高額商材を売りつけるハメ売り師に犯されて目覚める寝取られ弄ばれた人妻
若妻も高齢者熟年世代でもまだまだやりたい・人妻がセックスしたい時の浮気OKのサイン
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彼はよく、ハメ売りを志す後輩から質問を受けるらしい。
どういう台詞からシモネタに持っていけばいいのか。
くだけた席ならまだしも、営業マンという立場だと難しくないですか?
今回の場合、後輩への解答はこのフレ—ズになるだろう。
「結婚して9年になるんだけど、奥さんとこは何年?」
それまでのを遮るでもなく、私生活への突っ込んだ質問を開始する導入としても最適だ。
さらに大事なのは、途中からですます調を廃しタメ口になっている点だと、氏は解説を加えた。
「どこかでなれなれしさを出していかないと、向こうも気を許さないですからね」
確かにそれは女性と近付く際の基本話術ではあるが、営業マンという立場をわきまえればなかなかできることではない。販売ではなく女を口説きに来たのだと思い込めるか。ここがハメ売り師になれるか、営業マンで終わるかの分岐点のようだ。
玄関でチンチンを出し
「ほら触ってみて」
せっかくだが、あいにく途中で奥の間の電話が鳴り、小山夫人には体よく追い返される形となってしまった。仕切り直しの意味を込め、いったん車に戻る。
「あの後、横に座ってボディタッチに移れば、ほとんど成功なんですけどね」
「ボデイタッチ?」
「奥さん、いい腰だねえとか、おっぱい大きいねえとか言いながら、軽く触って」
「そんなことできますか?」
小山家でのやりとりは、玄関のドアを開けたまま。廊下からのアクションだ。
「でしよ。あのままでは向こぅも隣近所の目が気になってるから、なんとか中に入らなきやいけないんです」
そこでよぅやく本題に入る。ところで、と水質検査の話題を持ち出し、奥さんが水道水を汲みに台所へ引っ込んだ隙に、ドアを閉めてカギをかけるのだ。
2人きりになれば、さらに会話の品を落とし、軽いボディタツチを経て…。
「その場でズルッとズボンを下ろして、チンチンを出しちゃうんですよ。ほら、ちよつと触つてみてつて」
んなアホな。あきれる僕に、彼はマジメな顔で断言する。そこまでの会話で相手が引かないことを察すれば、だらだら口説くよりも直接的な行動に移したほうがいいのだと。
「触ったときに、キャ—ッつて反応すれば、まずOK。顔が青くなつたらアウト」
強引さオンリ—。ハメるまでのプロセスはわかつた。だが次なる疑問は、寝たからといつて彼女らが簡単にローンを組むのか、という部分だ。欲求不満解消のお礼に35万は高すぎると思うのだが。
しかし彼は「なぜそれが疑問なのか?」と逆に不思議がる。甘えながらお願いするだけでいいじゃないか。男女の関係になつたんだから。
「きつと金額の問題じゃなくなつてるんですよ。僕を助けてあげたい気持ちになるつていうか」
女性心理の細かな部分までは定かでないが、彼の言葉正しさは、現在までク—リングオフが1度もないという事実が証明しているかもしれない。彼女らはいっときの気の迷いではなく、確信を持って印鑑を押しているのだ。
奥さん2人と3P
場所を移動しながら過去のエピソードを聞くうちに、僕には世の中の主婦が皆、男に飢えた獣のように思えてきた。玄関でのフェラチオなど序の口。
台所やベランダでヤリたいと希望する者もいれば、タンスの引き出しからバイブを取り出し、これを使ってくれと懇願する若奥さんもいたといぅ。
「赤ちゃんの目の前でしたこともありましたよ」
もちろん成功の陰には、数限りない追い返しや門前払いがあったに違いない。ただそれでもやはり、間男を受け入れるばかりか、自ら積極的に求める人妻の存在には驚かざるをえない。
走る車の中から、彼はほぼ3分置きに指をさす。
「あのアパ—卜もハメてますよ」
「あそこもほら、あの奥さん」
徐行して手を振れば、ベランダから会釈が返ってくる。
「あ、今のは、ハメたけど売らなかった子。そういうのもたまにあるんですよ」
事実彼には、売る手段としての「ハメ」ではなく、「ハメ」のための「ハメ」を純粋に楽しんでいるフシもある。
たとえば、たまたま訪ねた団地に、奥さんとその女友達が一人いた。本来なら、調査結果を渡して退散すべき場面である。しかし、彼はハメてしまう。2人同時に。
なんでも、いつもと同じように2人相手に下ネタを展開し、玄関先で双方の手を取りペニスを弄ばせ、そのまま3Pへ突入したのだそうだ。
「で、浄水器は?」
「売れません、売れません」
「そりやそうですよね」
すぐ逃げられるよう全裸になってはいけない
倉本氏のハメ売り師としての経歴は4 年。
その前は、学習教材を扱う、ごく普通の訪問販売員に過ぎなかった。
教育熱心な奥さんが夕—ゲッ卜となる以上、ナンパな態度を取るわけにもいかず、そもそもハメて売るという発想すらなかったという。営業成績もそこそこだったようだ。

ところが4 年前、羽毛布団を扱う会社に転職して状況は一変する。布団業界では、誰も彼もがハメ売りを基本戦術としていたのだ。
「僕も最初はそんなことありえないと思ってたんですよ」
ところが試しにやってみれば、実にすんなり契約に漕ぎ着いてしまう。まだ営業の口上すら覚えていないのに。
慣れとは恐ろしいもの。「ハメて売る方法もある」と知ったその半年後には、「ハメなければ売れない」とすら感じるようになったという。
ちなみに彼はこの布団屋時に1つの教訓を学ぶきっかけとなったある事件を起こしている。
とある家庭で、行為の最中に旦那が帰ってきたため、半裸のままあわてて窓から飛び出し、プロパンガスボンベの陰に隠れて夜をという失態を演じたのだ。
「やっぱりいつ旦那が帰ってくるかわからないから、すぐにゴマかせるようにしておかないと」
以来、肝に銘じ続けることになる教訓を、彼は笑って口にした。
「ハメ売りでは、決して全裸になってはいけない」
最後に、本稿の肝ともなるベき出来事に触れておこう。
夕方になつて車は、仙台市内にあるF社宅に到着した。ここは、福島県K町、宮城県T団地と共に、もつともハメ売りしやすい地域らしい。
長距離トラック運転手を旦那に持つ彼女らは、いつも暇を持て余し、しかも飢えている。普通なら子供連れで賑わうはずの団地前の公園が、あまりに閑散とするのを目にすると、その説明もあながち的外れでないように思える。
社宅で僕たちを玄関ロに招き入れてくれたのは、まだ20代前半と思しき奥さんで、化粧つ気はなく、服装はジャ—ジ姿。来客の可能性など微塵も予期していなかった様子だ。
倉本氏の卜—クに変化はなかった。志村ケンに始まって、下ネ夕へ。まんまと水質検査に持ち込み、玄関内へと入り込む。
「ほら、黄色くなるでしよ。だいぶん汚れてますよ」
ごく自然にジャージ妻の横に座った彼は、すぐさま目で合図を送ってくる。( いきますよ!)
「あ、それでは私は社に戻りますので」
小声で挨鬱し、僕は外に出た。ドアに耳を押しあてたい衝動を抑え、廊下に立ち尽くす。横に座ってボディタッチ。あの言葉どおりなら、この後、彼は…。ポケットの携帯電話が震えたのは、足元に煙草の吸いがらが5本ほど溜まったころだった。まさかと耳をあてる。
アッ、アン、アッ!
思えば、玄関ロでの応対ぶりにも、どこか隙のようなものを感じさせる女性ではあった。彼が隣に座ったとき、身を寄せるような素振りをしたのも僕は見ている。でもだからといって、こうス厶ーズに進むもんなのか。アエギ声に混じり、倉本氏のフザけた声が聞こえてきた。
「聞こえますか、佐藤さん」
ほぞを嚙む思いでさらに3本の煙草を吸い終えたとき、ようやく彼は顔を出し、トランクから35万円の商品を取り出すと、また同じ部屋へと戻っていった。人妻たちの欲望はどこへ向かうのか。答のひ
とつはこうして明らかになった。そして僕は、桜の下で出会った2 7才に想いを馳せる。彼女の家の蛇口からは、今ごろキレィな水が流れているのだろうか、と。




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