なんの生産性もなく、ただコインを入 れてコインを落とす。暇つぶし以外 のなにものでもないあのコインゲームって のをやっている女ってのは、いったい何な のか。暇すぎておかしくなってるのか? そこまで暇ならナンパし放題な気もするが。 コイン残ってるんで 無理ですね〜 昼間のゲームセンターのコインゲームコ ーナーに向かった。予想外に人が多く、学 校をサボっているのか、大学生のような若 者から、老人、熟女まで老若男女が揃って いる。 さっそく暇そうな女子が、退屈そうにコ インを突っ込んでいたので声をかける。 「おひとりですか?」 「…」 「ご一緒してもいいですか? 「すみません。そういうのはちょっと…」 ふーん、ふてくされた感じでひとりでコ インゲームだけ楽しみたいのね。 よく見ると薬指に指輪をしているから、 既婚者か。今は子どもを幼稚園にあずけて る時間かな。他にもやるべきことがあるだろうに。 とりあえずこっちもコインを持っていな いと怪しすぎるので千円分購入し、カップ 片手にターゲットを探す。 またひとりの女がいたので、隣に座る。面白くもなんともないゲームにコインを突 っ込みながら、声をかけるチャンスを伺う。 いや、こんなもんにチャンスもクソもな い。勇気一発だ。 「すみません。一緒にゲームやりませんか?」 「え…いいですよ」 あっけなく最初のハードルはクリア。さ りげなく自分のコインをすべて、彼女のコ イン置き場に混ぜる。一瞬彼女が、えっと いう表情をしたが、こうじゃなきゃ一緒に 遊ぶことにはならないしね。 「何時ごろから来てるの?」 「ついさっきです」 「ここはよく来るの?」 「そうですね」 彼女は 25 才で、前回店に預けたコインを 消費しに来たらしい。消費しようがしまい が何の得にもならないのは一緒なのにオカ シなもんだ。 だんだんいくら話しかけても、彼女は 「はい」としか言わなくなった。こちらが 一方的に話すだけになってしまう。しかも 途中でルーレットが当たってコインが増え たりしてるし。早くなくさせて連れ出した いのに。 「ちょっとご飯でも食べにいかない?」 「いまちょっとコイン残ってるんで無理で すね〜」 なんだよ、ルーレットなんか当てるなよ。最終手段としてこの策を使うか。 「お小遣いも渡すから行こうよ」 「私、副業禁止なんで無理です!」 副業禁止ってのもすごい断り方だ。急に 語尾が強くなったのは、少し怒っているの か。 「手渡しだからバレないよ」 「でもうちの会社厳しいんで!」 あっけなく撃沈した。どうしたら会社に バレるんだよ。 混ぜてしまったコインはもったいないが、 この子にあげて退散だ。ゲーセンを変えて、再度チャレンジだ。 昼間っから暇なおばさんがわんさかいる。 またコインを千円分買って、ターゲットの 選定に向かう。 1人の女性がいた。 30 代後半〜 40 代って とこだろう。ひとりで「レッ釣りGO!」 という魚釣りのコインゲームをやっている。 コインもちょうどなくなりそうだし、千 円ぶんのコインは喜ばれそうだ。「ご一緒いいですか?」 「どうぞ」 「このコイン一緒に使いましょう」 「いいんですか? ありがとうございま す!」 好感触だ。また彼女のコインに自分のコ インを混ぜる作戦を使おう。2人のコイン を2人で増やすのは連帯感が生まれるもの だ。ほんとは増やしたくはないが。 このゲームは釣りをテーマにしたもので、あれこれボタンを押したり押さなかったり しながら、コインを増やそうとするアホみ たいな遊びだ。 「釣りのボタン押してみますか」 「釣り竿レベル低いけど大丈夫かな…」 「試しにやってみましょうよ」 「いや、もうちょいレベル上げてからじゃ なきゃキツイと思うよ」 ふーん、一応はいろいろ考えてんだな。 でもこっちとしては早くコインを減らした いんだよね。 強引に押し切って、釣りのボタンを押す。 と、なんだかんだで110枚のコインが排 出されてしまった。こりゃいかん。 気づいたら、ジャックポットチャンスと いうのが始まっていて、彼女は目をキラキ ラさせながら、ボールがどこの穴に入るか 見ている。 「やった!」 わりといい穴に入ったらしく300枚の コインが排出された。くぅ、これじゃダメ なんだってば。 彼女が嬉しそうに小さくハイタッチして くる。うん、この感じはいいかもしんない。 今の勢いを生かして外に出たいところだ。「軽くご飯でも食べに行きませんか?」 「いいですけど、コインまだありますよ」 ほう、いいんだ。じゃあさっさと使い切 るのみ! 楽しむフリをしながら無意味なところに コインを落とし、ムダに消費させる。うわ、 またジャックポットチャンスに入った。外 れろ! 外れろ! よし外れた! コインを減らすことに精一杯な俺と、ち ょいちょいコインを増やしていく彼女との 熾烈な争いが繰り広げられる。 が、増やそうとする側が勝つようならば、 ゲーセン経営など成り立たない。やはり勝 ったのは俺だった。 「あーあ、なくなっちゃった」 「そうですね。残念ですが、いったん出ま しょうか」 「あれぐらいしか やることないし」 なんとか彼女を外に連れ出すことに成功 した。時刻は昼の3時を過ぎたあたりだ。 夕方までしか時間がないとのことなので、 勝負は急ぎたい。 「お酒でも買って、マンガ喫茶でも行きませんか?」 「いいね! そうしようか〜」 おっ! マンガ喫茶行きもスムーズに承 諾してもらえた。コンビニでビールやらチ ューハイやらつまみを買って、漫画喫茶へ 向かう。 カップルシートに入り、買ってきたお酒 を片手に身の上話を聞いた。 彼女は 42 才で、結婚していて子どもが一 人いるようだ。前まではパチンコに通って いたが、金がかかるし、コインゲームの方 が楽しいことに気づき、主戦場をパチンコ からゲーセンに移したのだと。 いろいろと旦那に不満もありそうなので、 これはワンチャンの期待が膨らむ。いかん、 もう夕方4時だ。そろそろ大胆にいかなく ては。 突然会話をやめて無言で彼女を見つめて みた。そしてゆっくりと髪に触れる。嫌が ってはなさそうだ、好感触である。 しかし手をおっぱいに伸ばした途端に身 をよじられた。 「それはちょっと無理…」 こういうときは攻めるのをあきらめ、相 手に攻めさせるのが正解だ。「興奮してどうにもなんないから、手でし てもらっていい?」 「手だけなら…」 ほら、こうなるんです。 ズボンを脱ぎ、手でチンポを触ってもら う。慣れていないのか、あまり気持ちよく はない。 「もうちょっと皮をむいて、カリのとこを 中心に」 「こうかな?」 「キンタマの裏も、もう片方でさすって」「こんな感じ?」 旦那にテクニックを伝授してもらってな いのかな。ぎこちない手コキが続く。 「舐めるのはできる?」 「シャワー浴びてないからちょっと」 「わかった。じゃあそのまま手で続けて」 あくびが出そうなほど下手な手コキが続 く。おしゃべりでもしてよっかな。 「ゲーセン以外で遊んだりしないの?」 「うん、あれぐらいしかやることないし」 「家にいればいいじゃん」 「うーん、家は息が詰ま るから」 「読書とか映画とか は?」 「私、あんまり頭つかい たくないんだよね」 とりあえず外出はした い、でもぼーっとした い、かといってパチンコ する金はない、その結果 がコインゲーム。やっぱ りあそこはナンパに最適 な場所と言うしかないな。
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