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タグ:ナンパ
最新更新日・2021年4月12日 バイブを吟味するおひとり様女子を追記しました【概略・全文は上記記事をお読みください】アナルもバイブもお任せ・特注アダルトグッズ作ります俳優AはSM好き、Cはスワップ愛好家、週刊誌を開けば、しばしば著名人たちの醜聞が取り沙汰されている。定かじゃないが、一つ確実にいえるのは、彼らが凡人と違う部分を持っていたからこそ、現在の地位を築けたという点だ。そしてそれは、ことセックスに関し...
「ポケトーク」をご存知だろうか。AIを搭載した小型の翻訳機械のことで、タレントの明石家さんまが、いろんな国の外国人と会話を楽しむテレビCMで話題になった。その高性能ぶりには驚かされる。機械に向かって日本語で話せば、即座にあらかじめ指定した言語に翻訳して機械がしゃべってくれるし、その逆も然り、即座に日本語に翻訳してくれる。これがあればガイジン女性だって口説けるじゃん!口説き英語なんてアイラブユーやユ...
街レポなどを見ていると、大阪には面白いおっさんが多いなといつも感心させられる。だからこそ期待してしまうのだ。これがテレビに映ってはいけない系のおっさんなら、ヤバいほどの笑撃度があるに違いないと。大阪で一番ヤバオモロいおっさんは誰なのかと——。裏モノではそんな主旨のレポートを過去2回にわたって実施してきたが、本稿はさしづめその第3弾にあたる。訪れるのはディープ大坂の総本山、新世界と西成だ。ではいってみ...
ネットで見つけた派遣会社に日雇いの工場バイトを紹介してもらうことにした。電話で問い合わせた後、派遣申し込みのために事務所へ向かうと、若い女たちもパラパラ来ていた。この子らと一緒に働くことになるのかしら。みなさん、工場でお会いしましょうね。申し込み用紙を書いた後は、スタッフとの面談だ。「単発でのご希望ですか?」「はい。地味な工場作業がいいんですが。でも、重い物を持つのはつらいんで、女性でもできるよう...
最も出会いにつながるSNSはどこかと聞かれたら、私は間違いなくカラオケSNSの「Smule(スムール)」を勧めるでしょう。このアプリは、スマホの画面に流れる映像に合わせてカラオケを歌い、その様子を撮影し、他のユーザーに公開するというサービスです。投稿したカラオケ動画に、ユーザー同士が「いいね」や「コメント」を送り合って親睦を深めます。まあ、簡単に言えば素人同士が歌を褒め合う、かなり恥ずかしいアプリって...
処女を捨てたい卒業したい女子が集まると噂の処女捨て島。福岡県博多湾にぽつんと浮かぶ能古島の別称だ。初体験を済ませたがってる地元の若い娘さんたちが、わんさかとやって来る島の真相を突撃ナンパリポートします。昔は大切に「捧げる」ものだったはずなのに、いつのまに彼女らは「捨てる」なんて言い始めたんでしょう。どうしてこの島にそんな名前が付いちゃったんでしょう。処女捨て島。福岡県博多湾にぽつんと浮かぶ能古島の...
郊外の国道沿いなどにあるコンビニは、車で訪れるケースがほとんどだ。 町中のコンビニのようにどこかへ向かうついでにふらっと立ち寄る存在ではなく、明確な意思をもって行く場所だといえる。だから、ちょっと気になっていた。郊外のコンビニに深夜遅く訪れる人たちは、どんな目的があってそうしているのか。 直接の理由が食料やタバコを買い求めることなのは言うまでもないが、普通の人が出歩かない時間帯にわざわざクルマに乗...
1、他人のイケメン写メで出会い系は有効か!?他人のイケメン写メで出会い系女を引っかけ、何食わぬ顔で会いに行き、「はじめまして」。会った瞬間、相手はドン引きし、回れ右して帰るはず。と思うのだが、この作戦、嘘のようなホントの話、なし崩し的にヤレたという成功談をチラホラ聞く。女にすれば、ムカつくわぁと思いながらも何となく文句を言いだしにくく、状況に身を委ねているうちにホテルへ、みたいなことだろう。つーか...
終電車の終着駅で降りると、タクシー乗り場によく行列ができてますよね。車がなかなか来ないなかで、みんな律儀に待ってる。本当、ゴクローサンって感じなんだけど、このシチュエーションがナンパには好都合でね。いつ自分の順番が来るかわからないようなときに「車、乗ってくって声かけられたら、誰だって心が動くじゃないですか。といっても、あの人混みの中で声をかけるのは素人ほら、タクシー乗り場の近くで、並ぷかどうか迷っ...
大人のおもちゃを買いに来ている女性はエロいはず!アダルトショップでナンパしてみた
自動翻訳機で外国人美女をナンパ・エッチなコミニケーションにも乗ってくれるか!?
おじいちゃんなのに女たらしでモテモテ・路上で男をナンパするホモ|大阪にはおもろいおっさんがいっぱい
女工ナンパドキュメント・女性従業員を狙って日雇いの工場バイトをやってみた
コロナ時代のおっさんのナンパ戦法はアプリカラオケSNSのSmuleでデュエットしてからリアルカラオケで口説く
昔は大切に「捧げる」ものだったはずなのに、いつのまに彼女らは「捨てる」なんて言い始めたんでしょう。どうしてこの島にそんな名前が付いちゃったんでしょう。処女捨て島。福岡県博多湾にぽつんと浮かぶ能古島の別称だ。
毎夏、初体験を済ませたがってる地元の若い娘さんたちが、わんさかとやって来る島。股間の膜を捨てたくて捨てたくてしょうがないバージンちゃんが押し寄せる夢のアイランド。よろしい。そんなに捨てたいなら拾ってあげます。捨てる処女あれば、拾うオッサンあり。福岡市内からフェリーに乗ることおよそ10分、目的の処女捨て島に到藩した。ます向かうは能古島キャンプ村海水浴場。島内唯一のビーチで宿泊客用のバンガロ-が併設されている。今日から2泊3日、おれたちもそこで寝起きし、処女ハンティングに邁進する所存だ。荷物をおろしビーチをふらついているうち午後になって若い女ばかりのグループがぽつぽつと増えはじめた。
どの集団も見たところ歳は20くらい。どこかアカ抜けない雰囲気を醸しだしているあたりマジで処女の集団のように思えてくる。とはいえ、どのグループも5、6人の大所帯ばかり。たった男2人で挑みかかるにはやや無謀な気もするけどどうかしら。「なんか大勢で楽しそうだね〜。おれらも仲間に入れてよ」「………」 話しかけた途端、それまでキャッキャと騒いでいた連中が、一斉に押し黙った。
「ちょっとそんなビックリしないでよ。一緒にバーベキューでもしない?もちろん材料はおごるから」
「結構です。自分たちで食べますから」とりつくシマなしです。こんな調子でめぼしいグループすべてに声をかけた。しかし処女ども(推測)は男慣れしていないのか、ガン無視するか、おびえたように口をつぐむばかり。まともな会話などできたもんじゃない。「彼氏持ちの人っているの?」「ヒミツ〜〜」
いったんバンガローで休息をとり、夜8時を過ぎてから行動を再開した。処女を捨てるのは夜なのだから、本番はここからだ。ビーチには、明るい光が点々と連なっていた。いくつかのグループがそれぞれ花火を楽しんでいるようだ。おや? おやおや? 女の3人組もいるんですけど。3人ならなんとか戦えそうですよ。ゆっくりと砂浜を踏みしめて、彼女たちに歩み寄る。
「こんばんは。花火、楽しい?」はにかむような笑顔が返ってきた。
「楽しいですよ。たくさん買いすぎたんで、よかったら一緒にやりませんか?」
「え、いいの?サンキュー」初めての好反応だ。ようやく、スタート地点に立てたぞ。
「島には3人で来たの?」
「うん、今日のためにみんなで休みを合わせたんだよねぇ」
「そうそう」
彼女たち、福岡にある中学の元同級生で、現在は別々の職場で働いているらしい。全員20才になったばかりとのことだが、それにしてはノーメイクだし、服装も色気がないしで、どこか野暮ったい印象がぬぐえない。そう、つまりアレを捨てにきたわけですね?と、そこまでストレートに聞くわけにもいかないので、やんわりと探りを入れてみた。
「この中に彼氏持ちの人っているの?」3人が笑って口を揃える。「ヒミツ〜〜」いるいないじゃなくて、ヒミツ。何よそれ。付き合ったことないんじゃないの? また処女可能性がアップしたぞ。てなわけで、缶ビールやチューハイを大量に買い込み、その場で宴会を始めることに。結果はどう転ぶかわからんにせよ、とにかく彼女らと一気に距離を縮めるには、アルコールの力が必要不可欠だ。
「はいカンパーイ。じゃんじゃん飲もうぜ〜」
「はーい。では遠慮なくゴチになりまーす」
それからワイワイと騒いで2時間。砂浜に20本以上の空き缶が転がったころ、勝ち目が見えてきた。
3人のうち1人はぐったりとあお向けに寝転び、残る2人もかろうじて意識を保っているだけという、願ったりな展開になったのだ。狙うべき相手はすでに決めている。黒髪ロングで、3人の中ではもっとも美形なアキ(仮名)だ。彼女は先ほどからトロンとなったまぶたをしばたたかせ、ふにゃふにゃしている。立ち上がり、軽くアキの腕を引く。
「ね、酔いざましにちょっと散歩でもしようよ」
「えー。いいけど、みんなは?」
「大丈夫、大丈夫。ほら、行こ」
ゴムペニスで破られてたんですね足取りの怪しいアキの肩を抱きながら、まっすぐバンガローへと向かった。途中、ガマンしきれずにキスをかましてみる。彼女は「んん!?」と驚きつつも舌を受け入れた。レロレロ、ビチャビチャ。柔らかくて、何やら甘い舌の感触が全身を包みこむ。手慣れた感じがちと意外だ。バンガローに入り、再び濃厚なキスを交わす。さあ、このまま一気に最後まで行っちまうか。
おめでとう、同級生3人の中で最初に女になるのはキミに決まりました!唇を離し、アキが言う。「ゴム持ってるの?」持ってますとも。いや、あのさ、それよりもさ、バージンちゃんがその台詞ってどうなのかな。アリかもしんないけど、おじさんとしては遊んでるコ感がしちゃうんだよね。
「ナマでもよくない?」
「ナマは駄目。彼氏ともしたことないし」
そうでしたか。とっくに処女膜なかったんですね。ゴムペニスで破られてたんですね。なーんだ、興味なくしちゃった。なんて、このおれが思うわけがない。処女じゃなかろうが、拾えるものは拾わなきゃ。いっただっきま〜す。翌日の昼。ビーチへ繰り出した。
処女捨て島に潜入しておきながら、あんなにフェラ上手で大きなアエギ声を出す、開発されまくり娘と楽しんでいるようじゃイカンわけで。思い出してニヤニヤしてるようじゃライター失格なわけで。ビーチのあちこちに若い女子グループがいる。今度ばかりは処女可能性の本気で高い子を見つけたいところだ。まずは浜辺でヒマそうに座ってるあの2人組に突撃だ。「こんちはー。隣座っていい?」
「あ、はい、どうぞ」
「若いよね。いくつ?」
「ハタチです」
「いいねぇ、缶ビール飲む?」
「わーい、ありがとう!」
ここまでは順調だったのだが、彼女らに「女2人ってことは彼氏いないんだ?」と質問したところ、「うちら2人とも最近別れたばっかなんですよぉ」。
処女可能性は1%未満だ。せっかくだけど別をあたろう。お次はあの清楚な雰囲気の3人組だ。ねえちょっとキミたち〜。
結論から言う。その後の数時間はまったくの徒労だった。計10組以上に声をかけては酒をおごってやったのに、みなことごとく過去に付き合い経験アリというこの理不尽。け、何が処女捨て島だよ!いつのまにかビーチの人影はまばらになっていた。時刻は夕方6時。すでに陽は西の空の低い位置まで下がっている。
「ね、あの2人組、まだ声かけてないだろ。行ってみね?」ツレの高山が指を差した先、はるか遠くのバーベキュースペースに、水着姿の女2人が見えた。行くか。「どうも〜」声をかけた直後に後悔した。あちゃ〜、どう見ても30オーバーのオバハンじゃんよ。が、すでに話しかけてしまったからには無視もできない。
「今からバーベキュー?いいなぁ、おれら腹ペコなんだけど。一緒に食ってもいい?」
体よく追い返されようと、わざと馴れ馴れしく言ってやったところ、
「そうなんだ、いいよいいよ。みんなで食べようよ」げ、ウソでしょ?可能性ゼロと断定するわけにはいかない。勧められるままイスに座ると、缶ビールを手渡された。
「クーラーボックスに入れて置いたからキンキンに冷えてるよ。じゃ、乾杯!」
「あ、カンパーイ…」妙なことになってしまった。何故か、えらく歓待されてるんですけど。「はい、ほらお肉も焼けたよ。食べて食べて」彼女らの名前はマサヨと知子。親友同士で、今日は知子の誕生日のお祝いがてら、福岡市内から能古島にやってきたのだという。2人ともまだ未婚の独身だそうな。ちなみに先ほどからずっとしゃべりっぱなしなのはマサヨだ。知子は無口なタイプなのか、まだほとんど声を発していない。
「ところでさ、2人って歳はいくつなの?」尋ねた途端、マサヨが大げさに騒ぎたてた。
「うっわー、初対面の女性にそういうこと聞くわけ? 信じらんなーい。…へへへ、35だよぅ」
へ? おれらとタメじゃん!やっぱ帰ろうかな。でも帰っても行くとこないしな。ちょっと考えよう。この2人が処女だなんてことはまずありえない。と、おれの中の常識は判断する。しかし彼女らが独身である以上、可能性ゼロと断定するわけにはいかない。
共に容姿がグダグダなだけに、ウチら恋愛しないまま35になっちゃったね友達です!みたいな推測もできなくないこともなくはないことも……ああ、もう面倒だ。処女ってことにして、前へ進もう。他にターゲットもいないわけだし。しかしその無理矢理すぎる脳内設定もすぐにムダとなった。飲み食いしてすぐ、2人は自分たちのバンガローへ戻ってしまったのだ。嫌がってるわけじゃなかったりして
早朝5時、何気なくバンガローの窓から外を眺めていたところ、マサヨがひとりで公衆トイレへ入っていくのが見えた。高山をたたき起こし、しばらく部屋を空けるよう頼んでから、走ってマサヨのもとへ。「おはよう」「あ、おはよう」「あのさ、ちょっと話したいことあるんだけど、おれの部屋に来ない?」ダメ元で頼んだところ、彼女はちょっと考える仕草を見せてから答えた。
「すぐ終わるならいいよ」手を引いてバンガローへ。ドアを閉めるや、背後から抱きつく。
「あ、こら、ちょっと、やだぁ、止めてよ」
「お願い、セックスしようよ」
「は? 意味わからん、やめて」「頼むって」「ムリムリ! 本当に怒るよ!!」
あまりの拒絶ぶりに思わず手を離した。ま、こんな何の策もない、ヤケクソな手段に訴えれば、誰だって怒るのは当然だ。が奇妙なのは、あれだけ大声で激怒しながらも、何故かマサヨが部屋を出て行こうとしないことだ。言うほど嫌がってるわけじゃなかったりして。ハードルを下げてみようかしら。
「じゃセックスはいいや。その代わりフェラしてよ」「イヤだ!」「だったら手でお願い」「イーヤ!」
手コキもダメなのか。なら、あとはもうアレしかないじゃん。
「わかったよ。自分でシコるから見ててくんない?」「………」黙ってるのは、OKって意味ですな。じゃあ、始めますよ〜。三角座りをするマサヨの前で、ばーんと大開脚し、シコシコ運動スタート!マサヨはサングラスをしたままその様子を冷ややかに眺めている。スキを見てかました胸タッチにも平然としたままだ。無反応ってのはつまんないな。おっと、いま口元ニヤッてしなかった?
「どうしたの? オナニー見せられて恥ずかしいの?」
「いやぁ、男ってみんなバカだなぁと思って」
「こんなの見たことある?」「ないよ。初めてだよ」
初のオナ見。つまり今この瞬間、あなたはオナ見バージンを捨てたってことだね。初めての男のこと、ずっと覚えておいて……くれなくてもいいや
処女捨て島でおっさんだって楽しみたい!
能古島は、福岡市内からフェリーで10分ほどのところにある小島だ。ここは昔から地元民の間では(少なくとも俺の周囲では)処女捨て島と呼ばれており、高校を卒業したての若いネーチャンたちがナンパされようとやって来る。だから島のビーチは、そんな女たちの騒がしい声でいっぱいだ。ここへ行ってナンパせよ、セックスせよ、という話ではない。いくらナンパ待ちの女とはいえ、いい歳こいたオッサンにホイホイついてくるほど世の中は甘くない。しかし他のビーチより、女のガードがユルいのは確かで、ビールでもおごってやれば、少しくらいならよろこんで会話に付き合ってくれる連中がほとんどだ。その日、若い男たちからさんざん声をかけられている女側にすれば、きっと俺のようなオッサンは、ハシ休めのような存在なのだろう。
いずれにせよ、水着姿のネーチャンたちとあれこれ話すのはめちゃくちゃ楽しいし、女も酔っ払ってることが多いので、場合によっては多少のセクハラも可能だ。
イケメンの偽写メでアポをとり待ち合わせのナンパの成功率の高さ!別人のイケメン画像ニセ写メ⇒ホテル直行作戦
他人のイケメン写メで出会い系女を引っかけ、何食わぬ顔で会いに行き、「はじめまして」。
会った瞬間、相手はドン引きし、回れ右して帰るはず。と思うのだが、この作戦、嘘のようなホントの話、なし崩し的にヤレたという成功談をチラホラ聞く。女にすれば、ムカつくわぁと思いながらも何となく文句を言いだしにくく、状況に身を委ねているうちにホテルへ、みたいなことだろう。つーか、こんなの成功するなら、もう怖いものなしじゃん!というわけで、準備したイケメン写メ、韓国だか台湾の、美容カットモデルの写真をパクってきたものだ。プロフィールは普通に「職業・会社員」「趣味・漫画」とし、「年齢」は27才設定に。ひどいサバ読みだが、他人の写メを使う時点で年齢どうのこうのはもう関係ないだろう。平日夕方。サイトの掲示板に書き込んでいる女たちに『よかったらしゃべろ〜』と爆撃メールを送ってみた。すぐに返事が。
『こんにちは。今は大阪住みなんだけど、よろしくお願いします(^_^)』
さすがはイケメン写メ、レスポンスがいい。大阪ねぇ。呼べばこっちまで来てくれるかな。でも、さすがに東京まで呼んで実はダマシでしたじゃブチ切れられるかもな。パス。また別の女からメッセージが届いた。21才の学生だ。『その写メ、アナタの写メなんですか?』
疑われてるぞ。こんなイケメンが出会い系やってるわけないってか?いいヨミしてるな。
『ぼくの写メですよ』『どこで撮ったんですか?』『プリクラの中で、スマホの自画撮りでパシャリっと。明るいんでスタジオっぽっく撮れてるでしょ(笑)』かなり無理があるとは思ったが…。
『カカオでしゃべれる? 電話したいんだけど』食い付いてきた。さすがイケメン!カカオIDを教えると、すぐに電話が。「もしもし、仙頭です」「…何してんのー?」
ギャルっぽい感じの舌っ足らずな口調のコだ。
「会社いるよ。そっちはどこいるの?」「家」「プロフに学生って書いてたやん、何年生?」「…2年」「若っかいなぁ。ピチピチやん」「何か写メとイメージ違う!」へ?イメージ?
「そんな関西弁しゃべる人と思わなかった。ぜんぜん違う!」電話は切れた。なんだよ、それ! しゃべりが顔に合ってないって、なんかショックなんだけど。3人目は、23才のコだ。
『メール、せんきゅーせんきゅー(^_^)』このバカっぽい感じ。プロフ写真はプーさん。こういう女は警戒心も薄いでしょう。『こちらこそせんきゅー。プーさん、何か面白そうな方じゃん』
『おもしろくないよーん。ただのヒマ人ピーポーだよーん』『ヒマしてるんだ。家でごろごろみたいな』『ブッブー。新宿ウロウロでしたー』場所を教えてきた。会いたがってそうじゃん。
『新宿いるの? ぼくも今、新宿いるんだけど。ちょっと会おうよ?』『笑。マジか?』
『マジマジ。なんならゴハンくらいはオゴるんで』『じゃあ待ってるよーん(笑)』
やりとり5往復でアポに。つくづくイケメンってのはスゴイもんだ。大急ぎで新宿に向かう。さてどんな反応をするのやら。やはりギョっとされはするだろうし、恨めしい目で見られるんだろうなぁ。カバンの中にマスクが入れてあることをふと思い出した。口元を隠してもまぁバレバレだろうが、気分的にラクだ。つけていくか。東口の交番前は、待ち合わせの人で混雑していた。プーさんにメールする。『おまたせおまたせ。交番前のどのへんいる?』『青いカバン持ってるよー』
どこだ? 道路のガードパイプに腰かけたぽっちゃり女の青いカバンが目にとまった。どうもどうもと手を挙げて近寄っていく。「サイトの方ですよね?」
彼女が顔を上げ、次の瞬間、目がくわっと見開いた。「…そうですけど…」食い入るようにオレの顔を見ている。「じゃあ、ちょとそのへんの店にでも入り…」「…なんか写メと違いますよね?」
表情がひきつっている。普通に怒ってんじゃん。やばいよやばいよ。どうかわせばいいんだ、これ。
「…そうかなあ。まあとりあえず行こうよ」「いや、でもちょっと。…あんまり時間もないんで」
「でもちょっとだけ…」「すみません」彼女は顔を伏せると、逃げるように去って行った。トホホ。
出張で地方にいくと、キャバクラによく行く。別に自分はイケメンではないし金持ちでもないが、毎回必ず女の子をアフターに誘い出して、即マンも何度かある。なぜか。カラクリを説明しよう。 東京のキャバの場合、女の子にドリンクを飲ませると、基本料金にプラスされる。グラス一杯1千円くらいか。高い。そうそう飲ませられない。でも、地方のキャバはだいたいどこの店も、女のドリンク代も基本料金に含まれているため、勘定を気にせず女に飲ませることができる。となると、客の男たちは女を酔わせてやろうと、酒をガンガン飲ませる。彼女らはいろんな客に飲まされるうちに酔いが回っていく。つまり、オレの地方キャバ作戦は、閉店間際に入るというただそれだけ。女は飲まされてグデグデになっているため、アフターなんて余裕のよっちゃんなのだ。
7、出会い系の口コミ評価サイトでカモの女性を探す男には注意が必要だ
ネットで偶然、面白そうなサイトを見つけた。
『出会い系口コミ評価サクラちる』というもので、悪質出会い系サイトで被害にあった連中が大量の口コミを投稿しているのだ。しかも投稿者の多くは女性によるもので、書き込まれてる内容があまりにもしょぼい。いくつか例を挙げると、
〈ペアーズのユーザー、ケンイチに注意です。ペアーズで知り合った女性を出会い系サイトの●●に誘導して、多額のポイント料金を使わせます。私もケンイチの甘い言葉にダマされて50万ほど使い込んでしまいました。本当に悔しいです〉
〈出会い系の▲▲はサクラしかいません。かなりのイケメンからメールをもらい、うっかり返信してしまいました。かわいそうな身の上話をされ同情したのが悪かったです。気がつけば親に借金してまでのめり込んでしまい、いま大変なことになってます…〉
〈恋人いない暦=年齢なので、彼氏欲しさのあまり冷静さを失ってしまいました。さんざん私を弄んだ人たちを許せません〉
いまどき、こんな典型的なサクラの手口にコロっとやられるワキの甘さ。彼女たちがいかにカモ体質かがよ〜くわかるだろう。同時に、男にさっぱり縁のない非モテ女子であることも。
彼女たちが非難する出会い系のサクラとまったく同じ手法をやるやつはいるだろう。
つまり、ネットで拾ったイケメン写メと甘い言葉で彼女らに近づき、すっかり相手がのぼせ上がったタイミングで、何かと理由をつけては金を無心していくやつだ。こんな奴が出てくるので騙された女性は注意が必要だ。
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このサイトには、口コミの報告主へ、第三者から直接メールを送れる機能がない。その代わり、ツイッターには同サイトのアカウントがあり、フォロワーが500人以上もいる。常識的に考えて、このフォロワーの大部分も、過去、出会い系で痛い目にあった連中である可能性は非常に高い。さっそくその中から女ユーザーだけをチョイスし、片っ端からフォローしまくった結果、およそ15人の女とあっさり相互フォローし合うことに成功した。ツイッターをやらない人にはチンプンカンプンだろうが、早い話、15人の女とプライベートメッセージのやり取りが可能になったわけだ。
〈フォローありがとうございます。婚活中のシンゴです。ぜひ仲良くしてください!〉
〈こちらこそ。ところでアカウントの顔写真ってシンゴさんご本人なんですか?超イケメンですね!〉
ファーストコンタクトの感触からして期待値はバリバリだったが、そこから徐々にエンジンをかけていくと、彼女たちはこちらが呆れるほど舞い上がった。●●ちゃんと話してると癒されるだの、素直になれるだの、そんなセリフであおるたび、熱烈な反応が返ってくるのだ。
〈もう好きすぎてヤバい。私、シンゴくんのためなら命だって張れるよ!〉
あえて断っておくが、この女たちはまだ一度もリアルに俺と会ってないのだ。にもかかわらずこののめり込みよう、ちょっとヤバくないか?
〈心配するだろうから黙ってたんだけど、実はこの間、バイクで事故っちゃって入院してるんだ。それでいま仕事してないから治療費とリハビリのお金が払えないんだよね。必ず返すから●●ちゃん、20万ほど立て替えてくれないかな?はやく怪我を完治させてデートしたいよ〉
こんなベタなやり口に、素直に金を振り込んではいけません。
駅の中声掛けにサギ写メアプリに巨根写真の修正加工|流行のナンパ方法6つ
1誘いを断れない女。最近流行の捕獲場所は駅の中にあり
マスク姿の美人がマスクを取った瞬間、とんでもないブサイクになった、という場面によく遭遇する。あれはつまり、どんなブスでも口元さえ隠せばアラが目立たなくなるということだ。この現象、男でも有効利用できることを知っていただろうか。
俺の顔は客観的に見て、絶望的にブサイクというほどではないが、点数をつけるなら40点クラス。いかにも売れない芸人にいそうなタイプで、唯一アピールできるのは、かろうじて二重まぶたなところぐらいか。なのでマスクを着けた程度で超絶なイケメンになれるわけはないのだが、そこは問題じゃない。俺のターゲットは出会い系サイトの女たちだ。サイトナンパで大事なのは何と言ってもプロフ写真。ここにネットで拾ってきた別人のイケメン写メを使用する。そして対面するときはマスク着用で。写真とは別の男っぽいけど、マスクのせいで3割増になってるため、完全な別人とは言い切れない。そこが狙い目だ。
何人かの女の子とやり取りを続け、間もなく大学生のミキ(20才)といい関係になれた。彼女は俺のことをプロフ写真のイケメンだと思い込んでいるからか、たまに指オナニーするだの、体験人数は15人だのとシモ系の質問にも素直に答えてくれた。さらには会えばセックスする約束まで。いざ初対面というところで軽く予防線を張っておく。
『実は昨日カゼ引いちゃったけど1日寝たらほとんど治ったよ。ちょっと咳がでるぐらい』
これで当日マスク姿で登場しても不自然さは薄れるはずだ。約束当日、待ち合わせの駅前にミキが立っていた。いかにも地味な大学生といった雰囲気だ。マスクを着けたまま、彼女の元に近づく。
「こんにちは。ミキちゃん?」「はい。初めまして」
不審そうにしているが、強引に手をつなぎラブホ方面へ。別人疑惑50%といったところだろうが、マスクを外してくれとは言えないのだろう。世間話をしながらコンビニで買い物を済ませ、あっさりホテルに連れ込むことに成功した。いざベッドの上で素顔を晒した瞬間、彼女の表情に一瞬戸惑いが見えた気がしたが、結局、最後まで文句は言われなかった。この成功で自信を付けた俺は、その後も同じ作戦で出会い系女にメールを送り続けた。2人目の女、サチは、真面目キャラの22才の介護師さんだ。彼女の場合、メールでは『早く会いたいです(^^)』などとテンション高めだったのに、対面した瞬間に無口な女の子になってしまった。どうやら怪しんでるようだ。
「じゃコンビニで何か買ってから行こうか」「はあ…」
いかにも何か言いたそうな雰囲気だったが、トークを続けながら歩きだすと、彼女はトボトボと俺の斜め後ろを付いてきた。やはり面と向かって「マスクを取って」とは言いづらいようだ。そそくさとコンビニで買い物を済ませ、どうにか近くのホテルに連れ込むことに成功。彼女がおとなし目な女の子だったこともあってか、結局、部屋でマスクを取っても最後まで文句は一言もでなかった。
このマスク作戦、4回ほど試したが、途中で「やっぱりやめます」とか「写真と違いますよね」などと言われたことは一度もない。ブサ面男子は試す価値はあると思う。
イケメン写真でアポり、パパ活オヤジが登場すると?
まずはネットからイケメン画像を拾ってきて、出会い系のプロフィール写真に使う。裏モノでもよく出てくる手口だ。まんまと引っかかった女とやり取りを続けるわけだが、この段階でエロトークなどは必要なし。見抜くべきなのは、その女が断れないタイプかどうか、そして貧乏人かどうかだ。
︿明日朝6時にメールしてこいよ﹀
︿太ももの写真、送ってこいよ﹀
こんな命令にちゃっかり応じてくるかどうかを確認し、
︿給料いくらぐらいもらってんの?﹀
などと懐具合を探る。で、いざアポとなり、イケメン写真とは似ても似つかぬおっさん︵自分︶の登場だ。第一声からストレートに行こう。
「あー、ごめんごめん、写真と違って。でも2万円お金払うからパパ活にしようよ。いいでしょ、ほら」昔はここでパパ活じゃなくワリキリと言っていたのだが、苦笑いしながらも応じてくれる子は大勢いた。ましてパパ活に変更してからは、ほぼ全員が「え…パパ活したことないし…」と戸惑いながらも交渉の場にあがってくれるのだ。
【エロ漫画】終電逃した女はナンパしやすい!深夜のタクシー相乗りも良し朝までお店で過ごすも良し
昔から女性とは無縁の生活を送っている俺。毎日、木造アパートでマスをかいているようでは縁がないのも仕方ない海かといってそれでよし、と思っているわけでもない。なもんだから、俺も人様を真似してナンバに挑戦したりしているんだけど、これが恥ずかしきかな連戦連敗。本当に、世の女性がひょいひよい付いてくるような現実があるのかとても信じられなくなってくる。
やはり十人並以下の容姿を持ち、さらに話下手な俺では、声をかけたところでツレなくされるのがオチなのか。モテない男は援助交際でもやってろと言われているようで実にツライ。というようなことを悶々と心に抱えていたところ、そこに一筋の光明が。
「落ち武者狩り」なるキーワードが目に入ったのだ。落ち武者とは終電を逃した女のこと。ルックスがマズクて金もなくサエない彼は、落ち武者を狙ってナンパしては成功させているというのである。いいところを突く人だ。確かに終電を逃して行き場を失った女なら、少々不細工な男にだって付いて行かざるを得ないだろう。まさか駅のホームで一夜を明かすわけにもいくまい。この作戦、ぜひ拝借させていただこう。
俺も落ち武者を狩ってやるのだ。雨の金曜日、俺は渋谷駅へと向かった。やはりナンパと言えば渋谷だろう。JR、私鉄、地下鉄、合わせて6本の路線が走っているということは、それだけ終電の数も多いわけで、すなわち乗り遅れる女性の絶対数も多いに違いない。
まずは地下鉄銀座線の終電、午前0時6分に狙いを定め、さっそく改札で様子をうかがってみる。が、予想に反して、終電を逃したことがわかっても慌てた素振りを見せる女性はおらず、平然と他の路線の改札に向かっていく。なるほど、考えてみればこれだけたくさんの電車が網の目のように走る街。特に地下鉄の場合は1本終電を逃したところで他の路線を使ってなんとか自宅近くまで辿り着けるわけだ。
ならば渋谷駅で一番遅い終電、JR山手線はどうか。なんたってもう他に乗る線がないのだから、彼女らも右往左往してあわてふためくに違いない。山手線の終電は午前0時52分。10分ほど前からハチ公口改札で待機していると、周りに遊び人風の若い男がたむろしているのがうかがえる。キョロキョロした素振りから察するに、どうやらこいつらも俺と同じ目的のようだ。何も考えてないように見えて頭いいんだな。
「最終電車が入っております。お急ぎください」駅員が改札の前で大声で叫び出し、辺りはバタバタと慌ただしくなってきた。さあ来い。必死に走って来てタッチの差で終電を逃す女よ。小走りに駆け込むオヤジやカップルに混じって1人きりの女も改札を通り抜ける。くそ、つまずかないかな。せっかくあんな高さ10センチもあるような靴をはいてるんだから、コケればいいのに。しかし、期待むなしく絵に描いたような「終電逃し劇」はついに見られず。
電車はあっさりと発車し、しばらくすると駅のシャッターも閉められた。こりやどうしたものか。うっかりしていたが、ナンパができなければ俺も行くところがないのだ。家に帰れなくなってしまったじゃないか。
朝までマンガ喫茶で粘るかと、駅を背にして繁華街に戻る途中、ビルの軒下で心もとなく立っている赤ら顔のOLを1人発見。考えるに、ギリギリ終電を逃したまさにその瞬間の人間というのはむしろマレで、逃しそうな、または逃した人間は駅の周辺にいることのほうが多いのかも知れない。俺は落ち武者に弓を放った。
「終電なくなったんですか?」「ええ」
やはり、そうだった。こんなところで1人立ってるなんてかわいそうに。よろしい、私が一緒に夜を明かしてあげましょ。「僕も逃しちゃったんだけど、よかったら飲みません?」
「いえ、帰りますから」「だって電車はもうないしさ」
間が空けば逃げられるとばかりに、必死で次々放つ弓。当たれ、当たってくれ。
と、前に停まった乗用車から長身の男が現れた。男の傘に入り、車へと向かう彼女。いくら電車がなくなっても迎えに来てもらいますってか。いまだにアッシー君なんてのがいるんだな、まったく。その後も、駅周辺の女性に次々とアタックを試みるが、「迎えが来ますから」「タクシーで帰ります」と言った答えばかり。交通手段は電車、という認識しかない俺にはとても奇異に映る。
見方を変えると、もし車さえ持っていれば「送ってあげる」という口実でホテルになだれ込めるという意味なのかもしれない。ま、貧乏人には到底無理な話だ。翌日の土曜日、今度は新宿へ向かう。もちろんここも巨大なターミナル駅だから終電逃し女には事欠かないはず。俺はすべての終電がなくなる午前1時過ぎから駅周辺を回遊して、所在なさげにしている女を物色した。と、南口に1人ポッンと立っているOL風の女を発見。結構酒が入っているようで、顔が赤い。
「良かったら飲みに行きません?」「いえ、歩いて帰ります」「歩くって、近いの」「近くないけど」帰ると言いながらも一向に歩き出そうとはせず、話を振るといちいち反応してくる。粘ればイケると踏んだ俺は、誉め言葉を武器に話を引き伸ばす。「お仕事は」「私、お芝居やってるんですよ」
「そうか、どおりでキレイだと思った。今日は仲間と飲んでたの?」「うん、飲み過ぎて遅くなって」これはいいパターンだ。飲み過ぎたらやっぱり休憩しなくちゃね。
「役者さんってやっぱりよく飲むんだ」
「いえ、もう1つ仕事していて今日はその会合だったんです。今の日本は環境に対する取り組みが足りないでしょう。それを改善し、なおかつ自分もキレイになろうって運動なんですよ」
何を言ってるんだか意味がよくわからない。なんだその運動ってのは。
「まったく新しいビジネスなんですよ」
女は持っていた鞄から天然素材のシャンプーを取り出し、あろうことか長々とその効能を説明し始めた。
「無理強いはしないんです。でも使ってみないと良いものかどうかわからないでしょう、ウチは組織もしっかりしているし…」
なんでこんな時間にマルチ女がほつつき歩いてるんだ。どおりで食いつきがいいワケだ。深夜に及んでも営業活動をするあたり、見上げたポジティブシンキング振りである。あきれて東口に戻ると、ガードレールに腰掛けてうつむいている女が1人。これこそまさに行き場を失ったスタイルだ。よもや、マルチ女ではあるまい。「ねえ、飲みに行かない」「そうですね」話しかけてみると、女は嬉しくてたまらないという顔で反応してきた。生まれて初めて体験するこのリアクション、さすが落ち武者ならではだ。彼女、遊びに行く約束をしていた友人が現れずにずっと待っていたところ、終電がなくなって途方に暮れていたとのこと。なんとも都合のいい状況だ。歌舞伎町方面に向かって歩き出す女。俺も後を続く。「じゃあ居酒屋でも行こうか」北の家族で安いチューハイでも飲ませようと提案する俺に女はこう切り返してきた。
「いいけど、いつも行ってるいい店があって、マスターに行くと言ってあるのよ・そこにしない?」
マルチ女の次はキャッチガール。新宿という町は油断も隙もないところだと、俺は改めて実感した。次なる舞台は池袋。渋谷も新宿もダメだったという単純な理由からだが、ここもまた埼玉方面に向かう私鉄が多数発着するターミナル駅。狙いは間違ってないはず。
駅構内に立っていると、山手線の最終1本前を降りた客が改札からドッと出て来た。すでに乗り継ぐべき路線はすべて終了している。つまりここから徒歩で帰る者以外は間違いなく終電逃し組だ。俺はその人混みの中に20才前後の女性を1人見つけた。様子をうかがうと、改札を出て腕時計に目をやった後、「しょうがないなあ」これはまぎれもない落ち武者だ。
「終電なくなっちゃったの?僕もなんだけど一緒に飲もうよ。仕事帰りかな。それとも学生?」
「学生に見える?うれし-」「お勤めなんだ。何やってんの」
「さてなんでしょ」そんなやりとりを2,3分した後、腕をとって彼女を立ち止まらせることに成功。「一緒に飲みに行こうよ」「でも私お金ないよ」
「いいよ。おごってあげる」「ホント?」こうしてついに近くの居酒屋へ連れ込むことに成功。彼女はユリと名乗る25才の看護婦で、童顔に似合わないニット越しの巨乳が何ともスケベだ。ところが、いかんせんアルコールを口にせず、酔わせようとする俺の魂胆を後目にひたすら肉じゃがだのお好み焼きだのを食べ続けるばかり。都合良く居酒屋は3時に閉店し歴たのだが、そのままホテルへ向かおうとしたところ、ユリは近くにあった看板を見てカラオケへ行こうとほざく。
かつてナンパに成功したことのない俺は強引なことも言えず、ここは彼女の希望に沿うしかない。なに、さすがにこの時間帯、素面でカラオケは歌えないはず。酔わせればこっちのものだ。が、この目論見も見事に交わされる。ウーロン茶を飲みながらパフィーの新曲やヒスブルを歌うユリは常に冷静で、肩を抱きよせてキスに持っていこうとすると、こうのたまうのだ。
「ごめんなさい。おごってくれるって聞いたからついてきたけど、私つき合ってる彼氏がいるの」彼氏の有無などどうでもいいからとにかくヤラせてくれと頼みまくるも、「そういうことは彼氏としかしない」とのつれない言葉。店を出ると空が白々と明けている。「ありがとう。ごちそうさま」と言い残してユリは始発電車に乗り込んでいった。夜勤慣れした看護婦は、テンションを一定に保ったまま夜を明かすことができるんだろうか。
翌週末、またも新宿へ。前回の教訓を生かし、今日の狙いはすでに酔っぱらっている女にする。しこたま飲むうちにいつのまにか終電の時間が過ぎちゃったという状況の女だ。終電逃しとは、いわば、もうどうにでもなれ的な状態なわけだが、素面ではなかなかそういう気分にはなりにくいだろう。
ユリのように朝まで冷静でいられたんじゃオゴリ損だ。深夜1時を回ったころ、駅から西口タクシー乗場に向かおうとする女性の足元がフラついているのを俺は見逃さなかった。ややトウのたった感じの女だが、声をかけると嬉しそうな様子で即座にOKの返事。そのまま近くのワインショップへと流れる。「ナンパされたのなんか久しぶり、明日職場で自慢しよう」
案の定、すっかりできあがっている。カズミと名乗るこの女性、四谷で同僚と飲んでいてついつい盛り上がり、新宿まで出てきたはいいが小田急線の連絡に間に合わなかったらしい。赤ワインを早いピッチで飲みながらカズミは一方的にしゃべりまくる。
「アタシね、好きな人がいるの」「ふ-ん」「でも告白したらフうれちゃって、違う自分作ろうと思って水商売のバイト始めたの」
「なんで水…」「アタシ頑張るんだ、でも水商売はすごく嫌なの」
飲むにつれ焼舌になっていくカズミではあるが、会話がキャッチボールにならずしかも内容がどんどん愚痴っぽくなっていく。
「バカヤローー.アタシの何がいけないって言うのよ-」
その後も俺はほとんど口をはさませてもらえず、延々と恋愛にまつわる愚痴を聞かされるハメに。ようやく店を出てホテルに誘うと、瞬く間に顔つきが変わり軽蔑するような目でこちらをギロリ。終電がなくなるほど飲んでいるとあらば、こうした酒乱女もいて然るべきなのか。
今まで立ち止まってももらえなかった俺が、女性とツーショット終電を逃した女はホントにひょいひよい付いてくるのかで飲めるようになっただけでも、落ち武者狙いは効果的と言えるのだろうが、ここまで来れば何としても最後まで行きたい。そこで俺は友人を誘って2人組でナンパすることにした。同じ終電を逃した女でも、1人よりは2人組の方が楽しく飲んで盛り上がれるってものだ。愚痴られてダウンな気分になっていては、勢いがつかない。池袋。深夜1時過ぎ、俺たちは大きな声でしゃべりながら駅に向かう2人組を立ち止まらせることにまんまと成功する。
「俺たち終電なくなっちゃったんだけどさ。一緒に飲まない?」
「私たちも。でもお金ないよ」
「キミらみたいなかわいい娘ならいくらでも出しちゃうよ。パーっといこうよ」
さすが2人組は強い。難なく居酒屋へ連れ込む。2人はタクシーで帰ろうとしていた大学病院の看護婦、トモミとマユミ「職場は出会いがなくてつまんないよ」
「じゃあ今日の出会いを大切にしよう、乾杯」古いつき合いの俺と友人の息がバッチリ合っているせいか、場は異常なテンションで盛り上がり、トモミとマユミもぐいぐいと酒をあおりまくる。息つく間もなく飲みまくるうちに居酒屋は3時で閉店。と、2人の内かわいいほうのマユミが真っ赤な顔で言い出した。
「カラオケ行きた-い」「よっしゃー」
そのままカラオケになだれこみ、ボルテージは最高潮に。俺たちは上半身裸になって踊り狂い、2人もまた振り付けを合わせて歌いまくった。
……カラオケを出たときは朝の6時になっていた。すっかり空は白み、道ばたのゴミをカラスが漁っている。彼女たちもさっきまでのはしゃぎ振りが嘘のように素に戻ってしまった。
「あ、もう始発来てるね」
盛り上げることに夢中になって時間配分を忘れていた俺たちは、どうしようもないマヌケだ。終電がなくなってから始発まではおよそ3,4時間。初対面の相手を落とすには決して長い時間とは言えない。つまり飲んでるうちに終電を逃したというならまだしも、1時2時に飲んで騒いでをやってる場合じゃないのだ。かといって終電前の、まだ困り果てていない女性のナンパは俺には無理だろうし、声をかけてからノークッションでホテル行きというのも無茶な話だ。
結論として、俺は郊外に進出する手に打って出た。都心に比べ終電が早く始発が遅い郊外ならば、飲んで騒いでも始発まで時間がもたないはず。ホテル行きは避けられないだろう。適度に郊外でそこそこの規模の町を検討した末、俺ははるばる大宮まで出向くことにした。午前0時40分。改札から出てきた20代と思しき女の子に声をかけると、思いのほか反応が良く、すぐに近くの居酒屋にイン。幼い顔立ちの彼女はシホちゃん、20才。都内の印刷会社で事務の仕事をしているのだと言う。
「どんどん飲みなよ。明日仕事休みでしょ」
「ウン、ここのサワーおいしい」
たかが居酒屋の酒をおいしがるなんて最近の子にしては珍しい。このコなら今度こそ上手く行けるかも。狙いどおり、始発まではまだたっぷり時間がある。
「中原さんは彼女とかいないの?」
「いないよ。シホちゃんとつき合っちゃおうかな」
「エヘヘ」素朴さが何ともかわいらしい彼女との会話に心も弾み、さらに酒を追加、そしてもう一杯…。さんざん飲んで店を出ると、まだ2時半。幸い近くにカラオケの看板は見えないし、ここはそのまま行ってしまうか。
「シホちゃん、休憩して行こっか」
「やだ、帰る」「帰るつたって、電車ないよ」
「駅前に自転車おいてあるんだ」「自転車?」
俺の手を振り切り、シホは「セクハラオヤジー」の一言を残して真夜中の暗い夜道を自転車で消えていった。あのコはいったい何だったんだ。終電を逃したんじゃなくて、ただほっつき歩いてただけなのか?こうして振り返れば、ナンパとしては失敗だが、今までは飲みに誘うことすらたったの1度もできなかった俺が意外と簡単にツーショットになれたのだから、落ち武者狙いもあながちバカにはできないだろう。ただ、もっとナンバの駆け引きに慣れた男なら最後の一線も越えられただろうことを思えば、やはりこれからは自分のキャラクターを磨く必要があるのかもしれない。
酔いつぶれた女がホテルに引きずり込まれる終着の品川駅