へえ、それでワリキリを。でもなんでテレクラなの?」
「ギャの友だちが教えてくれたんです。いいバイトになるって」
「でも出会いカフェは行かないんだ?」
「行ったことないですね。なんかあそこってマジックミラーの部屋になってるんでしょ? もし知り合いの男とか来てもわかんないし、怖いじゃないですか」
 それを言うなら、テレクラの待ち合わせも似たようなもんだと思うけど。互いに数曲ずつ持ち歌を披露し、さらには倖田來未のデュエット曲を熱唱したタイミングで、バンギャちゃんが突然、ニコニコとこちらを見てきた。ん、どうした?
「なんか、こういうのも悪くないっスねぇ〜」
「何の話?」
「ワリキリで会った人とカラオケとか初めてなんだけど、意外と楽しいかもって」
「たしかに打ち解けるよねぇ」
「そうそう。でも何か距離感が近くなるとエッチするのが恥ずかしくなるよね。なんかウケるんだけど。ははは」
 これぞ待ち望んだシチュエーションだ。俺もこの後のセックスを想像して半勃ちしてるし。しかし、こんな楽しい展開を享受できるのも、結局のところは、バンギャちゃんがまともな人間だからという一点に尽きる。奇声を発したり、人前で鼻くそをほじったりするいつものテレクラ女とだったら絶対にこんな関係は築けないだろう。普通にコミュニケーションが取れるってのは、本当に大切なことなんだなあ。
カラオケを出てホテルへ。部屋に入ってウマそうにタバコを一服してから、バンギャちゃんがおもむろに脱ぎだした。
「今日も暑いよねー。もう汗でグショグショ。一緒にシャワー浴びようっか」
現れた裸体は、腹回りや尻の肉が多めの、予想どおりのビジュアルだ。そして胸もデカい。軽くEカップくらいはありそうだ。こちらの視線に気が付いたのか、バンギャちゃんがとっさに手で胸を隠す。その顔に浮かぶのは、苦笑いと照れ笑いの中間のような微妙な表情だ。
「やだぁ。そんな風に見られると、なんか恥ずかしいんですけど〜」
「へえ、そうなの?」近づいて胸をモミモミしてやると、「いやーっ」と笑って逃げ腰になる彼女。なんだか、ナンパした子とホテルにいるような気になってきた。楽しすぎるんですけど。
 シャワーで汗を流した後は、まっすぐベッドへ。まずはバンギャちゃんを仰向けに寝かせて、そのうえに覆いかぶさる。ではキスを…。
しかし彼女はさっと顔を背けた。
「んーゴメンなさい。キスはちょっと苦手で。てか、いま彼氏がいるから…」
 普段の俺ならおとなしく引き下がるところだが、この日はよほど興奮していたのか、聞く耳を持たず強引に唇を重ねた。そして固く閉じた口を舌でめりめりとこじ開けていく。めりめり。
「んーんー!」
 めりめり。
「ん〜〜〜っ!」
 めりめり……パッ。ついに口が開いた。すかさず舌をねじ込み、中でレロンレロンと大暴れさせると、やがてバンギャちゃんの舌が少しずつ応戦をはじめた。
最初はチロッ、チロッと遠慮気味に。しかしその10秒後には自らも舌をべろりと出し、こちらの舌に絡めてくる。しかも「ああん、ああん」とみだらな吐息をもらしながら。この子、めっちゃくちゃエロいっす!スケベったらしいディープキスを堪能した後は、唇を下にゆっくり移動させていく。まずは首筋へ、次は仰向けになってもほとんど型くずれしない立派な胸に。
ピンと固くなった乳首をちゅぱちゅぱと吸いつつ、右手は股間へ。しっとりと湿り気をおびた膣壁をこじ開け、指を2本挿入する。
「はあはあ、あん。チョー気持ちいいんだけど」
わざとらしくない、抑揚気味のアエギ声が実にリアルだ。
今度は軽くフェラさせてから69の体勢に。
やや色素が沈着したビラビラを押し開き、周囲から徐々に攻めていく。大きめのクリトリスを丁寧に舐め、ころころと舌先で転がすと、脂肪のついた尻がぶるんと揺れた。
「あ、それイイ。それ好き。もっと舐めて」
「こんな感じ?」
「うん。次は強く吸って」
「こう?」「そう! でもまだ刺激が足りない。もっとぉ〜」
まったくもう、貪欲ですな〜。ではいよいよ仕上げといこう。呼吸の乱れた彼女の両足を持ち上げ、正常位で挿入する。赤く染まったバンギャちゃんの顔をしばらく楽しみ、そのあとはバックでチンコを抜き差しする。尻の割れ目を開くと、毛のないきれいなアナルが丸見えだ。
「ケツの穴見えてるよ」
「やだ〜、恥ずかしいからそういうこと言わないで。あん、あん」
 快楽と羞恥心に抵抗するかのように、犬の恰好のまま首を左右に激しく振るバンギャちゃん。そんな彼女の姿を眺めながら、俺は夢中で腰をふり続けた。池袋西口、おそるべし。まさかこの世にこれほど楽しいテレクラが存在するとは。

栃木宇都宮のテレクラ体験談・マスクを取って素顔を見せてとお願いしたらガチギレ

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栃木県の宇都宮にやって来た。宇都宮といえば、やはり餃子ということで、現地について早々とある有名店へ。普通この後にセックスが控えている場合は、エチケットとして餃子など避けるべきところだが、こと相手がテレクラ女なら気にする必要はない。むしろ日ごろの恨みを込めて、ニンニク臭い息やツバをお見舞いし、嫌がらせしてやってもいいくらいだ。というわけでたらふく餃子を食った。スタミナも補充したことだし、いざ戦場へ赴くとしよう。
瞬時に気分が沸騰するようだ
ここのテレクラは早取り制だ(女からのコールを他の客たちと奪い合う方式)。フロントが女のコールを仲介してくれる取り次ぎ制に慣れているため、やや緊張してしまうが、なんとか上玉を釣り上げたいものだ。意気込んだはいいものの、なんとそれから4時間、ボウズが続いた。異様に早取りのウマいオッサンがいて、ことごとくコールを奪われてしまうのだ。さらにようやく女とつながっても、イタ電の多いこと。まさに早取り制の2大弊害に翻弄されている状況だ。ようやくまともに話せる女とつながったのは、それからさらに2時間後のことだった。
「もしもし?」「あ、こんにちは…」妙に元気のない声が返ってきた。年齢はどれくらいだろう。
「今日はどんな人を探してるんですか?」「これから会える人がいたらいいなと思って…」「あ、僕もなんですよ」数秒ほど間があって、女が言う。
「…私、こういうところに電話したの、2年半ぶりなんですよ」
「へえ、そうなんですね。普段は何をされてる人なんです?」
彼女が語ったプロフィールによれば、46才の既婚者で子供はおらず、現在はドラッグストアでパートをしているという。「ふうん、パートさんなんですね。じゃあ今日はお休みで、誰かと遊びたい気分だったとか?」「はい。このところずっと楽しいことがなかったから…」
2年半前にダンナさんが脳梗塞を発症して以来、パートと介護に追われる日々だったとかで、その間、自分の時間がほとんどなかったのだと彼女が愚痴る。
「ダンナさんはいまどういう状況なんですか?」
「とりあえず、体調もそこそこ回復したから、今月から働き始めてます」
「じゃあ良かったですね」「ヘっ! どうだか!」
いきなり野太い声を出し、彼女が吐き捨てた。「…というと?」
「体調は戻ったんですけど、まだ後遺症は残っているし、いつもイライラしてるんです」
また穏やかな口調だ。
「大変ですね」「はい。だから、今日は気分転換で遊びたいというか…」
ん? この言いぐさ、金はいらないってことなのか。
「あの、念のため聞きますけど、これって金銭のやり取り抜きで遊ぶってことですか?」
「はあっ!?」また例の野太い声だ。どうやらこの人、気にくわない質問をされると瞬時に気分が沸騰するようだ。
「てことはワリキリですよね」
「はい。1万円だけお願いしてもいいですか? あんまり自由に使えるお金がなくて…」
ふたたび覇気のない声でボソボソと話す彼女に、何かモヤモヤとした不安が立ち込める。会っても大丈夫なのか?「エッチ中もマスクは取りません」
指定された待ち合わせ場所は市内の図書館だ。レンタカーを走らせ敷地内の駐車場に乗り上げると、図書館エントランスの内側に女性の姿を見つけた。あれか?車を降り、小走りで近寄る。
「あの、電話の方ですか?」「…あ、はい」
緊張気味に頭を下げる彼女。遠目で見たときは、長身でやせ型だったことから、一瞬、当たりかと期待したものの、間近で見るといつもどおりの展開である。シワシワの皮膚はどう見積もっても50オーバーだし、オアシズ大久保さんに似た魚系の顔は、大きなマスクをしていても隠しきれないほどのブス度だ。むご。ガッカリしつつ声をかけた。
「じゃあ、とりあえずホテルに行きましょうか」「ちょ、はぁ〜〜?」「え?」
「なあ、声でけえわ! 人に聞かれんだろ!」
ここで一度、軽く深呼吸をしてから大久保さんがささやく。
「…あの、この辺は知り合いがいる可能性もあるので、そういうことは言わないでほしいんです。ホテルの場所はわかるので、まずはあなたの車に乗りましょ」
「…あ、はい、わかりました。どうもすいません」
助手席に座った彼女のナビで、ホテルを目指した。のんびりとした郊外の道を走りながら、チラッと横を見る。ふと尋ねた。
「風邪ですか?」「え?」「いや、マスクしてるんでどうしたのかと」
「ああ。今日はもともと人と会うつもりじゃなかったんで、お化粧しないで出てきちゃったんです。ドスッピンなんですよ」
とはいえ、このままずっとマスクをしたままとはいかんだろう。
「ちらっと顔を見せてもらえませんか?」「どうして?」
「これからホテル行くわけだし、やっぱ相手の顔は知っておきたいじゃないですか」
「しつけぇーよ!」またもや声を荒げた。しかしなぜか顔は笑っている。
「私、マスク取りませんよ」「エッチ中でも?」
「はい、エッチ中もいっさい取るつもりありません」
窓の外に視線を移した彼女から、クククと押し殺した笑い声が聞こえてきた。もうナニがナンだか。マジ怖すぎなんですけど。
「いま何つった?何つった!?」
心細い気分でホテルに入ると、到着早々、彼女は荷物も置かずに風呂場へ消えた。お湯を張っているらしい。せっかちな姿をぼんやりと眺めながら聞いてみる。
「テレクラっていつからやってるんですか?」
「4年…ほど前ですかね。そのころはまだダンナも元気だったんですけど、とにかく暴力がひどくて」毎日、すぐにキレるダンナに閉口していた際、彼女から相談を受けた当時の職場の同僚がテレクラのことを教えてくれたんだそうな。
「その同僚が、ダンナ以外の男の人とエッチすればドキドキするし、お金までもらえるから、いいストレス発散になるよって」
底辺感の漂うエピソードと言わざるを得ない。同僚がさらっとテレクラを勧めてくる職場だなんて、どんな状況なんだろうか。
「テレクラがきっかけで彼氏もできたんですよ」「へえ」
「その人、8才年下で、お互い既婚者同士だったんだけど、ダンナとは正反対でとても優しかったんですよね…」「そうですか。その人とは長く続いたんですか」「1年ほどですかね。ほら、ダンナが病気になってバタバタしちゃったから会える時間がなくなっちゃって…」
「ま、でも不倫の関係だし、トラブルもなく終わって、逆に良かったんじゃないですか?」
サッと彼女の表情から血の気が引いた。
「あっ!?いま何つった? 何つった!? なんも知らねえくせに!」
表情がさらに険しくなった。
「いい気になって言ってんじゃねえよ! 適当なことをよ! なあ、おい!」
「すいません。適当なこと言っちゃって」「ああっ!?」
「すいません。お二人の関係を何も知らないのに、勝手なこと言いました」
「そうでしょ〜!?」「はい」
やがて彼女は眉間にシワを寄せてブツブツ呟きながら、風呂のお湯を止めに行った。ふう、こうも簡単に爆発するとは、まるでニトログリセリン、もとい、完全にお病気ですな。
「私、帰ります。ちょっと無理です」
すぐに大久保さんの機嫌は治り、誘われるまま一緒に風呂へ入ることに。隣りで衣服を脱いだ裸は、思ったほどひどくはない。小ぶりの乳房はまだギリギリ原型をとどめて弾力がありそうだし、乳首もピンク色。体だけみれば30代でもギリ通用するクオリティだ。出産を経験していないせいだろう。彼女は俺よりほんの少し遅れて風呂場に現れたのだが、その姿に戦慄が走った。
「え、マスクしたまま風呂に入るんですか?」「はい。言ったじゃないですか。ずっと取りませんって」これはいったい、どう捉えればいいのだろうか。スッピンを見られたくない気持ちもわからんでもないが、ここまでかたくななのはさすがに度を超している。素顔を見てみたい。強い衝動が芽生えてきた。不意をついてマスクを剥ぎ取ればイケるのでは?
が、この女のこと、そんな暴挙に出れば、ナニをやらかすか予想がつかない。うーん、どうしよう。
やはり決行することにした。発狂したらしたでそれも見ものだ。耳にかかったマスクのゴムにサッと手を伸ばす。が、それを察知し、すばやく後ずさりした彼女に、あっけなくかわされてしまった。
「ちょっと何するんですか! やめてください!」
「いいじゃないですか。顔を見せてくださいよ。気になるんです」「やめてやめて!」
意外だったのは、この狼藉に対し、怒りださないことだ。どころか浴室の壁にピッタリと体の前面を押し付け、俺に背をむけた形で亀のように縮こまっている。か細い声が彼女から漏れた。
「…私、帰ります。もうちょっと無理です」「え?」
それは困る。テレクラに6時間もこもってようやくゲットしたというのに。
「あの、すいません。マスクはもう取ったりしないんで」
「もうイヤです」「もう絶対しないんで」「…本当に?」
「はい、絶対にしません」「はい、わかりました」
安堵の表情を浮かべ、大久保さんが手に取ったボディソープを俺の体に塗り込みだした。聞いたことのない鼻歌を口ずさみながら。ようやく気づいた。この人の本当に恐ろしいところは、キレようが、怯えようが、とにかく感情が乱れた直後に、いともあっさり平常に戻ってしまえる点なのだ。
「さっきから面倒くせーよ!なあ!」
体を拭き、2人でベッドへ。仰向けに体を横たえると、彼女はこちらに尻を向けて、フェラの体勢に入った。チンコを舐めるには当然、マスクを外さなくてはいけないが、この角度なら俺から顔を見ることができない。「気持ちいいですか?」「あ、はい」
お世辞ではない。派手なテクニックはないものの、ゆっくりと丁寧な舌使いはたしかに心地よく、チンコが急速に固くなっていくのがわかる。ベッドでとろけていると、大久保さんがマスクをつけて立ち上がり、何も言わず騎乗位のポジションに。むろん、チンコにはまだゴムを装着していない。
「あ、ちょっと待って。先にゴムつけましょう」「私、ナマでもいいですよ」
「いや、でもホラ、こういうのはお互いに気をつけないと」「病気とか持ってるの?」
「いえ、ないと思います」「私もですよ。じゃ」
じゃ、じゃねーし。勝手に挿入するんじゃないっつーの!腰を沈めようとする動きを思わず手で制した。それが、気にくわなかったらしい。「ちょ、面倒くせー! さっきから面倒くせーよ! なあ!」はぁ、もう十分だ。今回のミッションんはここらへんで手じまいとしよう。
「あの、もう止めませんか。僕は十分なんで…」
「おいおいおい、いまからがお楽しみだろ? よお!」
「すいません」「ったくオマエ何なんだよ!」
声を大にして言いたい。オマエがそれ言うな!

今時のテレクラでもマメに通えば奇跡の美女と出会える・最新のテレクラ事情

1_20200211173627a07.jpg2_20200211173628874.jpg3_20200211173630937.jpg4_20200211173631f52.jpg5_2020021117363333d.jpg6_20200211173634e54.jpgテレクラはブスばっかり?いえ美人と会えて即エッチ経験

事の発端は昨秋の鉄人社新入社員採用面接にまでさかのぼる。
この日の選考方法は集団面接で、学生複数人に対して編集部全員が向かい合う構図だ。編集長からのありきたりな質問にオレはありきたりな答えを適当に返していた。そんな事態が急変したのは面接が後半に差しかかったころだ。編集長が不意にこんな質問を投げかけてきた。
「じゃあみなさんに次の質問。自分が持ってる何か〝ウラ〞っぽい情報はないですか?」ついに核心を突いてきた。まさに裏モノJAPAN。ここで横に座る他の学生たちを出し抜かなければ面接突破の道はないだろう。とは言えこの質問、易々と答えるのは難しい。そう簡単に出ないから「ウラ」情報なワケで。オレは咄嗟の思いつきで編集部の面々が気を引くような根拠のないハッタリをかますことにした。
「裏モノではテレクラはブスばっかりみたいに書かれてますが、大間違いッスよ。美人と会えて即エッチみたいな経験、ありますし」
このハッタリに、編集長をはじめとした裏モノ編集部の面々は飛びついた。
「それちょっと詳しく教えてくれないか?」
よーし、気を引いた。あとは適当に説明しとけばいいだろ。
「そうですね、まぁ池袋が意外にアツいんすよ、若いコがいっぱい来て。ええ。テレクラもナメたもんじゃないっすよ」
この発言が功を奏したのか、後の面接は盛り上がり、採用面接とは思えない下ネタトークのオンパレードの結果、オレはめでたく採用内定を獲得したのだった。
そして4月。入社後初の編集会議。春の陽気に誘われ会議室でウトウトしていたオレは、編集長から唐突に尋ねられた。
「そういやスズキ、お前、面接のときにテレクラで美人とヤレるとか言ってたよな」
「えっ?……まぁ、はい」
「それ本当の情報なんだよな」
「……まぁ、ええ」
「じゃあ、実証してくれよ」
「はい、もちろん……」
半年以上も前についたウソなどすっかり忘れていたオレは、すっかり動揺してしまった。実はオレ、テレクラに入ったことすらないのだ。ヤバイぞ、もしあの発言がハッタリとバレたら、入社早々クビになっちまう。
都内の桜が満開を迎え始めた4月某日の昼下がり。スーツを着た新入社員風の女子集団を避けるように、オレは新宿歌舞伎町のテレクラ「R」に入店した。右も左もわからないまま、やたらとテンションの高い店員から簡単にシステムの説明を聞く。その結果、とりあえず外出自由な3時間パックを選択し、個室へと入った。どうやらテレクラというシステムは、ここでひたすら電話が鳴るのを待つものらしい。
入室後10分。最初の電話が鳴った。プルルルルル。ガチャ。人生初テレクラだ。さすがに緊張する。
「もしもしー」
落ち着いた少し低めの女性の声がした。
「あ、もしもし。こんにちは。本日はどんなご用事でお電話を?」
緊張のあまり敬語が出てしまう。お客様相談センターか、オレは。
「ちょっと遊びたいなーと思って。今どこにいるの?そっちは何才かしら?」
かしら?こいつババアじゃねえのか? 
「今新宿で、オレは27ですけど」
「あぁだいぶ年下ね。いま西日暮里にいるんだけど、会える?」
完全アウトだ。西日暮里、若い街じゃない。つまり若いコじゃない。でも一応年齢だけ聞いとくか。
「ちょっと厳しいっすね。ちなみにおいくつですか?」
「んーあなたの20才くらい上かしら」
サヨウナラ〜。ガチャリ。その後、電話を受けること数回、かかってきたのは自称50 代で新橋のクリーニング屋勤務のババアやら、「話だけでもして」とのたまう浦安の老婆など、とてもじゃないがアポをとる気になれない。こっちは介護職じゃないんだから。いよいよヤバイことになってきた。テレクラに若い美人がいるなんて、夢のまた夢のような話だったのかも。
「ホ別でイチゴー」をナマで聴くことになるとは
残り時間1時間を切ったあたりで、ようやく若い声の女から電話があった。
「もしもしー」
「あっ、もしもし、どんなカンジで電話したの?」
「ワリキリで遊べる人希望してます。今すぐで」
テンポがいい。話が早く進みそうだ。
「オレもワリキリだよ。プロフィール教えてよ」
「身長は155センチで体重は50キロくらい。年は25才だよ。仕事は会社員で今日は休みー」
やけに慣れた話し方に、即タメ語。かなりベテランのようだ。
「そうなんだ。いまどこにいる?オレ、新宿なんだけど」
「新宿だよ。会ってもいいけど今値段決めて。ホ別でイチゴーね」
出た、ホ別でイチゴー。裏モノでよく見かけたフレーズをナマで聴くことになるとは。
「いやぁ、顔とかどんなカンジなのかもう少し教えてくんない? 誰に似てるとかさ」
「松たか子に似てるって言われたことが何回かあるよ」
松たか子、か。悪くないかも。
「わかった。じゃあイチゴーで会おうよ」
「うん、私、アルタ前にいるから」
走ってアルタ前へ。目印は茶髪のショートカットに黒のコート、そして茶色のブーツ。で、松たか子似だ。
平日ということもあり、アルタ前は行き交う人もまばらだ。そんな中で茶髪のショートカットに黒いコートは……あれか。うん、あれしかいない。しかし、松たか子では断じてない。目が離れすぎている。まるで深海魚のようだ。あ、マズイ、近づいてきたし。
「こんにちはー。じゃあ行こっか」
「やっぱやめるわ。松たか子じゃないし。交渉決裂ね。じゃあ」
「なにそれ」
「決裂なんだよ。他探して」
逃げるようにしてオレは個室に戻った。
「家でご飯食べながらしゃべりたいなー」
間もなく3時間コースが終了する、退出時間8分前。電話が鳴った。
「もしもしー。仕事終わったー。いま遊べる人探しててさ。飲みたいんだよね」
声的に、20代前半、元ギャルといったところか。何でもこの女、地元宮城から上京して一人暮らしを始めてまだ半年、彼氏と別れたばかりでテレクラに電話してきたらしい。要するに隙ありまくりの上京娘ってわけだ。適当な雑談を交えた後、本題を切り出す。
「オレも遊べる人探してるんだよね。そっちはどんな遊びしたいの?」
「家でご飯食べながらしゃべりたいなーと思って」
家でご飯?エンコーじゃなく、家でご飯?そんなパターンもあるのかテレクラには。
「うん、じゃあ行くよ」
「てか今どこ? 私千葉なんだけど」
「新宿にいるんだけど、千葉のどこなの?」
「市川ってわかる? そこまでなら行けるんだけど」
市川なら、限りなく東京寄りだ。
「30分後くらいでもいいなら行けるけど」
「全然大丈夫だよ。私も途中買い物していくし。そしたら30分後に市川駅ね」
総武線に揺られ市川駅へ。夕方5時、到着後間もなくしてテレクラで教えたオレの番号に非通知で電話がかかってきた。
「もう着いてる? 市川駅のどこ?」
「改札前にいるけど」
「あっ行く行くー。私、黒のコートに黒タイツね」
現れたカズミと名乗る女は、予想通りの見た目だった。倖田來未を中学のころ聴きまくっていたような風貌とでもいうか。
芸能人で言えば大島麻衣をケバくした感じ。少なくともブスではないし、デブでもない。キャバクラで隣に座られても全く問題なく、ヤれたら十分他人に誇ってよいレベルだ。ほら、編集長、テレクラにだって、こういう子はいるんですって!
カズミは開口一番、意外な一言を発した。
「あのさ、いきなりで悪いんだけど今からちょっと電車で移動するからスイカチャージしていい?」
「ああ、どうぞご自由に」
「でね、いまお金なくって後でATMで下ろすんだけど、会っていきなりでホンット悪いんだけど、とりあえずちょっとお金貸してくんない?買い物しちゃったからさー」
確かにカズミは食料品が入った買い物袋を左手に抱えている。まぁ、どうせ家にいくんだし少額ならいいか。
「じゃあ千円貸すよ。駅着いたら返してよ」
「あのさ、ホンット悪いんだけど、1万円貸してくんない? 明日からの通勤の電車代もまとめてチャージしたいから」
「それは無理だよ。後でお金下ろしてからすればいいじゃん」
「せっかく駅にいるんだし。じゃあ五千円でいいから!」
問答した挙句、しぶしぶ二千円を貸してやった。さぁ家に移動しようぜ。
「あのさ、電車乗る前にファミマ寄っていい? お酒飲むでしょ?」 酒か。うん、飲みたいかもな。ファミマ行きましょうか。
「あっ、ついでにルーツ(缶コーヒー)買っていい? あとマスクと野菜ジュースも」
流れ的に、オレが奢るような形になってるけど、この程度の出費なら、まいっか。
……レジに表示された金額は合計3690円だった。こんなに買ったっけ?
あっ、こいつ知らないうちにタバコ4箱も放り込んでやがる。ちっ、ナメた女だ。
「家で飲むなら子供いないほうがいいよね?」
店を出たところでカズミがまたゴニョゴニョ言い出した。
「あのさ、実は私子供いるんだよね。オムツ買っていい?」
カズミはDVまみれの元彼との間にできた9カ月の子どもを育てるシングルマザーで、現在子どもを託児所に預けているらしい。マツキヨへ寄ってオムツやらベビーパウダーやら何やらを買い込み、新たに3千円の出費だ。そしてまたカズミが口を開く。
「今夜さ、家で飲むなら子供いないほうがいいよね?子供いると私ママモード入っちゃうからさ」
「そりゃそうだね」
「じゃあ託児所、延長してくるね」
「うん」
「……お金ないんだけど」
また「金貸して」か。いくらなのよ、託児所代。
「……3万円」
「そんな高いわけないじゃん」
「健康診断とかいろいろ滞納しててさー」
「とりあえず今夜の分だけでいいじゃん。いくらなの?」
「1時間1890円で、朝までだったら2万くらいかな」「そんな出せるわけないよ」
「じゃあ1万円でいいから貸して!」
1万か。痛いが、セックス自体はタダだし、ホテル代もかからないから、ギリギリ出せなくもないかも。
「必ず返せよ」
万札を一枚渡し、ようやく2人して電車に乗り込んだ。次が西船橋駅になったところで、カズミはまたもや急に話を切り出してきた。
「あのさ、いま西船橋に原付停めてあるんだ。原付に買い物袋入れて託児所寄ってから家までいくから、そのあと合流しよ。北習志野ってとこだからそこで待ち合わせね」
怪しすぎる。こいつ、逃げるつもりじゃないだろうな。
「じゃあケータイ番号教えてよ」
「いまさ、会社の電話しか持ってなくて会社のは教えらんないんだよね」
「そしたらどうやって会うんだよ」
「10分おきに非通知で電話するから。さっき市川駅でも合流できたじゃん! ね?」
「絶対電話しろよ。あと金返せよ」
カズミは西船橋駅で降り、そのまま電車に乗り続けたオレは、北習志野駅に降り立った。カズミからの電話を待つこと2時間、ケータイはうんともすんとも言わなかった。時刻は夜の10時を回っていた。
テレクラにもこんな可愛い子がいるんだ!
翌日、気を取り直して池袋のテレクラへ入った。
ババアからの電話を切りまくること数回、ようやく受話器の向こうから若い声が。
「もしもしー」
「もしもし。どんな人探してるの?」
「ワリキリだよ。いま近くにいるよ」
「じゃあ会おっか。その前に体型とか見た目とか簡単に聞いていいかな」
「年は21才。身長は160で体重はヒミツです。細身で髪は肩までくらいのちょっと茶髪だよ」良さそうだ。
「だれか有名人に似てるとか言われない?」
「あーそれ言われないんですよー」
「例えば周りからカワイイって言われる?」
「フツーに言われますよ」
へぇ、フツーに言われるんだ。でも、もはやテレクラ女の言説を信じるほどの純情さはオレにはない。
「じゃあさ、会ってから値段は交渉ってカンジでいいかな?」
「いいですよ。薄いピンクのトレンチコート着てて、今マルハンの前にいるんで。名前はマナミ。話しかけてください」
店を出て近くのマルハンまで移動する。お、見えてきたぞ、薄いピンクのコートだ。あれ? マジであのコなの? えっ、マジで細身じゃん!
更に近づき、ターゲットを完全に捕捉する。うん、まぁカワイイ!単体女優はムリだけど、企画モノ90分作品の中で1人はいる当たりの子レベルだ。
「あ、電話の子?」
「はい」
「えーと、ワリキリはいくら?」
「ホ別イチニで」
今まで見てきたどんなブスの相場より安いじゃん。いったいこのコに何があったんだ?
「それは、最後まで込み込みの値段だよね?」
「そうですよ」
わーい、やった! 即決です。一時間弱でサクッとヤらせていただきました。おっぱいはちょっと小さかったけれど、これで証明できたぞ、テレクラにもこんな可愛い子がいるんだ!喜び勇んで、隠し撮りした写真を編集長にメールする。
「どうですか。テレクラにもこんなのがいるんですよ」
「んー65点かな。このクラスならおらんこともないのは知ってるよ」
「はぁ」
「お前の口調だと、90 点がいるみ
たいなカンジやったけどな。そんなにテレクラの引きが強いのかと感心して、それで採用したって部分もあるんやけどな」
「はぁ。……もう少し続けます」
「誰に似てる?」に「アッキーナ」と即答
90点となると、街中でもなかなか見かけないレベルだ。そんな女がテレクラに……ないない。ありっこない。やっぱクビか。
河岸を渋谷に変更したオレは、とりあえず若ければ会ってみる方針で、アポってみた。
ユウカ23才、ワリキリ1万5千円。自称、押切もえ似。
やってきたのはエジプトの壁画チックな、劇団四季のライオンキングみたいな白ギャルだった。ナオ22才、ワリキリ1万5千円。自称、倉木麻衣似。
現れたのは、髪型だけ倉木麻衣に似た、サッカー元日本代表・大黒将志だった。
テレクラがここまで欺瞞に満ちた世界だったとは。大学のサークルで一番モテなかったような女ばかりが電話をかけてくる場所だったとは。
またコールが鳴った。
「いま道玄坂にいるんだけど、すぐ会えるワリキリな人、探してます」
「うん、いいよ。体型とか見た目とか教えてよ」
「年齢は21才で身長は155センチ。体重はヒミツです」
ん、体重がヒミツとは重大な隠蔽体質だ。許すまじ。
「単刀直入に聞くけどさ、デブなの?デブとブスは断るよ?」
「デブじゃないですよ。ぽっちゃりでもないですよ」
「へー。なら誰に似てる?」
「アッキーナ」
即答で返ってきた。なんだこの妙な自信は。
「ホントにアッキーナなの?」
「言われますよ。一回会ってみます? 値段はそれからでいいですよ」
押切もえにしろ倉木麻衣にしろ、ここまで自信満々ではなかった。期待していいのかも。急いで待ち合わせ場所の道玄坂へ向かう。いた! 黒と白のチェックのコートに胸まで伸びた茶髪。見た目は確かにアッキーナ系だ。90点は無理でも、85点はあげてもいいんじゃないの!?
「えっと、値段はいくらぐらい希望なの?」
「ホテル別でイチゴーかな」買います。全然オッケーです。


平成生まれ。まだ25才の俺は、テレクラに一度も行ったことがない。
だから安心していた。こんなテレクラ童貞が年越しテレクラを任されることなどあるはずはないと。だから計画していた。年末年始はゆっくり実家で過ごそうと。
しかし裏モノ編集部というところはそう甘くない。
「ウチの会社はテレクラで年を越して一人前みたいなとこがあるから」
編集長のそのひとことで、俺の年末の予定はすべて狂ったのだった。
うわー、テレクラってこういうとこなんだ
12月31日。大晦日の昼3時。向かったのは池袋西口のテレクラだ。ここを選んだ理由は学生時代から通っており、勝手がわかっている街だということに加え、仙頭センパイが「池西テレクラには今、出会いカフェ等であぶれた若い子がいっぱいいる」
と以前リポートしていたからだ。毎月の連載で読んでいるような化け物よりも出会いカフェであぶれた女の方が何倍もマシに決まっている。 
いつもよりずいぶん人の少ない駅前を抜けて店へ。しかし、中に入るなり不健康そうな店員が申し訳なさそうに言う。
「すみませ〜ん、今満室なんですよ〜」
なんと、こんな日に満室とは。モノ好きな男が大勢いるもんだ。
仕方がないので東口のテレクラへ向かう。「本日年末セール最終日となっておりま〜す!」と叫ぶビックカメラの店員を横目にしつつ、目的の店へ。今度は無事に入場できた。 
店員からシステムや電話の操作方法など一通りの説明を受けて個室へ入り、リクライニングチェアに座ってタバコを吸う。これがテレクラか。ずいぶん殺風景な場所だな。よもやこんな場所で年を越す日が来ようとは。入店から1時間経っても、電話はかかってこなかった。出会いカフェあぶれちゃんたちも、東口はコールしにくいんだろうか。 
トゥルルル。 
ようやく鳴った。人生初テレクラの幕開けだ。緊張する。
「どうも、こんにちは」
「こんにちは〜お兄さん何才?」 
若そうな声だ。期待してしまう。
「25ですけど、お姉さんは?」
「33。今日、大晦日だけどヒマなの?」
「そりゃテレクラにいるくらいですから…」
「あはははは! そりゃそうだよね!ゴメンゴメン!じゃあね!」
切られた。なんだったんだ今のは。若すぎて敬遠されたものと思っておこう。
その後も電話は鳴らず、ツイッターを見て過ごすことに。格付け委員長の虫象さんは休載のため、実家に帰っているようだ。家族とダラダラ過ごす年末年始がこれほどうらやましいものに思えるのは初めてだ。 
そんなことを考えているうちに、今日2回目のコールが鳴った。
「こんにちは」
「もしもし〜」 
かなり歳いってそうな声だ。悪い予感がする。
「お兄さんおいくつ?」
「25です」
「あらお若いのね」「お姉さんはおいくつですか?」
「私はね、58なの。平気?」
え、58? いま58って言った?ダブルスコア以上なんですけど。
「お兄さん、どういう方を探してらっしゃるの?」
「え〜と、会える方を探してまして」
「あら、私もそうなのよ。ちょうどよかった。ワリキリなんだけど大丈夫かしら?」
「ええ、もちろんです。大丈夫ですよ」
「それで、どのくらいいただけるかしら?」
「イチゴーでどうでしょうか」
「それでもいいわよ。会いましょうか」
「お名前、何ておっしゃるの?苗字じゃなくて下のお名前よ」
「ユウスケです」
「ユウスケさんね。私はレイカ。レイカお姉さま」
え、なんか言い出したけどこの人。
「…お姉さまって言いました、今?」
「そうよ。私の方が年上なんだからそう呼ぶのが自然でしょ?そうじゃない?」
「…そうですね」 
うわー、テレクラってこういうとこなんだ。実際に体験するとゾワゾワしてくるな。
今レイカお姉さまは歌舞伎町にいるらしい。そんな場所にいるってだけでヤバイ人なのは確実だが、会うしかあるまい。
「援助してあげるのが当たり前じゃない?」
夕方6時、歌舞伎町奥の交番前。待ち合わせに5分ほど遅れ、レイカお姉さまはやってきた。
「ユウスケさん?ごめんなさいね、待たせちゃって」
…現れたのは、アントニオ猪木の宿敵だったアンドレ・ザ・ジャイアントのような顔の老婆だった。厚化粧をしているが、到底ごまかしきれないレベルの老い具合だ。
「いえいえ、大丈夫ですよ。レイカさんですよね?」
「レイカお姉さま、でしょ?」
「そうでした、すみません」
「わかればいいのよ。じゃあ行きましょうか」
そう言ってスタスタとラブホ街へと歩き出すお姉さま。先導されて入ったのは、歌舞伎町の安ホテルとして有名な〝K〞だった。入り口には門松が置いてあるが、おめでたい感は微塵もない。
フロントで金を払おうとすると、お姉さまが何やら騒ぎ出した。
「あっ、ちょっと待って! あったあった」 
彼女がカバンから取り出したのは、一枚のボロボロなカードだった。表面の文字がかすれて何のカードなのか判別できない。
「ここのポイントカードなのよ。ポイント貯めてるの、私」
こういうことを平気でできるのがテレクラおばちゃんの凄さだ。常連であることを隠そうともしない。カードの年季の入り具合からして、最低10年はワリキリをやっていると見た。
部屋へ入ると流れるような動きでコートを掛け、テレビを付け、コーヒーを淹れだすお姉さま。勝手知ったるという感じだ。
「ごめんね、先にお金いただいていいかしら」
1万5千円を受け取り、お姉さまは上機嫌になって語りかけてきた。
「あ〜よかったわ〜。いいの、本当にこんなおばちゃんで?」
「ええ、全然OKです」
「ところであなた、ご実家には帰らないの?」
「実家が近いので、元旦に電車に乗ってもすぐ着くんですよ」
「そう。親御さんには会えるうちに会っときなさい。私くらいになるとね、もう会いたくても会えないのだから」 
まあ、確かにそうですね。
「電話のときから思ってたけど、あなたいい子ね。最近の若い子はダメだけど、あなたは別」
「何かあったんですか?」
「たまーにね、あなたくらいの歳の人が会おうって言ってくるんだけど、待ち合わせても顔見て逃げる人ばっかりね。人としてなってないわ」人として、か。それが人間の正しい反応のようにも思えるが。
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「テレクラはずいぶん長いんですか?」
「そうねー、私がキャバレーを辞めてしばらく経ってからだから、もう15年くらい前になるかしら。キャバレーのころはよかったわね」
聞いてもいないのに、彼女はコーヒーを飲みながらキャバレー時代の思い出を語り始めた。当時働いていたキャバレーでは1、2を争う売れっ子だったこと。パトロン的な客が何人もいて、会うたびに金をもらっていたこと。パトロンの支援で新宿に店を出せたこと等々…。
「あのころは良かったわねー。いい人ばっかりで。今の人は余裕がないわ」
「余裕?」「テレクラにかけてくる女は、事情がある人ばっかりなんだから、ちょっとくらいタイプじゃなくても援助してあげるのが当たり前じゃない?」
「はぁ」「それが今じゃね、私が58だからってもう、すぐガチャ切りしたり、顔見て帰ったりで。困るのよ。私、稼がないといけないから」
「稼がないといけない理由があるんですか?」
聞けば、お姉さまはキャバレー時代のパトロンに金を出してもらい、新宿に店を出したものの失敗し、今も当時の借金を抱えているらしい。結婚せず40を超え、飲み屋で雇ってくれる店もなく、ワリキリのためテレクラに通いだした、という流れらしい。
「借金は、どのくらいあるんですか」
「最初は2千万もあったけどね。今はだいぶ減ったわよ。片手くらい。やっと終わりが見えてきたわ」それでも500万もあるのか。生きているうちに返しきれるのだろうか。
「他にお仕事とかは」「してないわよ。1日に1回くらい、こうやって会えれば生きていけるし、もう雇ってくれるとこだってないしね。しゃべりすぎちゃったわね。じゃあしましょうか」
「もっとイジワルしてほしいの…」
お姉さまが服を脱ぐ。現れたのは、スズメバチの巣のようにラインの入った腹に、マンガのように垂れた乳。そして何とも形容しがたい、年寄りとしか言えない股間。基本10代がストライクゾーンの俺には刺激が強すぎる。 
シャワーも浴びずベッドへ向かい、フェラをしてもらう。さすが58才だけあり、テクはなかなかのものだが、いかんせん加齢臭がキツすぎる。実家の仏壇のような香りだ。これでは勃起すらままならない。とりあえず、こっちから攻めるか。そのうちに感覚がマヒしてくるかもしれないし。
完全に重力に負けている乳を揉み、乳首を軽く摘まんだ後に口に含むと、控えめな「あっ…」という声が部屋に響いた。 
そのまま胸への愛撫を続けていく。
「もっと強くしてちょうだい…」 
蚊の鳴くような声で囁くお姉さま。こちらをうるんだ目で見つめるその表情は、見ていてあまり気持ちの良いものではない。 強めに乳首を摘んでみる。ビクビクと身体が仰け反る。
「もっと強くしていいの、イジワルしてちょうだい…」と、だんだんと声のトーンが高くなっていく。この人、マゾヒストか。
うつぶせに寝かせ、軽く尻を叩くと、ケツの肉が波打ち、ベッドがきしむ。それと同時に、声にならない声のようなものが部屋に響いた。
そしてそっと股間に手をやると、指がグッショリと濡れた。
「お姉さま、お尻叩かれて気持ちよくなっちゃったんですか」
「そうなのぉ、もっとイジワルしてほしいの…」
これ以上この人の欲求に付き合っていたら何をやらされるかわからない。さっさとゴムをつけて挿入してしまおう。
「入れますよ」
「いいのよ入ってきて…あぁ入ってきた! あぁうっ!」
身体を左右にくねらせながら喘ぐお姉さま。身体の動きに合わせて腹の肉もウェーブしている。ダメだ、見れば見るほど萎える。どうせイケそうにないし、強引にピストンをしてイッた演技でごまかしてしまおう。
「あっすいません、もうイッちゃいそうです」
「いいのよ、来て、来てっ!」
「…ああっ!すいません、気持ちよかったんですぐイッちゃいました」
「いいのよ、若いんだから。ステキだったわ」
とりあえず満足していただけたようだ。事後、2人でボーっとしていると、お姉さまが「忘れてた!」
と唐突に大声を出し、テレビの電源を入れた。 格闘技の試合が流れている。俺はこの手のスポーツには疎いので、誰が誰なのかさっぱりわからないが、お姉さまはこのRIZINとかいう格闘技のファンらしい。
「強い男ってステキよね〜」と独り言をつぶやきながらテレビに見入っている。どうやらここで試合を見ていくようなので、一人で先に出ることにしよう。
「じゃあ先に帰りますので。どうもありがとうございました」
「こちらこそ。お兄さんありがとね。来年はいい年になるといいわね。お互いに」
「そうですね。またどこかで。よいお年を」俺も去年は
あの立場だったのに池袋のテレクラに戻ってきた。
時刻は午後19時半だ。 
退屈なのでテレビをつけてみると、既に紅白が始まっており、画面の中では天童よしみがお馴染みの笑顔で歌っていた。よしみが歌い終わったころ、コールが。
「もしもし」「お兄さん何才なの?」お、かなり若そうな声だぞ? 「25だよ」
「私、ハタチなんだけど大丈夫?」ハタチですと!?今ハタチって言ったよね!?
「全然全然! もちろんオッケーよ!」「今日、これから会いたいんだけど…」
「是非お願いします!2出しますんで!」
「今巣鴨にいるんだけど、ここ地元だから知り合いに会いたくないんで、待ち合わせは池袋でいいですか? すぐ電車乗るから」「うん、うん、大丈夫! 気を付けて来てね!」
我ながら相当気持ち悪いテンションだが、テレクラでハタチが来たらこうもなろう。まあ、顔はどうだかわからないけど、何が起ころうともさっきのお姉さまよりは2億倍マシだろう。20時20分ごろ、待ち合わせ場所である駅前の銀行まで向かい、ウキウキで待つ。10分も早く着いてしまった。どんな子かな〜、可愛いかな? 今日はハタチと一晩中やりまくって、起きたら一緒に初詣に行って。サービスよかったらお年玉もあげちゃおうかな? 
約束の時間から5分経ってもハタチは現れなかった。俺の横をすり抜けて、家族連れが銀行へと入っていく。親戚に渡すお年玉でもおろすのだろうか。10分過ぎてもまだ、ハタチは現れない。道路を挟んだ向かい側で学生らしき男女グループが「あけおめー!」「バカ、まだはえーよ!」
などと騒いでいる。俺も去年はあの立場だったのに、今では遠い遠い昔のことのようだ。
その後も、仲睦まじいカップルや大きな百貨店の紙袋を持って小走りで歩く男などを見送りつつ、俺一人の時間は流れていった。 時計を見ると、もう21時前だ。
これだけ待っても来ないということは、すっぽかされたのだろう…。
「おちんちんエッロ〜い。早く食べちゃいたい」
このまま池袋にいても状況が好転するとは思えない。イチかバチか、新宿へ移動しよう。
人もまばらな埼京線に乗る。お姉さまに会いに新宿に向かったときは初アポの不安で気づかなかったが、車内広告は初売りや年始番組の宣伝ばかりだった。楽しげでよろしいですね。
21時15分、歌舞伎町のテレクラへ到着。個室に入ると、タバコを吸う暇もなくコールが。
「もしもし、お名前なんていうの?歳は?」「ユウスケ、25才です」
「私はマナミっていうの。よろしくね。33なんだけど、ユウスケさんは会える方かしら?」
「そうですね、お会いしたいです」「年上だけど大丈夫?」「ええ、全然大丈夫です」
「お小遣いもらいたいんだけど…」「イチゴーで大丈夫ですか?」
「じゃあそれで。5分後にお店の前で会いましょ」
え、店の前まで来るの?そんなのアリなんだ。
…5分後に店を出ると、待っていたのは黒いダウンを着た、整形後のマイケルジャクソンのような女だった。異常に痩せていて不気味だ。「ユウスケさん? こんばんは〜」「どうも、こんばんは」
「あたし看護師やってるんだけどね、仕事中ずっとムラムラしててテレクラにかけちゃったの〜早くおちんちん欲しい」
芝居じみたセリフを早口でまくし立ててきた。こいつ、間違いなくプロだ。マイケルがコンビニへ行きたいというので付き合うことに。彼女は俺にカゴを持たせ、チョコやガム、漬物、トルティーヤ等を投げ込み、会計を俺に押し付けてきた。そして大晦日でも休憩2500円という安ラブホに誘導される。「ここはね、年末年始でも料金の割り増しがないの。いいでしょ」
「そうなんですか、ありがたいですね」ここらへんのあらゆるラブホを知ってるってことか。
「じゃあ、Hの前にお金もらっちゃおうかな。2だったわよね」
「いや、イチゴーって約束しましたよね?」
「うーん、じゃあホテル代込みで2でいいわ」
「いやだからそんな約束してないでしょ。イチゴーって言ったでしょ」
「あらそう。じゃあイチゴーでいいわ」コンビニの件といい、どんだけ浅ましいんだこいつ。金を受け取るや、マイケルの白々しい芝居が始まった。
「じゃあエッチな看護しちゃいま〜す。匂いフェチだからシャワー浴びなくていいよ」
と言いながら服を脱がせ、チンコを見るなり「あ〜おちんちんエッロ〜い。早く食べちゃいたい」と手早くゴムを付けてゴムフェラ。なんだよ、この手慣れ感は。目をつぶってチンコの感覚にだけ集中すると、なんとか勃起した。それを見るなり「看護師って本当ストレス溜まるの、早くセックスしたくてしょうがなかったの」と言いながら騎乗位でまたがってくる。 ん? 人ひとりが上に乗っているにもかかわらず、重さはほとんど感じられない。服を少し脱がしてみたら、マイケルの身体は皮のついた骸骨といった様相だった。腕に至っては少し小突いたら折れそうなほど細い。拒食症のドキュメンタリーか何かでこんな身体を見たことがある。「あ〜、おちんちん美味しい」
ガリガリの身体にチンコが呑み込まれていく様子は、とても痛ましいもので、チンコはみるみる萎えていき、そのうち、ニュルンと外れてしまった。
「あ、萎えちゃった?無理してやるのも身体によくないし、もうやめよっか。あたしは気持ちよかったし、満足したよ」「え、ちょっと…」
「私はユウスケさんのことが心配で言ってるの!無理してヤルと身体によくないんだよ?病院で働いてるからわかるんだからね?」「…」「はい、服着せてあげるね」 
そう言って、俺の意思も確認せず超高速で帰り支度が進められていった。ホテルを出るや、「じゃあまたね」と、歌舞伎町の雑踏に消えていくマイケル。おそろしいまでの時短プレイで1時間も経たずプレイは終わった。独り身にこの光景はキツいものがある。
再びテレクラへ戻ってから30分ほどだろうか。23時少し前にコールが鳴った。
「こんばんは。今からワリキリで会える方かしら?」「ええ、ぜひお願いしたいです」
「私、エミって言うの。30才で、これから30分後に新宿駅前のライオン広場で待ち合わせしたいんだけど…」というわけで、23時半にライオン広場へ。年越し直前のアルタ前は、キャッチ風の男たちやカップル、学生グループなどで賑わっていた。一人でこの場にいるのは俺だけだ。 
…約束の時間を10分過ぎ、20分過ぎてもエミさんは現れなかった。教えられた電話番号にかけても、無機質な呼び出し音が流れるだけだ。あと10分ほどで新年が始まってしまう。どうやら、年越しはここで一人ぼっちですることになるようだ。カウントダウンが近付くにつれ、どこからともなく人が集まってきた。そして0時。酔っぱらったキャッチ風の男が「ハッピーニューイヤー!」と叫び、どこからともなく拍手が湧いた。周囲では、あちこちでカップルが幸せそうに乳繰り合っている。独り身にこの光景はキツいものがある。早々に退散しよう。が、テレクラへ戻ったところ、0時を過ぎたために、もうコールは受け付けておらず、ただの狭い個室として利用するしかないという。仕方なくテレビをつける。音楽カウントダウン番組だのアニメだのよくわからんバラエティーだの、特に見たくなるようなものはない。もう寝よう。「今日はお正月でお店が休みだからヒマで」
元旦。歌舞伎町店を出て、再び池袋西口へやってきた。今日はいつにも増して、街に人が少ない。やはり皆、今日は家でゆっくりするんだろうな。唯一、家電量販店の裏手に大量の中国人が集まっており、初売りで買い占めたのであろう品物を並べて何やら議論をしていた。
テレクラへ入り、コールを待つと、20分に一回ほどはコールがあり、昨日よりは幾分マシといった印象だ。しかし内容は正月にテレクラに来ている男をあざ笑う冷やかしか、会話の成立しないヤバそうな人ばかりで、アポには繋がりそうにない。ひたすらどうしようもない電話をさばくこと数時間。夕方になってようやくマトモに会話できる人からコールがあった。マミ33才。
「会える人を探してるんですけど、ユウスケさんは会える人?」
「ええ、僕も会える人を探してました」
「私、けっこうぽっちゃりですけど大丈夫ですか?」「柳原可奈子くらいですか?」
「そこまではいってない…と思う」
イチゴーで会う約束を取り付け、池袋の公園で待ち合わせることに。空も暗くなり始めた夕方。公園へやってきたマミは、芸人の友近を太らせたような女だった。昨日バケモノとまぐわったからか、かなり可愛く見えてしまう。 じゃあ行きましょうか、とホテルの方に歩き出したが、友近が喉が渇いたというので、近くの喫茶店へ入ることに。銭ゲバ女なら喫茶店には入らないはずだ。これは楽しい展開になるんじゃないのか?喫茶店でケーキをつつきながらしばし雑談する。
「遅くなりましたが、マミさんどうも。あけましておめでとうございます」
「あ、おめでとうございます」「実家には帰らないの?」
「私、両親と仲が悪いので…ユウスケさんは?」
「俺は明日帰るから、今日はこの辺でヒマをつぶそうかと」
「ユウスケさん、テレクラはよく来るんですか?」「いや、実は今日が2回目で。マミさんは?」
「私は2カ月に1回くらい、ヒマなときに来るかな。今日はお正月でお店が休みだからヒマで」
「お店?」「あっ、私○○ラーメン○○店で働いてるんです」 
…いきなり勤務先をぶっこんできた。予想外だ。テレクラで会ったばかりの男に普通言うか?
「私、田舎から出たくて、住み込みで働けるラーメン屋に就職したんですけど、思いのほかラーメン作りが楽しくて」なるほど。こっちに友達もいないから、正月がさみしくてテレクラにかけてきたのね。そろそろホテルへ行こう。喫茶店を出て、ホテル街へ向かう道中も、友近さんはラーメンについて熱く語っていた。
「豚骨と鳥ガラのダシの特徴はこうで、うまく調和させるには…」なんだか悪い人ではなさそうだ。話を聞きつつ適当に入ったラブホは、看板に「休憩3800円から」と書かれていたにもかかわらず、一番安い部屋でも休憩が8千円した。これが正月料金か。足元見てるなー。 
ホテルに入ってから友近さんはラーメンの話をやめ、積極的にボディタッチをしてきた。服の上から乳首とチンコをサワサワしてくる。「ベッドいきません?」「積極的ですね」
「喜んでもらいたいから…」 
この献身的な姿勢はどうだ。昨日とは打って変わって人間的なふれあいに、涙が出そうになる。まだ直接触られていないというのに、チンコは勃起していた。友近さんもまんざらではないらしく、電気を落として「あたしのも触って」とねだってきた。「んっ、んっ」と控えめな喘ぎ声を聞きながら愛撫を続ける。もうマンコはぐっしょりだ。 ゴムを付け、正常位で突き始める。たるんだケツの肉がパチンパチンと鳴ってイヤらしい。「あっ、おっきい…」「そう?」「うん、おっきい…」
褒められたおかげで、射精感がかなり早くやってきた。「いつでもイって大丈夫ですよ」 
あら、優しい。それではイカせてもらいます!「初詣でもしませんか」「え、いいの?」 
賢者タイムでソファーに座っていると、友近さんがベッタリと俺にくっついてきて言う。
「姫はじめだね」「そうですね」「そういえば私、お正月らしいことしたの、これが初めてかも。あはは」そういって笑う友近さん。そうか、この人、田舎から出てきて友達がいないラーメン屋店員なんだよな…。一緒に初詣でも行ってみようか。
「せっかくなんで、もう一つお正月らしく初詣でもしませんか」
「え、いいの?」「もちろん。行きましょう」
タクシーに乗り湯島天神へ向かった。もう夜だというのに、境内は参拝者でごった返していた。警官に促されるまま列に並んで賽銭を投げる。「ユウスケさんは何をお願いしたんですか」
「ベタですけど、今年も1年健康でいられますようにって。マミさんは?」「私は、ラーメン屋として独立できますようにって」 続けておみくじを引く。俺は大吉が出た。利益たしかなりと書いてある。今年もガッポリ乞食活動で儲けたいものだ。 一方の友近さんは、
「小吉だった。商売、急ぐことなかれって書いてある…独立するなってこと?」 
ずいぶんガッカリしている。神社を出てもまだしょんぼりしてるし。
しかし帰りに立ち寄った寿司屋で寿司とカニ汁を食べ終えると、彼女の機嫌はすっかり直っていた。
「美味しかったです。ごちそうさまでした」「もういいの?」
「大丈夫です。この後池袋に戻って『無敵屋』のつけ麺食べるんで。あそこ、お正月でもやってるんですよ。ユウスケさん、今日はありがとうございました。またどこかで」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました」 
友近さん、ラーメン屋として成功するといいですね。そのときは食べにいきますんで。
奇跡の美女と出会えた
30年前ならともかく、いまやテレクラにかけてくる女はブスブタババアの売春婦と相場が決まっています。しかし、マメに通えばこんな奇跡も起きるんです!
東京西部、町田駅前のテレクラに入るやいきなりつながった相手は、ギャルっぽい声の感じからして明らかに若そうだった。
「いまルミネにいるんだけど、会える人探していて〜」「ボクもです。条件ありますか?」
「うーん割り切りで会いたいかなって思ってるんだけど……」「いいですよ」
「ていうか、私みたいに若いコがかけてくるの珍しいでしょ?」
やたらと慣れ慣れしいのが少し気にかかるが、会える流れならばその方向で話を進めることにしよう。彼女の名前はユキ。27才のOLだ。確かにいまどきのテレクラでは珍しい若さだが、割り切りの条件は1・5万円と安めだ。その額の理由を聞けば「みんな1・5万円らしいから」と、どこか投げやり感が漂ってくる。
「じゃあ条件はオッケーね? 会ってもいいんだけどさ、一つだけ注意ね」
「なんですか?」
「私ね、冗談抜きでほんっとにかわいいから」
「…やたらと強気ですね」
「いやさ、そう言っておかないとホントにビックリされるんだってば」
「期待度上がっちゃいますけどいいんですか、そんなこと言って」
テレクラの場数を重ねるに従い簡単に他人の言うことを信用しなくなった俺にとって彼女のこのセリフは半信半疑で聞き流すレベルに過ぎない。どころか、9割がた疑ってかかったほうがいいだろう。
「どうせならさ、楽しく過ごせるといいよね! じゃあ駅出てすぐのファミマの前で待ち合わせね」
彼女の服装はグレーのミニスカに黒のロングブーツ、アイボリーのロングニットだという。まぁオシャレな部類に入るかも。実際がどうかはわからんが。期待せずに待ち合わせ場所へと足を運ぶと、すぐに彼女の姿が確認できた。
見た目年齢は本人の言うとおり20代後半、外見はともさかりえをケバくしたかんじか。少なくともテレクラの相手としてはその若さも含めて中の上、あるいは上の下の評価をしてあげてもよい。
「年齢、ホントだったんですね」
「でしょ? 私ウソつかないからさ〜。私と待ち合わせする人ってさ、会うと急にあたりをキョロキョロし出してさ、『絶対美人局でしょ!』って言ってきたりさ、後ずさりして指さしてきたりさ、とにかくそのかわいさに驚くんだよね〜」
確かにテレクラでこの部類は珍しくはあるが、そこまで過度なリアクションを取るほどではない。
「そりゃすごいね。こんな若いコってのは珍しいね」「ホントにテレクラってデブとかブスとか
イモみたいのしかいないんでしょ?」
ホテルに入ると、彼女のマシンガントークは絶好調に加速し始めた。
「いま彼女っているの?」
「いないっすよ」
「えぇ〜いないんだ!」
「いらっしゃるんですか?」
「それがいたんだけどさ〜。つい最近、婚約破棄されたばっかりなんだよね〜」
待ってましたと言わんばかりに、彼女はその経緯を勝手に説明しだした。
「2年くらい付き合ってた彼氏がさ〜、急に別れようなんて言ってきて、マジふざけんな状態なんだよね。ほんとナメてんだよねアイツ。でもね、未練あるっぽくてたまにメールくるから微妙に返事したりしなかったりしてこっちに気を引かせてさ、復縁を企んでる最中なんだよね」
「……こんなこと言ったら失礼かもしれませんけど、何か元彼さんに嫌がるようなことをしていたとか、そういうことがあったんじゃないんですかね?」
 一瞬の間のあと、彼女は答えた。
「いや、それはぶっちゃけあるんだよね〜」
 ユキ曰く、EXILE風のその元彼を、彼女は徹底的にいじめ抜いていたらしい。
「でもしょうがないんだよ。だって私、彼の考えていること全部お見通しなんだもん」
「どういうことですか?」
「たとえば私ね、元彼が風俗いったことをね、テレパシー的に感じとることができたんだ」
「え?」
「ホントなんだって。あのね、そんとき夜に女友達3人と飲んでたんだけどさ、お店入って座った瞬間『あ、あいつ今風俗いってる』ってふっと感じて彼に電話したのね。そしたら電話に出ないわけよ」
「えーと、つまりそのとき彼氏さんは風俗の真っ最中だったってことですかね」
「そうそう、そうなんだよ! 家帰って『オマエ風俗いってただろ』って問い詰めたらさ、ホントにその時間に風俗いってたんだよね。すごくない? マジでほんと私ヤバいんだって」
時計を見れば、入室から既に1時間半も経過している。このまましゃべるだけしゃべってヤらずに逃げる作戦なのかも。
「あのー、けっこう時間たってますよ」
「あ、ヤバいね! さっさとヤッちゃおうか」
そう言うと彼女はカーディガンを脱ぎ、あっという間に裸になった。よく口を動かす彼女のフェラチオは上出来だった。経験人数が20人くらいというから、まぁそれなりに実践も積んできたのだろう。マンコはややチーズ系の臭いがあるものの、締まりは悪くない。
10分ほどのピストン運動で、口内発射を済ませると、チンコを咥えたままユキはエロい一言を口にした。「ああ、ちんちんいい匂いする〜」「なんだか珍しいこと言うね」
「うん、セックス大好きだし、チンポも大好きなんだよね」
ルックスは上の下で、スケベな台詞もはいてくれる彼女、当たりの部類に入ることは間違いない。
「こんにちは、会える人探してまーす」
次につながった相手はまたしても若い声だった。20代後半くらいだろうか。例の如く、こちらも会える相手を探している旨を伝えると、
「うん、割り切りでも食事でもいいですよ〜」
と好意的な回答だ。しかし、次に体型や職業を聞くと、
「それも含めて、とにかく会ってから考えません?」
 この繰り返しで情報が入ってこない。かろうじてわかったのは年齢が30才であることと、割り切りするなら1・5万円以上という情報のみ。なんとか聞き出した「太ってはいない」という発言も、テレクラの場合、とても信じられない。
直接会うことをやたらとすすめてくる女。それは自分の容姿に自信があるのか、あるいは会ったら逃さない厄介なタイプかのどちらかだ。前者であることを祈りつつ、待ち合わせ場所まで足を運ぶ。30
才で緑のジャンパー
……それらしき姿は一向に現れない。すっぽかしのパターンか。一応、後方に緑のジャンパーを着た女が立っているが、そのコは女子大生くらいだしな。
 店に戻るか。いや、しかし念のため、一応彼女に話しかけておこう。
「あのう、間違ってたらごめんなさい、電話の方ですかね?」
 ペットボトルのお茶を持ちながら下を向いていた彼女がゆっくりとこちらを向く。
「そうですよ」
え? 本当にこの人なの? 服装からして大学生くらいにしか見えないんですけど! 顔も貫地谷しほりにちょっと似てるし。
「いやーちょっと聞いていた年齢よりも若かったので気付きませんでした…」
「あははっ、そうね大丈夫よ、うん私だから」
 彼女、マナさんは仕事終わりにテレクラにかけたそうで、化粧は薄めだ。だから若く見えるのだろう。「マナさん、よく笑う方なんですね」
「あははっ、どんな人がやって来るのかわからないから面白くって」
「それはこっちも同じですよ。ホテルの場所わかりますか?」
「うん、もちろんですウフフフッ」ホテルに入ると、彼女はすぐにタバコに火をつけ、有線のスイッチを押す。一連の動きを見るに、エンコーに不慣れではないみたいだな。
「ご結婚されているんですよねえ? お子さんはいらっしゃらないんですか?」
「ううん、いないの。いたんだけどね…」 彼女が半生を語り始めた。
16才のとき、中学の同級生との間に子供ができ、高校を1カ月足らずで中退して結婚したのだが、数年で離婚し子供は旦那さんが預かっているのだという。いかにもな暗い半生を、彼女は明るいトーンで語る。「なんだかニコニコされてませんか」
「だって〜今は新しい旦那がいるしね、ふふふ。でも旦那、最近会社クビになったの。ふふふ」
 やっぱ、ネジが2本ほど外れてる人みたいだ。さっさと事を済ませよう。
「そろそろセックスしませんか?」「ふふ、そうね」
服を脱いだ彼女の体は、さすがに大学生のような張りはなかったが、それでも今後テレクラで会えることは二度とないだろうハイレベルな女性だったことはハッキリ言える。
テレクラナンパ師の初めての出会い系でほら吹きキチガイにぶち当たる
本誌編集長から「携帯ナンパに挑戦してくれ」と依頼があったときは、正直跨踏した。携帯は持ってはいるが、通話以外に使ったことがないし使い方も知らない。それに俺は極度のキーボード恐怖症だ。ワープロでさえ1時間やってると頭が痛くなるし身震いする。お前にペンを持つ手がないのか、がないのかとイライラしてくるのだ。そんな俺がメールナンパ?それは無茶というものだろう。
「いや、末森さんなら大丈夫ですよ。テレクラであれだけイケてるんですから。わからないことがあったら、何でも聞いてください」
「いや、でも…」「大丈夫ですって」
いつもながら強引な編集長に、結局俺は依頼を受けざるをえなかった。
池袋工リアだけで291人の女が
最初の仕事は携帯の取説を探すことから始まった。基本操作の取説以外は用がないと、応用操作のそれは元箱にしまって物置にブン投げたままだ。編集部の話では、Jフォンの場合はスカイウエブの「エキサイトフレンズ」という出会いサイトがお勧めらしい。と一言われても、そのサイトをどうやつて画面に出すのかまるでわからない。取説を見ながら悪戦苦闘する。
何とか「エキサイトフレンズ」のトツプページにたどりついた。ふー。さて、ここからどうすればいいんだ。まずは「友達を探す」にカーソルを合わせ「東京」を選択。次に新宿、渋谷、六本木、代官山、麻布十番など数ある街のなかから俺の得意とする「池袋」を選び、ボタンをプッシュした。結果ヒットしたのが291件ー池袋だけで300人近くの女が男を探しているのだ。俺は思わずッバを飲み込んだ。
探す条件として「新しい順に見る」「好きな条件で探す」「運を天にまかせる」などの項目が並んでいる。どれがいいだろう。と悩んでいるうち、ふと重大なことに気づいた。スカイウェブに接続してすでに15分。果たして、いくらぐらい料金がかかっているのだろう。これまで通話以外に携帯を使ったことがなく、それも月額2842円以上にはならないよう苦心している俺だ。もし何万円も請求がきたらどうしよう。滞納すればすぐ切られると聞いている。いやあこれはマズイ。怖くなってきた俺はいったんスカイウェブを中止、家の固定電話で電話をかけてみた。
「エキサイトフレンズで女性と交際を考えていますが、1人と会うまでにどれくらい料金がかかるんですか」「は?」
さすがに、こんな質問は初めてとみえ、相手の女性は困惑気味である。
「申し訳ありません。そういった統計はありませんが」
仕方ない。法外な請求書がきたら編集部に責任とってもらおう。
『平日の昼間会えます。30代前半の人妻希望』
とりあえず池袋女のメールを拝見しようと「新しい順に見る」を閲覧。おや、男のメッセージばかりじやないか。え、もしかして…。俺はようやく気がついた。291件とは男も含めての数だったのだ。やはり、世の中そんなに甘くはない。そこで、改めて「好きな条件で探きから「女」を選択、年齢、星座、血液型、特に条件なしで再度閲覧すると、
『メル友になってよ。イケメン待ってる』
『つまんない、メールであそぽうよ』なんだよコレ中学、高校ばっかじゃないか。出る幕なし。正気に戻り、相手の女性を30才から40才に変更、あとは条件なしで探す。と、今度はさすがに少なく、たった5件しかない。
『33才・看護婦・疲れています。昼間がいいな』
何が昼間がいいのだ、エッチするなら昼間がいいってことか。どうもテレクラ慣れしている俺はその方向にいってしまうが、とりあえずこの女のメッセージにカーソルを合わせて続きをチェック。
『イヤし系の人で優しいヒトヘルプミー。趣味、深夜のドライブ。お嬢様度3、セクシー度5』
なかなかソソられる文面ではある。とりあえず、この女にメールを出してみよ、っか。といっても、これがまた厄介で、女性にメッセージを送るには「エキサイトフレンズ」に登録しなければならない。しかも月額300円。タバコ1箱分だ。規約を閲覧すると「公序良俗に反しないこと。わいせつな目的に利用しないこと」など一応建前だけはダラダラと流れる。テレクラと同じだな。しかたなしに承諾した後、次のように登録した。
ちなみに、たったこれだけの文章を登録するのに30分を要した。何回もボタンを間違え、その度に元に戻さねばできない俺。イライラして何度、携帯を壁に投げつけたくなったことか。心底、編集長を恨んだ。それでもどうにか登録は完了、俺は生まれて初めてのメールを先の女性に送った。
この後、伝言でいうオープンボックスのような《自己PR》のコーナーにメッセージを入れた。きっと男のメッセージを見ているだけの女もいるはずだ。
「昼間会えます。30代前半の人妻希望」
あまりにストレート過ぎるかなと思ったが、こんな文句しか考えつかない。どうにかなるさとタカをくくっていた。
果たして、返事は1件もなかった。範囲が狭すぎたのが敗因かと、池袋から23区に広げ、年齢も制限なしにしてみたが、それでもなんの意沙汰もなかった。俺はあきらめた。即会って即セックスが俺の主義。高校時代の文通交際じゃあるまいし、やってられるか、こんなもの。しかし、ここで投げ出し
ては原稿はボツ。編集部に迷惑をかけるのはもちろん、ギャラだって1銭も入らない。だめだ、ここであきらめるのはまだ早い。思案すること半日。俺は数年前、伝言で大ヒットした「デブ専門」を狙うことにした。といっても、むろんこのサイトにデブコーナーなど存在しない。そこで、メッセージを入れた翌日の朝、2通の返事が届いた。初めてのリターン。ドキドキしながら、メールを開く。
どちらを取るにせよ、即セックスありありのようだ。すかさず2人に返事を出した。最初にリターンがあったのは足立の女だ。俺が出した
「こんにちはクマさん、私はオオカミです」
というメールに対し、携帯の番号が入った返事が届いたのである。俺がかけた電話に答えるクマちゃんの声はか細かった。「会うのはこわい」などとも言っている。逃してなるものか。俺は強引に押し切った。クマ体型だろうがタヌキ顔だろうが、何でも来い。最近はとんとご無沙汰だが、
少し前は階段を上るにも苦労する超大型の女とでもセックスできた俺である。大半の女なら喰う自信ありだ。
翌日の昼ちょうど、カメラとバイブの入ったバッグを持って、日暮里駅横のティールームに入った。彼女クマちゃんは入り口近くに座っていた。悲惨だった。コートというよりパラシュートみたいな袋に包まれたその人問は、中野新橋あたりで浴衣を着た、よく見かける体型と顔そのままである。無理だ。さすがの俺でも無理だ。おまえのどこが天使なんだ。言うなら地獄の天使だろ。まったくこんなヤツに携帯を売るなよ。が、目立つようにと紫系のジャケットを着て行ったのが間違いだった。
クマちゃんは俺を見ると、愛想(これが気持ちわるい)よくニコッと笑いかけてきた。
「お寿司でもいかが?」誘ってきた。イヤだ。並んで歩くのを想像しただけでも恐ろしい。
「ステキな方でよかった。今日はなにかいいことあると思って」
女は構わず、その分厚い唇をパクパクさせている。
さんざん時間をかけて金をかけてこれか。ああ、テレクラのほうがずっとましだ。俺はまたもや編集長を呪った。さて、どう逃げるか。
「今日はお会いするだけの予定ですから」
「まじめな方ね、そういう人嫌いじやありませんよ」
おまえは好きでも、俺は嫌いなんだよ。
「お腹の具合が悪くて、今日のところはこれで」
こー言って帰るそぶりをしたところで、やっとこさ女が
「お話が合わないみたい。また電話ちょうだい」
と伝票を持ち立ち上がった。俺は九死に一生を得た。
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テレクラで割り切りじゃない恋愛の出会いはあるのだろうか?

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【概略・全文は上記記事をお読みください】
喜ぶべきか悲しむべきか。大型のチェーン店は雑誌広告、ティッシュ配りなどで大量宣伝することにより、知名度が上がり、コールも安定化する。しかし、外食産業を例にとるまでもなくサービスが均一化されると、どこへ行っても同じマニュアル、同じ味で飽きてしまう。ハンバーガーは飽きた。たまにはラーメンを食べたいと思うときだってあるのだ。
そういう意味で、独立系の駅弁テレクラには、ごちや混ぜコールの面白さがあった。
2年ほど前に閉店してしまったが、西武池袋線のひばりケ丘にあった店がそうだった。小さなマンションの一戸を改造したテレクラで、ベニア板で仕切った個室にはドアの代わりに汚れたカーテン。ギシギシいう古びた回転椅子。暖房は石油ストーブ。暗い蛍光灯。床にはゴキブリ。古いカレンダーの裏面を束ねたメモ用紙。俺が知るかぎり日本で2番目に汚いテレクラだった。後に淫行で逮捕されることになる「グロリアの狼」氏はここの常連だった。女と会えた確率では他店にひけをとらない。会った女、やった女。そのほとんどが近所の女たちで、ホテル入場禁止年代の女とは町外れのカラオケでハメた。
援交、冷やかしもどんどん繋ぐ。そのおかげでニセアポも見破れるようになったし、値切りのテクニ
ックも勉強できた。客同志の情報交換も盛んで、仲良くなった大工見習いの男からは2人の人妻を紹介してもらったこともある。俺がお返しに露出狂のデブ女を紹介すると、大いに喜ばれた。こういう手作りの味も捨てがたいものだ。家を出るとき確認した文字放送の関東レーダー画面から予想すると午後には雨は弱くなる。それに期待しながらコールを待つ。この日のために店側では前日から約3万枚のティッシュを用意、朝9時から駅周辺で配っていると聞いた。
コールもボチボチ。友だちからドタキャンくらって駅からかけてきた学生、バイトをすっぽかして遊び相手を探しているフリーター。こんなときに限ってオイシイコールがくるものだ。
だが、今日のターゲットは人妻。他の部屋に回す。案の定、外出したその客は戻ってこない。クソッ。ラッキーなヤツめ。
人妻の1本目がきた。話し方からいって常連か。「どこにお住まい?」と聞くと「その言葉であなたはチャンスをなくすのよ」と高ビーな返事が戻ってきた。「歳にしては大人じゃないわね」
「女を知らないんじゃない」
一言一言ムカつく女で、取材でなかったらとっくに切っているところだ。
これは取材です、と女にことわりディレクターと交替。テレクラにかける心理、夫にバレたときの
対応など落ち着いてインタビューしている。さすがプロ。終えると
「おいしい話はほとんど聞けました」と報告があった。よし、これからはフリーだ。
両足をひろげ催促する女の口にペニスを入れ、右手で性器をかき
回す。と、今度は「2本入れて」と注文。俺は女の肛門に薬指を突っ込んだ。
「これ、これ、いい」大声をだす君子。
「元気なチンチン。入れてえ!」
まだ早いぞ。挿入は、ここを紙めてからと俺は尻を突き出した。と、女が顔を動かしながら俺のを吸う。すかさずゴムをはめソファの上で結合した。
射精後ペニスを拭いているところへ携帯が鳴った。ディレクターからだ。
「いま接客が終わったのですぐ戻ります」
一方的に話をして切ると、君子は「忙しいのね」と不満そうに言った後、入り口にある自動会計機に札を入れた。しめしめ、今日の出費は往復の電車賃480円だけで済んだ。まあまあの女だし、きれいな空気も吸えたし、おまけにマッサージ付き。言うことはない。
テレクラでやりたい盛りの欲求不満熟女を焦らす快感
ムチャなウソはつかない気がする
テレクラの不景気は春日部にも及んでいた。個室に入って待てど暮らせど電話が鳴らないのだ。ようやく最初のコールがあったのは、入店して1時間も過ぎたころだ。
「あ、もしもし」「こんにちは。今日はどんな人を探してるんですか」
「これから会える人を探してます。手短に言いますけど、7月に仕事をクビになってから仕事が見つからなくて、ガスも止められたんです。本当に困ってて」
ふむ、つまりワリキリ希望なんだな。
「で、あとケータイ代も明日までに払わないと止められちゃうんです。実家の母もいま電話がつながらなくなっちゃってどうしようかと思ってて。私、シングルマザーで、いま子供が熱を出しちゃってるから栄養のあるもの食べさせてあげたいんですけど、ええっと…」
たしかこの人、さっき「手短に話します」って言ってなかったっけ? なんかめっちゃダラダラ話してるけど。
「要するに、お金が必要なんですね? ワリキリで会いたいと」
「あ、はい。そうなんです。すみません。こういうところに電話するの初めてなので」
「え、そうなんですか?」
「は、はい。友だちにここの番号を教えてもらったんです。その……男の人とホテルに行けばお金がもらえるよって。でも、すいません。ちょっと緊張しててナニを話したらいいかわかんなくて」
「大丈夫ですよ。ちょっと僕から質問していいですか?」「はいどうぞ」
「いまどこにいます?」「〇〇駅です」
 意外と近い。春日部から数駅離れたところだ。
「その近くにホテルあります?」
「わかんないですけど、会ってくれるなら春日部駅まで行きます」
「希望金額はいくらですか?」「できれば1万3千円ほどもらえると助かります」
「あと、年齢と体形は?」
「34才で、身長155センチの56キロです。ちょっとポッチャリして見えるかもしれません」
34才、ぽっちゃり。通常、こんなデータを受け取った場合は即座に「41才、クソデブ」と変換するのだが、どうも今回の申告は額面どおりに受け取ってもいいように思える。
話した感じ、テレクラが初体験というのは本当のことっぽいし、であればいつもの化け物たちのように、ムチャなウソはつかない気がするのだ。てか、今回はマジで大当たりじゃね? ふふふ、絶対そうだって。『34才、ぽっちゃり』でこんなに喜ぶのもなんだけど。
「あの、どうでしょうか? ぜひ会ってほしいんですけど。お願いします。絶対に最後まで気持ちよくさせますから。しっかりとイカせますから」
思わず「しっかりと」のことばに吹き出してしまったが、同時に期待も大きく膨らむ。ぜひ会いましょう!ナチュラルに頭が悪いのか?
電話を切って30分、春日部駅で待っていると、携帯に電話が入った。
「もしもし、春日部駅に着きました。いまホームです。どのへんにいますか?」
「えっと、西口の改札を出たところだけど」
「じゃあ、電話を切らずにこのままでいいですか? 急いでそっちに行きますから」
まもなく、改札の向こう側にそれらしき女が現れた。聞いていたとおり、チェックのシャツを着ているので間違いなさそうだ。それにしても、いったい何なんだあのルックスは! 髪型は宅八郎、顔は世界のヘイポー、体はがっつりデブだなんて、期待を木っ端みじんに打ち砕くにもほどがある。
教訓を得た。テレクラというところには、ベテランだろうが初心者だろうが、所詮、同じ人種しかやってこないのだ。ああ、マジで具合が悪くなってきた…。絶望の淵でフラフラ揺れていると、スマホからヘイポーの声が。
「あの、改札の方まで来てもらえます?」
「…どうしたの」
「お金がないから入場券で電車に乗ったんですよ。清算するのでちょっと協力お願いします」
 口調こそ丁寧だが、当然のように電車賃を他人に負担させる態度はいかがなものか。あるいは、テレクラ女に常識を求める俺の方こそ間違っているのか。
「はい、これ…」
 千円札を柵越しに渡してやった。
「ありがとうございます」
 しおらしく笑顔を浮かべるが、不細工すぎて正視に耐えない。ようやく改札から彼女が出てきた。挨拶もそこそこにホテルへ向かおうとすると、ヘイポーがピタッと立ち止まる。
「どこ行くんですか」
「え、西口のラブホだけど」
「だと思った。東口にもすごくきれいで安いホテルがあるの知ってます? そっちの方が絶対にいいですよ」
へえ、そいつは知らなかった。じゃそっちにするか。しかし、彼女を先頭に歩き出してすぐ、雲行きが怪しくなる。
「あれ、おかしいなあ。あっちの道だったかな」
「場所忘れちゃったの?」
「たしか、この辺だと思ったんですけど…」
結局、東口周辺を散々歩かされたあとで、彼女がペコリと頭を下げた。
「あのう、すいません。そのホテルがあるところ、別の駅の東口だったかも。春日部駅じゃないです。ふふふ」
ナチュラルに頭が悪いのか?なにヘラヘラ笑ってんだよ。なんかムカつくわぁ。
「何だったら弁償しますんで」
西口のホテルに入った。ひとまず風呂を沸かそうとすると、ヘイポーが手で制する。
「ゆっくりしててください。私がお湯ためてきます」
ふむ、いい心がけだ。戻ってきた彼女に尋ねてみる。
「そういや仕事クビになったって話してたけど、職探しはしてないの?」
「面接に行っても全然受からないから面倒くさくなちゃって、最近はあまりやってないんです」
シングルマザーのセリフとは思えない。育児に対する責任感はないのだろうか。
「でも探せば仕事くらいあるでしょ。派遣のバイトとか」
「それがないんですよ。だから生活保護がいいなぁって思ってるんですけど」
「じゃあ、役所の福祉課にはもう行ったの?」
「うーん、それも面倒くさくて。どうせ働けるからダメって言われるのわかってますから」
なかなかのクズっぷりだ。そりゃ仕事もクビになるわ。おもむろにヘイポーが立ち上がった。
「コーヒーでも入れましょうか」
「…あ、うん」
テレクラ女にコーヒーを勧められるなんて初めてのことだ。先ほどの風呂といい、こういうところはやけに気が利くんだよなあと感心していたところ、両手にカップを持った彼女がテーブルの角にヒザをぶつけ、コーヒーを派手にこぼした。床に置いてあった俺のリュックはなんとも無残なことになっている。おいおい…。
「あ、すいません!」
「いいよ、ワザとじゃないし」「何だったら弁償しますんで」
出来もしないくせに、イケシャーシャーと弁償を口にするこの性根は何なんだろう。駅で電車賃をせびってきたときも感じたが、どうもこいつには、内心、他人を舐めきっているフシがある。
思わず説教を食らわせてやりたい衝動に駆られるも、すんでのところでグッとのみ込んだ。ここで怒鳴ったところで、俺が得るものなど何ひとつない。
「それよりもう風呂が沸いてるんじゃない? 入ろうよ」
「そうですね。じゃあちょっと見てきます」
その数秒後、風呂場からヘイポーの素っ頓狂な声が。
「あれっ!?え? え〜〜…」ん、なんだ?様子を見にいき、俺はゆっくりとまぶたを閉じた。湯船に栓がされておらず、お湯が全然たまっていなかったのである。頭の血管がいまにもブチ切れそうだ。
「できたらナマがいいです」
「すいません。もういっかい溜めなおしましょうか」
「もうシャワーでいいよ」
この時点で俺の感情は石のようになっている。一刻も早くやるべきことを終え、ホテルを出たくて仕方ない。すばやく裸になる俺の隣りでヘイポーも服を脱ぎだした。汚い妊娠線。腹回りにあるナゾの黒ずみ。股ズレの跡。フルコースで醜悪な女体がいらだちに拍車をかける。
手早くシャワーを済ませてベッドへ。シーツの上で仰向けになると、両脚から割って入る形でヘイポーがもそもそと股間に近づいてきた。
「じゃあ、フェラしますね」
温かくて心地いい感触が亀頭をジワリと包み込む。おや、結構うまいじゃん。
「サオの方も舐めてくれる?」
「ふぁい。こうでふか?」
「ああ、そうそう。それ気持ちいいわ」
先ほどまでのイライラが急速にしぼんでいく。人間、チンコが喜んでいるときは不機嫌になれないものらしい。ふと股間に視線を落とすと、血管を浮かせてガチガチになった我がチンコをヘイポーが美味しそうに舐め上げている。醜い容姿でありつつも勃起を維持させ続けるとは、本当に大したテクの持ち主だ。ヘイポーがチンコから口を離した。
「そろそろ入れます? 私はゴム無しでもいいですよ」
「いや、ゴムつけるよ」
こんな汚い女と生ハメだなんてスリリングすぎる。
「でも私、ゴム好きじゃないんで、できたらナマがいいです。病気とかないから心配ないですよ」
無視してコンドームを装着した。しかし、そのままぶっとい両脚を開かせ、いざ挿入しようとした際、緊急事態が。猛烈なマン臭だ。アジの干物にパルメザンチーズを山盛りかけたような発酵臭が鼻をついたのだ。くっせ! 
すぐさま口呼吸で対応し、ピストンをはじめたものの、受けたショックはあまりに大きかったようだ。チンコはまたたく間にしぼみ、ピストン運動は不可能に。
「あれ、元気なくなりましたね」
「うん。なんか調子悪いみたい」
しかし、こいつには絶品のフェラがある。こうなったら口で抜いてもらうとしよう。と思っていたら、ヘイポーがいそいそと服を着始めている。
「あの、ちょっと。まだ終わってないんだけど。フェラしてよ」
「え? もう無理です。ちょっと時間がないんで」
熱を出した子供が学童保育で迎えを待っているのだという。そういや、最初の電話でそんなこと言ってたっけ。じゃ仕方ないか。
「でも、あと3千円くれたらフェラしますよ」
結局、カネ次第かよ! 子供の熱はいいのか?その途端、今日あったいろんな出来事が頭を駆け巡り、急激に怒りの感情が湧き上がってきた。無言で、ヘイポーのカバンを思いっきり蹴り上げる。
「ちょっとなにするんですか!最低! 帰ります!」
床に散乱した私物をカバンに詰め込むや、ヘイポーは顔を真っ青にして部屋を飛び出ていった。バーカ、いい気味だ。冷静になれば俺も大人げなかったと反省しきりだが、ああいう人を舐めた手合いには、やはりガツンとかましてやった方がいいのだ。この連載でこんなに気分がスッキリしたのは初めてだし。
出会いを求めてこの時代にテレクラを使ってみた

駅裏の繁華街を歩くと、寂れたスナック風の平屋が見えてきた。ここが目的地だ。
 中に入り案内されたのはソファとテーブルだけの1畳ちょいの狭い個室だ。薄い壁はタバコのヤニで真っ茶色に変色している。
 電話を待っているうちに、前方の部屋から50才くらいのオッ
サンの声が聞こえてきた。
「うん、そうなんだ。今日はずっと家にいたの? あっ、お子さんの面倒見てたのね。うんうん。じゃあ今までテレクラで男の人と会ったことは何回かあるんだね」
 声の調子が自然で上手い。この人、経験豊富なのは間違いない。アポれそうな流れだ。
 ところがどっこい。
「え? ダメ? 会ってくれないの? そうか…」
 はい、残念でした。
 直後に、オレの部屋の電話が鳴った。タイミング的に、隣のおっさんを断った女だろう。
「もしもし」
「もしもし、さっき他の男性と話してました?」
「うん」
「家にいるんですか?」
「うん、ずっと家。いろいろ子どもの世話があったからさ」
 声だけ聞くに30代後半の人妻ってところか。
「まだ忙しいカンジですか?」
「ううん、一段落ついて落ち着いたから電話したんだ」
 さぁ、適当な世間話からなんとかアポれる流れに持っていきたいところだが。「そうなんですか。お姉さん若
いですよね? テレクラで若い人と話せるなんて思わなかったです」
「ほんと? 私なんて若くないって」
「そうですか? でも声はステキですけど」
 おっさんの二の舞にならないよう、思ってもいないことを次々と言い、なんとか会話をつないでいく。
 彼女の名前はミカさん。30才の人妻だそうだ。体型や容姿のことを聞いてガチャ切りされるのを避けるため、それ以外のことにはあえて触れないことにした。
「お兄さんさ、カンジいいよね」
「あっ、ありがとうございます。ちなみに、こうしてテレクラでお話した方とお会いすることは考えてらっしゃるんですかね」
「うん、お兄さんだったら会ってもいいよ。ワリキリだけどね」
 よし、会う事にしましょうか。「でしたら、これから会いましょうよ。でも、このへん詳しくないんで、どこか適当に待ち合わせ場所決めてもらえませんかね?」
「そしたらさ、そこからまっすぐ行ったとこのスーパーの一階のベンチにいてよ。歩いて20分くらいだけど、バス使ってもいいからね」
 バスに乗り、目的地のスーパーへ。自動ドアが開いてすぐのところにちゃんとベンチがあった。
 周囲をキョロキョロと見回していると、ネズミ色のニットを着た、南海キャンディースの山ちゃんみたいなメガネデブが手を振りながらやって来た。あいつか。
「あっ、いたいたー」
「ミカさんですか?」
「あははっ、そうじゃなきゃ誰なのよ!」
 ネイティブな茨城イントネーションでこちらに近づき、すぐさまオレの腕を取るミカさん。近くで見ると、本当に山ちゃんにそっくりだ。
「んじゃ、いこっかー」
 ニコニコしながら腕を取ってベタベタしてくるのは、恋人プレイってことですか?
「ホテルこっちね、バス使うから」
「遠いんですか?」
「すぐだよ、すぐ」
 グイグイと腕を引っ張り、前方にあるバス停まで一直線で歩いて行く。
「あぁ.ホントに来てくれたんだね.! よかった」
 気付いた。そうか、これは恋人プレイなんかではなく、オレのことを逃さないための戦略だったのだ。
「あの、電話で話せなかったんですけどいくらですかね」
「1万5千円でいい? ホテル代別で」
「わかりました」
「ありがとー、今日は子どもが風邪で休んじゃったから仕事できなくてさ」
「お仕事なにされてるんでしたっけ?」
「んーアパレル関係」
「あぁ、だからオシャレさんなんですね」
 まぁ見た目は普通の30代のオバサンで、別にオシャレなわけではまったくない。
「あーやっぱりわかる? そうなんだよね」
「販売の方ですか? それともバイヤーとか?」
「うーん、ちょっと違うかな。どっちかっていうと製作のほう」
「デザイナーさんってことですかね?」「違うちがう、作ったりするほうだよ、工場とかの」
 それをアパレルと呼んでもいいのかはなはなだ疑問だが黙っておこう。バスを降り、メイン通りから1本入った路地裏にラブホがあった。一緒に門をくぐる。
「ここね、ドリンク一杯好きなの頼めるの。何がいい?」
「じゃあ、コーラでお願いします」
 山ちゃんが眉毛をハの字にした。
「それさ、私に言ってどうすんのよ。そこのフロントの人に言いなって」
「すみません」
 もう逃げられない段階になるや、いきなりぞんざいな口調になるとは、この女、なめてかかれないぞ。部屋に入り、山ちゃんはタバコに火をつけた。
「おにいさん、なんか若いよね?いくつ?」
「27です」
「じゃあ結婚してんでしょ?」
「いえ、独身で彼女もいないです」
「なに、彼女いないの? じゃあ何してきたのよ、今まで」
「いや、恋人がいたことはありますよ」
「そういうことじゃないって。今なんでいないのってこと。それ、何か問題があるってこと?あ、ゴメン! 最近別れたばっかりとか?」
「いえ、3.4年いないですけど」
 山ちゃんはハァとため息混じりにタバコの火を消した。いま、明らかにバカにしたような表情したよ、この人。
「なんだろうね.? モテない理由。格好かな?」
 オレの方をジロジロと観察し、山ちゃんはワイシャツの袖をつかんできた。
「これね、まくったほうがいいよ」
「そうですか?」
「そうそう、全体的に重い雰囲気が漂ってんだよね、お兄さん」
「はぁ」
「あとね、そのデニムもちょっと重いよね、重い」
「どうすればいいですか? もっと薄い色とか?」
「まくったほうがいいんだよ、そのデニム」
 そう言ってズボンの裾を二回まくってくれた。丈が合ってないんだけど、これがオシャレなんですか、アパレル勤務のあなた的には。
「ありがとうございます。なんだかミカさんオシャレですもんね。ちなみにそのデニムはどこで買ったんですか?」
「これ? デニムじゃないよ。実はデニムに見せかけてチノパン。昨日買ったばっかりなんだよね」
「へぇ.どこで買ったんですか」「ユニクロ」
「あユニクロなんかもよく行くんですね」
「うーん、ユニクロとかはそんな行かないよ」
「じゃあ普段はどこで買い物するんですか?」
「ドンキかな.。あ、違うわ、最近はドンキより断然メガドンキだわ! わかる? 野球場の方にあるメガドンキ。あそこはなんでも揃うからね!」
 なぜオレはそんな人にオシャレ講義を受け、裾をアップされているのだろう。彼女の右腕に十字架のタトゥーが入っていた。元ヤンには見えないし、普通にオシャレで入れたものだろうか。
「そのタトゥー、カッコイイですね」
「なに? 興味あんの?」「そうですね、少し」
「タトゥーなんてやめといた方がいいよ」
 思いっきり上から目線でたしなめるような語り口だ。
「そうですか。オシャレでいいと思いますけど」
「あーそういうカンジなんだ」
 山ちゃんは、またバカにしたような表情でこちらを見てきた。褒めてるはずだが、なぜ?
「タトゥーに憧れてるんだ?」
「そうですね、カッコいいと思います」
 表情を見るに、何か不満があるらしい。
「私ね、いっちばんダサいと思うのがさ、タトゥー入れてとりあえず見せつけたいヤツらなんだよね」
「あぁ」
「オシャレとかさ、そういうのじゃなくて、見せたいだけ。そういうのが一番弱い人間だよ」
「なるほど」
「だからさ、そういう意識でならはっきり言ってダサいからね」
「わかりました」
 左腕で自分のタトゥーをなでながらニヤニヤとデメリットを説く山ちゃん。そういう態度こそ見せつけてませんかね。
「あとさ、実生活で困ることけっこうあるよ.?」
「あ.お風呂とかですかね?」
「そうそう。止められるからね実際」
「じゃあやっぱり結構困るもんですか?」
「それがね、私レベルになるともう顔パスなんだよね、近くに健康ランドがあるんだけどさ」
 私レベルというのは何を意味しているのだろう。言葉の選択を誤っていないか?「じゃあ私、おフロ先に入るね」
 オレを残し、山ちゃんはシャワールームへと消えていった。
 風呂から出ると、先にシャワーを浴びたはずの山ちゃんがベッドにいない。代わりにトイレから「うーん」とうなる声が聞こえてくる。セックスの直前にクソか。
 自由な人だな。
 山ちゃんがスッキリした表情でトイレから出てきたのはおよそ15分後だ。
「あ.、やっと出たよ.」
 当然、もう一回シャワーに向かうのかと思えば、まったくそんな素振りはなく、まっすぐベッドに上ってきた。
 ガウンの下から現れたのは、乳首が床に垂直に突き刺さりそうなほど垂れ下がった胸と、ボウボウに生い茂ったマン毛だった。
「じゃあフェラするね」
 山ちゃんは手コキとフェラチオを開始した。そのままシックスナインの体勢になろうとまでしてきたが、それはケツを叩いて断った。ウ〇コくさいアナルなんてごめん被ります。
 やや勃起してきたので、正常位のポジションになり、マン毛の茂みをかき分けて挿入を試みる。が、数回のピストン運動で早くもチンコは萎んでしまった。ダメだ、こんなユルマンではどうにもならん。
 山ちゃんが背中をポンと叩く。「あれ? なんか勃起してなくない?」
「あぁ、なんだかムリっぽいですね」
「あなたさ、若いんだからもっとしっかりしないとダメだよ.」
「……はい」
「やっと気持ち良くなりかけたのに.」「すみません、もう終わりでいいです」
 中途半端にセックスを終えると、ソファに腰掛けた山ちゃんはタバコに火をつけた。
「てかさ、そんなにワリキリするほどエッチしてないわけ?」「そうですね、してないですね」
「なに? そしたらいっつも家でオナニー?」
 あ、またこっちをバカにしたような表情になったぞ。
「もうさ、東京に住んでる意味ホンットないよね、東京なんてセックスする相手いっぱいいるのに」
「いや、それがそうでも…」
「でもチンチン立たないんじゃ意味ないよね。あんた、いいモノ持ってるんだからもったいないよ。わかった?」
「何がですか」
「だーかーらー、ワリキリなんかしてないで彼女作りなさいって!」

今時テレクラに出会いはあるのか

渋谷はどこか浮ついている。大きめの買い物袋を提げた家族連れや、ハイネケンの瓶ビールを持った外国人が、やたらと高いテンションで駅前をウロウロしている。
その雑踏の中を、オレは一人、まっすぐテレクラへと向かう。
「おっ客さま.!ロングコースのご利用あっりがとうございま.す!」
店員は気持ち悪いほど高いテンションで迎え入れてくれた。DVDコーナーには、物好きな男性客が2人。この人たちは大晦日にこんな場所でどういうつもりなのだろう。
入室後すぐ、威勢よくコールが鳴り響いた。
「もしもし」
「どうも.」
わりと若めな女性の声だ。後ろはやや騒がしく「次は恵比寿、恵比寿.」というアナウンスが聞こえる。電車の中か?
「もしかして電車の中ですか」
「うん。今から渋谷で会える人探してるんだけど」
「ぼくも探してたんですよ」
「暇なの?じゃあ会おうよ」
話が早い。
「どういう感じで会いたいんですか?お茶とかワリキリとか……」
「ううん、暇なだけ。会ってから決めようよ」
いまどき、単純な暇つぶしでテレクラ男に会う女なんているものだろうか。不審だ。
「あ、渋谷着いたわ。そしたらとりあえず会おうか」
急いで服装を教えあい、駅近くの銀行前で待ち合わせすることになった。
彼女が伝えてきた服装は黒のコートにグレーのストール。年齢は25才だ。
急いでテレクラを出ると、銀行前には、女性が一人立っていた。そのまま東急百貨店へと流れて行きそうな、ずいぶんお洒落な服装だ。首に巻いたグレーのストールも様になってるし。テレクラでこんなことがあっていいのか?
「あの、電話くれた方でいいんですよね」
「うん、そうだよ。ちょっと寒いから喫茶店でも入らない?」
すぐ近くの喫茶店は、買い物帰りのカップル客が8割を占めていた。堂々とそこに混じり、2人で黒糖ラテを注文する。こ
こまでほとんど自己紹介なしだ。
「あの、ヘンな質問ですけど、なんでかけてきたんですか?」
「うん、暇だったの。それだけ」
今夜、友人とカウントダウンパーティをするまでの間、暇つぶしのためにテレクラにかけてきたという。
まったくもって謎だ。パーティに参加するようなキャラの女性が、暇だからといってテレクラを利用するとは考えられない。となると、見栄を張った作り話か。
「ちなみに、彼氏さんは?」
「うーん、なんか彼氏っていうのは重くてさ、こういうほうが好きなんだよね」
「テレクラとかですか」
「うん」
もしかして、いま流行りの肉食系女子ってやつか?
「じゃあセックスはけっこうしてるんですね」
「するよ」
「それは……ワリキリとか?」
「やんない、そういうのはやんない。別にお金とか欲しいわけじゃないしね」
どういうことだ。お洒落な25才が、金ももらわずにテレクラでセックスするなんて。
「じゃあ、ホテルとか、そういうとこ行きましょうか」
「うーん……」
沈黙だ。どうした? 
何を考えてるんだ?
「なんかそういう気分になれないわ。西島秀俊さんなら会った瞬間自分からレ〇プするくらいヤりたいんだけどさ」
「それは、僕だとヤリたくないってことですか」
「…………」
再度、沈黙が続く。
ようやく理解できた。この人は、テレクラ界ではもう20年も前に絶滅したといわれる、タイプの男とならタダでセックスする女性なのだ。
こうして出会えたことはラッキーだが、好かれなかった以上、前には進めない。神様、せっかくのプレゼントを無にしてしまってすみません。

午後7時、さらに増える人混みを避けるようにトボトボとテレクラに戻り、再度電話を待つ。
次のコールの第一声はこれだった。
「ムラムラした気分になってない?」
受話器から聞こえてきたのは30代後半と思われる、気持ち悪いほどに甘い女の声だった。
「それはワリキリとかですかね」
「そ.なのう!エッチしたくてしょうがなくって。お兄さん最近イチャイチャしてる?」
「いやあ、もうずっとしてないですね」
「なによちょっと.!ダメダメダメ!」
「ダメですか?」
「うん、今ね錦糸町にいるんだけどね」
錦糸町は千葉方面にある猥雑な繁華街だ。渋谷からはちょうど逆側になる。
「最近エッチからはなれてるんだったら、こっちまで来てエッチしてもいいんじゃない?」
「わかりました、向かいますよ」「それでね、お金なんだけど.、ちょっとね、1万5千円ほどもらえれば助かるかなって。いっサービスするから、ね?」丈夫ですよ、ちなみにお姉今おいくつなんですか?」 
年はね…
34才よ
一瞬の間が空いた
「容姿は誰かに似てるって言われたりしますかね?」
「うーんと、田中美佐子って言われるかな」
田中美佐子似が売春なんてするもんだろうか?
午後8時の電車は、8割ほどが空席だった。こんなときにせこせこ移動するバカは少ないようだ。
錦糸町駅をおり、改札前で電話をかける。耳元でゴールデンボンバーの『女々しくて』の待ち歌が聞こえてきた。
「もしもし」と、やや早口で彼女が出る。
「着きました。どちらに向かえばいいですかね」
「南口!ちょっと、ちゃんといるから!きてきて!」
電話は一方的に切られてしまった。南口に向かえばいいのか?
人がまばらな南口から電話をかけようとしたところで、ちょうど彼女からの着信が。
「いま出てきた人でしょ!こっち!」
ロングのダウンジャケットを着た小さな女性がケータイを耳にあてながら手を振っていた。
「こんばんは」
「ああ、行きましょ、行きましょ!」
あいさつもそこそこに、彼女はスタスタと歩き出した。眉毛はほとんど消えており、唇はカサカサ、顔は全体的にぼっこぼこに殴られたフランケンに似ている。田中美佐子の面影はゼロだ。
歩道橋にさしかかったところでフランケンさんの歩き方が少しぎこちなくなった。足をひきずっているようだ。
左足のサンダルの紐がほどけている。しかも、靴下を履いておらず素足だ。
「足、どうしたんですか」「うん、外反母趾なの。気にしないで」
フランケンさんは、こちらに目を合わせようとせず早口で続ける。
「今夜はなにするの?」
「できれば、誰かと一緒に過ごしたいですね」
「ああ、そう。私はこの後はね、
千葉の方に行くのよ」
「ご自宅ですか?」
「会社の寮に住んでるのよ。家賃が5万円。高いのよね。その寮のコと、今夜は蕎麦食べるかしら」
ホテルの部屋のドアがしまった瞬間、フランケンさんが言う。
「先にお金、もらっていいかしら。もらった分、ちゃんとサービスするからね」
「ああ、お願いします」
「そういえばタバコ吸うのかしらお兄さん」「いえ、吸いたいなら吸って全然大丈夫ですよ」
「ううん、私は吸わないから吸わないから」
シャワーからあがり、ベッド
に横になりながらテレビをつける。
「そういえば待ち歌『女々しくて』にしてましたよね」
「あ、ゴールデンボンバー!」
フランケンさんのチンコを握る手が一瞬止まる。
「別に見ながらフェラしていいですよ」
「ほんと?じゃあそうするね」
彼女にチンコをしゃぶられながら、樽美酒による大車輪のパフォーマンスを見る。こんな紅白鑑賞も、ぜいたくといえばぜいたくかもしれない。 適度に勃起したところで、彼女がチンコにまたがってきた。
え?
ナマでするつもりなのか?
「あの、ゴムつけますんで」
「え、ナマにしないの?ナマしたことないの?」
無視して黙ってコンドームをつけ、乾燥しきったマンコにチンコを押し込む。当然のように気持ちよくもなんともない。
チンコが一向に立たないことがわかると、フランケンさんは俺をさっさと風呂へ促した。もうサービス終了ってことらしい。ほどなくして風呂の中にタバコの匂いが入ってきた。ドアを開けると彼女がタバコを吸っている。
「タバコ吸うんですね」
「ちがうの!3時と12時だけ!休憩のときだけ!」
あの、別に何も怒ってないんですけど。それに今、3時でも12時でもないんですけど。
すでに時刻は11時、渋谷へ戻るために乗り込んだ電車には、気持ちよくもなんともない。2組の中国人観光客とオレ以外
に乗客はいなかった。
テレクラに戻ると、すぐにコールが。
「池袋まで来れます?」
おそらくこれが最後のアポとなるだろう。
「大丈夫です、すぐいけますよ」
ホテル代別イチゴーで、34才、黒髪ロング清楚系を自称するその女性とアポることになった。
池袋の西口駅前は、4.5人の若者が缶チューハイ片手に数組ダベっているくらいで、静けさが漂っていた。
指定されたマックの前には、雪女のような幽霊が立っていた。汚いモコモコしたピンクの毛布地のコート、長い前髪とマスクのせいで素顔はちゃんと拝めない。なんだかこの人からは、強烈な死の匂いが漂う。
「あのあのあの、お金先にいただけますか」
「それは払いますけど、ホテルに入ってからにしましょうよ」
雪女は無言でホテル方面へと歩き出す。
ふと手元の時計を見ると時刻は0時2分。
適当にあいづちをうちながらラブホテルへ近づいてきたそのとき、雪女が言った。
「あの、もういいです」
「え?」
「帰っていいですか。ちょっとしたくなくなったの」
「お金、ちゃんと先払いしますけど」
「いや、いいんで」
雪女はこちらに背中を向けてすーっと去っていった。なんだか不気味なものを見てしまったようだ。

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