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記事一覧

  • 素人童貞を捧げた女性が彼氏がいるのに泊まりに来た
    2020年01月16日エッチ体験談

    1人目。あみ。深田恭子似のかわいこちゃん似だ。《元気?ご飯でも食べに行こ酔うか?》すぐに返事が来た。《うち好きな人いるのに、メールしても本当に意味ないんぢゃないかと思うんですけど・・・いいんですか?》ところどころ小っちゃい文字が入ってるのが、これまたカワ

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  • 道に迷っている迷子ちゃんを道案内してあげるナンパ臭ゼロの自然な出会い方
    2020年01月16日出会い攻略

    女は地図が読めないらしい。確かにあいつらって、何かにつけて「方向音痴で〜」とかわめいてるし、町の地図案内板の前で難しい顔をしてるのも、たいていが女だ。ならばあの地図前でうろたえて いる迷子ちゃんたちを優しく道案内してあげればどうだろう?助けてくれた男には好

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  • 昼キャバの方がアフターで女子大生や人妻とSEXしやすい説|水商売で女を取り戻した主婦は特に!
    2020年01月15日出会い攻略

    飯ネタ作戦はスゴイんじゃねっ昼キャバとの組み合わせは最高なんじゃねっとはいえ、ぬか喜びは禁物である。ここまでは昨日すでにクリア済み。さあ、気合いを入れ直せ。午後8時過ぎ、大昔に一度入ったことのある「Q」で乾杯。たわいもない話でほぐしながら、酒を勧め、徐々に

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  • 海の家のリゾートバイトは出会いとエッチがいっぱいで水着ギャルとやりまくり説を突撃体験
    2020年01月14日突撃リポート

    特にイケメンでもなく、それこそどこにでもいそうなあのニーチャンたちが、何故ああも人気者になってしまうのかと。恐らく、こういうことなのだろう。夏は、男女問わず心が開放的になりがちな季節。特に出会いの駆け引きが入り乱れるビーチにおいて、海の家の男は、一種のス

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  • 人生初テレクラですっぽかしも時短もエッチな看護プレイも体験
    2020年01月14日出会い攻略

    平成生まれ。まだ25才の俺は、テレクラに一度も行ったことがない。だから安心していた。こんなテレクラ童貞が年越しテレクラを任されることなどあるはずはないと。だから計画していた。年末年始はゆっくり実家で過ごそうと。しかし裏モノ編集部というところはそう甘くない。

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  • 中年おっさんもが美女をナンパをするトーク会話術・ラブホテルの誘い方
    2020年01月13日出会い攻略

    中年男性も素敵な女性と出会いたいならナンパをした方が良いと思っている。 中年が成功率を上げるナンパテク、セックスが当たり前かのような展開へ持ち込むにはどうすればよいか。バーや飲み屋での会話のキャッチボールの仕方をお伝えします。 剛速球は投げる必要なし。おっ

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  • 映画やドラマのような恋愛がしたい・お嬢様は庶民的なエスコートにぐっとくる
    2020年01月12日出会い攻略

    庶民の女が金持ち男に憧れるならお嬢様は庶民の男に憧れるのか。お嬢さんには新鮮に違いない田舎もんの観光スポットや小汚い飲み屋をデートに連れて行ってみた。 男女の世界には、わざわざ文字にするまでもない当たり前の法則がある。〝庶民の女は、金持ち男に憧れる〞あえて

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  • ずっと友人関係だった男女、女友達に本気の告白でセックスは出来るのか
    2020年01月11日突撃リポート

    いつもの編集部ルポとは異なり、筆者であるおれの実名が伏せられている。不審に思う方もいらっしゃるかもしれないが、理由はそのうちわかっていただけるだろう。本ルポは、ある単純な好奇から生まれた企画だ。男女の友情にまつわる、下世話極まりない興味というか。たとえば

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  • モテるヤリチンおやじも相手が身近の女の子ばかりだとバレるリスクが高い
    2020年01月11日エッチ体験談

    自分がプライベートで本当にやりたいセックスにこだわりたい、日々接したなかで本当に〝ヤリたい〞と思った女となんとかセックスしたい、という願望からだった。ただし、俺の女遊びの大前提は「家庭を壊さないこと」。今の生活は幸せだし、満足もしている。だから、後腐れが

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  • 外人系出会いサイトで日本人女性を狙う・外国人向けサイトが意外なナンパスポットだ
    2020年01月10日出会い攻略

    外国人の女、とりわけパッキン姉ちゃんに特別な思いを寄せる男性は意外に多いと思うが、ある意味排他的とも言える島国日本に住むかぎり、外人女と知り合えるきっかけは少ない。英語が話せなければ友達になるのも難しいだろう。 ところが近頃、ネット上に複数存在する出会い系

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素人童貞を捧げた女性が彼氏がいるのに泊まりに来た

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-31-21_No-00

1人目。あみ。深田恭子似のかわいこちゃん似だ。
《元気?ご飯でも食べに行こ酔うか?》
すぐに返事が来た。
《うち好きな人いるのに、メールしても本当に意味ないんぢゃないかと思うんですけど・・・いいんですか?》
ところどころ小っちゃい文字が入ってるのが、これまたカワイイ。すかさず返信。
《好きな人もいるやろうし、かわいらしいから言い寄ってくる人も多いと判断した上で
の行動だよ。恋と学業の邪魔をしないから。それでもノーチャンス?》
2人目。OLまゆみ。山田優に似ている。
《飯でも食いに行かない?》
《あ、行く》
好感触だ。
《いつにしようか?クリスマスは何しているの?》
3人目。早稲田大学の学生、田中さん。普通、名前だけを教える女の子が多い中、苗字
だけを教えてくれた変わり者だ。
《天気もいいことだし、食事にでもいきませんか?》
4人目。綾。仙台で喫茶店を開くといっていた。加藤あいのような切れ長の目がオレ好みだ。
《喫茶店の開設準備は順調ですか?もう当分、東京は来ないのですか?》
5人目。本命の和美。専門学校生。さとう珠緒と森下千里を合体させたような美形だ。
番号を教えてもらってから一度も連絡がつかないが、この時期ならなんとかなるのでは?
《久しぶり。ところで和美はカレーとか好き?》
あえて下心を抑えたメールを3回送っておいた。以上5人、誰か1人ぐらいは寂しがっているはずだ。返事が戻ってくるまでの間に、クリスマスの思い出にでも触れておこう。実はオレはクリスマスごときに浮き足立つつもりはまったくないし、過去に浮き足立ったこともない。
大学1年生のときは、クリスマスの数日前から長野に山スキーに出かけていた。山スキーとは特殊なスキー板を使って雪山に登り、頂上から斜面を滑走するものだ。所属していた探検部では、毎年この時期に訓練と称して雪山に行くのが恒例となっていた。
その年は下山したときにクリスマスイブを迎えた。ゲレンデと駐車場の間の目立たない位置にテントを張り、夜に備える。ゲレンデには、カラフルなスキーウエアに身を包んだカップルがどれもこれも幸せそうで楽しそうだ。片やこっちはスキーウエアの代わりに雨具を着て、風呂にも数日入っていない。繰り返すが、オレは浮き足立ったりはしない。ところが、これが相当ショックだった奴もいて、テントに戻ったときに同期のSが嘆いた。
「あ〜。何でよりによってクリスマスイブに、部の連中とカップラーメンを食わなきゃ
いけねんだよ」
誰も返事はしない。カップラーメンをすする音だけが聞こえる。沈黙に耐えかねてオレが口を開いた。
「オレらはオレらで楽しんでいるからええやないか」
「そりゃ、そうだけど。あいつらの幸せな顔を見ると悔しいよな」
「雪山に登る経験は人生の中でそうないぞ。女といちゃつくなんていつでもできるやな
いか」もっともな意見に、Sは小さく「そうだな」と咳いた。次の年ももちろん山スキーだ。テントの中で後輩が言う。
「やっぱりクリスマスの日にこんなとこに来るのはおかしくないですか?」
「でも、雪山はおもろいやろ」
「え一え…」
「今年は雪が少ないよな。去年とかは大変やったで」
「何がですか?」
「雪よ・去年は天気が悪かったから、あれはつらかったなぁ。クール宅一急便よりも寒い中をオレたちは生き残ったんや」
「へ一え…」
自慢に耳を貸しつつも、後輩連中は、クリスマスがどうたらこうたらと騒がしい。オレは先輩として、浮き足立つ連中たちを諌めなければならなかった。むろん論理は同じだ。雪山は今しか行けないが、女とはいつでもいちゃつけるだろうよ。しかしオレはそろそろ気づき始めていた。本当は、雪山こそいつでも行けるのではないか?
翌年、この後輩は参加していなかった。オレは4度目にもなるというのに、1回で怖気づいたか。
「今年はあいつ来なかったの一か?」
「ええ、彼女とどっか行くらしいですよ」
まったく、あれほど言った一のに。
しかしここでその行為を非難しては、女に縁のない妬みと思いかねられない。なにせ、4年も連続で参加しているのはオレぐらいのものなのだ。


望む、望まないにかかわらず、クリスマスはやってくる。猫の舌も借りたいくらい忙しいイブを過ごすのだろうと思っていたのに、あれから2年、現実はセフレどころか彼女もいない30代を迎えてしまった。

なんと希望のないことか。このまま今年もロンリークリスマスでいいのか!昨年に引き続き今年もナンバでこつこつとゲッ卜してきたライン攻勢だ。寂しい女が1人は一緒に過ごしてくれるはずだ。1人目。先月号に登場した奈緒。告白したオレを「保留」にしている女子大生だ。
《今週末、何してるの?また会えないかなぁと思ってるんやけど》
2人目。大学生の遥・2度ほど飲みに行っているが、まだ手も握らせてくれない。つい最近、オレは遥の家の近くに引っ越したので、誘うにはちょうどいいタイミングだ。
《引っ越しして近くに来たよ今度、遊びに来ない?》
3人目。医療関係の専門学校生、由佳。何かと忙しいことを理由に断られているが、三顧の礼で挑みたい。
《お茶でも飲まないかなと思ってメールした。できればお昼に飲茶とかはどうかな?》
4人目。ミナコ。素人童貞を捧げた女だけに、オレは未練たらたらだ。
《最近、どんな感じ?オレは引っ越しして、気分もリフレッシュしたから会ってくれるとうれしい》さて昨年はどいつもこいつも返信ナシだったが、今年はどうか。
1人目、奈緒。
《テストが終わったら会えるかもです》
この返事には飛び上がった。なにせ告白しているオレと会ってくれるのだから、保留の
返事は「喜んで」に間違いないだろう。
《ほんまに?やった。じゃあ終わるのを待っているね》
だが、その後の返事が一向に来ない。試験っていつまでだっけ。
2人目、遥。
《引っ越し、おめでとうございます(?)また遊んでくださいね》
と返事が来たが、具体的な話に発展せず。
3人目、由佳。
《土曜日は4時まで学校だけど、その後で平気?》
《いいよ。じゃ今週の土曜日ね。5時に銀座で待ち合わせしない?》
《うん、わかった☆》
今年のクリスマスは由佳で決まったか。ところが、待ち合わせ前日にキャンセルのメ
ールが届いた。学校の試験で失敗して追試を受けるためだという。さらに、しばらく後になって電話をもらう。
「とにかく今は落ち込んでいるから、気持ちが落ち着いたらお茶しようね」
気長に待つしかあるまい。さてここまでは、昨年よりわずかに進歩した程度で、まったく収穫はない。

しかし4人目、あの素人童貞を捧げたミナコとの間に、進展が。4人目、ミナコ。いいな、引っ越し。私も引っ越ししたいよ。いつあそぶ〜もう何カ月も連絡が途絶えていたので、すっかり無理だと思っていたが、この好反応。やはり一度カラダを重ねた関係だからか。

今週末は?今週末はごろごろするのだ。オレよりもごろごろ優先とは、どういうことだ。完全になめられてるな。が、神はオレを見捨てなかった。なんとその週末、家で洗濯をしているとミナコからメールが来たのだ。今、新宿いるよ。暇ならランチでも〜急いで新宿に向かった。本屋で立ち読みしながら待っていたミナコに声をかける。

「久しぶりやな。元気そうだね」「元気だよ。2キロ太ったよ」「ぜんぜん構へんやん。女の子は少し太ってるぐらいがかわいいよ」「え〜、やだ」いい雰囲気だ。これはどう見てもクリスマスの熱々アベックだ。

以前、何度か会ったころのミナコはよくミニスカートを履いていたが、この日は膝丈のスカートだった。また、以前はぴったり密着してオレのそばを歩いてくれたのに、今日はなんだか離れていやしないか……。

気を操みながらパスタ屋に入ると、さらに不安が募った。ミナコの薬指に指輪が光っているのだ。「オーダー決めた?」とミナコの持つメニューを覗くふりをして、指輪を注視したところ、装飾品に疎いオレでもそれが「ブルガリ」であることがわかった。しかも、その指輪はカップルがペアで身につける品であると雑誌で読んだ気がするが。まさか婚約したとか。

「引っ越しは落ち着いた?」ミナコの声で我に変えるも、指輪が気になってうわの空だ。「いや、片付かなくて困ってるよ」「私も引っ越ししたいんだよね」「ああ、そう」「だから今日もちょっと不動産屋を回ってきたよ」

やっぱり結婚か?気になるが聞けない。しかし、よく考えてみたら、オレの素人童貞を奪ったときもミナコは彼氏がいると言っていた。結婚したっておかしくはないわけだが。あれこれ1人で考えてもしょうがない。ここは思い切って、先月に引き続き告白第2弾だ。
「その指輪きれいだね」「うん、ありがとう」
「まあ、それを誰からもらったかはあえて間かないでおく雫よ」
「。。。」

「でも、ここからは真剣やで。一実は前から言おうと思ってたんやけど、オレはミナちゃんが好きやねん。付き合っても一らえないかな」
いきなりの告白に戸惑うミナコ。まさか昼飯を食いながらそんな展開になるとは思ってなかったろう。うつむきかげんでミナコが言った。

「え〜、いきなり何?」
「前から言おうと思ってたんだけど、なかなか会えなかったから」
「。。。。」即答しないところを見ると、拒否しているのは間違いないが、それでもあきらめられない。やっぱり素人童貞を捧げた女は特別だ。追い打ちをかけるように、オレは思いを伝えた。

「わかってる。ミナちゃんに彼氏がいるってことは聞いてたからね。それでもオレは待つよ。なかなか別れにくいかもしれないけど、彼氏と別れたらオレのことを真剣に考えてほしい」
このセリフ、決まったと思った。ところが、ミナコはおかしなことを言い出した。
「ああ〜、もうその人とはとっくに別れたよ」
「え!じゃあ今は?」「別の人と付き合ってるよ」
「うそ!前の彼氏と別れて今の彼氏ができる間に、オレのことは考えなかったんかいな’」「あははは」なんてことだ。ミナコの中でオレの存在はそんなにちっぽけなものだったのか。せめてなぜオレがダメなのかを教えてくれ。
「え〜、何もダメじゃないよお」「じゃ、なんであかんの?」「あははは」
「可もなく不可もないからか?」「あはははは」笑ってごまかされて話にならない。どうやら今年もロンリークリスマスになりそうだ。まあ、今年もパッとしなかったが、性犯罪に手を染めなかっただけでも良しとするか。

ミナコという2年前にナンバし、素人童貞を捧げた女性がいる。その後しばらく連絡がつかない時期があったが、昨年末になってまた再会し、思い切って「付き合ってくれ」とお願いするも、「彼氏がいるから」と軽くかわされてしまった。この、《セックスはしたけども付かず離れずの関係》という相手は、遊びなれてる男ならたくさんいるのかもしれないが、オレには1人しかおらず、彼女の存在は心の中で引っかかり続けていた。家でテレビを見ていると、そのミナコから《会社の人と渋谷で飲んでいるよ。いい店知らない?》とのメールがあった。人を頼るような、利用するような、そんな微妙なメールが彼女の特徴だ。《そんなことより、オレの家に来て飲もうよ》

さほど期待もなく、いつになく強気なメールを返したところ、意外なリアクションが。
《わかったよ。終わったらね〜》
どういうことだ。彼氏とはもう別れたのか。いや、またしてもオレは純情な心を弄ばれているのか。正直、これまでの流れを振り返れば、彼女には性格にムラっ気があるので真面目に付き合いたい気持ちはあまり強くない。でも向こうが慕ってくれるのであれば、前向きに考えたいところではある。時刻は深夜1時を回った。もう土曜日だ。オレはまんじりともせず、飲み会終了のメールをひたすら待ち続けた。朝の5時。もはや限界と、布団に入ってうとうとし始めたときに、ミナコから電話があった。「飲み会、今終わったよ」「お、そうか」
「もしかして寝てた?」
「いや、布団に入っていただけやから……。終わったんならうちにおいでよ」
「そっちに行けば何かいいことあるの?」
「ルービックキューブならあるよ」「ええ〜」「お酒もあるから」「ワインは?」
「ワインもあるよ」「へ一え」
問答を続けたが、なかなか「うん」と言わないミナコ。いったいどうしたいのか。意図を測りかねていると、彼女はボソリと言った。「そっちに行っても、エッチはなしだよ」
こんなに平身低頭、誠心誠意、我が家に招待しようとしているオレを、性欲の塊のように言いやがって。だいたい1人暮らしの男の部屋に来て「セックスなし」なんて詐欺ではないか。しかし、ここは勝負どころ。努めて明るく「そんなことしないから、安心しておいでよ」と答えておいた。
「うん…。それならこれから行くね」30分後、最寄り駅に姿を見せたミナコは泥酔とはいかないまでも、かなり酔っ払っていた。部屋に入ってもワインはこぼすし、着衣はタバコくさいし、だらしないことこの上ない。オレはセックスをあきらめて寝ることにした。もう面倒くさくなったのである。ミナコはまだビクリとも動かない。腹が減ったので、外に食事に出て戻ってくると、彼女は本棚を荒らして、漫画を勝手に読んでいた。
「起きたんなら、お風呂に入ってよ。すごいタバコくさいよ」
「やだ。入りたくない」
汚い女とセックスしたくなかったので風呂を勧めたのだが、オレの潔癖症を知ってか知らずか、ミナコは頑なに入浴を拒否し続ける。漫画に没頭する彼女。ちょっかいを出して気を引こうとするオレ。
いったい何が目的なのだ、この女は。彼氏と上手くいっていないのか。もう待っていられない。意を決し、オレは彼女の隣にダイブした。明確にダメだと言わないところをみると、やはり『アダムタッチ』を侍っていたのか。背中から脇の下へ、そして下腹部、太もも、尻へと次々に手を滑らしていく。そして一番大事な股間部分を下着越しにまさぐったところで、オレは勝利を確信した。何事もないかのように『漂流教室』を黙読しておきながらミナコのソノ部分は濡れていたのだ。この漫画にいやらしい場面など1つもない。勢いづいたオレは愛撫をさらに加速させた。一瞬、秘密兵器であるローターを取り出そうかとも思ったが、欲張りは禁物だ。開脚させ、下着に手を入れる。ミナコの手にる『漂流教室』は、主人公たちと男性用務員との格闘シーンからぺージが進んでいない。オレのテクニックがミナコを欲情へと漂流させたに違いない。すばやくコンドームを装着したオレは聞いた。

「入れていい?」「………うん」
もう遠慮はいらない。うなずきを見るや否や、すぐさま下着の隙間からチンコを挿入し、はげしく突きたてた。う〜ん気持ちいい。「むちや気持ちがいいよ。ミナコ好きだよ」
ミナコは目をつぶってオレの動きに身をまかせるだけで、返事はしなかった。
初めてセックスをしたときは挿入30秒も持たなかったが、この日は相手が風呂に入っていないという嫌悪感も手伝って、興奮している割に射精感はなかなか訪れなかった。ミナコも漫画を放り出し、あえぎ声を上げ、喜んでくれている。今だったら、ローター使用も了承してくれるかも……。
そんなことも考えたが、やめておいた。やっぱり欲張りは禁物だ。挿入してから四分近くピストン運動を繰り返し、ようやくフィニッシュを迎えた。ミナコはぐったりしたオレを抱きかかえ、頭を撫でてくれた。セックスの後、用事があったので2時間ほど外出して戻ってくると、ミナコはまた漫画を読んでいた。今度は『まんが道』だ。オレは思わず、声を上げた。
「この漫画、14巻まであるんやで。家に帰らなくて彼氏に怒られへんのか」
「どこにいる.帰ってこいってメールがさっき来たよ。やぱいよれ。ははは」心配メールが来るってことは、彼氏に冷たくされているわけではないらしい。なのに、どうして彼女はここで時間を過ごしたがるのか。そのくせ、オレへの好意的な発言はいっさいしないのも不可解だ。

オレはミナコの顔もパーソナリティーも愛している。付き合いたいという感情が皆無なわけではない。しかし、今日のようなだらしない一面を目の当たりにすると、セックスさえできればそれで満足すべきとの考えも頭をよぎる。彼氏の心配をよそに、ミナコは漫画を読み続けた。ようやく家を出たのは夕方になってからだ。
「今日は楽しかったよ。またいつでもうちにおいで。そのうち飲みにも映画にも行こう」
「ありがとう。だらだらしてしまったけど、一緒にいられてうれしかった」
手を振って別れようとすると、ミナコはJR線の改札に向かって歩き出した。あれ、どういうこと?地下鉄じゃなかったつけ。
「これから彼氏の家に行くからJRなんだよね。ははは」
臆面もなくよくもそんなことを言えるものだ。
「わたしたち愛人みたいだね。それじゃあ、またね」
おかしな言葉を残して彼女は去って行った。いったい2人の関係はこの先どうなるんだろう。複雑な女の行動を目の当たりにして、オレの心は混乱している。

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道に迷っている迷子ちゃんを道案内してあげるナンパ臭ゼロの自然な出会い方

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-30-57_No-00

女は地図が読めないらしい。確かにあいつらって、何かにつけて「方向音痴で〜」とかわめいてるし、町の地図案内板の前で難しい顔をしてるのも、たいていが女だ。ならばあの地図前でうろたえて

いる迷子ちゃんたちを優しく道案内してあげればどうだろう?助けてくれた男には好意をもって然るべきだと思うのだが。
作戦はこうだ。
1・「大丈夫?どこへ行くんですか?」と声をかける
2・目的地を聞いたら、ちょうど自分もそっちに行くところだから案内しますよ、と誘う
3・歩きながら雑談
4・雑談の中のひとつのテーマに興味を示す
5・目的地に到着したら別れ際に、気になったテーマのことをまた聞かせてほしい、と連絡先を渡す
どうだろう、このナンパ臭ゼロの手法は。出会い方は自然だし、連絡先の渡し方も自然。向こうが連絡をしてくる動機も十分にある。これはもらったかも。
というわけで、12月の週末、都内各所の案内板をまわり、途方にくれていた15人の女たちに声をか
け、ラインIDを記したメモを渡した。…リアクションは悪かった。たまたま恩知らずばかりに声をかけてしまったのか、連絡をくれたのはたった2人だけだ。
○相手 
●仙頭
○今晩は。張です。中国について、問題があれば、ご遠慮なくどうぞ。せんとうさんは、中国を勉強したことがありますか?
5番の中国人のネーさんだ。たどたどしい日本語で一生懸命送ってきてくれてるあたり、好感を持ってくれてると見た。
●お返事、謝謝!
中国への留学経験がある友達に少し教えてもらったことがあり、興味があります。
我想学中国!
「我想学中国」は「中国語を勉強したい」という中国語だ。翻訳ソフトを使ってあえて入れてみたのだが、親近感を持ってもらえるのでは?
○so what do you want to know?
ん?英語に変わった。内容は
「じゃあ、何を知りたいの」である。
●その友達は、日本人です。ぼくは、本場の中国語を勉強したいんです。そして、中国人の友達がほしいんです。
○sorry,you are a japanese, right,then the friend you just said,whois he?yep,nice to meet you ,iam a Chinese friend.
何言ってるのかよくわからないけど、謝ってくれてるし、「niceto meet you」ってことは機嫌を直してくれたのかな?と思いきや、続けてラインが。
○先の話、ちょっと理解しにくいね。せんとうさんも日本人でしょうね?
●はい、日本人です。ぼくの友達も日本人です。
○当然よ。それは当然ですよ。私も、小学校から、周りの友達はすべて中国人よ。生まれたところによってね。
会話が噛み合わない。さてどうしたものか?
●張さんは、忙しいですか?都合があえば、食事に行きませんか?中国語や中国の文化を聞かせてほしいです。
とりあえず誘ってみたところ、返事が来なくなった。終了。
そしてもう1人はこの子だ。ライン名は「りえ」とある。
○こんばんは。今日はありがとうございました!
新宿は難しい(*´?`*)私はスマヲタじゃないんですけど、解散は悲しすぎますよね。ジャニーズ、闇が深いです(・:゚д゚:・)ハァハァ 
ジャニーズってことは11番の、ミスドに案内してあげた子だ。ちょっとポチャってたし、そんなにかわいくはなかったけど、もう選り好みはできない。
●LINEありがとうございます。新宿は駅の出口も多いし、あんまり来ない感じだと、迷っちゃいますよね。あの日は別れた後、何となくネットでスマップ情報を漁ってしまいました。やっぱり紅白は出ないで、ファイナルアンサーですかね? 
○はい、完全に迷子になってました(笑)。スマップは出ないと思います。スマヲタの人はまだ奇跡を信じてると思うけど…(*´?`*)。
●ぼくも信じてますよ!  特別スマップに思い入れがあるってわけじゃないですけど、中居くんとかけっこう好きなんですよ。これからもテレビに出てほしいし。ちなみにジャニーズ歴はどれくらいな
んですか?
○小学校のころからだから、10年くらいです(^ ^)。中居君、好きなんですね(笑)。せんとうさんは、ジュニアとかは興味ないですよね?
小学校から10年というと、今の年齢はハタチ前後か。そしてこの質問、ジュニアの話をしたそうだな。
●いやいや、ジュニアにも好きなグループいるよ。セクシーゾーンとかでしょ?
○セクシーゾーンはジュニアじゃないよ〜(笑)(笑)(笑)。デビューしてるし〜(^ ^)?
わざとボケてみたのだが、ウケてくれたようだ。「ですます」が取れてるし。
●そうなの!?
ずーーーっと、セクシーゾーンはジュニアだと思って生きてきたんだけど(汗)。というか、他にも間違って認識してるジャニーズ情報がいろいろあるかも(笑)。今度、教えてよ。よかったら来週あたり、ゴハンでもいきませんか?
○お誘いありがとうございます。ゴハン、ぜひぜひ。来週の水曜に、渋谷へ行く用事があるんで、その日ならいいですよ。 
アポが取れた! しかも向こうから来てくれるとは。とりあえず、道に迷って合流できないなんてこ
とがないように、きっちり待ち合わせ場所を伝えとかないと。
水曜日の夜8時。新宿東口の改札前へ向かう。彼女は10分くらい遅れてやってきた。
「お待たせしました」 
そうそう、この子だ。こうしてあらためて見ると、思ってたとおりちょっとデブってるが、肌はピ
チピチだ。ぜんぜんイケます。
「じゃあ、居酒屋へ入ろうか」
「了解です。でも私、19なんで飲めないんですけど、いいですか?」
未成年なのか。ナンパ的にはちょっとキツイけど、好奇心旺盛な年頃でもあるはずだ。歌舞伎町にでもつれていってやるか。 TOHOシネマズのほうへ向かうと、彼女がキョロキョロし始めた。
「歌舞伎町って感じですね。スカウトが多いし」「そうそう。悪いスカウトもいっぱいいるから気を付けてね」
「はははっ。たしかに、この前もミスドでスカウトの人に会ったんだけど、なんかヘンな感じだった
し」
そうなの?てっきり、友達とお茶でもするのかと思ってたんだけど。
「…なんでまたスカウトなんかに会いに?」
「キャバで働きたいと思って。でも結局、やめたんですけどね」
千葉のピュアな田舎娘ちゃんだと勝手に思ってたが、意外とそうでもないのかも?居酒屋へ入ると、オレはレモンハイ、彼女はカルピスで乾杯。ジャニーズ話をすべきところだが、まずは仕事のことを突っ込んでみることに。
「今は何してるの?バイトとかしてる?」
「あ、ラーメン屋で」
高校時代から働いており、シフトリーダーをやっているほどだそうだ。
「そこそこ稼げてるの?」
「それが下がったんですよ。一時期、27万くらい稼げてたんですけど、いまは、学生のバイトが増え
たんで、もうぜんぜん入れなくなって」 
だから夜の世界へ行きたいと?
「稼げる仕事があるよって、京都のスカウトの人に言われたから」
「京都?」
「向こうに住んでる知り合いに会いにいったときなんですけど。道がわからなくて困ってたら、声を
かけてきたスカウトがいて。その人が、道案内したんだからライン教えてっていわれて」
「…ほぉ」
「いっぱいラインきたから、最初は恐くて無視してたんだけど、ラーメン屋で稼げなくなったから相
談したんですよ」
案内板ナンパでひっかけた女が、過去にも案内板に引っ掛かっていた。こんなマンガみたいなことが
あるなんて。
「で、京都のスカウトにはなんて言われてるの?」
「うーん…。キャバよりもデリヘルのほうが稼げるよっていわれて」 
マジか!
「やったの?」
「そっちのほうが簡単に稼げるよっていわれたから。口車に乗った感じで」 
やったのかよ!というか、よくまぁいきなりこんな話をペラペラしゃべるなぁ。若いというか、ちょっと抜けてるなぁ。しかし、彼女はあっけらかんとした表情だ。
「でも、1ヵ月くらいで止めたんですよ。お店がひどかったんですよ」
彼女があるプレイをNGにしていたところ、スタッフがダメだししてきたんだとか。
「私、ウシロは絶対したくないって言ったら、じゃあマエを使えって怒られて」
本番強要店だったわけか。にしても、京都での道案内からどんな展開だよ?
そしてそんな彼女をナンパしたオレって…。
「終電は何時だっけ?」
「12時です」
あと3時間ほどある。ひとまず1時間ほどメシをくったところで切り出した。
「せっかくだし、ぼくは歌舞伎町はよく歩いてるし、案内してあげるよ?」
出た後はそのまま手をぎゅっと握って歩き出す。反応は悪くないぞ。
「はいここ。ここのメシ屋はオイシイよ」
キョロキョロしている彼女。「こっちはね。ホモがご用達のサウナとか」
ずんずん進んでいき、ラブホの前へ。
「ここは、安さで有名なところなんだけど」
ぐいっと力が入り、こちらをのぞき込んできた。
「入るんですか?」
「いやいや、キミがいろいろ悩んでそうだから。それをじっくり聞いてあげようと思って」
「なに言ってるんですかぁ」 
しかし彼女の手から力がすっと抜けた。オーケー、ゆっくり聞いてあげるよ。部屋に入ると、デリヘル勤務時代に叩きこまれたのか、「お風呂ためますかぁ」といってきた。それはまぁいいからと抱き寄せ、そのまま脱がせると、思ってた以上にデカイ腹が飛び出した。ま、ピチピチだからいっか。 
マエ、使わせてもらいました!
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昼キャバの方がアフターで女子大生や人妻とSEXしやすい説|水商売で女を取り戻した主婦は特に!

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-31-21_No-00

飯ネタ作戦はスゴイんじゃねっ昼キャバとの組み合わせは最高なんじゃねっとはいえ、ぬか喜びは禁物である。ここまでは昨日すでにクリア済み。さあ、気合いを入れ直せ。午後8時過ぎ、大昔に一度入ったことのある「Q」で乾杯。たわいもない話でほぐしながら、酒を勧め、徐々に工口話への機を伺う。まもなく、アイから格好のネタが飛び出した。何でも、7月に付き合っていた男と別れ、8月はふさぎ込んでいたらしい。
「最近、ようやく元気が出てきたって感じ」「ふーん、じゃあ、近ころセックスしてないのっ」「うん、あんまないかも」「かもって何よ」会話ははずんだ。それなりのムードもあった。ベッドインは近いはずだった。だが。「ねえ、どこ行くのっ」焼き肉屋を出た後、手を繋いで歩く横で、彼女が足を止めた。「明日ー限あるから、もう帰らなきゃ行けないんだけど」「じゃあ、うち行ってもう少し飲もうよ・一人暮らしだろ」「えっダメだってー」「あそこのコンビ二、お酒売ってるかなあ」「ほんと無理だから」
焼き肉屋で、元力レのHをグチるアイ。誘っているとばかり思っていたのだが。
勢い、彼女は俺の手を振り払う。んなアホな。ここまで来てバイバイって、あんまりじゃんか。今日、2万近く使ってる、こっちの身にもなってくれよ、おい。
「んじゃ、家まで送るよ」「ヤダー来たら部屋に上がろうとするでしょっ」図星を突かれた俺は、とりあえず場を立て直そうと必死にフォ口ーに回る。が、彼女に取り付く島はなく、帰らせての一点張り。挙げ句、俺が彼女の肩に手をやろうとすると、突然、近くの電柱にしがみつき泣き喚き始めたから堪らない。「もうー。ヤダヤダヤダいい人だと思ったのにー。最悪う」
今まで生きてきた中で、こんな展開は初めてだ。
3度目の正直で20才の専門学校生を
2連チャンの敗北、計5万円近くの出費。大失敗からー週間ほど考え抜いて、俺は確信に至った。昼キャバは利用価値アリ
誤解無きよう断っておくが、強がっているのではないし、希望を述べているのでもない。根拠に基づいて出した頁面目な答である。まず、注目すべきは、アフター率の高さだろう。2連続成功は、単なるラッキーとは言い難い。夜も浅い時問帯の誘いは、思っていた以上に、女の子たちに安心感を与えるようだ。また、連れ出してもヤレなかったため、一時、当初の非銭ゲバ説が揺らぎもしたが、その後、2人からメールも電話もなかったことで、再び自信を持った。お金の大好きな夜キャバ嬢なら、来店希望の営業メールが入るハズ。さもなくば、わざわざアフターに付き合い、男をジラした意味がない。昼キャバとは、デートに誘いやすい素人娘がたくさんいる(盛場)と捉えていいのではなかろうか。いやいや、本来、貧乏人には偶然のチャンスも与えられないのがキャバクラなのだ。踏ん張れば口説ける可能性があるのなら、これを穴場と言わずして何と表現する。よし、次こそは。
9月の最終金曜日。俺は再び「A」に足を蓮んだ。花金にアフターに応じるような女は少ないとは思いつつも、そこを何とか連れ出せたのなら、平日より即マン率は高まるだろうと目論んだ。暇人はいた。専門学校生のミホ、20才。昼キャバ歴3日、過去にも水商売歴がないというネーチャンだ。全国チェーンの居酒屋で、ー時間半。酒は噛む程度と前置きをしたミホに、生中→力ルーアミルク2杯→美少年と飲ませる・酔っばらった彼女は、ファンシーになった。「私、宇宙のことが気になるんだよね。どれくらい広いのかなあ」「東京ドーム何個分だろうね」「月の裏には何があるのかな」
「何もないと思うけど、月の土地が買えるの知ってるっ」
数年前に話題になったアメリ力系ネット企業のギャグサービスだ。ノリノリのミホの手を引いて、ネットカフェに向かうわけがない。デキ上がった女とPCを眺めるなど野慕の骨頂。ここは真っ直ぐラフホテルが正解である。ハタチのびちびちボディは、それはそれは災味しかった。3度目の正直。ちいと金と時間はかかったが、これが夜キャバなら倍の出費だったろう。
荒川の土手でアフターできるなんて
翌日調子に東った俺は、足かけた相手は、大学2年生のミズキ。ルックスは80点だ。腹べこ作戦は、いまいち不発に終わった。が、彼女が学校のことを話し出したことで、事態は大きく好転する。「サークルの友達と、よく公園で飲んだりするんですよ」「わかる。俺も大学の頃は、よくやってた」「今も、やってみて下さいよ。けっこう気持ちいいですよ」「うん、やりたいねえ。んじゃこのあと、外飲みするっ」「アフターでツまじウケるんだけど。楽しいかもー」まさか、OKが出るとは思わなかったし、その後、荒川の土手で2時間飲み食いし、さらには、ホームレスのブルーテントの横の暗がりでイチャつき始めたときは、自分でも信じられなかった。相手は、仮にもキャバクラ嬢様である。鳴呼、夜の店には、もう行けねー。
★キャバクラ愛好家よ、ぜひとも河岸を変えてみてくれ。愚き物の落ちたような世界に、アナタはきっと魅了されるはずだ。
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海の家のリゾートバイトは出会いとエッチがいっぱいで水着ギャルとやりまくり説を突撃体験

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特にイケメンでもなく、それこそどこにでもいそうなあのニーチャンたちが、何故ああも人気者になってしまうのかと。恐らく、こういうことなのだろう。夏は、男女問わず心が開放的になりがちな季節。特に出会いの駆け引きが入り乱れるビーチにおいて、海の家の男は、一種のステータスなのだ。

褐色の肌をさらし、黙々と働くワイルドな姿に、オンナたちは思わず見とれてしまうに違いない。早い話、ディスコやクラブの店員が、一般客よりモテる理屈と同じだ。

しかし、そんなことはどうでもいい。重要なのは、海の家で働くことができれば、セックスがぐっと身近になるという事実。

約8カ月続いた私のオメコ日照りが、解消されるかもという期待感だ。念を抱きつつも、何となく二の足を踏んできたが、今年は違う。オレも海の男になり、水着ギャルの粘膜で気持ち工工ことヤリまくるんじゃ~

今年7月下旬、企画をまとめ鉄人社へ。きつついお仕事の担当編集フジッカに今回の趣旨を説明したところ、すぐ準備に取りかかってほしいと快諾を受けた。んじゃ、帰りにでも求人誌しこたま買い込んで、働き口を探すか。

「バカ、遅いよ。アルバイトの募集なんて、どこもとっくに締め切ってるって」
「そうすかね?」
「当たり前じゃん。あの手のバイトは人気だし、大半は地元の二ーチャンが独占しちまうんだよ」
…そうかもしれん。すでに海の家は営業を始めてる。どうしよ…。
「オレの地元なら多分、なんとかなるよ」
ガックリ肩を落とす私に自分の故郷、石川県羽昨市(はくいし)には、毎年大勢の海水浴客で賑わう海岸がある。当然、海の家も多数出ており、地元の友人に頼めば、雇ってくれる店も見つかるかもと。手配をフジッカに任せ、いっ帰宅したその翌日、ケータイに連絡が入った。
『働けるところ見つかったぞ』
『え、マジっすか?』
何でも、フジツカが地元で民宿を経営する友人に協力を仰いだところ、その友人のまたさらに知人が海の家を出店しており、折良くアルバイトを補充しようと考えていたらしい。ラッキー
『で、その海の家には宿泊施設があるんすかね?』
『ないよ、そんなの』
『じゃ、オレ、どこで寝泊りしたらいいんです?」
『友達が、自分の民宿に泊めてやるってよ。タグで』
ホッ、よかった。
「じゃ、頑張ってこいよな」かくして、私は東京駅から新幹線へ乗車。ピンキーな野望を胸に一路、頁夏の北陸へ向かうのであった。
千里浜海岸は、砂の粒子が細かく、車での走行が可能だ。南北8キロに伸びたビーチのドライブウェイは県内有数の観光地となっており、夏休みともなれば、隣県からはもとより、名古屋や関西方面からも多くの海水浴客が訪れるという。
8月3日、午前8時。私はその千里浜海岸から真っ青に開けた日本海を見渡し、ほくそ笑んでいた。うふふ。はてさて、ここを舞台にいったいどんなハレンチな展開が待ち受けているのかしら。
「こら、ボサ!としとらんと、はよ仕事に取りかかれ!」
「あ、すいませ’ん」
背後で声を荒げるのは、海の家なぎさ(仮称)の店主、吉田さんだ。今日から5日間この店で働くことになっているのだが、むろん、彼は私の目的を知らない。言えば間違いなくクビだろう。
オープンに向け、地元民のアルバイター、三村くんと開店準備に取りかかった。ただっ広い店内にゴザを敷き、その上に小さなテーブルを並べていく。一通り終われば、次は店の外で客の呼び込みである。まだ早い時間とはいえ、辺りにはすでにポッポッ海水浴客が往来しているのだ。
が、現れるのは家族連れやカップルばかりである。ギャル客などどこにもおりやせん。
「この時間帯は遠方客ばっかやし、こんなもんすよ」
三村くんによると、女性だけのグループがやってくるのはだいたい昼過ぎからで、その大半は、地元や近隣の.たちなんだとか。ほほう、地元ギャルってか。やっぱ皆さん、お股がユルユルなのかね。
「ね、三村くん。もう客のオンナ、喰っちやったりした?」
探りを入れようと、麦わら帽子を目深に被る彼に尋ねてみる。
「いやぁ、オレそんなん苦手やし、全然すよ」
「マジで?」
「ええ。ここには1週間前からおるんですけど、なんもいいことなんてないつすねえ」
「・・・・」
まったく呆れ果てた男である。せっかく素敵なバイトにありついていながら、何もアクションを起こしていないとは。人間、望まなければ何も手には入らんのだよ。昼ごろになって、客がドッと増えた。肝心なギャルのペアは3,4組ほどか。みなビキニ姿のままアグラをかき、楽しそうに生ビールを飲んでいる。う’ん、青春やのう。無防備そうや
のう。しかし、私は海の家の仕事を少々ナメていたらしい。
「和田くん、ヤキソバとチャーハン4番テ—ブルね」
「はいはい!」
「次、6 番テ—ブルに生ビ—ル3つとラ—メン2 つ」
「はいはい!」
とにかく忙しい。ひっきりなしにウェイタ—業務が続き、ギャルに声をかけるヒマなど皆無。おまけに、刺青の団体さんには、
「お前枝豆一つ持ってくんのに、どんだけ時間かかっとんじゃ」
「す、すいませんですう!」
ハア…。これってまんま【きっついお仕事】の展開じゃん。
ようやく混雑が落ち着きだしたのは午後2 時を過ぎたころ。
再び、外で呼び込みを命じられた私はコレ幸いとギャルの物色を始めた。
抜けるような青空、香る潮風。熱く焼けた白浜は高揚したオネ—チャンたちでいっぱいである。
「いらっしゃい席空いてますよ。キミたちどっから来たの?」
店の中を覗くように突っ立っていた2 人組に話しかけてみた。見たところ20代前半。とびきりカワイイってワケではないが、肩慣らしにはちょうどいい。
「ウチら地元お—」
「あそうなんだ。ね中で休んできなよ。ビ—ル冷えてるし」
「そうやね」
吉田のオッサンがどこかへ行っているのをいいことに店へ連れ込んでからも私は2 人と
話を続けた。何でも地元高校の元同級生で、今は別々の大学に通っているらしい。夏休みで帰省し久しぶりの再会を楽しんでいるんだとか。
胸元をのぞき込むと両者とも、たわわな乳房がビキニからこほれんばかりである。ノリもいいし、とりあえずいっときますか。
「ねえねえ、バイト終わったら一緒に飲みに行こぅよ」
「あ残念。ウチら今晩友達と約束入っとるし」
「明日は?」
「ははムリムリ。ゴメンね」
つれるとはさすがに思っておらん。
気にせず次に行きましよう。閉店時間の午後5時まで、片端からビ—チや店で声をかけ
まくった。もちろん仕事中はオッサンや口うるさい彼の奥さんの目が光っており、腰を据えて口説くことはでぎない。
そこで私は、二言三言話してから、彼女たちにケ—タイ番号とメルアドの書かれたメモをそっと握らせることにした。
この消極的な作戦ワルくはなかった。ビーチで散々下品なナンパ攻勢を受けてきた彼
女たちには新鮮に映るのか、紙を受け取った大半のコがまんざらでもない表情を浮かべるのだ。
«おっつ一、さっき話したカナコとミドリだよ—。電話ちよ»
後かたづけ中、待望のメ—ルが届いた。すぐさま連絡を入れるとなんと、向こうから飲みに行こうというではないか。いきなりビッグチャンスの到来である。
1時間後私は気の進まなそうな三村くんを半ば強引に連れ、待ち合わせの居酒屋に向かった。
こういう場合女性陣と人数を合わせるのは常識だし田舎町の移動には彼の車が何かと役
立っ。ヨミは間違ってはいなかった。
聞けば、件の2 人、はるばる神奈川県から車の合宿免許を取りに来た女子大生で、現在、海岸近くの寮に滞在しているらしい。
よほど退屈な生活だったのか、グダグダになるほど酒を食らった挙げ句、ドライブに誘うと、大よろこびで乗り込んできた。
車は国道を南下し、やがてラブホが軒を連ねるエリアに入った。私が目を付けていたカナコは、すでに後部座席で前後不覚になっている。太ももを撫でても、乳をいじくっても、「あはは、くすぐったlい」とスキだらけだ。ミドリは助手席にもたれ、スースー
寝息を立てている。決断の時だろう。
「ごめん、三村くん。オレと彼女この辺で下ろしてよ」
「えマジつすか。ミドリちゃんどうするんです?」
「キミも彼女とラブホに入ればいいじゃん。二手に分かれようぜ」
「…うん、そうやね」
三村くんの了承を得て、車を降りた私は、フニャフニャのカナコを背負いながら手近のホテルにチェックイン。我ながら信じられぬ心境で、ベッドに寝ころぶオンナを見下ろした。
…ウソみたい。こんな、ナンバ名人のような一夜を過ごせる日がオレの人生に巡ってこようとは。スゴイ。海の家ってスゴすぎる。このツキが逃げぬうちに、せめてあとワンセックス。
そんな思いで、翌日も、午前中から連絡先の配布に励んだ。頁っ黒に焼けたギャルにも、色白の学生風にも、即近いオネーチャンにも、とにかく目の前を歩く女性客には手当たり次第声をかける。質は二の次の、物量作戦だ。
しかし、ツキは昨晩ですべて使い果たしたらしい。終日の努力のかいもなく、成果はさっぱり。翌日も翌々日も、私のケータイはメールも電話も着信せず、ひたすら沈黙を守り続けた。
いや、正確には、何通かメールが届いた。
が、どれもこれも《アホ、こんなんで引っかけられると思っとるん》だの《キモーイ、アンタ童貞やろ?》だの、からかい半分の内容ばかり。念のため返信してみても、むろん、すべてナシのつぶてだ。
「昨日が上手く行きすぎたんすよ。普通はこんなもんやって」昨晩、挿入寸前のところでミドリに逃げられた三村くんが、意地悪く笑う。
「やっぱ、正攻法で行くべきなのかな」
「お客とダラダラしやくつとったら、吉田さんに怒られますよ」
「大丈夫、パパッと済ませりやいいんだろ?」
作戦は決まった。話しかけた時点で、どういうタイプかを見極め、いかにも脇の甘そうなコだけを全力で口説き落とすしかなぃ。
昼過ぎ、格好の夕—ゲットが現れた。20前後の2 人組に浮き輪をタダで貸してやったところ、簡単に食いついてきたのだ。
「きや—アンタマン毛ハミ出しとるう」
「ぎやはは、アンタこそハミ出とるやろ、ほら!」
下品に騒ぐあたり、遊びなれたア—パ—ギャルに違いない。イケるかも。
「ねえ、今晩予定とかある?」
「え別に何もないよ」
「夜、花火とかどうよ。浜辺でビールでも飲みながら」
「いいねえ、面白そうやいね」
ヨッシヤヨッシヤ。んじや、連絡先教えてよ。仕事終わったら電話すっからさ—。
と、ポケットからケ—タイを取り出したそのときだった。
「和田くんアンタ勝手にレンタル料タダにしてどういうつもりなん!」吉田の奥さんが、鬼の形相で背後に突っ立っていた。
「す、すいません。後で僕が払うつもりだったんですけど…」
「そんなモン、当たり前や。初日からずっと見とったけど、アンタやる気ないんやったらさっさと辞めてもろうよ!」
よほど腹に据えかねていたのか、ド迫力で説教をかましまくる奥さん。ようやく開放されたときには、すでにアーパーギャルの姿はどこにもなかった。
「お元気にやっとるけ?」
『なぎさ』とは別の海の家で働くアッロウさん(四才)が2人連れの女を従えやってきたのは、4日目の休憩時間のことだ。
バイト初日にひょんなことで親しくなった彼は、私以上にナンバに明け暮れている豪の者で、ちょくちょく互いの成果を話し合っていた。日く、この夏だけで早くも3人成敗したらしい。んで、今日はどうしたんですか?
「さっきこのコらに声かけて、夜遊ぶ約束してんけど、和田くんもよかったらどや?」
言いながら、アゴをクイつと後ろにひねるアッロウさん。もともとイヤラシイ顔つきが、いっそうダラしなくなっていた。
県南部から遊びに来ており、今晩はここらで1泊していくつもりだというマサミとヨーコは、田舎独特のヤンキー娘ともいうべき雰囲気で、ノリは抜群。ムチムチッとした体つきも、妙にエロチックである。
とにもかくにも、昨日の一件以来、活動を自粛していた私にとっては願ってもないお誘い。アツロウさん、お供させてつかさい。
仕事がハネるや、我々4人は恨めしげな三村くんの視線を尻目に、男女1組ずつアッロウ車とマサミ車に分乗、市外の酒落た飲み屋に入った。で、飲んで食って飲んで飲んで。夜の海岸に戻ってきたころには、すっかりできあがってぃた。
湿った砂浜に寝ころび、アツロウさんが言う。
「ああ、なんかえらい眠うなってもうたわ」
「いやオレもっすよ」
「な、みんなでオレの家に行かんけ?4人で寝っぞ」
どこの地方でも似たようなものだろうが、ここら周辺でも、女がこちらの車に乗り込み一緒に酒を飲んだ時点で、そのナンパはほぼ成功と言っていい。当然、私たちもそうなるものと確信していた。わおこのまま4Pだぜ、と。しかしアツロウさんの家に着き30分ほどバカ騒ぎを続けたところで、突然、マサミが宿へ帰ると言い出した。
「ゴメン。さっき生理になって、めっちゃシンドイげん」
この期に及んで、何をほざきやがる。ぜってーウソだろ。
「マジやって。ほんっとゴメン」
本気か芝居か。真偽を問い質そうとする我々をいなし、彼女はそそくさと部屋を出て行った。ただ友人に取り残されたヨーコは酩酊状態で帰る心配はナシ。最悪、3Pは確保できそぅだ。ってオレにとっちゃ、複数プレイすら初めての経験なのだが。
マサミちゃんいただきます!
★人生初の3Pにむせび泣いたその夜。実は、ヨーコを宿に送り届けた後'さらに失神ものの出来事が私を待っていた。何と、アツロウさんが先日、海の家で引っかけた富山県の超淫乱女(2 1才看護婦) を部屋に呼びつけ我々は再び3Pをやらかしてしまったのだ。それもロで一発オマンコで一発の計2発。当の本人がいまだもって信じられぬほど、あまりにパーフェクトであまりにエキサイティングな展開だった。最終日の5日目、まったく仕事に身が入らず、ずーと海を眺めていたことは言うまでもなぃ。この幸せはきっと、私が近いうちに死ぬという啓示なのでしょう。
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人生初テレクラですっぽかしも時短もエッチな看護プレイも体験

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平成生まれ。まだ25才の俺は、テレクラに一度も行ったことがない。
だから安心していた。こんなテレクラ童貞が年越しテレクラを任されることなどあるはずはないと。だから計画していた。年末年始はゆっくり実家で過ごそうと。
しかし裏モノ編集部というところはそう甘くない。
「ウチの会社はテレクラで年を越して一人前みたいなとこがあるから」
編集長のそのひとことで、俺の年末の予定はすべて狂ったのだった。
うわー、テレクラってこういうとこなんだ 
12月31日。大晦日の昼3時。向かったのは池袋西口のテレクラだ。ここを選んだ理由は学生時代から通っており、勝手がわかっている街だということに加え、仙頭センパイが「池西テレクラには今、出会いカフェ等であぶれた若い子がいっぱいいる」と以前リポートしていたからだ。毎月の連載で読んでいるような化け物よりも出会いカフェであぶれた女の方が何倍もマシに決まっている。
いつもよりずいぶん人の少ない駅前を抜けて店へ。しかし、中に入るなり不健康そうな店員が申し訳なさそうに言う。
「すみませ〜ん、今満室なんですよ〜」
なんと、こんな日に満室とは。モノ好きな男が大勢いるもんだ。
仕方がないので東口のテレクラへ向かう。「本日年末セール最終日となっておりま〜す!」
と叫ぶビックカメラの店員を横目にしつつ、目的の店へ。今度は無事に入場できた。
店員からシステムや電話の操作方法など一通りの説明を受けて個室へ入り、リクライニングチェアに座ってタバコを吸う。これがテレクラか。ずいぶん殺風景な場所だな。よもやこんな場所で年を越す日が来ようとは。 
入店から1時間経っても、電話はかかってこなかった。出会いカフェあぶれちゃんたちも、東口はコールしにくいんだろうか。 トゥルルル。 
ようやく鳴った。人生初テレクラの幕開けだ。緊張する。
「どうも、こんにちは」
「こんにちは〜お兄さん何才?」 
若そうな声だ。期待してしまう。
「25ですけど、お姉さんは?」
「33。今日、大晦日だけどヒマなの?」
「そりゃテレクラにいるくらいですから…」
「あはははは! そりゃそうだよね!ゴメンゴメン!じゃあね!」
切られた。なんだったんだ今のは。若すぎて敬遠されたものと思っておこう。
その後も電話は鳴らず、ツイッターを見て過ごすことに。格付け委員長の虫象さんは休載のため、実家に帰っているようだ。家族とダラダラ過ごす年末年始がこれほどうらやましいものに思えるのは初めてだ。そんなことを考えているうちに、今日2回目のコールが鳴った。
「こんにちは」
「もしもし〜」 
かなり歳いってそうな声だ。悪い予感がする。
「お兄さんおいくつ?」
「25です」
「あらお若いのね」「お姉さんはおいくつですか?」
「私はね、58なの。平気?」
え、58? いま58って言った?ダブルスコア以上なんですけど。
「お兄さん、どういう方を探してらっしゃるの?」
「え〜と、会える方を探してまして」
「あら、私もそうなのよ。ちょうどよかった。ワリキリなんだけど大丈夫かしら?」
「ええ、もちろんです。大丈夫ですよ」
「それで、どのくらいいただけるかしら?」
「イチゴーでどうでしょうか」
「それでもいいわよ。会いましょうか」
「お名前、何ておっしゃるの?苗字じゃなくて下のお名前よ」
「ユウスケです」
「ユウスケさんね。私はレイカ。レイカお姉さま」 
え、なんか言い出したけどこの人。
「…お姉さまって言いました、今?」
「そうよ。私の方が年上なんだからそう呼ぶのが自然でしょ?そうじゃない?」
「…そうですね」 
うわー、テレクラってこういうとこなんだ。実際に体験するとゾワゾワしてくるな。 
今レイカお姉さまは歌舞伎町にいるらしい。そんな場所にいるってだけでヤバイ人なのは確実だが、会うしかあるまい。
「援助してあげるのが当たり前じゃない?」
夕方6時、歌舞伎町奥の交番前。待ち合わせに5分ほど遅れ、レイカお姉さまはやってきた。
「ユウスケさん? ごめんなさいね、待たせちゃって」
…現れたのは、アントニオ猪木の宿敵だったアンドレ・ザ・ジャイアントのような顔の老婆だった。厚化粧をしているが、到底ごまかしきれないレベルの老い具合だ。
「いえいえ、大丈夫ですよ。レイカさんですよね?」
「レイカお姉さま、でしょ?」
「そうでした、すみません」
「わかればいいのよ。じゃあ行きましょうか」 
そう言ってスタスタとラブホ街へと歩き出すお姉さま。先導されて入ったのは、歌舞伎町の安ホテルとして有名な〝K〞だった。入り口には門松が置いてあるが、おめでたい感は微塵もない。
フロントで金を払おうとすると、お姉さまが何やら騒ぎ出した。「あっ、ちょっと待って!あったあった」
彼女がカバンから取り出したのは、一枚のボロボロなカードだった。表面の文字がかすれて何のカードなのか判別できない。
「ここのポイントカードなのよ。ポイント貯めてるの、私」
こういうことを平気でできるのがテレクラおばちゃんの凄さだ。常連であることを隠そうともしない。カードの年季の入り具合からして、最低10年はワリキリをやっていると見た。
部屋へ入ると流れるような動きでコートを掛け、テレビを付け、コーヒーを淹れだすお姉さま。勝手知ったるという感じだ。
「ごめんね、先にお金いただいていいかしら」
1万5千円を受け取り、お姉さまは上機嫌になって語りかけてきた。
「あ〜よかったわ〜。いいの、本当にこんなおばちゃんで?」
「ええ、全然OKです」
「ところであなた、ご実家には帰らないの?」
「実家が近いので、元旦に電車に乗ってもすぐ着くんですよ」
「そう。親御さんには会えるうちに会っときなさい。私くらいになるとね、もう会いたくても会えないのだから」
まあ、確かにそうですね。
「電話のときから思ってたけど、あなたいい子ね。最近の若い子はダメだけど、あなたは別」
「何かあったんですか?」
「たまーにね、あなたくらいの歳の人が会おうって言ってくるんだけど、待ち合わせても顔見て逃げる人ばっかりね。人としてなってないわ」
人として、か。それが人間の正しい反応のようにも思えるが。
「テレクラはずいぶん長いんですか?」
「そうねー、私がキャバレーを辞めてしばらく経ってからだから、もう15年くらい前になるかしら。キャバレーのころはよかったわね」 
聞いてもいないのに、彼女はコーヒーを飲みながらキャバレー時代の思い出を語り始めた。当時働いていたキャバレーでは1、2を争う売れっ子だったこと。パトロン的な客が何人もいて、会うたびに金をもらっていたこと。パトロンの支援で新宿に店を出せたこと等々…。
「あのころは良かったわねー。いい人ばっかりで。今の人は余裕がないわ」
「余裕?」
「テレクラにかけてくる女は、事情がある人ばっかりなんだから、ちょっとくらいタイプじゃなくても援助してあげるのが当たり前じゃない?」
「はぁ」「それが今じゃね、私が58だからってもう、すぐガチャ切りしたり、顔見て帰ったりで。困るのよ。私、稼がないといけないから」
「稼がないといけない理由があるんですか?」 
聞けば、お姉さまはキャバレー時代のパトロンに金を出してもらい、新宿に店を出したものの失敗し、今も当時の借金を抱えているらしい。結婚せず40を超え、飲み屋で雇ってくれる店もなく、ワリキリのためテレクラに通いだした、という流れらしい。
「借金は、どのくらいあるんですか」
「最初は2千万もあったけどね。今はだいぶ減ったわよ。片手くらい。やっと終わりが見えてきたわ」 
それでも500万もあるのか。生きているうちに返しきれるのだろうか。
「他にお仕事とかは」
「してないわよ。1日に1回くらい、こうやって会えれば生きていけるし、もう雇ってくれるとこだってないしね。しゃべりすぎちゃったわね。じゃあしましょうか」
「もっとイジワルしてほしいの…」 
お姉さまが服を脱ぐ。現れたのは、スズメバチの巣のようにラインの入った腹に、マンガのように垂れた乳。そして何とも形容しがたい、年寄りとしか言えない股間。基本10代がストライクゾーンの俺には刺激が強すぎる。 
シャワーも浴びずベッドへ向かい、フェラをしてもらう。さすが58才だけあり、テクはなかなかのものだが、いかんせん加齢臭がキツすぎる。実家の仏壇のような香りだ。これでは勃起すらままならない。とりあえず、こっちから攻めるか。そのうちに感覚がマヒしてくるかもしれないし。 
完全に重力に負けている乳を揉み、乳首を軽く摘まんだ後に口に含むと、控えめな「あっ…」という声が部屋に響いた。 そのまま胸への愛撫を続けていく。
「もっと強くしてちょうだい…」 
蚊の鳴くような声で囁くお姉さま。こちらをうるんだ目で見つめるその表情は、見ていてあまり気持ちの良いものではない。 
強めに乳首を摘んでみる。ビクビクと身体が仰け反る。
「もっと強くしていいの、イジワルしてちょうだい…」と、だんだんと声のトーンが高くなっていく。この人、マゾヒストか。 
うつぶせに寝かせ、軽く尻を叩くと、ケツの肉が波打ち、ベッドがきしむ。それと同時に、声にならない声のようなものが部屋に響いた。そしてそっと股間に手をやると、指がグッショリと濡れた。
「お姉さま、お尻叩かれて気持ちよくなっちゃったんですか」「そうなのぉ、もっとイジワルしてほしいの…」
これ以上この人の欲求に付き合っていたら何をやらされるかわからない。さっさとゴムをつけて挿入してしまおう。
「入れますよ」
「いいのよ入ってきて…あぁ入ってきた!あぁ゙ うっ!」
身体を左右にくねらせながら喘ぐお姉さま。身体の動きに合わせて腹の肉もウェーブしている。ダメだ、見れば見るほど萎える。どうせイケそうにないし、強引にピストンをしてイッた演技でごまかしてしまおう。
「あっすいません、もうイッちゃいそうです」
「いいのよ、来て、来てっ!」
「…ああっ!すいません、気持ちよかったんですぐイッちゃいました」
「いいのよ、若いんだから。ステキだったわ」
とりあえず満足していただけたようだ。  事後、2人でボーっとしていると、お姉さまが「忘れてた!」と唐突に大声を出し、テレビの電源を入れた。
格闘技の試合が流れている。俺はこの手のスポーツには疎いので、誰が誰なのかさっぱりわからないが、お姉さまはこのRIZINとかいう格闘技のファンらしい。
「強い男ってステキよね〜」と独り言をつぶやきながらテレビに見入っている。どうやらここで試合を見ていくようなので、一人で先に出ることにしよう。
「じゃあ先に帰りますので。どうもありがとうございました」
「こちらこそ。お兄さんありがとね。来年はいい年になるといいわね。お互いに」
「そうですね。またどこかで。よいお年を」俺も去年はあの立場だったのに
池袋のテレクラに戻ってきた。時刻は午後19時半だ。 
退屈なのでテレビをつけてみると、既に紅白が始まっており、画面の中では天童よしみがお馴染みの笑顔で歌っていた。 よしみが歌い終わったころ、コールが。
「もしもし」
「お兄さん何才なの?」 
お、かなり若そうな声だぞ? 「25だよ」
「私、ハタチなんだけど大丈夫?」 
ハタチですと!?今ハタチって言ったよね!?
「全然全然!もちろんオッケーよ!」
「今日、これから会いたいんだけど…」
「是非お願いします! 2出しますんで!」
「今巣鴨にいるんだけど、ここ地元だから知り合いに会いたくないんで、待ち合わせは池袋でいいですか?すぐ電車乗るから」
「うん、うん、大丈夫!気を付けて来てね!」 
我ながら相当気持ち悪いテンションだが、テレクラでハタチが来たらこうもなろう。まあ、顔はどうだかわからないけど、何が起ころうともさっきのお姉さまよりは2億倍マシだろう。
20時20分ごろ、待ち合わせ場所である駅前の銀行まで向かい、ウキウキで待つ。10分も早く着いてしまった。どんな子かな〜、可愛いかな? 
今日はハタチと一晩中やりまくって、起きたら一緒に初詣に行って。サービスよかったらお年玉もあげちゃおうかな? 
約束の時間から5分経ってもハタチは現れなかった。俺の横をすり抜けて、家族連れが銀行へと入っていく。親戚に渡すお年玉でもおろすのだろうか。 
10分過ぎてもまだ、ハタチは現れない。道路を挟んだ向かい側で学生らしき男女グループが
「あけおめー!」
「バカ、まだはえーよ!」 
などと騒いでいる。俺も去年はあの立場だったのに、今では遠い遠い昔のことのようだ。
その後も、仲睦まじいカップルや大きな百貨店の紙袋を持って小走りで歩く男などを見送りつつ、俺一人の時間は流れていった。
時計を見ると、もう21時前だ。これだけ待っても来ないということは、すっぽかされたのだろう…。
「おちんちんエッロ〜い。早く食べちゃいたい」
このまま池袋にいても状況が転するとは思えない。イチかバチか、新宿へ移動しよう。 
人もまばらな埼京線に乗る。
お姉さまに会いに新宿に向かったときは初アポの不安で気づかなかったが、車内広告は初売りや年始番組の宣伝ばかりだった。楽しげでよろしいですね。
21時15分、歌舞伎町のテレクラへ到着。個室に入ると、タバコを吸う暇もなくコールが。
「もしもし、お名前なんていうの?歳は?」
「ユウスケ、25才です」
「私はマナミっていうの。よろしくね。33なんだけど、ユウスケさんは会える方かしら?」
「そうですね、お会いしたいです」
「年上だけど大丈夫?」
「ええ、全然大丈夫です」
「お小遣いもらいたいんだけど…」
「イチゴーで大丈夫ですか?」
「じゃあそれで。5分後にお店の前で会いましょ」え、店の前まで来るの? 
そんなのアリなんだ。
…5分後に店を出ると、待っていたのは黒いダウンを着た、整形後のマイケルジャクソンのような女だった。異常に痩せていて不気味だ。
「ユウスケさん? こんばんは〜」
「どうも、こんばんは」
「あたし看護師やってるんだけどね、仕事中ずっとムラムラしててテレクラにかけちゃったの〜早くおちんちん欲しい」
芝居じみたセリフを早口でまくし立ててきた。こいつ、間違いなくプロだ。
マイケルがコンビニへ行きたいというので付き合うことに。彼女は俺にカゴを持たせ、チョコやガム、漬物、トルティーヤ等を投げ込み、会計を俺に押し付けてきた。
そして大晦日でも休憩2500円という安ラブホに誘導される。
「ここはね、年末年始でも料金の割り増しがないの。いいでしょ」
「そうなんですか、ありがたいですね」
ここらへんのあらゆるラブホを知ってるってことか。
「じゃあ、Hの前にお金もらっちゃおうかな。2だったわよね」
「いや、イチゴーって約束しましたよね?」
「うーん、じゃあホテル代込みで2でいいわ」
「いやだからそんな約束してないでしょ。イチゴーって言ったでしょ」
「あらそう。じゃあイチゴーでいいわ」
コンビニの件といい、どんだけ浅ましいんだこいつ。
金を受け取るや、マイケルの白々しい芝居が始まった。
「じゃあエッチな看護しちゃいま〜す。匂いフェチだからシャワー浴びなくていいよ」 
と言いながら服を脱がせ、チンコを見るなり「あ〜おちんちんエッロ〜い。早く食べちゃいたい」と手早くゴムを付けてゴムフェラ。なんだよ、この手慣れ感は。 
目をつぶってチンコの感覚にだけ集中すると、なんとか勃起した。それを見るなり「看護師って本当ストレス溜まるの、早くセックスしたくてしょうがなかったの」と言いながら騎乗位でまたがってくる。
ん?人ひとりが上に乗っているにもかかわらず、重さはほとんど感じられない。 
服を少し脱がしてみたら、マイケルの身体は皮のついた骸骨といった様相だった。腕に至っては少し小突いたら折れそうなほど細い。拒食症のドキュメンタリーか何かでこんな身体を見たことがある。
「あ〜、おちんちん美味しい」
ガリガリの身体にチンコが呑み込まれていく様子は、とても痛ましいもので、チンコはみるみる萎えていき、そのうち、ニュルンと外れてしまった。
「あ、萎えちゃった? 無理してやるのも身体によくないし、もうやめよっか。あたしは気持ちよかったし、満足したよ」
「え、ちょっと…」
「私はユウスケさんのことが心配で言ってるの!無理してヤルと身体によくないんだよ?病院で働いてるからわかるんだからね?」
「…」
「はい、服着せてあげるね」 
そう言って、俺の意思も確認せず超高速で帰り支度が進められていった。 
ホテルを出るや、
「じゃあまたね」と、歌舞伎町の雑踏に消えていくマイケル。おそろしいまでの時短プレイで1時間も経たずプレイは終わった。独り身にこの光景はキツいものがある
再びテレクラへ戻ってから30分ほどだろうか。
23時少し前にコールが鳴った。
「こんばんは。今からワリキリで会える方かしら?」
「ええ、ぜひお願いしたいです」
「私、エミって言うの。30才で、これから30分後に新宿駅前のライオン広場で待ち合わせしたいんだけど…」
というわけで、23時半にライオン広場へ。年越し直前のアルタ前は、キャッチ風の男たちやカップル、学生グループなどで賑わっていた。一人でこの場にいるのは俺だけだ。
…約束の時間を10分過ぎ、20分過ぎてもエミさんは現れなかった。教えられた電話番号にかけても、無機質な呼び出し音が流れるだけだ。
あと10分ほどで新年が始まってしまう。どうやら、年越しはここで一人ぼっちですることになるようだ。
カウントダウンが近付くにつれ、どこからともなく人が集まってきた。そして0時。酔っぱらったキャッチ風の男が「ハッピーニューイヤー!」と叫び、どこからともなく拍手が湧いた。
周囲では、あちこちでカップルが幸せそうに乳繰り合っている。独り身にこの光景はキツいものがある。早々に退散しよう。 
が、テレクラへ戻ったところ、0時を過ぎたために、もうコールは受け付けておらず、ただの狭い個室として利用するしかないという。仕方なくテレビをつける。音楽カウントダウン番組だのアニメだの、よくわからんバラエティーだの、特に見たくなるようなものはない。もう寝よう。
「今日はお正月でお店が休みだからヒマで」
元旦。歌舞伎町店を出て、再び池袋西口へやってきた。今日はいつにも増して、街に人が少ない。やはり皆、今日は家でゆっくりするんだろうな。 
唯一、家電量販店の裏手に大量の中国人が集まっており、初売りで買い占めたのであろう品物を並べて何やら議論をしていた。 
テレクラへ入り、コールを待つと、20分に一回ほどはコールがあり、昨日よりは幾分マシといった印象だ。しかし内容は正月にテレクラに来ている男をあざ笑う冷やかしか、会話の成立しないヤバそうな人ばかりで、アポには繋がりそうにない。
ひたすらどうしようもない電話をさばくこと数時間。夕方になってようやくマトモに会話できる人からコールがあった。マミ33才。
「会える人を探してるんですけど、ユウスケさんは会える人?」
「ええ、僕も会える人を探してました」
「私、けっこうぽっちゃりですけど大丈夫ですか?」
「柳原可奈子くらいですか?」
「そこまではいってない…と思う」
イチゴーで会う約束を取り付け、池袋の公園で待ち合わせることに。
空も暗くなり始めた夕方。公園へやってきたマミは、芸人の友近を太らせたような女だった。昨日バケモノとまぐわったからか、かなり可愛く見えてしまう。 
じゃあ行きましょうか、とホテルの方に歩き出したが、友近が喉が渇いたというので、近くの喫茶店へ入ることに。銭ゲバ女なら喫茶店には入らないはずだ。これは楽しい展開になるんじゃないのか?
喫茶店でケーキをつつきながらしばし雑談する。
「遅くなりましたが、マミさんどうも。あけましておめでとうございます」
「あ、おめでとうございます」
「実家には帰らないの?」
「私、両親と仲が悪いので…ユウスケさんは?」
「俺は明日帰るから、今日はこの辺でヒマをつぶそうかと」
「ユウスケさん、テレクラはよく来るんですか?」
「いや、実は今日が2回目で。マミさんは?」
「私は2カ月に1回くらい、ヒマなときに来るかな。今日はお正月でお店が休みだからヒマで」
「お店?」
「あっ、私○○ラーメン○○店で働いてるんです」
…いきなり勤務先をぶっこんできた。予想外だ。テレクラで会ったばかりの男に普通言うか?
「私、田舎から出たくて、住み込みで働けるラーメン屋に就職したんですけど、思いのほかラーメン作りが楽しくて」 
なるほど。こっちに友達もいないから、正月がさみしくてテレクラにかけてきたのね。
そろそろホテルへ行こう。喫茶店を出て、ホテル街へ向かう道中も、友近さんはラーメンについて熱く語っていた。
「豚骨と鳥ガラのダシの特徴はこうで、うまく調和させるには…」なんだか悪い人ではなさそうだ。話を聞きつつ適当に入ったラブホは、看板に「休憩3800円から」と書かれていたにもかかわらず、一番安い部屋でも休憩が8千円した。これが正月料金か。足元見てるなー 
ホテルに入ってから友近さんはラーメンの話をやめ、積極的にボディタッチをしてきた。服の上から乳首とチンコをサワサワしてくる。
「ベッドいきません?」
「積極的ですね」
「喜んでもらいたいから…」 
この献身的な姿勢はどうだ。昨日とは打って変わって人間的なふれあいに、涙が出そうになる。まだ直接触られていないというのに、チンコは勃起していた。 
友近さんもまんざらではないらしく、電気を落として「あたしのも触って」とねだってきた。
「んっ、んっ」と控えめな喘ぎ声を聞きながら愛撫を続ける。もうマンコはぐっしょりだ。
ゴムを付け、正常位で突き始める。たるんだケツの肉がパチンパチンと鳴ってイヤらしい。
「あっ、おっきい…」
「そう?」
「うん、おっきい…」 
褒められたおかげで、射精感がかなり早くやってきた。
「いつでもイって大丈夫ですよ」 
あら、優しい。それではイカせてもらいます!
「初詣でもしませんか」
「え、いいの?」 
賢者タイムでソファーに座っていると、友近さんがベッタリと俺にくっついてきて言う。
「姫はじめだね」
「そうですね」
「そういえば私、お正月らしいことしたの、これが初めてかも。あはは」
そういって笑う友近さん。そうか、この人、田舎から出てきて友達がいないラーメン屋店員なんだよな…。一緒に初詣でも行ってみようか。
「せっかくなんで、もう一つお正月らしく初詣でもしませんか」
「え、いいの?」
「もちろん。行きましょう」 
タクシーに乗り湯島天神へ向かった。もう夜だというのに、境内は参拝者でごった返していた。警官に促されるまま列に並んで賽銭を投げる。
「ユウスケさんは何をお願いしたんですか」
「ベタですけど、今年も1年健康でいられますようにって。マミさんは?」
「私は、ラーメン屋として独立できますようにって」
続けておみくじを引く。俺は大吉が出た。利益たしかなりと書いてある。今年もガッポリ乞食活動で儲けたいものだ。 一方の友近さんは、
「小吉だった。商売、急ぐことなかれって書いてある…独立するなってこと?」
ずいぶんガッカリしている。神社を出てもまだしょんぼりしてるし。
しかし帰りに立ち寄った寿司屋で寿司とカニ汁を食べ終えると、彼女の機嫌はすっかり直っていた。
「美味しかったです。ごちそうさまでした」
「もういいの?」
「大丈夫です。この後池袋に戻って『無敵屋』のつけ麺食べるんで。あそこ、お正月でもやってるんですよ。ユウスケさん、今日はありがとうございました。またどこかで」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました」 
友近さん、ラーメン屋として成功するといいですね。そのときは食べにいきますんで。
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中年おっさんもが美女をナンパをするトーク会話術・ラブホテルの誘い方

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中年男性も素敵な女性と出会いたいならナンパをした方が良いと思っている。 中年が成功率を上げるナンパテク、セックスが当たり前かのような展開へ持ち込むにはどうすればよいか。バーや飲み屋での会話のキャッチボールの仕方をお伝えします。

剛速球は投げる必要なし。おっさんはゆる〜い変化球で攻めろ!あくまで地道に声をかけ続ける。どこでもいる中年男のナンパ法だ。
「40歳を超えたらストレートな声かけだけでは、よう引っかかりませんからね。とにかくタイミングを見て、毎日のように声をかけ続ける。でないと、若い娘とはできひん」
<恥の掻き捨ては出張で、地元では道案内ナンパ>
即ヤリだけを考えたら失敗する。まずは、女の子との会話を楽しめ。河内のモットーは、毎日のおしゃべりにあるという。
「例えば電車の中で、ふと隣の人と目があうでしょ。『あ、どうも』って、軽く挨拶すると、向こうも思わず頷いて、簡単なトークが始まったりしますやんか。それが大事やと思うんです」
ファミレスに入ったら女の子の名札を読み上げて挨拶したり、新幹線で出張のときは若い娘の隣を探して、「ここ、空いてます?」とにっこり。
毎日誰かと話していれば、自然に会話癖もつく。おっさんはHを急いでも仕方ない。まずはきっかけをつくり、いずれ大漁につなげようというわけだ。

「ただ、出張のときなんかは、ストレートにバンバン声をかけてます。関東以北は関西弁だけでも珍しがられて、反応は上々ですよ」

一方、地元の大阪に帰れば、若いナンパ師たちの剛速球には到底勝ち目がない。おっさんが投げるべきは、変化球だ。
「たとえば道案内ナンパ師なんかは、誰でもとっつきやすいんちゃいますか」

真面目に道順を聞かれて訝しがる女性は少ない。その特性を生かし、困ったフリをして飲食店の場所を尋ねるのだ。
「店は前もって調べておき、進行方向に向かって歩く娘に声をかけます。エスニック系なら若い娘にもウケがええですよ。「すぐそこやから案内します」と言わせたら、まずは第一関門突破です」

店までの距離は、徒歩3〜5分が目安。道中は「雑誌で知ったんやけど」とか、「友達に聞いてなぁ」などときっかけをつくり、徐々に会話を広げていく。そして、いざ店の前に立ったらいうのだ。
「親切にどうもありがとう。よかったら一緒にどうです?」
明るく真面目な雰囲気で切り出せば、10人に1人ぐらいは話に乗ってくる。昼時のランチなら、余計な出費はたかだか千円程度。メールや携帯を交換し、後日Hできればお安い投資だ。

<ハゲも体力減退もおっさん好きには魅力>
「どうしても即Hにトライしたいなら、「2軒目ナンパ」ですね」
読んで字のごとく、1次会から2次会へ向かうOLなどに声をかける作戦だ。ただし、1人だと気味悪がられるので、同僚か後輩を引き連れるのがコツだ。だからといって、若い者に声をかけさせたらあかん。後ろのおっさんなに?ってなってまう。引け目など感じず、自分から軽く攻めたらええんです。「おっ、今日も飲んでるなぁ。もう一軒いこか」って、女の子も酔ってるからガードゆるいしね」

会話のキャッチボールがぎこちないときは、「OLなん?まぁ、そやなぁ」とか「次はBARかな?そらそうやなぁ」と一人でコメントを回転させ、話題をつなげる努力も必要だ。

そして、いざ飲み屋に連れ込んだら、初めのうちに中年男の悲哀を笑いに変えておくという。
「たとえば髪が薄くなっていたら「叩いたら余計に減ったわ」とか、話が下ネタに飛んだときは、すかさず「髪と一緒に枯れてもた」と軽く笑い飛ばしてしまう。世の中には、力の抜けたおっさん好きって娘もおりますからね。ちょい悪なんか気取ったら、せっかくの売りも消えてまう」
さらにん一人でも多くの娘を引っ掛けられるよう、行きつけのバーを一軒つくり、バーテンを餌に声をかけているそうだ。扉や壁がガラス張り、外から中を覗ける店なら、単独OLなども安心してやってくるという。「ほんまに基本やけど、バーの一人客って誰かと話に来てるやないですか。店に馴染みの常連なら、女の子も警戒心なく話してくれますよ」

たんにストレスが溜まっている娘には、場を盛り上げてバカ話。仕事や上司で悩んでいるようなら、じっくりと愚痴を聞いて大人の余裕を演出する。
「ナンパだって見合いだって、要は出会いの一つ。女の子との会話を心から楽しむようにすれば、自然と成功率は上がりますよ」

ラブホに入ったら

①部屋のパネルを彼女に選ばせる
自ら部屋に入ったんだという意思を確認させる。不思議と一番高いのを選ぶ娘も少ないので経済的にもお得だ。
②エレベーターの中でキス
非日常感に酔ってる敵にトドメを刺すには、狭い空間でのキスが有効だ。ただし、差恥心の強い娘の場合は逆効果。手を握り続け、部屋までがつつかないように。
③ジュースやお酒は部屋で買う
節約しようと、ラブホヘの道中でコンビニなどに寄れば興ざめ必至。調子にのって、部屋の自販機でピンクローターを買うのもNGだ(女の子が興味を示せば別)。
④本当に休むだけ
時々、本当に休むだけと思い込んでいる娘もいる。「愛情表現は別に変なことじゃないよ」と迫ってもダメなら、それ以上がつついても仕方ない。服を着たまま「一緒に寝よう」と布団へ入ろう。もちろんこれであきらめるワケじゃない。部屋を薄暗くして再びトーク開始。仕事や彼氏の愚痴を聞いて安心させ、「しわになるから」とスカートを脱がす。余裕の演技で迫れば、案外と簡単に落ちる。
⑤口移し
そのまま落ち着いてしまう前に缶ビールや缶チューハイを購入。時折、口移しするなどして愛撫を重ねていけば、自然と向こうから求めてこよう。
⑥メイド服などのコスプレを利用
話し好きの女は、照れ隠しのためか、部屋に入ってからもダラダラ会話を続けがち。素早くホテルサービスのメイド服などを借りて、冗談まじりにHへと進める。ハメ撮り用にデジカメを取り出すのはリスクが高いので止めておこう。
⑦電灯や音楽の調整を彼女任せに
有線やテレビ、電灯の調整パネルはベッドの枕元にあるのが定番だ。彼女にセッティングをお願いすれば、自然と寝っ転がった態勢になるので、Hへ移行するのも楽勝である。

自宅に連れ込んだら
①薄暗い間接照明
自宅へは女の子を誘いやすい分、いざとなったら「遊びに来ただけ」と言われかねない。特に部屋が蛍光灯だと妙に冷静になり、ヤレるものヤレなくなる。その点、薄暗い間接照明なら裸にもなりやすい。たたし、ロウソクはヤリ過ぎ。
② 流行の音楽は避けよ
女の子受けを狙い、流行の音楽なんか流すな。いかにそのアーティストが好きか、延々と説明されたら最悪。彼女らが絶対知らないような海外の曲でもかけておこう。
③ 押入れから布団は厳禁
考えるまでもない。いかにもヤリますよ、と襖を開ければ男だって萎え萎え。ベッドが邪魔ならソファベッド(もしくは万年床用のマットレス)を購入せよ。
④ ベッドの枕元でペットを飼う
部屋に連れてくる絶好の言い訳にもなる。が、本物を飼うのもうっとうしいので、ぬいぐるみを並べておこう。「ほら、可愛いでしよ~」と冗談っぽくふるまい、そのまま彼女と共にベッドへも
⑤ タオルを取り出し、一緒に洗面所へ
「ごめん、タオル掛けるの忘れてた」と彼女と一緒に洗面所へ出向き、手を洗う。すかさず「シャワーどうする?」と聞き、セックスが当たり前かのような展開へ。H前には必ず浴びたい娘には、特に有効な一打となる。

女の心をとらえるのに同調、理解の作業は欠かせない。あと、用心すべきは、真剣に相談に乗りすぎて、単なるいい人になってしまう危険性である。

ナンパで盛り上がるトーク会話術とラブホテルへの誘い方、口説き方はどんな感じがベストでしょうか。

最初に、酒からホテルまでの手順を記しておく。
①店選びから入店後の一杯
②ゲームなどで盛り上げ
③過去の男話
④下ネタ
⑤口説き
⑥店からホテルへ
順に解説していこう。まず、店選びは前項で触れたように、行きつけを持っておくと心強い。ベストの条件は、カウンター席にロウソクの灯りがあり、ラブホから5分以内という立地だ(週末の繁忙期は、別の候補店も念頭に入れておく)。とはいえ、着席と同時に酔わせて…などとは絶対に考えてはいけない。エロの思惑が表情や態度に表れ、一気にドン引きされる。路上から喫茶店まで一緒にすごした仲とはいえ、酒場では新たな警戒心が芽生えるもの。どんな飲み物を注文したらよいか。彼女が迷っているときだけ、口当たりがよく、アルコール度数の高いカクテルを勧めよう。
お勧めは、ロングアイランドアイスティにカルーアミルク、アレキサンダー、梅酒ソーダ割りといったところだ。流行の芋焼酎は好き嫌いが激しく、ペースダウンの要因となるので、避けた方がよい。
逆に、自分が酒に自信のないときは、事前にチョコレートやカロリーメイトを腹に入れておこう。血糖値が上がって、アルコールの吸収が遅くなる。無事に一杯目の乾杯が済んだら、メニューを彼女に手渡し、一緒にツマミを決める。
「これよくない?」
「うん、いいね。こっちは?」
「どれどれ?」
オーダーをキッカケに身体と顔を近づけるのが基本。バーの店内には音楽が流れているので、「ちよいうるさいね」と言いながら耳元で話すのも効果的だ(シラフのうちは近寄りすぎないように)
料理は相手に注文させればいいが、大半の女性はサラダぐらいしか頼まず、後は男任せとなる。その際は、辛くて腹持ちの悪いものをオーダーすべし。喉が渇き、自然と酒量が増えるはずだ。第二ステップはゲーム(盛り上げ)である。

目安は入店から30分後。
ひとしきり世間話を終えると、よほど共通の話題がない限り、飽きられてしまう。ここで手品を披露できればベストだが、切り出すタイミングが難しく、初心者には危険。そこでオススメなのが黒ヒゲ危機一髪だ。樽の中に刀剣を刺し、海賊を飛ばす例のゲーム。普通は25センチ大の玩具だが、ドンキやハンズなどで手の平サイズの小型版が売っている。
これを事前に鞄に忍ばせ、「昨日、会社の飲み会でもらったんだけどやってみない?」と見せれば、大半の娘は「なにコレ〜?」と興味津々になる。そこで、まずは自分が率先してズブリ。小型なので的中率も12分の1と相当高い(本家は24本)。初っ端で大当たりしようものなら、異様なまでに盛り上がるはずだ。自分が負けたときは、「うわぁ〜。ちよ-ドキドキしてるよ」と相手の手を胸に持って来る。逆に、女の子が連チャンで当たりを引いた場合などは「あれれ〜。ギャンブル運悪いね〜」と再び手相見だ。ただし、罰ゲームとして、イッキ飲みなどを課すのは愚の骨頂。ドチラが飲みすぎても、雰囲気が崩れてしまう。おそらくその時点で彼女の頭の中には「の人、意外性もあって、面白い」というプラスイメージで一杯だ。そこで初めて、男関係の話を切り出す。
「彼氏とこういうゲームやったりする?」相手がもし、長い間同じ男と付き合っていたなら、新鮮味は薄れている。逆に彼氏がいなければ、新たな刺激に飢えているはずだ。そもそもきちんとした男がいれば、最初からナンパになんぞ付いてこない。返事の大半は似たようなものになる。
①「そんなの全然だよ〜」
②「っていうか、最近出会うチャンスがないから・・・」
どんなことばが返ってきても、次なる展開はただ一つ。彼女の男に対する不満を引き出すのだ。女の男に対する愚痴というのは、相場が決まっている。
●面倒くさそうに話をする(マトモに話を聞かない)
●新しいデートスポットに出かけようとしない
●浮気をしているもしくはその疑いがある
●服装や髪型が変わっても気付いてくれない例を挙げれば切りがないが、返す答は毎度同じでOKだ。
「へ〜、そうなんだ〜」とちょっと驚くように領いた後、「オレだったら、そうはならないけど」と理解を示す。これでいい。NGなのは、相手の彼氏を「しょうがないヤツ」とこき下ろすことだ。女はたとえ過去でも付き合う相手を自分の一部と捉えている。その男を否定すれば、確実に機嫌を悪くする。
ここでも、同調←理解の作業は欠かせない。あと、用心すべきは、真剣に相談に乗りすぎて、単なるいい人になってしまう危険性である。女にひとたびその意識が芽生えたら、男を寝る対象として見なくなる。そのためには、彼女が話したいモードに入っている内に、下ネタヘ移動するのが正解だ。それも努めて軽く、医療カウンセラーのようにシレッと言うのがコツだ。
①「大変だなぁ。それでHの相性が悪かったら付き合っててツライよれ」(彼氏がいる場合)
②「それじゃあ別れるのも無理ないかも。そういう人って、Hとかも割と独りよがりだったりするもんな」(彼氏がいない場合)
他人事のように間うてこそ、女は返事をするものだ。
①「え〜。なんでそう思うの〜」
②「うん、まあ、近いかなぁ」あまりハッキリとは主張しないものの、不満がないわけがない。先ほども述べたように、
ナンバについてきたのがその証拠だ。だから、相手が「いやぁ、それはちょっと…」と、下ネタに一歩引くような態度を見せても、押し続ける。
「別に変な話じゃないと思うよ。カップルだったら、愛情って、とても大切な問題でしよ」
一夜限りでも、愛情のないセックスはしないという女はいる。そこで、愛とセックスは同じだと先に矛盾を解消した後、より具体的なエロトークヘ進むのだ。女は男よりも想像力が豊かだから、ドギツイ表現は必要ない。先の会話の後は、この程度で十分だろう。
「いやあ、別に回数が問題じゃないとは思うけど、男も女も人間なんだから本能があるじゃん」
「まあ、そだね-」
「相性も重要じゃん。早いとか気にする?」
「え〜。あんま関係ないよ〜」
「1分とかはさすがにまずいっしょ。って、決してオレじゃありませんよ(笑)」「あはははは一瞬、そうなのかと思ったよ」
「でも、好きか嫌いかで言ったら、嫌いじゃないっしょ」
「そりゃ、まあね」

最後の一言は、明らかに矛盾しているが、だからこそ本音とも言える。もはや垣根は越えた。どんどん先に進もう。
①「え〜、じゃあSとMならドッチ系?」(当然、Mの方がハメやすい)
②「若い頃って無茶しがちじゃん。変わった遊びとかある?」(若い頃とはいえ本人が無茶してたと肯定の人は、今も素質あり)
この手の話は無制限に膨らませられるが、あくまで相手しだいだ。少し引き気味なら下ネタ打ち切りで話題転換、ノリノリならよりエロ度の濃いネタを。明かな淫乱の場合は、ソッコー店を出てホテルに向かうべし。さて、逆にコチラのセックス事情を聞かれた場合、正解の返答はこうだ。
「半年前に彼女と別れてから、無いよ」自分がモテる人間だとアピールせんがため、遊び人を演じるほど滑稽なことはない。
最後は、いよいよ口説き。ホテルへ連れて行くまでのトークだが、確約を取りたいばかりに真正面から尋ねるのだけはNGだ。
①「なぁ、ホテル行こうよ」
②「んじゃ、休んで行こうか」
いくらことばを言い換えても、ダメ出しされるのがオチ。これまで築き上げてきたものが一気に崩れてしまうだろう。先の下ネタで、セックスを意識しているのは十分に伝わっている。ここでは一転、Hとは関係のない話に終始せよ。アイスや杏仁豆腐などのデザートを注文。アーンと相手の口にスプーンを持って行ったりしながら、言うのだ。
「オレ、デザート好きなんだよね。今は食品会社の営業だけど、将来アイス専門商社とかやったら楽しくない?」
「へ〜。ちょっと意外かも。でも、素敵な夢だよね」
「うん。普段は人にあまり話さないんだけど、何だか聞いてもらえて嬉しいよ」
夢の中身など何でもいい。音楽を目指す人間ならCDデビューもありだし、IT企業社長でも一流の職人でも構わない。
女は男に夢を託すのが好きだ。現状を嘆くような後ろ向きな発言は論外。たとえ彼氏じゃなくても、将来を意識させるぐらいでないとベッドインはありえない。
だからといって「好きだ」とか「付き合いたい」という安易なセリフは避けた方がよい。ちょっと遊んでもいいかな、と思っている娘には重たい一言だし、逆に地雷女のスイッチを入れてしまう危険性も高くなる。最後まで、「好みのタイプ」という程度に終始し、デザートを終えたら「出よっか?」と一言。余計なコトは一切言わずに、店を出てすかさず手をつなぐのだ。
その飲食店が雑居ビルや駅ビルの中にあるなら、夜風に当たる前に、階段の踊り場や柱の陰でキスできたら文句なし。その後は無言でラブホまで行くがよい。店舗から直接外に出たときも、まずは手を
つなぎ、途中から「腕、組んでくれたら嬉しいなぁ」と絡ませる。相手の意思を尋ねる必要はない。当たり前だろう、という意識で臨めば意外にスンナリいく。
道中、彼女の方から「どこ行くの?」と問われたら、こう答えよ。
①「DVDを見ながら、まったりしようよ」(事前にDVDを鞄に忍ばせ、飲んでる最中に見せておくのがコツ)
②「ここ、カラオケつきのお風呂があるって雑誌で書いてあったんだよ。ちょっと覗いてみようよ」
要は、YESと答えやすい状況に持ち込めばいいのだ。
もちろん、当然ながら、土壇場の入口で拒否られるケースもある。相手が少しだけちゅうちょしてるようなら「和室で和もうよ」とか「まあ、部屋のパネルだけでも見ていかない?」と少々強引に入ってしまえばいいだろう。
しかし、初日だけは絶対にNG派とか、マジで生理の娘も中にはいる。そんな場合は、潔くあきらめよ。ジタバタ足掻いたところで、しつこい誘いは次のチャンスを逸するだけ。次回は即Hということも珍しくない。最後に。もし、あなたが1人暮らしなら、ラブホより自宅へ連れ込む方がはるかにラクだ。熱帯魚飼ってるんだ、プレステしようよ。理由は何とでも言える。ちなみに、某ナンバ師の決め台詞はこうだ。「うちの側をチンチン電車が走ってるんだよ。珍しいでしよ?見に来なよ」

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映画やドラマのような恋愛がしたい・お嬢様は庶民的なエスコートにぐっとくる

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庶民の女が金持ち男に憧れるならお嬢様は庶民の男に憧れるのか。お嬢さんには新鮮に違いない田舎もんの観光スポットや小汚い飲み屋をデートに連れて行ってみた。

男女の世界には、わざわざ文字にするまでもない当たり前の法則がある。
〝庶民の女は、金持ち男に憧れる〞
あえて例など出さなくても、周りにいくらだっているだろう。リッチマンが好きな女なんて。アホなキャバ嬢なんかもその類か。オレにすれば、こんな法則はどうだっていい。金持ちじゃないんだから知ってたってしょうがない。大事なのはその逆の法則である。
〝お嬢様は、庶民の男に憧れる〞
こちらは当たり前じゃないのでピンとこない人もいるだろう。現にお嬢様と金持ちのカップルも多いわけだし。でも、あると思いますよコレ。女ってのは、特に世間知らずの女ってのは、自分から遠い世界の男に憧れがちなんです。
『ローマの休日』のアン王女が恋したのは、たかが一介の新聞記者だった。一緒に市場を歩いたりバイクに乗ったりと、飾らないデートによって彼女は新鮮さを感じ、退屈を忘れさせてくれた新聞記者に惚れたのだ。もちろんフィクションだ。でもあの映画が好きな女が多いってことは、つまり「わかるわかる」ってこと。私も退屈な日々から逃れて、あんな庶民的で飾らない人にどこかへ連れてってほしいわ、と願ってるんです。
『マー君の休日』作戦、いざ!というわけで週末夜、スーツでキメたオレは、新宿のお見合いパーティにやってきた。世間知らずのお嬢様を探すためだ。会場はかなり混んでおり、女性陣は30人ほどいる。ひとまずルックスは脇に置き、お嬢さまっぽい子をチェック。
ジーンズやスニーカーは当然パスだ。望ましいのはワンピースで、髪は黒。一人で積極的に参加しているのではなく、友達と一緒にはにかんでるようなのがいい。あてはまるのは5人くらいか。回転寿司タイムではその5人のみに気合いを入れることにした。
候補1人目。
「あ、どうも」
「よろしくお願いします」
プロフカードに「趣味・フットサル」とあったのでスルーだ。そんなのお嬢様じゃない。
2人目。「趣味・お茶」はアリだが、大酒飲みらしいのでパス。
3人目は、住まいがいわゆる貧困エリアだったのでパス。
そんなこんなで4人目、ようやく希望に添った女の子が現れた。
名前はゆかり、24才。杉並の実家住まいで、お菓子作りが趣味という。
この子に決めた。顔は小倉優子っぽいロリ系だし、笑うときに口元に手をあてるのもお嬢様っぽくてよろしい!
しかしこういう子は他の男もほっとかない。勝負をかけるべきフリータイムで彼女に人気が集まってしまった。オレはパーティのプロだ。こういうときは彼女の友達のほうを籠絡するに限る。
「友達のゆかりちゃん、気に入っちゃったよ」
「しゃべらないんですか?」
「他に男いっぱいいるしね。それに、君とも友達になりたいし」
「はは、そうですね」友達のキャラはお嬢様タイプじゃない。この手のペアは【友達>ゆかり】の力関係のはずなので、こっちに好印象を与えておくほうが実は近道だったりするのである。
…案の定、ゆかりとカップルにはなれなかった。幸い、ゆかりたちペアもパートナーは見つかっていないので、得意の裏ワザ発動だ。
会場外で待ち伏せし、2人が出てきたところに声をかける。
「どうも、おつかれー」
「どうも〜」
反応したのは友達だ。あの作戦が奏功したか。
「3人でメシでもどうかな?」
「うーん、時間ないんで」
「そう、じゃあ連絡先だけでも」
友達がニヤっとした。
「ゆかりのこと、気に入ってたもんね」
「そうそう、そうなのよ。あははは」
頭をぼりぼり掻きながらケータイを取り出して2人をせっつくと、友達が笑った。
「え、私も?」
「うん、仲良くなろうよ」
これがプロの技です。ゆかりだけじゃなく友達も一緒くたにすることによって〝重さ〞をなくす。覚えておくといいでしょう。ゆかりも笑顔を見せた。
「赤外線わからないんです。どこから出てるの?」
「そこそこ、触ると危ないよ」
「ウソだー(笑)」
めでたくメアドを入手した。以上、これだけでも500円ぐらいの価値ある手口ですが、作戦はまだまだ序盤です。
当日からゆかりとのメール交換が始まった。
長期戦を覚悟し、最初はこっちの友人を交えて4人で遊ぼう的な誘いから入ったところ、予定を合わせるのが大変だからと、向こうのほうから2人でのデートを提案してきた。
しかし条件は
〈夜9時までには家に帰りたいです〉
だと。生粋のお嬢様なのかも知れん。まあしかし『マー君の休日』作戦からすれば、日中のほうがなにかと好都合だ。いろいろ動き回れるし。
翌週末、午後1時。オレはレンタルしたベスパで待ち合わせ場所へ向かった。バイクの二人乗りで、庶民の遊び場を案内する計画である。こちらに気付いた彼女は目をパチパチさせた。
「ほんとにバイクで来たんですね?」
「うん、はい、ヘルメットどうぞ」
「えー、じゃあ乗りますよ?」
「オッケー、落ちないようしがみついてね」
ゆかりの両手が、オレの腰をぎゅっと握った。出発進行!車をすり抜け、バイクは東京タワーを目指す。揺れで体がちょこちょこ触れあうのがなんとも心地よい。
「バイクって慣れてくるとけっこう楽しいでしょ?」
「そうですね。でも、ちょっと寒いですね」
たしかに寒いわな。なんせ2月なんだし。付き合いのいい子(押しに弱い子?)でよかったよかった。まもなく東京タワーに到着した。ゆかりが天をあおぐ
「すごーい、私こんな真下から見たの初めてです」
それが狙いだったのだ。東京タワーは田舎もんの観光スポット。杉並育ちのお嬢さんには新鮮に違いない。では次なる庶民アピールとして、買い食いをしてみよう。スペイン広場でのジェラートに匹敵するのは、やっぱあれか。よし、コンビニにひとっ走りだ。
「お待たせ。これ、ガリガリ君」
「あ、ありがとうございます」
「食べたことある?」
「ありますよ」
あるのか。残念だな。でもこうやって外で食べるのは新鮮でしょ。
「おいしい?」
「はい、でも寒いですね」
そうだ、忘れてた。アイスなんか食わせてる場合じゃなかった。こっそり尾行してるカメラマンのバイトちゃんも、遠くからバッテンマークを送ってきてるし。失敗を取り戻すため、次はベスパ
で花屋へ向かおう。このカマシは効くはずだ。映画のマネだけど。花屋、花屋と…、よし、あそこだ。
「ちょっと待っててね」バラの花束を買い、彼女に差し出す。
「えっ?」
「プレゼント」
「え?」
「何となくあげたくなって」
「えーーいきなりですかー!」
喜んでる。大成功!
お次は神社へ向かおう。なぜ神社か。もちろんあれをするためです。あらかじめ調べをつけておいた某神社のこま犬の前に立ち、オレは真剣な表情を浮かべてみせた。
「ここのコマ犬は、真実の犬というんだけどね」
「なんですか、それ」
「うそつきが口に手を入れると噛まれるんだよ」
「はは、どっか外国にありますよね」
知ってましたか。でも気にせず、犬の口に手に入れて…。
「痛い痛い痛い!」
スーツの袖が短くて、手首を隠すわけにはいかなかったが、どう、オレってひょうきん者?
んーー、なんか反応がイマイチだな。隠し撮りのバイトちゃんはあっちで腹を抱えてるけど。彼女の希望で小洒落た喫茶店に入ることになった。よっぽど寒かったみたいだ。
紅茶を飲みながら、ゆかりが笑う。
「バイクで出かけるのって楽しいですね」
「そう?よかった〜」
「よく2人乗りするんですか?」
「うん、まあ普段は男同士だけどね」
「へぇ」
こんな会話は、まあどうだっていい。オレとしては紅茶なんか飲んでないで、もっと楽しいとこへ連れて行きたいところだ。というわけで、急かすように喫茶店を出て、次はドンキへ。どうだ、このごちゃごちゃした店内は。どうだ、この値段は。三越や高島屋とは格が違うだろう。
「ドンキ初めて?」「ちゃんと入ったのは初めてかも。なんでもありますね」
「でしょ、でしょ」
おっ? あそこに電マがある。スイッチ入れてセクハラしたいけど、さすがに引くかな。あきらめとこう。続いて庶民の娯楽、パチンコ屋へ。雰囲気だけでも味合わせようと、ホールをふらっと歩いてみる。彼女がふと耳打ちしてきた。
「…あの人がパチプロですか?」
ある客がハンドルにカードを突っ込んで固定しているのを見て、そう思ったそうだ。可愛らしい! この瞬間、オレは恋に落ちた。
「試しにどれか打ってみれば? 当たるかもよ」
適当なスロット台に座らせて、コインを入れてやる。
「押してごらん」「順番に押せばいいんですよね。えい、えい、えい」
2分後、「7」が3つ揃った。何コレ?当たりなの?オレもよくわかんないんだけど。
「ゆかりちゃん、すごいよ。大当たりだよ!」
「ホントですか?すごーい、やったー」
台が鳴り止んだところで打ち止めし、4500円が手に入った。
「よかったね、お小遣いにすれば?」
「いいですいいです、もらってください」
いい子すぎ!惚れた!パチンコ屋を出ると、すでに夕方6時を回っていた。門限があるのであまり遅くなれないが、軽く一杯ぐらいは飲みたいところだ。うん、バイクはパーキングに停めっぱなしにして、グイッと行こうじゃないの。やってきたのは、新宿しょんべん横丁だ。小汚い飲み屋が軒を連ねる一角である。どうせならクセのありそうな店に入ったほうがいい。そこの焼き鳥屋にするか。
「いらっしゃい、おねーちゃん」
先客のおっちゃんたちが気安く声をかけてきた。こんなカワイイお嬢さん、珍しいんだろう。
「ゆかりちゃん、何飲む?」
「じゃあ、カンパリオレンジとかありますか?」
カンパリねえ。悪いけどそういうのはないんだよ。
「それはないね。ウーロンハイにしたら?」
「飲んだことないんですけど…」
「うん、まあウーロン茶みたいなもんだよ」
「じゃあそれで」
ひとくち飲んで、彼女はウンウンとうなずいた。
「私、これなら飲めますね」
「でしょ。じゃあ何か頼もうか」
2人でメニューを覗き込む。
「シロって何ですか?」
「ブタの内臓だよ」
「てっぽうって何ですか?」
「ブタの直腸だよ。こういう場末の焼鳥屋って、ブタの臓物が多いんだよね」
「へ〜、ぜんぜん知りませんでした」
焼き鳥の盛り合わせ、煮込み、マカロニサラダなどを注文し、二人して食してみる。こういうのは安くて下品だけど、味はイケるん…なんかあまり旨くないな。煮込みもしょっぱいし。
「どう?口に合う?」
「はい、おいしいですよ」
「ホントに?」
「はい。ツマミって感じで」
彼女、すごく気を遣っちゃう性格なのかもしれないな。でもここは言葉どおりに受け取っておこう。
「ゆかりちゃん、今日はいろいろありがとね」
「いえいえ、こちらこそ」
「どこが印象的だった?」
「うーん、バラの花ですかね。あと、この店も」
おふざけ半分の企画だったが、どうやらバッチリ成功したみたいだ。
ではその後の展開を報告しよう。メールは続いている。内容は、どこで何をしたかぐらいの他愛ないものだ。でも会えてはいない。彼女が忙しく時間が作れないのが理由だ。
一方ヒマだらけのオレは、次のデートは一転して、自由が丘のおしゃれレストランあたりでキメてやろうと、下見の真っ最中である。

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ずっと友人関係だった男女、女友達に本気の告白でセックスは出来るのか

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いつもの編集部ルポとは異なり、筆者であるおれの実名が伏せられている。不審に思う方もいらっしゃるかもしれないが、理由はそのうちわかっていただけるだろう。本ルポは、ある単純な好奇から生まれた企画だ。男女の友情にまつわる、下世話極まりない興味というか。たとえば、映画や小説などでこんなストーリーを見た記憶はないだろうか。
ミサコとトオルは高校時代の同級生。2人は社会人になった今でも、昔と変わらぬ友人関係を継続している。一緒に酒を飲んだり、遊びに出かけたり、時には互いの恋愛相談にも乗ったり。それは男女の枠をこえた、たしかな友情のハズだった。
だが、ある日、ミサコはトオルから思いも寄らぬ告白を受ける。
「実はオマエのことがずっと好きだったんだ」
途端、ミサコの内面に奇妙な変化が起きる。突然トオルを男として意識し、胸が高鳴りだしたのだ。やだ、何でトオルなんかにドキドキしてるのよ。え、もしかして私も…。頬を赤らめるミサコにトオルの顔がゆっくりと近づく。やがて2人の唇が触れあいかけたとき、ミサコは静かに目を閉じた。
おわかりだろうか。つまり、長年、純粋な友人関係にある女性にいきなり「ずっと好きだった」と告白したら、先の話のようなことが起き得るのか。そんな素朴な疑問を実験で解決しようというワケだ。おれの、リアルな女友だちを使って(これで実名を明かせない理由がわかったと思う)。もちろん実験とはいえ、どうせなら成功時により喜びを得られる相手を選びたい。せめて、ヤリたい度30%くらいの相手を。その点を考慮した結果、ターゲットは4名に絞られた。それぞれのプロフィールは追いおい説明するとして、まずは弱気の虫を押さえるべくここで所信表明をしておこう。
本ルポを始めれば、その成否に関わらず、おれと彼女たちとの関係は決して元には戻らないだろう。が、やるからには本気でダマす。マジでセックスを目指す。断じて妥協はしない所存だ。
最初のターゲット、川崎かおり(仮名、30代)は、大学時代から続く数少ない友人のひとりだ。顔を合わせる頻度は半年に1度くらい。他の友人を交えて大勢で飲むパターンが多く、これまで彼女と二人っきりで会ったことは一度もない。もっと言うと、彼女は一時期、おれの男友だちと交際していたことがある。しかも両者の間を取り持ったのは他でもないおれだ。

こんな相手に「実はおれも好きでした」と言わねばならんのか。いやあ、キツイ。あらゆる意味でキツイなぁ。なので、メールで告白することにした。これなら彼女の反応を直接見ずにすむから緊張はしない。ウォーミングアップにももってこいだ。では、やるぞ。
〈お疲れ。今日はちょっと大事な話があってメールしました。いままで黙ってたけど、実はずっと前からかおちゃんのことが好きでした。突然でスマン。ビックリでしょ?でもこれ以上、自分の気持ちをごまかせません。返事待ってます〉
気持ちをごまかせませんだって。くー、こっ恥ずかしい〜。送信ボタンを押す指が、ローターのように震えた。メールとはいえ、やっぱめっちゃ緊張する。むろん、それは川崎も同じだろう。きっと今ごろ、腰をぬかしてんじゃないのか?まもなく返信が届いた。
〈メール読んだ。マジ……?〉
ひどく短い文面が、彼女の動揺を表わしているようだ。さらにプッシュしてみよう。
〈マジだよ。何年も前から好きだったんだけど。一度、真剣に考えてもらえないかな?〉今度は長い長い返事が来た。
〈ちょっと混乱して何から言えばいいのかわかんないんだけど……。
まさか太郎ちゃんからこんなメールをもらうなんて、思ってもみなかったよ。太郎ちゃんとは昔からの友だちだし、ずっと仲良くしてきたけど……。●●(彼女が付き合っていたおれの男友だち)とのこともあるしね。メールで言うのは失礼かもしれないけど、ゴメンなさいかな。ホントにゴメン。太郎ちゃんのことは友達としてしか見れないよ。今後もずっと。太郎ちゃんもそうだと思ってた。
今まで黙ってたのに何で言うのっていう気持ちもあるんだよ。彼女もいるのにダメだよ。私にも失礼だと思う。だからあのメールのことはなかったことにするね。無理かもしれないけど、私は忘れるよ。また飲み会で会おう!そうそう、ナッチャン来年結婚だってさ。ウケる笑〉
見事に振られた。しかも最後の方でわざとのように明るく振る舞って気を遣ってくれてるし。おれ、カッコワル!やはりメールじゃこちらの真剣さが(そんなものはハナからないが)伝わりづらいのかもしれない。ならば、お次のターゲットには電話で攻めるとしよう。
吉田明美(仮名、30代)は、一時期、おれがよく通っていた飲み屋の常連客で、ちょこちょこ顔を合わすうち、いつの間にか仲良くなっていた。スケジュールが合えば、今でも2人で飲みに出かける仲だ。職業は美容師。友人のおれが言うのもなんだが、なかなかのべっぴんさんである。夜、吉田の仕事が終わったころを見計らい、電話する。
「あ、もしもしおれだけど」
「お疲れ。どうしたの?」
「いや、えーと…」
うぅー、言うぞ言うぞ、言っちゃうぞ。
「…あのさ、実はヨシさんのことずっと好きだったんだけど」
気の遠くなるほど長く感じた数秒後、彼女が沈黙を破った。
「え、ナニナニ?ナニそれ?え、どういうこと?え?」
やたらとナニを連呼する吉田。めちゃくちゃ動転しているようだ。
「ヨシさんのこと好きなんだよ。付き合いたいんだけど」
今度は即座に反応が返ってきた。あきらかに怒気を含ませて。
「ちょっと酔ってんの? マジでドン引きなんだけど」
ちょ、ドン引きって。おれの告白ってそんなにナシなの?
「酔ってないって。ずっと気持ちを伝えられなかったから、いま言おうと思って」
「だいたいアンタ、彼女いるじゃん。ホントに怒るよ」
うっ、コイツもそれを持ち出すか。じゃあ、彼女がいなけりゃいいんだな?
「じゃ別れるよ。だから付きあってくれる?」
「最低〜。もう切っていい?迷惑なんだけど」
「ヨシさん、好きなんだよ」
「じゃーね」
ここで電話は切られた。痛恨の2連敗。ま、しかし、ここまでの結果は、ある程度は予想していた。やはりこういう大事なことは直に会って伝えねば。相手の目をじっと見つめながら、熱意を持って。
次の告白相手は、昔のバイト先の同僚、五十嵐ヒトミ(仮名、30代)だ。学生時代、いろんなバイトに手を出し、どこも長続きしなかったおれだが、その職場だけはなぜか2年以上も続き、そこで知り合った連中の何人かとは、いまだに忘新年会をやったり、温泉旅行に出かけたりなど密な付き合いをしている。

五十嵐もそのメンバーの1人で、3年前に彼女が結婚するまでは、2人きりでもしょっちゅう酒場へ繰りだしていた。が、ここ最近はさっぱり。最後に彼女と会ったのは、昨年の新年会である。さっそく電話して飲みに行こうと誘ったところ、五十嵐は、平日の昼の時間帯を指定してきた。夕方以降は何かと忙しく、外出が難しいらしい。そりゃそうか、主婦だもんな。
迎えた当日、正午。待ち合わせ場所に、五十嵐の姿はあった。
「ごぶさた〜。あれ鉄人くん、ちょっと太った〜?」
「そう?五十嵐さんは相変わらず細いね」
「違うよ〜、太れないんだよ〜、体質でさ〜」
やたらと語尾の間延びする話し方にやや懐かしさを覚えつつ、目に留まったイタリアンカフェへ。赤ワインとカクテルを注文し、1年9カ月ぶりの再会を祝す。最初のうちはお互いのことや、元バイト仲間たちの近況報告に終始した。カクテルをクイクイと飲みながら、五十嵐のおしゃべりは留まることを知らない。いつアレを切り出すか。おれは辛抱強くタイミングを待った。それまで上機嫌だった五十嵐の表情がサッと曇ったのは、彼女のダンナの話題に移ってからだ。
「結婚してけっこう経つよね。ダンナとは仲良くやってんの?」
何気なく尋ねれば、五十嵐が深いため息をもらす。
「それ聞く〜?聞いちゃう〜?じゃあ答えます〜。最悪ぅ〜」
いつの間にか酔いが回っていたらしい。彼女の口からアルコールのニオイが漂ってくる。
「もうさ、春ぐらいから家庭内別居みたいなもんだよ〜」
不仲の理由はダンナの浮気とかそんなわかりやすいものではない。結婚以来、ずっとため込んできた小さな不満がつもりつもっての不信感なのだと。
「合わないんだよ〜、性格が〜。今朝も言い合いしてきたし〜」
はあ、そりゃ深刻かも。
「子供もいないし〜、もう離婚しよっかな〜」
なんというか、まさに告白するにばっちりのタイミングである。いっちょ行っとくか!
「あのさ、これマジのマジなんだけど…実はおれ、ずっと前から五十嵐さんのこと好きだったんだ」
五十嵐の目が丸くなり、体をくねらせて笑い出した。
「ええー、ちょっとマジで〜?ウソでしょ〜〜?」
「マジだって」
すかさず隣の席に移動し、手を握る。怒られるかな?
黙ったままの五十嵐は身を固くして、こちらを睨んでいる。いや、見つめている。ん、目が潤んでますけど?彼女がポツリと呟く。
「それ、本当の本当?」
それに対しておれ。
「本当の本当」
「ふふ、カワイイじゃん〜」
ギュッと手を握りかえされ、血圧が急上昇した。…これ、もしかしてもしかするのか?まさか。ふーっと深呼吸をひとつ。そして言った。
「あ、あのさ、その辺の部屋で休んでかない?みたいな」
「…うん。そんなにゆっくりできないけど」
ちょ、何「うん」とか言っちゃってるの!?店を出てからホテルに到着するまで、おれたちはほとんど無言だった。チェックイン後、緊張を振り払うように、五十嵐が大きな声を出す。
「先にシャワーしてくる〜」
外から丸見えの脱衣所でもぞもぞと服を脱ぎ出す五十嵐。恥ずかしいのか、途中、何度もおれの方に視線を向けてくる。
「なんか照れる〜。あんまこっち見ないでよね〜」「うん」
バッチリ見てやった。ほう、小ぶりだけど、意外といい乳してんな。10年以上の付き合いがありながら、パンチラさえ見たことのなかったおれにはそれだけでド興奮だ。五十嵐と入れ替わりでおれもシャワーへ。ベッドの上で体育座りしていた彼女に後ろから抱きつき、そのままキスをする。舌を絡ませると、彼女は、ん、ん、と小さく声をもらした。何だかエロいぜ、五十嵐さん。彼女が、はにかみながら言う。
「私ね、ベッドの中だと結構エロいんだよ〜」  普段、五十嵐はどちらかというと姐御キャラで、男勝りなところがある。そんな彼女がチンコを貪る。おれの繰り出す手マンにあられもない声を出す。シーツを濡らす。何か見てはいけないものを見てしまった気がする反面、チンコは歴史的な硬度になった。もう超ギンギン!
「五十嵐さん、入れるよ」
彼女は、こくりと頷いて同意を示した。最初は正常位で、お次はバックで。そしてまた正常位に戻り、腰をガンガン振り続ける。やがて射精を催し、白い腹にドバッとぶちまけると、彼女はおどけるように目を見開いた。
「たくさん出たね〜」
まったくだ。ホテルを出てから、五十嵐が笑顔とも苦笑ともとれない表情を向けた。
「あ〜あ、やっちゃったね〜」
今後、おれは彼女とどのような関係を築いていくべきなんだろう。この上なく気が重い。まさかの成功である。大切な友人をニセの告白でダマし、さらにその裸を隠し撮りするとは、我ながら外道の所業だ(しつこいようだが仮名にして本当によかった)。が、いまさら後悔しても遅い。気を取り直して、最後のターゲットに標準を切り替えよう。
最後のターゲット、西村あき(仮名、20代)とは、3年前、おれの友人が主催する大所帯のBBQで知り合った。たまたま互いの自宅が近かったことから、以来、3、4カ月に一度のペースで飲みにいくようになり、そのまま現在に至る。知り合ってまだ日も浅く、直接会った回数も10回ほど。友だちと言っても、先に登場した3人と比べればさほど濃い付き合いではない。でも、でも、彼女こそが今回の中で一番ヤリたい度の高い友人なのである。といっても40%くらいのもんだけど。今度の作戦も、すでに成果が証明された「直に会っての告白」でいくことにし、当日は彼女の希望で焼肉屋へ。
ひとまずここでは普段どおりの態度で接し、その次に向かったカラオケでも、素知らぬ風を装った。勝負をかけるのは、人気のない夜の公園だ。ドラマの主人公が女にコクるのは、たいてい、こんな感じの場所だしね。
「お、公園があるよ。ちょっと休んでこうぜ」
たまたま思いつきました的な感じを装って、西村をベンチに誘導。おれはその隣に密着するように腰かけた。
「あのさ、おれ、前からあきのこと好きだったんだ」
慣れとは恐ろしい。ためらいもなく、すらすらと言葉が出てくる。「いつか伝えたいと思っててさ」
チラッと見ると、西村はツメを噛んでうつむいていた。無言のまま、じっと地面を見つめている。
が、すぐに顔を上げた。
「太郎ちゃん、何いってんの?」
「すげー好きなんだけど」
「ムリムリ。そんな風に太郎ちゃんのこと見れないよ、悪いけど」
判断の難しいところだ。口ではきっぱり拒絶してるのに、顔はなんだか半笑いだ。強引に押せば、案外イケるのか?いずれにせよ、こういう展開は長丁場になる。そう判断したおれは、西村に頼み込んだ。
「あのさ、もう終電なくなっちゃったし、今晩、あきの家に泊めてくんない?」
西村のアパートはここから徒歩15分のところにある。とにかく部屋に上がり込んでしまえば、何とかなるだろうとの腹だ。
「変なことしないでよ」
「当たり前じゃん」
アパートに到着し、シャワーを浴びた西村はそうそうにベッドにもぐり込んだ。ソファで寝るよう言い渡されたおれは、頃合いを見計らってそろりそろりとベッドの方へ。キスをしようと顔を近づけ…。 直後、もの凄い力で押し戻された。
「ちょっと、やめてよ!」
「好きなんだよ」
「ムリって言ったじゃん。おかしいよ、今日」
構わずムウっと口を突き出した瞬間、平手打ちが飛んできた。アイタ! 「最低!始発の時間になったらすぐ出てって!!」これ以上は無理っぽいです。
いま現在(9月14日)、おれとあの4人がどういう状況にあるか報告しておこう。
●川崎かおり↓表面上はこれまでどおりの関係
●吉田明美↓告白したことについて、酔ってて覚えてないとゴマかすと「ふうん」と冷たい反応が。以降、連絡ナシ。
●五十嵐ヒトミ↓近々また会いたいという旨のメールが届く。セフレ化の兆しあり。
●西村あき↓電話は出ず、メールにも返信ナシ。完全に嫌われたっぽい。
おれは大事なものを失ったようだ
(ようだ、じゃねーか)。

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モテるヤリチンおやじも相手が身近の女の子ばかりだとバレるリスクが高い

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自分がプライベートで本当にやりたいセックスにこだわりたい、日々接したなかで本当に〝ヤリたい〞と思った女となんとかセックスしたい、という願望からだった。

ただし、俺の女遊びの大前提は「家庭を壊さないこと」。
今の生活は幸せだし、満足もしている。だから、後腐れがないよう、面倒なことにはならないように極力気を遣う。しかしヤルノートのターゲットは俺の日常に存在する女性だから、この大前提を脅かすリスクも大きい。
なんで、こんなことを書いているかと言うと、今、俺は連載開始以来、最大の危機に直面しているからだ。ターゲットをどうするかということだけではない。俺自身がヤルノートをどうしていくのか、ということを考えざるを得ない状況だ。どんな状況かは後で述べるとして、まずは、前号で落としたS子のその後をお伝えしたい。
ヤルノート史上、最も攻略が難しい高嶺の花、テレビタレントのY子ちゃんへの足掛かりとして、そのツレのS子をなんとか落とすことができた。この勢いで、Y子ちゃんも一気に! といきたいところだったのだが……。
ヤッた次の日から、S子からこまめにメールが届いた。
『今日のロケは雨降りで大変でした。ふぅ〜、つかれた』
『お仕事、忙しいですか? 身体に気をつけてくださいね』
メール自体はとりとめもない内容だが、なんだか重く、鬱陶しく感じる。いいコだし、十分に可愛いのだが、〝真面目で甘えた〞な彼女のような女はあまり好きなタイプではない。ヤッた後からこんなことを言うのはひどいと思うが、面倒くさいというか、積極的に会いたいという気にならないのだ。とはいうものの、テレビに映るS子を見たら、ついついエッチしている時の彼女の表情や喘ぎ声、形のいいオッパイを思い浮かべてしまい、勃起してしまった。S子、もっとカル〜いコだったらよかったのになぁ。
こんな自分勝手なことをのんきに考えていた俺に天罰がくだったのか、最初にお伝えしたようにヤルノート始まって以来の危機に直面してしまうことになった。しかも、二つの危機が同時に起きてしまったのだ。一つ目の危機は、Y子ちゃん絡みとだけ言っておこう。申し訳ないのだが、具体的に伝えてしまうと、いっそう事態が悪化する恐れがあるのだ。俺だけの問題ではなく、協力してくれた人たちにも迷惑がかかってしまう。非常に残念ではあるが、Y子ちゃんは、ほとぼりが冷めるまで、撤退せざるを得ない状況だ。もうひとつの危機は、俺の家庭内で発生した。
実は、俺の嫁さんは俺がライターをしていることを知っている。どんな雑誌に書いているか、どんな連載かなどは全く知らないが、エロい文章を書いていることはわかっている。ただし、俺は嫁さんに、書いていることはすべてフィクションだと話しているし、彼女はそう信じている。
なんでバレずにここまでやってこれたかと言えば、このようにすべてのことを無理に隠すのではなく、半分だけ本当のことを伝えていたからだ。そうすることで本当にバレたら困ることを隠しやすくなる。リスキーな活動になっているので、最近はミクシィやブログの更新も行っていない。
今までなんの疑いもかけられたことがなかったから油断したというわけではないのだが、先日、パソコンのデスクトップにヤルノートの原稿ファイルを置いたままにしてしまった。そして、運悪く、たまたま電源が入っていた俺のパソコンでネットをした嫁さんにその原稿を読まれてしまったのだ。
「へぇ〜、こんなん書いてるんや。でもここに載ってる近所のセレブ妻、紺野さんって、○○さんのことちゃうの?」
ヤバい! なんとかごまかさなければ!
「まぁ、たしかに○○さんのことは参考にしてるけどな。やっぱりこういうルポってリアリティが肝心やろ。実際にあるようなことを参考に書かんと嘘っぽくなるやん」 バレるわけにはいかないので必死で言い訳するのだが、脇は冷や汗でびっしょりだ。
「ふーん、でも○○さん、きれいやし、あんた、ほんまに狙ってるんとちゃうの?」
「あほか、ほんまに狙ってたら書くはずないやんか」
目が泳いでいるのが自分でもわかる。それ以上嫁さんには追及されなかったが、非常に危ない状況だ。嫁さんの目には明らかに俺に対する疑惑が浮かんでいた。実際にヤルかどうか、書いていることがフィクションかどうか以前に、自分も知っている身近な女性に対し、俺が女として関心を持っているに違いないと思ったはずだ。
もちろん、今後は情報管理にいっそう注意することが大事だし、せっかく美しくなった紺野さんに対してもしばらくはアプローチを避けた方が賢明だろう。が、それ以上に問題なのは身近な女性をターゲットとすることに対して慎重にならざるを得ない状況になったことだ。
Y子ちゃんのような大物狙いをすると、自分一人ではなく協力者の存在が不可欠とり、様々な問題が起りやすくなる。逆に身近なターゲットは嫁さんにバレるリスクが大きくなる…。どうするべきなのか? 俺が本当にヤリたいのはどんな女なのか? 自分の下半身とじっくり相談してみよう。

刺激的で興奮するターゲットを求めていくあまり、大物狙いか、超身近な女性が対象となってきた。その結果、リスクもだんだん大きくなり、〝バレずに後腐れなく日常で接する女と興奮するセックがしたい〞という当初の俺の思いから離れてしまっている気がするのだ。これからどんな女性をターゲットにしていけばいいのか? 本当にヤリたいのはどんな女なのか?
考えても考えてもなかなか答えが出ない。営業途中、電車の中やオフィス街を歩く女性たちを眺めながら『どんな女とヤリたいんやろ?』という目で見てみると、二人に一人はヤリたい女だ。はぁ〜、なんておれのストライクゾーンは広いんや。とりあえずヤリまくって進むべき道を探るべし!
完全に袋小路に入ってしまった俺。そんな悩ましい状況のなか、先月、会社で研修を
受けさせられることになった。『キャリアデザインセミナー』と題したこの研修、これからの社会人としてのキャリアを自分自身で前向きにつくり上げていこうという内容だ。他人の人生、ほっといてくれよ。あ〜、邪魔くさ。
研修の中で、講師から『やりたいこと』『やるべきこと』『やれること』の3つのバランスが重要で、1つ、2つだけ考えていてはダメだという話があった。
「さぁ、みなさんの『やりたいこと』『やるべきこと』『やれること』を考えてください」
うーん、考えろと言われても、頭に浮かんでくるのは仕事じゃなく、ヤルノートのことばかり……。待てよ、そう言えば俺は、どんな女と『ヤリたい』かや、読者や編集部の期待に応えるためにどんな女と『ヤルべき』かということばかり考えていたんじゃないだろうか? そうか、今の俺に必要なのは『ヤレる』女ととりあえずヤッてみる、がんがんヤリまくることなのかもしれない。そうすれば進むべき道も見えてくるんじゃないか?研修の効果(?)で気持ちが吹っ切れた俺は、とりあえずこれから1ヶ月間、女という女には見境なくアタックすることに決めた。
営業の途中、おっ、いいなと思った女がいれば必ず、道をきく口実で声をかける。逆に地図や携帯を片手に道に迷っている女を見かければ、「どこに行きたいんですか?」と声をかける。
どうせ飲みにいくなら、小洒落た立ち飲みバーのような、女性が多く声をかけやすい店を選び、店内でナンパする。店外でも、ほろ酔いで今から2軒目に行こうかという女性がいれば、「一緒に飲みにいけへん」とストリートナンパ。
 もちろん基本は俺一人の行動だが、後輩たちもどんどん巻き込んでナンパの機会を増やしていく。合コンするという話を聞きつければ、強引にメンツに入れてもらう。毎日こんなことを繰り返していると、女性との接点の作り方がこなれてくるし、接点を作った後に相手の懐に一歩踏み込んでいくのもうまくなる。
最初の結果は、1週間ほど経って表れた。
1人目出張帰りの31才OLを新幹線の中で
東京に出張することになり、午後7時前に新大阪を発つ新幹線に乗車した。指定席の隣がオッサンだったので自由席へと移動する。もちろん女性の横に座ることが狙いだ。
いた、いた。30才くらいだろうか?
黒のパンツスーツのOLが駅弁を広げてビールを飲んでいる。平原綾香似のちょっと微妙なレベルだが、迷わず横に腰掛けた。
弁当を食いながら様子を伺うが、飲んでいるところを見られたくないのか、身体を少し窓側に向けており、目を合わすことができない。とはいえ、弁当にビールという彼女、ヘッドフォンで音楽を聴いたり、読書に集中したりしている女性よりはるかに声をかけやすい。キッカケさえあれば話しかけるのだが。しばらくして彼女がトイレに行くのか席を立った。「すいません」と言われ、通れるように足をよける。これは新幹線の中ではいいキッカケになる。戻ってきた時が声かけのタイミングだ。彼女に再度「すいません」と言われ、こちらも「いいえ」と応える。声を出すと顔を合わせてもらえるものだ。
「出張ですか?」と話しかけると「はい、出張から帰るところなんです」と返事が戻ってきた。ビールを飲みながら、仕事の話を中心に会話する。東京在住のA子さん、日帰りで神戸に出張だったそうだ。それはお疲れさん。にしても、おいしそうにビール飲むねぇ。
「これだけが出張の楽しみですから」
じゃ、もう1本ずつ飲もうと車内販売でビールを奢る。アルコールと出張が終わったという開放感からか、いい感じに仕上がっていく彼女、「東京着いたら1杯だけいけへん?」という誘いにすんなりOKしてくれた。その後は、酔った勢いで、予約していたビジネスホテルでシャワーも浴びずに合体。A子は少々ゆるめの身体で、そんなにいいスタイルではなかったが、なかなかいい流れでセックスまで持ち込めた。
1人目としては上々のスタートだ。
2人目立ち飲みバーで25才の化粧品販売員を
仕事帰りに、後輩と立ち飲みバーにいった。もちろんナンパが目的だ。店内は女性の方がはるかに多い。世の男たちは何しとんねん。2人連れに「一緒に飲もうや」と声をかけていく。何組か声をかけたら、やや派手目の2人組がひっかかった。聞けば、2人とも化粧品の販売員で、毎晩のように遊んでいるみたいだ。非常にカル〜い感じで、ルックス含め、どちらのコでも俺的にはじゅうぶんOKのレベルだ。終電の時刻はすぐに超えた。後は、タクシーで帰られてしまうか、ヤレるかどちらかだ。それぞれ家の場所を聞いていたので、ターゲットは決定済み。後輩に「じゃ、お前このコ、同じ方向やろ。タクシーで送ってやれよ。俺はB子ちゃん送っていくわ」と店の前で別れた。
 もう1軒いく? と尋ねたら「クラブかカラオケにいきたい」というB子。今からクラブは堪忍してよと、カラオケで盛り上がり、ホテルに入ったのは3時前。胸は小ぶりでもスラリとしたスタイルのいいB子の身体をたっぷり堪能できた。さすがにフラフラだ。
少々リスキーなので、詳しいことは書けないのだが、取引先の担当者C子を、打ち合わせの後で食事に誘った。帰りに歯医者を予約しているといったん断られたものの、いったん別れた後で「予約、変更しました。ご飯ご一緒していいですか?」と連絡が入った。仕事や職場のストレスが溜まっているようで、いろいろ話してスッキリしたいご様子。おいしいご飯を食べ、ワインでも飲みながら、なんぼでも話を聞きましょう!話がプライベートにおよび、「長いこと彼氏がおれへんから寂しい……」
とぼやく彼女、しこたま飲んだワインのせいもあってか、目が潤んでいる。少々強引ではあるが、誘ってみるか?店を出た後、C子の肩に手をまわした。
「えっ、えっ、河内さん、いきなりどうしたんですか?」と言うものの、拒みはしない。そのままホテルへ誘い、セックスした。あぁ、C子ってこんな声を出すんや。仕事の場面でしかつながりがなかった彼女が乱れている姿はかなり興奮する。次に仕事で顔を合わす時が少々心配ではあるが。お客とひさびさにいったキャバクラで、大阪に来てまだ2週間という岡山出身のD子がついてくれた。益若つばさを意識しているのか、同じようなメイクをしている。そう言えば顔も少し似ているなぁ。そんなにスレた感じはないが、会話はへたくそで、話がなかなか盛り上がらない。
「まだ、指名されたことがない」というので「じゃ、俺がしたるよ」と場内指名したら、D子は大喜びだ。その後、D子からは毎日メールが届いた。大阪に知り合いがほとんどいないので、あまり遊びにはいかないという彼女、大阪のおいしい店に連れてってやるよと誘ったら、同伴、アフターなしで、普通に飲みにいき、そのままヤレてしまった。
 ただ、かわいそうだが、彼女のつとめるキャバクラには二度といく気はない。1ヵ月で4人の女たちとヤルことができた。もちろん、若かったころは夜な夜なナンパにくりだし、これくらいの人数は平気でこなしていたが、50前になってこれだけ頑張れたのは正直うれしい。自分をほめたい気分だ。
どこに向かうのか、いまだに答は見つかっていないが、とりあえず今は、あれこれ考えずに女とヤルことが楽しい。いつまで続けられるかはわからないが、いけるとこまでとことんヤッてみよう。

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外人系出会いサイトで日本人女性を狙う・外国人向けサイトが意外なナンパスポットだ

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外国人の女、とりわけパッキン姉ちゃんに特別な思いを寄せる男性は意外に多いと思うが、ある意味排他的とも言える島国日本に住むかぎり、外人女と知り合えるきっかけは少ない。英語が話せなければ友達になるのも難しいだろう。

ところが近頃、ネット上に複数存在する出会い系サイトのなかに、外国人出会い系なるジャンルが新たな磯り上がりを見せているという。

日本人女性が外人男性に、日本人の男性が外人ネーチャンに、むろん外人同士の出会いの場としても機能してるようだ。メールナンパは、正直、手間かかりそうだが、逆に成功率が高いという見方もある。

素人のパッキンね-ちゃんと出会えるなら言うことなし。いつちよ試してみるか。数ある外人出会い系から選んだのは「S」なるサイト。他と比べ、登録者数が多そうな印象だ。
まずはプロフィールの作成から参ろう。年齢、職業、学歴、既婚・未婚、自分の性格、外見の細かい説明。他にも、人種や使用言語の書き込みがあるあたり、さすがは外国人専用である。
《こちらが求める相手のタイプ》
の欄には「ペンパル」「気軽なデート相手」「英会話の練習相手」「真剣にお付き合いする相手」「結婚相手」などの選択肢が並んでいた。相手がどんな男女の関係を望んでいるか、ここを見れば一発でわかる仕組みだ。

とりあえず「結婚相手」を除く全ての柵にチェックを入れた。自己紹介の欄には、「楽観的で音楽を愛する日本人です」、求めるタイプの女性の欄には「音楽が好きでかわいい人」とそれぞれ短い英文を残した。

仕上げに携帯の写メールで何度も撮りなおした詐欺同然の自画写真を添付。クレジットカードで登録料(メールをやり取りする権利。月に3千500円)を払い準備完了である。

登録した目的は『外国語を学ぶために国際交流を求める誠実な日本男児』ぐらいが無難か。つたない英文で、男女の関係を望んでいそうな女性を選びメールを送った。
『あなたのプロフィールを見て興味を持ちました。私の仕事はフリージャーナリスト(大ウソ)です。英語と○○語(相手女性の母国語)を習いたいので友達になって欲しいです。英語は下手だけど、よろしくお願いします』
選んだポイントは、相手が求める人種の柵が「日本人」になっており、年齢も相手の好みに合っているかどうか。

あとは本人の趣味噌好と写真の印象。果たして、返事はくるか?妬通のメールを送った翌日、2通の返信が届いた。1人はすでに日本を離れ、イタリアに帰国してしまったサンドラちゃん(数少ないキンパッ)で、ローマ字で奇妙な日本語の返信が届いていた。つい1ヵ月前まで、横浜の大学に留学していたらしく、アニメやJポップ、ファッションなど日本の文化が大好きらしい。

もう1通は、東京在住の中国人のユァン。彼女は自分の個人フリーアドレスを記していた。「こっちに送って
くれたらうれしい。すぐにあなたに会えることを楽しみにしている」やけに積極的で
ある。普通の出会い系なら、間違いなくサクラだが、いったいどういう女性なんだ。
早速、こちらのフリーアドレスも記入し、簡単な挨拶と質問を書いて送信すると、その日のうちに返信が届いた。

何でも彼女、都内の外資系資産運用会社のグループ秘書をしており、毎朝、出勤前に日本語学校に通っているらしい。が、職場では英語しか使っておらず、日本語も勉強を始めてまだ2ヶ月程度で、まったく話せないのだとか。2,3回のメールをやり取りした後、チャットのお誘いをいただいた。

生まれて初めての英文チャット。うまくいくだろうか。軽く挨拶を交わし、すかさず夕食に誘ってみた。適当な話題で盛り上がればいいのだろうが、あいにくそこまでの英語力はない。臆せず直球勝負だ。

最初のメールのとおり、ユアンはあっさり乗ってきた。寿司と刺身が好きらしい。とんとん拍子で3日後の寿司デートが決定した。が、コトはさほどに簡単ではない。

当日、渋谷駅の改札前で対面した瞬間、顔とスカートから覗く生足が予想以上にキレイだったためにテンションは上がったものの、こちらの英会話能力が未熟なこともあり、どうしても気まずい沈黙が随所に流れてしまうのだ。それでも何とか会話を続けて
くいち、彼女がポッリとこんなセリフを吐いた。
「叔母さんに聞いたんだけど、日本の男は危険だから気をつけなさいと言われました」
思いきり釘を刺されてしまった。笑ってごまかしたものの、かなり怪しんでいる。案の定、その後はまったくもってロマンチックな展開にはならず、終電間際にきっちりと帰られてしまった。

実は、ユアンとはその後も2度のチャットを経て、再び居酒屋デートに持ち込んだ。今度こそはの思いである。で、帰り際、俺は言ったのだ。
「部屋に行きたい」
「まだ無理」
会話の端々から察するに、彼女、男性経験がかなり少ないようだが、2回目のデートで部屋に入れて欲しいと頼むのがおかしいとは思えない。シオンと名乗る韓国籍女性から返信がきたのは、サイトを始めてから1週間後のことだった。

自己紹介の欄に流暢な日本語を書いていた女性で、それに合わせて俺も日本語でメールを送っていた。
「シオンさん、初めまして。日本語で書いても大丈夫ですか?最近ようやく韓国語のテキストを購入してハングル文字から勉強を始めることにしました。シオンさんとお話をしてみたいです。韓国語も教えてもらえたらうれしいです。よかったらメールください。よろしく」

対する彼女の返信がこちら。
『メールありがとうございます(言)実は私は韓国人ですが、生まれたのは日本で日本語しか話せません。韓国語はやっと最近文字が読めるようになり、今は単語を必死に勉強してます。発音は親ゆずりで良いと思いますのでお教えできるかもです,これからよろしくです!』
出だしからいい雰囲気なのである。自然、期待は高まるのである。例によってフリーメールのアドレスを交換し、数回のやり取りを経たのち、新宿で食事をすることとなった。

実際の本人は幾分写真よりふっくらしていたが、十分カワイイ女性だった。彼女は俺のことをどう思ってるのか。

居酒屋に入り、互いの仕事や趣味、過去の恋愛などの話で盛り上がり退店。明日も朝の6時起床だと言っていたわりには、帰りたくない雰囲気が言葉の端々から伝わってくる。時計の針は20時を回ったばかり。十分ホテルにしけ込めるタイミングだ。

「少し酔ったかな。軽く休んでく?」
あまりにべタな誘い。断られたらそれまでだ。覚悟した俺に、果たして、彼女はすんなり首を縦に振った。ホテルに入ると、シャワーを浴びることもなく、互いの体を貧りあった。中身も外見も、まったくの日本人。

とりあえず国籍だけが外国というだけの女性だ。その後も数十通のメールを送ったが、せいぜい返信がある程度で、逢うまでに至らなかった。やはり、日本語がわかる女性じゃないと、コミュニケートが難しいのだ。

で日本人女性を狙う作戦に切り替える。某大手電話会社社員のマユミ、キャバクラ大学生の春香、スープ屋でバイトしながら作品を作るイラストレーターのミキ。3人の女性とメールをやり取りしあと一歩で会えるというころ、クミコという日本人女性から受信箱にメールが送られてきた。初めての逆ナンメールである。
「こんにちわ。突然のメールなんですが、メディア・ジャーナリズムってどんな仕事なんですか?もしよければ返事ください」

こちらの職業欄を見て、勝手に食らいついてくれたらしい。プロフィールには、映画監督ラリークラークの大ファンとある。サブカル好きか。職業は看護師とあった。

とりあえず過去の入院体験を元に、看護師という職種自体を褒めまくり、映画と音楽の話を中心にメールを交換。3日後にチャットの機会を持った。3時間半にもわたる会話でわかったことは、彼氏がいなくてとても寂しいということだった。勤め先が婦人科なので、患者からちょっかいを出されることもなく、セックスもかなりご無沙汰らしい。こりや話が早そうだ。

その日のうちに会う約束を取り付け、翌週、品川駅で対面した。写真より少しふっくらした色白ギャル。派手なベルトの腰履きジーンズにデザインTシャツ。体系は少しもつさりしているが、ルックスは悪くない。

お互い照れながら、挨拶を交わして水族館へ・翌日が早番出勤だというのでその日はすんなり解散したものの、向こうから興味を持ってくれたぶん、その後の展開は早かった。3日後、俺は彼女が住む看護婦寮に招かれ、しっかり若い肉体をいただいた。本当にエッチはご無沙汰だったらしく、かなり痛がってはいたが、一度体の関係を持ってからは、現在でも恋人同士のような関係を保っている。

感覚的な話になってしまうが、この外国人出会い系サイトには、いわゆるガイジン好きバカ女系と、男慣れしてない非フェロモン系の2種類が混在し、圧倒的に後者が多いようだ。が、逆を言えば、男好きするタイプじゃない女性こそ、倍率が低く落としやすいとも言える。キンパツ姉ちゃんと一発という夢は、傍くも幻に終わってしまったが、約2ヶ月にわたりこのサイトを利用して、知り合った女性の数は6人、うち2人とは体の関係までに至った。この先もう少し粘れば増える気もする。出会い系シールとしては外人サイト、かなり使えそうだ。
外国人向けフリーペーパー『メトロポリス』でド直球セフレ探し
「メトロポリス」は首都圏に住む外国人向けに、賃貸情報や個人売買情報などを載せたフリーペーパーだ。こいつを使って手っ取り早く女を見つけようと考えたオレは、思い切って「セックスフレンド募集」の広告を出すことにした。
(セックスフレンド募集。33才男性。千代田区に住んでいます。既婚者でもかまいませんので、お近くの女性、セックスしませんか)
実際に載せてみたところ、30代のアメリ力人40代のスペイン人の2人から連絡があり、アメリ力人とは2回ほどホテルに行く関係になった。ストレートな姿勢ってのはときに効果的なのかもしれない。
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