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記事一覧

  • チンドン屋になってお祭り気分を高めてナンパ|恋人募集の看板を持って新しい出会い方を探してみた
    2020年01月25日出会い攻略

    コンビニで一人でお酒を買った子をナンパしたら上手く行った体験談金髪の若いコが、ハンバーガーとお菓子と缶酎ハイを買っていた。家で誰か待ってる感じではないと思うけど。 いつもの文句で声をかける。「おねーさん、これから家飲みですか?」「いや…」 おっと、いきな

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  • 女性が注文したものと同じものを注文する|ミラー効果ミラーリングがナンパ・口説きに効果的か実践してみた
    2020年01月24日突撃リポート

    先月号で「吊り橋効果」という心理学の定説にすがって恋人を作ろうとしたオレだが、結果は聞いてくれるな。あれはちょっとフザけすぎた。というか、ターゲットが複数なので惚れられにくかったようにも思う。やっぱ相手は一人じゃないと。そこで今回、目を付けたのは「ミラー

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  • ピンサロでデリヘルで・本物の現役女子大生風俗嬢の探し方
    2020年01月23日突撃リポート

    欲望の対象としての『女子大生』という肩書きには抗しがたい魅力がある。頼るはやはりフーゾクだ。で、女子大生フーゾク嬢の探し方にはちょっとしたコツがある。まずホームページなどで「女子大生専門」なんて大学名までつらつら書いているような店は、間違いなくダマシだ。

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  • AV撮影現場のヘルプの女神・萎えてしまった男優のチンコをたたせる勃たせ屋という仕事
    2020年01月22日突撃リポート

    アダルトビデオの撮影現場で、萎えてしまった男優を再び奮い立たせる、世にも珍しい仕事AV撮影現場のヘルプ・勃たせ屋というのはどういう仕事なのだろうか。その女は、あるマンションの薄暗い4畳間にたたずんでいた。周囲にはホコリを被ったバイブレーターと、積み重なった

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  • 女をとろけさせる最強の口説き文句・夜景のきれいな高層ホテルの部屋を予約してナンパ
    2020年01月22日出会い攻略

    高層ホテルのバーで、男がおもむろに部屋のカギを女に差し出し、「今日、この下に部屋を取ってるんだ」。今回はコレをやってみたい。女ってのはこーゆーのに弱いのだ。お見合いパーティの女あたりをなんとかバーに連れて行きさえすれば、即マンってことになりますな。さっそ

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  • ナースと看護学生はどっちがエロイのか?
    2020年01月21日出会い攻略

    病院の看護師にヤリマンは多いがその看護学生はもっとエロイ京都O病院の看護婦はヤリマンのリポート。病院の近くでナンバが成功するワケないと、5月号の淫乱看護婦さんがおっしゃってたが、ちょっと待ってもらいたい。地元民の私から言わせてもらうと、事実は微妙に異なる

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  • ニセ占い師になりきって出会いを求める・自作自演の「運命的な出会いが待ってますよ」で口説いてみた
    2020年01月20日出会い攻略

    占いで婚約者の両親に結婚を反対されクレーム入れたらストーカー扱いされた話コトの始まりは、3年来つき合ってきた彼女の突然の別離宣言だった。 「ごめんなさい。あなたとは、もう別れたいの」 心臓が止まるほど驚いた。正式な婚約こそしていないが、彼女の口からはこれまで

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  • 超美人の方がナンパの反応がいいのか声をかけて実験してみた
    2020年01月19日出会い攻略

    ハイレベルな美人だけを選んでナンパするこの企画。前回は銀座で粘りに粘り、カラオケボックスでのオナ見せまで持ち込むことができたが、2度目のチャレンジはどうなるだろう。東京随一のお洒落エリア、表参道と恵比寿で再トライした。●「あの、タイプだったので追いかけて

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  • 人妻をナンパするならまずは子供を褒めろ・ビデオ初ハメ撮り女はバツ4熟女
    2020年01月17日エッチ体験談

    ビデオ初ハメ撮り女はバツ4の人妻 先日の昼間、仕事をサボッて会社の近くの公園散歩してたんですよ。あーああヒマだなーなんてアクビを噛み殺してたら、砂場で小さな子どもと遊んでる奥さんを見つけましてね。これがまた妙にエロいルックスなんですよ。周囲に人もいないし

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  • 東北の女性は他人に優しいので東京もんを受け入れてくれる!?山形・秋田・仙台ナンパ体験記
    2020年01月17日突撃リポート

    山形の七日町やっと街らしい街にたどり着いた。そうだなあ、東京でいえば三軒茶屋くらいの大きさだろうか。ここなら何とかなるかも…と思いきや、山形唯一のデパート松坂屋が潰れていたりして、いまいち盛り上がりに欠ける。人の数もボチボチといったところだ。とりあえず肩

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チンドン屋になってお祭り気分を高めてナンパ|恋人募集の看板を持って新しい出会い方を探してみた

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-30-57_No-00
コンビニで一人でお酒を買った子をナンパしたら上手く行った体験談

金髪の若いコが、ハンバーガーとお菓子と缶酎ハイを買っていた。家で誰か待ってる感じではないと思うけど。 
いつもの文句で声をかける。
「おねーさん、これから家飲みですか?」
「いや…」 
おっと、いきなり壁を作ってきましたな。
「バイト帰りとか?販売員さんって感じするんだけど?」
「美容師」
職業を明かした。しゃべりたそうじゃん。
「立ち仕事で大変そうなイメージがあるんだけど」
「まあそこそこ」
「ストレスも溜まるでしょ、よかったら飲みに…」 
と、誘おうとしたとき、彼女が目の前のバス停のベンチに座った。「バスで帰るの?」
「次のやつ逃すと、歩いて帰らなくちゃいけないんで」
最終バスが来るらしい。疲れてるから歩いて帰りたくないわけね?
でも、このまま帰って一人で飲むのもさみしいと思ってるはずだけど。 
ひとまず彼女の横に座る。
「ねえねえ、ぼく、缶ビール持ってるんだけど」「そうなんですか」
「おねーさんの持ってるそれ、缶酎ハイでしょ?バスが来るまでの間飲もうよ」
「でも…」
まあまあと促すと、彼女はコンビニ袋に手を突っ込んだ。よし、2人で飲んでしまえば楽しくなるはずだ。缶ビールを突き出すと、彼女も自分の缶酎ハイをコツンと当ててきた。
「はいおつかれ」
「でもここで飲んでいいんですかね」
まわりの目が気になるのか、ハンバーガーを頬張りつつ、照れ臭そうにチビチビ口をつけているが、楽しそうだ。ほらねーさん、やっぱり酒は人と飲むほうが楽しいでしょ?
「あ、でもバスが来た!じゃあそろそろ行きますね」 
おいおい、チューハイ飲みながらバス乗るんかよ!深夜0時を過ぎた。 
コンビニ前で張っていると、ボーダーのスカートを履いたぽっちゃりちゃんが、スーパーの袋を持ってやってきて、コンビニ入り口のゴミ箱に捨てた。ああいうやついるんだよな。 
おや? 
彼女、コンビニの中へ入って、酎ハイを1本買って出てきたぞ。しかも袋には入れずそのまま握ってるし。すぐにでも飲みたいのか。急いで近寄っていく。自分の持ってい
る缶チューハイを突き出しながら。
「おつかれさまでーす。おねーさん、いいもん持ってますね」
「そうですかぁ」
彼女も缶を突き出してくる。
「というか、袋入れてもらわなかったの?」
「はははっ。袋必要ですかって言われたから必要ないって。ゴミになるし」

何だかノリよくしゃべってくれるじゃん。
「というか、さっき家で食べたパスタのゴミ袋も、そこのゴミ箱に捨てたし」
つまり、さきほどオレが見たのは、晩メシのゴミを捨てに来た光景だったのか。
そして缶酎ハイって…侘びし過ぎる。
「おねーさん、よかったら、ここらへんで座って飲みますか?」
「はははっ。てか、おにーさん、私によく声かけてきましたね。すっぴんだし」
「まあ、これ1本だけ付き合ってくださいよ」
「じゃあ、まあはい」 
広場のベンチでチビチビ飲み始めた。彼女がカバンの中からタバコを取り出す。
「吸ってもいい?」
「いいよ」
…って、ん?
カバンの中に毛むくじゃらの物体が見える。ぬいぐるみだ。
「あ、見られた。恥ずかしいんだけど。でも持ってると落ち着くんだよね、これ、クマ太郎って言うんだ」 
ぬいぐるみを持ち歩くねーさんか…。
「名前は?」
「カオリ」

22才で、仕事はハケンらしい。
「ちなみにカレシとかいるの?」
「春までは…」
しかし、突っ込んで聞くと「クマ太郎がいるからいいんだもん!」と人形に抱き付いておどける。なんかこいつオカシくない?
まもなく彼女の缶酎ハイが空いたところで誘ってみる。
「ねえねえ、居酒屋にでも行かない?」
「うん、いいよ」
やっぱりこの手の女はついてくるよね。
オレ、こういうの引き当てるの上手いよね。
近所の居酒屋に入り、たわいもない会話をかわす。
「いつもこんな夜中にチューハイとか買いに行ってんの?」
「だね〜。なんかヒマだし立ち読みついでとかに」 
この一言で、生活習慣も部屋の様子も手に取るようにわかる。家賃5万ぐらいのアパートでだらしない毎日を送ってるんだろな。料理なんか絶対してねーし。しゃべるうちにちょっと酔ってきたのか、彼女はトロンとした目でこちらをじーっと見つめてきた。
何だこの雰囲気…?
何となく胸に手を伸ばそうとすると、さっとかわされた。
「はい。今、エロくなったでしょ!ダメダメ」 
ちっダメか。と思いきや、彼女が言う。
「ねえねえ、カラオケとか行きたくない?」 
安い店を知っているという彼女の案内でカラオケへ。どういうつもりの誘いなんだろう。エレベータに乗った瞬間、何気にしなだれかかってみる。
「あぁ、まだぁ〜」 
まだ?まだってことは?やっぱりそういうつもりじゃん!
部屋に入ると、彼女は無言でさっと曲をいれた。しかし歌うことなく、こちらに手を伸ばしてくる。抱き寄せてってことらしい。行かせてもらおう。
おおいかぶさる。キスをかまして、大きな胸をモミモミモミ。
「ねえ、電気消したら、ヤっていいよ」
何を言うかと思ったら、ねーさん、めっちゃヤル気マンマンじゃん。もちろんヤラせてもらうけど。スカートとパンツを一緒に脱がす。ぱっと見てわかるほど、割れ目がぬるっと光っている。もうびしょびしょじゃん。
「ねえ、舐めて?」 
さっき出会ったばかりの男に、クンニ要求かよ!
めっちゃ淫乱じゃん。
お望みのままクンニを5分ほどかましてやると、お返しにロングタイムのフェラをしてくれた。つくづく不思議な女だ。ついさっきまで、部屋でパスタ食いながらゴロゴロしてたのに、ゴミ捨てのついでにここまでするかよ。ナマのままバックでハメて、最後は背中に発射!

恋人募集の看板を持って新しい出会い方を探してみた

今までの俺の恋人探しは、自分の連絡先をいかにして多くの女性たちの目に触れさせるか、に主眼を置いてきた。手紙つき風船を飛ばしたのも、新幹線の立て看板に目をつけたのも、すべてベクトルは同じだ。今回も方向性は変えない。用いる手段は『チンドン屋』だ。パチンコ屋の新装開店などで登場するあの集団。なかなか人の目を集めている気がするのだがどうだろう。今の時代、あのアナログ感はかえって目立つんじゃないか?とはいえ、チンドン屋が「恋人募集」なんて仕事を受けてくれるのやら。あの人たち、パチンコ関係しかやってなさそうだし。ネットで見つけた都内のチンドン屋に話を振ったところ、打ち合わせ場所の喫茶店に、担当者のおっちゃんが現れた。

「どうもタカダです。ご相談のお話ですが…」
「できますかね?」「やったことはないですが、お引き受けしましょう」
料金は、3人編成で2時間7万円。そこそこいい値段だ。もちろん演奏しながら練り歩くだけじゃ、
恋人作りにはならない。宣伝方法は、「恋人募集」というポスターを掲げて、渋谷の町を練り歩いてもらうことにした。「恋人募集」の一文と携帯番号、オレのニックネーム「マー君」、そして顔写真は、普段のオレの坊主頭ではなく、過去の写りのいいモノを載せる。さらにタカダさんの提案で、連絡先を記したビラも配ることにした。すぐに電話をかけられない女性には助かるだろう。
当日の土曜。昼2時。渋谷駅前は、夏のような陽気である。若い連中で溢れるセンター街の入り口で待っていると、カラフルな着物姿の3人が近づいてきた。ちょんまげカツラをかぶったタカダさんが先導している。「お待たせしました」連れの2人は、水戸黄門の助さんとお絹(由美かおる)風の方だ。2人ともベテラン役者みたいな落ち着いた雰囲気だ。タカダさんが作ってくれた宣伝ポスターは2枚。自分の太鼓に1枚、もう1枚を助さんの背中へ取り付ける。では、みなさんお願いします。
3人が通りの真ん中に歩いていく。サックスがスマップの「世界に一つだけの花」を奏で始めた。オレはちょっと離れた場所から見守らせてもらおう。
「そこを歩くおねー様方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。この写真の青年、現在、恋人募集中でございます」
タカダさんの口上に、周囲の視線が一斉に飛んできた。

「名前はマー君。なかなかイイ男じゃないですか? ほら、おねーさん、この電話番号にかけてみてください」センター街の入り口がちょっとしたステージみたいになった。写メもバチバチ撮られている。すごい注目のされ方だ。女の子グループがヒソヒソ喋っている。「マジなのこれ?」「携帯さらしてんだけど」「かけてみたら?」
ふふふ、迷ってないで早くかけておいで。センター街の入り口で宣伝を続けること分ほどで、やっかいそうな状況が発生した。お回りさんの巡回だ。
「これ、キミ?」オレの顔とポスターをジロジロ見比べる警察官。「恋人募集してんの?」「…はい」
「ふーん、ま、それは別にいいけど、同じ場所でパフォーマンスするのはダメだからね」
ふーん、じゃあ渋谷の街をぐるぐる練り歩きますか。センター街を抜け、109、そしてぐるっと回ってハチ公銅像のほうへ。その間、服屋のスタッフさんが顔を出してきたり、2階のカフェから写メを撮られたりと、まったくもってスゴイ注目のされ方だ。ただ、それにしては電話がなかなか来ませんなぁ。1時間が経過。休憩のために宮下公園へ移動する。とそこで突然、電話が鳴った。非通知である。来たか?

●もしもし。
○あ、繋がった。マー君?(男の声)
●はいそうです。
○恋人募集してるんですか?
●そうです。
○怪しい店とか? 騙しとか?
●いや、そういうのでは…。
○こえーよ!
電話は切れた。チンドン屋の3人が心配そうにこちらをのぞき込んでくる。
「何て言ってました?」
「男でした。怪しい業者だと思われてるっぽくて」
「じゃあ、仙頭さん本人を見せるってのははどうですかね?」
助さんがボソっと言った。おっと、それはナイスアイデアだ。写真だけで「この男いい男でしょ? 電話をかけてください」では、悪徳フーゾク業者と一緒だもんな。休憩を終え、再びセンター街の入り口へ戻ってきた。さて気合いを入れましょう。タカダさんの口上が始まった。「そこを歩くおねー様方、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。この青年にご注目」めっちゃ見られてる。けっこう恥ずかしいかも。でもここは気合いでオレも声を出す。「ご紹介にあずかりました、ぼくマー君でございます。カノジョがおらず、毎日の生活はさみしい限り。もっか恋人募集中の男でございます」
そう呼びかけながら次々とビラを差し出していく。それを援護するように、3人のサックスや太鼓が鳴り響く。まわりを見れば、今日一番の注目のされ方だ。どうだこの宣伝力は。おっ、電話が鳴ったぞ。

●もしもし。
○はははっ。(男の声)
●もしもし。
○おまえバカか?
イタ電かよ!かくして2時間のチンドン屋は終了した。あとは、時間差でどれだけ連絡が来るかだ。女子ってのは、買い物を終えてからゆっくり電話したがるもんだからな。電話が鳴ったのはその晩からだった。19時21分
●もしもし。
○もしもし、マー君?(男の声)
●はい。
○マー君さぁ、人の女にちょっかいかけようとしてんの?
●…ちょっと状況がわからないんですけど。
○オレのカノジョの鞄からマー君のビラが出てきたんだけど。
●…それは何というか、町で配っているポケットティッシュくらいの意味で…。
○おまえさぁ!
この後もさんざん怒られてしまった。何をそんなに神経質になってんだか。
20 時03分
●もしもし?
○……。
●聞こえますか?
○……。
●あのー、イタズラだったら切りますんで。
電話を切ると、またすぐに掛かってくる、というイタズラを10回以上繰り返された。うっとうしい。
22時13分
●もしもし。
○もしもし。マー君…さんですか?(女の声)
●はい、そうです。
○渋谷で見たんですけど、彼女募集ってやつ。
●ありがとうございます。
○これ、テレビの企画とかなんですか?
●いや、テレビとかではなくで、単純に個人でやったんですけど。
○そうなんですか? 反応とか来ました?
●イタズラばっかりですよ。
○はははっ。じゃあ、頑張ってくださーい。
やはり個人が本気であんなことをするとは思わないのかもしれんな。
22時45分
●もしもし。
○こんばんは。好みのタイプとかあるんですか?(女の声)
●もしかして恋人募集を見てくれた方です?
○そうそう。おにーさんも誰でもいいってわけじゃないでしょ?
●まあ…。
○私はね、やっぱり嫌いな部分が同じ人かな。パートナーにするなら好きなことが一緒な人がいいとか言うじゃない? でもそれは間違い。それは割と離婚する。おにーさんも離婚は。
恋愛についての持論を延々語ってくれた。ヒマ潰しにかけてくんじゃないっつーの。翌日12時31分
●もしもし。
○もしもし(男の声)
●はいはい。
○マー君は、ゲイとかじゃないんですよね。
●はい、違います。(すぐ切る)
ま、こういう輩が現れるだろうとは予想していた。
なんと、電話は以上5人だけだった。なんてこったい!
もし今後、なんらかの展開があるとすれば、22時13分の彼女ぐらいだろう。着信番号が残ってるし、こっちからかけてやれ。だが、繋がらないし留守電にもならないので、電話番号を使ったショートメールをしておく。

『先日の恋人募集ではお騒がせしました。電話もらってからも、相変わらずイタズラが続いています(笑)』あえて単なる報告だけのあっさりしたメールを送ってみた。すると、速攻で返事がきた。
『wwwwww。まったく来なかったんですか?』
『ぜんぜんです』
『へー』
チャットみたいにポンポンとメールが繋がった。よっぽどヒマしてんのか?
『今日はお休みですか?』
『仕事中です』
『すみません、仕事中に。ちなみに何をされてるんですか?』
『パチンコの景品交換所』
金を受け渡すあの人たち、ケータイ片手でも務まるのか。いずれにせよこのテンポの良さ、一気に押してみるか。
『今日はお仕事いつまでです?』
『夕方までですよ』
『お仕事終わったあと、もし良かったらお茶でもどうですか? せっかくだししゃべったりしたいんで。よろしくです』
『いいですよ。私、好きな店があるんですけど、そこでもいいですか?』
さらっとアポれてしまった。しかも、教えられた店は、代官山のお洒落カフェだ。意外とイイ女だったりして?夜7時。待ち合わせの代官山駅前には、子供の参観日に行く母親みたいな微妙に着飾った熟女が立っていた。
「マー君ですか?」
年齢は40代前半くらいか。お見合いパーティでよく売れ残っているような雰囲気の方だ。電話の声は若かったのに。ん? 彼女がオレの顔をジロジロ見ている。
「写真と雰囲気ちがいますね?」
「…いや、あれはちょっと前に撮ったもので。最近、坊主にしちゃって」
「ふーん」
いかん、これじゃ裏モノがさんざん標的にしている詐欺写メエンコー女と一緒だ。
「すみません。でも恋人募集してるのはマジなんで」
「ああ、そうみたいですね」そうみたい? 言い回しが引っかかるな。上から目線?
白々しい空気のまま、シャレたカフェへ。ベッド席に二人して寝転がる。
「そういや、お名前聞いてなかったですよね」
「ああ、小島です」
下の名前を言わないあたりも、ずいぶん他人行儀だ。注文を終え、彼女のほうから口を開いた。
「マー君は本気であれで恋人を探してたんですか」
「いや、ちょっとフザけた気持ちもあったんですけど、こうやって小島さんに会えたし間違ってなかったのかなって」
100点の答えを返したつもりだったが、彼女の表情は冴えない。さて困ったものだ。この人、ぜんぜんノリ気じゃなさそうじゃん。さっきからずっとスマホいじってるし。
「小島さん、なんか怒ってます?」
「怒ってませんよ」
「でもなんか機嫌悪そうだし」
「あー、なんか印象違うかなって」
うっ、やっぱり詐欺ポスターのことを怒ってるのか。あれ、3年くらい前の奇跡の1枚だもんな。
「あの写真のボクは気に入ってくれてたんですか?」
「うーん、気に入ったっていうか、ちょっとどんな人か知りたいかな、ぐらいの感じ?」
「今のボクはどうですかね」
「そういうこと言ってるんじゃなくて、嘘はダメって思いません?」
あー、こりゃ相当怒ってるわ。さっさと帰ろっ。みなさん、チンドン屋で恋人を募集するときは、現在の写真を使いましょうね。って誰もマネしないか。

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女性が注文したものと同じものを注文する|ミラー効果ミラーリングがナンパ・口説きに効果的か実践してみた

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-29-31_No-00

先月号で「吊り橋効果」という心理学の定説にすがって恋人を作ろうとしたオレだが、結果は聞いてくれるな。あれはちょっとフザけすぎた。というか、ターゲットが複数なので惚れられにくかったようにも思う。やっぱ相手は一人じゃないと。
そこで今回、目を付けたのは「ミラー効果」だ。これまた心理学の定説である。目の前の異性が自分と同じ行動をしてると、無意識のうちになぜか好意を持ってしまうのだそうです。
こいつは簡単だ。目の前でまったく同じことをすりやいいだけなんだから、雪国の吊り橋なんかに出かけなくてイイし、しかも相手は一人っきり。男セントウ、マジカノ作ります。

ミラー効果は居酒屋で対面すればすぐに実践できる。長時間、女と向かい合い、相手のやることなすことすべてを真似すりやいいだけだ。ビール飲んだらこっちもビール、タコわさ食ったらタコわさ、むせたらむせる。店を出るころには、「この人、ちよ-通じ合ってるみたい、好き」となるわけだ。狙うのは、最近合コンで知り合ったマユミだ。宮崎あおい似で、童顔のあひる口がめちやタイプである。
決行当日、軽くメシでも食おうかと彼女を誘い、居酒屋へ。テーブル席に向かい合う。
正面からマジマジ見ると、ホントかわいい。絶対カノジョにしたい。
ミラー頑張るぞ。
早押しクイズ回答者ばりの集中力で、マユミの動きを待つ。すると、彼女の手がおしぼりへ。遅れることコンマ5秒くらいで、オレもおしぼりに手を伸ばした。ふ-。ドキドキするなあ。
続けて、ほおづえ、注文時の手上げタイミングと、オレは次々とミラーリングをこなした。順調なすべり出しだ。
まもなく、机に料理がずらっとならんだ。さあ、何から食べるよ、マユミちゃん。
彼女が最初に選んだのは、生春巻きだった。オレの手も同じ皿へ。すると彼女がさっと皿から手を引いた。
「あっ、先どうぞ」優しい子だ。ますます惚れちゃいそう。
「いやいや、どうぞどうぞ」
「ううん、いいからいいから」
「じゃオレはこの、型くずれしたやつ取るよ」
「じゃあ、私はこっちを」
ミラー成功。ニンマリ。
お次は刺身。マユミのタイミングに合わせて箸を伸ばすと、皿の上で互いの箸がぶつかりそうになった。
「あっゴメン」
「何で一緒に手をだすの」
「それはマユミちゃんが…」
「出してきたのは、そっちじゃないの、もう〜」
なんとなく顔に困惑が現れている。
ちょっと心配。でも続けるし。オレが同じことをするたび、マユミは、何だかヘンなテンションになってきた。
「何で私が取ろうとしたのを取るのよ。もうウケるんだけど〜」
バレてる。わざとやってるのバレてる。
「ウケるよれ、こんなに一緒のを選ぶなんて。運命かな」
「運命?ひやははっ」

「いや、笑いことじやなくて」

「ホントおかしい」 笑ってるんだから印象はいいんだろぅ。

もっともっとマネてやる。携帯を見たり、髪を触ったり。 あくびだってミラ—だ。 ふと彼女が言った。

「ちよつと私トイレいきたいんだけど」 「じやあ、オレも」

席を立ち上がる。

「席に誰もいなくなるのはまずくな い?」

「大丈夫だよ」

「私はいやなんで」 そう言うと、彼女はほおづえをつい てこちらをみる。これもやっぱりマネしなきゃね。

「ヘンなの〜」

やるだけのことはやった。じゃあこのへんで店を出て、さらりと肩でも抱きましょうかね。

「マユミちゃん、もう一軒いっとこうか」

さりげなく肩に手を…。あれ、逃げてる?離れてる? 歩ぐらい前歩いてる?

「ごちそうさま、もう帰るね」

おっとっと、これもマネしなきやいけないのかしら。ごちそうさま、 オレも帰るね…って、おいおい!

次の狙いは、最近しょっちゅう呼んでるデリヘル嬢のチカだ。天然キャラだけど気が利き、こちらのポイントを攻めてくれる。自宅にあの子を呼んでるときは、ホント恋人気分になるんだよな。体の関係もあるし、うまくいきそうな予感がする。カノジョにできたら、ただでヤリまくれるぞ。
深夜おそく、部屋にチカがやってきた。「今日も呼んでくれてありがとう」と笑う彼女、かわいいなあ。さっそく同じペースで服を脱ぐ。バスタオルを胸にまいたら、オレも巻く。胸かくす必要はないけどね。シャワーを浴び、ベッドに人で並んで座った。いつもならゴロンと大の字になるとこだけど、今日は違うぞ。
「セントウさん、今日は何してたの」「知り合いと飲んでて」「そうなんだ」
カノジョがバスタオルを下ろした。オレも下ろす。
「いっぱい飲んだ?」「そんなに飲んでないよ」「そうなんだ」
言いつつ、チカはオレの乳首を触ってくる。オレもおっぱいを触った。ああ、やわらかい。カノジョがオレの乳首を舐めようと、顔を近寄せてきた。おっと、これはどう対応すればいいんだ。逆から頭をつっこみ、乳首を舐めるか。
人で同時に舐めるものだから互いに相手の胸に頭をおっつける体勢で動けなくなり、二人で相撲をとるようにもごもご押し合うことになった。こりゃダメだ。よし、交互にやることにしよう。カノジョに舐めてもらったら、オレも舐める。攻守をコロコロ変えてもミラ—はミラ—だ。そうと決まれば、まずはゴロンと寝ころぶのみ。
チカが上から多い〇かぶさって乳首をペロペロ舐めてきた。あ—、気持ちいい。けどそこまで!今度はオレの番!逆にチカを押し倒し、右乳を舐める。そしてまたゴロン。チカが今度は左乳首をペロペロ。はい、そこまで。次は俺ね。
「もう、なにぃ〜」「どうしたの?」「…なんかさあ、交代が早いんだけど」とか言いつつも彼女はベッドに横になった。乳首をくりくりすると、アンアンと声を出す。へへ、効果は出てきてるぞ。シックスナインなら完璧なミラ—だ手コキには手マンで返し、フェラにはクンニで応戦する。マンぐり返しも交互にやりあった。
最初は彼女のほうも、何だろうと思ってたみたいだけど、「この人は今日はそういうプレイがしたいんだ」と理解したのか、だんだんノッできた。じやあ、そろそろ大ワザだ。すくっと立ち上がり、仁王立ちフェラを要求する。チカがかしずき、ペロペロとチンコを舐める。で、入れ替わって立ちクンニ。
またぐらに潜り込み、ペロペロペロ。この体勢、ツラすぎ。けど頑張らないと。ペロペロペロ。騎乗位スマタのあとは正常位スマタ。
そろそろ「もう抱いて!」みたいになってるんじやないの。入れてあげよっかな。「入れちやだめだよ」「ホントに?」「うん、ダメ」まだミラ—が足りないか。んじやシツクスナインにしよう。あれならタイムラグのない完璧なミラ—だし。完璧を求め、つまり上下の差をなくすため、オレたちは横向きシックスナインで舐め合った。ああ、まさにミラーだ。他の客もみんなやってるような気もするけど。最後は口内発射すると、彼女はゲホゲホとむせていた。よし、もうこれで十分。帰り際に携帯アドレスを交換し、速攻でメ—ルだ。今日も楽しかったよ。今度は飲みにでも行こうね返事には絵文字すらなかった。ありがとうございました。また指名してくださいねいや—、マジ泣きそう。また馴染みのキャバ嬢になぐさめてもらおっと。
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ピンサロでデリヘルで・本物の現役女子大生風俗嬢の探し方

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-31-40_No-00

欲望の対象としての『女子大生』という肩書きには抗しがたい魅力がある。頼るはやはりフーゾクだ。で、女子大生フーゾク嬢の探し方にはちょっとしたコツがある。まずホームページなどで「女子大生専門」なんて大学名までつらつら書いているような店は、間違いなくダマシだ。大学名などオープンにするわけがない。ストーキングされるかもしれないのに。そういう店は、きれいなストリートスナップをよく載せているが、たいていがファッション系サイトからパクっている(巻頭グラビア参照)。
では、どうやって女子大生を探すのか。チェックポイントはシフトだ。結論から言えば、週に1~2回、決まった曜日(しかも平日)の日中にシフトが入っている子は、女子大生の可能性がきわめて高い。たとえば、毎週火曜と金曜、12時18時のような子だ。
専業フーゾク嬢ならこんなシフトにはならない(もっとガッツリ稼ぐ)し、OLの平日出勤はありえない。専門学生は忙しいのでシフトは休日や夜だ。大学生のバイトだからこそ、授業のない日のみの変形シフトになるのだ(人妻の可能性は残るが、年齢でおおむね除外できる)。
某所のピンサ口に、プロフか「新人、現役女子大生」でかつ、シフトが条件に合致するコを見つけた。
顔写真はないが、期待して行ってみよう。木曜の午後、店へ。受付スタッフに指名を伝え、写真を見せてもらう。「このコです」大島優子の顔に、板野知美の髪を乗っけたような、ちょっとギャルっぽい女の子だ。「ホームページに現役女子大生って書いてあったけど、本当に女子大生ですか?」「そうですよ」「本当に?」「そうですよ」念を押した。ま、信用していいだろう。個室に入ると、だいたい写真の通りの女の子がやってきた。「今日は授業ないの?」「えっ?」「いや、受付で女子大生って聞いたからさ。女子大生なんだよね?」「そうですよ」
ウソをついている様子はない。よかった。ちょっとギャルっぼい
「大学生活楽しんでる?」「うーん、バイトばっかりしてるんで。居酒屋2つとコンビ二のバイトも掛け持ちしてるし」なんでそんなにバイトしてるんだ。その上ピンサ口まで始めてるなんて。学生にそんな時間あるのかいな。「学校ってどこ?」
「どんな勉強してるのっ」「文化の比較とか観光のこととか。中国語とかもとってます」
「じゃあ、ちょっと中国語しゃべってみてよ」「xxxxxxxxxx」マジだー
それにしても、ここまでバイトを掛け持ちしている理由がよくわからない。なぜっ「生活費とか学費とか稼ぐためなんで」「そんなにキツイの?」「うーん、ちょっといろいろあって。」「いろいろって?」「まあそんな感じで」「……」「でも、風俗はとりあえず今年いっぱいやってやめようと思ってるんですよ。お金稼ぐのラクじゃないですか。こういうのに慣れたらいけないと思うし」
うんうん、しっかりしてるね。そういう大学生、ボクちゃん好き
「なめていいですか?」その台詞でプレイはスタートした。まずは亀頭をぺ口ぺ口。上目遣いで、こちらの表情をチラ見してくる。そしてパクリ。た、タマんねー
Yシャツを脱がせ、おっばいをムギュムギュムギュ。サイスは小ぶりだが、張りが素晴らしい。さてさて、アソコの具合はどうかな。「下はちょっと」ダメなのっでもここまで来た。
お尻をこちらに向けさせ、太ももをがっちりホールドだ。パンツの上から撫で回す。ふふっ、この体勢だと逃けられねーだろ。ヤバイ。そろそろチンコが限界になってきた。最後はどうやって果てよう。さっと起き上かり、仁王立ちになった。顔を見ながら口内発射だ。うおおー、い<うー。
仁王立ちフェラまでしといてアレだが、一人目は事情がレア過ぎた。もうちょい軽い感覚の大学生のほうが興奮できそうなんですけど。なわけで翌週、例のごとく女の子の目星を付け、別のピンサ口に向かった。受付スタッフは「女子大生ですよ」と断言したが、見せられた写真はフラッシュが強く当たっており、顔がいまいちわかり店内もかなり暗い。これほど照明を落としてるのは、容姿を誤魔化すためかもな…。個室で待っていると、クリスマスのコスプレをした女の子がやってきた。「よろしくお願いします」かわいいじゃん。パフュームのあーちゃんっぽい。悪く言えば若干ヒラメ顔だが、なかなかチャーミングだ。
「黒髪いいね」「そうですか」「ちゃんとした学生っぽいじゃん。女子大生なんでしょ?」「そうですよ」
これで2人連続的中。シフト作戦、完壁ですな。
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AV撮影現場のヘルプの女神・萎えてしまった男優のチンコをたたせる勃たせ屋という仕事

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アダルトビデオの撮影現場で、萎えてしまった男優を再び奮い立たせる、世にも珍しい仕事AV撮影現場のヘルプ・勃たせ屋というのはどういう仕事なのだろうか。
その女は、あるマンションの薄暗い4畳間にたたずんでいた。周囲にはホコリを被ったバイブレーターと、積み重なった古いエ口雑誌が置かれている。フスマ1枚へだてた隣室から、突如、中年男の怒号が轟き渡った。
「頼むよ・10分休憩!」
若い男が肩を落として部屋へ入ってきた。
「…あの」
恥ずかしげに己の股間を指さす男・サオとタマが、根元まで完全に縮こまっている。
「ほんま。大変やなぁ」
「いやぁ、ええ」
「とりあえず座りいや・お茶、出すわ」
屈託ない口調に、男の表情が少しずつほぐれていく。と同時に、女は目の前の陰茎にそっと手をのばした。小西亜佐美(仮名)。
インディーズ系の作品をメインに働いてきた、業界歴7年のベテランAV女優である。今、彼女はアダルトビデオの撮影現場で、萎えてしまった男優を再び奮い立たせる、世にも珍しい仕事を手がけている。人は彼女を、《勃たせ屋》と呼ぶ。
「アダルトビデオ冬の時代」と言われて久しい。
単体女優モノの売り上げはジリジリと下降線をたどり、安定したヒットが見込めるのは、いまや一握りの大手だけ。大半の弱小メーカーは、1本の制作費を限界まで切りつめ、素人役者を使った企画モノでなんとかしのいでいる。勃たせ屋は、そんな状況下で生まれた。
人前でのセックスに免疫を持たないがため、本番で使い物にならなくなってしまう素人男優が続出したのだ。美人とは呼べぬルックスに、ピンクのTシャツとスリ切れたジーンズ、軽く口紅をさしただけの顔。AV女優とは思えぬ色気のなさである。
「それ、よう言われますねえ。でもアタシ、お水な格好とか全然似合いませんもん」
この素朴な女性のどこに、萎えた男の心を奮い立たせる魅力が潜んでいるのだろう。ボディラインが抜群なのか、それとも特殊なテクニックでも編み出したのか。

「いややわ・そんなエラいことあらへん・胸はBカップやし。男優さんとも、ちょっとお話してるだけやし」
両腕で自分の胸を抱きながら、小西が頬を赤らめる。ますますわからない。
「じゃあ、変わった会話術を使ってるとか」
「う-ん、わからんなぁ」
「でも、コツみたいなものはあるんでしよ?」
「せやなぁ…」体系だった技術があるわけではないらしい・全ては無意識の産物ということか。「考えるの苦手やねんもん。この世界に入る前から、ずっとこんなんでしたねえ」小西亜佐美は京都の小さな田舎町に生まれた。両親は共に高校の教師で、地元では名士として通っていた。厳格な家庭だったわけではない。
勉強ができなくても「次は頑張れ」と励まされただけだし、男子生徒との交際も自由、門限もナシ。今考えてものびのびとした学生時代だったと、彼女は回想する。
中3のころ、同級生から告白を受け、彼の家で初体験を済ませた・高校へ進んだ後も交際は続いたが、17才の夏に向こうが九州へ引っ越し自然消滅。以降、彼氏ができぬまま、府内の2流短大へ入った。
「大学のころは、テニスサークルの男と1年間だけつきあったかなぁ。
どうも普通ですんませんねえ(笑)2年を通して中程度の成績だった彼女はその後、卒業と同時に京都を飛び出し、東京・新宿の運送会社で経理として働き始める。仕事は日がなソロバンを弾くだけの単純作業。給料に不満はないが、少しだけ寂しかった。
「知らない土地やし、友達はみんな地元で働いてるし。ずっと1人やねんもん」

そんな折り、ヒマつぶしにブラついていた渋谷の交差点で、ダークスーツの男に声をかけられた。自分はAV専門プロダクションの人間だ。
企画モノに出てくれる女優を探している。興味はないか。
AV、企画モノ、女優。言葉の意味はサッパリわからなかったが、なぜか後を付いていく気になった。
その心理を、彼女は「まぐれ」と表現する。
「だって、普段ならスカウトなんて絶対に付いていかへんよ・たまたま誘いに乗ったのが、まぐれでAVだっただけやもん・話し相手が欲しかったんやろねえ」

軽い気持ちで事務所へ向かつた彼女は、社長から簡単な説明を受けただけで宣材写真の撮影を許諾、その場で契約書にサインまでしてしまう。ペンを走らせる瞬間、両親と友人の顔が頭に浮かんだが、すぐに消えた。
「今から思うと、なにがなんだかわかってへんかつたな・田舎モノやったからねえ」こうして平凡な田舎娘がAV女優になった。初仕事は、契約から1週間後に舞い込んだ。とあるインディーズメーカーの乱交モノ・5名の女優に混じり、奥飛騨の山奥でセックスをした。

不安を抱きつつ臨んだ現場は、意外にも楽しかった。久々に知り合った同世代の女性、新鮮な職場、親切なスタッフ。人前での複数プレイも、見知らぬ男に抱かれるのも初めてだった。
「一回やってみたら、普通の仕事と変わらへんかったんですよ。スタッフさんもみんな普通やし。親にバレるのがちょっと怖いぐらいやなぁ…」
インタビュー中、彼女は何度も普通なる言葉を繰り返した。確かに、AV女優であること以外、彼女のプライベートにはおよそ突出したものがない。

休日は、テレビ、音楽、雑誌で時間をつぶし、ヒマになったら掃除をするか寝て過ごす。愛読誌は「レイ」と「シュプール」。
ミスチルとスピッツが好きだというが、両者ともベスト盤しか持っていない。撮影以外での男性経験は6人。むろん逆ナンなどするはずもなく、いずれもマジメに付き合った人間ばかりだという。
「学生時代が2人で、後はVを始めてから知り合った人たちやね。一時期、友達がよく合コンに呼んでくれててん」
借金に苦しむ女優や、過去の虐待で精神を病んでしまった女優が多いこの業界で、彼女ほど素の人間は珍しい。この異常なまでの平凡さこそ、勃たせ屋の重要な資質なのではないか。

「あ、それ、監督さんに言われたことありますよぉ。『キミは被写体としては退屈だけど、キャラはそのままでいてくれ』やって(笑)」
平凡すぎるが故の異常・小西がその独自性を発揮し始めるのは、マネージャーがかけてきた電話がきっかけだった。知り合いの現場で女優が足りなくて困っている・男優に問題があって、みんな逃げてしまったようだ。どうかヘルプに行って欲しい。
詳細も聞かず、首をタテに振った。この時期、すでに500本以上の撮影をこなしていた彼女には、大抵の修羅場なら大丈夫との自負があった。
「最初は、たぶん怒りっぽい男優さんなんやろなって・でも、行ってみたら優しそうな人でな。しょぼんとしてて可哀想やってん」

問題は、男優の履歴だった。この男、仕事欲しさに「NGナシ」の看板を掲げていたところ、半月前にAというフエチ系メーカーの依頼を受け姦モノのシリーズに出演。鶏、犬、牛、サルなどと絡みまくった結果、『ケモノと兄弟になりたくない」と多くの女優から総スカンをくらったらしい。「それぐらいなら…って感じですかねえ。ちょっと抵抗もあったけど、別に自分が動物とやるわけやないし」


無事にヘルプ役を務めた彼女の元へは、以後、《ヨゴレ》との仕事が多く舞い込み始める。女優が泣くまでいびらないと興奮できない男、セックス中に必ず小便を漏らす男、ひたすら奇声を発し続ける男。中でも驚かされたのは、正常位すらマトモにできない男優が存在することだった。

「企画モノの世界では、結構よく見かけるタイプなんですよぉ。風俗しか行ったことがないと、受け身のセックスしかできひんくなるんやって」
まさに大抵の女優なら裸足で逃げ出す難物ぞろい

しかし、彼女は依頼を淡々とこなした。
「そこは仕事やからねえ・しゃあないんちゃう?」彼女にとっては、ヨゴレも他と平等に扱うのが『普通』なのだ。初めてサオが萎えた男優のへルプをしたのは、2年前の夏のことだ。とあるレ〇プモノの撮影現場。たたなくなった男優がいた。自分の性器に口ーションを塗りたくり、しなびた陰茎を強引にインサート。そのまま男の体を抱きしめ、ゆっくりと腰を振り始めたのだ。効果は予想以上だった。挿入から3分で男の亀頭が充血を始め、やがて完全に機能を取り戻したのである。

計算があったワケじゃない。しょぼくれるレ〇プ魔の姿を見て、体が勝手に反応したのだ、と彼女は言う。

「う-ん、なんやろ。何も考えてへんかつたからなぁ。まあ、みんな自信がないんとちやいます?なんて言うんやろ。正常位ができないのも、レイプを繰り返すのも、根っこはおんなじように思えるんですよねえ」

この後、しばしば萎えた男優のサポートに駆り出されるようになった。素人モノの撮影現場へ行き、トラブルが起きるまで別室で待機。萎えた男優が送り込まれてきた端から対処していくのがいつもの流れで、1回のへルプに2〜3万円が支払われた。初対面から勃起までにかかるタイムは平均で1時間、顔見知りの場合は3分・成功率は実に8割を超える。
「ほとんどは世間話から始めますねえ・名前を聞いて、出身地を聞いて…、まあ、普通に接してあげたらいいんですよ」
そもそも企画モノに出たがるような男には、異性とマトモに会話すらしたことのない者が多い。まずは女への恐怖心を取り除くことが重要なのだと、彼女は言う・インポ治療というよりは、もはやコミュニケーションのリハビリに近そうだ。
「で、だんだんと男優さんのアソコが垂れ下がってきはりますから・そしたら、だいぶうち解けてきた証拠なんやけど…」

ただし、単に会話を続けるだけでOKな者がいる一方で、フェラチオや手コキを駆使しなければダメな者もいる

皆、一様のやり方というわけにはいかない。
彼女が、天性のコミュニケーション能力で、萎えた男を奮い立たせていることはわかった。が、まだ実感がわかない・いくら経験則で鍛えたテクニックを披露しようと、海千山千の難物たちがそう簡単に心を開くものだろうか。
「それなら、現場に来てもらってもええですよ。週末に撮影がありますから」
彼女のことばに誘われ、後日、待ち合わせのJR中野駅に向かうと、小西嬢は白いポロシャツを着た中年男性と共に現れた。
「どうも、小西の取材だそうですね。今日は楽しんでってください」
差し出された名刺には、「企画専門監督。Y」とある・インディーズビデオ界では、知る人ぞ知る有名人らしい。駅から徒歩5分の某スタジオには、すでに数名の女優とスタッフたちが待機していた・監督の指示で、さっそく全員が撮影のスタンバイに取りかかる。

恥ずかしながら、AVの現場を見るのは初体験・期待と緊張が少しずつ膨らんでいく。

「こちらでアタシと待っててください。狭くてすいませんねえ」

監督の号令が室内に響き、撮影スタート。隣室のベッド上で、2人の女優を名以上の男優が取り囲み、一斉にオナニーを始めた。
が、順調だったのはそこまで。本番シーンに入った途端、20代の男優が床に崩れ落ち、そのままへタリ込んでしまう。「おい頼むよ・休憩!」監督のことばにガックリと肩を落とした男が、4畳間へ姿を見せた。

「どした-ん。元気ないなぁ」すかさず声をかける彼女。、ものすごく簡単に言えば『勃たせてみよう』じゃなくて、「勃つまで待とう」なんですよ・だから男優もリラックスできる・でも、ほとんどの女性って『勃たぬなら殺してしまえ』みたいな発言をしがちでしよ(笑)」

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女をとろけさせる最強の口説き文句・夜景のきれいな高層ホテルの部屋を予約してナンパ

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高層ホテルのバーで、男がおもむろに部屋のカギを女に差し出し、「今日、この下に部屋を取ってるんだ」。今回はコレをやってみたい。女ってのはこーゆーのに弱いのだ。お見合いパーティの女あたりをなんとかバーに連れて行きさえすれば、即マンってことになりますな。さっそくホテルを予約することにした。オレは新宿西口のお見合いパーティが行き付けなので、ホテルも新宿にしよう。もちろん、有名ホテルのほうが女ウケはいいはずだ。ぱっと思い浮かぶのは、三角屋根の『パークハイアット』だが…。電話で問い合わせてみる。
「今週末泊まりたいんだけど、一番安い部屋っていくらです?」
「スタンダードタイプで、一泊7万5千円になります」

何だその料金は! 他を当たりましょう。

しかし『ヒルトン』と『京王プラザ』も、共に一泊3万オーバーだった。有名ホテルってのはスゴイ世界ですなぁ。残るは、『小田急センチュリー』というホテルだ。場所は新宿駅南口、高島屋の線路を挟んで向かい側だ。
「もしもし、今週末に泊まりたいんだけど、一番安い部屋っていくらくらいです?」
「一泊1万9千円になります」
ギリギリ手の届く金額だ。
「バーはありますか?」
「はい、ございます」
23階に、バーとフレンチレストランがあるようだ。小田急センチュリー。良さそうじゃん。センチュリーってネーミングの響きもいいし。よし予約しよう。
当日の土曜、朝。新宿西口のお見合いパーティ会場へ。せっかく高層ホテルに出かけるのだから晴れて欲しかったが、あいにくの曇天だ。
本日最初のパーティは「午前11時スタート」回だ。最初の自己紹介タイムでは、ひとまずホテルの話は一切出さず、普通に女たちと挨拶していく。プロフィールカードにケーキやクッキーのイラストを描いている38才が気になった。
「絵上手ですね」
「あははっ。ちょっと頑張って描いてみました〜。お菓子作るの好きなんで〜」

イイ歳こいてカワイ子ぶったこのキャラ、狙い目だと見た。過去50回以上パーティ経験があるオレの直感でピンときたんだから間違いない。
「ぼく、結婚相手にするなら、お菓子作れる女性とかいいなぁと思ってたんですよ」「お上手ですね」
「いやいや、ほんとですって。ほら、ぼくの番号メモっといてくださいよ」
昼1時、パーティ終了。狙い通りお菓子作りちゃんとカップルになった。では誘いましょう。一緒に会場を出たところで、切り出した。
「よかったら、お茶でも飲みませんか?」「あ、はい」
「オススメのバーラウンジがあって。センチュリーホテルに入っている店なんですけど」『小田急』という冠はあえて外した。なんとなく野暮ったいんで。
「南口のほうなんですけど」「ふーん。南口って遠くないですか?」あれ? 予想外の反応だ。「センチュリー」なんてカッコイイ名前のホテルだし、当然食い付いて来ると思ったのに。
「…じゃあ、タクシーでさくっと行きましょうよ」とりあえず車道に出てタクシーを止めた。ところが、彼女の表情が冴えない。
「そのホテルにどうしても行きたいんですか?」「まあそうだねえ」「…うーん」
もしかして部屋に連れ込まれるとか思ってる?まあそのつもりなんだけど。
「すみません。私、この後ちょっと予定があるんで、あんま時間ないし、また今度でいいですか?」なに警戒してんだよ?
駅前でお菓子作りちゃんと別れた後、腕時計を見た。しょうがない、もっかいパーティに出席だ。急いで戻った会場では、ちょうど「午後2時スタート」回が始まろうとしていた。さっきみたいなヘンな女を引くのはもう勘弁だ。今回はプロフィールカードの『カップルになったら行きたい場所』欄に「高層ホテル」と書いておこう。「自己紹介タイム」で、3番の女性がオレのイラストに食い付いてきた。「高層ホテルってチョイスが面白いですね」「じゃあ、よかったらこの後一緒にいきますか?」
「うん、まあ、はははっ」
笑って誤魔化されたが、狙ってみたい。3番の中島さん。ロックオンだ。フリータイムで、例のごとく「ぼくの番号8番なんでメモっといてよ』と猛アピールし、かくして結果発表である。
「男性8番と女性3番。おめでとうございます」やっぱオレってパーティのプロだな。先に会場の外で待つこと3分、彼女がやってきた。「おまたせしました」
「じゃあ、お茶でも飲みに行きませんか。オススメの店があるんですよ。センチュリーホテルに入っているバーラウンジなんですが」
「センチュリーホテル?」「南口のホテル、タクシーで行けば近いですよ」「はぁ…」
彼女は何だかよくわかってなさそうな表情である。建物が思い浮かばないんでピンとこないのかな。とにかく行きましょう。タクシーに乗ること5分、ホテルに到着した。オレ自身も実際に来るのは初めてだ。スタスタとエレベータへ。到着した23階は、広々としたガラス張りのフロアだった。手前にバー、奥にレストラン。なかなかシャレた場所だ。バーに入ろうとすると、彼女が言う。
「そう言えば、私、お昼食べてなくて。レストランのほうでもいいですか?」
別に構いませんよ。レストランで互いにハンバーグ、サラダバーを注文する。「この店、知り合いがシェフをやってるんですよ」ジャブがわりにキザなトークをかましてみた。
「晴れてれば景色がよくて、新宿が一望できるんだけどなぁ」「そうなんですか。でも、十分ステキですよ」
ステキなんて言ってくれた。もうこっちのペースになってるんじゃね?かくして1時間ほど他愛もない会話をし、食後のコーヒーが運ばれてきたタイミングで切り出した。
「ぼく、ちょっと先に会計してくるんで」「あ、すみません」レストランの入り口で会計を。そしてフロントへ。
「仙頭です。チェックインをお願いしたいんですが」カードキーを受け取った。これがないと始まらない。席に戻ると、彼女はすでにコーヒーを飲み終わっていた。
「お待たせお待たせ」「いや、大丈夫ですよ。じゃあそろそろ帰ります?」「いや、まあ、そうだけど」では本番だ。カードキーをすっと差し出す。
「今日、このホテルに部屋をとってるんだよ」キマった。キザだね俺って。「取ってるって? 仙頭さんが?」ポカンとしている彼女。
「泊まるってことですか? いつ取ったんですか?」何て答えよう。さすがに「今キミのために取ってきたよ」はキモイし。
「ぼく、休日をホテルでよく過ごすんですよ。今日はたまたまその日で。たまたまお見合いパーティーに行って」よーわからん話だが、彼女はウンウンうなずいている。
「よかったら軽く、部屋をのぞいて行きなよ」「じゃあ、まあ、ちょっとだけ」

わお!即答したじゃん!部屋は26階だ。エレベータに一緒に乗るうちに、何気に股間が熱くなってきた。ホテルの個室に大人の男女が2人っきりになるってことは、いろんなことが起こる可能性がある。中島さんも大人だし、当然それはわかっているはずなのに、即答した。もしかしてヤル気マンマンなんじゃね。
「どうぞ入ってよ」部屋はこれといって特徴のない普通のシングルルームだった。中島さんが中に入り、窓際に立つ。
「…こんな部屋なんですね」「景色いいでしょ? まあゆっくりしていってよ。ベッドに寝転がってもいいし」「……それは」
んん?ビミョーに緊張した表情になった。中島さん、何かそわそわしてんじゃん。これからの展開を想像してるのかな。ここはリードしてやるか。彼女のそばに立って窓の外を指さす。
「あそこ見て。新宿南口の工事ってずーっとやってるよね」「そうですね…」外を眺める彼女に顔をすーっと近付け、キスをしようとした瞬間、さっと逃げられた。
「びっくりした! ちょっとそういうのは…」「ごめんごめん」「いや、あの、私はそろそろ」
彼女がカバンを持ち直した。表情も口調も明らかに冷静だ。何だこの態度。本当に部屋を見に来ただけなの?意味がわからないんだけど。覆い被さろうとしたが、彼女はささっとドアのほうに小走りに向かう。

「じゃあ、帰りますんで」そのままドアを出て行ってしまった。中島さんが部屋を出ていき、ガチャリとドアがしまった瞬間、ベッドにバタンと倒れこんだ。何でこうなるの。窓の外のドコモビルの時計が見えた。時刻は5時半。んー、今からなら「6時スタート」回のパーティに間に合うな。行こっか。なわけで本日三度目の会場へ。夕方になったせいか、女の数がけっこう多くなっていた。あれ?女たちの中に、先ほどの「午後2時スタート」回で見かけた女性がいた。たしか、名前は岡部さん。かなり真面目な雰囲気の方だったが…。『自己紹介タイム』で、彼女のほうから声をかけてきた。「あの、さっきもいましたよね?カップルになったと思いましたけど」「…いや、まあそうですね。まあ、お茶をちょっと飲んだら何か違うかなと思って」何だかバツが悪いなあ。
「おねーさんこそ、また2回目ですよね」
「はははっ。2時のに出てその後ゴハン食べて帰ろうと思ったんだけど、何となく来ちゃいました」ふと、彼女のプロフィールカードの欄に目が留まった。年齢が書いてないな。
「ちなみにおねーさん、いくつです?」「…36です」「ふーん、同い年かぁ…」
三十半ばの女性、いろいろ焦りはあるんだろうな。日に2回もくるほどがっついてるなんて、ある意味狙い目かも。

「じゃあ、お互い2回目ってことで、カップルになりませんか?」
「はははっ」「こうして出会えたのは何かの縁だし」「まあねえ」
「そうだ、南口にいい店があるんですけど、そこに行きませんか?夜景が見える高層ホテルのラウンジがあるんだけど」
「夜景ですかぁ…素敵ですね」
ボソリとつぶやく岡部さん。何だか興味をもってくれてそうじゃないか。

午後8時半。センチュリーホテルのフロントでは、ジャズバンドが生演奏をしており、昼間よりもグっと落ち着いた雰囲気だ。
「いい場所でしょ?カップルになってよかったでしょ?」「そうですね」
岡部さんはうれしそうだ。バーに入る。窓際のソファ席に向かい合って座った。

「こんなシャレたところがあるんですね」
彼女にメニューを開いて渡してやる。

「今夜はぼくが奢りますんで。何でも食べてくださいよ」

「ほんとですか? じゃあいただいちゃおうかな」

彼女は嬉しそうにメニューを開き、一番安いハヤシライスだけを選んだ。

「飲み物は何にします?」「じゃあハーブティーを」
酒じゃないのか。控え目なキャラが出てますな。こんなムーディな雰囲気なのに。

「岡部さんって職場ではなんて呼ばれてるんですか?」「岡ちゃん」「じゃあ、ぼくも岡ちゃんって呼びますよ。同い年だし堅っ苦しいのもアレだし」少しづつほぐしてやろう。と、彼女が照れ臭そうに言い出した。「でも、私、もうすぐ誕生日になるんで」「そりゃおめでとう。いつ?」「明日」「明日?」
マジか?なるほど。誕生日を一人で迎えたくないって事情があったんだな。ふむふむ。すかさずポケットからカードキーを取り出し、差し出した。

「実はぼく、今日、部屋をとってあるんだ」
「えっ?」彼女が固まった。そりゃそうか、自分の誕生日の前夜にこの展開、本当にドラマみたいだもん。
「休日をここで過ごそうと思っていたんだよ」「そうなんですか」「ゴハン食べ終わったら、部屋に寄ってよ」「あ、はい」
決まった。これはいけるでしょ。バーの会計をし、エレベータで部屋へ向かう。ドアを開け、岡部さんの背中をぽんと押した。「どうぞ」「あっ、はい」
彼女は一瞬びくっとしてから中に入る。やはり照れてるようだな。そもそも真面目な方だし、酒も入っていないし。夕方の彼女のようにガツガツ行くと逃げられるかもしれない。
「岡ちゃん、こっちおいでよ」彼女を窓際に立たせ、オレはうしろに回ってぽんと肩に手をおく。
「夜景がきれいでしょ。まぁ曇ってるけど」「はい…。とてもいいと思います」

「なんでここで敬語なの。ほれ、もっとリラックスリラックス」
肩を揉み揉み。彼女が窓に映ったオレの顔をじーっと見つめてきた。おっ、この雰囲気は…。そのままモミモミモミ。さあ、これでスキンシップは十分かな。「あの…」彼女が口を開く。
「ん?」「ありがとうございました。じゃ」あれ、どこ行くの? そのドア、お風呂じゃないよ、出口だよ。「それじゃ、ごちそうさまでした。失礼します」
夜11時半、言わずもがな、今日はもうお見合いパーティは終了済みだ。惨敗だ。今夜、オレは一泊2万円のオナニーをするのか。ダセーな。仕方なくナンパ目的でホテル周辺を歩き回ること小一時間。路上で、四十代前半らしきオバさんを見つけた。

「おねーさん、ちょっと」「何? ナンパ〜? あんた誰〜」けっこう酒が入っているオバさんをすぐそばの居酒屋に連れ込み、ウーロン杯で乾杯。さっそくカードキーを取り出した。

「ぼくさ、そこのセンチュリーホテルに部屋取ってんだけど」「はぁ? 泊まれるとこ?」

「そうそう。よかったら寄っていかない」「うん、いいよー」
ありゃま。簡単じゃん。激しい一戦後、なんでそんなに軽くついてきたのか聞いてみたら、「電車ないし、家帰るの面倒だったしぃ」部屋取ってるんだ作戦は、終電後の女に効くのかもしれません。

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ナースと看護学生はどっちがエロイのか?

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病院の看護師にヤリマンは多いがその看護学生はもっとエロイ


京都O病院の看護婦はヤリマンのリポート。
病院の近くでナンバが成功するワケないと、5月号の淫乱看護婦さんがおっしゃってたが、ちょっと待ってもらいたい。
地元民の私から言わせてもらうと、事実は微妙に異なる。実は、ターゲットは別にいるのだ。
地元民の私から言わせても女子短大の女子寮などのナンパスポットがある。
学校の並びのラブホ前に広いスペースがあるものの、明るいうちからそんな場所に停めていては露骨に怪しまれる。駐車位置は、学生が利用するバス停やら自転車の通学路など、あらゆる情報を分析し導き出させねばならない。
病院一帯はほとんど変わりなかった。さっそく、前記の駐車ポイントに停め、友人と辺りを物色する。オレの片手には作戦用のビデオカメラが握られている。おーおるおる。めっちやおるやんけ
金・赤・茶髪のヤリマンちやんたちが、群れをなして歩いている。制服は昔かり変わっとらんの。女どもが歩く姿を撮っていると、3人組が近寄ってきた。茶髪に金髪ルーズソックス。知能のレべルも変わっとらんみたいやの
「なあなあ、おっちやん、何してんの?盗し撮り?わはははははは」
初対面の私を捕まえて、おっちやんとは何事や。オレはまだ27ゆうねん。
「うっそー」
「ほんまや。今、ミニにタコの絵を撮ってんねんから、アッチ行け」
「きやはははは。オッチャン、やっぱりアホやろ」
「うっさいわ、ボケー」「きやはははは」
よしよしつかみはええ感じ。
「番組のロケハンしてんねやんか」「え、マジ?ドコのテレビなん?」
「関西テレビやけど」「うっそーいえーい、今イエーイ」
うーん、タマラン。この分なら話は早いかもな。
「軽く飲みいこか」
といえば、これがまたすんなり付いてくる。
0病院看護学生の尻軽度数は見ての通り格段にアップしていた。力ラオケの男子トイレでいきなりチンボを力プッー
これから彼氏とデートだという1人を途中で降ろし、四条の居酒屋へ。ほいほい付いてきた2人はルーズの好美に茶髪の由紀。両方とも目宅から通う19才らしい。彼女らのノリの軽さは、酔いが回るにつれエスカレートしていった。
「母乳ってどうやって出すか知ってる?」「え、母乳?」
「あ、おっちゃん、今、顔赤なったでー」「うっさいわ」
「妊婦さんの母乳が出るように、オッパイをこう下から上に操みあげて」
おお、おお。好美が由紀の胸を正面からグリグリやっとる。こりゃエエの
「なに、ョダレ垂らしてんのん?」
「はっ?」「きゃはははははー」
悔しいまでに、場慣れしてやがる。くそー、このままオゴリ損だけはせんぞ。なんて、気合いを入れたのがバカらしくなるほど簡単だった。居酒屋の後、カラオケボックスに連れ込み、トイレに立った好美を男子便所に誘ってみた。
「吸ってくれへん?」
どこまでノリがええのか見たろやないかとチンポを取り出せば、これがまたお見事。
うふふふと妖しい笑いを浮かべ、すぐさまカプリ。しかも、しゃぶりながら、余裕の顔でオレを見てやがる。もうホンマにおまえらは。
そのまま挿入したいのを堪え(人が来た)部屋に戻ると、友人の膝の上で由紀が腰をくねらせながら歌っていた。オマエはパッポンのダンサーかーいやそれ以上や。

★この後、オレたちはそれぞれ若いカラダを思う存分堪能させてもらったのだが、オレのパートナー、好美が貴重な情報を漏らしたので報告しておこう
「ぶっちゃけた話、自分ら結構遊んどるやろ。せやけど、ここら辺で一番Hな看護婦ってドコにおんのかな?やっぱり。病院なんかな」
「そんなんA病院ちゃう?」
A病院。なるほど。ずっと前だが確かにあそこの看護婦はすぐヤラせるって話を聞いたことがある。ウワサはホンマやったんかい。
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ニセ占い師になりきって出会いを求める・自作自演の「運命的な出会いが待ってますよ」で口説いてみた

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占いで婚約者の両親に結婚を反対されクレーム入れたらストーカー扱いされた話

コトの始まりは、3年来つき合ってきた彼女の突然の別離宣言だった。

「ごめんなさい。あなたとは、もう別れたいの」

心臓が止まるほど驚いた。正式な婚約こそしていないが、彼女の口からはこれまで何度も結婚しようという言葉が出ていたのだ。それがどうして急に・・・

「何かあったの?」尋ねる僕に彼女が淡々と返した答はなんとも驚くべきものだった。「親が祈祷師に2人のことを占ってもらったの。そしたら…」

なんでも、いよいよ結婚も近いかと考えた信心深い両親が、祈祷師に2人の今後を占ってもらったところ、相性最悪と結果が出て、それを理由に両親が交際に猛反対しだしたのだという
「…そういうわけなの」「……」

悲しみを通り越して怒りが込み上げてきた。そんな理不尽な理由で別れるとはどういうことだ。怒り冷めやらぬ僕は、彼女と彼女の両親に文句を言った。それはあんまりでしょう、結婚を前提として付き合ってきたのに、占いごときですべて台無しにしてしまうなんて。ところが相手は「また、次の水曜に電話してくれ」などと、毎回のらりくらり交わしてくる。僕も言われるまま何度もかけ直したが、そのうちついに電話が通じなくなった。約東の時間にかけても誰も出ない。くそ、ばっくれる気かよー

その3日後、自宅の電話が鳴った。

「もしもし」「警察ですけど」
「はい?」「ちょっと署の方まで来てもらえるかな」

「え、どうしたんですか」「いいからとにかく来て。話があるから」

いったい何事かと警察に向かう。通されたのはなんと取調室。呆気に取られる僕の横で、担当官が読みげていく。

「…これ以上ストーカー行為を繰り返すと逮捕します・・」

ストーカー行為。呆れてものも言えないとはまさにこのことだ。早朝にしつこく電話したわけでも、無理矢理対面を要求したわけでもなく、ただ相手の指定した日時に連絡しただけなのに・・

世の中広しと言えど、わずか数回の電話で警察にストーカー扱いされ、さらに刑事罰まで匂わされた人間は僕ぐらいのものだろう。まったく元カノに愚痴でも聞いてもらいたい気分だが、電話したら逮捕されちまうし。ああ、なんてこった

自作自演の「運命的な出会いが待ってますよ」で口説いてみた

ブラブラ歩いていると、ある路上占いのオバハンの前に大量の女が並んでいた。あいかわらずアホばっかりだ。占いがインチキなことは、裏モノで何度も証明してきてやったのに。もうあきらめよう。女はアホなのだ。アホに何を言ってもわかりっこない…。
瞬間、ひらめいた。こうなりゃそのアホの特性を利用してやろうじゃないの。作戦はいたって単純だ。まずニセ占い師が路上に座り、やってきた女の子にこう告げる。
「おやおや、あなた、今日あたり運命的な出会いがありますね」
で、その直後、オレがナンパする。普段なら見向きもしてくれないだろうが、直前に占い師に予言されているだけに、女は「この人のことかしら?」と胸が騒ぐ。いかがでしょう。アホ女なんて、この程度で引っかかると思いませんか。
金曜夜7時。新宿駅西口。待ち合わせの相手は、ライター和田虫象だ。この薄汚なさ、ニセ占い師の大役にぴったりである。作務衣と袈裟に着替え、メガネをかけた虫象は、なかなかソレっぽく見える。テーブルとイスを並べ、虫象と客との会話が聞こえるよう、互いのケータイを通話状態にしたところで、では参ろう。
「じゃあオレ、あっちで見てるからよろしく」
「了解っす」
「男とかブスが来たら、適当にうっちゃってね」
「オッケーっす」
待つことしばし。一人の女が立ち止まった。

○いいですか?
●どうぞ。
○私、声優をしてるんですが、その仕事について観てもらえますか。
●あなた、今、おつき合いされてる方は?
○いないです。
●女性は、いい男性と巡りあうことで仕事やプライベートのバイオリズムも上向くんですが、あなたはこれから運命的な男性と巡りあいます。
○へえ。
●ガンに出てます。専門用語で顔に出るって意味なんですけどね。目の下の相を観ると、近々、運命的な出会いがあると出てます。それもかなり直近。今週中、いや、もしかしたら今日かもしれませんね。
○そうなんですか。
●声優の仕事にもつながる大切な出会いですので、チャンスを逃さないように。では頑張ってください。
○ありがとうございました。
虫象、上手い! 仕事の相談なのに、いつのまにか出会いを大切にしろとか言ってるし。あとはオレにまかせてくれ!彼女は駅の改札へ向かっている。駆け足で近づき、声をかける。
「ちょっとすみません」
「はい?」
「京王線のこの改札、東口に抜けられましたっけ?」
足止めさせるための適当な口実だ。
「ちょっとわからないんですが」
「抜けられるんなら、東口のほうに飲みに行こうと思ったんだけど」
「……」
「オネーさんは仕事帰りとか?」
「…はい」
声優ちゃんは無表情のままだ。さっきの占い師のことばを忘れたのかよ。
「ぼく一人で飲むのもアレなんで、オネーさん、よかったらご一緒しませんか」
「いやちょっと」
彼女は即答して、ホームのほうへ去っていった。虫象の近くに戻りターゲットを待っていると、今度は女の子2人組がやってきた。片方の子がイスに座る。
○(無料鑑定の文字を見て)本当に無料ですか?
●はいそうです。
○無料ならお願いしたいですけど。
●大きなカバン持ってますが、旅行か何かです?
○私は鹿児島なんですけど、この子は東京に住んでいて。
●何を観ましょう。
○じゃあ恋愛を。
●恋愛ですね。ちょっとお顔をよく見せてください。
○はい。
●ガンに出てますね。ガンというのは専門用語で、顔の相なんですけどね。私もいろんな人を見てきましたけど、こういう顔は珍しい。
○はあ…。
●あなた、おそらく近々、いや今日かもしれない。運命的な出会いがあると思いますよ。
○運命的ですか?
●そうです。
○その相手ってこれから出会う人なんですか?
●そうです。
○そうなんだ。でも私、最近いいなって思ってる人と会ったんですけど、その人がソレってことはないですか?
●ちょっと手を見せてくれます?
○はい。
●ほーほーほー。この線がここで交わってるということは、運命の出会いは、間違いなく今後のことです。
○そうなんですか。
●とにかく、今日の出会いは大切にしておいてソンはないですよ。
○わかりました。
好きな男がいるというのは手強いが、声をかけてみなきゃ始まらない。
「こんばんは」
「……」
「2人でこれから、飲みに行くと
かですか?」
「……」
「オススメの店とか教えますよ」
「いいんで」
「まあ教えさせてよ」
「いいんで」
「そう言わずに…」
「マジで半径2メートル以内に入らないでくれない?」
あちゃー。虫象の話、ぜんぜん聞いてないじゃん! 深夜0時過ぎ。駅前はあわただしく通り過ぎる人ばかりなので、歌舞伎町方面に占い場所を移動した。
そこにすぐやってきたのは、ふわふわスカートにもこもこカーディガンを着た、トイプードルみたいな女の子だ。
●何を観ましょうか。
○恋愛面を。今、いいなーと思う人がいて、その人と仲良くなりたいんですけど。
●その人と付き合いたいと?
○そうですね。
●ちょっと手相を見ましょう。
○お願いします。
●んー、その人とは仲良くはなれますが、恋人という流れにはなっていませんね。
○え、そうなんですか。
●近々、運命的な出会いが来そうです。
○ホントですか!
●お顔を見せてください。顔の相で観ると、出会いの時期がわかりやすくて。
○はあ…。
●ふーん、これは珍しい。まさに今日これから運命的な出会いがありますよ。今好きな方は運命の人ではないと思います。
○そうか。
●でも一つ注意してほしいんです。運命的な出会いというのは、第一印象はそんなによくないんです。
だから最初「ちょっと違うな」と思っても、実はそれが大切な人だったりしますので、その点を意識しておいてください。最後のフレーズは、二度の失敗を経た結果、編み出したものだ。プードルちゃんが歩き始めた。横断歩道で立ち止まったところに近づき、目が合ったところで切り出す。
「もしかして、おねーさんも終電がなくなっちゃった系?」
「…はい、まあ」
「ぼくもそうなんだよ。お互いおつかれさまですね」
「そうですね」
何かいい感じだ。
「よかったら、終電逃したモン同士で飲まない?」
「これから青山のクラブに行こうと思ってるんで…」
「まあそう言わずに、1杯だけ奢らせてよ。それからクラブに行けばいいじゃん」
「じゃあ飲んで行こうかな」
ほい来た!新宿2丁目のオカマバーに入り、カウンターに並んで座った。
「私、こういう店に来るのは初めてなんで新鮮です」
「けっこう面白いでしょ」
スタッフのオカマに「キャリーパミュパミュみたいでかわいいわね」と煽てられ、彼女は楽しそうに笑っている。
「オカマバー、一度行ってみたいと思ってたんですよ」
「普段はどういうところで遊んでるの」
「渋谷です。新宿にはほとんど来ないですけど、今日は来て良かったぁ」
おっと、おっと! なんですか、その興味深いセリフは。
「そう言えばさ、さっきボクと会った通りに占い師いたでしょ? あの人ってけっこう当たるらしいよ」
「私、観てもらいましたよ」
「どうだった?」
「へーそうなんだ!ってこと言われました」
ハッキリ言わないあたりが可愛らしい。運命うんぬんを、その、まさに運命の相手であるオレに向かっては、恥ずかしくて口にできないのだろう。店に入って1時間ほど経過したあたりで、彼女が時計をチラチラ見始めた。
「私、そろそろ青山に行くよ」
まだクラブなんかに未練があるのかよ。てっきり今日はオレとしっぽりすると思ってたのに。
「じゃあ、ぼくもそのクラブ行こうかな?」
「行く?いいよ」 
だよね。運命の相手をムゲにはできないよね。目当てのクラブには、奇抜ファッションの若い子たちが、いっぱい集まっていた。ドリンクコーナーに並んでいると、数人の男女が近寄ってくる。
「あっ、めぐみー」
「おつかれー」
彼女は親しげに彼らとハグをしている。仲間か。ほれ、そんな西洋かぶれの挨拶はもういいから、早くオレを紹介しなさいよ。ところが彼女は言う。
「ちょっと私、向こうの友達のところに行ってくるね」
その後、彼女はまったく戻って来る様子はなく、オレはダンスフロアで一人で揺れているしかなかった。翌日の夜8時。新宿の路上に再びスタンバイしたところ、最初にやってきたのは、ずんぐりむっくり体型のおデブちゃんだった。
●何について観ましょう?
○結婚とかは?
●ちょっと手を見せてください。
○はい。 
●女性の場合の手相は、左手がメイン、右手がサブで観るんですけどね。
○はい。
●あなたは感情線の流れから観て、基本的に積極的な方だと思います。でも恋愛のときは意外と臆病になってませんか?
○なってますね…。
●積極的になってほしいですね。
○はあ…。
●というのは、実は、あなたのお顔をぱっと見てすぐに気づいたんですけどね。近々、というかたぶん今日ですね。これから運命の出会いがありますね。
○ホントですか?
●はい、あります。
○そうなんですか。
●大切な出会いです。頑張って積極的になってください。
鑑定が終わり、彼女が立ち上がった。
小走りで近寄り、横に並んで歩く。なるほど、虫象が適当にあしらわなかっただけあって、顔そのものはわりとカワイイ。
「そのパーカーってシャレてますよね」
「…はい」
「ぼくもそういうヤツ持ってるんですよ」
「パーカー好きなんですか?」
「そうですね。キミも?」
「はい」
「今日は仕事帰りとかですか?」
「いや、買い物とか」
会話は普通につながった。意識して積極的になっているのかもしれない。
「よかったら、パーカー好き同士ってことでメシでも食いますか」
「あっ、いいですよ」
ピザ屋に入り、ビールで乾杯。彼女は「後藤(仮名)です」と名乗り、意外なほどしゃべりまくった。バナナの皮を1秒で剥けるとか、いちごのヘタを1秒で3個取れるとか、反応のしようがない話題ではあるが。
ピザをむしゃむしゃ、ビールをぐびぐびしながら2時間以上も喋ったところで、彼女が
「そろそろ帰りますね」
「え、じゃあメアド交換とかしとこうよ」
「ぜひぜひ」
夜、彼女にメールを送ると、こんな返事が返ってきた。
〝今日はごちそうさまでした。ぜひまた遊びにいきましょう。仙頭さんのご都合がいいときに誘ってください〞
後藤さんと再開したのは、なんと翌日のことだ。深夜のメールで、お互い『早く会いたいね』と盛り上がったためだ。
デートの目的地、サンシャイン水族館へ向かう途中、彼女がたずねてきた。
「仙頭さんってカノジョとかいないんですか」
 この質問をしてくる女は、
1 気がある
2 気がある風を匂わせている
3 話題に困っただけ
に分類されるが、今日にかぎっては1番のような気がしてならない。きっとそうだ。
「うん、いないんだよ。後藤さんは?」
「いれば来ませんよ」
わあ、なんか始まりそうかも。太っちょだけどカノジョにしちゃおうかな。水族館やショッピングモールで談笑し、居酒屋へ。そこで彼女が不意に言った。
「仙頭さん、占いって信じます?」「うん、信じるね。信じたほうが幸せになれると思うから」
「へえ、男の人で珍しいですね」
「後藤さんは?」
「私も信じるほうですね。昨日も…」
おっと、昨日と来た。虫象のデタラメ占いを頭の中で反すうしている。運命の話をするの? それがオレだって話をするの?
「やっぱりいいです」恥ずかしいんだ。太ってても女は女だな。
その夜のホテル行きはかなわなかったが、プリクラでほっぺたキスまではもらっておいた。もはや2人は恋人同士といっていいだろう。さあ、いよいよ念願の結婚も間近なのでしょうか。新宿の母にでも占ってもらいに行こっと。

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超美人の方がナンパの反応がいいのか声をかけて実験してみた

SnapCrab_NoName_2023-6-18_6-30-57_No-00

ハイレベルな美人だけを選んでナンパするこの企画。前回は銀座で粘りに粘り、カラオケボックスでのオナ見せまで持ち込むことができたが、2度目のチャレンジはどうなるだろう。


東京随一のお洒落エリア、表参道と恵比寿で再トライした。
●「あの、タイプだったので追いかけてきたんですけど、よかったら…」
○「……」
(無言のままコチラを睨み、進行方向を変えて去っていく)
(スマホをいじりながら待ち合わせ風の女性に接近)
●「こんにちは。いま声を掛けないと後悔すると思って…」
(こちらを一瞥後、言い終わる前に歩き出す)
●「ハア、ハア、すみません、さっき向こうで見かけて…」
○「あー、すみませーん」
(話しかけた直後に、頭を下げて早足で立ち去る)
(腕を組んで待ち合わせ中の彼女に近づき)
●「お姉さん、ちょっといいですか?」
○「ちょっとなら」
●「え、ちょっとだけ?」
○「フフ、いま待ち合わせ中なので」
●「いや、すごい素敵な人だなーと思ったんで、よかったらお友達になってもらえないかと思って」
○「いや〜はは。それはちょっと」
●「お友達がムリなら、お知り合いでどうですか?」
○「いや〜いいです。フフ」
●「お知り合いぐらい、いいじゃないですかー」
○「すみません、友達と待ち合わせしてるんで」
(嫌そうな顔をされたので、すぐにすみませんと謝って撤収)
(早足のお姉さんの横に並んで)
●「こんにちはー」
○「……」
●「どこ行くんですか?」
(無言のまま会釈して立ち去る)
さすがは都内屈指のお洒落エリア。およそ15分に1人の割合でハイレベル美人に遭遇できる。が、何も考えずに突撃したからか、まったくもってお話にならない結果に。次は「褒め」から入る作戦で行ってみよう
●「すみません、あまりに美人さんだったので追いかけてきたんですけど」
○「あ、すみません」
(目も合わせず歩き続ける)
●「あの、よかったら少しでいいんで…」
○(同じ姿勢のまま歩き去る)
(歩道に立って携帯を打っていた女性に)
●「おキレイですね」
○「え?」
(笑顔でこちらを見る)
●「そこに美味しいパンケーキ屋があるらしいんですけど、よかったら一緒にどうですか?ご馳走するんで」
○「あーごめんなさい、いま人待ってるんで」
●「あ、お友達ですか?」
○「カレシです。すみません」
(横断歩道の信号待ちスーツお姉さん)
●「すみません、いまスーツ美人さんを探し
てたんですけど…」
○「あ〜、いま仕事中なんですよ〜」
●「すぐ終わりますんで」
○「あ、すみませんけど」
(信号が青になり小走りで立ち去る)
(信号待ちしていた美人)
●「お嬢さん、育ちが良さそうですねー」○「え…」(驚いた顔)
●「いま日本一のお嬢さんを探してるんですよ」
○「テレビとかですか?」
●「いえ、趣味なんですけど、ご両親は大富豪ですか?」
○「ハハ。違いますよ。すみません、ちょっと用事があるんで」
(信号が変わると同時にペコリと頭を下げて立ち去る)
●「突然ですけど、健やかな美人さんですね」
○「え?何ですか?」(イヤホンを取る)
●「すごい健康的な美人さんだなーと思って、思わず声掛けちゃいましたよ。突然すみません」
○「ハハハ…」
●「いま何してるんですか?」
○「これから友達とランチに」
●「あー、ちなみに彼氏さんとかいるんですか?」
○「え?カレシ…は、いないです」
●「マジですか。奇遇ですね。なんつって。あはは」
○「アハハハ」
●「え、よかったらお友達になってくださいよ」
○「え、や…、えっとー」
●「友達がダメなら、お知り合いでもいいので」
○「あー…はは」
●「ライン交換でもいいので」
○「じゃ、ID教えてもらえたら登録しますよ」
●「ありがとうございます」
その場で俺のラインIDを紙に書いて渡し、笑顔で別れた。
(スタスタ歩く女性の横から)
●「こんにちは。いま美人さんにこうやって声をかけて、お茶に誘うっていう修行してるんですよ」
○「プッ!フフフ」
●「まあ、怪しい宗教なんですけど…」
○「え〜!本当ですか?」
●「冗談ですよ。ちょっとだけでもいいんで、軽くお茶と甘味なんぞをご馳走させていただけないですか?」
○「いやー、あはは」
(左手の薬指に指輪が見えた)
●「あれ、ひょっとして結婚されてます?」
○「はい、してます。なので、すみませんけど」
(笑いながらもスタスタ歩き去ってしまった)
●「あまりにお綺麗だったので追いかけてきたんですけど」
○「あ、すみません」
●「少しだけでもいいのでお話を…」
○「あ、すみません」
(険しい表情でスタスタ歩き去る)
●「すみません、モデルさんですよね?」
○「いえ、ちがいますけど」
(後ずさりしながらも笑顔)
●「あれ、そうですか。なんか雑誌でみたことあるけどな。今日は買い物で?」
○「いえ、何となくヒマだったんで。ハハ」
●「そうなんだ。あ、ノド乾きません?よかったらお茶でも飲みませんか?」
○「いやいや。ハハハ」
●「ご馳走するんで」
○「いえ、せっかくですけど、ごめんなさい」(さらに粘ってみたが、笑いながら何度も拒絶されてあえなく断念)
皆さん笑顔で応じてくれるようにはなったが、やはり美人は普段からホメられ慣れているせいか、劇的な効果が感じられない。どうしたものか。ここで気分を変えるために場所を移動することにした。
恵比寿の某ショッピング街でナンパ再開!
●「すみません、ガーデンプレイスってどっちかわかります?」
○「あ、そこを左に行けば着きますよ」
●「あ、ありがとうございます」(立ち去ると思わせて話しかける)
●「あ、いまって忙しいですか?
もしよかったら軽くお茶でも行きません?」
○「あ、いや、ちょっと忙しいんで大丈夫です」
(携帯を見ながらその場から立ち去る)
(カフェの前の立て看板メニューを見ていた彼女に接近)
●「あの、もしよかったら、ご馳走しますんでご一緒してもらえませんか。1人だと寂しいんで。はは」
○「え…、あ、いえ、せっかくですけど…」
(驚いた顔で後ずさり)
●「あ、すみませんでした」
(そそくさと退散)
●「すみません、お姉さんお洒落ですね。いま企画でファッションチェックしてまして」
○「あ、はい」
●「いま着てる服はどちらのブランドですか?」
○「あー、上が○○で、スカートは○○です」
(どちらも聞いたことのないブランド名)
●「フムフム。似合ってますねえ」
○「なんの調査ですか?」
●「えーと、新しく開くウェブサイトです。人気ブランドランキング的な」
○「あー…」
●「良かったら、もう少しお話聞かせてもらえませんか?近くの喫茶とかで」
○「あー、はい。いいですよ」
●「え、いいんですか!?ありがとうございます!」
というわけで、ニセのファッション調査の名目で、お茶に連れ出すことができた。彼女はデザイン会社で働く29才のOLさんで、名前はミナミさん。
どうにかゴマかしながら、架空のファッション調査を終えて雑談へ突入したところ、映画や本の話でそれなりに盛り上がり、彼女の次の予定までの2時間近くもの間、お付き合いしてもらった。
最後に連絡先の交換もしたし、2年以上恋人がいないと言ってたし、わりといい雰囲気に持ちこめたと思う。


翌日、再び表参道に戻ってナンパを開始した。架空の調査のアプローチがヒットだったので、今日も同じ作戦で攻めてみよう。
●「こんにちは。いま雑誌の取材で、美人さんの彼氏いない率を調査してまして」
○「フフ……」
(笑いながらもスタスタ歩みは止まらず)
●「失礼ですけど、いまカレシさんいらっしゃいます?」
○「はい、いますよ」
●「関係は良好ですか?」
○「はい、仲いいですね」
●「はい、ありがとうございます」
●「こんにちは。いま美人さんは出逢いを求めてるってホントなの?  って調査を」
○「あはは、すみませーん」(笑顔だがスタスタ歩き去る)
(電話が終わるのを待って接近)
●「こんにちは、いま雑誌で美人さんの彼氏いない率調査をしてるんですけど、今います?」
○「はい。先月から付き合い始めたばかりなんですけど」
●「じゃ、いまも仲は良い感じですよね?」
○「フフフ、そうですね」
●「ありがとうございましたー」(そそくさと撤収)
(喫煙所にいたお姉さんに近づいて)
●「こんにちはー。いま美人さん100人調査ってのをやってまして」
○「何ですかそれ。ハハ」
●「すぐ終わりますんで。結婚はされてますか?」
○「してないです」
●「ご両親とは仲良しですか?」
○「母とはあんまり。ファザコンです、わたし」
「ファザコン。じゃ彼氏さんも年上で」
○「いまは彼氏いないですね」
●「あ、そうですか。へーもったいないですね」
○「いえいえ、そんなことないです。ハハ」
(さらに色々と適当な質問をぶつけて)
●「あの、調査とは関係ないんですけど、今日はこれからどちらに?」
○「ちょっと買い物に」
●「そうですか。あの、よかったら少しお茶でも飲みに行きません?」
○「あー、今からちょっと行かないといけないんですよ」
●「じゃ連絡先とか教えてもらえませんか?個人的にお誘いしたいんで」
○「ああ、はい」
ラインIDをゲットできた。よっしゃ!
●「こんにちは。いま企画で美人さんの恋愛事情を…」
○「あ、すみませーん」(スタスタ歩きが止まらない)
●「10秒でいいので」
○「すみませーん」(歩き去る)
(ゆっくり歩いていた女性に)
●「こんにちは。いま独身美女に突撃って企画をやってまして」
○「えー、ハハ。あの、わたし結婚してますので」(笑顔で)
●「あ、そうですよねー。すみません」
●「こんにちは。いまキレイなお姉さんに色色と聞いて歩いてるんです…」
(いい終わる前に)
○「すみません、ちょっと急いでるので」
もうムリです。完全に心が折れました。
が、話はここで終わりません。連絡先を交換した3人のうち、恵比寿でお茶に付き合ってくれた16番のミナミさんとラインのやり取りを経て、週末の夜に食事デートの約束を取り付けることができたのだ。ラインで彼女の趣味のアートやらペットの話題にまで展開したので、だいぶ距離は縮まったはずだ。すでに彼氏がいないことは確認済みなので、どうにか恋愛モードに持ち込んでゴールを決めたい。待ち合わせ場所にやってきたミナミさんと一緒に、予約した店に向かい、ビールとカクテルで乾杯する。軽く世間話を交わし、互いの仕事や共通の趣味の話題を挟んでから恋愛話を振ってみた。
「この前、2年以上カレシいないって言ってたけど、好きな男とかもいないの?」
「うーん、いない。職場も女の子ばっかりだし」
「モテそうなのにね」
「うーん…」
「ん?どうしたの」
「前に付き合ってた人が、ちょっと色々とおかしい人で…」
何の話かと思ったら、2年前に別れた彼氏がDV男だったらしく、軽く男性不信になっていたらしい。
「じゃ、こうして男と飲むのも久しぶり?」
「うん。今日はだいぶ緊張したよ。フフ。でも歳も歳だし、前を向いて行こうかな、みたいな感じに思えてきたから」
「じゃ、俺と会ってみても、怖いとかはなかった?」
「うん、大丈夫。最初に声掛けられたときも大丈夫だったし」
あれ、これはひょっとして、俺を恋人候補として考えてます的な告白なんじゃないの?そんなタイミングでこんな男に捕まってしまうなんて。彼女、よっぽど人を見る目がないんだな。ミナミちゃんはお酒は弱いと言いながら、すでに2杯目を飲み干しそうな勢いだ。

時刻は夜の10時。ホテルに誘うにはいいタイミングにも思えるが、男性不信だった子を、最初のデートで誘うのはちと早い気もする。
「ミナミちゃん、もう帰りたい?」
「ううん、そんなことないよ」
「じゃ、もう少し飲もうか」
2軒目の誘いにもすんなりOKが出た。バーテンのいる店に入り、少し強めのカクテルを飲みながら肩を寄せると、彼女も身体をくっつけてくれる。ほとんど大した会話もしてないけど、イケそうな気がしてきた。「そろそろ出ようか」「うん」
店の外に出ると同時に手を繋ぎ、無言のままホテル街へ向かった。

結局、一切突っ込みが入らないままホテルにチェックイン!こんな奇跡のような展開もあるんだな。

「結構飲んだね」「うん…」
ホテルのベッドに並んで座り、無言になったタイミングで顔を近づけると、さっきよりも目元をトロンとさせた彼女も顔を寄せてきて、すぐに唾液を交換するほどの激しいキスに。やっぱ綺麗な子とするキスは美味しい。チンコも一瞬にしてギンギンだ。
そのまま押し倒して脱がせていくと、予想よりも白くてぽっちゃりした身体が姿を現した。乳首は綺麗な薄ピンクだし、下の毛も上品な感じの生え方だし、申し分ないエロさです。

いざ攻めようと思ったら、彼女の方からチンコをパクリ。

しかもDVの前カレが仕込んでくれたのか、舌と両手を駆使したネットリとした長めのフェラを披露してくれる。こんなに綺麗な顔してバキュームフェラを仕込まれてるなんて。
彼女にとって2年振りのセックスだっただけに、挿入の瞬間はかなり痛がっていたが、ゆっくり時間をかけてあげると「気持ちいい、気持ちいい」と綺麗な顔を歪めて喘ぎだした。

正常位から騎乗位、バックとガンガンにハメて、最後は彼女の白い背中にたっぷり発射。大満足のプレイになったのだった。まさかの大勝利です。こんなミラクルも起こるんですねえ。

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人妻をナンパするならまずは子供を褒めろ・ビデオ初ハメ撮り女はバツ4熟女

ビデオ初ハメ撮り女はバツ4の人妻 
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先日の昼間、仕事をサボッて会社の近くの公園散歩してたんですよ。
あーああヒマだなーなんてアクビを噛み殺してたら、砂場で小さな子どもと遊んでる奥さんを見つけましてね。これがまた妙にエロいルックスなんですよ。
周囲に人もいないしちょいと行ってみるべーかなんて、途端にソノ気になっちゃって。けどストレートに声をかけても怪しまれるのがオチでしょ。
で、ニコニコ笑いながら、子供に手を振ってみたんです。そしたら、上手い具合に、子供がよちよち歩いてきてボクのズボンの裾を引っ張り始めましてね。
「コラ、だめでしょ。どうもすいません」
「いえ可愛いお子さんですおいくつなんですか」
とても一児の母には見えないこの奥さん(自称、24才)、白いワンピースが気合い十分
「今月12才になったばっかりんですよ」
「ボクもそろそろ欲しいんだよあ」
「奥さんいらっしゃるんですか」
「ええ。まあんまり上手く行ってないですけどね」
「あらあら奥さんカワイそうじゃないですか」
三〇分ほど立ち話したかなあ。さすがに即マンとはいかなかったけど、「じゃあメル友になりましょうか」ってその場で携帯アドレスをゲットしたんです。いやー驚きましたよ。どうやってオトそうか悩んでたら次の日からすぐに〈実は私もダンナとうまくいってなくて〉
〈女って子供を産むと魅力なくなるのかな〉
なんてメールが入り始めるんですから。取り繕っててもそこは人妻、やっぱり欲求不満なんでしょうね。実際デートに誘ったら、二つ返事でOKが出ましたからね。居酒屋でも「今日ダンナ出張なの」なんて自分からしなだれかかってきて。もちろん朝までヒーヒー言わせてやりました。世のダンナ様方、ボクみたいなオオカミに喰われないようにたまには奥さんの尻を触りましょうね(笑)。
そんなド派手な下着どこに売ってんだよ
馬乗りになると、さすがに妊娠線が目立ちます

初ハメ撮り
自己紹介をすると、「歳なんかどうでもいいの。あたしだって偉そうなこといえないかり」と殊勝なことば。試し撮りの結果は時々面が一瞬白くなる以外はなんともない。十分、ハメ撮りに耐えうる「あたし歳もいってるし、体もポチャめよ」
耳、首、乳へそ、手足の指まで舌を使って紙めまくり「大事なところはベットでね」と言うとこなんざプ口のお手並みだ。
ベッドルームに戻りビデオカメラをセットする。
「なつかしいな。これでも裏ビデオやったことあるんだから」
「裏ビデオまで出てたのか」昔は関西方面では知られた女優で、痩せていたころは八代亜紀似を売り物にして人気があったそう。
欲求不満の人妻が逆ナンしてくるプール

今回は編集部の依頼で、一つの情報を追うことになった。

「河内さん、大阪市内にあるPていうプール、知ってます?」

「P?弁天町にあるやつかなあ。行ったことないけど知ってますよ。大型の屋内プールでしょ」

「それそれ。で、読者からの情報なんですけど、平日の昼間Pに欲求不満の人妻が逆ナンしてくるって情報がありまして」

「なんです、それ?」

話を聞けば、読者が平日の昼間Pに行ったところ、施設内のサウナ室に人妻らしき女性が何名かおり、その中の1人から声をかけられ、そのままホテルでエッチしたらしい。プールで水着姿の人妻から逆ナンされ、即エッチ。何とも、うらやましい体験をしたもんだ。しかし、Pは有名なプールだし、家族連れも多い。日常的に人妻が男漁りしているとは、とても信じがたい。その読者がたまたまラッキーだっただけじゃないだろうか。

「ですから、そこんとこ河内さんに確認してもらえないかと」

うーん。何とも心許ない話だが、万がーということもある。ここは、やはり自分の目で確かめた方がいいだろう。
昼過ぎに1時間ほど時間ができたので、偵察がてらPを覗いてみることにした。入場料2100円を払い中へ。スーツ姿で1人っきりだと、場違いな雰囲気は否めない。人妻が男漁りなんて、そんなアホな話、あるんかいな。気分は極めてネガティブだ。

が、ロッカールームで着替え始めるともし逆ナンされたら、次のアポ、キャンセルせなあかんなと途端にウキウキしてしまうかり、俺も調子がいい。しかし、ことナンパにおいては、このプラス志向こそが重要なのである。いや、今日の俺はナンパするのではなく、される側だった。けど、改めて考えれば、俺はすでに37才。仮に逆ナン女がいたとして、こんな男が対象となりうるのだろうか。期待と不安が入り交じった気持ちで、らせん階段を上ると、半透明のドームにおおわれたPが目の前に現れた。
想像以上に広く明るい。平日だというのにかなりの賑わいだ。一番目につくのは子供連れの母親が2、3家族で来ているパターン。学生らしき客も少なくない。さてお目当ての、暇をもてあました人妻はどこにいるんだ。とりあえず読者の情報にあったジャグジーに行ってみるか。

ジャグジーは直径2-4メートル程の円形のものが4カ所。俺が入ったのは、ファミリープール横の小さなタイプだ。すでに、1組のカップルと2組の親子が体を温めているところへ、大の男が加わるとさすがにぎゆうぎゆうである。

足や腕を少し動かしただけで隣の女性に触れてしまう。が、誰も気にする様子はなく、気持ちよさげだ。ジャグジーの上には、底まで透明のプールの川が流れており、水着の女性が泳いでいる。いい目の保養だ。しばし、その姿を下のアングルから眺めていると、隣の親子がジャグジーから出て、代わりに30代前半の女性が2人はいってきた。両方とも若奥さんといった感じで、ルックスもまあまあ。

2人は入った途端、すぐ隣で世間話を始めた。俺の腰に片方の女性の尻が当たる。見ず知らずの女性との肌の触れ合い。いやあ、なんだか興奮してきたぞ。しかし、当然ながらそれ以上は何も起こらない。俺もすでに20分はつかっており、だいぶノボせてきた。いったん出るか。少し身体を冷やした後、25メートルプールの横に設置された六角形の小屋状のサウナルームへ。

先客はおらず、待っても2組のカップルが入ってきただけだ。サウナを出て、再びジャグジー巡り。肝心の単独人妻らしき女はどこにも見あたらず、いるのは、子連れの客、カップル、バアサンばかり。虚しい時間が過ぎていくやっぱり今回の情報、たまたま体験したことに過ぎなかったようだ。

隣の若奥さんにいきなり手を握られ

落胆気分で、最初にはいったジャグジーに。せっかくだから、若い女の肌に接触してから帰るか。ただ、この人数では密着とまではいかない。あと2人も入ればギュウギュウで、いい感じになるのにな。そう思っていたところへ、2人の女性がジャグジーに。見れば、最初にここへ入ったとき、隣にいた若奥様風の2人だ。これで女5人に男は俺1人。肌もほどよく密着してきた。ああ、もう十分だろう。

しょせん、逆ナンされるなんてありえない話なんだ。編集部には、そのまま報告すればいいだろ、そう思い、ジャグジーを出ようとしたそのとき、予期せぬことが起きた。右側にいた若奥様風が突然、俺の手を握ってきたのだ。いや、それまでもずっと俺と彼女の手は当たってはいた。が、この力の具合、どう考えたって意識的やんけ。

緊張と興奮。血液が逆流するとは、こんな感じをいうのか。彼女は俺の手を握ったまま、友だちと話している。つないだ手はジャグジーの泡で見えないとはいえ、なんて大胆なんだ。友だちがジャグジーから出るのを待てという意味か。そしたら次のアプローチがあるのか。5分、10分。友だちに出る気配なし。

と、そこへ「ママー」の声が聞こえたかと思うと、小さな子供がやって来た。うへー、子連れだったんかい。しかし奥さん、子供と話しながら、まだ手を離さない。なんちゆう母親や。結局、この後まもなく奥さんは、子供に手を引かれジャグジーから出ていってしまう。一瞬、後を追いかけようかとも思ったが、子連れではどうにもならん。今日のところは退散するしかないか。

とりあえず、この日行ったかぎりでいえば、日常的に人妻が男漁りをしている感じはなかった。が、それもまだ世間が夏休みで、子連れや学生が多いという点が影響しているようにも思える。休みが終わり、プールがすけば、子供も学校へ行って暇になった人妻が単独でやってくる可能性は大だろう。

あと、もっーつ気になったのがスポーツクラブの女性会員だ。Pには有名なスポーツクラブが併設されており、会員は無料でプールが使用できるらしい。これもまた9月になれば会員の人妻が泳ぎに来るのではなかろうか。よし、9月にまた再調査だ。結論をだすのはまだ早い。

とよた真帆似の美女1人でジャグジーへ
9月。1週問ぶりにPを訪れると、状況は一変していた。学生風はほとんど見当たらない。代わって目立つのが奥様対象の水泳教室の生徒と、スポーツクラブの会員だ。25メートルプールに設けられた会員専用のコースで黙々と泳いでいる。予想が当たったと言えなくもないが、残念ながらその大半が60代以上のバアサンだ。

ジャグジーに入ってもバアサン比率は高く、ビヤ樽みたいな体型がギュウギュウ詰め。うれしくも何ともない。気を取り直してサウナに行くと、先客が1人。またもや50代後半と思しき女性だが、こちらはクラブで響えているのか歳の割りに引き締まった身体で、競泳用水着などをお召しである。しかし、バアサンであることに変わりはなく、彼女が仮にアプローチしてきたところで、俺にその気はまったくない。なんてことを考えてると、イヤな予感は的中するものだ。

競泳バアサン、俺と目が合った瞬間、微笑みを返してきたかと思えば、こちらに紙めるような熱い視線を送ってきたのだ。頼むからやめてくれ。俺はしだいにいたたまれなくなり、最後は「お先に」と逃げるよう麟にサウナを出た。

結局、この日も収穫なし。スポーツクラブの会員に、いい感じの女性がいるにはいたが、泳ぎに没頭しており、逆ナンする気配などかけらもない。状況から判断するに、これ以上追っても逆ナン人妻に遭遇できる可能性は極めて低いだろう。が、俺はまだあきらめきれなかった。もともとシツコイという性格もさることながら、初回にジャグジーで手を握られたことがどうしてもひっかかるのだ。

その後、しばらく仕事に忙殺される日々が続き、三度Pを訪れたのは9月20日。いくらなんでも、今日何もなければすっぱりあきらめよう。ひとまず25メートルプールを1周して様子をうかがう。平日昼間とあって相変わらず客は少ないが、今日は若い女性の姿もちらほら目につく。

例によって、まずはジャグジーに入る。と、しばらくして30少し前ぐらいの女性が中へ入ってきた。ピンクのワンピースの水着姿で、体型はスリム。スッピンのその顔は、タレントのとよた真帆似といえなくもない。雰囲気からして1人で泳ぎに来ているようだ。この女性から逆ナンされたら、俺は問題なく誘いに乗るだろう。なんとか声をかけてくれないものだろうか。

しかし、何度か目は合ったものの、何の動きもなし。彼女はそのまま10分ほど暖まると、またプールに戻っていった。ダメか・・
サウナで2人っきり。さあ声をかけてこい
ジャグジーを出て、何気にスポーツクラブ専用コースの方へ足を向ける。と、そこにはクロールでゆっくり、先ほどの彼女の姿があった。相当通っているのだろう、泳ぎが実にスマートだ。25メートルを3、4回往復した後、サウナ室へ。おつと、これはチャンスかもしれない。不自然にならないよう、しばらく間を置いてから後に続く。サウナ室には彼女の他に、40代くらいのカップルが1組。俺は少し離れて彼女の横に腰かけた。

5分くらいでカップルが出ていき、彼女と2人っきりになった。願ってもないンチュエーションである。さあ声をかけてこい。俺を逆ナンしてくれ。なんて願いは通じるはずもなく、彼女はこちらを見ようともしない。関心ゼロ。さみしいもんだ。うーん、このまま手をこまねいているしかないのか。誰かがサウナ室に入ってきたり、彼女が出ていったが最後。チャンスが消えると思うとイライラしてくる。

くそ、もつこうなったら自分から行ったれ。俺は彼女が顔を上げた瞬間、思い切って声をかけた。

「あの、今日はお1人でこられたんですか」

「え?はい。もーつじき友だちが来るんですけど」

無視を覚悟していたが、意外に嫌がる風でもない。よし、ここは大事にいこう。

「今日はお仕事、お休みで?」「いえ、これからなんです」

これからってことは、夜の仕事か。ホステスさんか。

「あなたも会員さんなんですね。今日はお休み?」

俺のレンタル水着に入っているスポーツクラブのロゴをみて勘ちがいしたのだろう。「いゃ、会員じゃないんですよ。仕事の合間にたまに来るんです。運動不足なもんで」
なかなかいい感じだ

「もうお昼食べたんですか。よかったら一緒にどうです?」
すいません、友だちと行くことになってるんで・・ともだちは男なのか。

「じゃあ、それまでビールでもいかがですか」「はい。少しだけなら」

この後、俺たちはプール内のカプエラ繊シジでビールを飲みながら今度会ったら一緒に食事に行こうと別れた。本気かどうかわからないが、やたら愛想がいい。しかも彼女、別れ際にこんなことを口にしたのだ。

「私、たぶん来週の火曜に来ると思いますけど」

来る日を数えてくれるなんて、脈があるとしか思えない。いや、それとも単純にプール仲間と見なされているのか。真意はつかみかねるが、いずれにせよ「逆ナンされたい」という当初の目的からは大きく外れてしまったことは事実。こうなったら、せめて彼女をモノにしたいものだ。

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東北の女性は他人に優しいので東京もんを受け入れてくれる!?山形・秋田・仙台ナンパ体験記

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山形の七日町やっと街らしい街にたどり着いた。そうだなあ、東京でいえば三軒茶屋くらいの大きさだろうか。ここなら何とかなるかも…と思いきや、山形唯一のデパート松坂屋が潰れていたりして、いまいち盛り上がりに欠ける。人の数もボチボチといったところだ。とりあえず肩慣らしのつもりで2、3人の若い女性に声をかけてみた。反応は冷たい。

「東京から来た」とさりげなく口に出しても、特に関心はなさそうだ。やはりアマくないか・・それでも、どうにか5人目にして喫茶店に誘っことに成功。ホステスをやってるという20才のユカは、東京から来たという僕に期待どおりの関心を示した。

「そうなんだよ、ちょっとした仕事があってさ」

「大変ですね。お仕事は何をされてるんですか」

「あっうっうん。ファッション関係をちょっとね」

「素敵ですね」「うん・・」

ホステスとあってルックスはイケてるのだが、どうも口調が固い。経験上、こうしたコはなかなかHに持ち込めないことを僕は知っている。結局、彼女とは30分ほど話し、携帯の番号だけ交換して別れることになった。ま、出だしとしてはこんなものだろう。

しだいに人通りも少なくなり、店が閉まる8時ごろには、歩いている人自体チラホラ見かける程度だ。ったく、これじゃ話にならねーよ。期待の即アポ即マンなど夢の夢。はーあ…。山形初日の夜はこうして更けていったのだった。

2日目、僕のやる気をあざ笑うかのように曇り。予報ではタ方過ぎから雨らしい。せっかくの週末だといっのにツイてない。それでも、昼どきなら暇なギャルがラーメンでも食いに来るかと、改めて七日町へ出かけてはみたが、若い女なぞどこにもいない。

…イカン、イカン途方に暮れる思いでホテルへ戻ったのが3時過ぎ。と、アレレ、駅周辺に若い女性がいっばいいるじゃないの。明らかに昨日と雰囲気が違ってる。そっか、明日から連休だもんな。さっそく、ヒマそうにしていた矢田亜紀子似にアプローチ。「あのさ、時間あるならお茶でも飲まない?」直球勝負である。

「あっ、オレさ、東京から来たばかりで山形のこと全然知らないんだよ。で、よかったら山形のこと教えてくんない?」

「え、うん、別にいいけど」

彼女が東京に反応したことは明らかだ。乗り気じゃなさそうだが、経験上こういうコは意外と簡単に落ちる。さっそく、僕は彼女をメトロボリタンホテルのラウンジへ誘った。

「ふーん、大学に通ってんの?」「医療系なんですけど、なかなか就職先がなくて」

大変だよね。他愛のない会話ではあるが、亜紀子は徐々に心を開いてきている。も一うちょっとだ。

「あたしも東京に行ったことありますよ、渋谷に。109とかいいですよね」

東京の知識があるコはやはり喰い付きが違う。ここが押しどころである

「まだ時間あるでしょ、よかったらご飯一緒に食べようよ。休みだし、いいじゃん。もつと東京の話とかしようよ」

とこうして、何だかわからないうちに、部屋まで付いて来てしまった亜紀子。となれば、やるコトはーつで僕は当然のように彼女をいただいてしまった。ま、その後、近くの定食屋に入り山形名物の米沢牛の鉄板焼きなどをこ馳走してあげたから、彼女も喜んでました。

秋田に旅発った。同じ東北、2時間も電車に乗れば着くだろうと思いきや、これが大間違い。いったん仙台に戻り、改めて新幹線に乗り換え秋田を目指す、この一番近いルートでも4時間近くかかるのだ。まっこれも旅の醍醐味であろう。

昨日の成功に気を良くしてか気分も軽やかだ。秋田は想像以上に近代的で規模の大きい街だった。人の流れも山形より多い気がする。またしても駅近くのメトロポリタンホテルに宿を取り町中へ。まずは、周辺の情報を仕入れるため近ぐのコンビニで地元タウン誌を購入した。

テレクラの広告なども掲載されており、もしものときの役に立ちそうだ。が、当然ながら、ナンバに適した場所など載ってない。例によって、ホテルのフロントに聞いてみた。

「若い人ですか・・飲み屋なんかたくさんあるのは、川反ですけど」

川反か、よくわからんが行ってみよう。地図で見るとそんなに遠くでもなさそうだ。こうしてストリートを歩きだした僕ではあったが、進むにつれ人が少なくなっていくのに正直、驚いた。通り沿いにはビルや結構大きなホテルなどがそびえているのに、だんだん暗くなっていくのだ。これが東北なのか。大きな川を越え、ようやく川反へたどり着いたのが、歩いておそよ30分後。

しかし・・人が全然見当たらないのだ。ハハハ。思わず渇いた笑いがもれてしまう。いや、ここはまだ川反のはずれ。奥に行けば違うはず、と自分を納得させるが一向に変化が見られない。

これが歓楽街だとでもいうのか。悪い冗談だろ。大半の店が営業しているんだかいないんだか、看板に明かりもついてない。まるでゴーストタウンじゃねーか。と、そのとき、狐につままれたような感覚に襲われた僕を救うかのように、コウコウと明かリを灯したー枚の看板が現れた。

〈川反夜遊びガイド〉と書かれている。地獄に仏とはこのことか。迷わず入る。広さは5坪程度か。20代のメガネ男が1人で客はゼ口。壁にキャバクラやヘルスの張り紙がまばらに貼ってあった。

「情報が少ないですね・・」

「そうなんですよ、まだ出来たばかりなんでね。本当すいません」

何が申しわけないのか、やたらとへりくだった腰の低い対応である。しかし街がこんな状態じゃ、僕も何をどう聞いていいのかわからない。まったく、これではナンパどころじゃないが、せっかく来た川反。ここは一発テレクラで勝負してみるか。

しかし、そこは築30年はゆうに経っているだろう、壮絶なまでのボ口家屋。しかも、フロントに今日の鳴りを聞いたところ、ふて腐れた調子で

「なんないすね…」としか返ってこない。ダ、ダメか…。結果は言うまでもなかろう。2時間半いて、コールは皆無。イタズラと無言のオンバレードだ。おかげでワタシ、店にあった漫画を6巻まで読んでしまいました。
秋田にこれ以上いても、成果も挙げられないに違いない。仙台に向かった方が正解だろう。

翌日午前10時新幹線の時間までまだー時間もあり、僕は外をうろつ<ことにした。もちろん何も期待しちゃいない。単なる時間ツブシだ。しかし、ここで信じられないことが起きてしまう。なんと、ホテルを出て1分もしないっち、たまたま見かけたフリーターあゆみに声をかけたところ、これが網にかかってしまったのだ。

よく言えば鈴木あみに似たルックス体系はいかにも男好きしそうである。買い物に出てきたという彼女をとりあえず駅前のミスドに誘い、コーヒーを飲む。会話の感じもま
ずまずってところだ。しかし、一方で新幹線の時間が迫り気が気ではないの事実。ど
うしよう。いっそこのまま秋田に留まるか。

ただもう一度チェックインしていたら、その隙にトンズラされる恐れもある。僕の脳みそは高速で回転した。

「オレ、この後仙台いくんだけどさ、よかったら一緒に行く?」

「えっ行く行く。どうせヒマだったし」

信じられない。冗談のつもりだったのに、OKするとは。しかし、ここで躊躇していても仕方がない。僕はあゆみを連れて仙台行きの新幹線へ時間ぎりぎりに飛び乗った。

もちろんこの時点で、まだあゆみがどういうコなのか皆目見当もついていない。しかし、これも成り行きである。

電車が動き出して、彼女は早々と眠りについた。おまえなんて大胆なんだよ。あきれる一方で、もう1つの邪悪な考えが脳をかすめる。チャンスちょっと触ってみるか。それで嫌がるなら、それだけの女。仙台に連れてったところで、決してヤレはしないだろう。試す価値ありだ。静かに足から尻、そして胸。調子にのりナマ乳をもむ。と、思わず吐息を漏らすあゆみ。これならいけるぞー
まあ考えてみれば見知らぬ男にホイホイついで来るようなコである。そう心配するようなこともなかったか。秋田から約2時問。仙台のホテルに着くや、僕はさっそく頂戴した。思ったとおりピチピチで、文句の付けようがない。しかし現金というか鬼畜というか、一発やってしまえばいもう足手まとい以外の何モノでもないから困りもの。

とりあえず2人で市外見物した後少し早いを飯を済ませ、僕は彼女を無理矢理新幹線に押し込んだ。仕方ないんだよ。許せあゆみ
さて、仙台で改めて勝負。しかしやっば都会ですわ、ココは。へたすりゃ渋谷なんかよりデカいんじゃなかろうか。これならナンパも楽勝じゃん。なんて実に甘い考えで街へ繰り出してみたものの、やばり現実はキビしかった。すでに夜8時を回っでいるのも災いしてか、声をかける口のほとんどに

「家に帰るから・・」と断られてしまうのだ。しかも明日からまた学校、会社に行かねばという思いがあるようで、たいていのコが不機嫌だったりもする。仕方ない。こんな日はもうホテルに戻ってふて寝しよ、幸い昼間あゆみとヤったので下半身は軽い。

翌朝、起きてカーテンを空けたらき眼下に快晴の街が広がっていた。遠い東北の地に降り立ってからすでに4日目。ここまでの成果を思い返してみれば、まあまあと言えなくもない。〈東京もん〉の効カもそこそこ発揮されているような気もする。

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