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  • 2019/11/17裏風俗・風俗体験談

    「熱心な裏モノ読者なら知らぬ人はいないだろう。三重県志摩市の沖合に浮かぶ、渡鹿野島(わたかのじま)。島内のあちこちに置屋が建ち並び、女が買える天国のような場所だ。別名「売春島」とも。この渡鹿野島、以前まではタイやフィリピンなど東南アジア系の出稼ぎ売春婦だらけだったのだが、ここ最近どうも日本人女性が復活の兆しをみせているらしい。何ともチンコのうずく話ではないか。島の売春システムには、女のコとひと晩中...

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  • 2019/11/14エロ漫画アダルトコミック

    【概略・全文は上記記事をお読みください】夏のくせに水が冷たい。波は高くないから油断していたけど、海はプールと明らかに感覚が違う。前に進んでいる気がしない。そうか、潮の流れってのがあったんだっけ。でも何だ、潮って?もう引き戻せない。何が何でも陸にたどり着かなきゃ。もうこんな島にはいちゃいけないんだ。私は平泳ぎからクロールに泳法を変えた。そのときまた少し水を飲んだ。苦しい。グレ始めたのはいつごろからだ...

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酒を飲む前戯から一晩中エッチ・売春島とも呼ばれた渡鹿野島の熱いSEX

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「熱心な裏モノ読者なら知らぬ人はいないだろう。三重県志摩市の沖合に浮かぶ、渡鹿野島(わたかのじま)。島内のあちこちに置屋が建ち並び、女が買える天国のような場所だ。
別名「売春島」とも。この渡鹿野島、以前まではタイやフィリピンなど東南アジア系の出稼ぎ売春婦だらけだったのだが、ここ最近どうも日本人女性が復活の兆しをみせているらしい。何ともチンコのうずく話ではないか。島の売春システムには、女のコとひと晩中あそべる「口ングコース」なるものが存在する。つまりここへ行けば、日本人のオネーチャンと朝までじっくり、組んずほぐれつのしっぽりナイトを堪能できるわけだ。イカンイカン。想像するだけでパンツに恥ずかしい染みができちゃいそうですよ。
寿司屋でも居酒屋でも女を紹介している
7月某日、午後3時。近鉄線・鵜方駅からバスで「わたかの渡船場」で下車する。すぐ目の前の海に浮かんでいるその小さな島こそが目指す桃源郷だ。小型船に5分ほど乗って島に上陸し、すぐに宿探しをはじめる。町のメインストリートには、いかにも怪しげな雰囲気の力ラオケスナックがちらほらと目につくものの、頼りのポン引きがどこにもいない。すれ違うのは、夏休みの旅行でやってきたような家族連れや力ップルばかりだ。予想外の健全な光景に一抹の不安を覚えながら、テキトーな宿の玄関をくぐる。
「すいませんね、え。今日は休館日なんですよ」「え、そうなんですか」「ごめんなさいね」
不可解なことに、その後訪ねた3軒の宿でも対応はまったく同じだった。
「休館日なんで、他あたって」意味がわからない。今日は金曜なんですけど。週末に休むなんて商売する気ないの?いきなり出鼻をくじかれたおれは、途方に暮れたまま、近くの喫茶店に入った。しゃーない。ひとまずメシでも食おう。喫茶店は地元民の憩いの場所らしく、おばちゃんグループや作業着姿のおっさんたちで賑わっている。注文したハンバーグ定食をパクつきながら、おれは従業員のおばちゃんに声をかけた。
「みんな今日は休みなんですか?」「違う違う。ここらの宿は予約ナシの1人客を嫌がるんや」おばちゃんはその理由を「突然こられてもタ食の用意が大変だから」と説明するが、きっとそれだけではあるまい。島全体が公然と売春をおこなってるこの地では、マスコミや警察の存在に常に神経をとがらせていると聞く。おそらくおれも連中の目に「不審者」と映ったのかもしれん。
「けどニーチャン、女を買いにきたんやろ。それやったら女のコの部屋で泊まることになるから宿なんか取る必要ないで」ほう、そんなシステムになっていたのか。
「で、どんなコをお探しで?」なぜか急にポン引きめいてきたおばちゃんにやや戸惑いつつも、素直に要望を伝える。「日本人がいいな」「うちはタイ人しかおらんから、ちよっと聞いたげるわ」しばし奥で電話していたおばちゃんが戻ってきた。「10分くらいでここに来るから待っててな」「誰が来るの?」「知り合いの置屋のママさん。彼女のとこなら日本人もおるから」「ところで、なんでおばちゃんはタイ人を紹介できるの?」「この町では寿司屋でも居酒屋でも、女を紹介できるんや」この島、本当に現代ニッポンなのか?
日本人4人の中に鈴木紗理奈似が!
ほどなく喫茶店にTシャツ姿の婆さんが現われた。「あんたがお客さん?」「ええ、日本人と遊べます?」「ほいじゃ今から連れてくるからここで待っといて」待機している間、喫茶店のおばちゃんにそれとなく島の内情をたずねてみた。彼女によれば、数年前まで売春婦はフィリピン人が大半を占めていたが現在はー人もいなくなり、代わりにタイ人や韓国人、そして日本人が増え出したのだという。噂どおりだ。
「お待たせ。このコらみんな日本人だわ」婆さんの後に続いて、いかにも今起きましたといわんばかりの4人が腫れぼったい目をこすりこすりこちらにやってきた。「ニーサン、ごめんな。ホンマは日本人まだ3人おるんやけど、いま実家に帰っとるんよ。さ、どのコにする?選んで」
忘れてもらってはこまるが、このヒジョーに生臭い会話、営業中の喫茶店においてのものである。しかし動揺しているのはおれくらいのもので、他の客は知らん顔で談笑している。地元民にはお馴染みの光景なんだろう。さて、肝心の女たちである。店の廊下に居並ぶ彼女たちを一瞥したところ、そのうちのー人から後光が差していた。デブ熟女3人に隠れるように、スタイル抜群の若い女が立っていたのだ。顔は鈴木紗理奈似でちょっとキツイ印象もあるが、美人であるのは間違いない。決まりだ。「じゃ、あの若いコで」「ああ、麻衣ちゃん(仮名)ね。コースは口ングでええかっ夜9時から朝8時までや」「はい」
提示された料金は4万円。一晩中あの若い肉体を独占できるなら安すぎるくらいだ。ちなみにショートなら、ー時間2万と割高になるそうな。「じゃあついてきな」喫茶店を出た婆さんのあとをついていくと、住宅街の中にある3階建ての民宿のようなビルに案内された。婆さんが切り盛りする置屋で、2階が女のコたちの住居、3階はセックス部屋に使われているらしい。「お遊びは夜の9時からやし、それまで2階の空き部屋を自由に使っててええよ」約束の時間までまだ4時間もある。おれははやる気持ちを抑えつつ、部屋でテレビを観ながら静かにその時を待った。
居酒屋の帰りいきなりの路チュー
「こんばんはー」夜9時。ノックされたドアを開けると、白いミニスカート姿の麻衣が立っていた。そのエ口そうな笑みに気分が一気に高まる。今晩はこのコとやりまくりってか。歳は、くく、ちょうどヤリ頃のだそうな。ビジネスホテル風のセックス部屋に移動して荷物を置くと、彼女がつんつんとおれの肩をつついた。
「もうタ飯たべましたっ」「まだだけど、いい店あるの?」「うん、私もまだだから一緒に食べに行きません?」「お、いいね」外はあいにくの雨模様。麻衣と仲良く相合いガサをして、置屋近くの居酒屋へと向かう。「かんぱーい」瓶ビールを注文し、2人でグラスを重ねる。彼女、酒はあまり強くないようで、あっという間に頬が赤く染まっていった。
「プハー旨いねー」「ここ、魚料理もバツグンだからたくさん食べてね」「麻衣ちゃん、もともとどこの人な
「名古屋だよ」「へー、この島ではいつから働いてるの?」「まあまあ、そういっ話は後でゆっくりね」場の雰囲気はなかなかよかった。アルコールが回ったせいか、麻衣の態度が一層フランクになったからだろう。良い意味で「お仕事」を忘れているというか。「はい、あーん」と彼女が刺身を食べさせてくれれば、すかさずこちらもお返し。
いやもう楽しすぎーこの状況、実に賛沢と言わねばなるまい。男にとっての至福の時間とは、まだヤッてないけど後で確実にヤレるとわかっている女と過こす、あのじれったくも甘いひとときと相場は決まっている。いくら相手が商売オンナとはいえ、こうして麻衣と仲むつまじく酒を差しつ差されつしてる状況は、まさにあの至福タイムに相当するだろう。これ以上ないすばらしき前戯である。
たっぷり2時間ほど飲み交わし店を出たおれたちは、再び相合いガサで置屋に戻った。さあ、やるぞ。やりまくったるぞ。途中、麻衣が不意に立ち止まった。いきなりの路チューだ。しかもヘビのようにうねうねと妖しい動きで舌を絡ませてくる熱烈なやつだ。唇を吸いながら弾力のある尻を鷲づかむと、雨の音に交じり、「あっ」とかぼそい吐息が聞こえた。
「ダメだよ。さっきシッコしたばっかりなのに」
もはやギンギン全開、陰茎硬直。おれは部屋に着くなり、麻衣をベッドに押し倒した。荒々しくTシャツをめくりあけ、白い。フラをはぎ取る。麻衣はルックスのみならず、乳房もまた美しかった。片手に余るほどよい大きさ、瑞々しい質感、そして肌色の乳輪の先には、あずき大の乳首が遠慮がちに勃起している。たまらずしゃぶりつくと、肺の中の空気をすべて押し出すかのような長い吐息をもらした。
そのまま舌を股間へ。やや毛深い大陰唇の周囲をぺ口ぺ口紙め、徐々に攻撃の範囲を狭めていく。舌先がクリトリスに触れたとき、彼女は大きく体を震わせ、茶色く染めた髪を振り乱した。「ああーーあはあ」すばらしい感度である。どう見てもこの反応はホンモノだ。
「あーん、ダメだよ。さっきシッコしたばっかりなのに」「本当だ。ちょっと匂うね」「やだ、喚がないで。恥ずかしいよー」「うーん、いい香り」「変態ーー」
しつこいようだが、こんな付き合いたての男女のような会話が成立し、なおかつそれがセックスのアクセントとして機能するのは、居酒屋でのひとときがあったからこそ。この時占」でのおれは、麻衣が売春婦であることを完全に忘れて、女体をむさぼっていた。ねっとりとかき回すような手マンで、彼女は息も絶え絶えになっている。その口に、ガマン汁溢れるチンコを押し込んだ。ジュボ、ジュボ、ジュボ。部屋中に響き渡るヒワイな音と脳みそをくすぐるような確かなフェラテク。辛抱たまらず正常位で挿入するおれに、クネクネと腰を振って応える麻衣。そのままの体勢でキスすると、唾液まみれの彼女の舌が、いやらしくおれの口でうこめいた。
「あは、あん、あん、気持ちいいよー」「ここ?」
「うん、そこそこ。ねえ、もっと強く突いて、え」
あまりの締め付けの良さと麻衣のみだらな姿に、おれは完全にイ力れてしまった。レーザービームのような精子が腹部を飛び越え彼女のあごに着弾したのは、それから間もなくのことだ。気がついたらこんな遠いところまで
互いにシャワーを浴びてから、まったりと晩酌タイムに入った。なんせ時間は腐るほどあるのだ。置き時計は深夜12時半を表示している。タ方から降り出した雨は、ここにきてさらに激しくなった。雨粒が部屋の窓に激しく当たり、バラバラと大きな音を立てている。先ほどから麻衣はおれの膝枕でファッション誌を読みふけっている。何気なく頭を撫でてやると、彼女は思い出したように口を開いた。「私ね、じつは19才で一度結婚してるの」「へえ、そうなんだ」
「でも4年くらいで離婚してさ。そっからしばらく名古屋でキャバやってたんだけど、気がついたらこんな遠いところまで来ちゃってたんだよねー」
先ほどの居酒屋での質問に答えているつもりらしい。「で、この島にはいつ来たの?」「もうちょっとでー年かな」何を思ったか、麻衣がおれのそばを離れて窓を開けた。ムッとした夜風が雨粒ともに部屋に入り込む。クーラーでほどよく冷やされた室温がぬるくなった。黙ったまま彼女がタバコを吸いはじめる。窓の外は真っ暗で、往来に人通りはない。おれは麻衣の両肩をそっと後ろから抱きしめた。「ねえねえ、ちょっと散歩でもしない?」潮風に吹かれながら、売春島の夜の街並みをあてどなく歩く。実に風情があってこれ以上ないしっぽり感を堪能できると思ったのに、当の彼女はつれない。「やだよ、雨降ってるもん」ひゆうと窓から吹き込んだ突風が、麻衣の髪を大きく揺らした。
衣は素直に足を開き、細い指を股間に持っていった。やがてくちゃくちゃと本気汁の音がしだし、力ワイイ顔がゆがむ。うむ、実にやらしい
「あ、あ、マジで気持ちよくなってきた。イッてもいい?」「まだダメだよ」
部屋でまた酒盛りをはじめ、他愛もない世間話を肴にまったり過ごす。2人で空けた缶ビールは6本。時刻はすでに午前2時だ。危うくそのまま寝てしまいそうになったが、麻衣のマッサージを受けているうちに、またもや下半身が熱くなってきた。
「マッサージはもういいから、ー人エッチしてるとこ見せて」「えー、やだー」と言いつつも、「ほら、もっとクリトリスぐりぐりして」
「うう、もうヤパい。ねえイクよ、あ、イクイク」彼女は気を失うようにベッドに倒れこんだ。そして、その様子を酒を飲みながらにやにやと見守るおれ。なんなんでしょうか、この満ち足りた気分は。たぶんこの瞬間、自分は世界でもっとも幸せな人間のひとりだろう。うつろな表情でむくりと体を起こした麻衣が、おれの股間に飛びついてきた。貧るようにチンコをくわえている。8分勃ちになったところで、おれの体にまたがった。おお、腰使いがハンパないんですけど。「すこいね」「ふふ、気持ちいいでしよ?」
チンコをこねくり回すような円運動に、頭の中は真っ白。そのまま本日2度目の発射と相成った。ふう。「ねえ、腕枕して」大の字でぶっ倒れているおれに、彼女が甘えた声ですりよってきた。リクエスト通り彼女の頭に腕を通し、軽く抱きよせる。鼻腔に漂う、心地よい洗い髪の匂い。一定のリズムを刻む雨の音。知らず知らず、おれは深い眠りについていた。
早朝6時。起き抜けに3度目の合体を果たしたあと2人で海へ。しばらく誰もいないビーチをぶらぶらと散歩してからお別れとなった。「じゃ私帰るね。バイバイ」「うん、また来るよ」いや5、久々にやりまくりましたなあ。満足満足。喫茶店で食べながら余韻に浸っていると、昨日のおばちゃんがニコニコと近づいてきてた。「今日も買うんやろ、女。また日本人紹介しよか?」うん、しばら<この島で暮らしたいッス

【エロ漫画】彼氏に風俗に売られた女、売春島・渡鹿野島から泳いで逃げる

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【概略・全文は上記記事をお読みください】
夏のくせに水が冷たい。波は高くないから油断していたけど、海はプールと明らかに感覚が違う。前に進んでいる気がしない。そうか、潮の流れってのがあったんだっけ。でも何だ、潮って?
もう引き戻せない。何が何でも陸にたどり着かなきゃ。もうこんな島にはいちゃいけないんだ。
私は平泳ぎからクロールに泳法を変えた。そのときまた少し水を飲んだ。苦しい。
グレ始めたのはいつごろからだろう。父親が家を出て行き、母親が新しい男を連れ込み、そしてそ
の男が私にまで手を出してきた、そんな出来事が立て続けに起きたのは、私が何才のときだったろう。中学時代にはすでに暴走族とも付き合いがあって、テレクラ売春でお金を作ったりもしたから、マトモじゃなかった。ただ、まだ人生に嫌気が差してはいなかったと思う。何をしようと親は心配なんてしてくれなかった。娘のことより自分たちのことに精一杯で、2週間ぐらい勝手に家を空けたときもまったく何も言われなかった。一緒に暮らしているという意識すら私にも親にもなかったのだろう。愛情のなんたるかもよくわからないまま、私はいろんな男と寝て、クスリの味を覚え、警察のお世話になった。そうだ、思い出した。あれは定時制高2年のときだ。母親の作った新しい男が、私を犯したのは。怖くて仕方がなかった。誰にも打ち明けられなかった。そして私は高校を辞めた。無目
的に毎日を過ごし、生きている意味すらよくわからないで、ときどき売春や窃盗を繰り返した。群れ
る仲間もいなかったから、いつも孤独だった。そんな折、17才の春。飲めないくせに喧騒を楽しむためだけにいつも行っている地元(愛知県大山市)の居酒屋で、私は1人の男と出あう。
「ねえ、一緒に飲もうか」
声をかけてきたのは、サザンの桑田によく似たヤサ男。タイプだ。ただ格好がマズかった。ボロボロのジーンズをはき、シャツにも穴が開いている。
「ねえ、名工則は?」
「真奈美」
男は武井と名乗った。回の上手い男だった。どうでもいいよなことをペラベラしゃべりながらも、
「お前の気持ちよくわかるわ」と、ときどき優しい言葉を回にする。27才という年齢も、すでに不良化していた私に抵抗はない。慣れないお酒を飲み、誘われるままラブホテルヘ。武井の上手なセックスに、私はトロけた。心の底から好きだったのかと問われると答に困ってしまう。でも、貧乏臭い格好をした彼の姿は、17才の娘をして「私がどうにかしてあげなきゃいけない」と思わせるものがあった。母性本能をくすぐられるというやつか。思い返せばいつも私はこの手のタイプに弱い。仕事もせず、いまどき珍しく車も持っていない彼とのデートは、いつも散歩ばかりだった。モンキ―パークで猿を見たり、ゲーセンで時間をつぶしたり。それでも、自分を理解してくれる人と一緒にいるだけで私はやすらぎを覚えた。出会ってから3カ月ほどたった7月上旬のある日、彼が電話をかけてきた。
「真奈美、今から旅行に行かへんか」
いきなり誘ってくるのはいつものこと。ただ、旅行というのがちょっと新鮮だった。
「いいけど、どこ行くん?」
「長島温泉なんかどうや」
「そうやなあ…」
温泉旅館の静かな夜。悪くない。ところが旅の途中、彼が行き先を変えようと提案してきた。
「島にでも行かへんか」
鳥羽のほうに小さな島があるから、そこで泊まりたいと言う。
「温泉より島のほうがオモロイよ」
「そうやなあ」
別に私としては温泉でも島でもどちらでもよかつた。遠出しているだけでなんとなく気分は良かっ
たから。そのまま電車に乗り続け、小さな駅で降り、そこからはタクシーに乗った。
「運転手さん、渡鹿野島(ワタカノシマ)行きたいんやけど」
ヮタカノシマ。初めて聞く名前だった。30分近く走ったろうか。タクシーは人気のない小さな船着き場で停まった。すでに辺りは暗く、涼しい風が吹いている。海の向こうに見えるのがワタカノシマらしい。薄灯りがぼんやりと見える。私たちは100円を払って小さな小舟に乗り込んだ。トントンと音を立てて、ゆっくりと島へ向かう。乗客は私たち2人と、おじさん数人だけだった。
「こんな島、おもしろいかなあ」
「ええやん」
行き当たりばったりの性格にはあきれてしまうけど、振り回されるのはそんなにキライじゃない。
夜の海を走る船に乗っていると、なんだかロマンチツクな気分すら覚えた。
彼は船が着くやいなや真っ直ぐに歩き出した。観光しようという気すらないようだった。たぶん疲れているんだろう。私はそう思った。
N旅館に入り、女将さんに率いられて10畳はあろうかという広い部屋に落ち着く。
「ちょっと待ってて」
ゆっくりする間もなく、彼が部屋を出て行った。宿代の相談だろうか。ここは温泉ないのかな。おいしいもの食べられるんかな。そんなことを考えるうちに10分20分と過ぎていく。彼は帰ってこない。遅いな。何やってるんやろ。しびれを切らしたころ、さっきの女将さんが部屋に入ってきた。
「あんた、今、売られたから」取り乱す暇すらなかった。武井が私をこの島に売った。売った?
「あ、あの彼は?」
「もう1人で帰ったって」
わけもわからず女将の前でへたり込んでいると、部屋にドカドカと着物姿のおばちゃん連中が入っ
てきた。いや、おばあちやんと言ったほうがいいかもしれない。60は優に超えている。
バアさんたちは日々に問いかけてきた。
「アンタはいくらなん,」
女将さんが答える。
「このコはまだまだ使えるから200万や」
「ほう、そうか。やっぱり若いコはそれぐらいか」
私は黙ってそのやり取りを聞いていた。何が200万なのか、薄々気づいてはいたけれど、聞き出す
のは怖かった。ぼんやりする間もなく、女将さんが着物を手渡してくる。
「今日から宴会行くよ」
「はあ…」
「あんた、17やつたね。何年生まれ?」
「52年です」
「50年にしなさい。聞かれたら19才って言いなさいよ。わかった?」
「はい…」
「あなた、誕生日は?」ぇ、50年です…」
「そう。あとショート2万、ロング4万。ロングは泊まりで朝の7時まで。お客さんに値段聞かれた
ら言いなさい」
ショートにロング。薄々気づいていたことは、現実のものとなった。私はここで男に買われるのだ。
「半分あなたのものだから。全部返済に回したかったらそうしてもいいし、貸してほしかったらそれ
でもいいし。あ、それから名前はどうしよ。メグミにでもしとくか」
200万で売られた私はここで体を売って200万稼がないといけないらしい。他のバアさんたち
はみんな100万で売られたんだそうだ。少しプライドが傷ついた。私はバアさんと100万の差しかないのか。1階の宴会場には、10人ぐらいのおっさんが浴衣姿で集まっていた。女のコ(バアさん含む)は15人ぐらいだろうか。私が最年少なのは一日でわかる。お酒を注いで回る彼女らを尻目に、私は部屋の隅のほうでボケーッとしていた。それでも男は寄ってくる。
「おネエちゃん、名前は?」
「メグミ」
「いくつ」
「あ19」
「へえ、若いのになんでおるの」
「つん、まあ旅行で来てから色々と…」「ふ―ん」
彼氏に売られたなんて、カッコ悪くて言えたもんじゃない。ゴマかしゴマかし、私は場をしのいだ。
宴会も終わりに近付いたとき、しょっちゅうちょっかいを出しにきていた1人の男が、ベロンベロ
ンに酔っぱらいながら私の肩を抱いて、女将さんに声をかけた。
「おばちゃ―ん、このコ」
「はいは―い」
男は、後に私たちがマスターと呼ぶことになる1人のおっさんに4万円を渡した。ロングだ。こん
な酔っぱらいと朝の7時まで付き合わされるのか。黙って3階にある男の客室に連れて行かれる。時間がたっぷりあるので余裕をかましたか、部屋に着くと男はゴロンと横になった。そしてすぐに聞こえてくる寝息。これは助かった。私はこっそり部屋を抜け出した。廊下ではバアさんたちが忙しそうに歩き回っている。
「あの、お腹すいたんですけど」
家を出てからまだ何も食べていない。バアさんの1人にそう伝えると、あっちで食べなさいと食事部屋を案内された。デッカイおひつにご飯と味噌汁。筍の煮つけや焼き魚などのおかずも並んでいる。好きなだけ食べていいらしい。味気ない夕食を口にする間も、廊下から慌ただしい音が聞こえてくる。これから毎日、私はここで働くのか。200万返すには、ロング2万円xl00日。冗談じゃ
ない。寝転がったり外を眺めてボンヤリしながら、私は朝になるのを待った。夜が明けたら船に乗って帰ろう。別に私が200万借りたわけじやないんだから。それにしても許せないのは武井だ。あんなに優しかったくせに私を売るなんて。ウトウトしていると、夜中になって1人の女のコが食事部屋にやってきた。内田有紀によく似たショートカットの可愛いコ。15人ぐらいいる女のコの中でも、唯一かなわんなと思っていたコだ。畳に座って彼女は話しかけてきた。
「あんた、なんでここ来たん?」
「彼氏に売られて」
「ふ―ん、そうなんや」彼女も最初は100万で売られてきたけれど、今は貯金をするために大阪から出稼ぎにきているんだそうだ。こんなキレイな人が可哀想に。
「すぐ返せるから大丈夫よ。外にも出れるようになるし」
彼女はお姉さんのように優しくいろんなことを教えてくれた。
「メグミちゃんやったっけ。ここ物売りが来るけど買ったらアカンよ」
聞けば、どこから持ってくるのか、行商人みたいなおばちゃんがロレックスの時計やグッチのバッグなどを売りに来るらしく、それを買うと借金が膨らんでなかなか帰れなくなるんだそうだ。その後、客室に戻った有紀さんと別れて、私は女のコ6人ぐらいが雑寝する寝室で眠った。とても疲れていた。ロング終了時間の朝7時、昨日のおっさんを起こしに行くと、いきなり怒鳴られた。
「1回もやってないっちゅうのはどういうこっちゃ―」
怒りたくなるのもよくわかるけど、勝手に眠ったのはそっちのほう。私の責任じゃない。
「うるさいわ。なんかあるんやったら女将さんに言うて」
一晩で私は気丈な女になっていた。ダテに中学からグレてたわけじゃない。その日の昼過ぎ、私は旅館の外に出て、島から逃げられるかどうか確認するため、海に向かって小道を歩いた。ジリジリと日差しが照りつける。昨日は暗くてわからなかったけど、この島は本当に何もない。時間が止まっている。10分はど歩いて、少し離れたところから船着き場の様子を見てみると、そこにはいかにもヤクザ風の男が2人立っていた。こらアカン、見張られてる。やっぱり私はここにいなければならないのか。私はトボトボと雑色寝部屋に戻った。新入りを珍しがって、バアさんたちが話しかけてくる。
「あんた、若いからすぐ帰れるやろ」
「ここは女を買いに来る島なんや。昔からそうや」
バアさん連中が言うには、渡鹿野島は売春で成り立っているような島で、観光や釣りに来る客はわ
ずか。他はみんな女のためだけにやってくるんだそうだ。武井はそれを知っていて私を旅行に誘い、200万の金を受け取って逃げ去った。この状況では、そう理解するしかない。なんて野郎なんだ。
夕方になると、有紀さんが言ってたとおり物売りのおばちゃんが、トレーナーや香水、洋服などをボ
ストンバツグに詰め込んで部屋の中に入ってきた。女将さんが横について、色々と薦めてくる。
「メグミちゃん。このバッグ、いい物だから買っておきなさい」
30万円もするシャネルのバッグ。こんなの持って島のどこに行けというんだろう。
「私、お金持ってないから…」
「買ったほうがいいわよ。お金は後でいいから」
もうどうにでもなれという感じだった。この旅館で暮らす以上、女将さんの機嫌を損ねさせるワケ
にもいかないだろう。
「じゃあ、買います」
「あ、そう。それじやこれ書いて」
答えた瞬間、女将さんは1枚の紙を取りだした。30万円の借用書だった。2、3日すると、私の中にも開き直りの気持ちが出てきた。逃げられないとわかった以上、ここで200万円分働くしかないんじゃないか。助けを呼ぶにも、島の中には公衆一電話も見当たらないし、携帯なんて持ってない。あの親が捜索願いを出さない以上、私はここで体を売らぎるをえないのだ。こうして私は物事を前向きに考えるように、いや、人生を達観するようになっていった。宴会は毎日のように行われた。相変わらずつれない態度で出続けた私だけれど、いちばん若くそしてかわいい(自称)ものだから、必ず誰かに買われた。2時間拘束のショートでも、私は部屋に入るやいなや着物を脱いで客の上にまたがり、15分ぐらいでイカせてしまい、すぐに宴会場に舞戻って次の客を取る。どうせ男なんて1回イケば疲れてしまうんだから、誰も怒ったりはしない。
ときどき宴会のない日にも、よその旅館からお呼びがかかり、男の部屋へ出向いた。やることはい
つも一緒。またがって腰を振るだけだ。1日に8人の客を相手したこともある。15分で終われば、また次の15分。そしてまた。さすがにアソコがヒリヒリしたけど、早く島を出るにはペースアップしないとしょうがない。そのせいで他のバアさん連中の妬みがヒドかった。サッサと済ませて部屋を出てきたところを「あんたはなんで15分で出てくるの」と背中を蹴飛ばされるなんてこと
はしょっちゅうだった。
「なによ―」
「あんた、ショートは2時間の決まりでしょ」
「そんなんお前に関係ないやろ。だいたいババアのくせに100万なんて生意気なんや」
口なら年寄りに負けるはずがない。それに女の子同士の喧嘩には女将さんが仲裁に入って、いつも若い私をかばってくれるから安心だった。ときどき高い物を買わせることを除けば優しい人だった。こうして寝るヒマを惜しんで稼ぐ私も、昼間は何もすることがなかった。有紀さんのように自発的に働きに来ているコは、借金がないから自由に島の外に出れるけど、私はここにいるしかない。
しょうがなく部屋で寝ているか、本棚にあった「ハロウィン」という恐怖マンガを読んで時間をつぶ
す毎日。テレビは、幸せそうな奴らが出てくるとムカツクからいつさい見なかった。ときどき散歩にも出るけど、やっぱり島内には何もなく、立ちんぼのように立っているおっさんやおばさんがなれなれしく話しかけてくるぐらい。暇を持て余した″ヨソ者〃は1人だけじやなく、私の後にも、ダマされて売られた「外出不許可」のコが何人かやってきた。7月の終わりぐらいに新しくやってきた女のコは、私と同じ手口でホストに連れてこられたのに、
「私はダマされてない。すぐ迎えに来てくれる」と、ずっと泣いていた。泣いたってしょうがないのに。この島で泣いたって誰も助けてはくれないのに。いつになれば島の外に出られるのか。最初の200万円に着物やバッグの借金が加わればいくらになり、そしてそれは1日に何人の客を取れば追いつく額なのか。私は紙に書いて計算していた。ズルズルと居続けるより、日標を持って働いた方がいいと思ったからだ。しかし何度計算しても、紙はいつの間にかなくなってしまう。ミステリー。じゃなくて誰かが見つけて捨ててしまっているのだ。いつまでも居させようというハラなんだろうか。
ミステリーと言えば、旅館の中には1つの謎があった。宴会部屋、雑魚寝部屋、食堂、客室以外に、
入ってはいけない部屋というのがあったのだ。女将さんがサイコロを持ってうろうろしているのを見たことがあつたから、たぶん博打をしていたんだと思うけど、ついにその正体はわからなかった。
島に来てひと月ほど経った8月7日、私は18才になった。自分でもすっかり忘れかけていたのに、
女将さんがどこからかショートケーキ2つを買ってきて、ささやかに祝ってくれた。
「メグミちゃん、誕生日やろ」
プレゼントとして小さな指輪をくれる女将さん。思わず涙ぐみそうになった。
「残り50万だから、もう少しで外にも出れるわよ」
こんな場所で誕生日を迎えるなんて思ってもみなかったけど、誰かに祝ってもらつたことなど久しくなかった私は素直にうれしかった。幼いころから親との軋礫に悩まされていた私にとって、女将さんは本当のお母さんのような存在になりつつあった。ここにいるのも悪くないなと、このときばかりは真面目に考えた。けれど同時に、この誕生日が島からの脱出を本気で思い立たせた日でもあった。18才の私がどうしてこんなとこにいるのか。このままだといつかあのバアさんたちのようになるんじゃないか。将来が急に怖くなった。そして私は、自分でもビックリするようなことを思いつく。―船に乗れないなら泳いで逃げよう。それなら夏の今しかない―本気だった。プールでしか泳いだことはないけれど、クロールでもバタフライでもとりあえずはできる。必死でもがけばなんとかなるはずだ。昼の間、外を散歩するフリをしながら、飛び込むべき場所を探した。船着き場からマトモに岸を目指したのではバレバレだし、断崖絶壁からジャンプする勇気はない。まずは手ごろなポイントを見つけなければ。めぼしい場所はすぐに見つかった。人影はなく、沖を船が通る様子もない。ここからまつすぐ岸を目指すのだ。ただ地図上では対岸まで500メートルぐらいしかないことになっているけど、見た感じその倍はあるような気がする。大丈夫だろうか。何度も何度もそのポイントを下調べに行き、人のいないことを確認した。泳げる、絶対泳げる。いつもそう思いながらも、青黒い海の色を眺めるうちに飛び込む勇気は萎んでいった。
決行の日は8月15日だった。計画の上ではない。旅館の2階廊下の隠れたところに、1台だけピン
ク電話があるのを見つけたことが引き金となった。私は思わず暴走族をやってる男友達に電話した。機動力のあるのはアイツらしかいない。
「真奈美やけど、覚えてる?」
「あ、どうしたん?」
「今、私、渡鹿野島におるの」
「どこや、それ」
「地図で調べて」
いきなりかかってきた電話に友達はびっくりした様子だったけど、説明するうちに私の置かれた状況
を理解してくれた。
「逃げるって泳いでか」
「泳ぐわ。だから迎えにきてほしいんやけど。地図で探して3時ぐらいに来て」
すでに決心はついていた。無理矢理買わされたバッグも着物も、旅行に持ってきた荷物も財布も全部放ったらかして、私は旅館を抜け出した。
まだ日は高い。島はいつものように静まりかえっている。立ちんぼのおっさんの前はわざと平静を
装って歩いた。小道を通って、例のポイントヘ。やっばり誰もいない。よし、今だ。
今しかない。服を着たままだと、水を吸った重みで体が動かなくなる。確か聞いたことがある。私はトレーナーとズボンを脱ぎ捨てた。もう恥ずかしさなんてなかった。ブラジャーとパンティ姿になっ
た私は、1メートルほど下の海に飛び込んだ。冷たい水が体を包む。慌てて手足を動かす。見つかったらまた連れ戻されてしまう。最初はそれだけを恐れて泳いだ。クロールに疲れたら平泳ぎに。体力が回復すればまたクロール。幸い誰も追いかけてくる気配はなかった。漁船も通らない。ただ途中で、岸にたどりつけずに溺れるんじゃないかと考え始めてからは、体が強ばっていうことを聞かなくなってきた。死にたくない。死にたくない。あれだけ人生に諦めの入っていた私なのに、やっばり死ぬのは怖くてならなかった。途中、いろんなことを思い浮かべた。私が死んだら誰が悲しむだろう。そんなことも考えた。誰の顔も浮かんでこないのが悲しかった。どれぐらいの時間泳いだかわからない。足が地面に着いたときは、ヽもつクタクタで、腕には感覚がなかった。下着姿で歩き回るわけにもいかず、私は首まで海に浸かりながら、友達の迎えを待った。バイクと車の爆音が聞こえてきたのは、到着後15分ほどしてからだった。
あれからもう5年になる。つい最近、懐かしくなって「N」の女将さんに電話をかけてみた。お金にはうるさかったけど、お母さんのような人だったと私は今でも思っている。「メグミちゃん、元気?最近不景気で困ってんのよ」近くにスペイン村(鳥羽市のテーマパーク)ができてから、渡鹿野島にも家族客が多くなり、だんだん島内が健全化しているらしい。夜もそれほど活気がないそうだ。
「いつでも戻ってきていいから」
女将さんは言った。その優しい言葉に、私はまたあの海を渡ってしまうかもしれない。
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