





いま立ち止まって、クンニと いう行為についてゆっくり考え てみたい。しかも女側の立場に なって。 あれは男に「させてあげてい る」のか、あるいは男に「して もらっている」のか。 気持ちイイのは女のほうだか らもちろん喜んで…、いやいや、 嫌がる女もいたりするし…。う ーん。 難しいのでゆっくり考えるの はやめることにした。ただ、推 測はできる。日本の女の半数、 いや 30 %、少なくとも 10 %は、 とにかく今すぐにでも男にクン ニ「してもらいたがっている」 側なのでは? なんの根拠もな いが。 『www 私が渡すんですか?』 以上のような結論をふまえ、 出会い系にこのような募集を載 せてみた。タイトル 無料で舐めてあげます 本文 100人以上の性器を舐 めてきました。テクにはそれな りに自信があります。 謝礼はいただきません。また、 こちらからお支払いすることも ありません。場所代、飲食代は 私が負担させていただきます。 クンニされたい方、どんな方 でも大丈夫です。ご連絡お待ち しています。 投稿して5分ほどでさっそく メールが届いた。 『いいですね』 中央区に住む 30 代前半。顔写 真はない。 このレスポンスの早さ、やは り世の女性たちはクンニに飢え ているようだ。 『ご連絡ありがとうございます。 今週末はどうでしょうか?』 『大丈夫ですよ〜お手当ありな ら!』 無料だとややこしいことにな るから、お手当を渡してビジネ スライクに進めたいってことか。 『お手当は無しで大丈夫ですよ。 無料です』 すぐに返信が来た。 『www 私が渡すんですか? できれば2もらいたいです!』 日本語の読めない子だったよ うだ。 その後、別の女性たちから2、 3通メッセージが届くが、どれ もエンコーのお誘いだった。こ のサイトには義務教育を終えて いない文盲が多いらしい。 なんだかかなり ピュアなユーザーだ このまま待っていてもラチが あかないので、投稿に足跡を残 してくれた女に片っ端からメッ セージを送ってみることにした。 スルーせずに読んだというこ とは、少なからず興味があるか らに違いない。応募する勇気は なくても、誘われれば応じるの では。 『こんにちは。足跡ありがとうございます。表題の通り、満足 できるまでクンニします。もち ろんお代はいただきません。場 所代なども僕が負担いたします。 興味あればお返事ください』 足跡を残してくれた 20 人ほど にメールを送った2時間後、ス マホがピコンと鳴った。 『こんにちは。メッセージあり がとうございます。実は私は挿 入があまり好きではなくて、ク ンニが好きなタイプです。狂う ほど何度も逝きたいのですが、 お願いしてもよいでしょうか。 とても気になります。お返事い ただけたら嬉しいです』 40 代前半、ヨシエ(仮名)さん という方だ。プロフィール写真 は黒髪のショートボブ。顔は隠 れているが、全体的にスラっと していて、どことなく美人な雰 囲気がある。 自己紹介の欄には平日遊べる 友達を募集しているとあり、趣 味は公園散策やカフェ巡り。な んだかかなりピュアなユーザー だ。常連ワリキリ連中とは空気が違う。 股間と舌だけの 間柄と割り切って 待ち合わせ当日、歌舞伎町の コンビニ前で待っていると、そ れらしき人物が小走りで近づい てきた。 「小島さんですか? すみませ ん、お待たせしました」 顔を伏せ、早口でそう言い放 った後、スタスタと歩き始める。 緊張しているのだろうか? 黒いジャケットに紺のロング スカート。実物は写真の雰囲気 とだいたい同じだ。 少し童顔で、パッと見、 30 代 に見えなくもない。さすがにテ ンションが上がるほどの美人で はないが、落胆するほどのブス でもない。1日に100人はす れ違いそうな、ごく普通の女性 だ。 ホテル街に向かって並んで歩 きながら、軽い世間話を交わし た。「結婚はなさってるんですか?」 「はい。子供も二人います。も う大学生ですけど」 「そうなんですね。ちょっと遊 んでみたいなーって思ってサイト を始めたって感じなんですか? それともレスとかで?」 「んー。レスはレスです。でも、 別に旦那が嫌いとかではないで す。なんていうんですかね、ま あ、なんとなくです」 質問をはぐらかすのは話した くないからか。それとも真っ昼 間の路上だからか。それ以上は 深入りせず、安ホテルに入った。 部屋に入りお互いにコートを 脱いだ。ヨシエさんは常に一定 の距離感をとっている。あくま で股間と舌だけの間柄と割り切 っているのだろう。 これこそが クンニ飢餓の症状 別々にシャワーを浴び終え、 ヨシエさんはバスローブを身に 着け、ベッドの端に腰かけた。冷蔵庫に入っていた無料の水 を取り出し、隣に座り少し雑談 をする。 「サイトで会った人って、他に もいるんですか?」 「あ、いますよ。一人だけです けど。でも、こういう関係では なかったです」 「というのは?」 「普通に会って、お茶しただけ です」 「それだけですか?」 「それだけです。ホテルに誘わ れましたけど断りました。本当 に、そういう関係って求めてな かったんですよ」 たしかに遊んでいるようには 見えないが、でも無料クンニに は釣られてしまうあたり、可愛 げがある。 「うーん。そうですね。クンニだけしかしないっておっしゃって たので、それならいいかなって。 舐めるだけなんですよね?」 「もちろんです」 「もうそんなこと何年もされて ないし。もちろん旦那に罪悪感 がないわけではないですが…」 その罪悪感を振り切ってでも 舐められたい。まさにこれこそ がクンニ飢餓の症状だ。 「それ好き…もっと」 さて、クンニ開始だ。とはい え、犬のように食らいつくのは 芸がない。ベッドに仰向けにな ったヨシエさんの股を開き、ま ずはじっくりと眺める。そして、 足先からゆっくりと撫でてみる ことに。指先、すね、膝、内もも。 フェザータッチでしっとり触 れると、ヨシエさんはびくっと 小さく震える。感度は悪くない らしい。バスローブを脱がせる ことなく、そのままお腹、胸、 乳首へと指を動かしていく。す ると、徐々に息が乱れてきた。 「ん…はあ…」と、まだあそこ に触れてもいないのに、喘ぎ声 を漏らしている。 なんだかこちらのテンション も上がってくる。 「あの、まだ舐めないんですか …?」 「もう舐めてほしいんですか?」 「え、はい…」 「まだですよ」 「うわー、いじわる系の人だ。 早く舐めてほしいです…舐めて ください」 目を閉じ、体をくねらせなが ら敬語が出た。なかなかのMの ようだ。 指先であそこの入口に触れる と、既にぐっしょり濡れていた。 顔を近づけ、ちょろっと舐める。 ありがたいことに無味無臭で、 まったく匂いがない。 そまままじっくり、ねっとり クリトリスを舐める。すると、 ビクンと体が大きくしなる。ク リの感度は相当なようだ。舌先 でぐりぐりもしてみよう。 「それ好き…もっと」 舌の動きを早めると、喘ぎ声 が大きくなった。 「ヤバい…それ」 敬語が抜け、どんどん語彙力 が低下していくのがわかる。 「イキそう… ねえ、イキそう」 クリ攻めをいったんストップ し、大陰唇に舌を這わせる。そ れから小陰唇にうつり、そのま ま膣全体を舐め回した。 ヨシエさんの様子をうかがう。 視線は天井に向き、両手は行き 場を無くしたようにあっちこっ ちに動いている。数年ぶりのク ンニ、満足してもらえているだ ろうか。 クリを舐めながら、中指を一 本入れてみた。 「待って、待って…イクっ…」 動かしてもいないうちに、ビ クっと体を震わせた。 さらに無心でクンニを続ける こと 30 分、日々の鍛錬が足りな いのか、舌先がびりびりし、首もかなり痛くなってきた。 そのとき、「あ…またイキそ う…」とヨシエさんが俺の頭を ガッと掴んできた。強い力で自 分のマンコに押し付けてくる。 「イキそう…ねえ、イキそう」 「うん、いいよ」 「アーー !! イッ、イッ…イク、 イク… !! 」 スっと無言になったあと、体 を大きく仰け反らせた。脱力し、 魂が抜けたようにベッドに倒れ ている。 ★ ホテルの前で別れ、一人にな ってから出会い系を開くと、別 の女性からメールが届いていた。 『舐めて欲しいです。明日、お 願いできませんでしょうか?』 自宅リビングで撮影したと思 われるプロフィール写真に、中 村玉緒のようなお婆ちゃんが写 っている。年齢は 72 才だそうな。 世のクンニ好き男性よ、この シンプルな方法でいくらでも舐 め放題だ!
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