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記事一覧

  • 社会調査ルポ・JC援交売春ルームの狂気JK女子中高生が援助交際!?のお店の噂の真相は
    2018年07月19日突撃リポート

    ※この記事は雑誌裏モノJAPAN 2016年2月号 (2015年12月24日発売) の記事です。当時のものとして読み物としてお読みください。 以前『JK本番ルームに集う狂った面々』という記事を掲載した。東京新宿の、売春が常態化したJKコミュ(個室でお話する形態の店)で働く女の子

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  • 関西人は面白い?ディープ大阪の聖地・新世界〜西成でインタビュー|おもろいおっさんおばちゃんNO1は誰だ
    2018年07月18日突撃リポート

    ゴールデンウィークということで外人観光客や家族連れでごった返す新世界。その入口にさしかかったところでさっそく興味深いおっさんがあらわれた。オリックスバファローズのキャップとユニフォームを着込み、ゆらゆら揺れながら歩いている。ぜひお話しておきたい。○……お

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  • モテ髪・メイクを研究してる女も結局いい男とセックスしたいためなのか突撃取材
    2018年07月06日突撃リポート

    ごくまれに他雑誌の編集者と会うことがある。裏モノ系ばかりではなく、中には大手の女性ファッション誌編集部員なんてのもいるのだが、互いの仕事の話になったとき、ちょっと空気が変わることがいつも気になっている。(なに、この人。エロ本作ってんだ)といった蔑んだ視線

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  • 巨根好きな彼女が欲しい男向けのデカマラ出会い掲示板で巨チン好き女と出会った体験談
    2018年07月05日出会い攻略

    1、巨根オトコと巨根好きオンナがマッチングするという、ちょっとイカれた掲示板を発見した。この手のサイトは業者(他サイトに誘導する)による書き込みが大半だったりする。多分に漏れずココも業者書き込みが大半なのだが…。ものは試しと、オレもデカマラアピールをして

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  • 伝説の地雷デリヘル嬢の自分勝手な時短手抜きサービス|高飛車風俗嬢の接客態度を体験してみた
    2018年07月04日裏風俗・風俗体験談

    風俗における地雷とはメンヘラ、超デブスなどもありますがやはり時短や自分勝手な地雷嬢がきつい。実際に入ってるとどんなサービス内容だったのでしょうか?サービス最悪の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢伝説の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢がいる。風俗情報交換掲示板によると、

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  • LINEの友達掲示板アプリで実際に出会う方法・プロフィールにはどういう写真を用意すべきか
    2018年07月02日出会い攻略

    必勝法 どういう写真を用意すべきか。あらゆる出会い系メディアにおいて、アポ取りの成否を大きく左右するもっとも重要な要素のひとつは何と言ってもイケメン写メです。別の言い方をすれば、どんなに口説きのテクがあっても、トップ写真がブサイクじゃなかなかセックスにはた

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  • GPS・すれ違いアプリで出会うための話題会話の広げ方
    2018年06月28日出会い攻略

    すれ違いアプリで出会うための話題会話の広げ方一人勝ちすれ違い通信アプリの正しい手順を教えます。数多くあった、すれ違い通信を利用した出会いアプリの大半は廃れてしまったが、唯一生き残った。オシャレなデザインが女心をひきつけるからだろう。女子が多い出会いアプリ

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  • 日本一痴漢の多い埼京線に女装して乗ってみた・男の娘が女の気持ちを味わう体験談
    2018年06月28日ハッテン場ゲイ同性愛

    埼京線は日本一多い電車として悪名をとどろかせているが、実は女装子(女装した男)チカンのメッカであることはあまり知られていない。女装子チカン?つまり触られたい女装野郎が自発的に乗り込み、それを変態男が狙っているという図式だ。あんなギューギュー電車で好き放題

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  • 戊辰戦争の因縁の山口と会津の不仲ぶりは本当か現地の人たちに会って実証|突撃ルポ
    2018年06月22日突撃リポート

    タイトルを見ても、なんのこっちゃと首をかしげる方も多いことだろう。なので冒頭に少しお勉強的な説明をしておきたい。ときは幕末。維新を掲げる薩長同盟と旧幕府軍が戦った。この時、幕府軍として最後まで抵抗したのが会津藩だ。会津藩士は、維新軍からの激しい弾圧に遭い

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  • 潜在意識を刺激サブリミナル効果はSEX絡みの性的なものにも効果的か?
    2018年06月21日出会い攻略

    映画のフィルムの1コマ。わずか3000分の1秒のコマに、「ポップコーンを食べろ」のメッセージをはさんでおいたら、その日の映画館のポップコーンの売り上げがグンと上がった。って話は聞いたことがあると思う。コカコーラのバージョンもあったような。 サブリミナル効

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社会調査ルポ・JC援交売春ルームの狂気JK女子中高生が援助交際!?のお店の噂の真相は

※この記事は雑誌裏モノJAPAN 2016年2月号 (2015年12月24日発売) の記事です。当時のものとして読み物としてお読みください。

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以前『JK本番ルームに集う狂った面々』という記事を掲載した。東京新宿の、売春が常態化したJKコミュ(個室でお話する形態の店)で働く女の子と客の様子をリポートしたものだ。

あの時点では、これほど狂った店は他にないはずだった。当たり前のように「3万円でホンバン」と言ってしまうのみならず、そんな店にワクワクしながら通う客ですら、なんら異常性を感じていない様子だったからだ。

ところが今回、大阪日本橋にそれ以上の店が存在するとの情報が入った。そのJKコミュ『X(頭文字ではない)』にはなんと、中学(JC)までもが在籍しているというのだ。

平日夜7時。新大阪駅から地下鉄を乗り継いで「恵美須橋」駅に降り立った。ここから歩いてすぐの場所が大阪イチのオタク街、日本橋だ。東京の秋葉原よろしく、家電量販店やパソコンショップが点在しているのだが、それにまぎれて、メイドカフェやJKリフレなんかの怪しげな店も乱立しているようだ。

件の店は駅から堺筋を北上した「日本橋4丁目」交差点付近の雑居ビル6階にある。ビル1階には個人経営の居酒屋が入っている。外でしばらく観察してみたものの、通りは人の往来が少ない。それでも単独男性がぱらぱらとビルに入っていき、エレベータで6階に向かう姿は確認できた。

というか他の階で下りる人はいないので、皆『X』目的でやって来てるのかもしれない。エレベータで6階へ。どの部屋もトビラに看板が出ていないが、目的の店のドアには「Welcome」と書かれた板が飾られていた。耳を澄ますも、中から音は漏れ聞こえてこない。中ではオッサンが受付をしていた。

「初めて?」「えーっと」「初めての人は指名とかないから、30分7千円ね」ココ、一見客はフリー限定らしく、2回目から女の子の名前を申告して指名するシステムなのだとか(指名料千円)。

たしかに店内にはパネルなどもなく、オッサンが独りで佇んでいるだけだ。あらかじめらしき女の子の名前は把握している。ここは一見じゃないフリをしてその子を指名すべきだろう。
「あの、前に来たときについたAちゃん指名したいんですけど」「そうなんだ。じゃあ8千円ね」
疑われてないようだ。カネを支払うとオッサンが奥にあるカーテンを開いた。先にはトビラが4つ5つほどある。それぞれが個室になっているのだろう。部屋は4畳半ほどのスペースに2人掛けソファとちゃぶ台が置かれた簡素な作りだ。このソファであってはならないことが行われているのだろうか。

コンコン。ドアがノックされ、すぐに扉が開いた。入ってきたのは制服姿の女の子だ。「Aです、よろしくお願いします」

「…ああヨロシクね」

「寒いですね。泣きそうやわー」

パッと見たところ、この子が中学なのか、高校生なのか、もしくはそれ以上の年齢なのかの判断がつかない。黒髪ストレートの髪型はそれっぽいけど、化粧をしてるのでちょっと大人っぽくも見える。着ている制服は店から支給されたものだそうだ。
「Aちゃん、今日は学校帰り?」

「一度部活終わって家に帰ってから来ましたよ」

「部活ってなにやってるの?」

「吹奏楽です。地味ですよね」
吹奏楽部の女子中生が放課後にこんなバイトをしてるとは。Aちゃんはソファではなく、オレが座る向かいの地べたに腰を下ろした。
「いまぶっちゃけ何才?」「何才に見えます?」

「もっと下かなぁ」

「えー、嬉しいです。けっこう大学生っぽいとか言われるんで」

「もしかして中学?」「はい。2年ですよ」
「…そうなんだ。じゃあ14才?」

「はい。お店の人には言えっていわれてるんでナイショにしてくださいね」

素直にこの話を信じていいものか、判断は分かれるところだろう。だけど彼女の見た目と表情の豊かさにくわえ、手入れのされてないまっさらな爪にホンモノっぽさを感じざるをえない。彼女の爪をぼんやり見ていたとき、手の甲に書かれたメモが目に入った。「それなんて書いてあるの?」

「あ、明日持ってくモノです。」

そう言って甲を見せるAちゃん。『楽譜忘れず!!!』本当に吹奏楽部のようだ。そのとき、彼女が少し小さな声を出した。
「あのぉ、どんなことしたいですかぁ?」

「…えーっと、そうだなぁ」

「お話だけやったらおカネにならないんで、やりたいコト教えてください」Aちゃんの目がまっすぐとオレを見つめている。つまりは売春を意味しているのだろうが、こうして見るとあどけなさが充分残った子供の顔だ。

「いつもはどんなコトしてるの?」「いろいろですね。手とか、舐めたりとか」「もしかして最後までとかも?」「まあ、人によってかな?お兄さんやったらそれでもイイですよぉ」
「早く決めてくれ」とばかりに身を乗りだしてくるAちゃん。そんなコトできるはずないし、してイイはずもない。

「ちょっと考えさせて。ちなみにいくらぐらいなの?」
「手は1で、舐めるのは2」「…最後までは?」

「4は欲しいけど、アカンかったら3とかでもいいですよ」

…ダメだ。語り口はいっぱしの売春婦だよ。
Aちゃんによれば、この店はいちおうJK店としてやっているらしいが、ホームページやブログなどはないそうだ。ときどき近所で女の子がビラ巻きをして客を集めているらしい。
「この店に入ってどのくらいなの?」

「まだ2カ月ぐらいやったかなぁ。でも週に2回ぐらいしか出ないから、そんなに稼げてないですね」
「へえ。時給は出るの?」

「いちおう千円なんですけど、あとは部屋でお客さんからもらうカンジですかね」
「みんなエッチなことを求めてくるんだ?」

「えー、ていうか話だけで終わる人なんていないですよ。みんなそれ目的!」
ニッコリ笑って彼女は告白してくれた。なんと1日で最高8万円を持って帰ったこともあるらしい。ゲーセンで遊んだり、好きな服を買うのが楽しみなのだとか。
「実家に住んでるんだよね?お母さんとかに何か言われないの?」

「隠してますからね。お年玉をもらったら入れておく銀行口座があるんで、お給料はそこに入れてます」
「気づかれないんだ。でも服とか増えてたら怪しまれるんじゃない?」「バレてへんと思うんですけどね。中学なんでバイトはできないじゃないですか。まさかバイトしてるなんて思ってないはず」

その後しばらく雑談タイムが続いた。やれ同級生男子が子供っぽくてムカツクだの、部活の顧問がエロい目で見てくるだのと、女子中学らしい話題が続く。だが彼女はやはり健全な中学とは違っていた。スマホで時間を確認するや、焦った表情で言う。

「ていうか時間ヤバイやん。あの、ゴム持ってきてます?」

「いや、コンドームはないけど…」
「え、しないんですか?せっかくやし、遊びませんか?」

「オレは遊ばないよ。ごめんね」
「えー、そうなんやぁ。あー、わかりました」

途端に機嫌が悪くなり、きっかり30分経ったところで彼女が立ちあがる。

「じゃあ時間なんで」

店を出ようとしたところで、奥に私服姿の女の子が見えた。Aちゃんよりも大人っぽく見えるのでこの子はJKなのかもしれない。ビル内の同じフロアでしばらく観察していたら、客のオッサンが出てくるのが見えた。上機嫌らしく口笛を吹いている。話しかけてみよう。

「この店すごいですね。初めて来たけどビックリしちゃいました」

「ああ、ホンマ?ええ店やろ」
「けっこう来てるんですか?」

「せやね。まあおおっぴらには言われへんけど。ヌフフ」

ゲスイ笑顔だ。
「今日ついた子が中学だったんですけど、この店って高校生だけじゃないんですね」「ホンマに?え、なんて子?」「Aちゃんです」
「うわー知らんかったー。ワシはいつもJKやからなぁ」

高校生であっても完全アウトなのだが、オッサンは得意気に語りだした。この店は摘発を逃れるために移転を繰り返していて、現在の場所に入居したのが3カ月前であること。今までこの店で5人ぐらいの子につき、全員と本番プレイをしたこと。相場は2万5千円であること。そして最後にこれだ。
「Aやったっけ。次は絶対その子入るわ。最後までイケるんやろ?」
それには答えずにお別れした。その直後、今度はサラリーマン風の客が店から出てきた。
「中学の子がいるなんて、ココ大丈夫なんですかね?」
「ああ、Bとかそうやんね。でも絶対どこでも言ったらアカンで?ホンマに」
え、中学はAちゃんだけじゃないの?マジかよ。
「たぶんAとBぐらいちゃう?あとはみんな高校やろ」なんてこった。まさか中学が2人も在籍してるだなんて…。彼は先ほどまでそのBちゃんを指名して個室に入っていたそうだ。いったい何をしてきたのだろうか。

翌日、午後7時ごろ店に入った。受付の男にBちゃんを指名と告げ、個室に通される。すぐにノックが鳴り、黒髪ロングヘアの制服女子が入ってきた。
「初めましてですよね?隣いいですか?」
ソファに座るオレのそばに腰かけるBちゃん。太ももが触れ合うほどの近距離だ。昨日のAちゃんは見た目で判断がつかなかったが、この子は間違いなく中学と思えるほど幼い顔立ちをしている。

化粧っ気はなく、まるで姪っ子が家に遊びに来たかのような感覚に陥る。

「若いよね。何才?」「高1です」あれ、そうなの?
「ホントに? もっと若く見えるなぁ」「そうですかぁ?」
「ていうか友達がこの店でキミとしゃべったことあるって聞いてきたんだよ。そのときは中学って言われたらしいけど」

「…わぁ、そうなんですか。いちおうお店の人に、聞かれたら高校って言えっていわれたんで嘘ついてましたぁ」そうか。やっぱりそうなのか…。
Bちゃんは中3で、現在は受験勉強の傍ら、この店にちょこちょこ出勤しているそうだ。
「高校はどのあたりに行こうと思ってるの?」

「●●高校か、あとは私立かどっちかです。ウチ片親なんで公立がいいんですけどねぇ」
すかさずスマホで学校名を確認してみれば、ちゃんと実在する高校だった。それもけっこうな進学校っぽい。受験勉強が大変などと話すBちゃんだが、どうしても間近の太ももに目がいってしまう。ときどき脚を組みかえるせいで、スカートがめくれあがりそうになるのだ。そんなオレを見かねたのか、彼女が悪魔の提案をしてきた。
「どうします?ゴム持ってるなら3・5でエッチしますけど」
このタイミングでの誘い。太ももチラは意図的だったのかとすら思わせるぐらいに絶妙だ。だがそんなのに応じられるわけがない。「まあ、もうちょっと話そうよ。彼氏とかはいないの?」
「あー、ウチの学校の男子ってホンマにアホばっかりなんですよ。他の中学に乗り込んでケンカしてきたりとか、スカートめくりしてきたりとか。ガキすぎてホンマに興味ないです」
「じゃあフリーなんだ」「いちおう高校のカレは、いるようないないようなってカンジなんですけどね。あんまり遊んでくれないんで」

彼氏はキミがこんなバイトをしてることを知ってるのだろうか。再び学校生活の話題に戻る。彼女はけっこう成績優秀らしく、部活もやらずに勉強ばかりしてきたそうだ。
「だけど『チャレンジテスト』っていうのが今年から始まったんですけど、それが思ったより出来なかったんですよね」

「なにそれ?」
「なんかテストなんですけど、その結果が内申点に関わってくるんですよ。それがあんまりやったんで、ちょっとビビってるんです」
取材後に調べてみれば、チャレンジテストは大阪府の1、2年生を対象に今年の1月に行われていた。当時のBちゃんは中2の3学期だったわけで、図らずも彼女が現在中3との裏づけが取れた形だ。

そんな話も終わって沈黙が続いたところで、彼女の太ももがグイッとオレを押してきた。

「ゴム持ってなかったらフェラでもいいですよ」「ちなみにそれはいくら?」

「1・5とかですかね」「うーん。女の子たちはゴムを持参してないんだ?」

「それはダメですよ。だってそういうところだってバレちゃうじゃないですか」

「警察が来たときとかに?」「そう。一応お話だけっていうお店やから」

自分たちのやってることが違法であるという認識は、かろうじて持ってるようだ。
「他の女の子もみんなエッチなことしてるのかな?」

「そうやと思いますよ。わざわざそういうコトを話したりはせーへんけど、シャネルのカバン持ってる子もおるし」
「Bちゃんは何にお金を使ってるの?」

「私は、親におカネ入れてますよ」「え、中学なのに?」

「そう。片親なんで。親は居酒屋でバイトしてると思ってますけど」
それをまっすぐ信じる親にも違和感を感じてしまう。

「中学はキミだけ?」

「ワタシと、あと一人おるんかな?たぶん2人やと思います」

「へえ。でもなんでまた、この店で働くようになったの?」

「先輩から教えてもらって。あ、今も一緒に働いてる高校の子なんですけど」
彼女のスマホがピピピっと鳴った。30分のタイマーを設定していたようだ。Bちゃんは帰り際に頭を下げ、「次はゴム持ってきてくださいね」と部屋を出ていった。 

異常な空間をあとにして1階に立ちすくんでいたところ、6階から降りてきたエレベータから独りのオッサンが出てきた。

「あの僕これから『X』に入ろうと思ってるんですけど、中学の子がいるってマジなんですかね?」

「それは知らんけど高校はおるで。兄ちゃん、あんまり高いカネで交渉すんなよ?」「どういうことですか?」
「アイツら若いからカネぎょうさん取りよるやろ。それが当たり前になったら困るしなぁ。なるべく買い叩いとき」
相場を上げるなってことらしい。やはりこの店も、そこに集まる客も、腹の底から狂っていると言うしかない。

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関西人は面白い?ディープ大阪の聖地・新世界〜西成でインタビュー|おもろいおっさんおばちゃんNO1は誰だ

SnapCrab_NoName_2023-6-15_9-51-48_No-00
ゴールデンウィークということで外人観光客や家族連れでごった返す新世界。その入口にさしかかったところでさっそく興味深いおっさんがあらわれた。オリックスバファローズのキャップとユニフォームを着込み、ゆらゆら揺れながら歩いている。ぜひお話しておきたい。
○……おっちゃん ●……俺 
●こんにちは。
○おお、おお。こんにちは。
●天気がいいですね。
○ホンマやね。野球日和やわ。
(オモロ点1)
●オリックスファンなんですか?
○ううん。オマリー(※阪神↓ヤクルトに在籍した外国人)のファン。(オモロ点5)
●え、でもそれは…(ユニフォームをさして)。
○ああー。ワシこれしか着いひんねん。
●洋服はそれだけなんですか?
○そう。なんちゅうか、みんな捨ててもうたから。
●なんで捨てちゃったんですか?
○いろいろイヤになってしもて
なぁ。まあいろいろあんねん。(オモロ点10)
●なるほど。
○聞きたい?
●はい、よかったら。
○火事になってしまってな。ワシの部屋。
●え…。
○その日着てたこれだけしか残らんかったんや。(オモロ点5)
●それはそれは…。
○おっちゃんカワイソウやろ。お金あげたなったやろ。(オモロ点7)
●うーん。
○でも心配せんでええわ。ウソやから。でもお金ちょうだい。(オモロ点5)
●え、ウソなんですか?
○うん。ワシな、こないだケンカしてもうてん。で、むしゃくしゃしててな、家の洋服全部ペンキで赤く塗ってしもてん。せやからこれしか残ってないの。
●あらら…。
○それもウソやけどな。
●なんですかそれ!
○ガハハ、ほないくわ。(両手を握って祈るように)兄ちゃんに幸せが訪れますように!なんで初対面の人間に嘘ばっかりつくのかさっぱりだが、合計33点とそこそこの結果を残してくれた。以降のエントリー者はひとまず、この点数を目標にしていただくとしよう。
嘘つきさんと別れた直後、チャリにまたがった演歌歌手みたいな風貌のおっちゃんを発見した。作業着の下はYシャツネクタイ。あの前髪の流し方と襟足は、山川豊を意識してるのかもな。
●お散歩中ですか?
○せやで〜。暑うてかなわんなぁ。
●ホントですね。それにしても髪の毛とかカッコよくまとめていらっしゃいますね。
○ホンマ? そう思う? 嬉しいわ〜。大枚はたいた甲斐あったわ。
●え、散髪にいくらぐらいかけてるんですか?
○7億。(オモロ点2)
●…あはは。
○なんや、オモんないか? せやけどあながちウソやないで。
●とにかくカネはかけてるってことですか?
○うん。1日2回床屋行くこともあるしな。(オモロ点5)
●へえ。
○ハシゴや。アソコでやってもろたけど今度はこっちで整えてもらおうってな。不思議やろ。このこだわり、ワシにもわからんねん。(オモロ点5)
●どこらへんが一番のポイントなんでしょう。
○暑いかどうかやね。涼しげにできるかどうか。
●髪型なのに暑さですか?
○せや。どんなにビシっといっても暑かったら意味ないしな。かといって寒すぎてもアカン。
●難しいんですね。
○そうやー。せやから洋服で調整すんねん。暑いなって思ったら一枚脱ぐし、寒かったら着んねん。それがオトコっちゅうもんや。(オモロ点5)
●それって髪型あんまり関係ないんじゃ…。
○(眉間にシワを寄せて不機嫌に)兄ちゃんオモロイこと言うなぁ。毛は命やろ。そんなん言う子は
ハゲの神様に捕まんで?(オモロ点4)
●あはは。
○ハゲ散らかしてまうど。(深呼吸して)「髪は命」ってな、女だけのもんやないねん!
●すいません。
○ええねん。わかったら走って去れ!(オモロ点10)
計31 点。立ちあがりのベタなボケに不安を感じたものの、怒りだしたことによって小ボケ点を稼いだ。将棋屋の外から盤を見つめるおっさんたちの中に、濃い水色のハットに淡い水色のトレーナーという、なかなかのオシャレさんを発見した。
●将棋いいですねー。
○うん。
●(他人の盤を指差して)なかなかイイ勝負なんじゃないですか?
○緊迫しとるわ。
●将棋好きなんですか?
○ここらじゃ将棋好きやないと生きていかれへんからな。
●へえ、でも…。
○(さえぎって)アカン。ワシやったらもっとオシャレな手打つわ。(オモロ点7)
●オシャレな手?
○うん。ダッサイわ〜。ダサ坊のヘタクソな手やわ〜。(オモロ点7)
●どういうのがオシャレな手なんでしょう。
○(アーケードに響くほどの大声で)パッシ!!(オモロ点15)
●え、どうしたんですか?
○オシャレってこういうことやん。ええ音鳴らしたほうがええやんな?(オモロ点8)
●ああ、どこに打つかじゃなくて音出すのがオシャレなんですね。
○両方やな。ええ場所に、ええ音で打つ。それがオシャレな一手。兄ちゃんも覚えとき。(オモロ点5)
●はい。そういえば格好も水色でまとめててオシャレですね。
○どやろなぁ。キミにはオシャレに見えてるかもしらんけどここらじゃ普通やで。スタンダードオシャレやわ。(オモロ点10)
●そうですか?
○井の中の蛙っちゅーのは一番恥ずかしいからな、何事も謙虚に考えんと。オシャレやなんて思ったらアカンねん。向上心なくなんねん。
●なるほど。
○(手を動かして帰れといわんばかりに)将棋見とるから、な?ごめんな、命がけで見とるから。
(オモロ点8)
●あ、すいません。
○ゴメンな。命削っとるから。
(オモロ点12)72点という高得点を叩きだした。いきなりの大声に面くらったものの、終始『オシャレ』をテーマにした話の展開は見事だ。夕方になりさらに活気が増してきた新世界。一杯ひっかけたであろう、酒のニオイをまとったおっちゃんたちもぞろぞろ現れはじめた。背後から声が聞こえてきた。振り向いた先にはかなり高齢のおっちゃんが。
○しんどいわ。しんどい。
●こんにちは。どうしたんですか?
○なんやキミは。しんどいワシに向かって意見する気か。(オモロ点3)
●いえいえ、そんな。
○しんどい言うてたらアカンのか? 目潰したろかいな。目潰すで。(オモロ点4)
●すいません。そんなつもりじゃ。
○しんどい言うてるうちはまだしんどないねん。おっちゃんの言うこと覚えときや。
●どういうことですか?
○ワシしんどいしんどい言うとるけども、ホンマにしんどかったら言えへんっちゅーこっちゃ。だから安心せえ。(オモロ点30)
●ああ、なら良かったです。
○なんや関東の生まれか?
●はい、東京から来ました。
○地底人やな。(オモロ点20)
●はい?
○東京もんなんてのは地底人みたいなもんや。なかなか会われへん。
●あー、そうですか。
○キミ、男に興味ある? ケツマンコ。(オモロ点200)
●え、いやいや、そっちの気はないですよ。
○あ、そうかいな。なんや。相手したろか思ったんや。(オモロ点40)
●オジサンはそっち系なんですか?
○むしょうにケツマンコしたなるときあんねん。でもノーマルや。ノー、マ、ル!(オモロ点22)
●あははは。それノーマルじゃないですよー。
○目潰すど。どっか行け!(立ち去る)
意外な展開から本日最高の319点を獲得した。
最初のしんどい、本当はしんどくないのやり取りから急激なホモ話へのシフトチェンジはお見事。考えたくないけど、オレの見た目がオッサンのムラムラを引き起こしたのかも。ゲームセンターに入ってみる。ここが普通と違うのは客の大半が50才オーバーのおっちゃん(おばちゃん)であることだ。皆パチスロや競馬ゲームにもくもくと取り組んでいる。そんな中、他人のスロットを見つめるおっちゃんに注目した。頬に手を当ててなんだか不安そうな表情だ。
●スロット見てるんですか?
○(キョロキョロして)え、僕に話しかけてんの?
●はい。
○(またキョロキョロ)え、なに、幽霊? ボクにしか見えてないんか?(オモロ点5)
●いや、人間ですよ。
○(キョロキョロ)すまん。ホンマになんもせんといて。ボク今日誕生日やねん。連れてかんといて。(オモロ点25)
●…あの。
○なんで僕なん? 僕にきたん?
●いやなんとなくです。スロットやらないんですか?
○やりたいけど誕生日やねん。カネ使ったらプレゼント買われへんやないの。(オモロ点18)
●ご自身でプレゼント買うんですか?
○だって誰もおれへんからなぁ。お母ちゃんぜんぜん僕のこと考えてくれへんし。自分のことばっかりや。
●奥さんですか?
○そや。ボクのことほっといて毎日食べ放題行っとるわ。お母ちゃん食べ放題好きやわー。(オモロ点8)
●そうですか。さっきの幽霊だなんだっていうのはどういうことでしょう。
○いやいきなり来られたら幽霊おもうやん。自分、幽霊と間違えられたことない? 間違えたの僕オンリー?(オモロ点14)
●オンリーです。初めて言われました。
○失敬しましたな。でももうちょい人間っぽくしてくれんと。話しかけるときは「幽霊ちゃうねんけど」って最初に言わんと怖いからな。心がけてな。(オモロ点30)
●はい、すいません。誕生日パーティはやらないんですか?
○やらん。こうやって人様のゲーム見てるのがお祝いみたいなもんやね。幸い(目の前のスロットが)勝っとるみたいやから、なおさらやわ。(オモロ点9)
●そうですか。自分ではやらないんですね。
○ケーキ買われへんからな。ケーキ食べたいし。(オモロ点10)
 合計119点。立派な数字だが、誕生日の話で加点を伸ばしきれなかった。惜しい。誕生日をゲーセン、しかも他人のスロットで祝うという斬新な行いには感服せざるをえない。ゲーセンを出て歩き出したところで、後ろから独り言が聞こえてきた。白ヒゲをたくわえたおっちゃんだ。
○(うなるように)びゃあ、びゃあ〜。
●すいません、それって何を言ってるんですか?
○びゃあ、びゃあ〜。(オモロ点10)
●あの…。
○(ため息をついてから)なんや。
●何をおっしゃってるのかなと。
○(不機嫌そうに)はあ。猫のマネしとんねやぁ。猫のー。(オモロ点14)
●猫ですか。
○猫のマネしとんねや。お天道様の下で。生き甲斐や。(オモロ点12)
●どうして猫のマネなんでしょう。
○兄ちゃん犬飼ったことある?
●はい、飼ってます。
○あんなもん猛獣やろ。食い殺されるで。(オモロ点8)
●そんなことないですけどね。
○ワシの弟、もうほとんど食い殺されとったみたいなもんやからな。もうムチャクチャやったわ。(オモロ点17)
●え、飼ってらしたんですか?
○昔な。弟、毎日食われてたわ。
●噛まれてたってことですかね。
○噛まれる、食われる。同じやないか。もう猛獣はイヤやねん。猫はええどー。
●今は猫を飼ってるんですね。
○家の前に集まりよんねん。ワシのしょんべんとかもペロペロ舐めとるわ。立ちション。(オモロ点
13)
●家の前で立ちションするんですか?
○そういうときあるやろ。それでも猫はペロペロしてんねん。だからワシ、あいつらのマネするって決めたんや。毎日やっとるわ。お天道様の下で。生き甲斐や。(オモロ点10)
●なるほど。とにかく猫が好きだと。
○あとカルシウムも好きやね。
(オモロ点500)
●カルシウム?
○カルシウム好き。桜エビも好きや。(オモロ点350)
●へー。
○カルシウムと結婚しとったら良かったわ。猫飼って。(天を仰いで)楽しい毎日になっとったやろなー。(オモロ点8)
●そういうもんですか。
○パチンコ行くから、ほな、おおきに!(立ち去る)942点。文句なしのトップに浮上だ。猫のマネから犬叩き、さらには唐突なカルシウム好き発言と文句のつけようがない流れと言えよう。新世界から西成に足を向ける。その途中で驚きの光景が目に飛び込んできた。道路の植木にのめりこむ形で、雑誌を立ち読みしてるオッサンがいるのだ。近づいてみて腰を抜かした。あれエロ本じゃん。
●ちょっと失礼します。
○(こちらを一瞥して)おう、今日もええ天気やねっ!(オモロ点5)
●どうも。それ何を読んでるんですか?
○(視線は本にやったまま)ん?いや読んでへんよ。(オモロ点20)
●え、でも見てるじゃないですか。
○いやひなたぼっこしてんねん。ええ天気やね。(オモロ点38)
●いやいや。
○なに、ワシに興味あんの?(オモロ点6)
●ええ、なんでこんなところでエロ本読んでるのかなぁって。
○読んでへんよ。オメボンなんて。
●オメボン?
○(エロ本をガサガサ揺らして)これ。オメ本やん。読んでへんよ。拾っただけ。(オモロ点25)
●植木にのめりこみながら熟読してるように見えたんですけど。
○あそう?ぜんぜん読んでへんけどなぁ。拾ったまま動けなくなってただけやで。(オモロ点50)
●え、動けないんですか?
○うん。ちょっと一人じゃ無理やわ、これはさすがに。カラダにガタきてるから。この体勢のままでしかおられん。(オモロ点20)
●手伝いましょうか?
○いやええよ。別にええわ、このままで。
●ずっとこのままいるんですか?
○まあ人生なんてそんなもんやろ。動きたくても動けないときだってあるやん。ワシはそういうの、流れに身を任せるほうやから。まさにこの草(植木)に身を任せてるのと同じやで。(オモロ点26)
●へえ。家は近所なんですか?
○うん、近くよ。
●帰りたくないんですか?
○うん、いや、そらいつかは帰るで。でも今じゃないんやな。今は無理やから。
●そうですか。じゃあボク行きますね。
○うん、気いつけて。
●エロ本読んでましたよね?
○読んでへんよ。拾って動かれへんようになっただけ。(オモロ点80)エロ本を読んでたことをかた
くなに認めない姿勢で合計270点。最後はこっちがフッたようなものだが、見事な返しにとにかくしびれた。途中の身を任せる〜のあたりは何かウマイことを言ったみたいな雰囲気だったが他に比べて点数は伸びず。名脇役でんでん氏に似たおっちゃんが、首元よれよれTシャツを着てコンビニ前に座っていた。
む、なにかブツブツ声が聞こえる。おそろしいが近づいてみよう。
○ムニャムニャムニャ…(お経みたいだが聞き取れず)。
●(さらに近づき耳をそばだてる)
○…ビバビバ、ビバビバビバビ
バ。
●あのう、すいません。
○ん?
●さっきからそれ、何をおっしゃってるんですか?
○ビバのこと? おまじないやん。(オモロ点20)
●ビバ、ですか。
○(また小声で)ビバビバビバ、ビバビバビバビバ。
●どういう効果があるんですか?
○まず、眠気が覚めるよね。(オモロ点200)
●え、ホントですか。
○あとダルさも取れるしな。兄ちゃんもやりたい?(オモロ点80)
●そうですね。
○ビバビバビバ、ほら。
●ビバビバビバ。
○で、ビバビバビバビバ。4回。
●ビバビバビバビバ。
○どう? 調子ええやろ?(オ
モロ点2万)
●そうですね。眠気とかダルさを取るために唱えてるんですね。
○パチンコ行くねん。(オモロ点11)
●これからですか?
○せやからビバビバやっとんねん。3回のあと、4回やから。それ間違ったらアカンわ。最初からや。(オモロ点23)
●はい。もしかしてパチンコにも効果あるんですかね。
○ないよ。でもクセになっとんねん。(オモロ点5)
●誰かから教わったんですか?
○ツレやな。ゴミ屋で働いてたときのツレ。あいつ死んだんちゃうかな。ゴミみたいな顔してたし。(オモロ点400)
●生きてるといいですね。
○まあどっちゃでもエエけどな。ワシさえ生きてれば。(オモロ点200)
●そんな…。
○(無視してポケットからラジオを出し、イヤホンで聞く)ビバビバ…。(オモロ点90)
ちょっと点数の付け方がもはやわからなくなってきたが、脅威の2万1千29点だ。ビバビバビバ…もはやこの世の人間とは思えない…。ふと視線の先に一人のオッサンが見えた。コーヒー屋(喫茶店)の看板に寄りかかって缶コーヒーを飲んでいるのだ。これはぜひお話してみたい。
●こんにちは。
○おう社長、どしたん?
●いま何やってるんですか?
○考えごと。
●何についてでしょう。
○結婚指輪って給料3カ月分って言うやん? わけわからんな思って。(オモロ点11)
●まあ人によるとは思いますけど。結婚されるんですか?
○しないしない。そもそもワシの給料3カ月分って言ったら、せやな、ええとこチャリぐらいちゃうの? 割とエエ感じのチャリぐらいしか買われへん。(オモロ点30)
●なんでそんなことを考えてたんですか?
○ヒマやしなぁ。考えごとでもしてな一日終われへんし。(オモロ点9)
●他にも何か考えごとしてそうですね。
○あんなあ、そんなズケズケ聞かれて簡単に教えると思ってる?
●あ、すいません。
○ワシかて色々考えとんねん。でも全部教えるわけにはいかん。
●そうですよね。
○ちょっとだけ知りたい?
●はい、ぜひ。
○どうしよかなー。タバコくれたら教えたってもええけどなぁ。(オモロ点30)
●(1本取り出して渡す)じゃあお願いします。
○うーん。これやとホンマにちょっとしか教えられへんで?(オモロ点38)
●(もう1本渡す)これでいいですか?
○よっしゃ。あんな、考えごというても色々あんねん。だいたいこの道がな、ホンマに道かどうかなんて誰もわかれへんで?
●どういうことでしょう。
○みんな道や思ってるやろ。でもそんなんちゃうねん。ワシはこれ、おにぎりやと思ってるしな。
●道じゃないんですか?
○いんや、ちゃうな。ワシはこれおにぎりやと思ってるしな。腹減ったらパクパクいってまうわ。(オモロ点15)
●えっと。
○そういうこっちゃ。道かなんか知らんけど、人によって見方がちゃうねん。ワシがホンマにおにぎりやと思ってても全然オカシクないねん。せやから人間って、オモロイねん。(オモロ点26)
●うーん。難しいですね。
○食べてみる?(オモロ点80)
●いや無理ですよ。
○じゃあワシ食べたろか? 人の考えを否定する前に、これがホンマに道やっていう確証あるんか?
●道だと思いますけどね。
○兄ちゃんわかってないな。タバコくれへん? もっとちゃんと説明したいわー。(オモロ点30)
●(1本取り出して)これで。
○アカンアカン。これじゃしゃべれへん。もっとタールのキツイのじゃないと人間のオモロさ語れへん。(オモロ点33)
●買ってこいってことですか?
○そうは言うてへんがな。せやけど兄ちゃんがワシを知りたいなら、そういうことやけども。
●考えてみます。
○セブンスターでよろしくな。(オモロ点36)
計338点。マジでタバコを買ってもっと語ってもらおうと思ったのだが、戻ってきたら忽然と消えていた。残念だ。深いような、浅いような話だった。最初の給料3カ月分の話はいったいなんだったんだろう。
そろそろ終わりにしようと引き返す途中、後ろから声をかけられた。謎のガラシャツを着たスキンヘッドのおっちゃんだ。
○おい、おい、そこの社長!
●え、僕ですか?
○ワシ、ここらでアンケートとってんねん。協力してや。
●アンケートですか。
○ワシといえばチャーミングなお尻が有名やねんけど、もう一つ、めっちゃええトコがあります。それはどこでしょう?(オモロ点30)
●えーっと。クイズですか?
○そうそう。はい、どこでしょう。
●うーん。
○(真顔でリズムに乗せて)ズン、ズン、ズン、ズズン。(オモロ点14)
●それはなんですか?
○はよせな時間切れやで。ヒント欲しい?
●あー、ください。
○ヒント、下半身!
●うーん。じゃあ股間ですかね?
○(真顔のまま)ブーっ。ちんちんには自信ありまっせーん。もっと下、下やで!(オモロ点22)
●じゃあ足が長い、とか。
○(真顔で)ブッブー。残念やったな。
●あらら。
○正解は、足の速さでした!ワシむっちゃ速いからな。誰にも負けへん。(オモロ点13)
●難しかったですね。
○カールルイスとまったく同じ足の形してんねん。(オモロ点69)
●え、どういうことですか?
○足の形が、アイツと一緒やねん。せやからワシ、足むっちゃ早いねん。昔っからや。
●へえ。
○第2問いく?(オモロ点30)
●あ、じゃあお願いします。
○こないだ、あそこの公園でちょっとした事件が起こりました。それはなんでしょう?
●えー。難しいですね。
○ズン、ズン、ズン、ズズン。
●ケンカとか?
○ちゃうわ。そんなんいつものことやん。
●うーん。わからないです。
○時間切れー。正解は、CMのあとで!(オモロ点15)
●えーっと。
○ウソや。正解はな、ワシの干してるパンツが盗られたんや。
●そうなんですか。
○腹立つわ。もし見かけてたらぜったい逃がさへんけどな。どこまでも追いかけるし。
●ですよね。
○せやけどワシが留守の間のことやから。まさか兄ちゃんちゃうよな?(オモロ点90)
●いえいえ、僕は旅行で来てるので。
○そうかー。見つけたらすぐ呼んでや。シマシマのパンツ。ワシ公園おるから。絶対呼びにきてや。(オモロ点20)
●わかりました。
○ほな、またアンケートとらな
いかんからこのへんで。
●はい。
○ホンマは兄ちゃん盗ったんちゃう? 今やったら許すで?(オモロ点38)
●違いますって。
○せやな。ほなおおきに。(立ち去る)
いきなりのアンケート(クイズ)からはじまり合計341点。普段なら優勝でもおかしくない点数だが今回は銅メダルに終わった。もしかして最初から下着ドロと疑っていて、クイズ形式でごまかしながら近づいてきたのだろうか。
大阪のいいおばちゃんNO1は誰だ
大阪のおばちゃんは必ず、いくつもの飴玉をバッグに忍ばせているらしい。そして誰かとちょっとした会話を交したときに、その飴玉を手渡すのだそうだ。
「アメちゃんあげるわ」と。ならば調査だ。どんなおばちゃんが、どんな飴をくれるのかを。
そして一番イイ飴をくれたご婦人を、飴ちゃんクイーンとして秘かに表彰するとしよう。いざ、大阪随一の繁華街、千日前へ出発。商店街をブラブラしていたらサングラス姿のおばちゃんを発見した。ニコニコしながら歩いてるので話しかけやすそうだ。
(○…オバチャン ●…タテベ)  
●こんにちは。
○おぅ、びっくりしたわ。どないしたん?
●観光で来てるんですけど、この辺のオイシイご飯屋さんってご存知ですか?
○大阪はなんでもウマイでぇ。どんなんがええの?
●おばちゃんのオススメなら、なんでもいいです。
○あっら〜、責任重大やわ。しょうもないお店は紹介でけへんなぁ。そやな〜。あ、お兄ちゃんにアメちゃんあげとこか。
(いきなりくれた! しかも2個も)  
●あ、ありがとうございます。
○お店なぁ。ないわ。ワタシ、外で食べへんから。
●そうですかぁ。
○亭主が死んでからな、家で豆ばっかり食うてるわ。
●マメ、ですか?
○マメ。お豆さんばっかりやぁ。ほんまガリガリなってもうた〜。
●枝豆とかですか。
○なんでも食べるで、マメは。もうガリガリや。(袖をまくって)見て、肌もガサガサやん。あら、寒いわぁ。
●…なんで豆しか食べないんですか?
○亭主が好きやってなぁ…まあええわ。ほいでお兄ちゃんは何? お腹空いてるんか?
●そうですね。
○ほんならそこのおソバ屋さん行っといでぇ。きっとオイシイわ。自分は豆しか食べないのに、他人には2種類もの果実系アメを恵むとは、かなりできたおばちゃんのようだ。素敵。
さらに商店街を歩く。前方から、紫のニットに赤いルージュでキメたオバチャンが近づいてきた。
●すいません、ちょっといいですか?
○ハイハイ、おはようさん。
●おはようございます。
○あら、お兄ちゃんアメちゃん食べる? 大阪の子じゃないやろ。
(またしても、すぐにゲット!)  
●はい、そうなんです。
○これから雨降る言うてたで。傘持ってへんの?
●持ってないですね。
○あらぁ。悪いけどな、オバちゃんアメちゃんはあげれるけど、傘はあげられへんねん。ごめんなぁ。アハハハ!
●いえいえ、大丈夫です。
○コンビニで買うたほうがええよぉ。降水確率50パーやから。ほんなら5分5分やないの! ってな。でもこればっかりは、50パーでもほぼ確実に雨は降るねんなぁ。オモロイもんで。
●そうですよね。
○で、なに? オバちゃん急いでんねんけど。
●いえ、もう結構です。
○そう。じゃあね。落ち着きのない会話とは裏腹に、渋いアメをお持ちだった。実は淑女なのかもしれない。スーパーの前で安売りの飴を見つめるおばちゃんを発見。これからカバンに補充するのか。
●こんにちは。お買い物中ですか?
○せやで〜。兄ちゃんどした?
●東京から来たんですが、地元の人とお話してみたくて。
○なんやのキミは、突然。面白い子やね。はい、これあげるわ。(またもや一瞬でゲット)  
●ありがとうございます。アメ玉持ってるのにまた買うんです?
○あたりまえやん。キミみたいな子にアメちゃんあげないかんからなぁ。なーんてね。ウフフ。
●いつもアメ玉を持ち歩いてるんですか?
○持ち歩いてるっていうか入っとんねん。カバンとかポッケに。気がついたらそこにおんねんなぁ、アメちゃんは。
●なるほど。
○で、観光で来てるの?
●そんなところです。
○ほうか〜。オバちゃんも旅行いきたいわ。温泉行きたい。
●旅行好きなんですか?
○好きやけどなかなか行かれへんなぁ。ほら、ウチ子供多いやろ?
●そうなんですか。
○旅行なんかエライ出費やで。
●そうですよね。
○しかもローン地獄やで、ウチなんて。何のために生きてんのかわからんわ。まあー、楽しくないわ。最近は特に。
●何かあったんですか?
○カラオケに行かれへんねん。近所のとこが潰れてもうて。
●へえ。
○辛いわぁ。ほら、ワタシ根っからのシンガーやから。
●そうなんですか?
○シンガーよ。でも潰れてもうたからね、そりゃあ他の店に行ったらええんやけど、メンドイしなぁ。
●カラオケ好きなんですね。
○まあなぁ。根っからのシンガーやから。あ、兄ちゃん、ワタシ帰らなあかんから行くで。またねぇ。新たにアメを補充するタイミングという不利な条件ではあるけれど、さすがに溶けかけの飴を高評価するわけにはいかない。なにやら奇抜な格好のご婦人が自転車でアーケードを通行している。オレンジ色のサングラスを少し下げて、まるでヤクザコントに出てくるチンピラだ。
●ちょっとすいません!
○(チャリから降りて)はいはい。
●観光で来てるんですけど、このあたりでオススメの場所ってありますか?
○えー、ワタシに聞くぅ?
●突然すみません。
○ええよええよ、そうやねぇ、オススメかぁ。考えたことないなぁ。ガイドブックとか持ってへんの?
●ないんですよ。
○無計画旅行やねえ。それはそれで楽しいもんや。
●どこかありますかね。
○ちょっと遠いけどね、動物園はあるよ。あとはボーリング場とかな。お兄ちゃんはパチンコする人?
●パチンコは、たまに。
○ほんならそこのパチンコ屋行ってみ、ワタシのお気に入りやから。
●いい店なんですか?
○居心地がええねんな。イチパチがあるから一日潰せるし。
●考えておきます。
○なにぃ、ヒマなん?
●まあ、そうですね。
○大阪、ええ街やろ。
●はい。
○どこから来たん?
●東京です。
○えー、大変やったね。ワタシの兄弟も東京に住んでるんやけどな、全然帰ってこおへんわ。
●そうですか。
○うん。タコ焼き食べた? ウマイやろぉ。銀だこやったっけ?全然違うやろ、あれとは。
●ああ、そうですね。
○外フワ中トローがええやろ、な?
●そうですね。お買い物の途中ですか?
○ううん。パチンコ、これからもう一回いくねん。勝負や。
●勝てるといいですね。
○勝つよ、お寺さんに手合わせてきたから。●はあ。
○じゃあ行くからね。そや、アメちゃん食べて。(ようやくゲット)  
●ありがとうございます。
○待ってんで。そこのパチ屋やから。アハハハ、ほな〜。
きっとパチンコの景品なのだろう。オバチャンと同様にパンチの効いた味だが上品さが若干欠けている。前髪パッツンのミセスが、のそのそと歩いている。しっかし大阪のオバチャンのグラサン率、高過ぎやしないか?
●こんにちは。
○はい?
●そのサングラス、格好いいですね。
○ええ、ありがとう。お兄さんもなかなかええズボン履いてますやん。オシャレやぁ。
●ありがとうございます。
○ほなこれで。…って、何よぉ、どうしたのぉ。
●アハハ。このあたりで美味しいお店を探してて、ご存知ないですかね?
○ああ、ええ飲み屋さんならありますよ。近いで。
●飲み屋ですか?
○ワタシの娘がやってるんですけどね、エライお客入っとるみたいやわ。うん、行ったほうがええ。
●そうですか。
○うん、あ、ちょっと待って。娘に電話してあげよか?
●え?
○いちおう予約しといたほうがええやろ。な、電話しといたるわ。お名前なんていうの?
●いや、夜はちょっと予定があるんで…。
○なんや。それなら早く言ってくれたらええのに。
●すいません。
○残念やわ〜。他の店は知らんなぁ。なに、こうやって色んな人に聞いてまわってるの?
●ええ、まあ。やっぱりイイ店に行きたいので。
○そらそうやわ。でも娘の店も行ってみたらええと思うけどなぁ。チーズが美味しい言うてたで?
●へえ、バーみたいなところですか?
○うん、そんな感じと思うけどねぇ。女の子もつくらしいわ。
●うーん。
○まあええけど。せや、そこに吉本の劇場あるからそこで聞いてみぃ?教えてくれると思うわ。
●そうですね。
○まっ、頑張ってください。アメちゃんあげるから、ね?あまりに凡庸で特徴のないアメである。会話からは娘を思う母の優しさがにじみ出ていただけに、この無難さは残念だ。
ふいに鼻歌が聞こえてきた。音のする方向には、『生活笑百科』の仁鶴師匠にそっくりのオバチャンがたたずんでいる。
●ちょっとすみません。
○はい、こんにちは。どうしたんですか?
●お散歩中ですか?
○散歩といえばそうやし、違うといえば違うけども。まあヒマっていうこっちゃ。イヒヒヒ。
●僕もちょっと暇してたんですよ。
○そうですか。大阪の人とちゃいますやろ?
●はい、東京から来ました。
○(カバンをごそごそしながら)そうですかぁ。それはよろしいわ。
●はい。
○(ティッシュを出して)ちょっとごめんなぁ。
●風邪ですか?
○なんや寒いからなぁ、ちょっと鼻が出てしまってなぁ。お兄ちゃん、お仕事で来てるの?
●まあ、そんな感じです。
○せやけど私服なんやな。悪い仕事してるんやろ。女をハメたりしたらいかんでぇ。そんなことしたらバチがあたるわぁ。アハハ。
●そんなんじゃ…。
○ほら、アメちゃん食べえや。大阪のオバチャンはな、アメちゃんくれるんやで。嬉しいやろ。
(3個もゲット!)  
●あ、ありがとうございます。
○ホンマは何の仕事なん?
●サラリーマンです。
○そうかぁ。でも私服なんや。これは怪しいでぇ。(目の前を通ったオバチャンに向かって)なあ、お姉さんもそう思うやろ?
●じゃあ、ありがとうございました。
○なんやせっかちさんやなぁ。オバチャンの息子もそうやねん。風呂なんかほんの1分くらいで出てくんねん。
●へえ。
○そんなんじゃイカンで。オバチャンみたいにお花に話しかけるくらいにならな。そのくらいの余裕は必要やで。
●はい、わかりました。
○お花はキレイやで。人間だけや、地球を汚すのは。ホンマは生きてたらあかんねんな、人間は。
●はい、それでは失礼します。色んな味のアメがごっちゃになって入ってる中から適当にくれたようだ。複数の味をくれたことには感謝だが、味がどうにも安っぽい。
夕方になって商店街の人通りがさらに増えてきた。オバチャンも増殖しまくりだ。そんななか、スナックのママ的なオバチャンが視線に入った。髪の毛はチリチリで、またもやグラサン着用だ。
●ちょっとお伺いしてもいいですか?
○え、ワタシ?
●はい。僕、東京から来て…。
○あらぁ、よお来たねぇ。なに、旅行かいな。
●まあ、はい。それでイイ店…。
○大阪ええやろ〜? 元気な街やろ?
●はい、いい店を…。
○どこ行った?天王寺動物園は行ったん? 楽しかったやろ?
●行ってないです。
○え〜、あのへんオモロイからゼヒ行ってみてほしいわ。夜はちょっと危ないけどなぁ。ワタシみたいなか弱い乙女は1人で歩けませーん(手をバツにして)。
●アハハハ。
○あら、その顔はあれやね、「乙女ちゃうやろ!」って言いたげやね。ちゃうわ、東京の人は「違うだろ!」やな。
●いやいや。
○見たで。オリンピックおめでとうな。やっぱりアレか、誇りやの?
●まあ嬉しいですね。
○そらそうやわ〜。大阪でもやってくれへんかなぁ。阪神が優勝でけへんから、なんかこう、ドカーっと盛りあがるイベントが欲しいとこやねん。
●……。
○ちょっとだけ大阪でもやったらええのにな。なんや、「僕に言われても仕方ないです」って顔やなぁ。そらそうやね。で、どしたん?
●あの…。
○あ、アメちゃん食べる? ほい、あげるわ。(ふいにアメ玉ゲット)  
●ありがとうございます。
○ええよええよ。挨拶みたいなもんやから。それでどうしたん、なにか用事があるん? それともナンパ? アカンで、ワタシ人妻やからなぁ。ウフフフフフフ。
●いえ、もう大丈夫です。
○そうなん? 残念やわぁ。今日は勝負パンツやのに、ってやかましいわ! アハハハ!
流行ってるのか、はたまたこのあたりのスーパーで安売りしてたのか。先のおばちゃんが3個くれただけに1個では星は伸びない。植え込みに腰かけていたら目の前をちょっと異様な人が通り過ぎた。スキマだらけの歯で目に青アザを作っているのだ。どうしたんだよ。何か事件に巻き込まれたのか。
●あの…。
○はい、どうしました?
●失礼ですが、目、大丈夫ですか?
○いやぁ、アハハ。大丈夫ですよ。
●何かあったんですか?
○いや、ちゃうんですよ。自分でぶつけたんです。仕事中に居眠りしてたらね、首がガクンってなって、台に置いてた醤油さしにぶつけてしまってねぇ。
●ああ、そうなんですか。
○心配してもらってありがとう。
●まあ、はい。
○何、大阪の人とちゃいますよね?
●はい、東京から来ました。
○へえ。東京から。東京にもこんな優しいお兄ちゃんがおるんやねえ。
●アハハ。
○アタシ、東京言うたらみんなそのへん歩いてる人にツバひっかけてると思ってたわぁ。感動やね。
●そんなことないですよ。
○そうやね。勉強になったわぁ。
●どこかに行かれるんですか?
○ちょっとね、妹のところに。
●ほうほう。
○足すべらせちゃったみたいで、スネを5針縫ったんよ。だからお見舞い。
●そうですか。それはそれは。
○ま、たった2人の姉妹やから。こういうときは助け合わないかんからね。
●仲良しなんですね。
○そやねぇ。どっちも結婚してへんから余計やね。
●そうなんですか。
○どっちが先にお嫁に行くか、皆で賭けしてんねん。ホンマ腹立つわ〜。
●アハハハ。
○だから絶対アタシが先にいったろうと思ってね。妹だけには負けたくないから。
●頑張ってください。病院はここから近いんですか?
○すぐよ。チャリなら10分。
●ほう。
○一緒に行く?
●いや…。
○冗談やん。アハハ。アメちゃんあげるわ。何個欲しい?
●えっと、何個でもいいです。
○じゃあ1個ね。アタシと折半や。ほい。(ようやくゲット。オバチャンも口に入れる)  
●ありがとうございました。気をつけて。
○はーい。ミルク&ミントという冒険的な味のアメを持ち歩くあたり、かなりのアメ通と思われる。無難にまとめてこなかった点を評価したい。
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モテ髪・メイクを研究してる女も結局いい男とセックスしたいためなのか突撃取材

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-32-8_No-00

ごくまれに他雑誌の編集者と会うことがある。
裏モノ系ばかりではなく、中には大手の女性ファッション誌編集部員なんてのもいるのだが、互いの仕事の話になったとき、ちょっと空気が変わることがいつも気になっている。
(なに、この人。エロ本作ってんだ)といった蔑んだ視線を感じるのだ。
そしてそのたび、俺は思う。ウチの読者も、あんたらの読者も、最終的な目標はセックスなんだから同じだろと。オシャレになりたい、可愛くなりたい、なんて願望はスマートに聞こえるが、つまりは男にモテたい、いい男とセックスしたいという希望と同意だと俺は考える。
この意見、暴論か否か。ファッション誌を立ち読み、あるいは購入した女性に、その最終的な目的をたずねてみるとしよう。書店から出てきた女子大生風がファッション誌の入った袋を手にしていた。顔面はお世辞にも美人とはいえない。フリフリのピンク色でまとめた格好だけは可愛らしいが。
(●……探偵 ○……女子)
●すみません。
○はい?
●いまファッション誌を買われましたよね?
○はい。
●よく買うんですか?
○まあ、はい。
●ファッション誌を読む理由を教えていただきたいんです。
○理由? えー、なんだろ。
●素直にお答えいただければいいですよ。
○まあ、カワイイ服が載ってるから参考にしようかな、みたいな。
●カワイイ服を着たい目的は何ですか?
○え? ああ、オシャレな格好できたらいいじゃないですか。
●いいとは?
○なんかルンルンするっていうか。
●ルンルンするためにオシャレをすると。
○そうですね。
●ルンルンってのは、いい女になれて嬉しいってことですかね。
○いやあ、アハハ。どうだろ。
●結果的に男性にモテるから嬉しいと。
○まあそれもありますかね、アハハ。
●それ「も」ですか? それ「だけ」じゃなくて?
○それ「も」ですね。
●あの、たとえばこの世の中が女性しかいない世界だとしてもオシャレします?
○するんじゃないですか。
●はぁ、しますか。
○すると思いますよ。
●わかりました。ありがとうございます。
女だけの世界でもオシャレをするってことは、男の目ばかりを意識しているわけじゃないんだな。いったい何のためだ?一冊読み終えてはまた次のファッション誌をパラパラやってる立ち読みちゃんがいた。見た目は田舎のエンコー娘みたいなデブスである。
●ファッション誌を読んでる方にアンケートをしてまして。
○あ、はい。
●どんな目的を持ってファッション誌を読んでるんですか。
○目的?
●はい。なぜファッション誌を読もうと思ったのか知りたくて。
○あー、好きなモデルさんが出てるんで。
●その子に憧れてるとか?
○好きですよ。オシャレですし。
●その人みたいになりたいってことですか?
○まあ。
●その人みたいになりたい理由ってあります?
○うーん。こういう服マネしてたらアガるんで、だから参考にしたいっていうか。
●アガる?
○自分の中でアガるんで。
●テンションが上がるんですか?
○そうですね。
●テンションが上がるのは、男にモテてセックスできる可能性がアップしたからってことではないんですか。
○ええ〜。
●僕はそう思ってるんですよね。
○そんなことないでしょ〜。可愛い服着たいじゃん。そのほうが気分がいいし。男のことなんて気にしてないっすよ。
●いや、でも気分が上がるのはやっぱりモテ度がアップするからで、それはつまり男とセックスできるからって意味になりませんか。
○わかんないけど、それでいいです。それも含まれてるってことにしてください。
なんとか認めさせたが、「それも」って言い方が納得いかん。それだけしかないだろに。
お次はメイクのページを熱心に読んでいたOLさん風情だ。
●ファッション誌を読まれてた方に取材をしてるのですが。
○はい?
●あの、こんなこと言うのもなんなんですけど、ああいうのって結局イイ男をつかまえるために読んでるのかなと思いまして。
○へ……。(口をあけたまま呆然)
●イイ男と付き合ってセックスするのが最終目標ってことではないんですか?
○いや…え…。
●違います?
○違います。
●何のために読んでるんですか?
○可愛くなりたいからですけど。
●可愛くなって、それでどうしたいんですか。
○いや、自己満足っていうか…。
●外出しないときでもばっちりメイクします? 自己満足ならするはずですけど。
○あの、やめてもらえません、そういう変な質問。自己満足。どんな分野であれ目的を尋ねるとよく返ってくる答えだが、ファッションにおいてその回答はどうなんだろう。カワイくなった自分を他人に評価されたくないんだろうか。
ファッション誌を購入した30才前後の女性がいた。スーツ姿のデキる風だ。
●すみません、少し取材させていただけませんか?
○はい、はい。
●ファッション誌をご購入されたと思うのですが、そういう本はよく買われるんですか?
○ええ、月に4、5冊は買います。
●そうなんですか。
○はい。
●なぜファッション誌を読まれるんですか?
○理由ですか?
●僕の考えですが、それはイイ男をつかまえたいからだと思うんですよ。
○え?
●ファッション誌を参考にしてイイ女になって、イイ男と付き合いたいっていうか、セックスしたいっていうか。
○いや〜。私はスタイルを参考にしたいというか。
●スタイルを参考にして、最終的にはどうしたいのかなってことなんですけど。
○フフフ、難しいこと聞きますね。
●あの、たとえば僕だったら、男だけの国とかにいたら、絶対オシャレなんかしないと思うんですよ。モテる相手がいないから。
○ああ、そういう意味ですね。私もしないかもですね。
●ということは、やっぱり男にモテてセックスしたいってことになりませんか?
○うーん。言い方はアレですけど、そういうことになりますかね。アハハ。
●ですよね。
○モテ髪とかモテメイクとかそんなのばっかりですもんね。男性に気に入られたいんですよ、みんな。
●気に入られてセックスしたいと。
○それもあるでしょうね。でもそれだけじゃないと思いますけど。
●いや、それだけじゃないですか?
○んー、それだけにしときましょっか。アハハ。
さすがデキる女は違う。この人の意見こそが全女性を代表しているものと俺は思う。
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巨根好きな彼女が欲しい男向けのデカマラ出会い掲示板で巨チン好き女と出会った体験談

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-30-57_No-00

1、巨根オトコと巨根好きオンナがマッチングするという、ちょっとイカれた掲示板を発見した。この手のサイトは業者(他サイトに誘導する)による書き込みが大半だったりする。多分に漏れずココも業者書き込みが大半なのだが…。
ものは試しと、オレもデカマラアピールをしてみることに。とはいえ実際のオレは巨根でもなんでもない。「手合せした子にはデカいデカいと驚かれます」と文章でアピールだ。いざ始めてみると、2日に1通ほどはメールが届いて驚いたが、ネット拾いの巨根写真を返信しても「すごいですね」と一言メールが届いて終わることがほとんど。
ようやくメールのやりとりが続いたのは、「お顔も見せてください」と返信してきた30代後半の主婦だった。そうか、チンコ写真だけじゃなくて顔も必要だよな。いざ顔写メを送ってやると、どうやら許容範囲だったようで、とんとん拍子に会うことになった。キリっとした目元のぽっちゃり主婦さんだ。車の助手席に乗り込む彼女。
ベラベラとしゃべっていることを要約すれば、ダンナはトラックドライバーをしていて週に2日は帰ってこないらしく、その間に出会い系サイトやナンネットなどの変態掲示板で遊んでいる浮気しまくり主婦さんだそうな。
「オチンチンおっきい人に会ってみたかったから、今日はルンルンなの。勝負下着で来たんだぁ」
巨チン好きってホントにいるのね。ていうかチンコすりすりしてるし。この人、だいぶ変態だ。車を近くの駐車場に停めてキスをかます。舌をネロネロと絡めてきたと思ったら、彼女はすぐに口を離し、オレの股間に頬をこすりつけてきた。そのままチャックを下して勃起チンコを眺めて…。やば、巨根じゃないとバレたか?
「思ったより大きくないけど美味しそうだねっ」
と、そのままパクリ。嫌われずにすんだようだ。喉の奥に当てるような激しいフェラで発射してしまったが、その後もホテルに入って一晩で3発キメることができた。

2、オレはこのサイトで爆撃メールをするときにひと工夫している。
自分のプロフ写真に巨根ペニス(ギンギンに勃起したモノを可能な限り下からあおって接写したもの)をまぎれこませておくのだ。送信する文面はこんな感じ。
〈ペニスが相当デカイって言われるんですけど…点数つけてくださいな(笑)〉
いくらエロい女ばかりのサイトとはいえ、これではさすがメールなんてこないと思うだろう。だが現実は違う。一日に一通は返事がくる。だいたいは『73点(笑)』みたいなカラカイだ。でもこんなやりとりができるだけでも、猛者ぞろいのナンネットでは貴重といえる。
そこからはいかにデカチンで女が驚いてきたかをアピールしていくのみ。
前にココで会った子は半分入れただけで泣きそうになってたよ、みたいな適当なエピソードを作る。ナンネットではブサイクな男は特に苦戦しがちなので、このタイミングで、過去に女性と会ったことがあることをさりげなく伝えておくのも重要だ。
ああ、この人は嫌われるほどのブサイクじゃあないのね、と思わせておく。いざ会う際、デカチンじゃない人はペニスリングを仕込むことをオススメしたい。あれがあれば多少は立派に見えるものだ。まあバカにしてくる女なんていないけど。

3、巨根男と巨根好き女性をつなぐ掲示板で出会った体験談
巨根男と巨根好き女性をつなぐ、アホみたいな掲示板です。でも侮ることなかれ。意外や意外、普通に機能してるんですから。まず前提として、僕自身は巨根でもなんでもありません。ボッキ時12センチ程度の標準よりやや小さめ(?)のチンポの持ち主です。それでもとにかく、以下の文言を書き込んでさえおけば、ときどきメッセージが届きます。
『15センチオーバーで清潔にしています。あまり使ったことのないツルピカチンポです』放っておくだけで、2、3日に1通は『見てみたいなぁ』的なメールが届きます。やはりチンコ写真を送らないと話になりませんので、勃起した自分のチンコをなるべく真上から撮影したものを送ります。巨根っぽく見える構図ですね。もしも粗チンをお持ちの場合は、ネットでデカチン写真を拾ってきて、左右反転するなどのひと手間をくわえれば良いでしょう。これで今まで3人に会えました。30代が2人、50代が1人でしたが、実際プレイして「巨根じゃないじゃん」みたいなコトにはなりませんのでご安心ください。あと、変態カップルが単独男性を募集する穴場でもあって、有名掲示板よりもライバルが少ないため、そっち方面でも楽しめますね。





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伝説の地雷デリヘル嬢の自分勝手な時短手抜きサービス|高飛車風俗嬢の接客態度を体験してみた

風俗における地雷とはメンヘラ、超デブスなどもありますがやはり時短や自分勝手な地雷嬢がきつい。実際に入ってるとどんなサービス内容だったのでしょうか?
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サービス最悪の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢
伝説の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢がいる。風俗情報交換掲示板によると、とにかく接客態度が悪い女で、働く店働く店で悪評が立っている。サービス最悪の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢はどんな女性なのだろうか。

伝説の地雷嬢と呼ばれるデリヘル嬢がいる。風俗情報交換掲示板によると、とにかく接客態度が悪い女で、働く店働く店で悪評が立っている。


●自分勝手で客を満足させる気がサラサラない。
●NGプレイが多すぎる。
●手抜きサービス。
●遊んでみるのは自由だが、金をドブに捨てるようなもの。


故に、どこのデリヘルに入っても長く働けず、あちこちの店を渡り歩いているとのこと。現在は新宿のデリヘル『B』(イニシャル)に『あいか』(仮名)という名で在籍しているらしい。Bのホームページのプロフィールを見ると、年齢は20才、写真は美人ギャル風だが、いったいどんなキャラなんだろう。恐いモノ見たさで指名してみよう。日曜の深夜、新宿の安ラブホからBに電話をかけた。


「これから遊べますか?」
ホームページのシフト表で、あいかの出勤は確認済みだ。
「あいかさんってコが気になるんですけど」

「いい子ですよ」
ホンマかいな。噂が本当なら店にクレームの一つや二つは入ってそうなんだけど。伝説の地雷っぷりをじっくり味わうためにあえてロングコース(90分・3万円)で指名。待つことしばし、部屋のインターフォンが。

「Bの者です」
ドアの前には、スタッフの男が立っていた。その後ろには色黒の女が…。こいつがあいかか。目鼻立ちはハッキリしているが何かかわいくないネーちゃんだ。場末のフィリピンパブのホステスのような雰囲気というか。プロフィール写真は修正しているようだ。スタッフが代金3万円を持って帰っていくと、彼女が部屋に入ってきた。


「意外とキレイですね。このへんのラブホってボロいところが多いから心配だったけど」

いきなりひねくれた物言いが登場した。
「今日はオレで何人目?」

「3人目」

「おつかれさまだね」
「本当はもう帰りたかったんだけど。まぁ下着選んだりしてたからいいんだけど」

彼女がスマホを取り出し、通販サイトを見せてきた。
「このブラ、『写メ日記』用に買おうと思って」

「エロくていいじゃん」

「だけど風俗店のホームページって乳首見えてるとダメなんで。そういうの知らないでしょ、オニーさん」


何だかちょこちょこ毒を吐くな。でもオレは決してケンカするためにきたわけでない。シャワーを浴びるために彼女が服を脱ぐと、大きな胸が飛び出したので、ちょっと褒めてみることに。
「いいオッパイだね。何カップ?」
「男ってそういうのよく聞くけど、何か好きじゃないんだよね。だからワールドカップで」
こりゃあ先が思いやられますな。シャワーを浴び、先にベッドに寝転がった。さてどんなプレイをしてくれるのか。出方を伺っていると、彼女がカバンからローションを取り出し、おもむろにベッドに仁王立ちをした。


「…なにしてんの?」

「私、ローションつけて玉触るの好きなんだよね」
え!?いきなりローションをぶっかけるや、太ももにまたがって手コキを始めた。
「気持ちいい?」

「…まあ、そうね…」
スピードがグングン速くなっていく。下っ腹に熱いモノが込み上げてきた。ちょっと激しすぎだって。慌ててチンコに手を伸ばすと、さっと払われた。
「私、止められるのはイヤなんだよね。止めるんだったら、自分で止めたいの」

「はぁ?」
「イキそうになるタイミングはわかるんで、ギリギリでちゃんと止めるから」
しかし、再スタートした手コキもやっぱり激しい。このままイカせようという勢いだ。まさかこの女…!?たまらず彼女の手を掴んだ。

「乱暴すぎだって」
「でも、風俗来てんだから攻められたいでしょ?」

「いや、待って。オレだって攻めたいし」

「そうなんだ…。じゃあクリちゃん触って」
彼女がオレの腹にまたがり、アソコを突き出してきた。…でも背中に手を回してチンコをシゴいているんだけど。
「あのさぁ、手コキはいったんストップしてくれない?」

「私、握ってないと興奮できないんだよね」
この女、ローション手コキでさっさとイカせようとしてるんじゃないの?翻弄されるのはゴメンである。ここは何とか攻めてやろうと、力まかせに抱き付いた。しかし、キスをカマそうとした瞬間、彼女がさっと顔をそむける。ばかりか胸もガードする。どういうこと?
「…何でダメなの?」

「ダメというか、おにーさん、無精ヒゲがあるから。ケガさせられそうだし」

「はぁ?」
「ケガっていうか、こういう仕事してると肌が荒れがちだから、ヒゲでチクチクされると絶対ニキビできるし」

「……」
「うちらは体が商品なんだよね。ケガして明日仕事ができなくなったら困るし。店にもヒゲの人は無理って言ってるし」
噂に違わぬ地雷っぷりだ。ならばと風呂場に行き、アメニティグッズの「T字かみそり」を取って戻る。

「じゃあ、今、剃るからさ」
「…でも、こういう安いホテルのやつってキレイに剃れないし。前にお客さんにアソコ剃ってもらったことあるけど、ぜんぜんダメだったし」
話しには応じず、どんどんヒゲを剃る。ツルツルになったところでアゴを突き出した。彼女は苦笑いしている。
「…うーん」「つるつるでしょ?」

「…じゃあまあ、胸を舐めるだけならいいよ。でもキスはちょっと…。乳首もやめて」

「何でよ?」
「昔、乳首を思いっきり引っ張られたことがあって、そのときキズがついちゃって。舐められると染みるんで」
アホらしくなってゴロンと横になると、彼女の手がチンコに伸びてきた。

「…手コキはもういいよ。フェラしてよ」

「フェラかぁ…」
ちょっと間が空いた。まさかフェラがダメなんてことはないよな?
「いいけど。私のフェラは止まらないけどいい? 止めてって言われても最後までやっちゃうから、出ちゃうかもよ」
何かまたホザいてるが無視だ。彼女がチンコを口元へ持っていく。なぜかアゴに亀頭をこすりつけ始めた。
「何やってんの?」

「気持ちいい?」

「…そういうのいいから、早くくわえてよ」
あからさまに不満げな表情で亀頭をぐいっと握る彼女。次の瞬間、目を疑った。握りコブシの上に口を乗せてフェラっぽく見せているだけで、チンコに口をつけずに頭を上下させているではないか。何を器用なことをやってんだよ!

「何なのこれ」

「フェラだけど?」
マジで言ってるのかこいつは。

「ちゃんと舐めてよ」

「やってるつもりなんだけど」
「やってないじゃん!」
「そんなこと言われても、フェラって自分のやり方があるし。直せって言われてもわからないから」
こいつ、完全にナメてるな。

「じゃあさ、もうフェラはいいわ。パイズリしてよ」

「注文多いって!」
強い口調が飛んできた。いやいや怒りたいのはこっちのほうだよ。ん?立ち上がってベッドの端に座ったぞ? まさか仕事放棄か!?あいかは口からローションをぺっと吐き出し、天井をじーっと見ている。さてどうしたものかと思ってると、彼女が妙なことを言い出した。
「もしかして早くイカせようとしてるとか思われたかもしれないけど、…私の場合、お客さんが敏感そうな人だと思ったら、最初は手コキで早くやってイカせるようにしてるんだよね」
「はぁ…」
「まず最初に1回、その後じっくりもう1回。90分ってのは2回イカせることができる時間だから。そうすると相性があんまり合わないお客さんでも、2回イッたしいいかなぁと思ってもらえるじゃん」

もっともらしいことを言い出したぞ。
「おにーさんは、風俗はだいたいいつも1回なの?」

「…まあそうね」
「普通はみんな、2回イキたいって言うんだけど。1回ってのはもったいなくない?」
「じゃあ、わかった。とりあえず抜いてもらうよ」
負けた負けたという感じでゴロンと寝転がると、彼女が近寄ってきた。そしてぶっきらぼうに言う。
「じゃあフェラで抜いてあげる。でも、ローションがついた手でおっぱいとか触られると、かゆくなるんで、ちょっとそれはゴメンね」
つくづくムカつくなぁ。でも情けないことにチンコはぐんぐん固くなっていく。まもなく絶頂がきて、最後は手で発射。彼女はさっさと風呂場へ向かっていった。あいかはたっぷり10分くらいかけてシャワーを浴び、さっぱりした表情で戻ってきた。何はともあれ自分のペースで進んで満足しているようだが…、あれ、服に着替えようとしてるぞ。
「ねえねえ、2回目は?」
「今からはもう無理だよ。もう時間ないし。そろそろタイマー鳴ると思うし」
バカ言うな。まだ70分しか経ってないし。というか、最初にタイマーなんてセットしてるのを見てないんだけど。彼女がスマホを取り出し、何やら操作している。
「あ、あと4秒だ」

その言葉通り、4秒後にアラームが鳴った。

「ほら、鳴った!」

鳴ったじゃないよ!今、自分で鳴らしたんだろうが!
「90分ってのはスタッフさんにお金を払ってからの時間だし、意外と早いんだよね」

「でもまだ15分以上は残ってると思うんだけど」
そんな嘘タイマーに騙されるとでも思ってんのか。まだ時間はある。絶対に!
「うーん、2回目ってのはヤッたとしてもイキにくいじゃん。私、イケずに終わられるってのはすごくイヤなんだよね」

「へ?」
「だから最初にイッとけばよかったのに。おにーさんが阻止するから」
この女、くそムカつくわ!そのうちに彼女はさっさと着替え終わり、ドアの方へ。
「まさかもう帰るの?」
「まだ帰らないよ。お話とかはできる時間あるし」
立ち話かよ! ここまできたらもう笑っちゃいますな。
「…あのさ、キミ、こんな接客やってて、お客からクレームないの?」
「…別に」「フザけすぎだよ、キミ。ぶっちゃけ、もう風俗嬢やめたほうがいいって!」
「そんなのオニーさんに言われる筋合いないじゃない!私だって本当はこういう仕事やりたくないんだし。親が病気で治療費稼がなくちゃいけないから仕方なくやってるんだから」
ここにきて情に訴えてきたぞ。悪いけどまったく信じられませんな。彼女はべらべらと家族の不幸話を続ける。片親のこと。実家の九州には毎月帰ること。ムカツクことにチラチラとスマホを見ながら。きっかり89分になったところで、彼女がさっと入り口に向かって歩き出した。
「では、そろそろ帰りますね」
取り繕ったような笑顔でペコリと頭を下げると、ドアを出ていった。
『伝説の地雷嬢』の異名を持つだけある女だった。みなさん、くれぐれも引っかからぬように注意してください。

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LINEの友達掲示板アプリで実際に出会う方法・プロフィールにはどういう写真を用意すべきか

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必勝法 どういう写真を用意すべきか。
あらゆる出会い系メディアにおいて、アポ取りの成否を大きく左右するもっとも重要な要素のひとつは何と言ってもイケメン写メです。
別の言い方をすれば、どんなに口説きのテクがあっても、トップ写真がブサイクじゃなかなかセックスにはたどり着けません。常識ですよね。
特にLINEの女子はイケメンを求める傾向が強い。だから、ルックスに自信のない僕は、いつもある方法で顔のマズさをゴマかしています。風邪の時に使うマスクを装着した状態で写メを撮るんです。知り合いの女のコがマスクをしたとき、あれ、何かいつもよりカワイイな、なんて思った経験ないですか? あの現象を利用してるんです。人の顔がブサイクに見える原因の大部分って、口元やアゴの輪郭にあるので、そこを隠しさえすれば、誰でも見栄えが良くなっちゃうんですよね。最低でも3割増はイケます。

同じ人間でも、写真を撮るタイミングによって顔の映り具合は大きく変わる。最悪なのは、むくみがちな寝起きの直後だが、では最高のタイミングがいつなのか知ってるだろうか?風呂上がりだ。

実際、入浴を終えて鏡を見たとき、自分がイケメンになったように感じる人は多いと思うが、あれは決して錯覚なんかじゃない。温かい湯にじっくり浸かったあとは、顔の血色が良くなるのはもちろん、目の下のクマもあまり目立たなくなる。さらに汗をかくことによって、アゴのラインもきゅっと引き締まってと、まさにイイこと尽くめだ。ちなみに、効果は1時間ほど持続する。



自分から「会いたい」とは絶対に言わない
まず最初に知っておきたいのは、現在LINEやカカオの連絡先は、非常に簡単に教えてらえる状況だということだ。もう本当にカンタンに。しかも気負う必要なく手軽に。
たとえば合コン。かつてなら宴も終盤にさしかかったころに、いそいそとケータイを取り出し、「良かったらメアド教えてよ。あ、できたら番号も」なんて切り出してたろうが、あれ、いかにも「あなたのことを異性として見てますよ」感がありありで、気恥ずかしくなかっただろうか。気負うばかりに、本命の可愛いコには聞けず仕舞いなんて失敗もあったはずだ。これがLINEなら、もうなんてことはない。女がスマホを適当にいじっている場面で「あ、LINE入ってる?」
「うん」
「じゃあ交換しようよ」
これだけだ。どこにも力は入っていない。たとえば会社の後輩OL、たとえば取引先のバイトちゃん。メアドを聞くにはどこか軽薄さが必要だったり、あるいは真面目っぽさを打ち出さねばならないが、LINEだったらアホみたいに容易に聞き出せる。
「LINEやってる?」
「はい」
「交換しよっか」
なんて素敵なんだろう。無料メール、無料通話ができる相手が、こんなに簡単に見つかるなんて。またLINEの場合は、オモシロイ現象なのだが、リターンが早いという不思議な特徴がある。メールでいついつ飲もうかと誘っても無反応だったのが、LINEだとどういうわけか即答で返事があるのだ(デートOKかどうかは別問題)。イケるイケないの判断がすぐにつくのはやはりありがたいものだ。

出会い系の女にAV男優だと名乗り、興味を示すかどうかでスケベな女かどうか選別する。
使い古された手法だが、出会いツールに耐性のないLINE女には、まだまだ効果的な作戦だ。ただし最初から〈AV男優です〉と載せてしまうと女も引いてしまうのか、反応がすこぶる悪いので、まずは爽やかな顔写真とメッセージで女を釣り、ある程度の関係を作っておく。告白タイムはその後だ。
〈実は俺、ちょっと前までAV男優やってたんだ〉
ポイントは現役ではなく、“元”にすること。いまもAVに出ている男はあまりに生々しいのか、引く女が多いのだ。昔、ちょろっとやってたよ、ぐらいが丁度いいようだ。興味を持って食いついてくる女はユルい。アポに成功した子は、100パーセントの確率でホテルに連れ込んでいる。
〈バイトしんどいわー〉
〈学校つまんねー。眠い〉
〈明日また仕事か~〉
つい発言しがちなこれらの甘えセリフ。相手に自分のつらい境遇を伝えて同情を買いたいのかもしれないが、女の子が言うなら可愛気があっても、男の発言となればメリットは1つもない。自分が女になった気分で冷静に考えて欲しい。こんな後ろ向きな男、魅力的に思えるだろうか。思わずネガティブ発言してしまう人は、この点に気を付けるだけで印象はよくなり、アポ率も上がるはずだ。

LINEにはチャットを使ったトークのほかに、実際の声で話せる通話機能が付いている。友達登録した相手なら、通話ボタンを押すだけで無料の電話が掛けられるのだ。狙った女とリアルに会話できれば、手っ取り早く仲良くなれるのは間違いないが、文章でのやりとりだったのに、いきなり電話はしづらいもの。そこで、ある程度仲良くなった女にはモーニングコールを頼むことにしている。
〈明日早起きしなきゃいけなくてさ、モーニングコールしてくんない?〉
起きれないからムリ、などと断られることもあるが、諦めずに何度か頼んでいけば、一度ぐらいは応じてくれるものだ。朝に電話をくれたら、お礼を伝える程度にし、長話は控える。ここでの会話は“目的”ではなく、今後気兼ねなく電話をするための“きっかけ”にすぎない。一度でも声を聞くと安心してくれるので、自然と電話を掛け合う仲に発展しているはずだ。
通話機能があることは知っていても、いきなりは掛けづらいものです。文章よりも電話で話した方が早く親密になれるのに。僕がいつも使ってるテクニックは、間違ったフリをしてワン切り通話する方法です。通話ボタンを押すとトーク画面に履歴が残るので、相手は確実に通話してきたことに気付いてくれます。そこですかさず〈ゴメン、間違ってボタン押しちゃった〉とメールで謝れば、女の子によっては〈別に電話してくれても良かったのに〉と嬉しい反応を返してくれることがあります。逆にここでかんばしくない返事が来るようなら、会える可能性も低いので、あきらめて別を探した方がいいと思います。

クラブで使えるバカで陽気な「ふるふる」作戦
LINEには、互いのスマホをふるふると振るだけで互いのIDを交換できるその名も「ふるふる」という機能が備わっている。この機能、クラブなどで女の連絡先を手に入れる際によく使える。まずはスマホを片手に目当てのコに踊りながら近づこう。そこでスマホを振る仕草を見せ、「ラインのID、ふるふるで交換しない?」。バカっぽく、陽気に接近するのがポイントだ。しょうもない方法だが、これが結構女にウケ、一晩で15人以上は軽くIDをゲットできる。あとは翌日、彼女たちに「昨日話したふるふるマンだけど」と言って片っ端からメッセージを送信しよう。あなどるなかれ。オレはこの流れでデート→即マンに繋がったコがなんと半年で40人超だ。もちろんこのワザ、クラブだけでなく飲み屋やBARなどでも応用可能だ。

婚活パーティでLINEのIDを渡しまくれば…

参加女性全員に施せば、驚くなかれ3人に1人ほどがご丁寧にも連絡をくれるのだ。メアドを紙に書いて渡しても、まずこんな結果は生まれない。すごいぞLINE
あげぽよBBS(Androidアプリ)
Androidアプリに限って言えば、こいつがなかなか使える。当然ランキングの上位に表示されているので目立ちやすく、これを見て新規にダウンロードするAndroidユーザーがまた現れ、さらにランキングを上位に押し上げるという好循環が起きている。新規のユーザーが増えれば、こちらとしては得なことしかない。頻繁に書き込みを覗きアタックすべし。
かまちょBBS(掲示板サイト)
一般的なL LINE掲示板サイトは、二行程度の短文で自己紹介を書き込む。一方、こちらの掲示板はブログのように長々とメッセージを綴れる。さて、これが一体何を意味するのか。長くメッセージを書く女が現れるってことは…そう、メンヘラー(精神を病んでる子)が集まりやすいのだ。ここで我々がとるべき作戦は明らかだ。長文で書き込んでいる女のみに爆撃すべし。当然、敵は寂しがり屋さんなのでアポるまでの流れも早い。

ポコパン攻略・友達募集(掲示板サイト)

LINE内に入ってる人気ゲーム「LINEポコパンに関する情報掲示板だ。といっても書き込みのほとんどは、ゲーム内チケットである「クローバー」の譲渡、交換にからむものばかり。もちろんナンパにもクローバーを使うべし。クローバーを欲していて、かつ、いかにも女性っぽつづりのID(××keikoなど)を見つけたら、プレゼントしてあげてLINEでからむ、ただそれだけだ。
フレンズ友達募集掲示板(掲示板サイト)

この掲示板の特徴は、シロート書き込みの判断が容易な点だろう。自分に連絡をしてもよい時間帯を記載する、いわゆる「時間指定」をしている書き込みはまずシロートと見てよい。逆に「いつでも」とあれば24時間体勢で獲物を探す業者の可能性がぐんと高くなる。覚えておきたい。

Eyeland(iPhone・Androidアプリ)
位置情報サービスと連携し、現在自分がいる場所がマップ上に表示されるアプリだ。都心部なんかだと、このアプリにけっこう女が集まっている。例えば、マップ上にいる女アバターを適当に選択してみよう。すると、「ひまー」といったつぶやきをしている女がけっこういる。こういうパターンを発見したらすかさずLINEで交流だ。

「オレもヒマだし、LINEで絡もっか」
もちろん、このアプリ内で交流もできるが、LINEに誘導したほうがやりとりがスムーズなのは言うまでもない。現在の女の子がいる場所がわかっているため、すぐに会える可能性は高い。
出会い系のピュア女とコミュニケーションを取りたいならばLINEに誘導した方が効率がよい。出会い系サイト内でのメッセージのやりとりよりも、煩雑な手続きがいらずサクサクとやりとりを進められるからだ。
●掲示板の女たちに爆撃
ワクワクやイククルなど大手出会い系サイトの「メル友募集」の掲示板。ここに書き込む女は本当にメル友を探してる素人が多い。なのでファーストメールの段階で軽い自己紹介のあとで「LINEのID教えてよ!オレはこれね→●●」とIDを教えてやると、よろこんで返信してくるパターンがしばしばある。
●顔写真をエサに誘導
「待ち」の戦略をとるときに使うのがこのワザだ。プロフに写メは晒さず「LINEに写メ載せてます」と書こう。高い頻度でLINEにメッセージを送ってくる。
最近のスマホのゲームは、どれもユーザー同士でコミュニケーションを取ることを前提にしている。これがLINEへ誘導するネットナンパにかなり使えるのだ。要はゲームのフリした出会い系サイ
トみたいになっちゃってるってことだ。 色々なゲームを試した中で俺が使えると思ったものを以下に示す。
●パズル&ドラゴン(Android、iPhoneアプリ)
パズルゲームを介して他のユーザーとチャットができる。ただし、出会い目的のユーザーを排除するためにチャット上でメアドなどの連絡先を交換できない(はじかれる)。だが、ラインIDは大丈夫なので「LINEで絡もう」とIDを教えてやれば楽勝だ。
●LINEPlay(Android、iPhoneアプリ)
自分の箱庭を育てていくゲーム。アメーバピグのようにアバターを介して他のユーザーとチャットをしたり、ゲーム内の通貨である「ハート」を送りあって交流する。正直、1人でプレイしていては単調極まりないゲームなので、女にハートをあげれば「ハートありがとう~」と返信がきてすぐさまその場でチャットが始まる。あとはゲームを介さずとも普通にLINEで会話すればよろしい。
リアル友達とのやりとりに終始しがちなtwitterだが、実はナンパのフィールドとして利用できることはあまり知られていない。試しにtwitter上で「LINE カカオ」などのキーワードで検索してみてほしい。自分のプロフィールやつぶやきでLINE・カカオ友達を募集している女が結構いるのだ。こいつらはskypeの会話相手を探すようなノリで、
「ヒマだからLINEで絡んで~!IDは→●●●」みたいなかんじで気軽にIDをさらしている。で、リアルタイム性の強いtwitterなだけにレスポンスが早く、すぐに会話をスタートできる。オレ調べではtwitter上でこういう書き込みをする女の子は若くてアニメ好きというのが大半だ。テンポ良くやりとりをして「カラオケでアニソンでも歌おっか」なんて誘い方がベストでしょう。
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GPS・すれ違いアプリで出会うための話題会話の広げ方

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すれ違いアプリで出会うための話題会話の広げ方
一人勝ちすれ違い通信アプリの正しい手順を教えます。数多くあった、すれ違い通信を利用した出会いアプリの大半は廃れてしまったが、唯一生き残った。
オシャレなデザインが女心をひきつけるからだろう。女子が多い出会いアプリはなかなか廃れないものだ。
出会い方の手順は、
①…すれ違った相手が表示される
②…相手に「ちょっかい」という行為をする
③…両者がちょっかい出し合ったらメール可能
④…しかしそのメールは1人あたり1日5通まで
理解できたろうか。このシステムは、男からしつこく絡まれたくない女のために配慮された秀逸なものと言えるだろう。ハナから相手にしたくなければちょっかいを出さなければいいし、メールを開始しても気に入らなければ5通で強制的にバイバイできるのだから。

では攻略法を。いざアプリを起動させてみると、最初の①までは簡単に進むだろう。いつどこですれ違ったのかわからないが、とにかく数人の名前が表示されるはずだ。そして②へ。ちょっかいを出す作業も、画面にちょこまか触れるだけですぐに終わる。問題はここからだ。相手からのちょっかいが来なければ先へは進めない。つまり第一関門は、いかにちょっかいを出してもらうか、「あなたと5通メールしてもいいよ」と思わせられるかどうかだ。あれこれ工夫できる箇所はプロフィールしかない。ぼくが使っているのはこんな文だ。
『いつも明治通りを走ってます。ビームスのTシャツ好きです』
効いているのかどうかはわからない。みんなが読んでるとも思ってはいない。でも間違ってはいないはずだ。まず地域。すれ違いがテーマのアプリだけに、この文言はあったほうがいいだろう。メール開始後の話題にも使いやすい。そしてビームス推し。このアプリを使っている女子は、田舎者の憧れであるところのビームス的なるものを疑いなく受け入れる人たちだと思われる。こちらもシンプルにビームス好き設定にしておけばいいのではないか。
ぼくは東京在住だが、この自己紹介文で、1日1人ほどのちょっかいをもらっている。互いにちょっかいを出し合えばいざメール開始だが、1日5通だけに戦略が必要だ。まず最終目的を、『5通目でラインI Dを伝える』ことに設定する。あくまで5通目だ。日本シリーズの5戦6戦を落として7戦目を取りにいくノムさんのような考え方だ。
1通目。
『こんにちは。どこですれ違ったんだろうね?』
まずはこれでOK。返事はこんな感じか。
『どこだろ。新宿かな?』
どういうわけだか、実際は互いにすれ違っておらずツジツマの合わないことも多いが、そこは軽く受け流す。
続いて2通目。『そうかもね。なんだか面白いね。運命みたい(笑)』
5通しかないからと長文を書き連ねるのは×だと思う。会いたい感が強くなるからだ。ただただ、このアプリの機能を珍しがっているような姿勢がいいだろう。これこそがビームス的男子のありかただ。
3通目も同じような感じの雑談でいい。会う会わないにはいっさい触れない。
そして4通目がこう。
『うわ、あと1通しか送れないんだって! あせっちゃう』
あたかも、たったいま気づいたかのような台詞で5通目への伏線を貼っておく。そして最後は直球だ。
『それじゃLINEのID書いとくね! ××○○』これでLINEにメッセージがなければおしまい。また別のターゲットに移ろう。LINE開始後の展開については、会話を長くつなげるためにも、彼女らの性質のようなものを覚えておきたい。過去5人ほどに会ってきたぼくに言わせれば、彼女らは総じて地味だ。モテるタイプではない。
でも恋愛には強い欲求があるので、セックスのためにはウソでも“付き合う”ことを前提にしよう。

GPSアプリで出会うための話題会話の広げ方
GPSを使って近場の女を探せるアプリ。あまりの人気のため、我々のようなヤリ目的の男たちに場を荒らされまくっている。
地図上で場所がわかり、しかもオンラインかどうかまで表示されるため、ガッツいて会おうとする男たちが腐るほどいるのだ。ぼくが推奨するのは、彼らの逆の道だ。会おうとしないことで、結果的に会ってしまう流れを作ってしまうのだ。なんだかんだでこれが一番の早道と思う。

まず最初に、とりあえずは近場の子で、かつオンラインの子にメッセージを送る。
ヤリ目の手法と同じだが、違うのはプロフィールに「出会い求めてないです」「顔見せNGです」と書いてる子に絞ることだ。彼女ら、ナンパ目的の男にうんざりしているだけで、単純なヒマつぶし種族ではない。なにかしら出会いを求めていなければこんなアプリなど使うはずないのだから。こちらも、ただ話したいだけというスタンスで会話を続け、3日ほど経ったところで、たまたま近くに行く用事があるからとお茶にでも誘う。これでOKだ。
なお、顔写真がカワイイ子やエロを匂わす子は100%冷やかしかアド集め業者なので、ハナから相手にしないこと。むしろこの手法は顔写真がない子のほうがうまくいく。

写メを求めてこない女には大当たりが潜んでいる
写メを要求してこない女。その真意をどう理解すべきか。自分も見せたくないブス(9割)男の容姿に頓着しない大当たり美人(1割)比率はこんなとこか。ギャンブルのつもりで会いに行くべきである。
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日本一痴漢の多い埼京線に女装して乗ってみた・男の娘が女の気持ちを味わう体験談

裏モノJAPAN 2014.11 特集「すぐにヤラせるバカ女だらけサイト」[40]
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埼京線は日本一多い電車として悪名をとどろかせているが、実は女装子(女装した男)チカンのメッカであることはあまり知られていない。女装子チカン?つまり触られたい女装野郎が自発的に乗り込み、それを変態男が狙っているという図式だ。あんなギューギュー電車で好き放題されるなんてどんな気分なんだろう。木曜日の夕方6時30分。

OL風に変装したノリ子(俺)は、帰りを急ぐ人々でごった返す埼京線、新宿駅のホームに降り立った。事前に得た情報によれば、最も多いとされる列車は3・4番線ホーム下り通勤快速の、午後6時から8時までの時間帯に集中しているらしい。すでにホームは人だらけで、すぐ脇の階段から次々と新しい客が流れてくる。次の快速の発車は15分後。まだ先頭車両の停止位置あたりには、列車を待つ客の姿はない。JRの係員が立って「先頭車両付近は大変混み合いますので、なかほどまでお進みくださーい!」と、促しているおかげか、ほとんどの客がホーム奥へ進んでいくのだが、ポツりポツりと立ち止まる客がいる。

みな中年男性だ。パッと見は、ワイシャツのリーマン風や、私服の自営風などごく普通のオッサンたちばかりだが、この周辺での位置取りは明らかに不自然だ。チカンだろう。そろそろ俺も並ぶことにしよう。前から2番目の位置で、電車の到着を待つ。ふと横を見るとエレベータ付近にスカートをはいた細身の女が立っていた。

あれ?化粧がやけに濃いし、スカートから伸びた脚がたくましい。女装子だ。ノーメイクで手ぶらの俺と違って、彼女はバッチリ化粧もして、可愛らしいハンドバッグも抱えている。いよいよ電車が到着する直前になると、ホーム全体に人があふれ出し、オバサンや仕事帰りのOLのお姉さんなどもポツポツ混ざり始めた。

「電車が到着します!下がってください!下がってくださーい!」

係員のアナウンスと共に電車が到着。ドアが開き、車内の乗客がおりると、ホームにいた客が一斉に乗り込んでいく。
「ご乗車の際は、順番にお進みください! 押さないでください!」車内に足を踏み入れた瞬間、背後からグイグイ押されるようにして奥へ押し込まれていく。いて! いててて! ものすごい力だ。ギチギチの状態になってからも、さらに入り口側から圧力がかかってくる。うぅ、苦しい…。気が付けば完全にオッサンに囲まれ、両腕がピクリとも動かせないほどの状態に。前方に2人、背後からは誰かの膝が、脚の間にはさまれた状態だ。ドアが閉まり、電車が動き出した。

と、一瞬できた隙間を使って、白シャツとグレージャケットの2人が微妙にカラダの位置を変えてきた。グレーの右手があからさまに俺のチンコに向けて近づいてきて、白シャツの左手は俺の反応を確かめるように手の小指に微かに触れてきた。発車2分後には、グレーの右手がスカート越しにチンコの真上に移動。手の甲がジンワリと押し当てられる形になった。白シャツは、俺が小指のタッチを拒否しないと判断するや、しっかりと手を握りしめてきた。

さらに、膝の間に挟まっていた男の足がグイグイ動き、脚を左右に拡げようとしている。どうやらノリ子、3人に囲まれてしまったらしい。列車が最初の停車駅の池袋に到着し、数人の乗客が入れかわった。まわりに隙間ができたので、立ち位置を変えようと思ったが、白シャツとグレーに阻まれほとんど動けない。ドアが閉まると同時に、2人が再び動き出した。

白シャツが、握った俺の手を自分の股間に引っ張っていき、グイグイと押しつけてくる。勃起したチンコを触れと促しているのだ。仕方ないので指先でサワサワしてやると、フーフー鼻息が荒くなってきた。問題は、俺の股間に右手を移動させてきたグレージャケットだ。スカート越しにチンコをさわっていた手を、パンツの中に入れようとしている。

腰を引くにも引けず、両手もふさがっているので防ぎようがない。結局、直にチンコをムニムニされながら、右手は白シャツのチンコを触らされるという状態で、活動エリアの終着駅となる赤羽駅に到着。ようやく列車の外へ逃れることができた。
翌日、乱れたカツラをブローして、再び新宿駅へ向かった。今回は少し早めの6時ジャストに到着。同じ要領で、列車が到着する10分前に乗車口に並ぶと、思しきオッサンたちの姿を確認できた。列に並ばず壁際で携帯をいじり、列車が到着したら入り口に押しかけるつもりだろう。昨日とは別の女装子も1人いる。

「間もなく列車が到着します!危ないのでおさがりくださ〜い!」

快速列車がホームに入ると同時に、俺の横にオッサンたちがワラワラ集まってきた。囲まれながら車内へなだれ込み、ギチギチの状態でトビラが閉まる。並びは以下の通りだ。メガネは身体全体を押しつけてくるだけ、ポロシャツはいきなり固くなったチンコを押しつけた状態からのスタートだ。電車が動き出した直後に、メガネが俺の右手をつかみ自分の半勃ちの股間にグリグリしてきた。うわっ、ちょっと先っちょが湿ってる! 

気持ち悪っ!ズボンから染み出るなんて、どんだけ興奮してるんだ。変な病気にでもなったら怖いので、必死に手を引っ込めようとしたが、かなり強い力で押し返される。カンベンしてくれよ。一方、左からチンコを押しつけてきたポロシャツもやっかいなことに。右手を俺の尻へずりずりと移動させ、指をケツのワレ目へ侵入させようとしているのだ。必死に尻ほっぺに力を入れて、奥への侵入を拒む。アナルだけは死守せねば。

ようやく列車が池袋へ到着し、数人の客が降りたタイミングで身体をひねり、2人から逃れる…はずだったが、メガネが、ほぼ真正面の位置に来てしまった。結局、湿った股間をピッタリ押しつけられながら、赤羽駅まで我慢するハメに。やっとのことでホームに降りると、俺の後をポロシャツが付いてきた。なんだ、ホテルにでも誘うつもりか?試しに改札の近くまで階段を降りてみたが、一定の距離を保ったまま後をつけてくるだけで、声をかけてくるわけでもない。いったい何がしたいのだろう。上り列車のホームに戻ると、無言のままオレの隣りに立って一緒に電車を待ち、新宿へ戻る列車に乗り込んできた。

さらに、さほど混んでいない上り電車の中でも俺の隣りに立ち、股間へ手をのばして指先でサワサワしてくる。まだしたりないのか。まわりの乗客に見られても、まったくお構いなしだ。乗客もチラチラとこちらを盗み見るが、俺が女装子だからか完全にスルーされる。変態同士が好きで絡み合ってるようにしか見えないのだろう。結局、ポロシャツは途中の池袋駅でチンコを触っていた手を離し、俺の肩をポンポンと2回叩いて、降りて行った。19時5分、新宿駅。ホームの客の量は今までで一番多く、電車が着くころには、四方をオッサンに囲まれていた先頭車両に乗り込むと、係員が半ギレ気味に叫び声をあげる。

「これ以上は乗れません! 押さないでください!!おーさーなーいーでーくださーーい!!」完全に無視してグイグイ押し入ってくる。人数が増えたせいか圧迫感も2割増しだ。さて今回も、すぐに女装子狙いとわかるメンツに囲まれてしまった。右のデブはホカホカの身体全体を押しつけてきて、左の坊主メガネは、いきなり俺の股間付近に手を伸ばしてきた。さらに背後から誰かの手がのび、早くも尻をなではじめている。

こんな特殊な性癖の持ち主なんて、ごくわずかだと思っていたけど、東京という街には、こんなにもたくさんのホモがいるのか。この人たち、普段は何してるんだろう。今回、俺を取り囲んだ3人の動きは素早かった。デブは俺の手の甲をちょんちょん、と触って反応を確かめたかと思うと、次の瞬間には、大胆に手を握り、さらにズリズリと太股へ手を伸ばしてくる。

そのままチンコ、太股、またチンコ、とせわしなく動かすデブ。興奮して息が荒くなるのは仕方ないとしても、息が臭いのはツライ。最初からチンコへ手をのばしてきたメガネ坊主も、いつの間にやらスカートの中へ手を忍びませ、パンツを下げようとしている。この坊主の指先が、ささくれだっていて、カラダに触れると痛いのなんの。直のチンコタッチだけはなんとか避けようと尻を引くが、背後から第三の手が尻の穴めがけて攻めてくるので退路がない。痛い! 

そのささくれ、マジで痛いよ!!5分後、ようやく池袋に到着したものの、誰も乗り降りしないのでポジションは変えられず。同じフォーメーションのまま、再び発車した。ここで右のデブが新たな動きを見せた。ブラウスの中に下から手を差し込み、ブラをズリあげようとしている。こいつ、乳首を狙ってやがるな。

しかも前からのささくれ指のせいで、背後の防御がおろそかになり、すでに尻穴の手前まで指が届いている。四方をビッチリ囲まれ腕をロックされてしまうと、どうあがいても防げないのだ。デブに乳首をはじかれながら、坊主にチンコをささくれ攻撃され、尻穴もグリグリ触られるという、怒濤の三点責めが続いた。これはヤバイぞ。

しかも軽く気持ちいいってのが、またヤバイぞ。 赤羽に到着し、ほうほうの体でホームへ。すると、すぐそばにシクシク泣きながら歩く地味な学生風の女の子がいた。可哀想に、されたんだろう。俺も泣いていいかな。

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戊辰戦争の因縁の山口と会津の不仲ぶりは本当か現地の人たちに会って実証|突撃ルポ

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タイトルを見ても、なんのこっちゃと首をかしげる方も多いことだろう。なので冒頭に少しお勉強的な説明をしておきたい。
ときは幕末。維新を掲げる薩長同盟と旧幕府軍が戦った。この時、幕府軍として最後まで抵抗したのが会津藩だ。会津藩士は、維新軍からの激しい弾圧に遭い、多数の死者を出した。惨禍の舞台となったのはいまの福島県会津若松市である。
以上は戊辰戦争といい、今から100年以上も昔の出来事である。しかしこの戦争を、100年〝以上も〞前ととらえるのは、我々部外者の感覚かもしれない。当事者、特に敗れた側となった会津の人にとっての戊辰戦争は、つい100年そこそこ前にすぎない生々しい惨劇だとも思われる。そこで現在でもよくウワサとして聞かれるのが、山口(長州)と会津の不仲ぶりだ。両出身者同士の結婚は許されないだとか、山口からの旅行者は会津の旅館に泊めてもらえないだとか、ちょっと信じられないような話がちょくちょく耳に入ってくる。はたして長州の人間はさほどに会津人から憎まれているのか。福島出身の俺が、ニセ山口県人となって、会津若松を旅してみるとしよう。
3月某日。雪がちらつく会津若松駅に降り立った。繁華街は駅から離れているようなので、とりあえずタクシーに乗るとしよう。先頭に停まっているタクシーの運転手は、60代前半と思しき白髪まじりの男性だ。「繁華街のほうへお願いします」
行き先を告げ、無言で車窓を眺めていたところ、赤信号になったところで運転手さんが話しかけてきた。
「お客さん、観光ですか」
「はい、そうです。さっき着いたばかりで」
 ニセ関西訛りで応対する。
「お客さん、関西の方?」
「関西っていうか、もう九州に近いほうですね」
「九州?」
「山口です」
「……」
あれ? どうした? 運転手さん、話さなくなったけど。しばらく間があいてから、彼が独り言のように口を開いた。
「山口ですか、はああ」
「そうなんですよ、山口県から」
「山口かあ、長州ねえ。…その話はするもんじゃないよ、お客さん」
 え、いきなりそう来るのか。
「…やっぱりいまだに恨んでたりとか」
「そりゃあさ、負けたってことは正直いい気分はしないよ」
「まあそうですよね…」
やや気まずい空気のまま、タクシーは繁華街へ着いた。小腹がすいてきたので、目に付いた大衆食堂に入ることにした。
「いらっしゃいませ」
店員は、60才くらいのおばさんとその旦那さんと思われる2人だ。
「ラーメンください」
運ばれてきたラーメンは、あっさり醤油味のちぢれ麺で、これがなかなか美味い。
「これ、おいしいですね」
「ああ、ありがとう」テレビを見ていたおばさんが軽く会釈をした。
「こういう麺ってやっぱり会津でしか食べられないんですかね」
「そうね、こっちのほうの特徴ですかねえ」
「ぼく、西の方の出身なんで珍しいんですよ。向こうはとんこつとか細麺が多くて」
「ああ、西日本のほうから。珍しいですね」
「ええ、今日、山口から来たんですよ」
次の瞬間、厨房に腰掛けていたおじさんが急に立ち上がった。
「なに、長州から来たの?」
「はい、山口から」
「そうか、長州から来たのか」
おじさんがひと呼吸置いた。なんだ、この間は? 
「きみが長州の人だからってどうのこうのは今はないけどさ」
「ええ」
 おじさんは続ける。
「それはね、言うもんでないよ。ここらへんは長州なんて言っても大丈夫だけど、もうちょっと田舎のほうだとね、俺らより上の人たちだといまでもいろいろ言う人もいるから」
黙って聞いていると、おじさんは戊辰戦争の話を始めた。ちょうどこの店の裏手にある山が合戦の舞台になったこと、市街地の大半が焼かれてしまったこと、当時の藩士の話などだ。
「だからお客さん、長州ってのはね、ちょっと刺激的だからあんまり言わない方がいいよ」
のっけから緊張を強いられる旅となったが、その後は暖かい歓待を受けつづけた。
街ゆく人に「山口からの観光客なのですが」と道を尋ねても親切に教えてくれたし、熟女系のデリヘルでは、「山口から来た」という俺に対して46才の嬢が
「山口の人ってチンチンおっきいのね」
と褒め称えてくれた。少なくともその日の午後に関しては、冒頭で記したような不仲説は微塵も感じられなかった。が、その夜、一軒のスナックに足を踏み入れたとき、少し厄介なことが。
「いらっしゃいませー!」
出迎えてくれたのはショートカットの奈美悦子風のママだ。昭和のジャズ喫茶のような洒落た雰囲気の店内は、ママと、きたろう似の先客が1名だけだった。まったり話し込んでいたようだ。ウイスキーの水割りを出しながらママが言う。
「初めてのお客さん…ですよね?」
「はい、観光で」
「あら! よく来てくださって!」
手を合わせたママの表情が明るくなった。カウンターの一番向こう側にいるきたろうは、一人黙って水割りを口に運んでいる。
「どちらからいらしたんですか?」
「山口からです」
 ママが息を飲んだ。
「それはまたこの会津によくこ
られましたね〜」
「それは、どういう意味で?」
「ちょっと考えすぎかもしれないけど、やっぱり戦争のことがあるからね〜」
ふーん、スナックのママでもこういう反応になるんだ。
「ううん、でも全然気にしてないから会津の人は。むしろそういうことがあったから今の日本があるわけだからね。こうやって来てもらってむしろ感謝っていうか。今日一日まわって会津はどうでした?」
「古い町並みがいいですね」
「いいでしょ〜」
ママがニコニコしている一方で、カウンターの向こう側に座ったきたろうがチラチラとこちらを見ている感じがする。気のせいだろうか。再び水割りをつくるママに話しかける。
「じゃあこちらの方に『山口から来た』って言っても大丈夫ですかね」
「そりゃ、だいじょ…」
「…なわけねーべよ」
横からきたろうの声が飛んできた。ママと俺が振り向く。「長州から来たなんてここで言っちゃあ、ぜってえいけねーよ」カウンターを見つめならつぶやくように言い放つその表情はマジだ。
「ええ〜! そんなことないわよ〜」
作り笑いを浮かべるママだったが、効果はなかった。
「いやあ、わかってねえよ」
「今そんなに言う人なんていなわよ、昔じゃないんだから」
「いやあ、ママ、わかってねえよ」
俺は黙って2人のやりとりに耳を傾けるのみだ。
「大丈夫よ、だってうちのいとこの旦那さんは薩摩の人だもん。婿入りでこっちに来たんだから
(※薩摩も長州と同じ維新軍)」
「はあ?」
きたろうが不機嫌な表情になった。初耳だったらしい。
「最初は親戚が集まって大もめしてね。でも薩摩に行くんじゃなくてこっちに旦那が来るってことなら認めるってなって、いまは会津に住んでるのよ」
きたろうは黙ってカウンターを見つめている。ママが話を続けた。
「だってね、わたしの新婚旅行、九州だったもん」
 顔を上げるきたろう。
「は? おめえ正気か?」
ママがキョトンと首をかしげる。
「ほんとかって!」
「うん、熊本と鹿児島とまわってきたのよ」
「おい! おめえそれ本気で言ってんのか! ありえねーよ!」
ヤバイぞ。喧嘩になるんじゃないのか。しかしさすが客あしらいのプロ、ママは平然と続ける。
「見てわかったけど薩摩って広大でさ、こういう広ーいところにいると天下をとるような人が生まれやすいのかなーって思ったのよねえ」
うわ、火に油を注ぐようなことを。
「そんなことねえよ」
「でも、いいとこだったわよ。電車でぐるっと平野をまわって」
「あんなとこ、山しかねえよ」
「じゃあ行ったことあるの?」
「あるよ、仕事で! あんなとこ山しかねえよ。平野なんて全然ねえから!」
激しく言い放つきたろうが、俺の方を向く。
「山口だって山しかねえ場所だよ」
止めるようにしてママが入ってきた。
「戊辰戦争って言っても、生まれる前の話だもの。もう関係ないって」
「逆だよ、生まれる前に起きたことだから忘れねえんだよ!わかってねえよ、あんたもいい顔ばっかしてんなよ!」
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潜在意識を刺激サブリミナル効果はSEX絡みの性的なものにも効果的か?

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映画のフィルムの1コマ。わずか3000分の1秒のコマに、「ポップコーンを食べろ」のメッセージをはさんでおいたら、その日の映画館のポップコーンの売り上げがグンと上がった。って話は聞いたことがあると思う。コカコーラのバージョンもあったような。
 サブリミナル効果というらしい。人の潜在意識にはたらきかけ、無意識のまま行動に走らせてしまうとかなんとか言われている。日本のテレビ局ではサブリミナルの手法は禁止されてるほどだから、よっぽど効果があるんだろう。これナンパに使えますよね?路上を歩く女性にサブリミナルを仕掛ける戦法で。ピンと来ないだろうか。女性がムラムラきそうな刺激をさりげなく、実にさりげなく、視覚、聴覚、嗅覚などすべてに与えていけば、本人の気づかぬうちにアソコが濡れてしまい男が欲しくなってくる、そういうことです。まだわからない? もう、それじゃ実際に見てくれ!
真面目そうなOLを人知れずヌレヌレにさせてしまうところが、サブリミナルのすごさだ。もはやストッキングの根っこでは蒸気が上がってるぞ。と信じて声をかける。
「お仕事帰り?」
「…いや仕事中です」
ふっ、仕事中に濡らしちゃうなんて、キミも女だね。
「ひょっとして早退したい気分?」
「…いえ」
「そんな恥ずかしがら…」
喋り終わる前に、彼女はサッカー選手のようなフットワークで人混みに消え去った。真横で精液臭をまき散らしたのだ。効果は高いはず。だんだんバッグの持ち方がだらしなくなってるあたり、体の力が抜けたな。腰くだけ寸前か。
「はい、どうも!」
「え……」
「お仕事中かな?」
「…そうです」
「じゃあ、ぼくと商談でもしましょうか」
「結構です」
冗談冗談、今そんな固い話はしたくないよね。
「じゃあ、普通の商談じゃなくてエロイ商談をしよう」
「結構です」
「じゃあ、ただのエロ話を」
カバンを肩にかけ直し、足早に去っていった。落胆を見てかY談ズが頑張ってくれた。
「クリとアナルとマンコを同時に攻めたんだけどさ」
「3点責めかよ!」
「マンコから汁がめっちゃ出てきたから、全部チューチュー吸ってやったよ」
他の通行人が振り返るほどの大声でカマしたのだ。ありがとう、Y談ズ。お前らの努力、無駄にはしないぜ。
「こんに…」
瞬時に逃げられた。
エロ本マンとY談ズが彼女に避けられたため、効果のほどが心配だ。エロス度合いの強いツートップなのに。しょうがない。前半3人のパワーに期待しよう。
「今、帰るとこ?」
「…まあ」
「じゃあ、駅まで一緒に歩こうよ。2時間くらいかけて」
「ははっ。無理だし」
「大学生かな?」
「そうですよ」
会話がつながった。これから京王線の改札に妹を迎えに行って買い物に付き合うのだと。あのね、そんなムラムラ状態で妹さんに会っていいのかな? 姉としてそのふしだらさはどうなのかな?
「すいません、もう妹がくるんで」
「じゃあ、メアドだけでも交換しとこうよ」
「いや私、メールしないんで」
ちくしょう。
軍団はかなりの接近戦でターゲットを狙い撃ちしてくれた。駅構内で話しかける。
「オシャレさんですね」
「……」
返事はないが、笑顔である。
「春らしくていいね。白いショートパンツとか」
「…どうも」
「今日はこれから一人で買い物とか?」
「いやちょっと仕事が」
そんなカッコで仕事かよ。股間濡らして出勤なんて許されんのか。
「じゃあ、せっかくだしメアドだけ交換しようよ」
「あ、別に…はい」
やっとここまで来た。軍団よ、頼りないお前たちだけど、やればできるじゃないか。と言っても、まだ結果を出せたとは言えない。ようやく五合目だ。軍団と解散した夕方、オレは生脚ネーさんにすぐさまメールした。
〈さっきはども。こちら急に夜の予定が開いちゃいまして。よかったらメシでもどうですか?〉
返事はなかなかこなかった。もう愛液も乾燥してしまったのか。と思ったら8時過ぎに着信が。
〈軽くならいいですけど〉
わお、まだ乾燥してなかったのね!
夜9時。あまり乗り気じゃなさそうな顔で、彼女は自宅の最寄り駅に戻ってきた。待ち合わせ場所が職場の新宿じゃないのは、部屋に入れてくれるって意味? メシ食うならフツー新宿でしょ。いやしかし、メシなんか食ってていいんだろうか。時間が経てば経つほどサブリミナル効果は薄れちまうぞ。どうせもう濡れてんだから、さっさとイチャついたほうがいいんじゃ?
「オレまだ腹減ってないから、軽く散歩でもしない?」
「ああ、そうですか…」
気のない返事である。散歩じゃなくて部屋に来て、指を2、3本入れてかき回してくれってか。はしたないこと言うんじゃありません!
「……」
彼女はずっと無言だった。ナマ脚を誉めてやっても、公園のベンチに座っても。何しに来たんだ?
「あの、セントウさんでしたっけ?」
「うん、マー君って呼んでいいよ」
「ビジネスとか興味あります?」
「ん、どういうこと?」
そこからの説明はさっぱりわからなかった。理解できたのはただひとつ、仕事には人脈が大切だって部分だけど……おい、それって何かの勧誘じゃねーの?
「うん、それも興味あるけど、今日はアヤちゃんだっけ? 君だけに興味があるんだ」
「はぁ、そうですか。あ、そろそろ帰らないと…」
あわてて肩を抱いてキスしようとするオレの手は、無残に振り払われた。
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