スマホゲーム課金のしすぎで離婚した家族
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スマホゲーム課金のしすぎで離婚した家族
【概略・全文は上記記事をお読みください】
よもやそんな一本のTVコマーシャルが、平凡な三人家族を崩壊させることになるとは、当然これっぽっちも思っていなかった。
晩酌をたしなんでいるときに流れてきたCMだ。学5年生の息子、ユウキが大騒ぎする。
「パパ、これやってよ」
「は? やんないよ」
「やってよ、お願い!」
どうせガキ向けのゲームか何かだろう。そんなもんに関心などまったくない。しかしユウキはしつこかった。自分も友達もみんなやってるし、オレを誘えばポイントみたいのがもらえるから登録だけしてくれというのだ。この年頃のガキは、言い出すと聞かない。くだらないが付き合ってやることにした。登録画面にはマンガのキャラクターみたいのがたくさんいて、タイトルに〝怪盗ロワイヤル〞とあった。何のことだか。
「ゲームばっかりしてないでちゃんと宿題もやれよ?」
「もうやったよ。それよりパパの携帯貸して」
息子はものすごいスピードで携帯を操り、
「これでパパと仲間になったから、ときどき手伝ってね」
と喜んでいる。知るかよ、そんなもんお前たちだけで勝手にやってろよ。その日から、会社帰りのオレの元にやってきては、ユウキは一緒にプレイするようせがんできた。プレイといっても、ゲームらしさはまったくなかった。お宝を持ってるヤツを探して、戦うボタンを一回押すだけ。これで勝敗が決まって、お宝を奪ったり奪われたりするという、まるで運任せのじゃんけんのようなものだ。
大人の目から見れば、面白さなどまったくどこにもなかった。テクニックもアイデアもいらない、ただのじゃんけんなのだから。息子の要求はだんだんエスカレートしてきた。会社にいるときも参加してくれというのだ。
「昼休みに、ボク、バトルしまくるから、パパも応援してよ」
応援とは、バトルに負けた仲間の代わりにお宝を奪ってやることだそうだ。昼休憩中にケータイを開いてみると、本当に応援要請が届いていた。そら、ポチッ。「YOU WIN」ってことは勝ったんだな。〈パパありがとう!!!!〉
小学5年生って、こんなに幼稚だったっけ? オレらのころはもうちょいマシな遊びをしてたと思うんだけど。ところがこのゲームが、息子がやや難しい年頃になり、親子のコミュニケーションを取りづらくなっていたオレ達にとり、格好のツールとなっていく。お宝を集めるという同じ目的があるだけで、会話もしやすくなるものなのだ。 そのうち、応援の要請がなくても、オレは昼休憩中に携帯をとりだしては、なんの策もなくボタンを押し、勝った負けたの戦いを繰り返していた。ボタンを押すだけなのが暇つぶしには最適だった。左右の指を駆使してコントローラーを操る、いわゆるちゃんとしたゲームだったら、到底こんなに気安くは入っていけなかったろう。
 くだらないゲームでも、息子と仲良く遊べるなら悪くない。トランプで家族団らんしているような
ものだ。ところがそのうち、ユウキのことはどうでもよくなってきた。むしろ気になったのは、せっかく手に入れたお宝を、オレが知らないうちに誰かに奪われていないかどうかだ。奪われたからといって実生活に何か影響が起きるわけじゃない。あくまでゲーム内のお宝がなくなるだけだ。でも人間というのは(とまで言うのは大袈裟か?)、たとえゲーム内に限った話であれ、自分が努力して入手したものが無に帰してしまうことが、耐えられないようにできているらしい。
 オレのお宝はオレのもの。誰にも渡さない。ましてや知らないうちに奪われるなんてとんでもない。まるっきりバカである。でもバカは自分のバカに気づかない。いつしかオレは、昼休みだけでなく、寝る前やメシの最中にまでケータイをいじり、戦いに興じるようになっていた。戦って負けるならまだあきらめがつく。例え、ただのじゃんけんゲームであっても。そのうちユウキ以外の〝仲間〞も増えてきた。彼らはとにかく強かった。戦いに負けないのだ。理由は単純。長くプレイしたおかげで、レベルが1500だの2000だのに成長しているためだ。オレなんかまだレベル40 なのに。とある仲間に聞いてみた。
〈どうやったらそんなに高レベルまで育てられるの?〉
〈とにかく強い課金アイテムを買うことだよ〉
 課金アイテム?相手と戦うときのアイテム(武器)には大まかに2種類あるらしい。ゲームをやっているうちに自然と手に入るお金(ゲーム内通貨)で買えるものと、「モバコイン」という特別な通貨でしか買えない課金アイテムだ。モバコインは、電子マネーなどで実際に課金してようやく入手でき、100円=100モバコイン。そいつで買った課金アイテムは、とにかく強い。ということはつまり、強くなるためには金がかかるという、まるでジャイアンツの論理のような身もフタもない現実が、このゲーム内には広がっていることになる。さすがのオレもそこまでする気にはなれなかった。ゲームのために金をかける?そんなアホな。お宝といっても、ケータイの液晶の
中の絵柄だぞ? それに現金を使う? ないない。そこまでは真っ当に脳ミソが働いていたのだろう。現金とは、姿カタチのあるブツや、あるいははっきりとしたサービスに使うものだとの認識が、当時のオレにはまだあった。なのになぜ、ああなってしまったのか。きっかけははっきり覚えている。そのとき、とあるお宝が、どうしても奪えなかった。オレのレベルではどうしても入手できない、そんな難易度の高いお宝だ。
 イライラがつのった。こうして悶々としている間にも、他のプレイヤーは涼しい顔でお宝を集めている。そう考えたらますます自分の弱さに腹がたってくる。課金アイテムさえあれば、こんなイラツキなど一掃されるのに。モバコインのアイテムショップを見てみた。ピストルが100コインで、ショットガンが300コイン。つまりたかが数百円で強くなれる……。決算法も簡単だった。クレジットカードの類はいらず、携帯料金とまとめて支払えるとは知らなかった。
 買った。100モバコインでピストルを。でもお宝は奪えなかった。だからさらに300モバコインでショットガンを買い足した。お宝は簡単に手に入った。以上はわずか400円の出来事にすぎない。しかしこれは大きな400円だった。この一件以来オレは、後に限りなく訪れるイライラを、すべて課金によって排除していくことになったからだ。月々のケータイ代は3千円ほどアップした。小遣い3万円の身には痛い出費だが、その金でゲーム
の快感を買ったのだと思えば納得できなくはない。しかし、やはりというか3千円では済まなくなってきた。課金アイテムはある程度の勝負回数を重ねると壊れてしまい、強さを維持するためにはまた買い足さねばならない仕組みになっているのだ。昨日より弱い自分なんて耐えられない。ゲームを楽しむには、常に過去の自分より強くならねば。5千円、1万円と出費は膨らんだ。もう現金は使えない。友人をゲームに登録させることで手に入る300モバコインのために、何人もの同僚に声をかけた。すげー楽しいゲームがあるからやってみてよ、と。まるであのときのユウキのように。
「お前、ヤバクない? あんなのガキのやるもんでしょ?」
そんな冷ややかな反応も少なからずあった。わかってないヤツらだ。生活費をきりつめ、会社の飲み会も断り、小遣いで足りない分は妻に「同僚が結婚するからご祝儀がいる」などの理由で現金をせしめた。しかしそれでも追いつかなかった。頻繁に行われるキャンペーンで、強力な課金アイテムが売り出されるためだ。しかも数種類すべて揃えたら、褒美としてまた別の超強力な武器がプレゼントされるというオマケつきで。もちろんこっちの狙いは、超強力アイテムなのだが、前提となる〝数種類すべて〞というのがなかなか集まらない。どれを買うか選べないからだ。買い方は街中のガチャガチャと同じ。モバコインを投入し、ボタンを押したらアイテムのどれかが手に入る。すべては運で、フタをあけたらまた同じ武器だったなんてことはザラだ。何度繰り返してもいいところまでは揃うけど、残りの一つがなかなか出てくれない。妻にゲームのことを告げたのも、どうしても全種類そろえたかったからだ。
「あのさ、ちょっと小遣い増やしてくれない?」「え〜。アナタ最近持ち出しが多いじゃない。なにに使うのよ」
「いや〜、その…ゲームなんだけどさ」
予想はしていたが妻は相手にしてくれなかった。
「そんなことに使うの? バカみたい」
「たのむ、1万だけ。今月だけでいいから」
「ダメよ、そんなの」
結局、かなり昔に作ったプロミスのカードで5万円を用立て、幾度かのトライの末、オレは超強力な武器をゲットしたのだった。かかった金は3万数千円だった。
同じ月に再びサラ金から5万円を借りた。また新たなキャンペーンが始まったためだ。借金10万円。ギャンブルに使うのならば、わずかとはいえ大逆転の目はあるが、オレの場合はどうにもならない。せっせとアイテムを買ってるだけなのだから。返済のメドのない借金ほど困ったものはない。利息分を返済しては、また新たに借り、生活費やアイテムに注ぎ込んでいく。この期に及んでもまだオレは、ゲームをやめられなかった。いや、借金によるモヤモヤした気分を紛らわすためにも、ゲーム内での強い立場を捨てられなかったとも言える。レベルを上げて珍しいお宝を入手すれば、仲間が賞賛してくれる。それだけが現実を忘れさせてくれるひとときだった。ただ、悪いときには悪いことが重なるもので、ある日、車を運転しながらゲームをしていたせいで、前の車のオカマを掘ってしまった。弁償は保険でまかなったが、車両保険に入っていなかったので自車の修理に30万ほどかかることに。妻は怒りまくり、小遣いは2万円に減額。余計にサラ金への依存度が高まってゆく。このころのオレは、小遣いをもらえばまず返済に回し、その直後にあらためて数万円を借りるという雪だるま生活だった。当然のように、プロミスのお世話だけではやっていけなくなった。




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