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カテゴリ:人生ドキュメント

夢なんか叶わんでも結構、楽しく生きていける・人生の教訓格言役立つ知識

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昔の自分に伝えたい人生を生き抜いていくヒント
本ルポは、道行くオッサンたちに「タイムマシンで若かりしころの自分に会えるとしたら、どんな助言をしてやりたいか」を尋ねて回るシリーズ企画の最新版だ。
人生経験を重ねてきたオッサンたちのアドバイスには相応の味わい深さがある。若い読者には人生を生き抜いていく上での貴重なヒントに、同世代の読者には「人生ってそういうものだよな」と共感できる内容となるだろう。 
なお、今回の調査対象には、オッサンだけでなく、オバサンも含めることにした。男性だけでなく、女性読者も必見だ。
人生の真実
その1(男性44才会社員)
他人に気を遣うのは無意味。堂々と生きよ 
厳格な両親に育てられたせいか、もともと僕って他人にやたらと気を遣う人間だったんです。たとえば友人が飲みに行こうと誘ってきたとき、本心では次の日バイトがあるから家でゆっくりしたいのに「わかった」と言ってみたり。会人になってもそう。本当は自分の仕事で手一杯でも、職場の同僚にちょっと手伝ってくれと言われると断りきれなかったり。たぶん、人に嫌われるのが怖かったんでしょうね。 
でも長い間そうやって生きてると無意識にストレスもたまるじゃないですか。僕の場合は酒に走っちゃって、31か32のとき、アル中寸前までいったんですよ。体に黄だんが出て、医者にこれ以上飲むと死ぬって脅されて。で、1週間ほど会社を休んで入院してたんですが、そんときハッと気づいたんですよ。どれだけ人に気を遣ったところで、結局は違う誰かに怒られてるじゃんって。
友だちの酒にイヤイヤ付き合っても、翌日、バイトを寝坊すれば店長に怒られるわけですよ。職場の同僚の仕事を手伝えば、自分の分が終わらず上司にネチネチやられるし。つまり人のために何か我慢しても、そのシワ寄せは来るから、批判する人が必ず現れる。だったら気を遣う意味ないし、もっと堂々としてたらいいんですよ。
こういう当たり前のことをもっとはやく気づいてたら肝臓も壊さなかったのにね。
ドが過ぎた気遣いにイイことなど何ひとつない。同じような悩みを抱えている人は勇気づけられたのでは?
オゴリを要求してくる女は絶対にヤレない
40過ぎてから、コレは絶対に間違いないって法則を発見しちゃってさ。
ナンパでも何でもいいんだけど、女を飲みに誘ったときに、「オゴリなら行ってもいいよ」って言われることってよくあるじゃん。男にしたら別にそんくらいどうってこない、飲みに連れ出せてラッキーてなもんだけど、甘いから。このパターンで来られると100%ヤレないよ。
あ、勘違いしないでね。こっちから「オゴッてやるから飲みに行こう」って誘った女とか、結果的にオゴラれる形になった女はどっちだかわかんないよ。いい?
ヤレないのは、自分からオゴリを要求してくるヤツだから。 
まあ、ちょっと考えたら理由はわかるよね。オゴリじゃないと飲みに行かないってのは、オレ自身の魅力はゼロだからプラスアルファがほしいって言われてるようなもんじゃん?そりゃいくら必死に口説いても、どうにもなんないって。それにしてもこの法則、なんでもっと早く気づかなかったかなあ。若いころに知ってれば、だいぶ時間とカネが節約できたのに。 
この法則に心当たりがある読者も大勢いるのでは? 
オゴッてくれと言う女に夢を見るのは今日限りでやめにしましょう。
本ルポは、街のオッサンたちに「タイムマシンに乗って若かりしころの自分に会えるとしたら、どんなアドバイスをしてあげたいか?」を尋ねて回る不定期シリーズだ。 
さて、今回の舞台は名古屋である。ありがたい教訓や人生のヒントがたくさん聞けることを期待して、さっそくインタビューを始めるとしよう。
では伺います。
若かった自分に教えてあげたい人生の真実とは何ですか?
人生の真実 その1(44才会社員)
「あったら便利」はなくても困らない
家電が好きな人って結構多いでしょ?実は僕も若いころかそっちのタイプで、今までかなりカネを使ってきたんですよ。たとえば量販店に行って、見たこともない新製品に遭遇したらつい買っちゃうし、テレビや洗濯機みたいな、日ごろよく使う家電でも、目新しい新機能のついたものが売られていると、欲しくてたまらなくなるんです。要するに、便利なモノに目がないんですよね。生活が豊かになることに喜びを感じるっていうか。
でも結婚後、嫁から家電を買い過ぎだって怒られてからは、控えるようになったんですが、そうなってハタと気づいちゃったんですよ。あったら便利なものって、なくても案外、困らないんだって。
当たり前の話、あったら便利って言ってる時点で、必要不可欠じゃないってことなんです。で、家電に限った話でいえば、たいていは、このパターンに当てはまるんですよね。
ホント、独身時代の自分にこのことを教えてあげたいですよ。ムダ買いがなくなって、カネもだいぶ貯まるだろうから。
うーん、なるほどなあ。そう考えると、「便利」を謳う商品が次々と生まれる今の世の中って、実は、存在しない「不便」を無理やり探し出しているだけなのかも。
人生の真実その2(47才会社員) スポーツは健康に悪い 
体を動かすことが大好きで、若いころからいろんなスポーツに打ち込んできたのよ。テニスとかサーフィンとか。あと30代の一時期は、山登りにもハマったことがあったし。
とにかくそういう人生を送ってきたから、健康には人一倍、自信があったわけ。実際、会社の健康診断だって一回も引っかかったことなかったし。 
それが一昨年あたりかな、急に両ヒザが痛みだして、おかしいなと思ってたらどんどん症状が悪化して、最終的に歩くのも困難になったんだよ。 
慌てて病院に行ったら、関節がつぶれかけてますって言われてさ。医者に聞いたら、若いころ激しいスポーツをやってた人にときどき起きる症状なんだって。 
ビックリしたのは、治療の説明を受けたときだよ。両ひざを人口関節にしなきゃ、永久に痛みが消えないっていうんだから。 
手術後、障がい者認定されて手帳をもらったときは、何か、悪い意味で胸が熱くなったよ。まさかスポーツマンだったオレがこんなことになるとはってね。
だから、世間じゃスポーツは健康に良いってことになってるけど、ほどほどにしないと大変なことになるよって、声を大にして言いたいね。やり過ぎると逆効果ってパターンはよく耳にするが、スポーツも例外ではないようです。
人生の真実その3(51才自営業)
40を過ぎて体力がガクッと落ちてもすんなり受け入れるな
他の人もそうだと思うんですけど、私、40代を境に体力がガクッと落ちたんです。何をしても疲れやすくなるし、体の動きとかキレも、30代以前と比べてあきらかに鈍くなって。
それ以来、なんか積極的じゃなくなって、人と飲みに行く機会も自然に減っていったんですけど、50
才になったとき、また同じようなことが起きるわけです。徐々にって感じじゃ全然なく、本当に一気に体力が衰えるのを実感したんですね。
でも、今回は体力の衰えに逆らって思う存分、遊んでやろうと思ってまして。なんでかっていうと、私の親戚に90オーバーの爺さんがいるんですが、以前、その人としゃべったとき、「90才にもなると80代のころと違って急に体が弱ってくる」なんてことを口にするわけですよ。 
それを聞いたとき思い知ったんです。どうも人間ってのは、40を過ぎると10年単位で急激に老け込でいくらしいぞって。ということは、いずれ私も60、70の節目にどんどん弱っていくんですから、そうなる前にできるだけ人生を楽しんでおくことが大事だという考えに至ったんです。クヨクヨしてるヒマなんかないんですよ。 実に前向きですばらしい考えだ。よし、40を過ぎて急に性欲がなくなったおれも、明日は頑張ってピンサロへ行くとしよう。
人脈が大事と言うやつほど人脈の恩恵にはあずかれない 
人生の真実その4
最近、やたらと人脈が人脈がって言うバカが目立つけど、そういうのって実は昔から結構いて、俺も一時期、そんな考えに染まりかけたことがあってね。 
仕事が多少できることより、広い人脈を持っていることの方が得をする、人脈があれば世界が広がる、みたいなことを信じてたのよ。もちろんそんなの受け売りだけど、実際に友だちと異業種交流会なんかにも出かけてさ。
でも俺は途中でバカらしくなってそういう活動は止めた。だって、ああいうところに来てるやつって、どうも軽薄なんだよね。なんか信用ならんっていうか。何より、そういう連中を黙って見てると、知り合いは増えるのかもしれんけど、人脈のおかげで仕事が増えたとか、事業を始めたってやつがほとんどいないのよ。
結局、人脈を過剰に重視するやつって、自分に自信のない、他力本願で薄っぺらい人間ってことなんじゃないかな。
もちろん、人脈そのものは大事だし、得られる恩恵が大きいのもわかるけど、魅力のない人間同士が必死に知り合いの輪を広げても、そんなところからは何も生まれないと俺は思うね。 
たしかに、本当の意味で人脈を持っている人は誠実な人ばかりな気がする。手厳しい意見だが、大いに納得だ。
人生の真実その5(45才会社員)
セフレをキープするコツは「しょーもない」デートにあり
自分が若いころって、セフレが出来てもあまり長続きしなくて、だいたい数カ月くらいで連絡が取れなくなるパターンばっかりだったんだよね。
当時は、何でかなぁ、俺のセックスってそんなに下手なのかなぁとか悩んでたんだけど、今ならハッキリ理由がわかるよ。女の扱いがあまりにゾンザイだったってことだね。 
最初のころは一緒にメシ食ってからホテルへって流れでも、途中から面倒くさくなって、ホテルで集合、ホテルで解散みたいな感じになってたもん。そりゃ女も呆れちゃうよ。 
だから関係を長続きさせるには、セックスの前にメシを挟んだり、軽くデートしたりするのがいいんだけど、それよりもっと効果的でラクチンな方法があってね。
デートはデートでも、あえて「しょーもない」デートをするわけよ。たとえばホテルへ行く途中でたい焼き一つ買って、それを半分こにするとかさ、ほんとささいなことで十分なの。いや、むしろそういう何気ない一コマこそがすげー大事っていうか。女ってね、ちゃんとしたメシ屋に連れてってももちろん喜ぶんだけど、たい焼きを半分こにして食べ合うっていうドラマ性は、10倍響くわけ。わかるかな?ちなみにこの方、いま30代の人妻さんをセフレにしてるそうですが、しょーもないデートのおかげで、1年以上関係が継続しているんですって。
人生の真実その6(48才公務員)
ブサ男が美女と付き合うには美女の失恋につけ込むしかない
この歳になったら若いときにはわからなかったことがいろいろ見えてくるようになるんだけど、その一つに、美人とブサイク男のカップルがなんで存在するのかっていうのもあってね。 
だって不思議でしょ? 
本来くっつく可能性の限りなく低い2人がカップルになってるんだから。
あれって僕が知る限り、すべてブサイクが美女の失恋につけ込んでモノにするパターンなんだよね。彼氏と別れて泣いてる美女を慰めているうち、しれっと自分が付き合っちゃう。もうホント、このパターンばっかりなのよ。だから、モテなかった昔の僕にアドバイスしたいのは、まず付き合いたい美人がいたら、何が何でも友だちになること。そしてその美人が彼氏と別れたら、すかさず近づいて、優しく話を聞いてあげること。そしたらこんな僕でも美人を彼女にする可能性があるんだよってことかな。いやしかし、25年前にこの方法を知ってたら、さぞかし楽しい青春を送れただろうね。 
なるほど、あの謎の組み合わせにはそういう背景があったのか。若いブサメン諸君、ぜひ参考に!
人生の真実その7(41才会社員)
財布に5万円入れておけば金を使わないが1万円しか入れてなければどんどん使う
もともと僕、ATMでお金を下ろすときは、いつも1万円にしてたんです。大金を下ろしちゃうと、つい気が大きくなって、ムダ遣いしちゃいそうだって思ってたんですね。
同じような考えの人は、僕のほかにも結構いると思うんですけど、実はこれって逆なんですね。財布に大金を入れてた方が、お金を使わなくなるものなんですよ。 かりに5万円、財布に入れたとしましょう。普通のサラリーマンなら普段、こんなにたくさん持ち歩くことはないから、ちょっと気分が上がりますよね。なんかリッチだな〜みたいに。
でも、ここで缶ジュースを買おうと思ったら、当然、130円使うことになるから、5万が4万円台に減っちゃうわけです。これって実は、結構な心理的ブレーキになるんですよ。なるべくなら5万をキープしておきたいっていう気持ちが働くんです。 
所持金が4万から3万円台に、3万から2万円台になるときも同様のブレーキがかかります。そんなわけで極力、ムダ遣いがへり、結果的には1万円を入れているときよりも、お金の減るスピードが遅くなるというわけなんです。ちょっとしたことだけど、実用的でしょ?
言われてみれば、たしかにそんな気もする。けど、しょっちゅう財布を落とすような人には危なっかしくてお勧めできません。
人生の真実その8(45才自営業)
スマホアプリをそつなく活用する女はフェラが上手い 
最近、フェラの上手い女の特徴がわかったんで、若い自分に教えるとしたらそれかなぁ。 
ヒントは、スマホのアプリだよ。そうだな、電車の乗り換え案内のアプリを想像してもらうとわかりやすいと思うんだけど、あれを使うときってさ、ほんのちょこっとだけ複雑な作業が必要でしょ? 
出発駅と到着駅を入力したり、到着時刻を選んだり、たいしたことないけど少しだけ面倒な作業ね。
ああいうのが苦手な女ってわりといるんだけど、フェラが上手い女ってサラッと使えちゃうんだよね。いや、これはもう100%そうなの。 俺が思うに、何事にも勘どころを押さえるのが上手いってことなんだろうな。この人はこういう舐め方が好きなんだとか気持ちいツボが瞬時にわかるとか、そういう能力をアプリの使い方にも発揮してるんだろうね。逆にアプリを使いこなせないドンくさい女は、やっぱりフェラ下手だから、我ながらいい判別法だと思ってるんだけど、どうかな?
アプリの操作にまさかそんな重大な秘密が隠されていたとは。知り合いの女性に試したら、めっちゃ興奮できそうっす。
人生の真実その9(47才会社員)
勉強が必要なのは学歴コンプレックスを持たずに済むため
勉強が嫌いな子供って、みんな口をそろえて言うよね。大人になったら因数分解とか使わないのに、なんでそういうのを習わなきゃいけないんだって。学校の勉強なんてほとんどムダだろうって。
俺もそういう生意気なガキだったんけど、反論する大人もやり方が下手なんだよな。
勉強を通じて努力する姿勢が身に着くとか、将来の選択肢が広がるとか、そういうフワッとしたことで納得させようとするんだもん。それじゃガキどももピンとくるわけないって。 
もし俺が、ガキの時分の俺に説得できるのなら、本当の理由をハッキリ言ってやりたいね。勉強ってのは学歴コンプレックスを持たずに生きるためにするものなの。それだけ。 
日本は学歴社会って言われるけど、実は学歴を一番気にしてるのは低学歴の連中なんだよね。高学歴の人間って意外と意識しないもんなんだよ。あいつは東大だからスゲー、あいつは3流私立だからショボイなんて見方は低学歴の人間がするの。んで、勝手に自分の境遇にスネちゃってる。何でかよく知らんけど、とにかく日本ではそういう状況になってるの。俺自身、嫌というほど経験してきたからわかるんだよね。 こういう話をしてくれる大人がいれば、絶対、勉強ぎらいなガキも身を入れてやると思うんだよな。だってそういう風になるのイヤだもん。 
学歴コンプで具体的に脅すのか。たしかに効果ありそう!
人生の真実その10(40才契約社員)
周りが幸せそうに見えたら深夜の松屋に行け  
この前、友だちと酒を飲んだ帰りに、松屋で牛丼を食おうって誘われたんだけど、深夜にああいう店に行ったのは、実はそのときが初めてだったのね。単純に牛丼があんまり好きじゃないから、今まで機会がなくて。
で、店に入ったら、もうあまりの異様な雰囲気に圧倒されちゃって。ちょっと言葉が悪いかもしんないけど、もうね、そこにいる客いる客の底辺臭がすごいの。見ただけで不幸そうってわかる連中が、
ズラーっと並んで、無言で牛丼をつついているわけ。 
いや、思い込みじゃないと思うよ。いい歳した男が、深夜の2時、3時にひとりで牛丼屋に来るなんて、どう考えてもまともな生活してるわけないもん。人間ってさ、周りの連中が幸せそうに見えるときってわりと落ち込みがちになるよね。自分が上手くいってないときなんか特に。
そういう時は深夜の松屋へ行くに限るよ。あの負のオーラを目の当りにしたら、絶対、元気が出るし。よかった、俺より不幸そうな人がこんなにいるんだって思えたら、すごい励みになるからね。
うーん、言いたいことはわかるけど、それはそれで後ろ向きのような…。てか、ちょっとゲス過ぎません?
人生の真実その11(42才会社員)
LINEの漢字フルネーム女は落としにくい 
LINEの名前の欄をよく見てください。漢字でフルネームの女っていませんか? 
山田花子とか佐藤百恵とか、かっちりフルネームにしてる女です。こういう女はオチにくいです。
感覚的にもわかりますよね。フルネームを公にするってのは、ちゃんと生きてますってことの証みたいなものなんです。ちゃんと生きるってのは、付き合った男としかエッチしませんって意味です。 
じゃあこれが英語でHanakoYamadaとかだったらどうかというと、これもまだオチにくいですね。やっぱり狙うべきは名前だけの女。「花子」とか「Hanako」なんてのがベストなわけです。
ホント?と思う人はスマホを見てください。簡単にヤレた女ってフルネームがいないはずですよ。
この事実を2年前の自分が知ってれば、LINEナンパはもっと効率よくできたんですけどね。
ためしにおれも自分のLINEを調べてみました。どれどれ……ホントだ、法則が当たってる!
すげえ!人生の真実その12(46才会社員) 
フーゾク嬢をイカせたところで見返りはない
フーゾクに行くと、嬢をイカせようと躍起になる人っていますよね。僕もそのひとりだったんです
けど、最近、あれって本当にムダな行為だなと思うようになって。 
だって、彼女たちは仕事で男に抱かれてるわけですよ。どれだけ気持ちよくしてあげたところで、もらえるカネ以上のサービスを行う義務などないんです。イカせた客に対しても、そうでない客に対しても、いつも通りのフェラ、いつも通りのスマタなんです。
かりに本番ができたとしたら、それはイカせてあげたお礼ではなく、どんな客とも本番してるってだけの話。 よく嬢をイカせまくったら、気に入られて店外デートができた、なんて話を聞きますが、あれも本当はその男の性格やルックスなど、別の要素が原因になったのを勘違いしてるだけです。
なんでそこまで断言できるかって?
セックステクならめっちゃ自信のある僕が、一度もそういうオイシイ目にあったことがないからですよ。忙しいから、もうこの辺でいいですかね?
この真実が他の人にも共感できるものかというとちょっと疑問だけど、あくまで若いころの自分へのアドバイスってことなんだし、ま、ヨシとするか
本ルポは、恒例企画「人生の真実とは?」の第5弾だ。街のオッサンやオバチャンたちに「若かりしころの自分に会えるとしたらどんなアドバイスをしてあげたいか」を尋ねて回るという内容だが、今回は舞台をいつもの東京から大阪に変えて調査することにした。願わくば、関西人ならではの人生観がポンポンと飛び出してほしいものだ。
ではお聞きします。若かった自分に教えてあげたい人生の真実とは何ですか?
キツイ職場からはとっとと逃げた方がええ
大学を出てウェディング系の会社に入ってんけど、そこが腰を抜かすほどキツい職場で。1日16時間労働とかフツーやし、毎月の残業もたしか100時間オーバーやったんやないかな。もうとにかくキツイしシンドイねん。今で言うたら、もろにブラック企業や。おまけに給料もめっちゃ少なかったし、すぐに辞めたなって、大学時代の部活の先輩に相談してん。自分、この会社に居続けたらそのうち体を壊します、転職した方がええですよねって。ところが、先輩は「あかん辞めるな」と。シンドイことから逃げること覚えたら、逃げグセがついて結局、苦労すると。まあ、そんな感じのことを言うわけ。俺もアホやったから、たしかにその通りかもなぁと思うて我慢して続けることにしたんよ。そしたら、2年後には入院するハメになってもうて。それも胃潰瘍とうつ病のダブルパンチやで。もう、かなんわ。そやし、俺が言いたいのはな、キツイ職場は我慢なんかせんと、とっとと逃げた方がええでってこと。逃げグセがつくとかどうでもええ。ムリして体壊す方が絶対に損やんか。
ツライことから逃げ出すのを潔しとしないこの国の風潮に、一石を投じる意見かと。同じ境遇の人には刺さったのでは?
「アイツはええヤツ」は「都合のええヤツ」と同じ意味
「アイツはええヤツや」って言葉、よう聞くやん。これな、学生のときやったらそのままの意味で理解しとってええんかもしらんけど、大人になってから同じことを他人に言われ出したら要注意やで。これくらいの歳になったらイヤでもわかんねんけどな、社会に出たらみんな、結局は、利害関係でしか動きよらへんねん。そんなドライな関係の中で「ええヤツ」って呼ばれる人間って何? そんなもん、都合のええヤツに決まっとるがな。実際、わしの周りを見てもそうやで。人からええヤツって言われてんのは、だいたい、ムリを聞いてくれる、カネを貨してくれる、約束破っても許してくれるとか、そんなやつばっかりや。全然ええヤツやあれへん。ただ単にナメられてるだけやねん。人間、いっぺん見くびられたらなかなかその状況は変えられへんし、若いころのわしには、そういう風に言われんよう、気を張って仕事してほしいって言いたいわ。大人になってから言う「イイ人」とは、都合のイイ人、か。自分の胸に手を当ててみても、たしかにそういう一面はあるのかも。
浮気1回は250万の超高級ソープで遊ぶのと同じ。だからこってり遊び倒せ
恥ずかしい話ですけど、僕、浮気が原因で離婚してるんです。かれこれ5年ほど前に。相手は出会い系で知り合った独身の女で、別にこれといって美人でもなかったんですけど、会えば必ずヤラしてくれるから、ダラダラと関係が長引いて。どうやろ、1年ほどは続いたんと違うかなあ。で、まあ、あとはよくある話で、ある日、ケータイを嫁に見られて全部バレてしもて、ソッコーで離婚になったと。慰謝料は250万ほど取られました。もうオケラですわ。ただそんときに痛感したのが、浮気相手としてたセックスは、あの1回1回にそれぞれ250万のリスクが付きまとってたんやなぁってことです。言うたら1プレイ250万の超・超・超高級ソープで遊んでたのと一緒ですよ。そう考えると、ほんまにもったいないことしてもうたと悔やんでも悔やみきれなくて。だって、浮気相手とのセックスなんてめっちゃフツーの内容でしたからね。ヤリたくなったら呼びつけて、フェラしてもら
ってすぐ挿入みたいな。なんやったら、フェラだけで終わることもありましたし。あんなことになるとわかってたら、慰謝料の額に見合うような、めったくそエグいプレイをしまくって、こってりと遊び倒したかったですね。どうせ大きなリスクを背負って浮気するなら、とことんまで遊べってことのようです。にしても、この金銭感覚、さすが大阪人!
夢なんか叶わんでも結構、楽しく生きていける
大学の時、演劇の楽しさに目覚めて、卒業後は就職もせんと小さい劇団に所属してしもたんが失敗の始まりやね。いつかテレビや映画で活躍するビッグな俳優になったるって、そういうことばっかり妄想してて、その願いはいつか叶うって疑いもせんとバイトに明け暮れて。わかるやろ? 若いときの
そういうノリって。ほんでやっぱりこれもありがちなんやけど、頑張っても頑張っても全然、俳優としての芽が出てけえへんくて、30才になった年、とうとう今の会社に就職したんよ。そら、当時は落ち込んだで。夢見てた状況と目の前の現実があまりにもかけ離れてるし、仕事かてなんもオモんない。何より自分が負け犬に思えてしゃーなかったんやろうな。でも、今はそういうミジメったらしい気持ちはどこにもない。好きなパチンコをやったり、長男のサッカーの試合を応援しに行ったりするだけで、めっちゃ楽しいもん。もっといえば、休みの日にDVD見ながら昼ビール飲んでるときでもね。結局、人って、ちょっとした趣味とか娯楽があれば、それなりに楽しく生きていけるってことやねんな。夢なんか叶わんでも別になんちゅうことないねん。ほんまにそう思うわ。
夢を叶えるだけが幸せじゃない。休日に昼ビールを飲めることもまた幸せだし、それだけでも十分、人生は楽しくなる。何だか染みるなあ。
オナニーは落ち込んでるときにしたらアカン
若いころの自分に助言するなら、やっぱりオナニーのことやね。わし、中学くらいから変なクセがあって、落ち込むことがあると必ずオナニーするようにしててん。だってアレに没頭してる間は嫌なことも忘れられるし、気持ちええから気分かて上がるやんか。ただ問題はその後やねんな。そういうときのオナニーって射精した直後、心が余計にヘコんでまうねん。体もやけにぐったりして、鬱っぽくなるっちゅうか。で、そういうことを大人になっても繰り返してたんやけど、25、26才くらいのときやったか、ある日、朝目が覚めると体が動かんようになってもうて。なんとか親に病院まで連れてってもらったら、診察した医者が「これはウツ病の症状です」って言いよんねん。恥ずかしくて医者には言わへんかったけど、間違いなくオナニーが原因やと思たわ。ただでさえ落ち込んでるときに、あんな気分のヘコむことをやってたら、そら脳ミソもおかしなるって。いまだにウツ病のクスリ飲んでるし、最悪やで。あんなオナニーはほんまに止めさせるべきやわ。まさか、あんなに気持ちいいオナニーがウツ病の原因になり得るとは。怖っ!
早い時期にモテる女はたいして幸せにはなれない
去年、中学の同窓会があったんですけど、そのときわかったんは、当時可愛かった子が今みんな苦労してるってこと。たとえば学年で二番目に美人で胸も大きかった子が今なにしてるかっていうたら、ほとんど毎日清掃のパートに出てるんやって。大変やん、そんなん。旦那さんのお給料が安いからやろけど、その旦那さんって高校で付き合ってそのまま結婚しはったんよ。他の可愛い子も、たいがいそんなパターンなんやわ。高校時代のカレシと結婚してんの。そんで、今はパートでひーひー言うてはる。どういうことかって言うと、その子ら、顔がいいからモテるわけやん。高校でも選び放題やからカッコイイ彼氏ができるやん。それがあかんのよ。顔だけで男を選んでそのまま結婚してしまうから、将来性もなにも考えてないんよ。普通の高校のカッコイイ彼氏なんかどうせ勉強とかあんまりやから、パッとせーへん大学行ってパッとせーへん会社に入るわけやん。そしたら奥さんも働くしかないし。やっぱり早くモテるとカッコイイ男を選べるから、それがかえって損することになるんやと思う。この話、中学時代の自分に教えてあげたいですね。そしたらジミやった劣等感もいくらか和らぐんちゃうかな。早モテ女は必ずしも幸せになれるわけじゃない。たしかにそのとおりかも。
「予定がわかれば連絡する」と言いよった女とはもう会えへん
若いころの自分に教えてあげたいこと? ああ、1コだけあるわ。デートに誘った女から「いま忙しいし予定がわかったら連絡するわ」みたいな言われ方をしたら、もうその女と会うチャンスはない、あきらめろってことやな。これ、今までわしも散々言われてきたセリフやねんけど、ほんまに連絡寄こしてきよったやつなんか1人もおらへんねん。ただの1人もやで。
まあ、ちょっと考えたらわかるわな。少しでも会う気があるならこんな言い方は絶対にせえへん。「いま忙しいけど火曜と木曜は空いてる」とか「来月の中旬以降やったら時間が取れる」
とか、忙しない時期を具体的に教えてくるもんやん。女からしたらストレートに断るのも悪いからってことなんやろうけど、その言葉を鵜呑みにして待ち続けてる男の身にもなってほしいわ。タチ悪いで、ほんまに。
強豪校で補欠で過ごすより低レベル校のレギュラーの方が青春は充実する
小さいときから野球が得意で、中学くらいになると地元じゃ、そこそこ名の知れたピッチャーになってたんよ。で、中3のとき、有名な某強豪校から推薦の声がかかって、二つ返事で入学することになって。こっちは天狗になっとるから大げさな話、甲子園5回行ったるわみたいな感じやったわけ。
でも人生、そない甘ないわね。入学したらレベルが違いすぎて全然、練習についてかれへんねん。自分の実力ってこんなもんやったんかと、ほんまにガク然としてな。で、そのまま引退するまで、ずーーっとベンチにも入られへん。いま思い出しても気持ちが暗くなるいうか。でもその一方で、中学時代のチームメイトは別の高校でレギュラーになっとるわけやんか。最後は県予選の最初のほうで負けよるんやけど、公式戦に出た思い出があるだけでもそっちのほうがマシやん。あいつらのほうが充実した青春時代やったやろな。
良かれと思った選択肢が往々にして間違う、それが人生というもの。生きるって大変です。
中学受験に失敗しても気に病む必要はない
小6の時、中学受験に失敗したんです。この世の終わりみたいに落ち込んでそらもう大変だったんですよ。親も僕が自殺するんちゃうかってオロオロするし。まあ、そのうち僕も現実を受け入れて立ち直るわけですけど、大人になって気が付いたのは、そもそも中学受験なんて失敗したところでたいした影響ないやんってことでして。たとえば、中学受験には算数の試験がありますけど、あれは小難しいことを「算数」の範囲内で解かせるんです。方程式を使えば10秒でわかるような問題を、遠回りなややこしい解き方せなあかんのです。でもこの力って中学に入ったら不要なものなんです。だって方程式習うから。要するに中学受験の能力っていうのは、後の勉強と隔絶してるんですよ。特殊なんです。だから勉強は中学入ってからやればいいんです。小学の勉強には意味がない。実際、僕も中学から真剣に勉強をはじめて、最終的には最高学府のひとつに入ることができたんです。結局、大事なのは中学以降なんですよ。
聞けばこの方、なんとあの京大を卒業されてるんだか。どおりでしゃべりがロジカルなわけです。恐れ入りました。
はやく結婚した女はガードが堅い
20才かそこらで結婚する女って青春時代にロクに遊ばれへんかったわけやし、誘ったらフラ〜っとついてきそうやん? 実際、あいつらも「もっと遊んどけばよかった。めっちゃ後悔やわぁ」とか言いよるし、こっちにしたらチャ〜〜ンスってなるやんか。でもな、それ勘違いやから。こっちの勝手な思い込みに過ぎひんから。要するにな、あいつらって男に誘われることにはごっつ興味があるねんけど、実際にそういう遊びをほとんどしたことがないから、結局は尻込みしよんねん。やっぱ怖いとかアカンとか、大げさに考えよんねん。せやから、いくらスキを見せてきても乗るだけムダ。カンタンにヤレると思たら大間違いやで。しっかり覚えとき。
いったいこの方は、いつの時代の自分にこのアドバイスを送りたいのでしょう。ま、我々の参考にはなりますが。
ブサイク男は40才まで我慢せよ
自分の人生で何が一番ケッタクソ悪いかというと、ブサイクに生まれてきたことやねん。まあ、すがすがしくなるほどモテへんし。特に思春期のころなんか、銭湯の煙突から出てくるケムリをぼーっと眺めて、わしもああやってスーッとこの世から消えてしもたらええのにって何べんも思ってたもん。でもな、そのころのわしに言いたい。とにかく今はじっと我慢しとけ。40を超えたあたりから、だんだん状況が変わってくるからって。なんでかって、女っちゅうのは40以上のオッサンに容姿の良さなんか求めてきいひんから。そんくらいの歳になったらな、どんな男かてハゲるかデブるかなるねん。田原のトシちゃんとか見てみい。あんなアイドルかてハゲまくってズラつけて、今やズルズルになってるやん。見栄えがワルなるんはしゃーないねん。だからブサイクでも若いころほど不利にはならへん。楽しい未来があるから安心しいや!ちなみにこの方、くまモンみたいな体型ですが、20代のセフレがいるそうです。お腹がカワイイって言われるんですって。
気楽系のブームに乗っかると必ず泣きを見る
思えばこの20年近くの間に、世間がやたらとラクな方に向おうとしてる気がするんですよ。苦労や努力はなるべくしないで、気楽なことばかり歓迎する風潮って言うんかな。たとえば流行するダイエット法とかも、●●を食べるだけでとか、●●を指に巻くだけでみたいなのばっかりやないですか。もっと大きなところでいえば、むかしフリーターって言葉がもてやはされたけど、あれもとどのつまりは、会社に縛られる正社員にならず、もっと自由に生きようぜってことだったと思うんです。でもこの手のブームってどれもまやかしですよね。簡単ダイエットで、ちゃんと痩せられた人間っているんですか。たぶん、いませんよね。 あの当時フリーターになったやつで、いま幸せだって人がどれくらいいます? むしろ、ほとんどが後悔してるでしょ。結局、人間は気楽な方向に流れると、泣きを見るんですよ。そういういい加減なブームに安易に乗っかったらダメやと思うんです。今だと結婚しないで一生独身で過ごすのがいいって言うてる人間が多いじゃないですか。今のところは彼らが正しいのか間違ってるのか白黒ついてないですけど、あと5年、10年もしたらわかりますよ。きっと後悔してるヤツらが町にあふれ出すんじゃないですかね。
何事も、ラクな道ばかり選んでいれば必ずどこかでシワ寄せがやってくるという警鐘でしょうか。怠け者には身の引き締まる言葉ですね。
血液型診断は信じるスタンスのほうがモテる
飲み会の席で、女性陣が血液型の話を始めるのってよく見る光景でしょ。「あんた何型?」「O型やけど」「ああ、残念。私、A型と一番相性がええねん。O型はアカンねん」みたいな。こういうの嫌いな男って結構いてると思うんです。俺も昔はムキになって否定してたタイプなんで。こんな非科学的なもん信じてるのは日本人だけやで、欧米で話したら笑われるでみたいなことマジで言うてたんです。でもね、女からしたら非科学的とかそんな話は、端からどうでもええんですよ。血液型のトークが純粋にオモロイと思ってあれやこれや言うてるだけやから、それを頭ごなしに否定されるんがあいつらにとって一番ムカつくんです。せやからね、こっちはあえて乗っかってやっといたらええんですわ。うわー、O型ってそんなアカンの。そもそもO型ってどんなキャラか教えてや〜とか言うてる方が、100倍ウケがよくなるんです。いや、ほんまですよ。
我が身を振り返り、これまで一度も合コンでいい思いをしたことない理由が今ようやくわかりました。
合理主義は優しさの対義語
一般的に大阪人って他の地域の人より合理的な人間が多いように思うんやけど、俺もその一人で、理屈に合わんことには納得でけへんタチなんよ。でも人間と人間の付き合いのときは、理屈に合うことって「情」には反してることが多いねん。たとえばそうやな、野球の試合観に行くときにでも、女が1時間遅刻するって連絡してくるとするやん。合理的に考えたら自分だけ先に入って観てたほうがええんやけど、それってなんか心がないっていうかな。1時間外で待ってやって一緒に途中から観るっちゅうのはアホみたいやけど、それで絆が深まるみたいなんもあるやん。わかるやろ?つまり合理主義っていうのは優しさの対義語なんちゃうかって。合理的なアドバイスとか意見とかって、あとで考えたらたいがい優しさに欠けた内容やったりするやん。思い当たることない?
まさか大阪の方からこんな意見が聞かれようとは。心に染みました。
これまでの人生経験から導き出した実践的知識を、町のみなさんにご教授いただく不定期シリーズの続編だ。
今回のリサーチ場所は昼呑みの聖地、東京・赤羽。海千山千なオッチャンたちならではの、したたかな視点に期待したい。では、参りますか。
若いころにお世辞を使いすぎるとあとの楽しみがなくなる(53才・男)
俺さあ、こう見えて昔から目上の人によく好かれるタイプだったのね。実家が客商売してたってのも関係してんだろうけど、ついつい人をヨイショしちゃうクセがあってさ。お世辞って白々しいってイメージあるじゃん? 「見え透いたお世辞」って言葉もあるくらいだしさ。でもそれって、ハタから見てるぶんにはウソ臭いだけで、言われてる本人は、意外と真に受けてたりするんだよ。本気でうれしくなっちゃうの。俺なんか、そのへんのことを肌感覚でわかっていたから、とにかく上司とか先輩にはお世辞ばっか言って、気分よくさせてたわけさ。でも、自分が人の上に立つ年ごろになった今は、ちょっと後悔してるんだよね。なんでかって、下の連中にお世辞を言われても、それがお世辞だってことがすぐわかっちゃうから、素直に喜べないんだよ。言ってることわかるかな? 自分がさんざんお世辞を多用してきただけに、そいつが本心から俺を誉めてるのかどうか、一発で見抜けてしまうっていうかさ。お世辞を使われるってのはある意味、上の人間の特権じゃん?だからなんだか、すごく損した気分になるんだよね。
★人間、他人から本気で称賛されることなんてそうそうあるもんじゃない。そう考えると確かに、お世辞がお世辞とわかってしまうのは損なことなのかも。
女が否定的なことを言ってもじっくり話を聞けばこちらに従う(48才・男)
この歳になって、最近、気づいたことがあるんですよ。女ってのはよくよく信念のない生き物なんだなって話なんですけど。たとえば夫婦でどっか遊びにいこうってなったとき、僕が提案した場所を、嫁さんが「えー、そんなとこヤダ」と否定したとします。こういうことって、よくあるでしょ?で、そんなとき、どうすればいいのかっていうと、とりあえず「何でいやなの?」とか聞いて、嫁がペラペラ話し出すよう水を向けるんです。逆にこっちは聞き役に徹して、相手の言い分にジッと耳を傾けてやると。こんな感じでしばらくしゃべらせておいてから、あとでこう言うんですよ。
「わかったわかった。ただ、とりあえず今回は俺の案で行っとこか」
これでたいてい、OKが出ます。女ってのはとりあえず、言い分を吐きださせてやると気が済んじゃうんです。どこへ遊びに行くのかなんて問題はどうでもよくなってるんですね。
これ、もちろんうちの嫁に限った話じゃないですよ。僕、子供の学校のPTAやってるんですけど、打ち合わせで僕の意見に反対してきたママさんも、社員旅行の行き先でモメた職場の女のコも、みんな同じでたから。
★聞き役に徹して事態が好転するのは、口説きの場面でも一緒。とりあえず女を相手にするときは、いかなるときも、ただフンフンとうなずいているのが正解のようです。
上には上がいるが下にも下はいる
(39才・男)
今の世の中って何でもかんでも競争じゃないですか。だから、みんな自分のいる環境で1番を目指したがるんですけど、たいていどこかの時点で挫折しちゃうんですよね。必ず上には上がいるわけですから。僕も昔はそうだったんですよ。中高生のころはテニスがそこそこ強くて、地元じゃ天狗になってたんですけど、全国区になると、てんで歯が立たなくて。 社会人になってからも、職場に優秀な同期がゴロゴロいて、何度も悔しい思いを味わいましましたし。でも、これって上ばかり見るからそうなるわけですよね? じゃあ下を見てみたらどうなんだって、ある時、ふと思ったんです。そしたらやっぱり、下にも下がいるんですよ。会社内の成績が50人中17位なら僕より下にはまだ30人以上いるんです。つまり、1番になるのは大変だけど、逆にビリケツになることもそうそうあるもんじゃなくて、だったらそんなに悪くはないじゃないかと。そういう風に思えるようになってから、ずいぶん気がラクになりましたね。
★上を見て嘆くより、下を見て自尊心を守れということか。ある意味、そうする方が建設的なのかもな。ただし、向上心はなくなっちゃいそうだけど。
女は、自分の友人がフッた男に告白されても気にせず付き合う
(33才・男)
役立つ知識ですか? それならこんなのどうです?たとえば、ある女が、俺の友だちに告白したけどフラれちゃって、その次に、俺のところに告白しに来たとしましょう。こういう場合、俺からすると「は?」ってなりますよね。友だちにフラれたからって俺に来たのかよ、失礼な女だなと、まあ、こういう心境になるわけです。論理的に考えれば当たり前ですよね。でも、女ってのはどうもこういう風には考えないんです。自分の友だちにフラれた男に告白されても、失礼だと感じないんですね。その告白に応じるかどうかは別にして。根拠は俺の経験です。実はいま付き合ってる子も、前の前の彼女も、そういう感じで交際することになったんですよ。つまりどちらも、俺をフッた本命の子の友だちだったってわけで。あと、似たような話は周囲でもちょこちょこありまたしね。
で、ここからが本題です。この女の習性をどこで活かすか。仮にカワイイ子ぞろいの女子5人グルー
プと顔見知りだったとしましょう。こういうとき、まず男が考えがちなのは、5人全員と親しい関係を保って、いずれこの中でもっとも落ちそうになった子にアタックをかけるという作戦です。最初から狙いを1人に絞ってフラれちゃうと、他の4人もあきらめなきゃいけなくなりますからね。しかし、こういうな作戦はまず上手くいきません。リスク回避のつもりがまんまと裏目に出るわけです。
もうおわかりですよね。先ほど話した女の習性を知っていれば、こんな失敗をしなくて済みます。Aちゃんに告白してダメならBちゃん、それもダメならCちゃんと次々にアタックできるわけですから。★うーん、これが本当の話だとしたら学生時代、おれもずいぶん損したことになる。その知識、あと20年早く知っときたかった!
高級食材を使ったB級グルメはマズい
(49才・男)
よくさ、神戸牛使用のハンバーガーとか、フカヒレ乗っけた焼きそばとかあるじゃん。ああいうのって高級食材に目を奪われてつい飛びついちゃうんだけど、旨かった試しが一度もないんだよね。ま、考えてみれば当然なんだけどさ。だってさ、神戸牛みたいな高級和牛って、脂が多いわけよ。そんな肉でハンバーガー作っても、口の中が脂っこくなるし、バンズもフニャフニャになるわで全然ダメ。ハンバーガーとしての調和がなってないのよ。焼きそばにしてもさ、あんな水っぽいフカヒレなんか合うわけないじゃん。別々に食うならともかく、一緒にする意味ないよ。食材同士がケンカしちゃうんだから。あとね、オマール海老を使ったカレーとかもあるけど、こういうのは別の意味でナシだね。カレーの場合はさ、どんな具材入れてもカレーの味が勝っちゃうから、高級食材を使う意味がないの。ま、どっちにしてもさ、高級食材のB級グルメなんてカネの無駄でしかないよ。
★この方の話を聞き、以前、某店で食べた松阪牛ハンバーガーの残念な味を思い出しました。1個3200円。2度と食うか!
郷土のヒーローを自分と重ね合わせて誇るのは愚の骨頂(52才・男)
いつも不思議で不思議でタマんないのよ。特にスポーツ関係に多いんだけど、自分の地元から全国区のヒーローが誕生したとき、まるで自分のことのように誇る人たちが必ず湧いて出てくるじゃん。それも大量に。最近なら甲子園で準優勝した秋田の金足農業とかになるのかな。秋田県民がテレビカメラに向かって「金農は秋田の誇りです!」とか言うんだけど、そういうとき必ず「金農はすごい、そして金農の同郷人、秋田県民もすごい」ってニュアンス込めてんのよ。口にこそ出さないけど、絶対にそうなの。顔見りゃわかるから。もうね、バカかと。部外者からしたら、すごいのは金足農業のナインだけだから。他の秋田県民にドヤ顔されてもウザいんだよ。だってあの人ら金足農業野球部とまったく無関係なんだし。大坂なおみにしてもそうだよね。大坂なおみがグランドスラムで優勝した、だから日本人もすごいって騒いでるやつ、どんだけ図々しんだっての。金農ナインにしても大坂なおみにしても、本人以外で自慢していいのはせいぜい家族までだよ。ああやって、人の栄光に便乗することのみっともなさを自覚したほうがいいね。マジで。
★秋田県のみなさん、あくまでこれは、個人の意見ですので、そのへん誤解なきようお願いします。
女とセックスに持ち込むには「愛情の延長」を強調せよ
(43才・男)
セックスに対する男女の考えの違いってわかる? 男にとってのセックスは性欲の延長線上にあるんだよね。で一方の女は、愛情の延長線上にセックスがあるわけ。なんとなく理解できるだろ? 女はムラムラするからヤリたくなる生き物じゃないんだよ。男からの愛を確認したときはじめて股を開くの。それを踏まえると、どのように女に接すればいいのかわかってくる。単純に言っちゃえば、「好きだ、おまえのことが世界一好きだ」っていう態度や言葉だね。これが何だかんだ、女の心に一番グッとくるの。ただし、「魅力的だね」とか「カワイイね」はNGだから気を付けて。一見「好きだ」に似てるけど、こういう言葉は性欲由来だからまったく響かないんだよね。いい、女を攻略するときはあくまで愛情ベクトルからハズれちゃいけないよ。
★話だけでも十分に説得力はあったが、お連れの美人さんを目の当たりにすると一層、信用性が増した。愛情ベクトル、ぜひ使わせてもらいます!
お手軽な快楽など体に悪いに決まってる(62才・男)
え、タメになる知識が知りたいってか?うん、そうなるとやっぱアレだな、お手軽な快楽には手を出すなってことだな。そういうのって体に毒だもん。たとえば、サウナなんかいい例だぜ。なんか健康にいいイメージが独り歩きしてっけど、クソ暑い部屋に長いこと閉じこもるなんて、あんなもん体にいいわけないぜ。気温40度でも熱中症で人が死ぬってのによ。実際、俺の知り合いもサウナで2人死んでっから。脳卒中で。他にもお手軽な快楽はいっぱいあるぞ。甘いもんをバクバク食うとか、マッサージとか、全部体に悪いからな。え、マッサージがなんで体に悪いかって?バカだねえ、あんな強い力でギュウギュウ体を圧迫したら、いい影響なんかあるわけねえだろ。しかも刺激に慣れたら、もっと強い刺激を、もっと強い刺激をって、段々エスカレートしていくんだぜ。そんで最終的には中毒になるんだから困ったもんだよ。その意味じゃ酒だって毒だな。たとえ毎日、適量を守っててもやっぱり依存しちゃうだろ。依存するってことは体が普通の状態じゃなくなってるってことだしな。ん、オナニー?オナニーか。あれはまあ、いいんじゃねえか。手をシュッシュ動かしたり、足をピンと伸ばしたり一応、努力が必要だからお手軽とは言わねえんじゃねえの? 快楽であるのは間違いないけ
どさ。
★念のため言っておくと、この方、話を聞いてる間中、コップ酒をぐいぐいあおっておられました。自分の知識なのに、我が身に生かそうという気は毛頭ないようです。嫁のマズい飯には最初にマズいと指摘せよ。でなければ結婚生活は地獄に(34才・男)
これは俺の後悔でもあるんだけど、嫁の作るメシがマズいなら、はっきりそう指摘した方がいいよってことですね。既婚者ならみんな身に覚えあると思うんですよ。普通に肉じゃがとか唐揚げとか作る分にはフツーに食えるんだけど、たまに凝った料理を出してきて、そういうのに限って激マズってことが。ミラノ風の筑前煮とか、ナスとタコのグレープフルーツマリネとか、ああいうわけのわかんない料理のことです。想像つくでしょ?
嫁が腕によりをかけた料理だけに言いづらい気持ちもわかります。だから遠まわしの表現でもいいんです。「独身時代、外食生活が長かったから、舌がバカになってんのかも。だからいまいちこの料理、ピンとこないんだよな」みたいな。とにかく大切なのは、この料理は好みでないと嫁にわからせること。間違っても「けっこう旨いね」だの「これ好きかも」だの、心にもないお世辞を言って嫁を舞い上がらせたらダメです。激マズ料理をヘビーローテーションで食わなきゃならんハメになりますから。こんな忠告、別に珍しくもなんともないし、僕も独身時代、何度か耳にしたこともあります。でも、あえてそれを口にするのは、嫁に飯マズの指摘をするのは本当に心理的な負担が大きく、実行が難しいからです。これから結婚される方は心を鬼にして嫁に立ち向かってください。最初のチャンスでくじけたらもう二度と挽回はできないんですから。
★たかが嫁のメシでしょ、とはとても言えぬ気迫を感じました。よほどミラノ風筑前煮の味がすさまじいのでしょうか。逆にちょっと気になります。
人見知りな女は交際後猛烈にワガママ化する(43才・男)
俺が声を大にして言いたいのは、人見知り女とは絶対、交際するなってことかな。別れた嫁と、結婚前に付き合ってた女がそういうタイプだったんだけど、もう本当に酷かったんだよ。人見知りってさ、人前だといつもオドオドしてたり、おとなしくしてたりするから、一見、おっとりしたキャラに思えるじゃん。でも違うから。実際は真逆だから。自分が心を許した相手には超ワガママになるの。ホント、信じられないくらいに。うーん、なんだろう。自分の素を出さないよう、普段から気持ちをグーッと抑えつけてるからなのかな。それが解放されたときの反動がすごいのよ。だから性格もキツければしゃべり方もキツい。元嫁なんて、近所の奥さん連中の前だとモジモジしてるだけのくせに、いなくなると途端にあのくそブスがとか言ってふんぞり返るんだから。俺にメシの用意なんかさせながら。あとね、人見知りの女ってなぜか高確率で、初対面のときに「私、人見知りなんですぅ」とか自己紹介してくんの。だからそんな女に会ったら、絶対かかわんない方がいいと思うよ。いや、マジで。
★実はおれの友人の奥さん連中にも、人見知りを公言している人がいる。そしてときどき、その家に夜遅くまでお邪魔することもある。やっぱ陰で罵詈雑言吐かれてんのかしら…。
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人は誰をどう恨んでオカルト界隈で有名な呪いの神社にくるのか

8_20200515142937d75.jpg9_20200515142939aef.jpg10_202005151429409fc.jpg11_20200515142942d00.jpg12_20200515142943bb7.jpg13_2020051514294585e.jpg14_20200515142946c5e.jpg
東京板橋区の住宅街の一角に、小さな神社が佇んでいる。敷地面積わずか3坪足らず。鳥居もお社もミニチュアサイズで、どこか頼りなげな外観だ。にもかかわらずこの神社、他人に呪いをかけられる、との触れ込みでオカルト界にその名を馳せている。現に、境内には誰かへの憎しみに溢れた絵馬が所せましと奉納されている。呪いの効果の有無などに関心はない。興味の対象は、わざわざこのような神社にまで足を運び、誰かを呪ってやりたいと考える人についてだ いったい、どんな人が、誰に対して、どういった恨みを抱いているのか。
計4日間の取材で、6人の方から話を聞くことができた。それぞれのストーリをご覧あれ。まず最初は40後半の女性だ。パサパサのひっつめ髪とピンク色のくたびれたコートに、失礼ながら、やや貧乏くさい印象を受ける。そんな彼女の書いた絵馬がこれだ。
のっけからヘビーなやつが来てしまった。事故かガンで死ねだなんて、ちょっと怖い。
——今日は旦那さんのことでこちらに?
 あ…はい。夫と離婚したくて。昔から浮気グセがひどいんです。相手は飲み屋の女の人が多いんですけど、私に内緒で旅行へ行ったりだとか。連絡がいっさい取れないまま、1週間以上も家をあけたことだってあったし。しかも、そういうことで本人を責めると平気で手を上げてくるんですよ。最低ですよね。だからもう我慢の限界なんです。
——普通に離婚を持ちかける手もあるのでは?
 それがダメなんです。離婚の話は結構前からしてるんですけど、まったく聞く耳を持ってくれなくて。離婚調停も一回やったんですよ。でも、それも上手く話がまとまらなかったんですよね。夫は口が達者というか、外ヅラがいいんで、調停委員が丸め込まれちゃったんです。あっさり。
——この神社へは初めて?
 はい。友人に夫のことを相談したら、その子がここは縁切りとか呪いのための神社だから願掛けしてくればって勧められたんです。私もそういうのは結構信じるタイプなんで、イイこと教わったなって感じで。
 実際、来てみて良かったです。すごくそれっぽいパワーが漂ってるっていうか、なんかこう、あのお社の方から負のオーラが出ているの感じません? 私、すごく感じますよ。
 だから絵馬を書きはじめたときは、フツーに夫との縁が切れますようにって願ってたんですけど、だんだんブラックな自分が出てきて、最終的にちょっと呪いの文っぽくなっちゃったんです。やっぱり有名な神社だけあってすごいですよね。
——この世から消えてほしいというのは本音なのか?
 そういうことになりますね。普通のやり方で別れられないので、呪うしかないんだろうなって思います。はい。
さも当然のように、離婚の最終手段として呪いを持ってくるとは驚きだ。もっと現実的で有効な方法はたくさんあっただろうに…。
ハッキリ言って邪魔者なんです
 お次は、30半ばと思しきスーツ姿の男性だ。一見、マジメそうな雰囲気だし、呪いの神社など場違いに思えるが。かなり怨嗟のこもった文章だ。内容からして佐川男子クンは、この人の恋敵なんだろうか?
——ここに来た目的は?
 ちょっとムカつくヤツがいるんで、それでまあ…。職場に後輩の女のコがいるんですけど、そのコのことを狙ってるんですよ。ウチの会社に荷物を届けに来るたび、馴れ馴れしく話しかけたりして。まあ、彼女、すごくカワイイから、モテるのはしょうがないんですけどね。
——彼女は恋人なのか?
 正式に付き合ってるわけじゃないけど、それに近い関係かな。結構、俺のこと頼ってくれるし、時々ランチに行くこともあるし。
 だから佐川のヤツがすげームカつくっていうか。ハッキリ言って邪魔者なんです。職場に荷物を持ってくるときに彼女としゃべったりするのはまだいいんですよ。俺もそこまで心が狭いわけじゃないから。でも、プライベートで彼女と遊びに行くとかあり得ないでしょ。映画館とか水族館とか、俺が知ってるだけで3回はデートしてますもん。
——彼女は佐川の人が好きなのでは?
 そんなワケないでしょ。そいつって無精ひげとか生やして、すげー不潔なんですよ。彼女、不潔な男は嫌いって言ってたし、それはあり得ません。たぶん、アイツにしつこくデートを誘われて、断れなかったんじゃないかな。
 本当に心の優しいコだから。道端で寝てる酔っ払いにわざわざ声をかけてあげたりとか、そういうコなんですよ。あの、もういいですか? 俺、急いでるから。
 話を聞いていると、単に佐川男子クンを逆恨みしているだけに思えてくる。ていうか、おれの勘違いならいいんだけど、まさかこの人、ストーカーだったりしないよね? 
タメ息ばかりで私も疲れてきちゃいました
 年配の方にも話を聞けた。60前後の女性が、思いつめた顔で絵馬をしたためていたのだ。どうやら実の娘を呪ってるようだ。これは相当、事情が込み入ってそうだぞ。
——親子関係に問題が?
 はい、ちょっといま長女のことで困り果ててまして。娘は今年で33になるんですけど、中身が本当に子供といいますか、自立する気がまるでないんですね。
 コインを入れてオモチャの入ったカプセルを出すやつ、えっと、ガチャガチャっていうんですか? あんなものにばっかりお金を使って、それをやる以外は外出もほとんどしないし。親として情けないやら悲しいやらで。いつもそんな風ですから当然、男性とのお付き合いもありません。はやく結婚してほしいと思ってるのですが、このままじゃそれもムリでしょうね。毎日、タメ息ばかりで私も疲れてきちゃいました。
——いまどき30代の未婚女性は珍しくない。心配しすぎでは?
 …えっと、悩んでるのはそれだけじゃないんです。実はあのコ、精神も病んでて。統合失調症ってわかります? もう5年ほど医者にかかってるんですけど、良くならないんですよね。調子が戻ったなと思ったらまた悪化するの繰り返しで。
 だからまともな社会人生活も送れないんですよ。やっと働き口が決まっても、状態が悪くなると、辞めざるを得ないじゃないですか。暴力もひどいんです。妄想とか幻聴のせいで、いきなりイスを投げつけたりするんですよ。もう何枚、窓ガラスを取り換えたか。ケガだってしますよ。いまも私、体中がアザだらけですし、主人なんて骨折したこともあるくらいですから。もともとウチは息子夫婦と同居してたんですけど、娘がああなって、すぐに出ていきました。息子には子供もいましたから、孫とも住めなくなったんです。
——娘さんが死んでほしいというのは本心か?
 はい、本心です。親失格なんでしょうけど、あのコさえいなくなってくれれば、いろんな悩みがなくなるのは事実なので。もう疲れました。かける言葉もないが、何だかノイローゼ気味になっているのが気になる。いろんな意味で、どうか変な気を起こさないでほしいと願うばかりだ。
買収されてるから警察に頼ってもムダ
 続いて登場するのは地味な服装をした50代女性だ。彼女、絵馬を書いてるときはニコニコしていたのだが、その内容を見て生つばを飲んでしまった。本人は至って優しげな風貌。それだけに、この過激な内容とのギャップには驚くばかりだ。
——絵馬で名指しした人に何をされたのか?
 盗撮ですね、ハッキリ言って。この人、同じアパートに住んでるんですが、もう何年も私の部屋を盗み見してるのよ。そういうことはやめてくれって100回以上言ってるのに、止めないんだからヒドい話でしょ。本当に地獄ですよ。
——警察へ相談は?
 それも200回以上してます。でも、全然ダメ。動こうともしない。あの高●のクソジジイに買収されてるのよ。カネ持ってるから。あのくそジジイはカネだけは持ってるの。本当に憎たらしい。
 今日もね、ここへ来るとき、クソジジイとすれ違ったんだけどね、私の顔を見て笑ってましたよ。捕まえられるもんなら捕まえてみろって思ってるんでしょ。
——盗撮されているという根拠は?
 もちろんありますよ。私の部屋に仕掛けられていたカメラのレンズとか、たくさん保管してますから。12、13コくらいあるかな。でもね、家に警察を呼んで証拠を見せようとするでしょ? そしたらいつも空き缶とかペットボトルのキャップとか、ガラクタに変わっちゃうの。なぜだかわかる? 警察が私の見えないところで、レンズとすり替えてるのよ。ほら、買収されてるから。
 だから警察に頼ってもムダ。そういうときは呪いが一番いいのよ。
——絵馬に「ありがとうございます」と書いたのは?
 ああ、あれね、呪いが成功したから神様にお礼をと思って。2人とも死んではいないんだけど、ひとりは病気になったし、もうひとりは仕事がクビになったの。アナタも呪いに来たんでしょ? もしうまくいったらちゃんとお礼した方がいいですよ。
 言ってることが支離滅裂、完全な電波系だ。この人、いつもこんな調子であっちこっちに迷惑かけてんだろうな…。
別に死んでほしいほど嫌いでもないので
20代の若いオネーサンにも話を聞いた。彼女の書いた絵馬を見ていただきたい。やたらとアクシデントを主張する変わった呪いだ。1カ月限定で入院を願う理由もさっぱりわからない。なんだこりゃ?
——今日はなぜここに? 
え、理由? ん〜、ちょっと友だちにケガをしてもらいたくて。その子、サユリっていって、私の高校時代の同級生なんですけど、再来週、東京に遊びに来るらしいんですよ。でも私は来てほしくなくて。だからケガでもしてくんないかなって思ったんですよね。
——何か都合の悪いことが?
めちゃくちゃ都合悪いです。私、いま彼氏と同棲してるんですけど、その人も同じ高校の同級生で、サユリとも仲いいんですね。ぶっちゃけ、私よりも彼女と仲がいいんです。私はサユリに嫌われてるくらいだから。なんで、彼女が東京に来たら、確実に彼氏と会う流れになるんですよ。ていうか、もうすでにサユリから彼氏に「飲もう」ってLINEが行ってるみたいで。でも2人が会うとマズイんです。恥ずかしいけどぶっちゃけますね。この前、北海道に帰省したとき、私、浮気しちゃったんですよ。で、それがどうもサユリの耳にも入ったらしくて。あのコ、性格悪いし、私の彼氏に絶対バラすに決まってるんです。でもケガか病気になれば東京行きはキャンセルになるでしょ。それを狙ってるんです。
——1カ月の意味は?
適当です。軽いケガじゃ東京に来ちゃうかもしれないし、別に死んでほしいほど嫌いでもないので。
うーん、穴だらけの作戦だ。たとえ呪いが成就したとしても、いずれ浮気がバレるのは必至だろうに…。
あのメガネハゲだけは許せない最後はスーツ姿のオッチャンだ。歳は50代半ばといったところ。そんな彼がしかめ面で書いていた馬がこれだ。テンション高ぇ〜。この人、コンビニ客に怒ってるみたいだけど店員だろうか。
——その客とはどういう関係で?
 ん、メガネハゲのこと? 真っ赤な他人だよ。共通点は、毎朝、同じセブンを使ってるってだけ。しゃべったこともなければ、名前すらわかんない。存在だけは10年以上前から知ってるけどね。
 たぶん、近くに職場があるんでしょ。毎朝、そこで朝食を買ってるから。
——ケンカでもしたのか?
 するわけないじゃん、いい大人なんだし。
 じゃなくて、こいつさ、毎年、秋ごろからおでんを買い出すのよ。おでんを扱わなくなる春先まで毎日毎日。ホントだよ。ホントに毎日、おでん買うんだよ。朝のオフィス街ってどこのコンビニも激混みじゃん? そんなとき、前に並んでるやつにおでん買われてみ? 頭に血が上るよ、マジで。だからホント、あのメガネハゲだけは許せないんだよね。
——その男の後ろに並ばなければいいだけなのでは?
 そのコンビニ、フォーク並びの店なのよ。フォーク並びってわかる? 客は一列に並んで、空いてるレジにそれぞれ散ってくやつ。だからそいつがいるとレジ1台分潰れるのと同じだから結局、列の進みが遅くなるの。
 今日なんてさ、おでんの他に公共料金の支払いまでしてやがるんだよ。もうそれで堪忍袋の緒が切れてここに来たってわけ。こんなカジュアルな動機の呪いもあるんだな。失礼ながらちょっと笑ってしまった。
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夜の公園に一人でいる人は何に悩みストレスを抱えているのか話を聞いてみた

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夜の公園で、ひとりぼっちでベンチに腰かけている人たちをよく見かける。服装や雰囲気を見れば、明らかにジョギングなどが目的の連中ではない。会社帰りにふらっと立ち寄り、ぼんやりともの思いに耽っている、そんな印象だ。何か悩みごとでも抱えているのだろうか。であれば、それはどういう内容なのだろう。気になるので、本人たちに直接、尋ねてみるとしよう。突然で恐縮ですが、どうして夜の公園にひとりでいるのですか?公園に来たのは、ちょっと考え事をしたくてね。
実は僕、いま東北地方に住んでるんだけど、今日はAKBの劇場コンサートがあったから、わざわざ東京までやって来たの。いや、もともとはアイドルオタクなんかじゃないよ。でも東日本大震災の復興イベントでAKBを観たら、これが一発でハマちゃってね。以来、欠かさず3カ月おきにアキバに来るようになったんだね。AKB見たさに。でもね、このことは家族にはいっさい内緒にしてるんだ。そりゃ言えないよ。だって僕、息子夫婦と同居してて、孫なんかもう中学なんだよ。じいちゃんがAKBファンで、コンサートに行きまくってるなんて、恥かしすぎるでしょう。だからこの5年間、コンサートに行くたびに、家族には出張だってウソついてきたわけ。
でも最近、このウソの積み重ねが、いい加減ツラくなってきたんだよね。罪悪感ていうのかな。大事な家族をダマし続けるなんて、オレってひどい人間だなあっていう、あれよ。宿泊先のホテルで酒飲みながらそんなこと考えてたら、部屋にジッとしてられなくなって、そんで公園まで気晴らしにやってきたの。しかも僕、こう見えてもカミさんとは仲がいいから、本当の出張でもウソの出張でも、夜は必ずカミさんに電話することになってんのね。今日は仕事でこんな人に会って、こんなことをしたとかって。だからコンサートに来ると毎回、その電話の内容も作り話なわけよ。僕を信じてくれているカミさんに本当、申し訳ないね。
世の中には罪悪感もなく不倫に走るダンナ連中がいる一方、AKBのためについたウソで、こんなにも思い悩む誠実な人がいるんです。何か悩んでるのかって? まあ、そうですね。この先、生きていく自信がないなぁとか考えてました。じつは5年ほど前に、経営していた小さな書店を廃業したんだけど、同じころ、投資サギに遭って、貯金がほとんどなくなっちゃっいましてね。コツコツためていたお金だから本当にショックで。でもね、本当にやっかいなことになったのは、妻が病死した去年あたりからなんです。それまでもらっていた年金の額がガクーンと減っちゃったんですよ。妻が生きてたころは、夫婦にそれぞれ基礎年金が毎月5万ずつ支払われてたんですけど、それ以外にも、不動産会社の事務職をやってた妻は厚生年金の4万ももらってて。だから2人合わせた月収は14万、ここから自宅の借地代3万5千円を引いても10万以上は残りますよね。節約すれば、なんとかギリギリ暮らせてたんです。でも妻が死ぬと彼女の年金分の9万はストップでしょ。代わりに遺族年金が毎月3万入るけど、私の年金を足しても8万にしかならない。ここから借地代とか水道代、光熱費なんか払ったら残りなんかしれてるでしょ。毎日、100円のカップラーメンを食べないとやっていけない生活なんです。だからといって生活保護もなんだかイヤだし、子供もいないから、いっそホームレスになった方がいいんじゃないかと思ってね。実は昨日からこの公園に泊まってるんです。言ってみれば、ホームレスの練習ですよ。でも1日で自分にはムリだとわかったので、明日の朝、自宅に帰ります。戻ったところで、またひもじい生活が始まるだけだけなんだけど、ま、やれるところまで頑張ってみますよ。
年金制度の崩壊が叫ばれる昨今の日本を象徴するような話だ。にしても、いままで慎ましく真面目に生きてきたであろう男の末路が、ホームレスの練習だなんてあまりに悲しすぎる。明日、仕事の面接があるんでその練習をしてました。あがり症だから、自己アピールとか頭に叩き込んでおかないと、とっさに出てこないんで。もう大変ですよ。去年、職場の人間関係に疲れて衝動的に会社を辞めちゃったんだけど、転職先がなかなか決まらなくて。まあ、そろそろ歳も50近いんで、ある程度の覚悟はしてましたよ。でも、さすがにこれほどとは思わなかった。だってこの8カ月、履歴書を送りまくっても、ほぼ門前払いだし、面接まで行った4社もぜんぶ惨敗ですから。年齢的なことと別に、俺の性格にも問題あるみたいなんですよね。この間も嫁に言われたんですよ。あなたは無意識に失礼なことを言うときがあるから、面接官にもそんなことをしたんじゃないのかって。グサッときましたね。だって俺、前の会社をいれて3回転職してるんだけど、その原因って、もとはといえば全部、自分の不
用意な発言がキッカケになったゴタゴタだったんで。
正直、今もそのことを思い出してちょっと落ち込んでたんですよ。嫁も子供もいるってのに何をやってんだろうなあって。それに、どうにか次の就職先を見つけても、また同じことを繰り返すんじゃないかって恐怖も少しあるんですよ。我ながら情けない話ですよね。
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お気持ちはわかりますが、いまは就職先が決まってからのことを悩んでいる余裕はありません。子供たちのためにも、面接、死ぬ気でがんばってください!
公園にいる理由? ただの時間つぶしだよ。いや、さっきまで職場の同僚と飲んでたんだけど、まだもうちょっと家には帰りたくないなぁーっていうか。ていうのも、何年か前に嫁のお父さんが亡くなったので、ひとりきりになったお義母さんを我が家に引き取ることになったのね。で、最初は遠慮してたのか、お義母さんもおとなしくしてたんだけど、どうも近ごろは口うるさくなっちゃって。
出したものはちゃんと片付けなさいとか、タバコは臭いからベランダで吸ってとか、いちいち細かいの。あと子供のしつけにも口出してくるし。頭を叩いちゃダメ、叩くならお尻にしなさいとかさ。嫁が言うならまだいいけど、お義母さんだと内心、カチンとくるわけ。だってここは俺の家で、アナタはそこに住まわせてもらっている同居人でしょ、何でも頭ごなしに言わないでくれって。本当にストレスなんだよね。でも当たり前だけど、そんなこと言っちゃオシマイじゃん。実の親をひどく言われちゃ、嫁も黙ってないだろうし。だから最近はイライラがたまってるなって実感したら、なるべく顔を合わせないようにしてるの。今日もそう。11時を過ぎれば、あのババアも寝ちゃうから、それまではここにいるよ。
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最後の最後にぽろっと「ババア」の一言が。いずれ事件に発展しないことを切に祈ります。
今日、会社の飲み会があったんですけど、途中で部長も参加してきたから、用事があるとウソをついてさっき逃げ出してきたんです。で、ちょっとここで休憩していこうかなと。
部長を避ける理由は、単純に怖いからです。なんでかわかんないんですけど、僕、あの人に目をつけられてるんですよ。仕事上の些細なミスにも怒鳴り声あげたりだとか、脇腹をグーで小突いてきたりとか、もう大変なんです。
そういうのを僕以外の人間にするならまだわかるんですよ。ああ、この人はそういう人なんだなってなるじゃないですか。でも違うんです。他の人間がミスしても、僕にやるようにはキレないんですよ。ハッキリ言って、これってイジメですよね? いい大人がみんなの目の前で部下の腹を殴るとかありえないですって。さっきも言ったけど、なんでこんなことになったのか、思い当たるフシはありませんし、もうどうしていいのかわかんないです。だから最近、部長が近くにいるだけで変な汗がでちゃうし、出勤前も急に具合が悪くなったりすることがあって…。
今日も飲み会を退席するとき、めっちゃ睨んでたから、たぶん明日、そのことでまたネチネチ言ってきますよ。このままだとウツ病になっちゃいそうです。
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なぜ自分だけに厳しくあたるのか、部長本人に聞いてみるのもひとつの手かと。ヤブヘビになったらごめんなさい。腹立つことがあったんで、公園で缶チューハイ飲みながら気分を落ち着けてるんすよ。最近、職場で人事異動があって、直属の上司が40代の独身女になったんですけど、そいつがハンパなくムカつくんです。人の神経を逆なでするような説教たれるんで。なんつーんすかね、こっちの人格を全否定するっていうのかな。たとえば俺が提出した書類に不備があったとするじゃないですか。そしたらフツーは、そのミスについて何でこうなったのか聞いたり、今後はこういう風に書けって指導するでしょ? そういうのなら全然ナットクできるんすよ。
でもその女は違うんです。「これだから日大卒ってバカなのよ」とか、「むさ苦しい髪型っていう自覚はないの?」とか、俺の学歴や見た目にもついでにケチつけてくるんすよ、ミスと全然関係ないことなのに。今日だって「三重県の田舎者は日本語が通じないわけ?」って、出身地までケナされたし。ひと言どころか5言くらい多いんすよ。とにかく、あの女が上司になってからずっとこんな調子なんで、2日に1回はぶん殴ってやりたくなるんですよね。もうマジでムカつくんで。
もちろん実際はやんないですよ。そんなことしたら会社クビになっちゃうから。
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気持ちはよーくわかる。だけどそのタイプの人間を殴れば、クビだけでは済みません。確実に刑事事件にされて、慰謝料もたんまり持ってかれるのがパターンです。ここはグッと我慢が大事かと。
ちょっと考え事をしたくて、仕事帰りに公園に寄ったって感じですかね。
3カ月ほど前に、職場の女のコに告白したんですよ。見た目はそこまで美人じゃないんですけど、いつもほんわかした感じのコで、ときどき話しているうちに好きになっちゃったんですよね。だけど、あっさりフラれちゃって。なんか男性恐怖症とかで誰とも付き合えないって言うんですね。まあ、フラれたこと自体はしょうがない。だって縁がなかったんだから。むしろ問題は、そのあとですよ。彼女と職場で顔を合わせるのがツラくって。マジで、めちゃくちゃ気まずいんですよ。でもフラれた当初は、シフトの関係上、彼女と一緒になるのは週末だけだったから、まだなんとか我慢もできたてたんです。なのに最近、店長の指示で彼女のシフトが変更になっちゃって。いまは週に5日も彼女と勤務日がかぶっちゃってるんですよね。だから本当は店を辞めたくて仕方ないんですよ。でもできないんです。店長や先輩たちにはすごく世話になっているし、自分自身、入りたくて入った職場だから。
踏ん切りがつかないまま今もズルズルと働いているんですが、彼女の目が気になって仕事も集中できないし、どうしたらいいか、マジで参ってるんですよね。
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この手の悩みは時間とともに消えていくと経験的にわかるのは、おれが立派なオッサンだからだろう。若いってよろしいなあ。実の弟に無理難題を突き付けられちゃって、どうしたもんかと困ってるんだよね。俺の弟は地元の東北に住んでいて、両親の住む実家近くに家を建てたんだけど、4年前に親父が死んで、母ちゃんを引き取ることになったのよ。年寄りのひとり暮らしはかわいそうだってんで。ところが、しばらくして、母ちゃんがアルツ(=アルツハイマー)になっちゃってね。とりあえず弟の嫁が介護することになって仕事を辞めたんだけど、介護ってハンパなくストレスがたまるじゃん。それで毎日のように嫁が弟に当たり散らすようになったらしくて。かといって、弟にしてみれば母親の世話は嫁に頼るしかないわけで、最初のころは罵倒されても我慢してたのよ。でも、弟も限界が来たんだろうね。この間、ヤツから電話がかかってきて、怒鳴りつけられてさ。こっちは嫁が仕事を辞めて、一家の収入を減らしてまで母ちゃんを介護してるのに、アニキだけ東京で平和に暮らしてるのは不公平だ、仕事をやめて地元に戻ってこい、今度はアニキが母ちゃんの面倒をみろ! なんて言うわけ。まあ、弟が怒るのもわからなくはないんだよ。もともとやつに両親の面倒を押し付けてきたのは俺のワガママなんだし。でもさ、俺にもこっちの生活があるし、家族もいるからね。とてもじゃないけど、受け入れられる話じゃないよ。でも弟はマジで怒ってるし、このままじゃ絶縁されるかもね。兄弟仲は良かっただけに、頭が痛いよ。
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日本人なら誰しもいつかは直面する親の介護問題。この方の苦悩は他人事とは思えませんでした。何となくウンザリした気分になると、よく公園に来るんです。ボーっと人の流れを見ているうちにリフレッシュできるから。私、昔から人生が楽しいものだとは思えないタチで、特に気分の滅入る日が定期的にくるんですよ。といっても、何か具体的な不幸に見舞われてるとか、そういう話じゃないんですけど。むしろ他人から見たらけっこう恵まれてる方だと思いますよ。
奥さんと中学の息子2人の4人家族で、夫婦共働き。借金は家のローンがあと12年ほど残ってるけど、金銭的に困ってることはありません。で、奥さんは優しい性格だし、子供たちもいま思春期の難しい時期にいるけど、勉強や部活にはげむ、素直で朗らかな人間に成長してくれましたしね。私自身も職場では気の合う仲間に恵まれて、人間関係のトラブルとも無縁です。
でも、それなのに人生がつまらないんです。生きることに執着してないって言う方が正しいのかな。別に自殺をしたいとまでは思わないけど、明日突然死ぬって言われてもぜんぜん平気なんですよね。どうぞどうぞって感じで。自分でもなんでそうなのかわからないんですよ。子供のころからずっと変わらないことだから、病気とも思えないんですけど、医者に相談した方がいいですかね?
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何をやっても楽しめない、か。どう考えても解決策がなさそうなだけに、この手の悩みは一番シンドイのかも。ここで何してるかって? 夜メシで腹いっぱいになったから、ちょこっと休憩しようと思って。そこの中華屋でギョーザ定食を頼んだら、すんごい量でさ。いや、俺、結婚してるから、帰宅すればちゃんと夕飯は出てくるんだけどカミさんの料理は食いたくないんだよね、ハッキリ言って。
 マズいわけじゃないんだよ。どちらかといえばむしろウマい。問題は、週4日か週5日の割合で、メインディッシュに炒め物が出てくるってことと、その炒め物の味付けにかならず大量の焼肉のタレを使うってことなんだな。肉野菜炒めにゴーヤチャンプルー、それにナスと豚肉の炒め物とか、とりあえずバリエーションだけは豊富なんだけど、基本的にいつも味が同じなんだよ。焼肉のタレしか使わないから。だからウマいマズいの話じゃなくて、舌が飽きてしまうからメシを受け付けなくなるの。本音をいえば夕飯は毎日でも外で済ませたいところだけど、さすがにそれもアレだから、週2日程度におさえてる。ま、それにしたって大変だよ。今日は会社のお得意さんと飲んでくるとか、そのつどウソをつかなきゃいけないんだから。今日も同僚と一緒にメシを食いに行ってることになってるし。
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ちなみにこの方、奥さんが怖いため、焼肉のタレを使うなとは言えないそうです。最初はショーモナイ話だと思っていたのですが、意外と根の深い悩みのようで。この公園には仕事帰りによく立ち寄るんですよ。緑が多くて見晴らしもいいから、もの思いに耽るには打ってつけなんです。
いや、もの思いなんてカッコいいもんじゃないですね。ここに来るのは単純に缶ビールを飲みながらボーッとしたいからなんです。まっすぐ家に帰るのがなんかイヤだなーってときに。そうなる理由ははっきりしてます。僕には子供が2人いるんですが、3年前に生まれた下の子がダウン症とわかってから、家庭の環境がガラッと変わっちゃったんですね。最初は単純に、我が子がダウン症だったというショックしかなかったんですが、実際に育児が始まると、物理的な負担が増えました。筋肉が弱いからミルクもちゃんと飲めないし、普通のコより病気がちだし、ダウン症の子供っていろいろと手がかかるんですよ。で、そのうち嫁が精神的にやられちゃって。何でもないことで泣き出したり、ひどいときは死にたいとか口にしたり、とにかく情緒が不安定で。夫として最低だとは思うけど、一緒にいるとこっちまで気が滅入るんです。もっといえば、下の子を見るだけでも僕にはツラい。ダウン症であるという事実を受け入れたつもりでも、やっぱりふと、マトモに生んであげられなかった親としての責任とか、子供への不憫さとか、イヤな感情にのみ込まれそうになるんですね。そういうことを一瞬でも忘れるために、公園で過ごす時間は大切なんです。
いつか、その子がいて本当によかったと思える日が来ることを願うばかりです。
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【漫画】濡れ場と脱いだ表現で内容が違ってくるぞ・見知らぬ番号の着信にかけなおす子は気が弱い?

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特に女性の方にお聞きしたい。ケー夕イに見知らぬ番号から着信があった場合、いったいどう対応するだろう。出る…無視…まあ、こんなとこか。出るコは「友達が番号変更したのかもしれない」ぐらいの感覚で、出ないコは不審なコトにはハナから近づかない性格なのだろう。では次に、着信に気づかず電話には出なかったが、番号が残っていた場合はどうか?
無視組は当然これも放っておくだろうが、自分からかけ直す人はどくれぐらいいるだろう。さっきしやべったときイイ声だと思って
先月、ある女の子と知り合い、別れ際にケ—タイ番号を交換した。
「じゃあ私言うからかけてみて。090のXX〜」
「オツケ—。じゃあかけるよ。どう震えてる?」
「あ、ゴメン。090じゃなくて。080だった!」
あわてて電話を切ってかけ直し、無事に交換は終了した。数分後、ケ—タイが鳴った。番090•XX〜。たぶん、さっき間違ってかけた番号だ。こりゃ出ないと悪いな。
「はい、もしもし」「あの、さきほど着信があったので…」
気の弱そうな女の声だ。「すみません、間違い電話です。失礼しました」
「あ、わかりました…それでは」
わずか数秒。ただこれだけの出来事に、俺は勝手な妄想を繰り広げた。ケ—タイに残った見知らぬ番号にわざわざかけ直す女性。さらにあの気弱そうなしやベり方。彼女の性格には素直さというかモロさというか、隙の多さというか、その種のものを感じてしまう。ならばキモがられるかもしれんが、ここは試しだ。もう一回かけてやれ。3コールで彼女は出た。
「何度もごめんなさい、さっき間違い電話した者です」「はい…」
「あの、変な人と思わないでほしいんですけど、なんか先ちよつとしやべったとき、イイ声の人だなと思って」客観的には相当キモイ。何がイイ声だ。どぅ考えたってここでガチャ切りされておしまいだ。しかし彼女は切らなかった。無言ながらも、ときどきあいずちを打ってくる。
「それでさ、少しでもしゃベれたら癒されるかなと思って」「はあ……」
「ホントごめんね。忙しかったら切ってくれてもいいから」「はぃ……」
「ところで俺いま渋谷にいるんだけど、この電話ってどこにつながってんのかな?」「横浜です」
遠くない。ますます下心が膨らんだ。
「そぅなんだ。なんか変な人って思つてるでしよ?」
「いえ…」「いやあ実はさ、ずっと落ち込んでたんだけど今キミの声を聞いて癒されたよ」
「そぅですか」「またかけてもいいかな?」
「ああはぃ……」いいのかよ。安いドラマか少年漫画か宣言どおり、翌日も俺は電話をした。直接彼女は出なかったが、またちやっかり折り返しかけてきてくれる律儀さだ。
2度目ともなると、会話もこなれてくる。昨日はブツ切れの単語でしか話さなかった彼女も、名前(綾子) や年齢(25才) 、仕事(事務) 、恋人はいないことなどを徐々に漏らし始めた。
翌日もまたかけた。今度は直接出てくれた。なんだかよくわからん関係になりつつある。安いドラマか少年漫画か。でもこれは現実なのだ。ゆっくり暖めねば。
しつこく1週間ほど毎日電話をした末、意を決して誘ってみた。「明日、横浜に行く用事があるから、ついでにお茶でもしょっか」返事はOKだった。
この後の流れは簡単に要約する。綾子は取り立てて可愛くもなく、スタイルも良くなく、おしやれでもなく、しかし気立てだけは優しい、農村部の嫁さん(失礼) のょぅなコだった。せっかくここまで引っ張ったのだからと好奇心のみで食事を楽しみ、2度目のデートでエッチしてそれっきりとなった。やれやれ。話をまだ続ける。この一件から俺はある実験を試みる。題して、折り返しかけ直してくるコは、付け入る隙アリか? 要はいろんな番号にワン切りを繰り返し、リターンがあれば綾子と同じ手順で仲良くなろうと画策したのだ。ケ—タイ番号は上7ケタで契約地域がわかるので、夕ーゲットを関東地域に絞ることができる。番号ポータビリティ以降、キャリアは不確定だが仮にドコモ関東のコがソフトバンクに変更していようと、本人が関東にいることに変わりはないだろうから無問題だ。
男やおばちゃんからのリターンには「間違えました」で即切り。もし若い女の声なら、綾子のとき同様、いったん電話を切ってから「イイ声だと思って」とかけ直す。そこで切られたら終了、切られなければ後を続ける。1OO件ほどトライした結果を報告する。リターン率はおよそ10%で、ほぼ全員が男だった。ただ一人だけの女性に「イイ声だ」作戦を敢行したところ、突然横から野太い男の声が登
場した。
「なんだよオメー何か用か?」あの成功はほんっとのほんと、正真正銘の偶然だったようだ。
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【漫画】人生の逆転劇・ホームレスが美人風俗嬢と結婚できた理由

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ホームレスになった私を救ってくれたのは中学時代のイジメられっ子でした
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私の中学時代から話を始めたい。当時、同じクラスに松井という男子生徒がいた。勉強もスポーツもまずまずで、性格は穏やかそのもの。およそ他人から嫌われる要素など何もないのだが、唯一、実家がひどくビンボーだったことが、彼にとってはアダとなった。あばら屋同然の家や、貧相な身なりを同級生たちに冷やかされるくらいならまだしも、一部の不良連中のイジメのターゲットになり、日常的に暴力を受けていたのだ。正義感の強い私は、松井がいじめられるたび、不良どもに迫った。
「暴力は止めろよ。松井がオマエらに何したってんだ」
こういうと彼らは大抵、大人しく引き下がる。その頃の私は真面目グループに属してはいたものの、一度キレると何をしでかすかわからない危ないヤツとも思われており、不良たちからも一目置かれて
いたのだ。そんな経緯もあり、松井が私に寄せる信頼と友情は並々ならぬものがあった。
「藤森くんがいなかったら学校になんか来られないよ。ずっと仲良くしてくれな」
「うん、そうだな」
松井との交流は中学を卒業するまでずっと続き、やがて別々の高校に進学すると、潮が引くように疎遠になった。高校を卒業してからの私は絵に描いたような順調な人生を送った。東京の難関私大に入学し、その翌々年には学生社長としてイベント会社を起業。これが面白いように当たり、30才を超えたころには結婚、ついには都内の一等地にそこそこの規模のマイホームを持つまでに。そんな人生の絶頂にいた私が、一転、急な坂を転げ落ちるようにホームレスになったのは、それからわずか5年のことだ。理由については事業にまつわる大失敗としか言えない。とにかく私は家も仕事も家庭も失い、ドン底の生活を余儀なくされた。ホームレス同士の付き合いが苦手なため、段ボールハウスなどには住まず、24時間営業のファストフード店や公園で寝起きする。メシは空き缶拾いで貯めた小銭でまかなうか、炊き出しの列に並んでありつく。毎晩泣かずにはいられなかった。なんで俺がこんな境遇に追いやられねばならんのだ。しかし人間とは不思議なもので、ミジメで仕方がなかった暮らしぶりもいったん慣れてしまうとだんだん居心地が良くなってくるのだから始末が悪い。いつしか私は、身も心も完全にホームレスとなっていた。35才から54才までの間、ずっと。
2年前、54才の夏。ホームレスとして某ハンバーガーチェーン店で涼を取っていたその日、何だか見覚えのある顔がふらりと店内に現れた。必死に記憶をたどる。えーとえーと誰だっけ? …あ、もし
や!?
「あのう、もしかして松井さんじゃないでしょうか?」
思い切って尋ねてみる。と、その恰幅のいい初老の男はいぶかしげに私を見た。
「…はい、松井ですけど、どちら様です?」
やはり中学時代の友人、松井だった。記憶の中の彼よりずいぶん太って頭も薄くなったけど、その優しい眼差しは一つも変わってない。
「中学の時のクラスメイトだった藤森だけど、憶えてないかな?」
「え、あの藤森くん? 懐かしいなぁ。どうしたの、その格好」
彼は喜びと困惑の入り交じったような顔で目を向けた。そりゃ驚くわな。昔の親友が臭くて汚いホームレスに落ちぶれてるんだから。
「いや、実は恥ずかしい話でね…」
正直にこれまでの経緯をざっと説明する間、松井は私の話に黙って耳を傾け、やがて静かに口を開いた。
「大変な生活を送ってきたんだね。あのさ、藤森がよければ俺のところに来ない?」
聞いてタマげるとはこのことだった。松井は現在、某県で手広く風俗チェーンを展開するオーナーになっており、俺をグループ店の社員として雇ってやると言いだしたのだ。あまりの急な展開に呆然と
する私の手を、松井が強く握りしめる。
「中学時代、俺がオマエにどれだけ救われたか知らないだろ。今度はこっちが助ける番だ。俺のところに来なよ」
ありがとう、恩に着るよ。そう言おうとしたつもりが、急に流れ出す涙と鼻水のせいで声にならない。嗚咽をもらし、ただただ頭を下げるばかりだった。以降、私の生活は激変した。住居は真新しいマンションの一室。毎月支払われる手取り23万の給料。一気に人間の暮らしを取りもどした形だが、何より素晴らしいのは、松井が私に与えてくれた仕事の内容だろう。アロマエステ店(抜きアリ)の新人講習で、ベテラン女性店員が指導する前立腺マッサージ、そのモルモット役を仰せつかっているのだ。週に3日ほど、若いオネーチャンたちに尻の穴を指でグニグニされるこの悦楽たるや筆舌に尽くしがたい。因果は巡る。あのとき、松井をいじめっ子から守っていなければこの夢のような第二の人生はやって来なかっただろう。友情とは本当にありがたいものだ。
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【漫画】客とエッチするのも当たり前・セックスレス熟女でもやりまくれる女性タクシードライバー

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結婚・離婚を繰り返す結婚詐欺師はどうやって女性を騙すのか

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どの女に対しても相手が微塵の不審も抱かぬように完全にダマし続けた結婚詐欺師はどうやって女性を騙すのか、その手口とやり方を告白。

20才のときから15年、ただ女から金をダマし取るためだけに、過去6回も結婚・離婚を繰り返してきた結婚詐欺師は虫ケラ以下なのかもしれない。人間、どこかで常識やら道徳ってものが働くし、非情に徹することの困難に自分の限界を見てしまう。
しかしオレの場合は、何だろう。反省、後悔。……違う。過ちを認めたり悔いを覚えるのは、誰かに戒められたときやバクられたりしたときだろ。オレは未だかつて、そんな経験は一度もないし、さらにはダマした女に恨みを買われたこともない。だって、どの女に対しても相手が微塵の不審も抱かぬように完全にダマし続けていたのだから、トラブルにならないのだ。でも、いつのころからか面倒くさくなった。飽きた。もう、そろそろ別の商売を考えてもいいだろって感じ。だから、この場を借りて報告してしまう。誰にも言ったことのないオレの半生。少し長くなるが、退屈はさせない。いろいろな参考にしてもらえれば幸いだ。
オレが、女を金儲けの対象として考えるようになったのは、専門学校の3年時、歌舞伎町のホストクラブでバイトするようになってからだ。中学時代から、酒やタバコは当たり前、高校生の先輩とディスコで女をナンバしたり、片や気に入らない教師を殴り鑑別所に送られたりと、いっぱしの不良を気取っていたオレにしてみれば、ホストクラブで働くことに何の違和感もなかった。5時から朝4時まで女性客(ほとんどが風俗嬢)の機嫌を取っては、始発で帰るという日々。
中野に家賃11万の1DKを借り、しばらく遊んで暮らした。金に困ったらまたホストをやればいい。まともに就職する気は最初からなかった。ホストのバイトがオレに女を飼い慣らす術を教えてくれたことは確かだ。そんな夏のある日、友人のバンドが出ていた下北沢のライブハウスからの帰り、1軒のラーメン屋に寄った。何の変哲もない店。が、これがヤケにうまい。麺の固さといい、スープの味といい、とにかくオレ好みだ。こんなにうまいならまた来ようと、それから機会あるごとに足を運び、2カ月ほど経ったころか。いつもラーメンを運んで来る店員の女の子が声をかけて来た。「よくいらっしゃいますね」それまで気がつかなかったが、浅田美代子の若いころに似た結構かわいいコである。
「うまいよな、ここ」「ありがとうございます」
会話はただそれだけ。何かの感情を抱くはずもない。が、それから店に寄るたび世間話を交わすようになるにつれ、少し色気が出てきた。ちょっと誘ってみようか。ホスト時代に付き合ってきた女とは明らかに違う女に新鮮さを覚えたのかもしれない。女の名前はユカリ。話は進みお泊りデートまで進んだ時にユカリが騒ぎ出した。ラーメン屋は叔父さんの店でバイトに遅刻したことによりお泊りがばれてしまったというのだ。謝罪に向かうことになった。下北沢の外れにあるユカリの家には、そのとき彼女の母親しかいなかった。
「私の軽はずみな行動で、ご心配をおかけして申し訳ありません」ユカリがひと通り事情を説明した後、神妙な顔でオレは母親に謝った。
「あなたは何をしている人なの?」
「え、仕事ですか、まあ……普通の会社員ですけど」
適当にウソをいうも、母親の目は明らかにオレのことをウサン臭がっている。と、そのとき、ユカリが思いつめたような口調でいきなりこう切り出してきた。
「お母さん、私、この人と一緒に暮らすからね」
え、なんで、そうなるんだよ。思わず声を上げそうになった。母親は信じられないといった顔で娘を見ている。「前から付き合ってたの。ね、そうだよね」「う、うん」場の雰囲気からして話を合わせるしかない。とりあえず父親が帰って来てから相談するという母親の提案で、ようやくユヵリの家を出た。何かとんでもない災難に遭ったような気分だ。無視すれば、それで終わる話だった。強引に追い返すことだってできたかもしれない。
が、結局、オレは彼女をアパートに連れ帰ってしまう。なぜと聞かれても、明快な答はない。メシ作ってもらったり、洗濯してもらえればラクかな、というくらいのことだ。こうしてオレとユカリの同棲生活が始まった。といっても、2人とも職なしの身だから、やることといったらセックスのみ。そんな暮らしは3日もすりや飽きがくる。そのうち、ユカリが「仕事はしないの」と聞いてきた。彼女には前の仕事のことや、とりあえず貯金で暮らしていこうと思っていることなどは一切説明していない。

「うん、そろそろな」
とりあえず求人誌を買ってきた。が、当分働く気なんかないから、あくまでポーズ。すると、それから1週間もたたないうち、ユカリが「じゃ私が働く」と近所のスーパーのレジの仕事を見つけてきた。そうとなれば、オレはゆっくり遊ばせてもらおうか。とニンマリしたのも束の間、バイクで友達に会いに行く途中、事故ってしまう。

入院代はユカリが出してくれた。ユカリは入院代を捻出するためにピンサロで働きだしたのだ。実は退院したとき、足は完治していた。が、それからのオレは部屋の中では足をひきずり、外出する際には松葉杖を離さない、リハビリに励む男を装った。ユカリはオレがピンサロ勤めを許したことで安心したのか、度胸が座ったように客の話も平気でするようになった。こうなれば、当分はヤメるなどと言わない。
ユカリが昼過ぎに店に出て、夜9時過ぎに帰って来るまで完全に自由。部屋の掃除、洗濯、食事の準備を除けば、オレは遊んでればよかった。
「仕事見つけるから」というオレのことばに、「これでパチンコでもやってて」とユカリがくれた10万円は、その好意を尊重してきっちりパチンコ屋にくれてやり、後はオレの唯一の趣味であるプラモデルを作ったり、ホスト時代の仲間とツルんでオネーチャンとヤリまくったりと、まさに快適ヒモ暮らし。夜、「愛してるよ」と言いながら抱いてやりさえすれば、ユカリはそれで満足気だった。ちなみに、セックスは「足が病いから」といつも彼女を上に乗せ、腰を振らせた。
ユカリに月10万前後の小遣いをもらいながらの偽装リハビリ生活は半年間に及んだ。彼女は何の疑いも持っていなかったから、もっと続けられたのかもしれない。オレは勝負に出た。まずピンサロを辞めさせ、ユカリと籍を入れた。夫婦という法律上の関係を結んだ方が、より大きな金を貢がせるのに都合がいいと踏んだの
だ。引っ張るだけ引っ張ったら、それなりの理由を考え離婚するつもりである。親には反対されていたので身内だけで式を上げ、新婚生活がスタートした。が、相変わらずオレはぐたぐたと理由を付け働かない。ユカリは生活を固めようと、大久保のSMクラブに女王様として働き出す。ほんの少し前までラーメン屋の手伝いをやっていた女が、今やSMクラブでムチを振るうという変貌ぶり。先行きはかなり明るい、と思えた。とりあえず半年間は大人しくしておこうと思ったのが甘かったのかもしれない。
結婚して7カ月、不覚にもユカリが妊娠してしまう。子供だけは作るまいと常にスキンを使っていたのに、大誤算。もしかしたらオレの子供じゃないかもと疑いつつ、それは声には出さず、「まだ早いから堕ろした方がいい」とだけユカリに言った。が、彼女は絶対に生むとオレの話を聞こうともしない。結局、これが原因でオレたちは別れることになった。自分で育てるからと、ユカリが離婚届けを置いて実家に帰ってしまったのだ。
これから金を引っ張ろうと思っていた矢先なだけに少し悔やまれたが、すんなり離婚できたことを考えればラッキーだったのかもしれない。ところでオレはユカリが残した離婚届けに判を押す前に、ある企みを実践した。サラ金数社から金を借り、そのままバッくれたのだ。なぜ、そんなことができたのか。ユカリと結婚する際、オレは彼女にこう言った。「オレには親、兄弟がいないからキミの籍に入ってもいいいかな」もちろんウソだが、彼女は疑うこともなく承諾した。
オレの狙いは、ユカリの籍に入ることで、彼女の姓である「高橋」を名乗り、「宮島孝史」から「高橋孝史」という別人になることだ。こうすれば、離婚して「宮島」に戻っても戸籍に傷がつかない。つまり、離婚歴が消されるのだ。ある程度の金が引っ張れたらいずれユカリと離婚し、別の女と籍を入れようと企んでいたオレにとって、女房の姓を名乗るのは当然のこと。離婚歴がない方が話を進めやすいに決まってる。サラ金から借りてトンズラするのは、離婚話が出てから考えたことだ。やり方としては高橋孝史の名で融資を受け、次に廃虚のある場所に住所移転届けを提出、その後で離婚届けを出し「宮島孝史」に戻る。こうすれば、サラ金は絶対に督促しようがない。

2人目の妻メグミとの出会い。その日、オレは世田谷の住宅街の路地に車を止め友人を待っていた。と、そこに突然「ドン」という鈍い音がして、体が前につんのめった。バックミラーで後ろを見ると、オカマを掘ったのは20代前半と思われるショートカットの女性。乗っている車は特別仕様のジャガーだ。こりや金になりそうだ。とりあえず救急車を呼んでもらい慶応病院へ。頭をひどく打ったとCTを撮ってもらったが、結果は、異常なし。それでも「首が痛い」と訴えると、「ムチウチかもしれませんね。しばらく入院してくだい」ということになった。狙いどおりの展開である。
3日後、彼女が親と一緒に見舞いに来た。事故に遭ったときのオレが、開襟シャツに金のブレスレットという、いかにもな格好をしていたせいか相当びびっている。2週間の入院生活の間に話をまとめ、ブッけられたクラウンは新車に交換、慰謝料は250万円で落ちついた。我ながら上出来。これ以上、望むのはバチ当たりってもんだ。マジでそう思っていたところ、退院後、オレのアパートに女が訪ねてきた。その後の様子が心配で、と言う。真面目なお嬢さんなのだ。オレはイタズラ半分、言った。
「まだ治らないよ。首が痛くてさ」
「…すいません」
「仕事もできね-んだよ」「・・・・・・・」
とりあえず、その日はそれで帰した。が、それからも3日おき4日おきに訪ねてきては「どうしたら許してもらえますか」と悩んだ顔を見せる女。オレを傷つけてしまったことを心から反省しているようだ。それならと、聞いてみる。
「オレがこのまま治らなかったらどう責任取ってくれるんだ、一生面倒見るのか」
「はい。その覚悟です」信じられなかった。どうしてそんな覚悟ができるのか。オレがそんなに恐いのか。が、どちらにせよオレの心は、このことばを聞いた瞬間に決まった。最初は「まだ不自由してるから身の回りの世話でもしてよ」と、部屋の掃除や洗濯をさせたり、日用品を買って来させた。そんな通い妻のような時間を2カ月ほど送り、ある日ベッドに押し倒した。そろそろいいだろうと思ったのだ。が、彼女は予想外に激しい抵抗を見せ、「もう来ません」と部屋を出ていく。
しかし、こんなことであきらめてなんかいられない。

以後、オレは毎日のように彼女の自宅に電話をかけ「メグミのことが好きだったんだ」「そばにいてほしいんだ」と繰り返した。その一途な思いが通じたのか、女は2週間もするとオレの元に戻ってきた。こうなったら、もうこっちのもの。ゴメンね、と殊勝な顔を見せながらキスをして、服を脱がせる。今度は、もちろん抵抗はない。一見、恐そうに見えるけど実は寂しがり屋。ずっと誰かに愛されたいと思っていた。キミの前では素直になれる。歯の浮くようなセリフも、心を込めていえば本物に聞こえる。メグミもまたしかり。しだいに心を開き始め、1カ月後には自分から「ここに一緒に住んでいい」と口にするようになった。
女の心はモノにした。となれば、次のターゲットは彼女の親。親を落とさないと大金は引っ張れない。清潔そうなスーツを着て彼女の家を訪ねる。世田谷の建坪180坪の豪邸。父親はプラントの設計会社を経営していた。メグミとの結婚生活は1年8か月。その間、彼女の親から引っ張った金が2500万円。「株でダマされた」だの「先物に手を出した」だのと、そのときどきでもっともらしい理由を考えた。親父さん自身は、どこか不審がっていたようだが、愛する娘に「孝史さんが大変なの。パパ、助けて」と泣きつかれれば出さないわけにはいかない。
メグミと別れる気になったのは彼女が嫌いになったからじゃない。最初から愛情などないのだから、嫌いもなにもない。もうこれ以上引っ張れないと踏んだのがその理由だ。彼女の親の会社の業績が著しく悪くなっていたのだ。離婚するにあたっては、一芝居打った。まず、彼女に「家事を怠けてる」「オレがこんなに大変な思いをしてるのに、おまえは何も考えてないだる」などと不満をぶつける。家事をあまりやってないのは事実だが、理由は何でもいい。要は、妻をなじる、自棄を起こした夫を演出するのだ。
こうした期間を2週間ほど設けた後、彼女が火遊びするよう仕掛ける。メグミの行動パターンは知りつくしている。例えば、月曜はスイミングスクール、水曜は渋谷で油絵の教室に行った後、東急百貨店の地下の洋菓子屋でケーキを食べるのが常。オレは、家にも何度か遊びに来たことのある亀岡(この男もオレと同じように女を編して稼いでいた)にこのことを伝え、偶然を装い、誘いをかけてもらうことにした。ただ男1人では、メグミが乗って来ないこともあるので、亀岡に女を付ける。カップルなら彼女も安心するに違いない。
「あれ、メグミちゃんじゃない」数日後の夕方、メグミは東急の地下で女連れの亀岡と偶然に会う。
「もしよかったら、これから3人で飲みに行かない?」亀岡の誘いに、すぐにイエスとは言わなかったかもしれない。が、ここ最近、オレになじられストレスが貯まっている。ウサを晴らすにはちょうどいい機会かも。果たして、メグミがそう考えると踏んだオレの読みは当たった。わざとその日家にいたオレの元に電話がかかって来たのだ。
「今からヤス君(亀岡の名前)と飲んで来ていい?ヤス君の彼女も一緒だから」
「いいよ。行ってきなよ」
「早く帰るから」そう言って電話を切ったにもかかわらず、メグミはその夜、家に帰って来なかった。当然である。亀岡が彼女を連れて行ったのは、店員もグルのカウンターバー。2、3杯飲めば酔いつぶれる酒をわざとに出させ、メグミの意識がなくなったところでホテルに連れ込んだのだ。連れの女はとっくに消えている。
翌日の昼過ぎ、彼女が戻って来たとき、オレは居間のソファでコーヒーを飲んでいた。灰皿には吸いがらが山と積もり、テレビは付けっぱなし。もちろん演出だが、メグミにはそれが、オレが一晩中、起きていた姿に映る。「あれ、孝史。今日、仕事は?」その聞き方がいかにも後ろめたそうだ。何も言わず、そのまま夕方まで黙ったままでいると、雰囲気に耐えきれなくなったのか、メグミがしくしく泣きだした。
「心配でずっと待ってたんだよ。何があったの。怒らないから正直に言ってごらん」優しいことばに、事情を話しはじめるメグミ。オレは終始、黙って聞き、すべて白状させたところで、「そっかあ」と席を立った。決して怒ったりはしない。「ちょっと頭を冷やして来るよ」そう言い残し家を出る。そして、3日後に戻り、沈痛な表情でこう告げる。
「別れよう。オレ、亀岡とメグミがそうなったかと思うと、やっぱり耐えられないよ。君の両親にはメグミから説明しておいてよ。今までありがとう。」
メグミは泣いて謝るが、もちろん許しはしない。落ち度は、あくまで不貞を働いた妻にある。オレはこうしてメグミとの結婚生活を解消した。

3度目の結婚。相手は都立の病院に勤める看護婦で、行きつけのバーで知り合った。山田花子をちょっと上品にした程度の女だったが、31才という年齢からして金を貯めてると読み、会ったその日に寝た。フェラチオが天才的に巧い女だった。しかし、この女との結婚生活は半年も持たなかった。妊娠して子供ができたのを境にケンカが耐えなくなり、最終的に子供を連れ実家の長崎に帰ってしまったのだ。引っ張った金は500万弱。さあこれからというときだっただけに惜しいことをした。
その後、1年間ほどは小銭を稼ぐ生活を送り、4度目の結婚をする。ビアガーデンでウエイトレスをしていたマユミ、24才。ワルイ仲間と何度か飲みに行き知り合いになり、誘ったら簡単に付いてきた。ソソるタイプじゃなかったが、2度目のデートの帰り、酔った勢いで代々木公園で後ろからハメた。2週間同棲して入籍。と、それから1カ月も立たないうち、偶然オレが腎臓を悪くし入院した。1力月もすれば完治するほどのものだったが、柚安の心配ぶりは並じゃなかった。
「当分、仕事できないかもしれないなぁ」
「大丈夫、私が働くから」
「入院費だってかかるし。そんなに稼げる仕事ないんじゃないか」
「ううん、探してみる」勘のいい女だった。マユミの友達に風俗に勤めてる女が何人かいたので、それとなく匂わせたのだが、すぐに吉原のソープで働きだしたのには、さすがに驚いた。ゴメン、と言いつつ心の中でガッツポーズ。しかし、1年も金を吸い取られていれば、バカな女も気づき始める。この男と暮らしていても幸せになれない、と。

5人目は化粧品のキャンペーン会場で、清水美砂に似た売り子を見つけたルックス、スタイル抜群マジでいい女だ。連れの女を強引に帰し、しばらく付近で待機。仕事の終わった彼女を尾行すると、某大手化粧品会社に帰っていく。派遣のキャンペーンガールと思っていたが、どうやら社員らしい。翌朝、会社の前で張っていると、昨日とは違うスーツで出社してきた。やっぱり美人だ。ああ絶対、こいつとヤリたい。
社員のフリをして、彼女が乗ったエレベータに同乗する。降りたのは5階。所属は広報部だ。時間をつぶし、会社を出てきた彼女を尾行した。すんなり駅に向かうところを見ると、今日はこのまま帰るようだ。山の手線を新宿で乗り換え中央線に。オレは、電車が中野駅を過ぎた辺りできっかけを作った。電車の揺れに合わせて彼女にぶつかり、アタッシュケースを下に落とす。口が開いて床にこぼれる書類。スーツ姿のサラリーマン風(オレのこと)があわてて、それを拾う。と、「ごめんなさい」と言いながら、
「あ、いいんです。大丈夫です。自分で拾いますから」
「いえ、私、本当にすいません」

その日はそれ以上追わない。本番は翌日。再び彼女を会社から尾行し、偶然を装い声をかけるのである。「昨日はすいませんでした」「え?あ、いえ、私こそ」昨日の今日だから、相手もオレのことを覚えている。
「お住まいはこの沿線なんですか」
「ええ、三鷹なんですよ」
「あ、オレも三鷹。昨日は気づかなかったな。いやぁ偶然ですね」駅で降り、改札を出たところで「この前のお礼に、コーヒーでもいかがですか。お急ぎならいんですけど」と誘った。乗って来なかったら話は終わり。が、果たして女は乗ってきた。
「すいません、自己紹介が遅れて。私、こういう者です」
そう言って、彼女に差し出した名刺には、イベント会社代表取締役の肩書きが刷り込まれている。
「わー、社長さんなんですね」「小さな会社ですよ」
男と女が出会うのは、偶然がいちばんいい。が、偶然など滅多に起きないのだから、それを必然にしたところで誰も疑いやしない。オレと彼女ミキが肉体関係を持つのは、その1週間後、渋谷に飲みに行った帰りだった。当時オレは、友人から2年ほど外国に行くのでその間なら、と渋谷に近い2LDKに借り住まいしていた。独身社長の住居としては申し分のない高級マンション。ミキが同棲に応じたのも、その環境による部分もあったに違いない。彼女の父親が、大手建設会社の部長だったこともあり、同棲生活1年で籍を入れた。
ミキとの別れは、彼女が「他に女を作ったら絶対離婚する」と常々言っていたとおり、オレの浮気を原因とすることにした。サクラの女に家に怒鳴りこんでもらったのだ。「うそつき、奥さんいるじゃない」サクラの演技はすごかった。ミキの頬は殴るは、ギャラ6万円でよくもここまでできるものだ。ミキが「あの女のところに行きなさいよ」と実家に帰ったのはその3日後だ。オレは「もう一度、考え直してくれ」とすがったが、彼女は聞く耳を持たなかった。そんなミキの性格は3年も一緒にいりや、ちゃんと見通せる。その上での「考え直してくれ」なのだ。後でトラブルにならないためにも、女に「私が男を捨てた」という意識を持たせるのが重要なのである。

6人目の相手は子持ちの30才ホステス。酔った勢いで、店が終わった後でホテルでエッチ。翌日に「30万円入れてたサイフを落とした」と騒いだらポーンと35万貸してくれたのと、この女ならすぐにソープにでも行くかなと思ったのが、籍を入れた理由だ。実際、オレと付き合いだしてまもなくホステスを辞め、次にピンサロに行き、ソープに流れつくまでは予想どおりだった。が、結婚して1年ほどたって突如、子供を置いたまま姿を消した。
1カ月ほどして、オレのもとに彼女から電話が来た。何でも、別の男の人と暮らしており、子供はオレが育ててほしい、と。冗談じゃない。なんでオレが、おまえと前のダンナの間にできたガキを育てなきゃいけないんだ。おまえが引き取れ、バカ!しかし、彼女は「あなたが育てて」と譲らない。どうも話からすると、住んでいる男から子供と一緒に住むのはイヤだと言われているようだ。結局、この話し合いは今も決着が付いておらず、籍も未だ入ったままである。

中年男性をハメる世にも恐ろしい結婚相談所の実態

女が行き遅れの中年男性をハメる結婚詐欺。結婚というエサをぶら下げれば、男をダマす世にも恐ろしい結婚相談所の実態を、明らかにしよう。
結婚詐欺。といえば、色男が女をダマし金を引っ張るのが、よくある構図だろう。が、最近では、逆のケースも珍しくない。そう、女が行き遅れの中年男性をハメるパターンだ。ここに1人の女がいる、田中亜美(仮名)。

この4月まで、都内の結婚相談所「A」で《サクラ》として働いていた、矢田亜希子に似た24才である。相談所の指示で、結婚を望む男性会員と見合いをし、相手の歓心を誘いつつ、高額な宝石を買わせる悪質手口。《結婚》というエサをぶら下げれば、男は造作なくダマされるという。
世にも恐ろしい結婚相談所の実態を、彼女の体験から明らかにしよう。

私がAで働くようになったのは半年前、出会い系サイトで知り合った男の人に、携帯番号を教えたら、すぐに電話がかかってきたのがきっかけですね。
「キミ、結婚相談所のサクラやってみる気ない?悪くても月100万にはなるかな」
怪しいな、とは思ったんですよ。でも私、単なるフリーターで、超貧乏で。お金になるならまあいつか、みたいな。事務所は池袋にありました。やけに汚いマンションで、部屋に入ったらタレントのヒロシみたいな男の人が出てきて。そう、カレが出会い系で知り合った人。そこの社長だったんですよ。ちなみにカレ、本名もヒロシ。思わず笑っちゃいました。とりあえず、その日は「体験入社」だから、仕事の様子を見ててくれということでした。事務所には10くらい女性がいたでしょうか。若い女の子が7,8人に、オバさんが2人。若い子はやたらと出入が激しくて、オバさんたちはじゃんじゃん電話をかけてました。
「…では、詳しいシステムを説明しますので、一度ご来社下さい」
そしたら、来るんですよ。アキバ系とか、太った人とか、ハゲの人とか。で、彼らをポラロイドで撮りながら、ヒロシが言うんです。
「当社の場合、まずは女性会員に貴方の写真を見てもらうんですよ。もし1人もお相手候補が現れなかった場合、入会そのものをお断りさせていただきますので」
やけに厳しいことを言うなと思ったんですけど、その日も《相手が見つかった》という40才ぐらいのサエないオジサンが事務所に来てました。本当にこんなオジサンに相手が見つかったのかって、不思議に思いながら、私はヒロシの説明を聞いてました。
「実を申しますと、女性の希望者が現れなくても、救済措置はあるんですよ。ただその場合は、単なる会員様ということになり、莫大な費用が必要になるんですね。しかし、貴方様は審査に合格し、女性から指名を受けた《ダイヤ会員》様です。数少ないダイヤ会員様は、ご結婚が決定されるまで、すべて無料でお世話させていただきます」
ウサンくさいでしよ。でも、ここですごいことが起きた。奥の部屋からハセキョーみたいなすごい美人が出てきたんですよ。

「私が指名させていただきました」
彼女の一言に、おかしいぐらいオジサンが舞い上がっちゃったところで、ヒロシがまた一言。

「ただし、ダイヤ会員様になるには、一つだけ条件があるんです。本気で結婚を望まれるお気持ち、即ちヒヤカシではない証として、彼女のため、自分のためにも、ぜひダイヤモンドの指輪をご購入頂きたいんですね」
値段は100万です。100万ですよ!普通は、さすがに断るでしよ。なのにオジサン、結局、契約書にサインして、彼女と手をつないで外に出て行っちゃったんですね。案の定、私の仕事は、ハセキョーと同じで、ダイヤを買った男の人とデートすることでした。固定給はないけど、買った金額の30%がバックされる、と。
私が働き始めたのは、その日からです。結婚相談所「A」では、まず、名簿屋から独身男性のリストを購入し女性の写真付きプロフィールが載った案内書を郵送、添付のアンケートを返送した人間に営業電話をかけていた。

「もちろん、女性に指名されなきゃ入会できないなんてウソです。」

行き遅れの男性は想像以上にアセっている。もしこの機会を逃したら…。その思いが判子を押させてしまうことは想像に難くない。「ダイヤを買うのは系列のジュエリーショップで、3千円もしないニセモノです。あとは、サクラの女の子がデートをして、クーリングオフ期間が過ぎたら、逃げてしまえばいいと。

これで支払い義務だけが残りますよね」当然、男性客は会社に乗り込んでくるが、そこはヒロシがうちは出会いを提供するだけで、当人同士のトラブルには責任を負えませんと突っぱねる。
「基本的に気の弱い男の人たちだから、大半はそれで引き下がりますね。万が一、訴えられても、きちんと女性を紹介をしているから、最終的に不起訴になっちゃうんだって」

ちなみにこの『A』、都内3,4カ所に事務所を持っていたらしい。かなり大掛かりな詐欺集団と見て間違いない。デートは.1期・2期って分かれてて、一期は3週間で4回会うって決まりでした。私が初めて「担当」になったのは恭太さんという人です。メガネで色白で、歳は30くらいな。正直、キモかったです。
まず、ダイヤを買ってくれた日は、お茶かゴハンに行くんですよ。彼の場合は典型的なオタクだったから、ゲームの話ばっかり。事務所に戻るまでの2時間ががやたら長く感じました。翌日からは、毎日ひたすら電話とメールです。
《私、恭太のことが好きになっちゃったみたい》
《早く亜美に会いたいよ》
《私も恭太のこと考えてる》
恋愛ムード全開でマメに連絡しろというのが会社の指示でした。もちろん、携帯は支給品ですけど。
2回目のデートは、10日間のクーリングオフ期間を過ぎた後。今度はお茶じゃなくて、お酒です。
「亜美さんといると幸せだよ。海の見える式場がいいよれ」恭太さんは完全にハマってましたれ。でも、私は私で、必ず言わなくちゃいけないことがあるんです。

「ジュエリーデザイナー目指してて。いま勉強中なんだ」で、「作品を見てほしい」って、ヒロシの経営するジュエリーショップに連れて行き、200万のペア・リングをおねだりします。もちろん、昨日の今日だから、相手も簡単に首を縦に振るわけがない。でも、ここから先は先輩たちの役目です。

3,4人の店員が、彼を奥の狭〜いスペースに連れて行って、代わる代わる説得するんですね。

「確かに200万は高いわよ、でも、3年ローンを組んだとしなさい。1日あたりに計算したらいくらだと思う?数百円よ。ね、たかが知れてるでしよ?」

こういうの、日割りトークって言うんです。知ってました?
「何に使ったかわかんないその数百円で、この子に想いに応えられるなら、安いものじゃない。どこに迷う必要があるわけ?」
結局、恭太さんは1時間くらいでオチましたれ。この後は、3回目のデート。お互いペア・リング付けて、お台場に遊びに行きました。でも恭太さん、何もしてこない。さすがに悪いかなって、私から手をつないだら、じっとり汗ばんでましたれ。で、夕方、事務所に戻ったら、ヒロシから《歩合》のお金を初めて渡されたんです。封筒の中には、50枚の1万円札が入ってました。
100万のダイヤのみならず、さらに200万円のダイヤをいくらユルい相手とはいえ、さほど簡単にダマせるものなのか。
「私も最初はそう思いました。でも、相手はもう具体的に結婚生活を描いてる。実際やってみたら、気の毒なくらい簡単です。恭太さんですか?もうお金は出せないっていうんで、捨てちゃいました。もちろん、住所なんか一切、教えてませんよ。もしかしたら、いまだに私を探してるかもしれませんね」誰でもビックリしますよ。高橋さんも大慌てで事務所に駆け込んで来ましたよ。でも、コレがわな。幹部クラスの女の人が優しく出迎えて、泣きながら語るんです。

「亜美はホントに高橋さんを愛してましたよ。そのペア・リングだって、貴方と付けたいから、必死でデザインしたの。だからこそ、こんな病気になって、貴方に会う勇気がないって言ってるの。嫌われるんじゃないかって。ねえ、高橋さん、それでも亜美を愛してくれる?」
「当たりまえじゃないか!早く彼女に会わせてくれ。どこに入院してるんだ?」
「わかったわ。亜美と結婚してあげて。彼女の力になってあげて」
で、登場するのが、300万円の結婚指輪です。
「これを持って、亜美に会いに行ってあげて欲しいの。彼女、高橋さんと結婚することを夢見てたんだから。きっと病気も良くなるわ」
高橋さんはあっさり契約書にサインしました。完全に感覚が麻陣してたんでしょうね。ちなみに私、その様子を隠しカメラを通じて、隣の部屋からモニターしてました。罪悪感なんて、まったくありませんでしたよ。私もまた麻樺してたんでしようね。

この後も、今までと同じ電話とメールで繋ぎ止めるだけです。向こうは会いたがりますけど、「弱ってる私を見られたくない。元気になってあなたに会いたい」って言えば、我慢するしかない。で、またクーリングオフの期間が過ぎちゃうと。それからは、1日に2,3人の男とデートするようになりました。2時間刻みで、相手を変えるなんてこともザラでしたね。月収は200万ぐらいだったでしょうか。高級ブランドの服を買ったり、駅前にマンションを借りたり。毎日の食事も1万円以上かけてました。けど、悪いことって続かないんですよね。

今年3月の始め、デパートでショッピングしてたら、突然、知らないオジサンに呼び止められたんです。

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